資料5 資料 5 第1回航空合同WG資料 ダイレクト・インターフェース(X.25)の廃止 2012年6月21日 2012年6月21日 輸出入・港湾関連情報処理センター㈱ 1.ダイレクト・インターフェース(X.25)の廃止 ダイレクト・インターフェースについて、以下のとおり見直しを行うこととする。 区分 1.個別検討事項 概要 ダイレクト・インターフェース(X.25)の廃止 2.現行仕様 ダイレクト・インターフェース(X.25)は、航空利 用者に提供している自社システム用のゲートウェイ接続形 態である。 3.見直しの経緯 (利用者の要望等) ① 技術環境(サポート切れの可能性大)や利用者側の開 発・運用コスト等の問題があり、対策を要する状況にあ る。 ② SMTP双方向への移行を推奨してきたことにより、 SMTP双方向への移行を推奨してきたことにより ダイレクト・インターフェースの利用者は、少数となっ ている。 4.次期仕様 ダイレクト・インターフェース(X.25)を廃止する。 5.その他 1 備考 2.ダイレクト .ダイレクト・インターフェースの ・インターフェースの概要図 概要図 ダイレクト・インターフェース(インタラクティブ処理方式)は、利用者側システムにダイ ダイ クト インタ フ ス(インタラクティブ処理方式)は、利用者側システムにダイ レクト・インターフェース用ホストを設置し、専用線を使用した接続により実現している。 メーカーサポートは減少 「X.25」は現在では利用領 「X 25 は現在では利用領 域が限定される レガシープロトコル ダイレクト・インタフェース利用 者は少数 ①X.25 送信電文 ②X 25 ②X.25 ダイレクト・ 受信電文 ダイレクト・ インターフェイス用 ホスト 利用者システム インターフェイス用 インタ フ イス用 サーバ 開発 運用コストが 開発・運用コストが 比較的大きい 2 メイン処理部 NACCS 3.ダイレクト・インターフェース(X.25)の 3.ダイレクト ・インターフェース(X.25)の廃止について 廃止について 廃止の理由 (1)「ダイレクト・インターフェース」を実現する通信プロトコルのX.25は、1976 年(36年前)から使用されている古いプロトコルであり 現在はシステム・メー 年(36年前)から使用されている古いプロトコルであり、現在はシステム・メー カーによるサポートも行われない状況になりつつある。このため、将来において 「ダイレクト・インターフェース」の存続そのものが困難となる可能性が大きい。 (2)自社システム利用者に対し「SMTP双方向」への移行を推奨してきたことにより、 「ダイレクト・インターフェース」の利用者は少数となってきている。 (3)「SMTP双方向」は汎用ソフトを利用することができるなど、全て独自でソフト開 発を行わなければならない「ダイレクト・インターフェース」に比べ、利用者にお ける開発・運用コストを低く抑えられるというメリットがある。 廃 止 3 ≪参考 参考≫ ≫航空自社システムの契約状況(処理方式別) 航空における自社システム利用者が利用している処理方式別の契約状況(会社数)は、以 下のとおりとな ている 下のとおりとなっている。 処理方式 (インタラクティブ処理方式) 旧 Air-NACCS (平成22年2月) (前回更改直前) 現行NACCS (H24年6月) (現在) 1.ダイレクト・インターフェース 22社 6社 2.SMTP双方向 11社 26社 33社 32社 合 計 注1)航空自社システムのみ計上。海上及びパッケージソフトは除く。 注2)事業所別の契約数は省略。 注3)合計値は 重複分を計上(例:1社で複数の処理方式を契約) 注3)合計値は、重複分を計上(例:1社で複数の処理方式を契約)。 4
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