「天声人語書き写し」のすすめ

目次
1.天声人語の書き写す5つの目的とは?
2.書き写しは、仕事にどう役立つの?
3.他のものではなく、「天声人語を書き写す理由は?
4.何を「意識」するとさらに成果効率が良くなるの?
5.天声人語書き写しを実践した人の成果は?
「天声人語書き写し」のすすめ
朝日新聞の社説、「天声人語」の書き写しを教育に採用
する学校や企業が増えているのをご存じですか?
当社も若手教育の一環として取り入れてみました!
1.天声人語の書き写す5つの目的とは?
最終更新日:
2012年8月8日
イーテクノ株式会社
2.書き写しは、仕事にどう役立つの?
①語彙を増やす
①語彙が増えると・・・
分からない単語を調べて、語彙を増やすことができます。
毎日1単語だけ覚えたとしても、1年で約365単語も語彙が増えます。
②文章力をつける
プロの文章を書き写すことは、「高次の読み」です。
文法の整った文章を読み、書くことで、「文章力向上」へと
つながります。
③視野を広げる
・相手の文章や口頭での話をより正確な言葉で理解することができます。
・また、自分もより的確な言葉を使用して表現することができます。
・つまり、お互いの情報が伝わり意思疎通がしやすく、
誤解を生じることを防ぐことができるのです。
⇒仕事では・・・、依頼されたことを思い込みで誤解したまま進めてミスするほど
依頼者・作業者両方の時間をムダにする最悪なことはありません。
そのムダ回避のために「語彙を増やす」ことでカバーできるとなると、
天声人語書き写しはあなどれませんね。
②文章力がつくと・・・
天声人語は、政治や経済など様々な分野の情報の社会時評です。
様々な視点での時評に触れ、「視野拡大」へつながります。
④手で文字を書く練習
キーボード入力ばかりで書くことを忘れている最近ですが、
書き写しで、「漢字を書く、文章を書く能力」の回復が実感できます。
・他人と関わっていく以上、誰でも文章力は必要です。
・文章構成力が高ければ、日常やビジネスでの会話・メールの際に、
短文で的確に相手に伝わる文章を作成できるようになります。
⇒仕事では・・・、短文で的確に伝えることができると、自分はもちろんのこと
伝える相手の負担(時間)を大幅に減らすことができます。
自分の頑張りが相手の効率化に貢献できるって素敵ですよね。
③視野が広がると・・・
⑤論理力を身に付ける
・様々な情報や、自分とは異なる視点からの意見に触れて視野を広げることで、
自分なりの「考え・意見」を持ち、より良い判断が出来るようになります。
⇒仕事では・・・、ただの質問に、自分なりの「考え・意見」が言えるようになると
提案相談になり上司も一目置いてくれることでしょうね。
さらにその「考え・意見」を相手に伝えて反応を見ることで、自分の軸形成や、
自己判断が早くなる・・・と良い成長サイクルに入り成長速度UPにつながりますよ。
論理力をつけるためには、まずは論理構造のしっかりした
プロの正しい文章に触れる「習慣」をつけることが重要です。
3.他のものではなく、「天声人語」を書き写す理由は?
~分かりやすく、短時間で、楽しんでできる教材だから!~
・天声人語は新聞のプロが書き文章構造や論理構造がしっかりしている。
・比較的短い文章のため短時間で書き写せる。(20分程度)
・話題が最新の情報であり、身近なものであるため分かりやすい。
・天声人語書き写し専用のノートも販売されていて、
パズル感覚で書き写しを楽しんで行える。
④筆記練習をすると・・・
・これまで忘れかけていた漢字、文章力の回復へとつながるのはもちろん、
しっかりと文章を読み、手で書くことにより、脳に記憶することができます。
⇒仕事では・・・、会議中に「ホワイトボードに手で書く」こともありますよね。
文字を脳に記憶しておけば いちいちとPCで漢字確認などしなくても良いので
議事進行もスムーズになり会議成果も自然とあがりますね。
⑤論理力があると・・・
・論理のしっかりしたプロの文に慣れる「習慣」をつけると、いつからか自然と
自分の考えがまとめやすくなり、相手に分かりやすく伝えることができるようになります。
・その理由は、常に物事を深く考える習慣が自然とついていくからです。
⇒仕事では・・・、「設計書の作成」、「提案書の作成」、「後輩指導」、「交渉事」等、
人に伝える文章を考えることが日常茶飯事です。人に伝える文章を考える上で
相手の立場、背景、目的をもう一度深く考えることをしている人、していない人で
伝わり方も違い、最終的な納品物・教育・売上成果が違ってくることは分かりますよね。
【天声人語書き写しノート】朝日新聞社発行
1冊210円。取扱書店、文具店、朝日新聞販売所(ASA)や
全国の書店で販売中!
4.何を「意識」するとさらに成果効率が良くなるの?
~書き写しの際に意識すべき3大チェックポイントとは?~
チェック1)文の主語・述語・目的語はどこかな~
チェック2)筆者はなぜ、この順番でこの語彙を用いて文章を記述したのかな~
チェック3)全体の論理性、記事全体での話の流れはどうなっているかな~
~具体的な取り組み方は?~
・語彙力をつけるために、分からなかったり、理解があいまいない単語を抜き出し、その意味を調べる。
・文章構成を確認するために、文節で区切る、主語・述語・目的語・修飾語等、種類別にカラーリングを行う。
・論理構成を確認するために、筆者の意見、具体例、理由付けを分類しカラーリングを行う。
・話の流れを確認するために、接続詞にマークを付ける。その前後の内容を読み、どのような流れになっているかを意識する。
・内容を理解しているか確認するために、自分なりに要約をしてみる。
5.天声人語書き写しを実践した人の成果は?
~実践している新入社員達の声~
※4月から毎日実践した3ヶ月後の成果の声です。
・毎日1つは分からない言葉が出てくるため、調べていくうちに語彙が増えた。これにより、表現の幅が広がった。
・ニュースの知識・視野が広がり、先輩との普段の話のネタとして多用できるようになった。
・日頃文字を書く機会が極端に少ないため、書き写しを行うことでたくさんの漢字を書けるようになった。
・文章の文法や論理性を日頃から意識することにより、自分の考えを相手に正確に伝えることの意識度が上がった。
~新入社員の成長を見ている先輩達の声~
・句読点、助詞「てにをは」や接続詞を的確に使いこなせるようになり、文章の読み易さが格段に向上した。
・文章作成能力の向上に伴い、口頭でもより論理的に説明できるようになった。
・入社当初に比べ、冗長な言い回しや幼稚な表現がなくなり、基礎文章力がついた。
・日常の会話の中で、時事ネタやニュースの話題が出るようになった。
一言コメント…
IT・コンピュータ関連の仕事というと文章力や論理力を軽視してしまいそうですが、必要となる場面はとても多くあります。
日頃から継続的に行いやすい書き写しは、それら能力向上のため、良い教育・訓練になっていると実感しています。