京都市美術館 9:00~17:00【入館は 16:30 まで/月曜日休館 ◎】 「PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレ」 2 月 23 日~3 月 24 日 PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレは、一般公募方式のコンクールとは異なって、尖鋭な目と豊富な情報を持った複数の コミッショナーによる推薦制で採用されています。またそれぞれにシリーズ作品やインスタレーション的な大作が展示されます。 今、もっとも旺盛な活動を展開している若手から中堅作家たちの版画表現の豊かさを集約的に紹介し、京都から世界に向けて発信 することを目的とした、PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレをお楽しみ頂けます。 「リヒテンシュタイン 華麗なる候爵家の秘宝」 3 月 19 日~6 月 9 日 オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国。同国の国家元首であるリヒテンシュタイン侯爵家は、優れた美術品収集こ そが一族の栄誉との家訓のもと、500 年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集してきました。その数は 3 万点に及び、英国王 室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれています。今回の展示では同コレクションから名品を選りすぐり、日本初公開となり ます。世界屈指のルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》などが来日し、ラファエッロ、 クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、華麗な工芸品が一堂に展示されます。 京都国立博物館 9:30~17:00【特別展示入館 17:30 まで、金曜日は 19:30 まで/月曜休館 ※】 「狩野山楽・山雪」 3 月 30 日~5 月 12 日 ☆3 月 29 日まで全館休館☆ 狩野永徳展、長谷川等伯展から数年ぶり、近世絵画の大展覧会です。狩野山楽と山雪は、桃山時代から江戸初期の京都で活躍した 画家です。山楽は、永徳の豪壮な造形を受け継ぎ、さらに後継の山雪は、水墨画・金碧画にわたって驚くべき個性的な絵画を生み出 しました。彼ら実力派、初の本格的な回顧展にて、濃厚華麗な障壁画をはじめ、代表作、海外から初里帰り、新発見、初公開をふくむ 名品の数々をお楽しみいただけます。 京都国立近代美術館 9:30~17:00【入館は 16:30 まで/月曜休館 ※】 「開館 50 周年記念特別展 交差する表現 工芸/デザイン/総合芸術」 3 月 16 日~5 月 6 日 ☆3 月 15 日まで全館休館☆ 開館 50 周年を記念し、開館当初から美術館活動の柱としてきた「工芸」に焦点をあてた特別展が開催されます。 1963 年の開館記念展は〈現代日本陶芸の展望〉でした。そこで今回出品された代表作の原点を探るとともに、以後毎年開かれる 「工芸展」の出品作から多彩な「工芸」コレクションが形成されていった経緯が紹介されます。そして、「工芸」という造形、その表現性 に注目し、明治時代における工芸家と日本画家の共演や、近代化とともに生活に浸透するデザイン意識の芽生え、さらには建築を 核に総合芸術への視点を、上野伊三郎とリチの合作である「スターバー」の再現をとおして探り、Ⅱ部構成で「交差する表現」再現の 場が演出されます。 京都文化博物館 10:00~18:00【特別展・別館入場は 17:30 まで、金曜日 19:30 まで/月曜休館 ※】 「こころの京都百選 完成記念特別展 日本画 こころの京都」 2 月 9 日~3 月 24 日 現代京都の日本画壇を代表する作家の描いた 100 点の新作日本画シリーズ「こころの京都百選」とともに、江戸時代から明治・大正・昭和・ 平成と続くそれぞれの時代の日本画家たちが思い描いた「京都」のイメージが紹介されます。 美術館「えき」KYOTO 10:00~20:00【最終入館は 19:30 まで/最終日 17:00 閉館(入館 16:30)会期中無休】 「知 られざるミュシャ展 -故 国 モラヴィアと栄 光 のパリ-」 3 月1 日~3 月31 日 ミュシャは、ウィーン、ミュンヘンで美術を学んだ後、パリに出て下積み時代を過ごしていましたが、1894 年暮れに舞台女優サラ・ ベルナールの公演「ジスモンダ」のポスターの制作依頼を受けました。そして 1895 年新年、ポスターがパリの街頭に貼り出される やいなや、ミュシャは一夜にしてパリ中の話題をさらい、画家としていっきにスターダムにのしあがったのです。1900 年のパリ万国 博覧会でもパビリオンの装飾を任されるなど、商業的成功を収めたミュシャは、1910 年、故国モラヴィアに帰郷。 1918 年、チェコスロバキア共和国成立にあたってはほとんど無償で、紙幣、切手、国章などをデザイン、またプラハ市庁舎ホールの 装飾を引き受けるなど、あらゆるジャンルにわたり多芸多才ぶりを発揮し、パリの華やかな時代とは異なり、晩年は祖国への思いを 描き続けました。今回の展示では、チェコのチマル・コレクションを中心に、約160 点の作品が展覧されます。 ◆◆◆ ※祝日・振替休日は開館、その翌日が休館 ◎祝日・振替休日は開館 ◆◆◆ 細見美術館 10:00~18:00【入館は 17:30 まで/月曜休館 ※】 「江戸絵画の至宝 ―琳派と若冲―」 1 月 3 日~3 月 10 日 細見美術館開館 15 年を記念し、第一弾として特別展「江戸絵画の至宝―琳派と若冲―」が開催されます。 今回の展示では、本阿弥光悦・俵屋宗達から尾形光琳・乾山兄弟、酒井抱一ら江戸琳派に至る華麗な様式、また伊藤若冲のユニー クな画風を存分に味わえる、細見コレクションならではのラインナップとなります。日本美術のもつ優美さ、繊細な感性、時に大胆な ほどの力強さに触れていただけます。 「志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」 3 月 16 日~5 月 6 日 植物染料による独自の芸術的な織物、また優れた文筆作品でも知られる染織家、人間国宝の志村ふくみさんと、その薫陶を受け 新たな世界を探る、志村洋子さん。母娘作歴 30 年を記念し、今日まで二人が研究・実践してきた染織表現の集大成が紹介される 展覧会です。物質としての作品の奥に存る色彩哲学ともいうべき精神性、さらに古今の宗教、思想、文学などに啓発されての創作は、 観る者に限りない想像の翼を与えてくれます。みずみずしい感性と深い思索、そして卓越したデザインに支えられた魅力あふれる 作品の数々をお楽しみ頂けます。 茶道資料館 9:30~16:30【入館は 16:00 まで/月曜休館 ※】 「新春展 大松コレクション名品展 ―近代絵画と茶道具―」 1 月 7 日~3 月 10 日 上村松園(1875-1949)、川合玉堂(1873-1957)、前田青邨(1885-1977)、横山大観(1868‐1958)等名だたる画家による日本画と、 茶道具の名品の中から、新春の季節にふさわしい作品をご覧頂けます。 「永青文庫所蔵 香道具展」 3 月 27 日~5 月 26 日 ※詳細後報 樂美術館 10:00~16:30【入館は 16:00 まで/月曜休館 ◎】 「樂歴代 春節会」 1 月 6 日~3 月 3 日 正月・立春・節分・初午・雛祭り等、新春、大寒から立春、春信の梅花祭、そして弥生雛祭り等、春にかけて様々な節会が季節を彩り ます。茶の湯は自然と共に過ごす喜びを大切に育ててきました。茶の道具、特に茶碗は細やかな季節感をその姿、趣に、また付け られた銘を通して味わい深く季節の移ろいを表現してきました。今回の展示では、長次郎から当代吉左衛門まで、季節感あふれる 作品をお楽しみいただけます。 「樂家歴代が手本として学んだ伝来の茶碗」 3 月 9 日~7 月 7 日 約 2 年を経て編集された樂焼、樂歴代に関する図録・定本「樂歴代」の出版記念として今回の展示が催されます。 収蔵品は設立時に先代・十四代覚入氏より寄贈された約 1100 余点で、それらは単に一コレクター・個人の趣味と美意識による収集 作品ではなく、400 余年の樂焼の歴史の中で少しずつ徐々に蓄積されてきた物、樂歴代が耕世の代の為に参考手本になるようにと 伝えてきたものです。そうした意味では、樂美術館に収蔵される樂家伝来のこれらの作品は、まさに樂歴代の学びの糧、樂焼400年 のエッセンスが凝縮している作品であると言えます。今回の展示では、樂家伝来・館蔵作品の中から代表的な名品が展示されます。 「手にふれる樂茶碗鑑賞会」 ※次回未定 北村美術館 10:00~16:00【入館は 15:30 まで/月曜・祝日の翌日休館 ※】 「茶道具取合展 春興の茶」 3 月 12 日~6 月 9 日 今回の展覧会では、大文字の借景を四君子苑の広間座敷・看大席の床に、北野天神縁起絵巻のめでたい場面の掛物が展示され、 景気浮揚の後押しを目的とされています。 野村美術館 10:00~16:30【入館は 16:00 まで/月曜休館 ※】 「茶人のあそび心 形物香合番付の世界」 前期:3 月 2 日~3 月 24 日 後期:3 月 26 日~4 月 14 日 今回の展覧会では、番付に登場する形物香合が紹介されます。 「香合」とは、ここでは茶の湯で使われる「香」の入れ物。 一つの主題で同じ傾向の形または、模様のある香合は「形物香合」と呼ばれ、とりわけ人気の高い茶道具です。この形物香合 の多くは、中国の景徳鎮窯や漳州窯、竜泉窯などにおいて作られた小さな蓋物です。それを香の入れ物に使ったのは茶人たち であり、その作行きや種類の多さを楽しんで、安政 2 年(1855) 「形物香合一覧」の番付が作られました。形物香合番付には 230 点の形物香合が掲載されていますが、今回の展覧会ではその中の約 150 品が展示されます。鳥や動物をかたどったかわい らしい、あるいは楽しげな焼き物の小箱です。また、掌上の玉手箱として愛玩されてきた品々です。 ◆◆◆ ※祝日・振替休日は開館、その翌日が休館 ◎祝日・振替休日は開館 ◆◆◆ 堂本印象美術館 9:30~17:00【入館は 16:30 まで/月曜休館 ※】 ☆12 月 10 日~4 月中旬は休館☆ 泉屋博古館 10:30~17:00【入館は 16:30 まで/月曜休館(4 月 25 日・5 月 1 日休館、4 月 30 日開館)※】 「きれい!かわいい!めでたい! 吉祥のかたち」 3 月 12 日~5 月 12 日 ☆3 月 11 日まで休館☆ 中国・朝鮮・日本には、吉祥の美術と呼ばれる作品が数多くあります。そこには、豊かな生活や子孫繁栄をはじめとする現実の幸福 や、自然と共生する理想社会への憧れなど、実に様々な願いや夢が込められています。こうした人々の願いや夢が、空想上の宝物 や霊獣、現実の小禽獣や花果、子供達に託されて、吉祥の美術が誕生しました。今回の展示では、この吉祥を表現した館蔵の絵画・ 工芸作品から富貴を象徴する艶やかな花や果物、未来を担う可愛い子供達や生命の躍動を感じさせる小禽獣をモチーフにしたもの が一堂に紹介されます。 承天閣美術館 10:00~17:00【入館は 16:30 まで/会期中無休】 「墨蹟の至宝展」 12 月 12 日~3 月 17 日 墨蹟とは禅僧の書を指す呼称で、書家や文人、学者の書とは区別されています。鎌倉から南北朝時代、中国から来朝した禅僧たち が遺した墨蹟や、中国に渡った日本の留学僧が帰国に際し、師から授かった墨蹟、そして日本の禅僧の墨蹟等多くは、嗣いだ証とし て師が弟子に与える印可状です。師が修行僧に悟道の要諦を書き記して与えた法語、仏の教理を五言・七言の韻文体で表した偈頌、 伽羅に掲げる額字並牌字等、さらに茶の湯では古来より「掛物ほど第一の道具は無し」と云われ、桃山以降茶室に掛ける一行書が 好まれました。中国から伝えられた墨蹟は、思想・道徳・文化・芸術の中に深く浸透し、今日まで禅を語っています。 何必館・京都現代美術館 10:00~18:00【入館は 17:30 まで/月曜休館 ◎】 「あさき夢みし 上野 憲男展」 2 月 22 日~3 月 20 日 栃木県那須にアトリエを構え、四季折々の自然の中で制作を続ける画家・上野憲男氏。画面全体をブルーグレーで塗り込むこ との多い作風から「青の画家」として国内外で高い評価を得ている上野氏は、近年新たな試みとして「原色」を使った表現手 法を展開しています。 「赤」 「黄」 「緑」 「青」などの鮮やかな原色が圧倒的なエネルギーを発する UENO NORIO BOX シリー ズをはじめ、 「白」 「黒」を用いた無彩色の世界にも色の生命を吹き込んだ作品群は、観る者に豊かなイマジネーションを喚起 させます。今回の展示では、2009 年から 5 年間にわたり制作された作品の中から新作約 100 点が展覧されます。 角屋もてなしの文化美術館 10:00~16:30【入館は 16:00 まで/月曜休館 ※】 「もてなしの金工品展」 3 月 15 日~7 月 18 日 ☆3 月 14 日まで休館☆ 今回の展示では、金属工芸品に焦点をあて、角屋に伝わる金工品が一堂に陳列され、宴におけるもてなし文化の一端をご鑑賞 頂けます。例えば、角屋伝来の名物あわびの大盃「うき巣」を模した「うつせ」という銘を持つ銀製のあわび形盃です。この 銀盃には、角屋に集った歌人たちが、それにちなんで寄せ書き、揮毫した「うつせ帖」が添えられています。このほか、酒器 では、外側を色絵磁器で作り、内側に銀板を張った「赤絵内銀盃」 「鶴文内銀盃」や、 「椿文糸目燗鍋」 「青海波龍文徳利」な ど趣向を凝らしたものが伝わっています。また、暖房器具の「桐透彫手焙」は、素銅(すあか)という純度の高い銅を用いて、 赤色を呈した器面に桐文を彫り表し、ところどころに鍍金を施したもので、もてなしの道具としての気遣いが感じられる一品 です。 霊山歴史館 10:00~17:30【入館は 17:00 まで/月曜休館 ※】 「春の特別展 会津の武士道 第 1 期-八重の時代-」 1 月 3 日~5 月 6 日 2013 年通年企画として「会津の武士道」が開催されます。第1期は、2013 年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公・新島八重と、 心の支えとなった会津藩の軌跡をたどる「八重の時代」。激動の幕末維新を力強く生き抜いた新島八重の生涯を貴重な資料や映像 で紹介されます。 ◆◆◆ ※祝日・振替休日は開館、その翌日が休館 ◎祝日・振替休日は開館 ◆◆◆
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