春の河川敷デイキャンプ - NPO法人国際自然大学校

NPO法人国際自然大学校
16GW 春の河川敷デイキャンプ
■開 催 日
■会 場
■ディレクター名
ねらい
2016/4/30(土)
多摩川河川敷(東京都狛江市)
小比類巻 友紀子(ねぷた)
●子どもたちの「あそびたい!」欲を尊重し、発想力を大切にする。
●自分たちで遊びを作りだし、関係を築いていける力をつける。
ディレクターよりご挨拶
「土手すべり」「石積み」「お花摘み」「お花飾り作り」「石投げ」…全部やりたいんだ!と言っていた子ども達がいました。多摩川
河川敷は、遊具はありません。しかし子どもたちにとっては「遊びの宝庫」。やりたいと思った遊びは大体できます。しかも自分
たちで作り出した「遊び」だからとことん気の済むまでやりたいし、やっていられるものばかり。そんな発想力を大切にし、そこか
ら築かれるお友だちとの関わりや関係づくりを大切にした1日。次は夏の多摩川で待っています。
同行スタッフ(キャンプネーム)
カイザー、ひめちゃん、わか、ひろ、たこ、あまみぃ、ぴけ、うぉん、アッサム、はっしー
河川敷きには春の野花がいっぱい!タ
ンポポの綿毛飛ばし。
体いっぱい使ってじゃんけん大会!
お腹ペコペコ!おいしいお昼ご飯も楽
しく食べました。
どうしたらうまく滑るのかなぁ。研究
した結果、連結土手すべり。
ひたすら石集め。石のお山を石のタ
ワーにする!と意気込みます。
ブレスレットや髪飾りの材料は野花。
素敵な仕上がりでした。
★キャンプ中のエピソード★
遊びの研究結果
「石」ひとつで
河川敷きと言えば、土手と言えば土手すべり!しか
しながら、土手すべりに最適な季節は草が枯れて滑
りやすい秋から冬という傾向があります。そんな
中、土手すべりに闘志を燃やす二人の子。でもなか
なかスムーズに滑れません…果てどうしたものか。
研究試行錯誤した結果行きついたのは、「シートの
連結滑り」でした。「やりたい!」を追及して成果
を出す。その探究心が素敵な子どもたちです。
「石投げ」は一歩間違えば、大けがに繋がりかねませ
ん。故に注意事項や危険についてのセーフティトーク
は欠かせません。一方で、川に向かって投げた時の波
紋の美しさ、遠投や水切りの楽しさ、無我夢中になれ
る魅力があるのも然り。更にひたすら「集める」、た
だただ「積み上げる」、はたまた「模様を楽しむ」。
「石」からたくさんの遊びを生み出す子ども達の発想
力や想像力が「石」に命を与えているのですね。