No.14 世界のデング熱発生状況 2007 年 3 月 26 日 ProMED 情報 ベトナム フィリピン ニカラグア イースター島 ボリビア マレーシア ブラジル ブラジル Ubatuba 県では 1 月以来 1,800 名がデング熱様の症状を呈し 286 名が確定診断された。これは昨年の 3 倍に上る。 サンパウロ Sao Paulo 州全体では、3 月中旬の1週間以内に 46%患者数が増加し、3 月 18 日には 7,808 例に達した。 ボリビア 今年 1 月から、910 名がデング熱と確定診断された。そのうち東部の Santa Cruz 州で発生が目立つ。 エルニーニョ現象 による豪雨のため、媒介蚊の繁殖場所が発生しており全土で患者の発生が持続すると予想される。 チリ イースター島で 2000 年以来、デング熱の流行が確認された。多くの島民が同型のデングウイルスに対して免疫をもつた め患者数は少なく、チリ本土に流行が波及する危険性も少ないと考えられている。 ニカラグア 首都周辺で 2 名がデング出血熱のため死亡し、他に 20 名の患者が発生した。首都と近郊の都市に警報が発令された。 ベトナム ベトナム南部で約 5,000 名の患者発生が見られている。 ベトナム北部でも 6 月以降の増加が予測されている。 マレーシア 今年、デング熱の疑い患者が全土で 12,086 名に上っている。特に Selangor 州と政府直轄地に多い。 フィリピン 今年 3 月でデング熱患者数は 256 名に達し、他の州では患者数は減少傾向にあるが Bukidnon 州では過去 5 年間で最大 の流行となっている。 厚生労働省 福岡検疫所
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