研究 - 首都大学東京

平成26年度 傾斜的研究費(全学分) 研究報告書
【研究費区分】
:戦略的研究支援枠
【研究代表者所属】
:都市教養学部 理工学系 電気電子工学コース 理工学研究科 電気電子工学専攻
【研究代表者氏名】
:清水敏久
【研究代表者氏名フリガナ】:シミズ トシヒサ
【研究代表者職】:教授
【国内研究分担者(所属,氏名,職)
】
・理工学研究科 電気電子工学専攻、多氣昌生、教授
・システムデザイン研究科
情報通信システム学域、福本聡、教授
・理工学研究科 電気電子工学専攻、和田圭二、准教授
・理工学研究科 電気電子工学専攻、鈴木敬久、准教授
・理工学研究科 電気電子工学専攻、五箇繁善、准教授
・日本大学 生産工学部、新井雅之、助教
・東京都産業技術研究センター、大原衛
・
(独)情報通信機構、渡辺聡一
・電気通信大学、上芳夫、特任教授
【国外研究分担者(所属,氏名,職)
】
・
【研究課題名】
:
電気・情報融合基盤のロバスト化技術の研究
【研究実績の概要(600~800 字程度で記入。図,グラフ等の使用も可。
)】
研究課題を達成するための 3 つの大項目に関する研究実績を以下に示す。
1)電力変換機器の高電力密度・長寿命化の実現
1-1)太陽光発電用インバータの小型・長寿命化の研究(清水・和田)
電力変換機器の直流電圧を安定化させる為には大きな静電容量を持つ電解コンデンサが不可欠になる
が、電解コンデンサの一般的な寿命は4~5年であるため、インバータ全体の寿命低下要因として大き
な問題になっている。本研究では、電解コンデンサの数倍の寿命を持つフィルムコンデンサを用い、さ
らに少ない静電容量で直流電圧の安定化が行えるパワーデカップリング方式のインバータを新たに開発
した(図 1-1-1)
。また、一般の家庭用太陽光発電システムに対応できる出力電力 1KW のプロトタイプ装
置(図 1-1-2)を製作し、その評価試験を行った。図 1-1-3 は従来方式と開発方式の入出力波形の比較で
あり、開発機では直流入力電流の脈動が抑制され、少ない静電容量のフィルムコンデンサでも直流入力
電圧が安定化されていることがわかる。
SX2
Lf
SM2
SAC1
SAC2
LAC
DG2
iDC
Power decoupling circuit
iAC
Cf
vDC
SX0
CX
CDC
iLX
vX
SAC3
DX
LX
vAC
SX1
SAC4
SM1
DG1
図 1-1-1 パワーデカップリング方式長寿命太陽光発電用インバータの回路構成
高周波トランス
(小型化:約1/50)
フィルムコンデンサ
(小型化:約1/25)
出力
入力
図 1-1-2 試作機の外観
直流入力(電圧
電流)の安定化
低ひずみ交流出
力電流の維持
(a)従来方式
(b)開発方式
図 1-1-3 動作波形の例
1-2)超高周波 PWM インバータ実装技術の研究(和田)
電力変換機器の高密度化を行うために,従来のスイッチング周波数である約 20kHz を大幅に高めた
500kHz スイッチングの PWM インバータの実装手法について検討を行い、パワーデバイスの冷却手法
に関する検討とデッドタイム補償法について提案を行った。なお,研究室で設計・実装を行ったインバ
ータの写真を図 1-2-1 に示す。本装置を用いて直流電圧 300V,5A 出力の動作試験を行い、優れた出力波
形性能が得られることを確認した。
図 1-2-1 500kHz スイッチング高電力密度 PWM インバータの試作機
1-3)高電力密度化のための磁性部品の損失計算・評価技術の開発
電力変換機器の高電力密度化に伴って、変圧器やリアクトルの損失に起因する発熱が問題になってい
る。しかし、電力変換機器に使用する磁性部品の正確な損失計算は困難であった。研究者らは電力変換
機器の動作条件における磁性部品の損失計算手法としてロスマップ法を既に考案しその有効性を立証し
ている。本研究ではロスマップ法を用いて三相 PWM インバータに使用される交流出力リアクトルの新
たな計算手法を考案し、既に開発している損失計測装置(ILA)を用いて、従来の計算手法(拡張スタイ
ンメッツ方程式)を本手法の比較を行った。図 1-3-1 は従来手法と開発手法による損失の比較結果の一例
であるが、本手法は計算精度を大幅に向上できることを示した。
図 1-3-1 リアクトルの損失比較(Conventional と Revised の比較)
2)電気エネルギーと情報通信の高度な障害回避システム技術
2-1)高電磁環境下での通信信号の高信頼化の研究(福本、新井、酒井)
高電磁環境下で通信するコントローラエリアネットワーク(CAN)の信頼性を強化するための基礎的
検討をおこなった。具体的には、従来プロトコルとの互換性を維持しながら高電磁ノイズの影響を能動
的に回避するために、自動再送要求(ARQ)
、前方誤り訂正(FEC)
、および HALT モードから構成され
るアプリケーション層ベースのハイブリッド ARQ プロトコルについて研究した。特に、このプロトコル
が対象とする故障モデルを決定するためのノイズ印加実験装置の構築に注力し、スイッチングノイズの
CAN への影響には大きなバラつきがあり、時間冗長や情報冗長といったディペンダブルコンピューティ
ングの手法を追加的に施すことによって CAN の耐故障性を少なからず改善し得ることを明らかにした。
図 2-1-1 高電磁ノイズ印加実験の概要(出力電圧 90V, スイッチング周波数 10KHz, 伝送速度
125kbps, データフレームサイズ 108bit)
図 2-1-2 高電磁ノイズ印加の有無によるバス信号波形の違い
2-2)表面波デバイスを用いた高信頼デバイス駆動信号伝送技術の研究(五箇、和田)
本提案法の基礎検証として、まず周波数多重化のための送信・受信機構成の確立と、実験用デバイス
作製を行った。
図 2-2-1 は作製した表面波デバイスを示しており,
送受信特性の実測値を図 2-2-2 に示す。
これらの結果は良好な通過特性を示しており、遅延時間などに関しても十分に実用化可能であることが
分かった。そのため、現在ではインバータシステムを実際に動作させるためのステップに入っており、
低電圧における検証実験からはインバータ動作を確認できた。今後は絶縁特性の計測など、実用化に向
けての課題を解決する予定である。研究成果発表としてすでに学会発表を行っているが、提案システム
によるインバータシステムの動作確認が出来たことから、今後は学術論文誌への投稿を行う予定である。
また、今年度より科研費(基盤研究 C)を獲得することが出来ており、当該分野においても新規研究テ
ーマとして着目されていると考えられる。
図 2-2-1 作製した表面波デバイスの一例
図 2-2-2 表面波デバイスを用いた提案システムの通過特性
3)パワエレ起因の電磁環境障害の計算手法の開発とその評価技術
3-1)パワーエレクトロニクス装置から漏洩する伝導電磁ノイズの高精度計算手法の開発(清水、和
田)
パワーエレクトロニクス機器から漏洩する伝導電磁ノイズは情報通信機器や放送波に重大な動作障害
を引き起こす元凶となっており、漏洩伝導電磁ノイズの許容値が IEC 規格などで規定されている。これ
に対応するために、従来はインバータ装置製の作後に漏洩伝導電磁ノイズを計測し、必要な減衰量のノ
イズフィルタを設置するという対症療法がとられていた。しかし、高周波スイッチング化と高電力密度
化されたインバータ装置の普及に伴って、漏洩伝導電磁ノイズが増加する傾向にあることから、従来の
対症療法に限界が生じている。そこで、本研究ではインバータから漏洩する伝導電磁ノイズを予め予測
計算する手法について研究を行った。他の研究機関でも計算手法が提案されているが、計算精度が不十
分であり実用に絶えるものではなかった。本研究の特長は、インバータ回路に使用する要素部品の周波
数特性を適切に考慮する新たな手法を考案したことであり、これによって計算精度を大幅に向上させた。
図 3-1-1 は計算結果と実測結果の比較であるが、計算誤差は 10dB 以下であり、従来の計算手法と比較し
て 10~20dB 以上の誤差低減を達成している。
測定結果
計算結果
図 3-1-1 伝導性電磁ノイズの計算結果と測定結果
3-2)電磁環境両立性の解析技術の開発(多氣、鈴木)
本プロジェクトでは、情報通信技術と融合した信頼性の高いエネルギーシステムの構築を目指してい
るが、それを支える環境電磁工学技術は必須の要件である。要素技術の開発はもとより、電磁両立性の
要件は、国内外の規制等の制度化と切り離すことができない。これらについての研究及び社会的活動を
推進した。要素技術として、低周波領域の電磁界解析に関する新しい手法として周波数スケーリングに
よる新たな手法を開発した。この手法はフルウェーブでの解析を準静的な電磁界解析に適用するもので、
エネルギーシステムの EMC 問題に対する新たな手法を提供するものである。特に、パワーエレクトロニ
クスを応用したワイヤレス電力伝送の EMC の解析に有用である。
図 3-2-1 非接触電力伝送装置のモデル
図 3-2-2 提案したスケーリング手法による 100kHz の誘導電界の推定結果と誤差
電磁環境に関する制度化に関して、国際無線障害特別委員会(CISPR)の国内外の活動など、多くの
貢献を行った。特に、ワイヤレス電力伝送に伴う電磁環境の共用性に関して、総務省での制度化の取り
組みの取り纏めの役割を担い、国際標準化に向けても多くの貢献を行った。また、漏洩電磁界に対する
人体防護に関しても、総務省におけるわが国の防護指針の見直しについての取り纏めを行うなど、貢献
した。
【学会発表(発表題目,発表大会名,年月を記入)
】
清水敏久
・ 成田剣太、清水敏久、
「サージ抑制線を用いたコモンモードモータサージ電圧抑制法」
、H26 年電気
学会全国大会、4-038、2014 年
・ 佐藤弘明、清水敏久、
「ロトイダルコアの磁束密度不均一性による鉄損計算誤差に関する考察」、H26
年電気学会全国大会、4-070、2014 年
・ 三輪明寛、清水敏久、
「大容量鉄損評価装置の評価と測定」、H26 年電気学会全国大会、4-072、2014
年
・ 山本修、田中晃、荒隆裕、清水敏久、
「非対称な相互インダクタンスを有する交流機の電機子漏れイ
ンダクタンス算定法の検討」
、H26 年電気学会全国大会、5-047、2014 年
・ 成田剣太、清水敏久、
「コモンモードモータサージ電圧の分析とその抑制法」
、H26 年電気学会産業
応用部門大会、1-53、2014 年
・ 佐藤弘明、清水敏久、
「トロイダルコアの磁束密度不均一性による鉄損計算誤差に関する考察」、H26
年電気学会産業応用部門大会、1-39、2014 年
・ 三輪明寛、清水敏久、
「降圧チョッパ用インダクタの最適設計のための基礎研究」
、H26 年電気学会
産業応用部門大会、1-53、2014 年
・ 平原英明、山本修、荒隆裕、
「潮流試験によるリニア誘導モータの一次漏れインダクタンス算定法の
検討」
、H26 年電気学会産業応用部門大会、3-66、2014 年
・ Tomohiro Mori, Kazunori Igarashi, Kinji Kanagawa, Toshihisa Shimizu, Yoshihiro Bizen, “Iron Loss
Evaluation of Iron Powder Core Suitable for Inductor Used in Power Converters,” International Power
Electronics Conference, pp.2983-2987, 2014 年 5 月
・ Hideaki Hirahara, Shu Yamamoto, Takahiro Ara, Toshihisa Shimizu, “A Method to Calculate the Performance
of Linear Induction Motors Using Simple Two-Phase Model,” International Power Electronics Conference,
pp.3044-3049, 2014年5月
・
Shinpei Omata and Toshihisa Shimizu, “Study on an Accurate Calculation of the Conducted EMI Noise of the
Power Converters, International Power Electronics Conference, pp.2944-2949, 2014年5月
・ Shota Yamaguchi and Toshihisa Shimizu, “A Single-phase Power Conditioner with a Buck–Boost-type Power
Decoupling Circuit,” International Power Electronics Conference, pp.3771-3777, 2014年5月
・ Takahiro Tera, Hiroshi Taki, Toshihisa Shimizu, “Loss Reduction of Laminated Core Inductor used in
On-board Charger for EVs,” International Power Electronics Conference, pp.876-882, 2014年5月
・ Shun Suzuki, Toshihisa Shimziu, “A Study on Efficiency Improvement of High-frequency Current Output
Inverter based on Immittance Conversion Element,” International Power Electronics Conference,
pp.1166-1172, 2014年5月
多氣昌生
・ T. Shiina, Y. Suzuki, Y. Kasai, Y. Inami, K. Wake, and M. Taki, “Effect of Two-times 24 hour Exposures to 60
GHz Millimeterwaves on Neurite Outgrowth in PC12VG Cells in Consideration of Polarization,” 2014
International Symposium on Electromagnetic Compatibility (EMC'14/Tokyo), 13P1-S2, May, 2014.
・ A. Tameishi, T. Kamijo, Y. Suzuki, A. Kik, K. Sasaki, and M. Taki, “Complex Permittivity Measurement
Method of High Loss Materials Using Cylindrical Cavity Resonator in Millimeter-wave Band,” 2014
International Symposium on Electromagnetic Compatibility (EMC'14/Tokyo), 15P2-A5, May, 2014.
・ 長岡智明, 和氣加奈子, 多氣昌生, 渡辺聡一,「ボリュームモーフィング手法による日本人の標準頭部
モデル開発」
、信学技報 114(93), pp. 31-34, 2014 年 6 月.
・ T. Shiina, K. Sasaki, Y. Suzuki, and M. Taki, “Analysis of temperature increase in the post-wall waveguide
type exposure apparatus in vitro,” General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014 XXXIth
URSI, DOI: 10.1109/URSIGASS.2014.6930121, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ K. Wake, S. Watanabe, and M. Taki, “Experimental Evaluation of Hand Effects to the Specific Absorption
Rate in Child Head,” General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014 XXXIth URSI, DOI:
10.1109/URSIGASS.2014.6930103, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ T. Shiina, K. Sasaki, Y. Suzuki, and M. Taki, “Analysis of temperature increase in the post-wall waveguide
type exposure apparatus in vitro,”
General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014
XXXIth URSI, DOI: 10.1109/URSIGASS.2014.6930121, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ 市川弘樹・鈴木敬久・多氣昌生,
・和氣加奈子,「第 3 世代携帯電話端末から発生する低周波磁界に
よる誘導電界・電流の検討」
,電子情報通信学会平成 26 年ソサイエティ大会,B-4-7.
・ チャカロタイ ジェドヴィスノプ・和氣加奈子・渡辺聡一・王 建青・藤原 修・鈴木敬久・多氣昌
生,
「モーメント法を利用した生体ドシメトリ解析」
,電子情報通信学会平成 26 年ソサイエティ大会
依頼講演
・ 柳島慶太・多氣昌生,
「ワイヤレス給電装置による人体内部誘導電界の周波数スケーリングに関する
検討」
,電子情報通信学会平成 26 年ソサイエティ大会,B-4-6.
・ 柳島慶太, 多氣昌生, 「準静的な電界および磁界による人体内部誘導電界の周波数スケーリングに関
する検討」EMCJ 研究会 2015 年 1 月発表予定
福本聡
・ 福本聡,遠藤知輝,大原衛,新井雅之,``ビザンチン故障的に振舞うノードを考慮した構造化 P2P ネ
ットワークの探索プロトコル,'' 電子情報通信学会技術研究報告, DC2014-9, pp.43-48, 2014 年 4 月.
・ Masahiko Negishi, Aromhack Saysanasongkam, Muneyuki Nakamura, Mamoru Ohrara, Masayuki Arai,
Satoshi Fukumoto, ``Application-Layer Hybrid ARQ in CAN Networks for Tolerating DC-DC Converter
Noise," Fast Abstracts of The 44nd Annual IEEE/IFIP International Conference on Dependable Systems and
Networks (DSN 2014), Atlanta, June 2014.
・ 福本聡,神田一平,新井雅之,``分散レプリケーションの性能・可用性・一貫性に関する評価尺度の
検討,'' 電子情報通信学会技術報告, R2014-14, pp.25-30, 2014 年 7 月.
・ Muneyuki Nakamura, Mamoru Ohara, Aromhack Saysansongkham, Masayuki Arai, Kazuya Sakai, and Satoshi
Fukumoto, "Hybrid ARQ for DC-DC Converter Noise in Controller Area Networks," in Proceedings of
International Workshop on Applications of Wireless Ad hoc and Sensor Networks (AWASN'14), Minneapolis,
September, 2014.
・ 六川恵,福本聡,新井雅之,酒井和哉,``日和見主義的なモバイルネットワークにおけるキャッシュ・
データの鮮度維持手法の検討,'' 第 13 回情報科学技術フォーラム(FIT2014), C-009, pp. 199-200, 2014 年
9 月.
(本発表にて, 第 13 回情報科学技術フォーラム FIT 奨励賞受賞(福本聡))
・ Satoshi Fukumoto, Tomoki Endo, Mamoru Ohara, and Masayuki Arai, ``Study on Routing Protocol for
Structured P2P Network Taking Account of the Nodes Which Behave Like a Byzantine Fault,'' fast abstract of
The 20th IEEE Pacific Rim International Symposium on Dependable Computing (PRDC 2014), pp.31-32,
Singapore, Nov. 2014.
・ 中村宗幸, 大原衛, サイサナソンカム アロムハック, 新井雅之, 酒井和哉, 福本聡, ``CAN における
DC-DC コンバータノイズに対処したハイブリッド ARQ の一考察,'' 電子情報通信学会技術研究報告,
DC2014-25, pp.23-28, 2014 年 10 月.
・ 高電磁環境下でのディペンダブルコンピューティングに関する研究
・ 緑川 直樹, 中村 宗幸, サイサナソンカム アロムハック, 酒井 和哉, 福本 聡, ``レジスタ三重化回
路の信頼性評価手法に関する検討,'' 電子情報通信学会技術研究報告, 2014 年 12 月.
・ 秋本健太, 大原 衛, 酒井和哉, 福本聡, ``分散データレプリケーションのデータ配置についての考察,''
第 72 回 FTC 研究会, セッション 2, 2015 年 1 月.
・ サイサナソンカム アロムハック, 福本 聡, ``高電磁環境下における FPGA 若化の検討,'' 電子情報
通信学会技術研究報告, 2015 年 2 月.
和田圭二
・ S. Takeuchi, K. Wada, “Experimental Verification of Noiseless Sampling for Buck Chopper Circuit with
Current Control,’’ International Power Electronics Conference, 2014 年 5 月
・ Tokumasu, H. Taki, K. Shirakawa, K. Wada, “AC/DC Converter Based on Instantaneous Power Balance
Control for Reducing DC-Link Capacitance,’’ International Power Electronics Conference, 2014 年 5 月
・ M. Nakahara, K. Wada, “Analysis of Hysteresis and Eddy-Current Losses for a Medium-Frequency
Transformer in an Isolated DC-DC Converter, International Power Electronics Conference, 2014 年 5 月
・ Y. Matsuoka, K. Wada, et. al., “2.5kV, 200kW Bi-Directional Isolated DC/DC Converter for Medium-Voltage
Applications,’’ International Power Electronics Conference, 2014 年 5 月
・ K. Wada, A. Yamashita, “Wide Bandwidth and Low Propagation Time Delay Current Sensor applied to a
Laminated Bus Bar.’’ IEEE ECCE, 2014 年 9 月
・ M. Ando, K. Wada, “Design of DC-side stray inductance for high speed switching inverter based on
normalization procedure, ‘’ IEEE APEC, 2015 年 3 月(Accepted)
上記以外に,国内発表 4 件,国際シンポジウム 4 件発表済み。また,年度内に 6 件を発表予定。いず
れも電気学会。
鈴木敬久
・ 菅野喜伊, 鈴木敬久, Kik Alfred, 笠井陽子, 多氣昌生, 小島正美, 「ミリ波帯における角膜細胞の誘
電率測定」信学技報 114(15), pp. 37-41, 2014 年 4 月.
・ 寺井達哉, 加藤優斗, 林真一郎, 和田圭二, 鈴木敬久,
「神経刺激作用観察のための in vitro 用 20kHz
局所的強磁界ばく露装置の開発」信学技報 114(129), pp.43-48, 2014 年 7 月.
・ J. Chakarothai, Y. Suzuki, M. Taki, M. Kojima, K. Sasaki, K. Wake, and S. Watanabe, “Millimeter-Wave
Power Absorbed into Rabbit Eye Due to Different Exposure Environments,” 2014 International Symposium
on Electromagnetic Compatibility (EMC'14/Tokyo), 14A1-H2, May, 2014.
・ Y. Suzuki, A. Koike, M. Takamura, M. Taki, M. Kojima, K. Sasaki, J. Chakarothai, K. Wake, and S. Watanabe,
“GPU Acceleration on Computational Dosimetry for Rabbit Eyes Exposed to Millimeter Waves,” 2014
International Symposium on Electromagnetic Compatibility (EMC'14/Tokyo), 16P1-S3, May, 2014.(招待講
演)
・ S. Koyama1, E. Narita1, Y. Suzuki, T. Shina, M. Taki, N. Shinohara, and J. Miyakoshi, “Effects of long-term
exposure to 60 GHz millimeterwave on genotoxicities in HCE-T and SRA cells derived from human eye,” The
BioEM2014 conference, no. 05-4, pp.356-358, Jun. 2014.
・ C-Y. Tsai, M. Kojima1, Y. Suzuki, K. Sasaki, K. Wake, S. Watanabe, M. Taki, Y. Kamimura, A. Hirata, K.
Sasaki, and H. Sasaki, “75GHz millimeter wave exposure to eye: role of environment factors in effects,” The
BioEM2014 conference, no. PA-93, pp.171-176, Jun.2014.
・ M. Kojima, C-Y. Tsai1, Y. Suzuki, K. Sasaki, K. Wake, S. Watanabe, Y. Kamimura, A. Hirata, M. Taki, K.
Sasaki, and H. Sasaki, “Millimeter wave exposure induces cornea and lens epithelium damage,” The
BioEM2014 conference, no. PB-94, pp.315-319, Jun.2014.
・ 尾西翔平, チャカロタイ ジェドヴィスノプ, 橋川伸吾, 鈴木敬久,「大規模数値電磁界解析のための
メインメモリを利用したデータ保存方式の提案と応用例」計算工学講演会論文集 Proceedings of the
Conference on Computational Engineering and Science 19, 4p, 2014 年 6 月.
・ Y. Suzuki, M. Sasaki, J. Chakarothai, M. Kojima, K. Sasaki, M. Takamura, K. Wake, and M. Taki, Masao,
“ Numerical simulation of heat transport for rabbit eye exposed to millimeter wave considering fluid dynamics
within anterior chamber,”
General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014 XXXIth URSI,
DOI: 10.1109/URSIGASS.2014.6930076, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ T. Shiina, K. Sasaki, Y. Suzuki, and M. Taki, “Analysis of temperature increase in the post-wall waveguide
type exposure apparatus in vitro,” General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014
XXXIth URSI, DOI: 10.1109/URSIGASS.2014.6930121, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ M. Ikehata, S. Yoshie, K. Wada, Y. Suzuki, K. Wake, S. Nakasono, M. Taki, and C. Ohkubo, “Evaluation of
effects of intermediate frequency magnetic field on DNA methylation,” General Assembly and Scientific
Symposium (URSI GASS), 2014 XXXIth URSI, DOI: 10.1109/URSIGASS.2014.6930093, Page(s): 1- 3, Aug.
2014.
・ M. Kojima, C-Y. Tsai, Y. Suzuki, K. Sasaki, K. Wake, S. Watanabe, M. Taki, Y. Kamimura, A. Hirata, K.
Sasaki, and H. Sasaki, “Effect of relative humidity during 40 GHz millimeter wave exposure,”General
Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS), 2014 XXXIth URSI , DOI:
10.1109/URSIGASS.2014.6930075, Page(s): 1- 4, Aug. 2014.
・ 尾西翔平, チャカロタイ ジェドヴィスノプ, 橋川伸吾, 鈴木敬久,「大規模数値電磁界解析における
ネットワーク上へのデータストアを目指した RDMA 実装による I/O 性能の改善」信学技報 114(215),
pp. 23-27, 2014 年 9 月.
・ M. Kojima, C.Y. Tsai, Y. Suzuki, T. Okuno, K. Sasaki, K. Sasaki, and H. Sasaki, “Ocular Temperature
Measurements during Infrared or Millimeter Wave Exposure, ” 2014 39th International Conference on
Infrared, Millimeter, and Terahertz waves (IRMMW-THz), DOI: 10.1109/IRMMW-THz.2014.6956307, pp.
1-2, Sep. 2014.
・ 西
健太朗, キック アルフレード, 鈴木敬久, 和氣加奈子, 「ファラデー効果を用いた中間周波数帯
磁界測定用の光磁界センサに関する予備的検討」信学技報 114(268), p. 113-116, 2014 年 10 月
・ 佐々木真央, Chakarothai Jerdvisanop, 小池 梓, 高村政代, 鈴木敬久, 小島正美, 奥野 勉, Tsai
Cheng-Yu, 佐々木謙介, 和氣加奈子, 渡辺聡一, 多氣昌生, 佐々木 洋,「前房水の流れを考慮したコ
ンピュータシミュレーションによるミリ波及び赤外線ばく露時の眼内熱輸送に関する研究」信学技
報 114(268), pp. 91-96, 2014 年 10 月
・ 鈴木敬久, 多氣昌生, 小島正美, 「感温液晶マイクロカプセルを利用した高周波電磁界ばく露評価」,
電子情報通信学会,光応用電磁界計測研究会,2015 年 2 月(発表予定).
・ S. Onishi, J. Chakarothai, T. Ishii, S. Hashikawa, Y. Suzuki, “Acceleration of I/O data transfer with RDMA for
massively large-scale GPU simulation”, 2015 GPU Technology Conference (GTC), 2015 年 3 月(発表予定)
.
五箇繁善
・ 「Λ 型 3 準位系における Ramsey-CPT 共鳴の AC シュタルクシフト」 応用物理学会 (2014-9)
・ 「直交偏光子法とパルス励起を組み合わせた高コントラスト CPT 共鳴の検討」光領域および精密周
波 数発生の回路技術調査専門委員会(2014-9)
・ 「CSAC に適した VCSEL の直接変調による CPT パルス励起」光領域および精密周波数発生の回路
技術調査専門委員会(2014-9)
・ "Investigation on Light shift in CPT-Ramsey Resonance for Compact Atomic Clocks," Proc. of IEEE Int. Freq.
Contr. Symp. (2014-7)
・ 「CPT パルス励起におけるライトシフトの数値計算法」電気学会 C 部門大会(2014-9)
・ 「SAW フィルタを用いた次世代インバータ用周波数多重通信における 送受信機の基礎検討」第 43
回 EM シンポジウム(2014-6)
新井雅之
・ 福本聡,遠藤知輝,大原衛,新井雅之,``ビザンチン故障的に振舞うノードを考慮した構造化 P2P ネ
ットワークの探索プロトコル,'' 電子情報通信学会技術研究報告, DC2014-9, pp.43-48, 2014 年 4 月.
・ Masahiko Negishi, Aromhack Saysanasongkam, Muneyuki Nakamura, Mamoru Ohrara, Masayuki Arai,
Satoshi Fukumoto,
“Application-Layer Hybrid ARQ in CAN Networks for Tolerating DC-DC Converter
Noise,” Fast Abstracts of The 44nd Annual IEEE/IFIP International Conference on Dependable Systems and
Networks (DSN 2014), Atlanta, June 2014.
・ 平井淳士,細川利典,山内ゆかり,新井雅之, “自己組織化マップを用いた低消費電力テストパター
ンの分類とテスト生成について,” 第 71 回 FTC 研究会,セッション 2, 2014 年 7 月.
・ 福本聡,神田一平,新井雅之,“分散レプリケーションの性能・可用性・一貫性に関する評価尺度の
検討,” 電子情報通信学会技術報告, R2014-14, pp.25-30, 2014 年 7 月.
・ Muneyuki Nakamura, Mamoru Ohara, Aromhack Saysansongkham, Masayuki Arai, Kazuya Sakai, and Satoshi
Fukumoto, “Hybrid ARQ for DC-DC Converter Noise in Controller Area Networks,” in Proceedings of
International Workshop on Applications of Wireless Ad hoc and Sensor Networks (AWASN'14), Minneapolis,
September, 2014.
・ 六川恵,福本聡,新井雅之,酒井和哉, “日和見主義的なモバイルネットワークにおけるキャッシュ・
データの鮮度維持手法の検討,” 第 13 回情報科学技術フォーラム(FIT2014), C-009, pp. 199-200, 2014 年
9 月.
・ Atsushi Hirai, Toshinori Hosokawa, Yukari Yamauchi, and Masayuki Arai, “ A Simulation Based Low Capture
Power Test Generation Method Using Capture Safe Test Vectors,” in Proceedings of The 15th IEEE Workshop
on RTL and High Level Testing (WRTLT '14), Session 2.1, Nov. 2014.
・ Satoshi Fukumoto, Tomoki Endo, Mamoru Ohara, and Masayuki Arai,
“Study on Routing Protocol for
Structured P2P Network Taking Account of the Nodes Which Behave Like a Byzantine Fault,” fast abstract of
The 20th IEEE Pacific Rim International Symposium on Dependable Computing (PRDC 2014), pp.31-32,
Singapore, Nov. 2014.
・ 中村宗幸, 大原衛, サイサナソンカム アロムハック, 新井雅之, 酒井和哉, 福本聡, “CAN における
DC-DC コンバータノイズに対処したハイブリッド ARQ の一考察,” 電子情報通信学会技術研究報告,
DC2014-25, pp.23-28, 2014 年 10 月.
・ 新井雅之,中山裕太,岩崎一彦, “クリティカルエリアに基づくブリッジ故障テスト生成および評価
に関する一考察,” 電子情報通信学会技術研究報告, VLD2014-97, DC2014-51, pp.173-178, 2014 年 11 月.
・ 平井淳士,細川利典,山内ゆかり,新井雅之, “キャプチャセーフテストベクトルを利用した低消費
電力テスト生成法,” 電子情報通信学会技術研究報告, VLD2014-98, DC2014-52, pp.179-184, 2014 年 11
月.
・ 新井雅之,岩崎一彦, “重み付き故障カバレージ算出に向けたオープン・ブリッジクリティカルエリ
アの推定法,” 電子情報通信学会技術研究報告, DC2014-73, pp.33-38, 2014 年 12 月.
・ 齋藤晴樹,新井雅之, “似論理回路を用いた高信頼設計手法の評価に関する一考察,” 第 72 回 FTC 研
究会,セッション 3, 2015 年 1 月.
・ 齋藤晴樹,新井雅之, “近似論理に基づく高信頼設計手法の評価に関する一考察,” 電子情報通信学会
技術研究報告, 2015 年 2 月.
・ 中野伸哉,新井雅之, “閾値変更に基づく MLC PCM の高信頼化手法に関する一考察,” 電子情報通信
学会技術研究報告, 2015 年 2 月.
【論文発表又は著書発行(発表題目,著者,発表誌又は出版社,年月を記入)】
清水敏久
・ 吉田秀人、和田圭二、清水敏久、
「単相アクティブフィルタの容量低減を目的とした周波数制限法」、
電気学会論文誌 D、Vol134, No.2, pp.202-208, 2014 年
・ 松盛裕明、清水敏久、高野耕至、石井仁、「三相 PWM インバータ用 AC フィルタインダクタ鉄損の
算定」
、電気学会論文誌 D、Vol.133, No.10, pp.1009-1021, 2014 年
・ 外山佳祐、清水敏久、
「パワーデカップリング機能を持つ高効率単相系統連系インバータとその制御
法」
、電気学会論文誌 D、掲載決定(2015 年 2 月)
・ 周藤龍、清水敏久、
「PWM 制御による三相絶縁型双方向 DC/DC コンバータのソフトスイッチング
動作範囲の拡大」
、電気学会論文誌 D、掲載決定(2015 年 3 月)
・ Hioroaki Matsumori, Toshihisa Shimiozu, Koushi Takano, Hitoshi Ishii, “Iron Loss Calcuration of AC Filter
Inductor for Three-Phase PWM Inveters,” Electrical Engineering in Japan (Wiley Publications), pp.57-71,
2014.
・ Shun Suzuki,Toshihisa Shimizu, “A Study on Efficiency Improvement of High-frequency Current Output
Inverter based on Immittance Conversion Element,” IEEJ Journal of Industry Applications, 投稿中
・ Shimpei Omata, Toshihisa Shimizu, “Study on a Simple Calculation of the Conducted EMI Noise
and a Noise Reduction Method,” IEEJ Journal of Industry Applications, 投稿中
・ Takahiro Tera, Hiroshi Taki, Toshihisa Shimizu, “Loss Reduction of Laminated Core Inductor used in
On-board Charger for EVs,” IEEJ Journal of Industry Applications, 投稿中
多氣昌生
・
S. Sadetzki, C. Eastman Langer, R.Bruchim, M. Kundi, F. Merletti, R. Vermeulen, H. Kromhout, A-K. Lee, M.
Maslanyj, M.R. Sim, M. Taki, J. Wiart, et. al. , “The MOBI-Kids Study Protocol: Challenges in Assessing
Childhood and Adolescent Exposure to Electromagnetic Fields from Wireless Telecommunication
Technologies and Possible Association with Brain Tumor Risk”, Front Public Health. 2014; 2: 124. Published
online Sep 23, 2014. doi: 10.3389/fpubh.2014.00124
・
Koyama S, Narita E, Suzuki Y, Taki M, Shinohara N, Miyakoshi J. Effect of a 2.45-GHz radiofrequency
electromagnetic field on neutrophil chemotaxis and phagocytosis in differentiated human HL-60 cells.J Radiat
Res. 2014 Sep 5. pii: rru075. PMID 25194051. [Epub ahead of print]
・
Calderón, C., Addison, D., Mee, T., Findlay, R., Maslanyj, M., Conil, E., Kromhout, H., Lee, A.-k., Sim, M. R.,
Taki, M., Varsier, N., Wiart, J. and Cardis, E., Assessment of extremely low frequency magnetic field exposure
from GSM mobile phones, Bioelectromagnetics, Volume 35, Issue 3, pages 210–221, April 2014.
福本聡
・ Aromhack Saysanasongkham, Masayuki Arai, Satoshi Fukumoto, Shun Takeuchi and Keiji Wada, ``A Highly
Reliable Digital Current Control using an Adaptive Sampling Method,'' IEEJ Journal of Industry Application,
Vol.3, No.4, pp. 296–303, 2014.
・ 池田貴彦, 大原衛, 福本聡, 新井雅之, 岩崎一彦, 木村光宏, ``ファイルバージョニング機能を備えた
分散データレプリケーションプロトコルの提案,'' 電子情報通信学会和文論文誌 D 採録決定済み.
・ 福本聡, 岩崎一彦, コンピュータアーキテクチャ 第 2 版, 朝倉書店, 2015 年 3 月(出版予定).
和田圭二
・ 和田 圭二, 田栗 賢人,
「ヒートシンク分割手法を用いた高周波スイッチング PWM インバータの回
路実装」
,電気学会論文誌D(産業応用部門誌)Vol. 134 No. 8,pp. 734-741, 2014 年 8 月
・ 安東 正登, 和田 圭二,
「構造的制約と電気的制約を考慮したラミネートバスバー設計」電気学会論
文誌D(産業応用部門誌)Vol. 134, No. 4,pp. 447-453-303, 2014 年 4 月
・ A. Saysanasongkham, M.Arai, S. Fukumoto, S. Takeuchi, K. Wada, “ A Highly Reliable Digital Current
Control using an Adaptive Sampling Method,’’ IEEJ Journal of Industry Applications, Vol. 3 (2014) No. ,
99.296-303, 2014 年 7 月
・ M. Nakahara, K. Wada, “Loss Analysis of Magnetic Components for a Solid-State-Transformer,’’ IEEJ Journal
of Industry Applications, (投稿中)
鈴木敬久
・ 鈴木敬久, 菅野喜伊, Alfred KIK, 「マイクロ波・ミリ波帯における材料定数計測とその応用 ミリ波
帯における重水の誘電特性評価」 計測と制御 Vol. 53, No. 3, pp. 203-208 2014年3月.
・ K. Sasaki, T. Sakai, T. Nagaoka, K. Wake, S. Watanabe, M. Kojima, N. Hasanova, H. Sasaki, K. Sasaki, Y.
Suzuki, M. Taki, Y.Kamimura, A. Hirata, and H. Shirai, "Dosimetry Using a Localized Exposure System in the
Millimeter-Wave Band for in vivo Studies on Ocular Effects", IEEE Trans. Microwave Theory and Technique,
Vol. 62, No. 7, pp. 1554-1564, Jul., 2014.
・ Koyama S, Narita E, Suzuki Y, Taki M, Shinohara N, Miyakoshi “J. Effect of a 2.45-GHz
radiofrequency electromagnetic field on neutrophil chemotaxis and phagocytosis in
differentiated human HL-60 cells,” Journal of radiation research, pp. 1-7, doi:10.1093/jrr/rru075,
Sep., 2014.
・ A. Ushiyama, S. Ohtani, Y. Suzuki, K. Wada, N. Kunugita, and C. Ohkubo, “Effects of 21-kHz
Intermediate Frequency Magnetic Fields on Blood Properties and Immune Systems of Juvenile
Rats,” International journal of radiation biology, Vol. 90, No. 12, pp.1211-1217, Dec., 2014.
・ K. H. Chan, S. Ohta, I. Laakso, A. Hirata, Y. Suzuki, and R. Kavet, “COMPUTATIONAL DOSIMETRY FOR
CHILD AND ADULT HUMAN MODELS DUE TO CONTACT CURRENT FROM 10 HZ TO 110 MHZ,”
Radiation Protection Dosimetry, pp. 1–11, doi:10.1093/rpd/ncu322, Oct., 2014.
五箇繁善
・ " Two-step pulse observation method for Raman-Ramsey coherent population trapping," Yuichiro
Yano,
Shigeyoshi Goka and Masatoshi Kajita, Applied Physics Express, vol. 8 012801 (2014-12)
・ "High-contrast Coherent Population Trapping based on Crossed Polarizers Method," Yuichiro Yano and
Shigeyoshi Goka, IEEE Transactions on UFFC, vol. 61, no. 12 (2014-12)
・ "Theoretical and experimental investigation of the light shift in Ramsey coherent population
Yuichiro Yano, Wujie Gao, Shigeyoshi Goka, and Masatoshi Kajita, Phys. Rev. A
trapping,"
90(013826)
(2014-7)
新井雅之
・ Aromhack Saysanasongkham, Masayuki Arai, Satoshi Fukumoto, Shun Takeuchi and Keiji Wada, ``A Highly
Reliable Digital Current Control using an Adaptive Sampling Method,'' IEEJ Journal of Industry Application,
Vol.3, No.4, pp. 296–303, 2014.
・ 池田貴彦, 大原衛, 福本聡, 新井雅之, 岩崎一彦, 木村光宏, ``ファイルバージョニング機能を備えた
分散データレプリケーションプロトコルの提案,'' 電子情報通信学会和文論文誌 D 採録決定済み.
【科学研究費補助金への応募状況,採択状況】
清水敏久
・ (採択継続)文科省科学研究費 基盤研究 B、研究代表者:清水敏久、研究分担者:和田圭二、
「パ
ワーデカップリング機能を持つ高効率・長寿命パワーコンディショナの開発」平成 25 年度~平成
27 年度、13,400,000 円(直接研究費)
福本聡
・ (採択継続)文科省科学研究費 基盤研究 C, 研究代表者: 福本 聡, 研究分担者: 新井 雅之, ``高電磁
環境下の新しい過渡故障モデルに対する耐故障順序回路の検討,'' 平成 24 年度~平成 26 年度.
・ (申請中)文科省科学研究費 基盤研究 C, 研究代表者: 福本 聡, 研究分担者: 酒井 和哉, ``高電磁ノ
イズに対する CAN プロトコルの高信頼化手法,'' 平成 27 年度~平成 29 年度.
和田圭二
・ (採択継続)科学研究費 基盤研究(C) 超高速モータドライブ用高周波 PWM インバータ開発 2013
年 4 月~2016 年 3 月
五箇繁善
・ (新規採択)日本学術振興会 基板研究 C :『次世代電力変換回路に適した SAW フィルタを用いた
ゲート駆動回路の提案』
(H26~H28)
新井雅之
・ (採択継続)文科省科学研究費 基盤研究 C, 研究代表者: 福本 聡, 研究分担者: 新井 雅之, ``高電磁
環境下の新しい過渡故障モデルに対する耐故障順序回路の検討,'' 平成 24 年度~平成 26 年度.
・ (申請中)平成 27 年度 科研若手 B 「高電磁環境下での周期的多重過渡故障のオンラインマスク
法」, 4,760,000 円(代表:新井雅之)
【国等の提案公募型研究費,企業からの受託研究費・共同研究費の獲得状況】
清水敏久
・ SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/次世代パワーエレクトロニクス、「次世代パワーモ
ジュールを使用したパワーエレクトロニクス機器とその包括的研究開発」
、研究開発副責任者、H26
~H30、首都大への事業期間全体の経費予定額 63,250,000 円 (間接経費込))
・ NEDO 戦略的省エネルギー技術革新プログラム、
「GaN on Si パワーデバイスを用いた民生用大電力
変換器の開発」共同実施、H26~H28、首都大への経費予定額 22,680,000 円(間接経費込)
・ 共同研究(磁性体研究コンソーシアム)
(岩通計測、三菱マテリアル、東邦亜鉛、デンソー、シャー
プ、富士電機、アルプス電気)
、5,000,000 円
・ 共同研究(トヨタ自動車)
、 1,000,000 円
・ 特定研究寄付金(東光高岳、富士電機)
、1,000,000 円
多氣昌生
・ 総務省提案公募研究「国際共同症例対照研究における多様な携帯電話端末・通話形式と健康に関す
る調査・分析・評価」22,320,000 円(H25-H26)
・ 総務省提案公募研究「超高周波の電波ばく露による影響の調査」20,001,000 円(H25-H27)
・ 総務省提案公募研究「眼部への電波ばく露の定量的調査に関する研究」101,000,000 円(H23-26)(多
氣・鈴木)
・ 共同研究2件
福本聡
・ (株)ファナティック「ネットワークセキュリティに関する共同研究」 900,000 円 (代表:山本久
志)
和田圭二
・ NEDO 提案公募研究 「低炭素社会を実現する次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト 新世代
Si パワーデバイス技術開発」
(H26 ~H28 首都大への事業期間全体の経費予定額 61,250,000 円 (間
接経費込))
・ 企業共同研究 1 件
鈴木敬久
・共同研究(エルザジャパン)
「大規模電磁界シミュレーションにおける高速データ保全方式の検討」
(1,600,000 円)(予定)
五課繁善
・ 共同研究費1件(125 万)
,奨励寄付金1件(100 万円)
新井雅之
・ (継続)
(株)半導体理工学研究センター「大規模 LSI における市場不良レベル削減手法の実用化に
関する研究」 5,700,000 円,代表:岩崎一彦,平成 25 年度~平成 26 年度.
【その他社会貢献】
清水敏久
・ 都立調布南高等学校 特別講義
・ 都立三鷹中等学校 特別講義
・ 首都大学東京オープンユニバーシティー 講師
鈴木敬久
・ 都立科学技術高校 短期集中講座
・ 兵庫県立神戸高校(SSH 校) サイエンスアドバイザー
・ ミニ研究環活動における超並列計算ワークショップの開催(12月秋葉原、参加者 100 名)
[公的審議会・委員会等の公的貢献,生涯学習支援・普及啓発,国際貢献・国際交流等]
清水敏久
・ 東京高等裁判所(知財高等裁判所) 専門委員
・ 東京都中小企業振興公社 新製品新事業開発助成金審査会 委員長
・ 香港城市立大学(City University of Hong Kong) 博士論文審査委員
・ オールボー大学(デンマーク) 博士論文審査委員
・ 台湾パワーエレクトロニクス学会と IEEE Taiwan Chapter 主催(台湾科技大・台湾成功大学)
「パ
ワーエレクトロニクスセミナー」 招待講演
・ オールボー大学 技術セミナー 招待講演
・ 韓国エネルギー研究所(KERI) 招待講演
・ 国内技術セミナー招待講演(半導体研究所、SiC アライアンス、応用磁気学会、日本能率協会、日
本計測工業会、次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構、日本実装学会、東京都中小企業振興
公社、など多数)
・ 電気学会部門役員会 役員
・ 電気学会 有識者会議 委員
・ 電気学会 パワーエレクトロニクス国際会議(IPEC-Hiroshima 2014 ECCE-Asia)実行委員長
・ 電気学会 パワーエレクトロニクス部会/パワーエレクトロニクス標準化委員会/IEC TC22 国内
委員会 委員(H27 年度から委員長の予定)
・ 総務省 情報通信審議会 電波利用環境委員会 CISPR/B 作業班 主任
・ IEEE Power Electronics Society Administrative Committee, Member
・ IEEE Power Electronics Society, ECCE Global Partnership Coordinating Committee, Member
・ IEEE Power Electronics Society, ECCE-Asia Coordinating Committee, Chair Person
・ IEEE Industry Applications Society Asian Liaison
・ IEEE Power Electronics Society, Technical Committee on Sustainable Energy, Member
・ 台湾清華大学 研究交流協定に基づく共同研究
・ 海外国際会議の国際委員、論文副委員長、副実行委員長など多数
多氣昌生
・ 国際電波科学連合(URSI)Commission K 議長(2014 年 8 月まで)
・ 国際共同疫学研究 Mobi-Kids ばく露評価分科会 委員
・ 総務省 情報通信審議会 電波利用環境委員会 主査
・ 総務省「生体電磁環境に関する検討会」座長代理
・ 電気学会 規格調査会 電磁環境部会 IEC TC106 国内委員会 委員長
・ 電気学会 電磁環境技術委員会 委員
・ 電気学会 電磁界の健康リスク分析調査専門委員会・委員
・ 電気学会 電磁界の生体防護ガイドラインおよび適合性評価技術動向調査専門委員会・委員
・ 電気学会 スマートグリッド・コミュニティの EMC 問題調査専門委員会・委員
・ 電子情報通信学会 通信ソサイエティ環境電磁工学研究専門委員会 委員長
・ Japan Chapter of IEEE EMC Society, Vice Chair
・ Chair of Organizing Committee and Chair of Steering Committee, 2014 International
Symposium on Electromagnetic Compatibility,
・ 総務省 四国総合通信局 電波の安全性に関する説明会 講師
・ 総務省 北海道総合通信局
電波の安全性に関する説明会 講師
・ 一般財団法人電気安全環境研究所 電磁界情報提供委員会 委員長(経済産業省による電磁界情報調
査提供事業)
・ 野村総合研究所 電磁界情報調査委員会 委員(経済産業省による電磁界情報調査提供事業)
・ 宇宙太陽発電学会 理事
福本聡
・ EEEI International Workshop on RTL and High Level Testing (WRTLT) 2015 運営委員
・ 電子情報通信学会論文誌査読委員
和田圭二
・ 2014 年 11 月 台湾 国立精華大学,国立台湾科技大,国立中山大学訪問および講演
・ 2015 年 1 月~3 月 Grenoble Institute of Technology からの滞在費支援により G2Elab(Grenoble
Electrical Engineering Laboratory )に招聘研究員として滞在予定
鈴木敬久
・ 2014 International Symposium on Electromagnetic Compatibility (EMC'14/Tokyo), Assistant Secretary of
Steering Committee.
・ 電気学会 電磁界理論技術委員会・1号委員
・ 電気学会 電磁界の生体防護ガイドラインおよび適合性評価技術動向調査専門委員会・委員
・ 電気学会 学会活動推進員[東京支部] 推進員
・ 電子情報通信学会査読委員
・ 電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会・委員
・ 電子情報通信学会 光応用電磁界計測時限研究専門委員会・委員
・ International Commission on Illumination (CIE), TC6-49, Member
・ 電子情報通信学会,文論文誌 C,編集委員
・ その他,国内論文誌,外国論文誌の論文査読を行った.
五課繁善
・ 電気学会 光領域および精密周波数発生の回路技術調査専門委員会 幹事
・ 電気学会 マイクロ EM デバイス・システムと IC の融合化技術調査専門委員会
・ 電気学会 システムのモデリングとシミュレーション応用技術協同研究委員会
幹事
幹事
・ 日本学術会議 URSI 分科会電磁波計測小委員会 委員
新井雅之
・ Secretary: IEEE Asian Test Symposium (ATS 2016)
・ Fast Abstract Chair: IEEE Pacific Rim International Symposium on Dependable Computing
(PRDC 2015)
・ 電子情報通信学会常任査読委員
【研究成果による特許等の工業所有権の出願・取得状況】
(工業所有権の名称,発明者,権利者,工業所有権の種類・番号,出願年月日,取得年月日)
清水敏久
最近 4 年分
・ 特願「スナバ回路」H26 年 12 月出願予定
・ 特許「磁化曲線の算定方法」特願 2011-140509、特許第 5602100 号
・ 特許「磁化曲線の算定方法」特願 2011-140523、特許第 5606402 号
・ 特許「単板磁気測定方法および測定装置」特願 2012-266508、特開 2014-112605
・ 特許「リアクトル損失測定装置及びその測定方法」特願 2006-306042、特許第 4677641 号
・ 特許「サージ抑制システム、サージ抑制ケーブル、サージ抑制ユニット及びサージ抑制機能付きケー
ブル」特願 2013-574、特開 2014-132811
・ 特許「低消費電力ケーブル」特願 2010-158527、特開 2012-022831、特許第 5592181 号
・ 特許「短尺対応サージ抑制ユニット」特願 2010-253434、特開 2012-105493
・ 特許「サージエネルギー回生型サージ電圧抑制方式」特願 2008-311698、特開 2010-136564、
PCT/JP2009/069085
・ 特願「DC/DC コンバータの制御装置およびその制御方法」特願 2014-132945
・ 特願「DC/DC コンバータの制御装置およびその制御方法」特願 2014-132946
・ 特許「リアクトル」特願 2014-100747
・ 特許「スイッチング変換器の制御用論理回路」特願 2009-219296
・ 特許「複合昇圧トランス及びそれを用いた昇降圧回路」特願 2007-027281、EP 1 962 303、US Patent
US7808355B2
・ 特許「複合昇圧トランス及びそれを用いた昇降圧回路」US Patent US8138744B2
・ 特許「DC/DC コンバータ」特願 2004-334434、特開 2006-149054
【研究分担額】
(研究代表者・分担者名,所属,金額(円)
)
・
清水敏久(研究代表者)
、和田圭二(研究分担者)
:理工学研究科電気電子工学専攻:4,000,000 円
・
多氣昌生、鈴木敬久(研究分担者)
:理工学研究科電気電子工学専攻:2,000,000 円
・
五箇繁善(研究分担者)
:理工学研究科電気電子工学専攻:1,000,000 円
・
福本聡(研究分担者)
:システムデザイン研究科:3,000,000 円