抵触日の通知 派遣先は、派遣受入期間の制限のある業務について労働者派遣契約を締結する 際には、あらかじめ、派遣元事業主に対し、受入期間の制限に抵触することとな る最初の日(抵触日)を書面の交付等により通知しなければならない。 また、これを変更したときは、速やかに、当該労働者派遣をする派遣元事業主 に対し、受入期間の制限に抵触することとなる最初の日を書面の交付等により通 知しなければならない。 なお、派遣元事業主は、この通知がないときは、労働者派遣契約を締結しては ならない。 抵触日の通知 派遣先 派遣元 ・抵触日=派遣受入期間が満了する日の翌日 例:派遣先が派遣受入期間を3年とした同一業務の場合の抵触日 受入開始日 H19.4.1 H20.4.1 H21.4.1 H22.3.31 抵触日 4.1 A会社 B会社 派遣受入期間の制限は、同一業務についてのものであるから、派遣元事業主や派遣労働者 が変わっても継続して労働者派遣の役務の提供を受けていれば受入開始日より起算される。 ※当初1年の派遣受入期間を定めていたが、継続のため1年を超える派遣受入期間に変 更しようとする場合は、派遣先の労働者の過半数代表者等への通知・意見聴取を行い変 更した抵触日を派遣元事業主に通知すること。 抵触日通知書 関連法令:法26条第5項、法26条第6項、則24条の2、法40条の2第5項
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