会津ワイナリー会 News Letter 創刊号 MAY 2015 ぶどう苗作付け(2015.4.18) 会津メンバー 4人、 福島浜通りメンバー 10人、 東京メンバー 6人、 全20人 ◆今後のスケジュール ◎ 10月 農業委員会申請・NPO認可 ◎ 9月 畑草刈り・ビニール掛け・大学連携具体化 ◆畑への案内図 新鶴ス マートIC ◎ 8月 畑草刈り/棚張り・来年作付け方針決定 ◎ 7月 畑確認・大学連携調整・事業計画調整 ◎ 6月 畑草取り/芽かき・拠点決定・NPO申請/調整 ほっとぴ あ新鶴 ぶどう 畑! JR 只 見 線 ◎ 5月 畑確認・大学連携方針決定・NPO申請準備 中田観音 ◎ 4月18日 ぶどう苗 植樹会 JR根岸駅 至会津 若松 会津ワイナリー会への思い (ニューズレター発行に寄せて) ふくしまとの出会い ◇私は遡ること45年、大学入学するとともに阿賀野川 水系押切川、一ノ戸川そして飯豊水系、名峰飯豊連 峰、御神楽岳の福島の渓と山々に親しみ、美しい自 然の虜になりました。 ◇7年前からは、思うところがあり、日本百名山踏破を 目指し、福島県では磐梯山、安達太良山、吾妻山そ して会津駒ケ岳などの名山に挑戦しました。 ◇大学時代の仲間は、年に1~2回東京湯島のビストロ に集い旧交を温めておりましたが、そこのオーナーが 10年ほど前に会津若松に移り住み、そのオーナーを 慕う多く方々が若松の蔵に集い、会津への思いを 語っておりました。 ◇2011年3月11日東日本大震災が発生し、福島浜通り 「南相馬市」の復興支援に協力、深刻な風評被害を 目の当たりし、農林水産業の復活を目指し頑張って おられる浜通り・会津の方々、県庁の支援者にめぐり 合いました。 会津ワイナリー会がやろうとしていること ひと ・ もの ・ こと 福 島 地域活性化投資者 生産希望者 震災復興 地域再生 地域活性化事業者 六次産業化事業者 ★農村・農村生産交流 会 津 六次産業化投資者 生産者 生産指導者 地方創生 六次産業化 ★大学との連携 ・品種改良 ・技術開発 ワインとの出会い ◇20年以上前、会社の先輩と小諸のワイン社醸造所と ショールームの設計を担当し、ワインづくりと出会いました。 ◇仲間は、栃木のココファームワイナリーの支援者とし て、秋の収穫祭を祝う喜びを知りました。 ◇福島県は、ワイナリーの先進地域とはいえませんが、 ブドウづくり、ワイナリー興しに尽力している多くの方 にお会いしました。 会津での出会い ◇2年程前には、赤べこ会の代表者大越さんとの知遇 を得、そして会津美里町、下郷町、南会津町の方々と の交流が生まれました。 ◇会津美里町では、日本に誇れるシャルドネ種ぶどう の栽培農家・うまいワインとの出会いという幸運に恵ま れました。 ◇「地方創生」の旗印の下、地方の活性化を目指して 政府が各種施策を打つ中で、東京のメンバーは会津 のまちづくりに協力しています。 これら全ての出会い・交流が結実する事業の一 つとして “ワイナリー”の創設を進め、福島の復 興と地域活性化に協力していきたいと考えます。 ★都市・農村生活交流 東 京 ライフスタイル創造 六次産業化投資者 協賛投資者 知恵・ネットワーク提供 • • • • • • デザイン 商品企画 マーケティング IT 資金調達 物流 アイデア掲示板 私たちは今、以下のようなことについて、検討していま す。皆様のアイデアを連絡ください その活動を発信し、協賛いただける一人でも多くの 方々と双方向に語り合える場としてニューズレターを 皆様にお送りいたします。 会津ワイナリー会 代表 横山 義隆 畑の様子を見るライブカメラ・畑の状況を計測する 機器の設置 会津短期大学との連携・共同研究 空き家対策を兼ねた拠点の確保 出会えた人たち これまでの主な活動記録 ①斎藤勝男さん (一番右) 2013年 5月 横山の大学仲間で訪れた会津美里町新鶴 にて、素晴らしい葡萄畑を発見 6月 ワイナリーを農水省の補助事業で進められ ないか調査開始。 町・公社訪問 ワインブドウ生産組合長の斎藤勝男さん① 宅を訪問し、貴重なお話を伺う 東京では、赤べこ会大越代表に相談 ②本田信夫さん (一番右) 7月 左から③箱崎亮三さん④郡昌弘さん⑤小島義久さん 本年度の補助事業申請は断念するものの 来年度の申請に向けて調査を続行 10月 新鶴ワイン祭りに参加 横山・小辻・森田・小橋でアイナリー会(会 津のワイナリーを愛する人々の会)を発足 11月 葡萄生産人材確保と、福島復興支援を兼 ねて会津小高会の本田信夫会長②に相談 並行して、(社)南相馬除染研究所の箱﨑 亮三さん③にも支援を依頼 2014年 3月 ⑥斎藤誠一さん (右から2人目) ⑦斎藤孝弘さん (右から2人目) 補助金頼みの事業推進を止め、アイナリー 会独自で秋にもぶどう苗を作付けすること を決定。 事業計画の見直し 6月 斎藤勝男組合長面談。ぶどう生産の指導 をお願いし、了解された 8月 メンバーを増強し、会津美里町訪問 10月 箱﨑さん知人の郡昌弘さん④を介して、喜 多方在住の小島義久さん⑤を紹介される 12月 再度小島さんと打合せし、協働スタート NPO会津ワイナリー会申請資料作成開始 2015年 2月 雪の会津訪問。斎藤勝男組合長面談。葡 萄栽培質疑、苗購入・候補地相談 雪の中、仕事をしていた斎藤誠一さん⑥に お声を掛ける 3月 4月 斎藤誠一さんの紹介で、斎藤孝弘さん⑦と 打合せ、土地を約1反貸していただくことと なり、農業委員会に必要事項を申請 ぶどう苗100本の手配をするも時期遅く、 かろうじて34本を確保 ぶどう苗34本の植樹会開催 農業委員会より農地利用の正式承認 NPO法人 会津ワイナリー会設立趣旨 10年後のイメージ(メンバーの想い) 東日本大震災後の復興と、政府が掲げる「地方創 葡萄畑の丘の上に、地元の木材でできた2階建 生」の機運の中で、会津美里町を核として福島県の まちづくりと地域発展を図るため、会津美里町に 「NPO法人:会津ワイナリー会」を設立します。 会津美里町では、新鶴地区でワイン用のぶどうを 生産しており、現在、山梨県のメルシャン勝沼ワイ ナリーで醸造・製品化され、新鶴ぶどう使用の地ワ ての木造の建物がある 1階は工場と貯蔵施設、2階にはワインと地元の 食材が味わえるレストランがあり、すばらしい眺 望を満喫できる 施設内には、ワインや地元の食材に関する教 育コーナーがあり、地産地消を学ぶ 併設して、百名山ビレッジ(宿泊施設)がある インとして高く評価されています。 このぶどうの優れた栽培環境を生かしてぶどう生 百名山の内、5つの山のベースとなるため山好 産を拡大し、町にワイナリーを作り、全国、更には世 きが集まるだけでなく、セミナーハウスにも活用 界ブランドのワインとして製造・販売して六次産業化 されている 葡萄畑の丘陵地に半円形の簡素な野外ホール を展開していくことを目指します。 また、町特産の高田梅、高麗人参などを基にワイ ンと関連付けながら商品開発し、町の全国ブランド 化を目指すことも考えていきます。 更に、町当局・会津の大学/企業等と協力してこ のワイナリーの近隣に花公園、レストラン、教育施設 などを併設・整備し、周辺地域と連携して観光客の がある。定期的な音楽会や地元発のイベント、 収穫祭が開催される 施設に供給される電源は、小水力・バイオマス 等の再生可能エネルギーで、農業機器等も全 てこれらの電気を活用する ぶどう畑は、圃場設置型気象観測装置により常 誘致を図るなど、まちづくりの新たな手法を開発し 時管理され、日々の手入れ、収穫に際しては身 ていくことも視野に入れています。 体装着型ロボットが利用されている これらの実践の為、地元住民と協力して、福島浜 毎年秋には収穫祭。首都圏を中心に、全国の 通りの復興支援に端を発した東京在住の有志の集 美里ワイン会員が集合する。(首都圏にもワイン まりが、新たな視点、発想を持ってワイナリーづくり を始め、会津食・食材を提供する店がある) でふくしまの地方創生、復興と、メンバーの新たなラ イフスタイル構築を支援していきます。 設立メンバー候補 横 山 義 隆 (代表) 小 辻 (東京都) 武 森 田 真 弘 (東京都) 小 橋 誠 治 (東京都) 箱 﨑 亮 三 (福島県) 本 田 信 夫 (福島県) 大 越 康 弘 (東京都) 発行者 会津ワイナリー会 小 島 義 久 (福島県) 代表 横山 義隆 小 池 和 子 (福島県) 編集 小橋 誠治 小 谷 俊 哉 (東京都) 芽吹いた ぶどうの 苗 5月1日 撮影 090-8582-1060 [email protected] 090-6192-0801 [email protected]
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