■ はじめに ◎本書は,過去5回分(平成24年3月∼平成26年3月)の日本自動車整備振興会連合会(以下,日整連)・登 録試験に出題された問題を元に,○ ×・記述式問題を作成し,小テスト形式にしたものです。 ◎小テストは,下記の日整連発行の教科書別にジャンル分けしています。 ▪基礎自動車工学 ▪基礎自動車整備作業 ▪三級自動車ガソリン ▪三級自動車ジーゼル・エンジン ▪三級自動車シャシ ◎各章の項目順序は,各教科書の内容の順番(総論⇒エンジン本体…)となっています。授業の進行具合に合 わせてご使用いただけます。 ◎1ページ表面のみの小テスト形式です。 ◎受験に併せた学習をできるように のマークを表示しています。 ・3級ガソリンを受験する方は のマークがついた項目を学習して下さい。 ・3級ジーゼルを受験する方は のマークがついた項目を学習して下さい。 ・3級シャシを受験する方は のマークがついた項目を学習して下さい。 ・2級ガソリン及び2級ジーゼルを受験する方は全ての項を学習して下さい。 −参考− ◎弊社発行の自動車整備士シリーズと併せて本書をご使用ください。 ▪自動車整備士 練習問題集 3級ガソリン ▪自動車整備士 練習問題集 3級シャシ ▪自動車整備士 練習問題集 3級ジーゼル 過去12回分の登録試験の問題をジャンル別に分けた4択式の練習問題集。巻末には模擬試験も収録。 ▪自動車整備士 問題と解説 3級ガソリン ▪自動車整備士 問題と解説 3級シャシ ▪自動車整備士 問題と解説 3級ジーゼル 過去12回分の登録試験の問題,及びその解説を収録。問題をジャンル別に分けて,イラストを使用してわ かりやすく解説。 ▪自動車整備士 計算の基礎と問題 計算問題が苦手な受験生でも基礎問題から過去問題まで慣れることでニガテを解消! 編集部 エンジン本体[ 6 ] ■ 基礎工学 自動車の材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 鉄鋼/非鉄金属 自動車の機械要素[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 非金属(ガラス)/ねじ 潤滑装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・ 8 潤滑装置[ 2 ] 熱/仕事とエネルギ/圧力と応力 /自動車の諸元 ・・・・・・・・・・・・ 9 電気と磁気/電気用図記号/諸元 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 トルク/力のモーメント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 電気回路 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 電気回路/駆動力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 ベルト機構/燃焼室 基礎整備[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 基礎整備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 熱効率/ノッキング 総論[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 内燃機関/熱効率/ジーゼル・ノック 総論[ 3 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 排出ガス/排出ガス浄化装置/三元触媒 総論[ 4 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 EGR 装置/ブローバイ・ガス還元装置 エンジン本体[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 レシプロ・エンジン/シリンダ・ヘッド/ピストン エンジン本体[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 ピストン・ピン/ピストン・リング エンジン本体[ 3 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 ピストン・リング/コンロッド/コンロッドの点検 エンジン本体[ 4 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 クランクシャフト エンジン本体[ 5 ] フライホイール/バルブ機構 ラジエータ・キャップ 冷却装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 ラジエータ/ラジエータ・キャップ/サーモスタット /ファン/不凍液 燃料装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 列型インジェクション・ポンプ/ 列型インジェクション・ポンプのガバナ 燃料装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 分配型インジェクション・ポンプ/ 分配型インジェクション・ポンプのタイマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 分配型インジェクション・ポンプのタイマ/ インジェクション・ノズル/ コモンレール式高圧燃料噴射装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 コモンレール式高圧燃料噴射装置 吸排気装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 エア・クリーナ/インレット(インテーク) ・マニホー ルド及びエキゾースト・マニホールド/マフラ ■ シャシ 総論/動力伝達装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 安全装置/クラッチ/クラッチの点検・整備 動力伝達装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 クラッチの不具合/マニュアル・トランスミッション 動力伝達装置[ 3 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 オートマティック・トランスミッション/ オートマティック・トランスミッションの点検・整備 動力伝達装置[ 4 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 プロペラ・シャフト/ ファイナル・ギヤ/ディファレンシャル 動力伝達装置[ 5 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29 ウォータ・ポンプ/ラジエータ/ 燃料装置[ 4 ] ■ エンジン 総論[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 冷却装置[ 1 ] 燃料装置[ 3 ] 基礎整備 基礎整備[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 オイル・ポンプ/オイル・フィルタ/オイル・パン 基礎的な原理・法則[ 2 ] 計算問題[ 4 ] / 概要/オイル・ポンプ 基礎的な原理・法則[ 1 ] 計算問題[ 3 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 バルブ・タイミング・ダイヤグラム ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ベアリング/ベルト伝達 計算問題[ 2 ] エンジン本体[ 7 ] バルブ・タイミング・ダイヤグラム 自動車の機械要素[ 2 ] 計算問題[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 燃焼室/シリンダ/シリンダ・ライナ / シリンダ・ブロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 ファイナル・ギヤ及びディファレンシャル/ トランスミッションの変速比 アクスル及びサスペンション[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・41 アクスル/リーフ・スプリング アクスル及びサスペンション[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・42 コイル・スプリング/トーション・バー・スプリング ショック・アブソーバ ステアリング装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 ステアリング・ギヤ機構 ステアリング装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 ステアリング・リンク機構/パワー・ステアリング ホイール及びタイヤ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 ■ 電子制御装置 電子制御装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 吸気系統/燃料系統 電子制御装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 燃料系統/センサ ■ 燃料 燃料 燃料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 /燃料 ホイール/タイヤの点検 ホイール・アライメント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 ホイール・アライメント ブレーキ装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 ドラム式ブレーキ/ディスク式ブレーキ ブレーキ装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 マスタ・シリンダ/ ロード・センシング・プロポーショニング・バルブ ブレーキ装置[ 3 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 潤滑及び潤滑剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 潤滑/エンジン・オイル/潤滑剤 ■ 法令 車両法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65 車両法 保安基準[ 1 ] 真空式制動倍力装置 フレーム及びボデー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 保安基準(灯火類以外) 保安基準[ 2 ] フレーム及びボデー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67 保安基準(灯火類) ■ 電気装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 半導体 半導体 バッテリ[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 バッテリの性能 バッテリ[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 バッテリの充電/バッテリの充電方法/ バッテリ充電時の注意 始動装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 始動装置 充電装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 充電装置 点火装置[ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 イグニション・コイル/スパーク・プラグ 点火装置[ 2 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 スパーク・プラグ/スパーク・プラグの点検 予熱装置 ■ 潤滑及び潤滑剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 予熱装置 灯火装置/計器 [ 1 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59 灯火装置/計器 計器[ 2 ]/暖冷房装置/ CAN 通信 計器/暖冷房装置/ CAN 通信システム ・・・・・・・・60 解答一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 ■■ 基礎工学 NO.5 自動車の材料 氏名 正解 /23 ■ 鉄鋼(基礎 P49~ P52) 【 1 】自動車に使用されている鉄鋼に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには× を記入しなさい。 1.鋳鉄は鋼に比べて炭素の含有量が多い。 2.鋳鉄は鋼に比べて耐摩耗性に優れているが,一般に衝撃に弱い。 3.焼き入れとは,鋼の硬さ及び強さを増すために,ある温度まで加熱した後,水や油などで急に冷却する 操作をいう。 4.焼き入れは,鋼の粘り強さを増すために,ある温度まで加熱した後,徐々に冷却する操作をいう。 5.焼き戻しは,鋼の硬さ及び強さを増すために,ある温度まで加熱した後,水や油などで急に冷却する操 作をいう。 6.焼き戻しは,粘り強さを増すためにある温度まで加熱した後,徐々に冷却する操作をいう。 7.焼き戻しとは,粘り強さを増すために,ある温度まで加熱した後,急速に冷却する操作をいう。 8.高周波焼き入れは,高周波電流で鋼の表面層を加熱処理する焼き入れ操作をいう。 9.高周波焼入れは,高周波電流で鋼の内部を加熱処理する焼き入れ操作をいう。 10.浸炭とは,高周波電流で鋼の表面層を加熱処理する焼き入れ操作をいう。 11.窒化とは,鋼の表面層から中心部まで窒素を染み込ませ硬化させる操作をいう。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ■ 非鉄金属(基礎 P52) 【 2 】非鉄金属に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.アルミニウムは,電気の伝導率が銅の約3倍である。 2.アルミニウムの電気の伝導率は,銅の約20% である。 3.アルミニウムの比重は,鉄の約3分の1である。 4.アルミニウムは,比重が鉄の約1/3と軽いが,線膨張係数は鉄の約2倍である。 5.アルミニウムの熱の伝導率は,鉄の約20倍である。 6.アルミニウムの線膨張係数は,鉄の約10倍である。 7.青銅は,銅に錫を加えた合金である。 8.青銅は,銅にすずを加えた合金で,耐摩耗性に優れ,潤滑油とのなじみもよいので,ブシュなどに使用 されている。 9.黄銅は,銅に亜鉛を加えた合金である。 10.黄銅は,銅に亜鉛を加えた合金で,加工性に優れているので,ラジエータなどに使用されている。 11.ケルメットは,銅に鉛を加えた合金である。 12.ケルメットは,銀に鉛を加えたもので,軸受合金として使用されている。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ■■ 基礎工学 NO.10 計算問題[ 1 ] 氏名 正解 /4 ■ トルク(基礎 P78) 【 1 】図に示すトルク・レンチのピン部に400N の力を ピン かけて,ナットを180N・m のトルクで締め付けると き,トルク・レンチの A の長さは何 cm になるか。 A 式 解答 cm 【 2 】図のようなアダプタを取り付けて締め付けたとき, トルク・レンチの読みが80N・m の場合,実際の締め 付けトルクは何 N・m になるか。 12cm アダプタ 40cm トルク・レンチ 式 解答 N・m ■ 力のモーメント(基礎 P79) 【 3 】図に示す油圧式ブレーキのペダルを矢印の方向に50N の 力で押したとき,プッシュ・ロッドがマスタ・シリンダのピ ストンを押す力は何 N になるか。ただし,リターン・スプリ プッシュ・ロッド マスター・ 支点 シリンダ 8cm ングのばね力は考えないものとする。 ���������� 式 解答 N 【 4 】図に示す油圧式ブレーキのマスタ・シリンダのピスト ンを,プッシュ・ロッドが80N の力で押すには,ペダルを矢 印の方向に加える力は何 N になるか。ただし,リターン・ス マスタ・ シリンダ 支点 N 7cm ホイール・シリンダへ 解答 40cm プッシュ・ロッド プリングのばね力は考えないものとする。 式 リターン・ スプリング リターン・ スプリング 35cm ■■ エンジン 総論[ 1 ] NO.16 氏名 正解 /6 ■ 熱効率(3級ガソリン P16) 【 1 】ガソリン・エンジンの熱効率に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには× を記入しなさい。 1.エンジンに供給された燃料の発熱量は,有効な仕事のほかは,損失として失われる。 2.ガソリン・エンジンの熱効率は,約20∼30% である。 3.ガソリン・エンジンの熱効率は,約50∼60%である。 4.エンジンに供給された燃料の発熱量の損失には,冷却損失や排気損失などがある。 5.熱勘定とは,有効な仕事に変えられた熱量と,供給された燃料の発熱量との比をいう。 1 2 3 4 5 ■ ノッキング(3級ガソリン P17) 【 2 】ノッキングに関する記述として,適切な場合は○を,適切でない場合は×を記入しなさい。 1.ノッキングとは,運転中にキンキンというハンマでシリンダをたたくような打音を発する現象をいう。 1 ■■ エンジン NO.20 エンジン本体[ 1 ] 氏名 正解 /12 ■ レシプロ・エンジン(3級ガソリン P27~ P28) 【 1 】4サイクルのレシプロ・エンジンの構造に関する記述として,適切なものには○を,適切でない ものには×を記入しなさい。 1.燃焼室は,シリンダ・ブロックとピストンだけで形成される。 2.シリンダ・ヘッドには,燃焼室及びバルブ・シート部の冷却用のウォータ・ジャケットが,燃焼室の外 周に設けられている。 3.エキゾースト・マニホールドは,シリンダ・ブロックに組み付けられる。 1 2 3 ■ シリンダ・ヘッド(3級ガソリン P46~ P47/3級ジーゼル P30~ P31) 【 2 】シリンダ・ヘッドの取り付け時の要点に関する記述として,適切なものには○を,適切でないも のには×を記入しなさい。 1.シリンダ・ヘッド・ガスケットは,上下の向きに注意して組み付ける。 2.シリンダ・ヘッドの締め付けボルトは,ボルトの長さが異なるものがあるので注意して取り付ける。 3.シリンダ・ヘッドの締め付けボルトは,ねじ部に薄くオイルを塗り取り付ける。 4.シリンダ・ヘッドの締め付けボルトは,外側のボルトから中央部のボルトへの順番で締め付ける。 1 2 3 4 ■ ピストン(3級ガソリン P29~ P30/3級ジーゼル P20) 【 3 】ピストンに関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.ピストン上部の径は,下部(スカート部)よりも大きい。 2.アルミニウム合金ピストンは,軽量で熱伝導性が低いので,高速往復運動に適している。 3.ストラット入りピストンは,スカー卜部にストラットを鋳込んだものである。 1 2 3 【 4 】図に示すアルミニウム合金ピストンに関する次の文章の(イ)∼(ロ)にあてはまる語句を記入 しなさい。 ピストン・ヘッド部は,スカー卜部よりも熱せられて膨張する度合いが(イ)ため, A 図の B よりも A の方が(ロ)造られている。 B イ ロ ■■ エンジン NO.27 潤滑装置[ 1 ] 氏名 正解 /20 ■ 概要(3級ガソリン P63~ P64/3級ジーゼル P47~ P53) 【 1 】潤滑装置に関する記述として,適切な場合には○を,適切でない場合には×を記入しなさい。 1.オイル・プレッシャ・スイッチは,オイル・ストレーナからオイル・ポンプまでの油圧が規定値に達し ているかどうかを運転者に知らせている。 1 ■ オイル・ポンプ(3級ガソリン P65~ P68/3級ジーゼル P49~ P52) 【 2 】オイル・ポンプに関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.トロコイド式(ロータリ式)オイル・ポンプ本体には,リリーフ・バルブが用いられている。 2.オイル・ポンプのリリーフ・バルブは,オイル・ストレーナが詰まると開く。 3.トロコイド式オイル・ポンプのポンプ・ボデー内には,歯数の異なるインナ・ロータとアウタ・ロータ が偏心して組み付けられている。 4.トロコイド式(ロ−タリ式)オイル・ポンプのインナ・ロータとアウタ・ロータの歯数は同じである。 5.トロコイド式(ロ−タリ式)オイル・ポンプは,アウタ・ロータの回転によりインナ・ロ−タが回される。 6.トロコイド式(ロータリ式)オイル・ポンプは,インナ・ロータの回転によりアウタ・ロータが回される。 7.トロコイド式(ロ−タリ式)オイル・ポンプは,アウタ・ロータの回転方向とインナ・ロ−タの回転方 向は逆になる。 8.トロコイド式オイル・ポンプは,インナ・ロータが回転すると,アウタ・ロータはインナ・ロータとは 逆方向に回転する。 9.トロコイド式オイル・ポンプは,タイミング・ベルト又はクランクシャフトなどにより,アウタ・ロー タが駆動され,これによりインナ・ロータが回される。 10.トロコイド式(ロ−タリ式)オイル・ポンプのインナ・ロ−タとアウタ・ロ−タとの歯と歯の間にでき る空間の大きさは,ロ−タが回転すると変化する。 11.トロコイド式オイル・ポンプのボデー・クリアランスとは,ポンプ・ボデーとアウタ・ロータとのすき 間をいう。 12.トロコイド式オイル・ポンプのボデー・クリアランスとは,アウタ・ロータの山とインナ・ロータの山 とのすき間をいう。 13.トロコイド式オイル・ポンプのボデー・クリアランスとは,ロータとカバー取り付け面とのすき間をいう。 14.トロコイド式オイル・ポンプのサイド・クリアランスとは,ロータとカバー取り付け面とのすき間をい う。 15.トロコイド式オイル・ポンプのチップ・クリアランスの測定は,マイクロメータを用いて測定する。 16.トロコイド式オイル・ポンプのインナ・ロータ及びアウタ・ロータをポンプ・ボデーに組み付ける場合は, それぞれのロータ全面にオイルを塗布する。 17.ギヤ式オイル・ポンプは,ギヤの回転により発生する負圧によってオイルを吸入する。 18.ギヤ式オイル・ポンプのドライブ・ギヤとかみ合っているギヤは,ドリブン・ギヤである。 19.ギヤ式オイル・ポンプのギヤの歯先とポンプ・ボデーとのすき間の点検には,シックネス・ゲージを用 いる。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ■■ シャシ 総論/動力伝達装置[ 1 ] NO.36 氏名 正解 /16 ■ 安全装置(3級シャシ P11~ P13) 【 1 】自動車の安全装置に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しな さい。 1.運転者の視界を確保するものとして,ハイマウント・ストップ・ランプは装着されている。 2.運転者の視界を確保するものとして,超音波雨滴除去ミラーは装着されている。 3.運転者の視界を確保するものとして,コーナリング・ランプは装着されている。 4.運転者の視界を確保するものとして,リヤ・ウインド・デフォッガは装着されている。 1 2 3 4 ■ クラッチ(3級シャシ P16~ P20) 【 2 】ダイヤフラム・スプリング式クラッチ(プッシュ式)に関する記述として,適切なものには○を, 適切でないものには×を記入しなさい。 1.ピボット・リングは,ダイヤフラム・スプリング式クラッチ(プッシュ式)の構成部品である。 2.リトラクティング・スプリングは,ダイヤフラム・スプリング式クラッチ(プッシュ式)の構成部品である。 3.レリーズ・レバーは,ダイヤフラム・スプリング式クラッチ(プッシュ式)の構成部品である。 4.プレッシャ・プレートは,ダイヤフラム・スプリング式クラッチ(プッシュ式)の構成部品である。 1 2 3 4 ■ クラッチの点検・整備(3級シャシ P47~ P50/P211~212) 【 3 】クラッチの点検及び整備に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記 入しなさい。 1.クラッチ・ディスクのフェーシングの振れの測定は,ダイヤル・ゲージを用いて測定する。 2.クラッチ・ディスクの振れは,ノギスを用いて測定する。 3.クラッチ・ディスクの振れの測定はダイヤル・ゲージを用いて測定する。 4.クラッチ液は,ボデーに付着すると塗装面を著しく侵すので,取り扱いには十分注意する。 5.クラッチ・カバーは,クラッチ・ガイド・ツールを使用してクラッチ・ディスクの中心を出したのちに 取り付け作業を行う。 6.クラッチ・ペダルの高さは,アジャスト・スクリュ又はペダル・ストッパなどで調整できる。 7.クラッチ・ペダルに踏み応えがなく,クラッチの切れが悪い場合は,油圧系統へのエアの混入などが考 えられる。 8.クラッチに滑りが発生する原因は,油圧系統へのエアの混入である。 1 2 3 4 5 6 7 8 ■■ シャシ NO.41 アクスル及びサスペンション[ 1 ] 氏名 正解 /22 ■ アクスル(3級シャシ P60~ P61) 【 1 】リヤ・アクスルの特徴に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入 しなさい。 1.全浮動式リヤ・アクスルは,一般にトラックやバスなどに用いられている。 2.全浮動式リヤ・アクスルでは,自動車のリヤ側の荷重は,すべてリヤ・アクスル・ハウジングで支え られる。 3.全浮動式リヤ・アクスルは,リヤ・アクスル・シャフトとリヤ・アクスル・ハウジングとの間に,ベア リングを1個設けた構造である。 4.全浮動式リヤ・アクスルのリヤ・アクスル・シャフトは,ホイールに関係なく取り外すことができる。 5.半浮動式リヤ・アクスルは,一般に大型トラックやバスなどに用いられている。 6.半浮動式リヤ・アクスルは,全浮動式リヤ・アクスルに比べて,構造上大きな荷重を支えることができる。 7.半浮動式リヤ・アクスルは,リヤ・アクスル・シャフトとリヤ・アクスル・ハウジングとの間に,ベア リングを1個設けた構造である。 8.半浮動式リヤ・アクスルは,リヤ・アクスル・シャフトは,ホイールに動力を伝えるだけで,荷重は支 えていない。 9.リヤ・アクスル・シャフトの振れは,マイクロメータを用いて測定する。 10.リヤ・アクスル・シャフトの振れは,シックネス・ゲージを用いて測定する。 11.リヤ・アクスル・シャフトの振れは,ノギスを用いて測定する。 12.リヤ・アクスル・シャフトの振れは,ダイヤル・ゲージを用いて測定する。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 【 2 】車軸懸架式サスペンションと比較して,独立懸架式サスペンションの特徴に関する記述として, 適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.車高(重心)が低くできる。 2.路面の凹凸による車の振動を少なくすることができる。 3.ばね下質量を軽くして乗り心地をよくすることができる。 1 4.主にバス,大型トラックなどのリヤ・サスペンションに用いられている。 2 3 4 ■ リーフ・スプリング(3級シャシ P68~ P69) 【 3 】リーフ・スプリングに関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入し なさい。 1.ばね定数の単位には N/mm を用い,その値が大きいほどスプリングは軟らかくなる。 2.リーフ・スプリングのスパンとは,両端の目玉部中心間の距離をいう。 3.リーフ・スプリングのキャンバ(反り)とは,両端の目玉部中心間の距離をいう。 4.リーフ・スプリングは,主に独立懸架式のサスペンションに用いられている。 5.リーフ・スプリングは,ばね定数が小さいものほどスプリングはやわらかくなる。 6.リーフ・スプリングは,一般に積載荷重が大きい自動車には,積載荷重が小さい自動車に比べてばね定 数の大きいスプリングが使用される。 1 2 3 4 5 6 ■■ 電気装置 NO.51 半導体 氏名 正解 /27 ■ 半導体(3級ガソリン P97~ P101/3級シャシ P163~ P166/3級ジーゼル P105~ P108) 【 1 】半導体に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.真性半導体は,シリコンやゲルマニウムに他の原子をごく少量加えたものである。 2.P 型半導体は,自由電子が多くあるようにつくられた半導体である。 3.N 型半導体は,自由電子が多くあるようにつくられた半導体である。 4.ダイオードは,P 型半導体と N 型半導体を接合したものである。 5.ダイオードは,交流を直流に変換する整流回路などに用いられている。 6.ダイオードは,直流を交流に変換する整流回路などに使われている。 7.ツェナ・ダイオードに,電圧を順方向に加えた場合では,一般のダイオードと同じように電流が流れる。 8.ツェナ・ダイオードは,光信号を電気信号に変換する場合に使われている。 9.発光ダイオードは,P 型半導体と N 型半導体を接合したもので,順方向の電圧を加えて電流を流すと発 光するものである。 10.発光ダイオードは,光信号から電気信号への変換などに使われている。 11.発光ダイオードは,インジケータ・ランプに使われる。 12.トランジスタは,スイッチング回路などに用いられている。 13.フォト・ダイオードは,光信号から電気信号への変換などに用いられている。 14.フォト・ダイオードは,電気信号を光信号に変換する場合に使われる。 15.一般にサーミスタは,温度上昇と共に抵抗値が増加する負特性サーミスタが用いられている。 16.サーミスタは,温度変化に対して大きく抵抗値が変化する半導体の特性を利用した素子である。 17.IC(集積回路)は,「はんだ付けによる故障が少ない」,「超小型化が可能になる」,「消費電力が少ない」 などの特長がある。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 【 2 】トランジスタに関する次の各文の(イ)∼(ヌ)にあてはまる語句を記入しなさい。 1.図①のトランジスタは(イ)型トランジスタと呼ばれ,ベース電流は(ロ)か ら(ハ)に流れ,コレクタ電流は(ニ)から(ホ)に流れる。 ① C B 2.図②のトランジスタは(ヘ)型トランジスタと呼ばれ,ベース電流は(ト)か ら(チ)に流れ,コレクタ電流は(リ)から(ヌ)に流れる。 E ② 1 イ ロ ハ B ニ ホ E 2 ヘ ト チ C リ ヌ ■■ 電気装置 NO.52 バッテリ[ 1 ] 氏名 正解 /24 ■ バッテリの性能と機能(3級ガソリン P102~ P105/3級シャシ P167~ P170/3級ジーゼル P109~ P111) 【 1 】鉛バッテリに関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.バッテリの活物質とは,電解液と接触して化学反応により電気を蓄えたり放出(放電)したりする物質 をいう。 2.普通型バッテリの低アンチモン・バッテリは,陽極板・陰極板の両格子に,アンチモン含有量の少ない 鉛合金を使用している。 3.普通型バッテリの低アンチモン・バッテリは,陽極板と陰極板で異なる材質の格子を使用している。 4.普通型バッテリのハイブリッド・バッテリは,陽極板と陰極板で異なる材質の格子を使用している。 5.普通型バッテリのハイブリッド・バッテリは,陽極板・陰極板の両格子に,アンチモン含有量の少ない 鉛合金を使用している。 6.MF バッテリの極板格子の材質には,陽極板・陰極板共にカルシウム鉛合金を使用している。 7.MF バッテリは,普通型バッテリより自己放電が多い。 8.MF バッテリは,普通型バッテリより自己放電が少ない。 9.密閉型の MF バッテリは,電解液の補水が不要である。 10.密閉型の MF バッテリは,普通型バッテリと同じように電解液の補水が必要である。 11.密閉型の MF バッテリでは,栓を開けてもバッテリの性能には変化がない。 12.充電された状態から放電状態になったときの鉛バッテリの陽極板の活物質は,二酸化鉛から海綿状鉛に 変化する。 13.充電された状態から放電状態になったときの鉛バッテリの陽極板の活物質は,二酸化鉛から硫酸鉛に変 化する。 14.充電された状態から放電状態になったときの鉛バッテリの陰極板の活物質は,硫酸鉛から二酸化鉛に変 化する。 15.充電された状態から放電状態になったときの鉛バッテリの陰極板の活物質は,二酸化鉛から海綿状鉛に 変化する。 16.電解液は,塩酸と水を混合した希硫酸である。 17.電解液は,硫酸と水を混合した希硫酸である。 18.完全充電状態のときの電解液比重は,液温20℃に換算して1.220である。 19.電解液の不足は,極板のサルフェーションやセパレータの劣化の原因となる。 20.放電終止電圧は,5時間率放電電流で放電した場合1セル当たり1.22V である。 21.鉛バッテリを5時間率放電電流で放電した場合の1セル当たりの放電終止電圧は,1.75V である。 22.鉛バッテリの放電終止電圧は,1セル当たり2V である。 23.自己放電の程度は,電解液の比重及び温度が高いほど多くなる。 24.自己放電の原因の一つに,バッテリ表面の湿りにより電気回路ができ,電流が漏れることがある。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 16 17 18 19 20 21 22 23 24 10 11 12 13 14 15 ■■ 電子制御装置 NO.61 電子制御装置[ 1 ] 氏名 正解 /17 ■ 吸気系統(3級ガソリン P141~ P144) 【 1 】電子制御式燃料噴射装置の吸気系統に関する記述として,適切なものには○を,適切でないもの には×を記入しなさい。 1.バキューム・センサには,シリコン・チップ(結晶)が用いられている。 2.バキューム・センサには,圧力を加えると,その電気抵抗が変化する性質をもつ半導体が用いられている。 3.熱線式エア・フロー・メータは,吸入空気量が多いほど出力電圧は低くなる。 4.熱線式エア・フロー・メータは,吸入空気量が多いと出力電圧は高くなる。 5.スロットル・ポジション・センサは,スロットル・バルブの開度を検出するセンサである。 6.ステップ・モータ式 ISCV は,ロータ,ステータ・コイル,バルブなどで構成されている。 1 2 3 4 5 6 【 2 】電子制御式燃料噴射装置に関する次の文の( )にあてはまる語句を記入しなさい。 電子制御式燃料噴射装置において,エンジンの吸入空気量を間接的に求めるためにインレット・マニホー ルド内の圧力を検出しているものは( )である。 ■ 燃料系統(3級ガソリン P144~ P147) 【 3 】電子制御式燃料噴射装置の燃料系統に関する記述として,適切なものには○を,適切でないもの には×を記入しなさい。 1.ダイヤフラムは,電子制御式燃料噴射装置のインジェクタの構成部品である。 2.プランジャは,電子制御式燃料噴射装置のインジェクタの構成部品である。 3.ソレノイド・コイルは,電子制御式燃料噴射装置のインジェクタの構成部品である。 4.ニードル・バルブは,電子制御式燃料噴射装置のインジェクタの構成部品である。 5.プレッシャ・レギュレータは,インジェクタに掛かる燃圧を制御するものである。 6.プレッシャ・レギュレータは,ダイヤフラム・スプリング,バルブなどで構成されている。 7.プレッシャ・レギュレータは,インジェクタのソレノイド・コイルへの通電時間を制御している。 8.インジェクタの噴射量は,ニードル・バルブが閉じている時間により決定されている。 9.インジェクタの噴射量は,ニードル・バルブが開いている時間により決定される。 10.フューエル・フィルタ本体には,耐圧性の大きい金属製(鉄板など)のものが用いられている。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ■■ 燃料 NO.63 燃料 ■ 燃料 氏名 正解 /13 (3級ガソリン P157~158) 【 1 】ガソリンに関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.完全燃焼すると炭酸ガスと水を発生する。 2.主成分は炭化水素である。 3.オクタン価91のものより100のものの方がノッキングを起こしやすい。 4.単位量(1kg)の燃料が完全燃焼をするときに発生する熱量を,その燃料の発熱量という。 1 ■ 燃料 2 3 4 (基礎工学 P71/3級ジーゼル P141~142) 【 2 】燃料(軽油)に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.一般に軽油の比重は0.65∼0.75である。 2.一般に軽油の比重は0.80∼0.90である。 3.一般に軽油の着火点は約45∼80℃である。 4.一般に軽油の着火点は250∼350℃である。 5.軽油には低温における流動性を表す基準として流動点を設けている。 6.ジーゼル・エンジン用としては,着火性がよく,適当な粘度をもち,硫黄分が少なく,微細なごみも含 まないものが必要である。 7.着火性を表すものにオクタン価があり,この数値の大きいものほど着火性がよい。 8.軽油の種類・品質は JIS 規格に決められており,一般には2号が用いられ,寒冷地では3号又は特3号 が用いられている。 9.軽油の種類・品質は JIS 規格に決められており,一般には3号が用いられ,寒冷地では1号又は特1号 が用いられている。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ■■ 潤滑及び潤滑剤 潤滑及び潤滑剤 NO.64 氏名 正解 /14 ■ 潤滑(3級ガソリン P158~ P159/3級シャシ P207/3級ジーゼル P142) 【 1 】潤滑剤の「緩衝作用」に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入 しなさい。 1.物体が接触する面に油膜をつくることにより,摩擦を少なくする。 2.圧力を分散させると共に衝撃力を吸収する。 3.摩擦熱を吸収して物体を冷却する。 4.ごみや金属粉などを分散浮遊させて,油路にたい積しないようにする。 1 2 3 4 ■ エンジン・オイル(3級ガソリン P160~ P161/3級ジーゼル P142~ P143) 【 2 】エンジン・オイルの粘度に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記 入しなさい。 1.粘度指数の大きいオイルほど温度による粘度変化の度合が少ない。 2.オイルの粘度が低過ぎると粘性抵抗が大きくなり,動力損失が増大する。 3.粘度番号に付いている W は,冬季用または寒冷地用を意味している。 4. SAE10W のエンジン・オイルは,シングル・グレード・オイルである。 1 ■ 潤滑剤 2 3 4 (3級シャシ P208~ P209) 【 3 】潤滑剤に関する記述として,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.オイルの粘度が,温度によって変化する度合を示す数値を粘度指数という。 2.オイルは,粘度指数の大きいものほど,温度による粘度変化の度合が少ない。 3.ちょう度は,グリースなどのような半固体状物質の硬さの度合を表す。 4.グリースは,ちょう度の数値が大きいものほど硬い。 5.グリースは,常温では半固体状で温度を上げると液状になる潤滑剤である。 6.ラバー・グリースは,ゴム部分に悪影響を与えない特性がある。 1 2 3 4 5 6 ■■ 法令 NO.65 車両法 氏名 正解 /18 ■ 車両法 【 1 】「道路運送車両法」に照らし,適切なものには○を,適切でないものには×を記入しなさい。 1.大型自動車は,自動車の種別に該当する。 2.普通自動車は,自動車の種別に該当する。 3.小型自動車は,自動車の種別に該当する。 4.軽自動車は,自動車の種別に該当する。 5.国土交通大臣の行う自動車の検査の種別は,新規検査,継続検査,構造等変更検査,分解整備検査である。 6.特殊自動車分解整備事業は,自動車分解整備事業の種類に該当する。 7.軽自動車分解整備事業は,自動車分解整備事業の種類に該当する。 8.小型自動車分解整備事業は,自動車分解整備事業の種類に該当する。 9.普通自動車分解整備事業は,自動車分解整備事業の種類に該当する。 10.普通自動車は,普通自動車分解整備事業の対象車種である。 11.四輪の小型自動車は,普通自動車分解整備事業の対象車種である。 12.検査対象軽自動車は,普通自動車分解整備事業の対象車種である。 13.大型特殊自動車は,普通自動車分解整備事業の対象車種である。 14.点検の結果は,点検整備記録簿に記載しなければならない事項である。 15.整備の概要は,点検整備記録簿に記載しなければならない事項である。 16.整備に入庫した年月日は,点検整備記録簿に記載しなければならない事項である。 17.点検の年月日は,点検整備記録簿に記載しなければならない事項である。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 【 2 】「道路運送車両法」に照らし,次の文の( )にあてはまる語句を記入しなさい。 自動車の使用者は,自動車検査証の記載事項について変更があったときは,その事由があった日から( ) 日以内に,当該事項の変更について,国土交通大臣が行う自動車検査証の記入を受けなければならない。 日 自動車整備士 実力判定問題集 3級 平成26年版 ■発行日 平成26年5月 初版 ■発行所 株式会社 自動車公論社 〒110-0005 東京都台東区上野3-1-8 TEL:03-3837-5730| FAX:03-3837-5740 HP:http://www.jidousyakouronsya.com/ 定価1,000円/送料200円(共に税込)
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