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統合国際深海掘削計画(IODP)乗船研究報告書 - J-DESC

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統合国際深海掘削計画(IODP)乗船研究報告書
提出年月日: 平成 18年 7月 26日
氏名: 井龍 康文 杉原 薫
所属(職名):東北大学大学院理学研究科地学専攻地圏進化学講座 助教授
所属(職名):福岡大学理学部地球圏科学科地学分野 助手
乗船研究・会議名
研究期間
用務地(国・都市)
JAMSTEC に お け る 関
連研究項目(別紙から
選択)及びそれに対す
る貢献
IODP Expedition 310 <Tahiti Sea Level>
第1回ポストクルーズ会議
平成18年 7月 18日 ~ 平成 17年 7月 22日
アメリカ合衆国テキサス州カレッジステーション
ホ
IODPExpedition 310 <Tahiti Sea Level>の共同主席研究として,国際的な
場で主導的役割を果たすことができれば,今後,わが国の研究者の活躍
の機会を拡大することにつながり.ひいてはJAMSTEC/CDEXが推進す
る深海地球ドリリング計画の円滑な実施に貢献すると期待される.
目的(200字程度)
2005年度に実施されたIODP Expedition 310 <Tahiti Sea Level>(Offshore Party(2005年10月6
日~11月16日)およびOnshore Party(2006年2月13日~3月4日))の,Expedition Reportの原稿
の作成のための会議への参加.
研究実施内容及びその成果
統合国際深海掘削計画(IODP)では,2005年度にMission Specific Platform(MSP;特殊任務掘
削船)による第2回めのExpeditionとして,南太平洋のフランス領ポリネシア,タヒチ沖におい
て,深海掘削計画史上初めてのサンゴ礁掘削を行った.本航海の目的は,以下の3点である.
(1) 現在から1~2万年前までの海水準変化を高精度で復元し,最終氷期最盛期における海水準
の位置や融氷パルスの時期・規模を明確にすること.
(2) 最終氷期最盛期以降の海水準上昇期における表面海水温を復元し,海水準の上昇がサンゴ
礁に与える影響を明らかにすること.
(3) エルニーニョ等の短期の気候変動の規模及び頻度を明らかにすること.
Expeditionは,実際に乗船し掘削作業に携わるOffshore Partyと採取された試料に関し記載・
試料採取を行うOnshore Party(Bremen Core Repository)に分かれて行われ,日本からはOffshore
Partyに井龍康文(東北大/主席研究員),山田努(東北大),杉原薫(福岡大),松田博貴(熊
本大)の4名が,またOnshore Partyには上記4名に加え,町山栄章(JAMSTEC),横山祐典(東
京大),藤田和彦(琉球大),浅見竜司(東北大)が参加した.
Offshore Partyは,2005年10月6日~11月16日(42日間)に実施され,タヒチ島北部のTiarei
地域,北西部Faaa地域,ならびに南西部Maraa地域の三地域において,22地点,37孔の掘削
が行われた.掘削水深は40~120mの範囲で,掘削総延長は約1100m,採取コア総延長は632m
であった.得られた試料は,主として造礁サンゴによるフレ-ムワ-ク構造とそれを埋める大
量の微生物岩(microbialite)により構成されており,これらが最終氷期以降の大部分を占め
ていた.
Onshore Partyは,2006年2月13日~3月4日(21日間)に実施され,上記の目的にそって,高
密度サンプリングを実施した.
今回の第1回ポストクルーズ会議は,Offshore PartyおよびOnshore Partyにおいて行ったコア記
載や科学計測の結果をExpedition Reportとしてまとめることを目的として行われた.Onshore
Partyの終了時点で提出された原稿を,複数(少なくとも3名)の研究者が,3回に渡ってチェッ
クし,最終原稿を提出した.今後,2名の共同主席研究者と1名のStaff Scientistが校正原稿をチ
ェックし.来年3月には,Expedition Reportを刊行する予定である.
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