HOKUTO Diagnostic Imaging Center ウラジオストク HOKUTO 画像診断センター 喜びの一方で、本プロジェクトの持つ大きな意義やその期 現地リポート 2013/6/10 待の大きさを改めて感じ、身の引き締まる思いでありまし ≪ xokyto ≫ 岡田豊治、加藤徳史、髙橋宏彰 た。 ■オープニングセレモニー 2013年5月28日(火)、おとといまでの初夏を感 じさせる爽快な青空から一転、昨日からどんよりした曇り 空、ティッシュペーパーで作ったテルテル坊主の願いもむ なしく当日は雨・・・。朝から慌ただしくセレモニーの準 てるてる坊主 に頼ったが、 雨が・・・ 備が始まりました。 ロシア側からは沿海州副知事、同議長、ウラジオストク 市長はじめ市内有力医療施設から多くの来賓がお越しにな ストロイチェリ保養施設の中にセンターがある りました。普段からいろいろご配慮いただいている伊藤日 本総領事や日本人会、北海道人会、更に日本からは経済産 業省、内閣官房、大手銀行からの関係者、協力業者の方々、 日露数々のテレビカメラと新聞記者、総勢100人以上の 皆様で会場は熱気に包まれておりました。 鎌田理事長の挨拶とテープカットでセレモニー開始、施 設見学会を経て隣接のパーティー会場へ移動。こちらでも 多くの方々から祝辞を頂戴いたしました。「日露初の医療 施設」「ウラジオストクの医療が変わる」「日本の医療を この地で受けられる喜び」「もう外国に行く必要がない」 などなど。身に余るお褒めのお言葉をたくさん頂き大きな 北斗画像診断センター正面玄関 1 左から ・アキラ社 社長 ビリャーエフ セルゲイ氏 ・ウラジオストク市 市長 プシカリョフ イーゴリ氏 ・沿海州 副知事 ヴァシリコーヴァ イリーナ氏 ・ビリャーエヴァ バレンチーナ氏 ・ピージェーエル株式会社 代表取締役顧問 徳大寺 泰伸氏 ・鎌田 一 理事長 ・ウラジオストク市議会 議長 ノヴィツカヤ エレナ氏 鎌田 一 理事長 挨拶 スベトラーナ氏と鎌田理事長によるテープカット 北斗画像診断センター社長 スベトラーナ氏 ケーキカットの後、 微笑む鎌田 一 理事長 感謝状贈呈 ケーキカット 2 センター関係者 パーティー ウラジオストク風景写真の贈呈(大会議室に掲示しています) 記念写真撮影 ■患者受け入れ開始 6月7日(金)ナホトカから来る患者さんの検査準備な 6月6日(木)朝から予約の患者さんが次々と来院、な どから7:30出勤、朝からミーティングが始まり昨日の れない中での患者対応や電話対応に追われ、受付はやや混 問題点などにつき確認。顧客管理ソフトの運用開始が来週 乱の模様。各スタッフも緊張モードの中いよいよ診療開 になりそうで、それまでは主に手作業での運用となりま 始!!。他院からの紹介などで MRI や CT、US を希望さ す。昨日の反省を踏まえスタッフも少しずつ慣れ始め、全 れる方が多い印象。ID の発番がされていなかったり、検 体的な流れはスムースになった印象。本日も20名を超え 査案内票と患者さんがバラバラ、案内票の表記がロシア語 る方のご利用をいただきました。2日間通してどの患者さ の筆記体で、日本人には全く読み取れない・・・などなど んも満足そうにお帰りになっている様子が印象的です。ス 初日ということもあり一部混乱しましたがなんとか20 名 パシーバ(ありがとう)、マラジェッツ(褒め言葉:でか の皆様の診療を終えることが出来ました。 した!)と笑顔で言われますと思わず胸が熱くなります。 来週からはドックの受け入れも始まります!! 受付など少々混乱模様、しかし無事診療を終了。 造影剤を使用した CT 検査(プレオープン) 心電図検査(プレオープン) 採血風景(プレオープン) 1.5T-MRI MRI コンソールにて(プレオープン) 3 *ワレーリア技師(放射線 ■スタッフ紹介 技師):リアラは CT 担当、 総勢20人のロシアスタッフが勤務しておりますが、今 バリバリの放射線技師であ 回はその一部のスタッフを紹介しまーす! り、2児の母。とても気さ くな人で、話をしていると いつも笑いが絶えません。 *スベトラーナ社長(内科 私たち日本人の筆頭ロシア 医):スベタ社長は内科医 語教師です!!リュドミラ としての臨床経験と、保健 ワレーリア技師 先生同様、帯広の大ファン です! 局での豊富な医療行政の知 識を合わせ持つ方です。当 センターの総責任者として *オリガ看護師:オーリャ いつも日本人スタッフの安 看護師は SPD 担当者でも 全も考えてくれています。 あります。日本スタッフに お昼ごはんの差し入れをし スベトラーナ社長 てくれたり、多くの心配り * リ ュ ド ミ ラ 医 師( 画 像 ができて信頼のできる仲間 診 断 医 ): リ ュ ー ダ 先 生 です。 は CT 担当、放射線科医で オリガ看護師 す。優しそうな雰囲気の中 にも、医師らしい厳しさを *タチアナ通訳:とても明る 持合わせています。ワレリ く元気な通訳ターニャさん! ヤさんとのチームワークは 我々日本人とロシア人のパイ 抜群。帯広が大好きで、行 きたい!と毎日言っていま プ役として、日々業務に励ん リュドミラ医師 で い ま す。 彼 女 が いなけれ ば・・・考えただけでゾッと す。 します。(笑)また、彼女は タチアナ通訳 ロシア語、日本語だけではな く、英語、スペイン語も話せる語学スペシャリストです。 日本とロシアのかけ橋としてこれからも宜しく! 4 開所式参列の為、ウラジオストクス空港に到着した関係者の皆さん。スパシーバ! 十勝毎日新聞 2013.5.28 読売新聞 2013.5.29 北海道新聞 2013.5.29 日本経済新聞 2013.5.28 5
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