オプション検査「BNP(心機能マーカー)検査」の案内 BNPは心臓から分泌されるホルモンの一種で、心不全のような心臓のポンプ機能が低下し て心臓に負担がかかった状態になると、心臓から血液中に分泌されます。BNP検査は、この 血液中に分泌されるBNP濃度を測定する血液検査です。心不全の程度(Ⅰ度~Ⅳ度)に応じ てBNPの値が高くなりますので、心不全の判定に重要な検査です。 【Ⅰ度】 心臓病だが、疲れや息切れを感じない程度 【Ⅱ度】 日常生活で、疲れや息切れ、動悸を感じる程度 【Ⅲ度】 少し動いただけで、疲れや息切れ、動悸を感じる程度 【Ⅳ度】 静かにしていても、息苦しさを感じる程度 心電図や胸部レントゲン写真では発見しづらい心不全、あるいは症状の出にくい心不全の 発見には、BNP検査を併用することが有用です。 心臓の異常は早期の段階では症状があまりでないことが多いので、健康診断や人間ドック で早期発見して対処することが大切です。 以下のような症状を自覚された方あるいは健診で指摘された方は、心電図検査や胸部レ ントゲン検査と併せてBNP検査を受診することをお勧めします。 ●胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状を感じる ●心疾患(心雑音、心肥大、不整脈など)の指摘を受けたことがある ●高血圧、糖尿病、肺疾患、肝機能障害の指摘を受けたことがある 検 査 料 金 3,150円(税込)
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