担い手集中経営支援体制整備事業 肉用牛経営データベース 社団法人 中央畜産会 2003/07/01 Ver1.0 肉用牛経営データベース ● 大家畜畜産経営データベースについて – 畜産経営への支援については、経営技術、飼養管理、畜産物の品質、 家畜の能力等の各分野情報を総合的に活用したデータ提供と農家規 模・技術レベルに合わせた経営支援・指導が必要とされている – しかし、現実には以下の問題を抱えている • • • 各専門分野に係る支援者によって、必要とする経営関連データがまちまち 畜産経営者側から見ると、似たようなデータを何度も要求される 厳しい社会情勢の中、支援活動の効率化が必要 – そこで、大家畜畜産経営データベースでは、中央で共通的に利用できる データを統合して地域に提供することで、支援活動の基礎データを効率 的に利用可能な環境を構築し、支援活動の円滑化を図ることを目的とし て構築を行なっている ● 大家畜畜産経営データベース – 酪農経営データベース – 肉用牛経営データベース 肉用牛経営データベースの概要 肉用牛経営 経営概要データ (全国肉用牛協会) 経済データ (都道府県畜産会) 個体データ ・個体識別データ ・肉用牛枝肉情報データ (家畜改良センター) 個体データ 枝肉格付データ (日本食肉格付協会) 各支援組織等で現在収集 されている各種の経営関 連データ 中央畜産会 全国肉用牛協会 家畜改良センター 日本食肉格付協会 肉用牛経営データベースで統括 したデータベースを構築する 肉用牛経営データベース 経営概要データ 経済データ 個体識別データ (15年度) 肉用牛枝肉情報 全国データ(15年度) (肥育農家向け) 枝肉格付データ (15年度) 肉用牛経営データベース 経営概要データ 経済データ 肉用牛枝肉情報 全国データ(15年度) (肥育農家向け) 個体識別データ (15年度) 枝肉格付データ (15年度) 肉用牛経営データベース 肉用牛経営データベース ホームページ ○ 肉用牛経営実態調査分析システム ○ データダウンロード機能(経済データ、個体識別データ、 枝肉格付データ、肉用牛枝肉情報データ) ○ 分析ソフトバージョンアップ機能 ○ ユーザ管理機能 ネットワークを通じて (WEBにより) により) 提供されるサービス ○ お知らせ イントラ網(N イントラ網( N C S ) セキュリティを重視したネットワーク(イ ントラ網)による、安全な個別経営デー ントラ網 による、安全な個別経営デー タの提供 ID・パスワードによる利用者を特定したイントラ網 データダウンロード (肉用牛農家がパソコンを利用する場合) ネットワーク 肉用牛農家 への直接接 (パソコンで自己分析される方) 続による自己 分析 (パソコンで自己分析されない方) データダウンロード 県畜産会等支援組織 支 援 ・肉用牛DB情報の提供 ・提供情報の内容説明 ・自己分析への支援 ・集合研修 等 分析ソフトの提供 肉用牛経済分析システム 肥育農場管理システム 支援者を通じた支援活動 分析ソフト ・肉用牛経営分析システム ・短期シュミレーション ・追加投資シミュレーション ・肥育農場管理システム 肉用牛経営データベースにおいて活用するデータ ● データの内容 – ①経済データ • 肉用牛農家の経済データ(主に県畜産会コンサル等データ) – ②肉用牛経営実態調査結果データ • 肉用牛農家を対象に実施したアンケート調査結果(全国肉用牛協会) – ③個体識別データ • 家畜個体識別全国データベースに蓄積されている生産者牛群情報(家畜改良センター) – ④枝肉格付結果データ • 個体識別データと連携した枝肉格付成績(日本食肉格付協会データ) – ⑤肉用牛枝肉情報全国データベースデータ • 血統情報と枝肉格付結果をマッチングした全国データ(家畜改良センター) ユーザへ提供するサービス(システム)の内容 ● 1)ホームページを通じて提供するサービス – ①データ配信 • • • • ①経済データの配信(繁殖、肥育農家) ②個体識別データの配信(繁殖、肥育農家) ③個体識別+枝肉格付データの配信(肥育農家(出荷農家)) ④肉用牛枝肉情報データの配信(肥育農家) – ②肉用牛経営実態調査の分析システムの提供 • ①調査結果の閲覧 • ②検索集計結果 – ③分析システムのバージョンアップ • 提供する分析システムのバージョンアップデータの配信 – ④生産者・支援者リストの表示 • 肉用牛農家がデータ利用を了承している支援者(支援者がデータ利用を了 承されている肉用牛農家)名を表示等(利用者によって画面が異なる)。 – ⑤お知らせ • お知らせの表示 2)ユーザに提供する分析ソフト(1) ● ①経営分析システムの提供(CD-ROMで提供) – 内容 • • • • ①経済データの取得 ②生産費用、損益の把握 ③月別収支状況の把握 ④シミュレーションの実施(追加投資、短期、長期)等 支援者 肉用牛農家 – メリット • ①DBに蓄積される経済データをダウンロードし、そのデータを活用して、経 営の進行管理、経営成果の把握等を行うことができる。 • ②シミュレーションシステムを活用し、短・長期的な経営予測を行い経営方 針の検討を行うことができる。 – 活用方法等 • ①肉用牛農家がパソコンを利用する場合は、自らデータを取得し、分析を行 う。支援者は利活用方法等を支援する。 • ②肉用牛農家がパソコンを利用しない場合は、支援者が代行出力を行い、 各種情報提供を行う。 2)ユーザに提供する分析ソフト(2) ● ②肥育農場管理システムの提供(CD-ROMで提供) – 内容 • ①個体識別データ、枝肉格付結果データの取得(15年度) • ②農場管理、出荷分析等各種分析 等 – メリット • ①本システムに必要なデータを入力し、自ら生産管理を行い、現状把握、今 後の経営方針の検討のため、個体別の生産コスト把握など各種分析を行う ことができる。 • ②DBから個体識別データ、枝肉格付結果データを取得し、そのデータを活 用した出荷分析等を行うことができる(15年度対応)。 – 活用方法等 • ①肉用牛農家がパソコンを利用する場合は、自らデータ入力、分析を行う。 支援者は利活用方法等を支援する。 • ②支援者は、複数農家の利用か可能。
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