1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? こんにちは、イムランです。 突然ですが、実は英語学習法というのは、2つのタイプあるんです。 1つは、英語はとにかく沢山話して、沢山聞いて、慣れてどんどん上 達するという考え方。これは人間が母国語を学んでいく過程をモデ 達する ルにしています。 もう1つのタイプは、自分で英語を勉強して身に付けましたという 自分で英語を勉強して身に付けましたという 方の学習法です。 これはその個人の方が、自分がやった勉強法を皆さ 方の学習法 んに教えて、同じようにやれば、私と同じように英語を話せるように なるんですという学習法ですね。 どちらも良い面があるんですけど、実は問題があります。 実は問題があります。 まず1つ目の、沢山話して沢山聞くという勉強法ですが、確かに私達 は子どものころから母国語を習う過程で他の言語で習っていません ね。例えば、日本語だったら、小さい頃からずっと日本語を聞いて話 してきて育ってきているんで、話せるようになったわけです。 でも、考えてみてください。 1 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? 大体2歳から4歳ぐらいにかけて、沢山日本語を聞いて、日本語を話 せるようになったわけですよね。例えば、2歳の頃と3歳の頃、この 2年間、1日10時間、英語を聞いてこの2年間を過ごすと、ざっと 7300時間母国語に触れていることになります。母国語というの 7300時間母国語に触れている は、この膨大な時間触れているので、自然と身に付いてくるわけです。 これを英語学習法に落とし込んだらどうなるのか。 同じように膨大な時間英語に触れれば、皆さんも当然英語が自然と 話せるようになるんですけれども、7300時間できますか?でき ないですよね。特に大人になってからというのは、時間が限られます。 だから、やはりこの母国語を習ってきた過程とはどうしても一致し ないので、このとにかく沢山話して、とにかく沢山聞けばいいんです という学習は大人には当てはまらないんです。 では、独学で英語を話せるようになった方の英語勉強法、学習法を では、独学で英語を話せるようになった方の英語勉強法、学習法を 取り入れたらどうか。 2 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? 実は、これも色々あるんですけれども、一番大きな問題というか、引 っ掛かる点は、そういった方の本のプロフィールの部分を見てみる と、有名大学を出ていたり、大企業に勤めていたり、いわゆるエリー ト的な方が多いんですよね。なので、もともと頭が良かった方が多い です。そうなるとやはり、万人がこの学習法を使って上達できるわ 万人がこの学習法を使って上達できるわ けじゃないんです。 優秀な方やストイックな方、毎日絶対に1時間、 けじゃない 2時間時間を取って英語を勉強するという方がほとんどなんです。 そういう方にとっては良いんですけれども、ちょっと1日1時間毎 日はきついなという方には、実は難しい勉強法なんですね。この2つ の方法、何も悪気があって広めているわけではないんです。 英語だけで英語を学ぶ方法というのは、実は100年も続いている んです。伝統があるんですね。 そして、独学で英語を学びましたという、こういった方の学習法は、 本人はそれで実際に成果を出してるわけですよ。なので、それを広め て、みんなにも英語が話せるようになってもらいたいと思っている ので、広めているわけです。何も悪気があるわけではないんです。 3 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? 本屋さんに行ってみてください。実はこういう手法の本が多いです よね。例えば、英語表現を沢山覚えてください。とにかくリスニング は沢山聞いてください。そして私はこうやって英語を話せるように なりました。その方法を公開します。そういったものが本当に多くな ってきていて、本屋さんに行くと、同じ本ばかりです。表紙は違いま すけど、中身はあんまり変わらないなと思ってしまうので、多くの方 が本屋さんに行ってどの本にしようと見てみても、何かよく分から ないなと買わずに帰ってしまうケースも多いと思います。 実は、英語業界というのは、中にいると分かるんですけれども、 中にいると分かるんですけれども、行き 詰まってます。 何をしていいか分からないから、どんどん新しい教材や本が出てる んですけれども、次のステップがない。同じものの繰り返しになって いってしまってます。 では、この状況をどうやって打破すればいいのか。 4 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? 少し話は変わりますけれども、私が2011年にリスニングレボリ ューション、リスレボを発表しました。そして販売を始めました。 私のリスニングの手法は、ネイティブの発音が分かると聞き取れる ようになってくるという手法でした。あの頃は、こういった手法のリ スニング教材というのは、あまり無かったです。教材としては基本的 にはなくて、ただ、ネットでたまに書いている人がいるかなっていう ぐらいだったんですけど、やはりノウハウとしては、しっかりまとま っていなかったんですね。英会話スクールを経営している人でも、何 となく、薄々リスニングってただ聞いているだけで、聞き取れるよう になってないよなって思う人もいたり、ちょっと発音を教えてみる と、リスニング力が上がっていて、発音が上がると、リスニング力が 上がるのかなって思っていた人たちや、あと英語学習者の人もそう ですね。なんか発音をやると、練習していると、聞き取れるようにな ってくるなって薄々感じてる人が多かったんですよ。 それで私が YouTube とかで動画をやってましたね。そういった動画 の中で発音を実はこう言ってるんですよ。これが分かれば、聞こえる んですよという一日一言とかそういう動画を沢山出していました。 5 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? YouTube で今見ていただくと、おそらく私の動画の本数が一番多いで す。1000を超えています。 私が全部全ての日本のリスニングの学び方を変えたとは言いません けど、私の YouTube で発音の重要性を語ることによって、実はそれ 以降、発音をやると、ネイティブの発音が分かると、リスニング力が 上がりますよねと言う人たちがどんどん増えてきました。これは、今 まで自分たちがうまく言葉にできなかったことを、僕が言葉にする ことによって、やっぱりそうだよねという人たちが増えたわけです。 そして動画とかもそうですし、個人で英会話スクールやってる人も どんどんこれでいこうという形になってきました。なので、今現在ネ ットとかも YouTube を見て頂いても分かると思いますけど、リスニ ングはただ聞くだけじゃなくて、しっかり発音をマスターすること によってレベルが上がるということが、定説になっています。リスニ ング学習に関しては、日本の英語教育というのは、良い方向に進んで いるのは間違いありません。 では、次は何か。スピーキングです。 6 1.100年続く英語学習法? 1.100年続く英語学習法? この12年間で、私は英会話スクールやってるんですけど、いろいろ 試行錯誤しました。 どうしたらスピーキング力が上がるのか。とにかく沢山話せばいい のか。そういうわけでもなかったですね。おしゃべりな人ほど、スピ ーキング力が上がるのか。そういうわけでもなかったです。では、万 人にしっかりとスピーキング力を付けさせるためには、どういう手 法があるのか。色々と考えて、やっと解決策に辿り着きました。次回 の動画では、どうすればスピーキング力が上がるのか、もう少し詳細 にその説明をしていきたいと思います。 7
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