「ガスタービンコンバインドサイクル技術フォーラム(ミャンマー)」 参加速報

「ガスタービンコンバインドサイクル技術フォーラム(ミャンマー)」
参加速報
平成 26 年 9 月 19 日(金)にミャンマーで開催された「第 3 次ガスタービンコンバイン
ドサイクル技術フォーラム」に参加したので、概要を速報する。
本技術フォーラムは一般社団法人日本技術者連盟が主催となり、当協会が後援した
ものであり、日本側から 5 件の発表が行われた。フォーラムはヤンゴンのセドナホテル
で開催され、ミャンマー企業関係者、ミャンマーに事務所を置く日系企業関係者等多
くの方々の参加をいただいた。
日本からの参加者および発表件名は以下の通り。(発表順、敬称略)
1.「Combined Cycle in General」団長 大地昭生、東北テクノアカデミア産業連携
事務所所長
2.「Phase in construction in Tokyo Electric Power Company」(五代儀剛、(一
社)火力原子力発電技術協会)
3.「TOSHIBA Combined Cycle Technology」(持田尚毅、(株)東芝)
4.「Gas Turbine Combined Cycle Power Plant applied Aero derivative Gas
Turbine」(大坪誠司、野原寿之(株)IHI)
5.「Development of next-generation GTCC system」(寺川博也、(株)エコ・サポ
ート)
6.オブザーバ参加 前川寛、富士電機(株)
発表及び休憩時間には活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに幕を閉じた。フォー
ラムを通じて高度な日本の技術の紹介とミャンマーの技術者の育成に微力ながら貢
献することができたと感じている。
ミャンマーは今後の経済成長が見込まれているが、電力供給の不足が問題となってい
る。(フォーラムでの発表中にも停電があった。)フォーラムの前日に現地の日系企業・
団体に情報収集を行い、ミャンマーの電力事情を知ることができた。今後安定した経
済成長を実現するためには火力発電用燃料を安定して確保することがカギとなって
いる。
技術部 五代儀
一般社団法人日本技術者連盟のホームページ
http://www.jef-site.or.jp/image/myanmar_japan_forum_report.pdf