時事問題 2016 年 11 月 1. AI(人工知能)を実装した日本のコンピューター囲碁ソフト「Deep Zen Go(ディープゼンゴ)」 と、趙治勲(ちょうちくん)名誉名人(60)との三番勝負で二勝一敗で人間が勝利した。 2. モロッコで開かれていた国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP22)が 19 日、地球温暖化対策の国際 的な枠組み「パリ協定」に実効性を持たせる詳細ルールを2018年までに決めることで合意し、閉幕した。 3. スーパーコンピューターの性能の世界ランキングのうち実用性を評価する指標「HPCG」について、理化 学研究所の「京(けい) 」 (神戸市)が初めて世界1位になった。 4. 地球の周辺にある磁気圏を観測する探査衛星「エルグ」の打ち上げ予定日が 12 月 20 日に決まった。イプシ ロンロケット2号機で鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる。 5. 満月が普段より大きく見える「スーパームーン」が14日夜、観測された。 6. 東京大学の合格を目指す人工知能(AI)の「東(とう)ロボくん」が今年挑戦した大学入試センター試験 模試の結果、合格レベルに達しなかった。 7. 10 月 21 日、鳥取県で震度6弱の地震が発生した。 8. 10 月 8 日、熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で爆発的噴火が発生した。 9. 10 月 3 日、スウェーデンのカロリンスカ研究所は、今年のノーベル医学生理学賞を、東京工業大の大隅良典 氏に贈ると発表した。同氏は、細胞内で余分なたんぱく質をアミノ酸に分解したり、不要な物質や有害物質 を分解したりして健康を維持する「オートファジー」という現象を世界で初めて肉眼で観察し、メカニズム を解明した。 10. 東京の築地市場の老朽化などで市場を豊洲に移転することが決まり、豊洲市場の建設が進めらている最中、 土壌汚染対策に対する安全性の問題やその処理対策への問題、建物の建設に関する問題(地下空間など) 、 建設費の高騰など様々な問題が浮上した。 11. 21 の国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が、ペルーの首都リマで開幕し た。午後には、ロシアのプーチン大統領と会談し、12 月 15 日におこなわれる首脳会談に向け、北方領土問 題や経済協力について議論を交わした。 12. アメリカ合衆国のニューヨークを訪れた安倍晋三内閣総理大臣は、アメリカ第 45 第大統領就任予定の共和 党ドナルド・トランプ氏と外国の首脳として初めて会談した。 13. 政府は、閣議でPKO(国連平和維持活動)で派遣されている自衛隊の部隊に「駆けつけ警護」の新たな任 務を与えることを決定した。「駆けつけ警護」とは、離れた場所にいるNGO(非政府組織)職員や他の国の 軍隊などが襲われた場合に武器を使い助け出しに行くこと。 14. 韓国(大韓民国)で、 「朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める大規模集会」が行われた。ソウル都心 で行われた集会には、主宰者側推定で100万人が参加したもよう。 15. 福岡県の JR の博多駅近くの道路で大規模な陥没が発生した。この陥没の影響で、ライフラインが分断され、 大きな影響が出た。 16. ミャンマーの国家顧問兼外相のアウンサンスーチー氏が来日した。同氏は、ミャンマーの民主化運動の指導 者だった人物で、ノーベル平和賞も受賞している。 17. フィリピンのドゥテルテ大統領が来日した。ドゥテルテ大統領は、アメリカへの批判を繰り返し、アメリカ に対しての暴言で話題をよんでいる大統領。 18. 有権者が多い選挙区と少ない選挙区で少ない選挙区の方が一票の価値が高くなってしまう一票の格差は衆 議院、参議院ともに違憲判決が相次いでおり、参議院ではこれを是正するためにこれまで各都道府県ごとに 選挙区となっていたものを有権者の少ない鳥取、島根と高知、徳島をそれぞれ一つの選挙区としたがそれで も 7 月の参議院選挙は違憲状況であったと広島高裁岡山支部が判決を下した。 19. ノーベル文学賞がアメリカのシンガーソングライターのボブ・ディラン氏に授与されることになった。同氏 は反戦や権力への抵抗を歌い、多くの支持を受けた。 20. タイのプミポン国王が 88 歳で亡くなった。
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