あかしや - 柏市立旭小学校

★裏面に「みんなの子育て広場通信」を印刷しました!ぜひご一読ください。★
学校だより
No.19
あかしや
校章
①3枚の柏の葉のそれぞれが
「強く・正しく・健やかに」
②葉が重なりあう様子が
「力を合わせて」
③葉の葉脈が
「無限の成長」
を表しています
平成 28年 7月 13日
柏市立旭小学校
校長 草間 博
夏休みにがんばりたいこと な~に? 生活編
夏休みは,お子さんに「おうちの仕事」を教え,生きる力を高めるのに最適! 家にい
る時間が通常より長く,大人のしていることをじっくりお子さんに見せることができます。
見せているだけでなく,教えながら一緒に体験させましょう。そして,次は子どもだけで
させてみて,親は見守ります。慣れてきて見守らなくてもできるようになったら,それが
お子さんの「仕事」になるのです。
「お手伝い」と「仕事」は違います。「お手伝い」は大人
の都合で足りない手を補うこと(何をするかは大人次第)に
対し,「仕事」は決められた内容を自分だけでやり遂げるこ
とです。自分が手を抜けば家族が困る。頼りにされていると
いう意識が,やる気をアップさせ,できることを増やしてい
くのです。学校では,お子さんは毎日責任をもって「仕事」
をしています。係,当番は「仕事」なのです。おうちでもで
きるはずですね。
5年生の調理実習。夏休みには
昼ごはんを任せてみるのもいい経験
になりそうですね。
さて,小学生のうちに,どれくらいの「仕事」ができるようになると良
いのか…。目安は,小学校卒業時に,おうちのことが一通りできることで
す。具体的にイメージしてみましょう。6年生を卒業した春休み,
「親は2
泊3日で温泉旅行に行ってきます。3日間,留守をよろしく。」と子どもに
言って大人は出かけるとします。さて,子どもが3日間生きていくために
は,どのような力があれば良いと思いますか? 例えば…
・かんたんな調理,片付けができる。
家電製品が一通り
・かんたんな洗濯ができる。
使えるようになる
・お風呂,洗面,身支度などができる。
といいですね。
・自分で起きる,時間がきたら寝るなどの自己管理ができる。
・かんたんな買い物ができる。
・医薬品,非常用のお金などが,家のどこにあるか知っている。
・地域のルールを知っている(ゴミ出し,回覧板など)。
・困ったときは近所の誰かに助けを求めることができる(親の近所付き合いを
知っている)。
このように小学生卒業時の理想の姿をイメージし,そのために○年生ではここまで,○
年生ではここまでをできるようにしよう,と家族で話し合ってみると良いでしょう。
夏休みは,お子さんが家庭でできる「仕事」を増やし,
「生きる力」を高める機会としま
しょう。(この記事は,昨年度も紹介したものです。)
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第1回子育て支援委員会
平成 28 年 7 月 7 日(木) 11 時~
ふれあいルーム
子育て支援プロジェクト
みんなの子育て広場通信 No.1
今年度より厚生部主催の「みんなの子育て広場」で話し合われた内容を保護者のみなさ
まに通信としてお届けすることになりました。今回のテーマは『夏休みの過ごし方』です。
長い夏休み,困っていることはなんですか?こんな視点で考えてみて
は?という意見がたくさん出されました。
ダラダラ過ごす。
生活リズムが乱れる。
子どもだけでショッピングモールに
遊びに行く。
金銭等のトラブルがある。
(貸借・ゲームで使うコインの盗難)
「お金貸して」と気軽に言う怖さ
おつかいは体験させたい。遊びで行
くこととの線引きが難しい。
映画,スポッチャ,プリクラ等
お金を使う遊びをしている。
生涯学習課の
アドバイザーより
昼食は家で用意して家に帰るようにする。
お金の重み(仕事の報酬であること)につい
て家族で話題にする。
社会体験としての「おつかい」は保護者が責
任を持って行わせる。
(目的をはっきりさせ
て,買い物を体験させる。)
時間もお金もルールと見守りが必要
現代の社会環境に合わせたルール作りが大切です。
何でもダメと言って規制するのではなく,子どもの
年齢に応じた活動範囲を考えたいですね。いずれに
しても,休みの初めに家庭のルールを決めましょ
う!
夏休みの初めに目的と計画を親子でたてましょう!
① やってみたいことを書き出す
② 優先順位をつける
③ できたことを喜び,達成感を味わわせる
社会性を育むチャンスととらえて,見守りましょう。
上記の話題の他,豊四季台団地内の公園近くで工事をしているために,工事車両や路上駐車が
多くて,自転車などでの通行がとても危ないとの話もありました。自転車の乗り方にも十分な注
意が必要ですね。