製品使用説明書 日本ライナー株式会社 ニッペロードライン3000 □規 格 ・ JIS K 5665 1種B規格適合品 (黒は準拠品) □系 統 ・ アクリル樹脂系常温用路面標示用塗料 □特 徴 ・ 常温仕様のマーカーによる路面標示施工の作業性に優れ、 速乾性で良好な塗装作業性を示します。 ・ 耐摩耗性に優れ、耐久性を発揮します。 ・ ガラスビーズの固着性がよく、優れた夜間視認性(反射輝度)が得られます。 色 相 光 沢 密 度g/cm3 加熱残分(%) 引 火 点 発 火 点 危 険 物 表 示 危 険 物 区 分 危 険 等 級 有機溶剤区分 白、黄、黒 艶消し 1.4~1.6/23℃ (黒 1.3/23℃) 72~75 (黒 60) 4℃ 427℃ 第1石油類合成樹脂エナメル塗料 第一石油類 Ⅱ(火気厳禁) 第2種有機溶剤等 トルエン ; 白・黄5~10%、黒1~5% 有 害 物 表 示 酢酸エチル ; 白・黄10~20%、黒1~5% クロム酸鉛 ; 黄5~10% □塗料性状 □荷 姿 金属製ドラム 石 油 缶 160ℓ 14ℓ(黒 16ℓ) □塗装基準 使用上の注意 ・ 使用前に充分、混合攪拌してください。 ・ 希釈溶剤;ニッペロードライン3000シンナー 塗装方法 エアレススプレー塗装 ローラー、エアースプレー塗装 希釈率 0~10% 20%以内 ・ 塗装時および塗料取扱時は、充分換気を行い、火気厳禁です。 ・ 過剰な厚塗りは乾燥を遅らせ、また、薄塗りは耐久性が劣る原因になりますので、適正塗布量で塗装して下さい。 ・ 下記の外的環境での施工は控えて下さい。 ① 気温が5℃以下の場合。 ② 相対湿度が85%以上の場合。 ③ 施工後2時間以内に降雨などが予想される場合。 ④ 降雨などで、路面が濡れている場合。 また、部分的に濡れているような箇所は、バ-ナ-等で、乾燥させて下さい。 ⑤ 凍結路面、凍結防止剤などの残存が認められる場合。 ⑥ 強風・粉塵の多い場合。 □下地調整 ・ アスファルト面 ・ コンクリート面 ・ 旧塗膜面 □マーカーの 設定 : 砂塵、ゴミ、油分等を除去し清浄な面にして下さい。 : 打設後は、養生期間をおき、ニッペ浸透性シーラー(新)を0.15㎏/㎡/回塗布し、 乾燥させてから塗装して下さい。 : 旧塗膜上を清浄な面にして下さい。旧塗膜の劣化が著しい場合は、旧塗膜を除去して下さい。 ・ 標準塗布量 : 0.4ℓ/㎡ ・ 設定施工速度 : 6km/hr(20cm巾) ・ 8km/hr(15cm巾) ・ 設定条件 《一次ポンプ》 エア調整圧 : 2~4kg/c㎡ <ポンプレシオ 5:1> 《二次ポンプ》 エア調整圧 : 3~5kg/c㎡ <ポンプレシオ 20:1> 《チップ№》 使用例 ; 東洋内燃機製100200(20㎝幅用)、100150(15㎝幅用) * 二次ポンプのエア調整圧を3~5kg/c㎡の範囲で吐出量を測定し、エア調整圧を決定して下さい。 キャリブレーションの実施と同時に、スプレーパターンの確認をして下さい。 * 塗付量、設定条件は標準的数値です。舗装種、路面形状、素地状態、気象条件、加熱温度により、 幅を生じ増減します。 □廃棄上の 問題 ・ 産業廃棄物の分類 ① 洗浄で使用した水 [廃油] ② 残塗料および洗浄シンナー [特別管理、廃油] ③ ドラム缶の内袋 [廃プラスチック類] ④ 石油缶、ドラム缶 [金属くず] ⑤ ファイバードラムの金属部材 [金属くず] ⑥ ファイバードラム、段ボール箱 [紙くず、リサイクル紙] ・ 塗料や洗浄シンナー等が、直接、地面・河川・排水溝に流れないよう、注意してください。 ・ 不法投棄、不適正処理を行った場合、厳しく罰せられます。 生活環境保全を考慮し、適切な対応をお願いします。 □注意事項 ・ ・ ・ ・ ・ 制定改訂日付;2014/9/9 水、異種樹脂系塗料および専用シンナー以外の混入は、絶対に避けてください。 直射日光下や降雨を直接受ける場所をさけ、なるべく屋内に保管してください。 事前の連絡なしに内容を変更することがあります。 作業前に、「安全衛生上の注意事項」をご参照ください。 詳細な内容が必要な時は「MSDS」をご参照してください。 1/1
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