にりんそう2015年02月号(PDF:550KB)

.
学□
生□
通□
信
□
〒174-0051 東京都板橋区小豆沢 1-7-1 株式会社ユニオン企画 ℡03-3558-1079 E-mail [email protected]
暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ寒さは和らぎませんね。都内でも雪がちらほら降り始
めました。薬局ではインフルエンザの患者さんも少しは減ってきましたが、まだ落ちつかない様子
です。体調管理には気を付けて下さい。6 年生はついに国家試験間近ですね。ぜひとも6年間の集
大成として頑張って下さい!!
ユニオン企画主催の連続講義、「調剤薬局事務研修」の第三回目を1月24日に行いました。今回は、
調剤報酬の{薬の一包化加算}や H27.1 月からの{難病医療費助成制度の変更点}や薬剤料の計算の仕
方など学習しました。参加者は薬剤師と事務を合わせて 20 数名が参加しました。
一包化加算とは・・・服用方法等を間違えたり、錠剤を取り出すことができ
ない患者さんに対して、包装シートから薬を取り出し服用時点ごとに1包
みにした場合に加算できます。(医師の指示または了解により)
一包化加算などはよく薬局では算定するので、質問
が多く挙がり、皆さん、真剣に学んでおりました。定
期的に制度などが変更になる中で、事務や薬剤師
が一緒になって新しい制度や日々の業務の知識を
勉強し、日常業務に生かしています。
参加職員の感想
「こういう学習会はとても良いので、継続的に行って欲しい。今度は薬局の事務だけで集まって意見交換
できる機会があると良い」等々、さらに学習に発展的な意見も出ていました。
難病医療費助成制度の変更点・・・ 「難病」に指定された患者さんが経済的負担により治療を受けられ
ないことがないように、病院・診療所や薬局での医療費を国や都道府県が全額助成する制度が、2015
年より所得に応じて決められた限度額までは患者さんが負担することになりました。あわせて、「難病」対
象疾病が 56 から 300 に増えました。
みどり薬局事務長は「患者さんは制度変更に戸惑っていますし、経済的負担も大きいです。難病医療費
助成制度は、今まで通り、全額助成にして欲しい。」と話していました。
社会保障の充実の必要性を薬局の現場で感じた制度の変更だったと思います。
~2月のイベント~
随時受付中(要予約)*日程については 曜日・時間等は相談に応じます。
お気軽に連絡ください。
お申込み問い合わせ先;[email protected] 03-3558-1079
学生担当:島脇まで
①薬剤師になろうと思った理由②薬剤師になってよかったこと③最近、はまっていること④国家試験に向けて、薬学生に
向けてアドバイス⑤就職活動をしている薬学生へ一言、①~⑤までの質問に毎回、先輩薬剤師に答えてもらいます。
今回は平和台薬局のY薬剤師(星薬科大卒、女性)です☆
①女性が働くには資格を持っておくと良いと考えたので、全国どこでも働ける薬剤師を目指しました。
②幅広い年代の患者さんと接することができ、色々なお話が聞けておもしろい。
③パワースポット巡り
④最後まであきらめずに!
⑤やってみたいと思った職種にチャレンジしてみて下さい。全てが経験となりますよ。
今回はみどり薬局の篠崎薬局長(東京薬科大卒)です☆
女の平和とは…1970 年アイスランドでは「レッド・ストッキング」という古い因習を打ち破る運動が始まり、
そして、1975 年 10 月 24 日、アイスランドの女性たちの 90%が休暇をとり、家事を放棄し、女性の役割がいかに
重要なのかということを訴え、大統領府前の中央広場を女性たちで埋め尽くす歴史的な大集会を開きました。レ
ッド・ストッキング運動は短期間に大きな成果をあげました。この運動が由来となり日本でも行われています。
1 月 17 日土曜、薬局を閉局した後、ダッシュで駅に向かう。地下鉄を乗り継ぎ、
「国会議事堂前駅」に着く。ホームには女性たちが何人かずつ固まっていた。新聞
でコラムを読んだり、ネットで見たりして、何とか仕事の後、間に合うかと行って
みた。赤い帽子を持って、議事堂に近い階段の下で 14 時 50 分近く。15 時にも国会
を取り巻いた人たちで手をつなぐはずだった、そう思い地上に出て国会に向かおうとするが、「今日はどうもあ
りがとうございましたー」の声。残念!赤いものを身に着けた年齢も様子も様々な女性がどんどん戻ってくる。
「戦争に向かうような国にしないでください」それを主張し、赤いものを身に着け、国会をぐるりと囲むイベン
ト。よく集会で見る旗や団体の腕章は見当たらない。労働組合に言われてとかじゃなく、一人
とか少人数とかで集まってきた人が多いようだ。
社会や企業が言う「女性が輝く社会」などのスローガンが出ている限り、女性の社会進出の平
等さはまだ完全ではないと感じる。30 分くらいその辺をうろうろして職場に戻った。
この行事「女の平和」
。今の状態に違和感や危機感をもつ人はたくさんいたのだと感じた。
あずさわ福祉本舗小旅行 in 富士近郊
昨年の 12 月、ユニオン企画の子会社で、福祉用具貸与事業所である「あずさわ福祉本舗」が職員旅行に行って
きました。今回は富士山近郊を巡る旅行で、1泊2日で富士山麗の朝霧高原「まかいの牧場」や富士山の伏流水に水
源を発する湧水池「忍野八海」
、日本一の渓谷美を誇る「昇仙峡」など巡りました。参加メンバーはあずさわ福祉本
舗以外にも関連病院の小豆沢病院のNsやヘルパーさん、ケアマネの方などでした。
参加者のあずさわ福祉本舗の新美さんは「日頃の疲れを癒すと共に普段なかなか会えない他職種との交流が嬉し
い、ぜひ来年も続けていきたい。」と笑顔で話していました。
(取材:学生担当)