保育園だより 2015(H.27)年9月号

保育園だより 2015(H.27)年9月号
今年の夏も最近の傾向通り、気温がぐんぐん高くなり全国いたる所で熱中症による救急搬送が多発している状況が
続いていました。さらに今年は甲子園で東北旋風を巻き起こし、仙台育英が決勝まで勝ち進みましたが、またもや優
勝旗を「白河の関」を越えさせることが出来ずに、残念な結果に終わりました。しかしその熱い戦いぶりにはみんな
で拍手をしていたところで、その熱気や余韻に、まだまだ浸っているところだと思います。
また、今年の台風は、二つ一緒に発生して、それぞれが強烈に発達するということで、局地的には不安定な天候に
もなっておりますので注意が必要です。
仙台では、8月の後半からいっきに涼しくなり、秋を感じさせるような気候になっており、このまま「爽やかな9
月・・・」となってほしいものです。裏の仙台川の草むらでは昼は蝉の声が騒がしく聞こえておりますが、夕方・夜
になるとコウロギの鳴く声が聞こえて、確実に「夏から秋へのバトンタッチ」が進んでいるようです。
保育園では、プ-ルやウッドデッキでの水遊びではしゃいでいる子ども達の姿を見ると、本当に気持ちよさそうで
す。最初のころは顔や頭に水がかかるたびに泣いていた小さな子ども達も、今では水とお友達になったかのように歓
声が上がっていて、もう少し夏の遊びを楽しむことができるかなと期待をしているところでもございます。まだまだ、
ボディーペインティングや色水遊び・泥んこ遊びと、夏ならでの「遊び」を楽しんでいきたいと思います。
今月は10月10日の運動会に向けて、体育遊びも増えてきていますので、体力の消耗が激しいかと思います。園
においても充分な休息と睡眠をとるよう配慮しておりますが、ご家庭においても、早めの就寝を心掛けていただきま
すようお願いいたします。
また、今月は『ともだち組』さんには更に新しい出会いが待っております。毎年恒例となりました世代間交流の一
つとして、11日に同じ法人で経営している有料老人ホーム「クローバーズ・ピア本町」の敬老会にお出かけして、
歌や踊りなどを披露して高齢者の方たちと交流を深めてくる予定になっております。今や老人ホームでも『ともだち
組』の子ども達の訪問を心待ちにしているようです。
今月も保育園生活を元気に楽しく送れるよう勤めていきますので、よろしくお願いいたします。
園長
工藤
範男
今月の保育目標
†††††体を動かす楽しさを充分に味わう†††††
仲間と一緒に運動会の競技の
練習をしたり、集団行動を皆で助け合って、この季節に体いっぱい動かすことで、遊びを満喫しながら、丈夫な体を作って
ほしいと思います。
†††††夏から秋に移る季節感を充分に味わう†††††
蝉や虫の鳴き声、青く高い空、
澄んだ月、肌に心地良い風、草花、木につく実などを通し、秋ならではの季節感を体いっぱいで感じて五感を
鋭敏にして欲しいと思っています。
今月の行事
子育て支援の行事
≪ともだち広場≫
3日(木)
うたリズム
4日(金)
お誕生会
2日(水) 室内アスレチック遊び
7日(月)
わらべうた 以上児クラス
8日(火) 敬老の日に向けての製作
9日(水)
サッカ-教室 ともだち組
11日(金) 泥んこ遊びで遊ぼう
25日(金) 台原森林公園に行こう
10日(木)
うたリズム
11日(金)
本町敬老会 ともだち組
14日(月)
わらべうた 未満児クラス
15日(火) マイケル先生と英語で遊ぼう
15日(火)
防災訓練
18日(金) 大竹先生のわらべうた
16日(水)
英語で遊ぼう
30日(水)
運動会総練習
≪育児講座≫
≪サークル支援≫
1日(火) ぐりとぐら(八乙女コミュセン)
28日(火) なないろパーク(虹の丘コミュセン)
《運動会を楽しみにしています》
乳幼児期における発達については、子ども達の『根っこ』の部分をしっかり育て、心豊かな大きな人間に育ててい
くことが大切ということで日々保育に取り組んでいます。確かに完璧にできるにこしたことはない。でも、『できる、
できない』ということよりも、どんなふうに頑張ってきたかということが、もっともっと大切なことである。
最近の保育園の運動会が、年々『親子で楽しく』という趣旨に基づき、レクリエーション的要素を多く取り入れて
その様相を変えてきていますが、当園ではそれを否定はしませんが、あくまでも主体は保育で、大きな意味で運動領
域を中心とした保育の総合活動という従来通りの捉え方にこだわっていきます。したがってとび箱やマット、縄跳び
などはいずれ小学校にいって体験することですが、この時期に発達年齢に合わせて用具の使い方を経験しておくこと
が大切であると考えております。また、日々の『うたリズム』や『鬼ごっこ』『歩行訓練(園外保育も含めて)』等を
通した『運動』なり『運動遊び』の成果を発表出来ればと考えております。
さらに、このような一人ひとりの努力の過程とともに、
『共感』することを学ぶ為にとても大切な行事です。自分だ
け一生懸命に行うだけでなく、他児への応援も大切な保育活動です。そのようなことを通して『共感』という気持ち
が生まれてきます。この様に『共感』を確立していくということは、子どもたちの心の形成にもつながります。運動
会は子どもたちの身体的な課題達成(歩く・走る・リズム感等)だけが目標ではなく、同時にこの様な心の形成をも
目指すものと考えています。
今年(10/10)も一生懸命に頑張る素晴らしい子ども達の姿を是非楽しみにして下さい。そして皆さんと一緒
に子ども達の成長を共感できることに『楽しさ』を見つけることが出来る運動会にしていきたいと思います。
お知らせとお願い
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汗をかいた後のシャワ-はもうしばらく続きますので、衣類袋の点検と不足衣類の補充をお願いいたします。
洗濯物が多くなって申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
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衣類等の持ち物の名前が消えかかっているものが多く見受けられます。名前は見やすいところにはっきりと書
いていただくと助かります。小さい子ども達の集団での生活ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。
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日が少しずつ短くなるに従いまして、お迎えの時間が薄暮になってきました。駐車場での交通事故が心配され
ますので、駐車場でのお子様方の把握には十分注意して頂きたいと思います。
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延長保育をご利用して頂いている方が増えてきておりますが、最近、お約束の時間を過ぎてから「あと○○分
位でお迎えに行きます』という電話が多くなっております。お仕事中に大変申し訳ございませんが、お約束した
時間を守って頂くとともに、どうしても時間が過ぎる時には、その時間の前に連絡を頂けるようお願い致します。