Teradata Manager Data Warehousing > Tools and Utilities Teradataデータベース・システムの集中コントロール・センター Teradata Manager データウェアハウスの可用性と最大限のパフォーマンスを維持するためには、 リソースとワークロードの分析 が不可欠です。Teradata Manager は、集中的なモニタリングとコントロールで、Teradataデータベース 管理者(DBA)の日常の運用管理業務を簡素化します。 1. パフォーマンスとワークロードの 分析/管理 ロード管理レポートは単一で見やすいダッシュ Teradata Managerは、 パフォーマンス分析 ボードに表示されます。 することも可能です。そして、全てのワーク のために定期的にデータベース・システムの リソース使用状況をモニタリングします。CPU、 Teradata Manager Trend Analysis は、 ディスクI/O、 メモリの各使用率、 テーブル・ ワークロードに関する要約データを収集し、 データの増加量、 データベース領域の使用 パフォーマンスの履歴やリソース使用率の傾 状況、 クエリーの応答時間、ユーザー数など 向をレポートします。これらの情報は、各ワー の履歴情報と傾向をレポートとチャートで表 クロードをビジネス・ニーズにより適合させるた 示し、 システムが常に高い性能を発揮し続 めの改良に役立ちます。また、 これらの情報 けるために管理者が行う分析作業を強力 を用いて、適切なリソース使用率を超えてい にサポートします。これによって、管理者は、 る時間帯や特定のクエリーを判断すること 現在の問題や予見される問題を解決する ができます。ワークロードに関する理解を深 今日、多くの企業がデータウェアハウスを ためのアクションを、即座に行うことが可能と めることで、Teradataシステムの稼動をより 導入し、利用度の高い意思決定支援シ なり、 システムのパフォーマンスと可用性を最 円滑に保つための適切な調整を行うことが 大化することができます。 できます。 ステムの理想モデル − 全社レベルの 情報を統合、一元化するデータウェア Teradata Manager Dashboard は、 Performance Monitor(PMON) は、 データベー ハウス − を目指して、多数のデ ータ Teradata Dynamic Workload Manager ス・システムのノードの構成とその状況、物 マートをバーチャルに、あるいは物理 の最新機能を活用し、Teradata Active 理/仮想リソースの使用状況サマリー、 セッ 的に統合しつつあります。全社規模 System Management のビジュアライズ用コ ションのロック情報やセッション履歴を一覧で ンポーネントとして強化されています。この 表示します。システムの状態が予め設定し ツールは各ワークロードの現在のリソース使 たしきい値を超えた場合は、警告をカラーで 用率やパフォーマンスに関する情報を分単 表示します。また、必要に応じてパフォーマ は異なる課題があります。企業内のあ 位で表示し、応答時間のしきい値を超過し ンスに問題を引き起こしているセッションを中 らゆる組織の人々からの非定型検索が ていたり予想よりも多くのデータを処理するク 止することができます。 で大きく成長、変化するデータウェア ハウスの管理には、基幹系システムと デ ータウェアハウスに集中する状況 エリーなどの、 予期しない状況を容易にビジュ アル化できます。また、一般的なワークロード 下では、全利用者が満足するような のパフォーマンスを調べたり、個々のワーク システム性能の最適化が重要です。 ロードの詳細情報を得るためにドリルダウン Teradata Manager は、ダイナミッ クに利用状況が変化するデータウェア ハウスに特化し、最高の性能バランス を実現するために開発されています。 ■ Performance Monitor ■ Teradata Dashboard Teradata Manager www.Teradata-j.com データベース・セッションのモニタリングを行う Remote Consoleでは、 データベースの構成 4.レポーティング Session Informationは、システム上のログ チェック、 スーパーバイザー・コマンドの実行 各種情報や分析結果のレポートやグラフを オン数やそのステータス、ログオン元などの など、Teradataコンソール・ユーティリティ XML や他の形式で保存し、外部のアプリ 情報を表示します。数秒毎の頻度で情報更 の多くを実行できます。 ケーションから利用することを可能にします。 新が可能なため、異常値をすばやく発見し、 Error Log Analyzerは、 エラーログを収集、 テキストレポートから動的なリストビューやグ 不必要なセッションを中止することができます。 表示します。LogOnOff Usage は、毎日、 ラフに切り替えることもできます。 2. Teradataシステム・リソースの 運用と管理 Space Usageでは、Teradataのディスク領 域の使用状況のレポート表示と、 データベー ハードウェア Teradataデータベースが利用するシステム・ ス間の領域再割当てが可能です。 > Intel PentiumクラスのPC リソースをモニタリングし、異常値とその原因 Locking Loggerは、 トランザクション・ログか > 256MB以上のRAM を発見する事は、 データベース環境の高い ら抽出した情報を利用して、不適切なクエ > 100MB以上の空きディスク・スペース パフォーマンスを維持するために重要です。 リー文が入り込んでいないかを判別するた ソフトウェア また、 ジョブを適宜スケジューリングすることで、 めのレポートを作成します。このレポートに > Microsoft Windows 2000, XP, ワークロードへの適正なリソース配分が実 より、パフォーマンス低下が原因となってい Server 2003, Vista 現します。 るクエリー文の判別が可能です。 毎週、 毎月のログオン統計を収集、 表示します。 必要なハードウェアとソフトウェア製品 Teradataデータベースについて Teradataデータベースの基本機能である Priority Schedulerは、クエリーが消費す 3.アラート機能 るCPUの使用量に基づき、 ワークロードのプ データベース・システム全体のステータスを 本理念として、意思決定支援のために開発 ライオリティを決定するコマンド・ベースの機 レポート形式で表示するのが Alert Viewer されたリレーショナル・データベース管理シス Teradataデータベースは、並列処理を基 能です。例えば、 データマイニングなど、大量 です。全体図からドリルダウンして問題が テム (RDBMS)です。大規模データに対す のリソースを消費するアプリケーションのプラ 起こっている部分を突き止める事ができます。 る複雑な検索や多重度処理における優れ イオリティを調整し、優先度の高いクエリー データベース上の各種しきい値の設定は たパフォーマンス、業界最高のスケーラビリ のレスポンスタイムに及ぼす影響を軽減する Alert Policy Editorで行います。しきい値 ティ、そして、データ自動再編成機能に代表 ことができます。 を超える状況になった場合は、SNMPシステ される維持・管理の容易性など、真のデータ ムやEメールなどへのメッセージ送信などの ウェアハウスを実現する機能を備えています。 アクションを自動的に起動します。また、実 さまざまな業界のトップ企業がTeradataデー これまでのコマンド・ベースに加え、構成、管 行しているセッションのプライオリティを下げ タベースでテラ・バイト級のデータウェアハウ 理およびモニタリング用のGUIを提供します。 たり、指定したクエリーやアプリケーションの スを構築しており、その多くの企業が確実 実行も可能です。 に投資対効果(ROI) を上げています。 Priority Scheduler Administrator(PSA) は、 ■ Priority Scheduler Administrator ■ Alert Viewer ・このカタログの記載情報は、2007年12月現在のものです。 〒104-0033 東京都中央区新川1-21-2(茅場町タワー) http://www.teradata-j.com/ ・TeradataはTeradata Corporationの登録商標です。本文中の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。 本文中に記載されている製品情報は、予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい。 © 2007 Teradata Corporation All Rights Reserved. TDMK-3030(0712)
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