FedoraCore5 を USB ではしらそう

■■現在 USB メモリ 8GB に Fedora8 を組込む、方法を新たに掲載しています。■■
→「USB Fedora ではじめよう」を、ぜひ挑戦してみてください。(8GB の USB メモリに Fedora8
を組込みます )
4GB の USB フラッシュメモリに、FedoraCore5 を組み込み
USB だけで、Fedoracore5 が起動できるものを作ってみました。
手順は
4GB の USB フラッシュメモリに、USB から起動できる Linux(Ubuntu) を組み込み
Linux 版の VMware をインスツールし、FedoroCore5 の VMware ディスクイメージを作成し
USB だけで、起動するようにしたものです。
結果 ( 感想 )
FedoroCore5 を組み込むことができましたが、 マウスの動作がぎこちなく、操作性はあまりよいものではありま
せん。
しかし、今後の改善により、実用までもっていくことができるかと思います。
操作レスポンスについて問題がありますが、さらに改善を加えていきたいと考えています。
FedoraCore5 を USB ではしらそう
・必要なものは以下のものです。
・CD-R
・USB メモリ (4GB 以上 )
・USB-Ubuntu6.10 を作る
・日本語デスクトップ Ubuntu6.10 版の CD を作る
・ISOをダウンロード
ubuntu japan のホームページ (http://www.ubuntulinux.jp/download) から ubuntu 6.10 Desktop CD 日本
語ローカライズ版 ubuntu-ja-6.10-desktop-i386.iso をダウンロードしてください。
・CDRへ焼く
ダウンロードした iso イメージを CD 焼きこみソフト (CD Manipulator など ) を使って CD-R に焼い
てください。(CD Manipulator による作成方法を参考 )
・CD より起動し動作確認
・USB を初期化しパーテーションをきる
・Knoppix などにより、qtparted を使用しパーテーションを作成してください。
・qtparted を使用
パーテーションは以下のように作成してください。
番号
書式
容量
1
fat32
700MB
2
ext2
500MB
3
ext2
残り(2.8GB)
1
・USB に組み込む
・作成した、CD より起動 Ubuntu6.10 を起動してください
・初期化 ( パテーションを作成 ) した USB メモリ (4GB) を接続してください
接続デバイス名を確認します。(df コマンド )
$ df
接続を確認したのち、デバイスを umount してください。
$ sudo umount /dev/sda1
$ sudo umount /dev/sda2
$ sudo umount /dev/sda3
/cdrom/tools/install_usb.sh <USB メモリのデバイスファイル > [< 起動パーティション番号 >] [< デー
タパーティション番号 >]
上記の場合、デバイス -> sda 起動パーティション ->1 データパーティション番号 ->2
$ sudo /cdrom/tools/install_usb.sh /dev/sda 1 2
により、USB に Ubuntu610 をインスツールします。
2
組み込みを開始します。
何回かの、上書きの問い合わせなどに、
「yse」と回答することで、書き込みが終了します。(10 分
程度かかる場合があります。)
3
・起動プログラムを実施
・Linux 版 Vmware を組み込む
・USB ー Ubuntu を起動
・PC の BIOS を USB 起動に指定し立ち上げてください
・VmwarePlayer をダウンロード
VmwarePlayer をダウンロードを、ダウンロードしましょう。
$sudo wget http://download3.vmware.com/software/vmplayer/VMware-player-1.0.2-29634.tar.gz
・VmwarePlayer 組み込む
ダウンロードしたファイルを解凍します。
$ tar xzvf VWware-player-1.0.2-29634.tar.gz
解凍し、インスツールを行います。
$ cd vmware-player-distrib
$ sudo ./vmware-install.pl
問い合わせに対し全て、デフォルトで答えることで、インスツールが完了します。
4
(Ubntu610 の場合、linux-headers の読み込み unset GTK_IM_MODULE などは不要です)
・FC5、2.8MB ディスクイメージを作成
・Windows 版、Vmware 環境を作る
・動作確認
・サンプル Vmware イメージをダウンロード
・FC5,DVD イメージをダウンロード
・ディスクイメージを作成
・qemu をダウンロード
・指示ファイル VXM を作成
・イメージデータを作成
・動作確認
・USB-Ubuntu6.10 に FC5 を組込む
・イメージデータの転送
・Knoppix を起動 orFTP サーバ構築
・Vmware から FC5 を起動
以上により、4GB の USB メモリで FedoraCore5 を起動することができました。
しかし、冒頭に示したようにマウスの動作がぎこちなく、操作性はよくありません。
以下に課題その他をまとめてみました。
課題メモ
・レスポンスの課題
・SWAP 処理による動作低下
・ベースとなる SWAP 処理(Vmware を動かすため)と FedoraCore5 の処理の中での
SWAP
・仮想ディスクアクセスのために発生する動作低下
・2MB の仮想ディスクへのアクセスがどの程度行われているか
・USB 外部 HD との比較
・USB 外部 HD へディスクイメージを格納した場合、USB 上の VMware でスムーズ
に動きます。
・2MB の仮想ディスクを別 USB- フラッシュメモリにした場合
・VM 動作のための USB へのアクセスと仮想ディスクへのアクセスがバッティングして
いないか
・高速 USB メモリでの動作確認
・WindosXP 版 Vmware と Linux 版 Vmware の比較
・1USB メモリと 2USB メモリの比較
・高速 USB メモリとの比較
・USB 外付け HDD との比較
・比較内容
・マウスがスムーズに動くか(ぎこちない)
・AP 起動時間(FireFox)
操作性向上への対策案
・PC のメモリーを増やす 2GB
・高速 USB メモリを使用する
・FedoraCoer1,2,3 などの容量の小さいもので対応する
5
失敗例
・4GB の USB メモリは認識できる Bios で、8GB の USB メモリを Boot 用 USB として、認
識できない場合がある
・8GB ではブート USB として認識しない場合がある
・Ubntu606 の場合、Vmware のインスツールに
・linux-headers の読み込み
・unset GTK_IM_MODULE
が必要ですが、Ubntu610 の場合どちらも不要です。
・Ubntu610 の場合、起動中に中断する場合がある。
・FedoraCore5 をインスツールするには 2.8GB 必要であった。
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