スカイムセンなら 信用あり ユーザー・マニュアル ミンサー(肉挽き機) モデル 35686.7 – 2001年3月 目次 1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 1.1 安全上のご注意・・・・・・・・・・・・・・・2 1.2 主要部品・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 1.3 技術の特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2.設置及び操作準備・・・・・・・・・・・・..・・・4 2.1 設置・・・・・・・・・・・・・・・・・.・.・4 2.2 操作準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2.3 肉の挿入・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3.操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 3.1 電源を入れる・・・・・・・・・・・・・・・・5 3.2 機械内部の部品の組み立て・・・・・・・・・・5 3.3 クリーニング・・・・・・・・・・・・・・・・6 4.安全上のご注意−概要・・・・・・・・・・・・・・7 4.1 操作の基本・・・・・・・・・・・・・・・・・7 4.2 機械の電源を入れる前のご注意・・・・・・・・8 4.3 日常点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 4.4 操作・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 4.5 機械使用終了後・・・・・・・・・・・・・・・9 4.6 メンテナンス・・・・・・・・・・・・・・・・9 4.7 重要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 4.8 安全システム・・・・・・・・・・・・・・・・9 5.問題の分析と解決法・・・・・・・・・・・・・・・10 5.1 問題、原因と解決方法・・・・・・・・・・・・10 5.2 部品の調節及び交換・・・・・・・・・・・・・11 5.3 電子アウトライン モデルPSEE-10 及びPSEE2211 1.はじめに 1.1 安全にご使用いただくためのご注意 ご使用方法を誤ってしまうと、ミンサー(肉挽き機)モデルPSEE10及び PSEE22は大変危険な機械になりかねません。機械のメンテナンス、クリーニ ングあるいは他のご使用は、電源を切った状態で適切な研修を受けた者によ らなければなりません。 事故防止のために以下の指示を徹底してください。 1.1.1 取り外し可能な部品を取り外したい場合、クリーニング、メン テナンスあるいは他の使用を希望する場合、機械の電源を切って必ずコンセ ントを抜いてください。 1.1.2 機械を操作する際に、同機械のパフォーマンス向上を意図して 機械とは関係のない部品は絶対に使用しないでください。 1.1.3 機械の電源を入れる前には、取り外し可能な部品が適切な位置 に固定されているかどうかをすべてご確認ください。 1.1.4 機械に直接圧力のかかった水をかけないでください。 1.1.5 機械の操作中、袖の長い服装、とりわけ襟が手首まで届くよう な服装でご使用にならないでください。 1.1.6 肉の挿入口には、専用の棒No01(図01)以外のものや指は絶対 に入れないでください。 1.1.7 回転する部品に手を近づけないでください。 1.1.8服 1. 1. 8 装あるいは手が濡れている状態で絶対に機械の電源を切れないでく ださい。 1.1.9 機械を設置する際にはアース線の取り付けを忘れないようにご 注意ください。 1.2 主要各部 機械を構成する各部は、それぞれの機能を十分に発揮するために、すべてシ エムセンの厳格な基準にと経験に基づいて選ばれた材質です。 通過口No02(図02)及びスパイラル・カッターNo03(図02)クリーニン グ作業と分離を容易にするために部品の表面に工夫が施されています。 十字刃及びディスクは、長期にわたる良質な挽きを持続させるために堅強 な材質で構成されています。 図−01 01 02 03 04 05 06 – 棒 – 通過口 – ハンドル - 安全台(盆) – 本体(キャビネット) - 電源入/切 1.3 技術の特徴 特徴 単位 PSEE-10 PSEE-22 平均的な生産量 Kg/1 持間 200 300 電圧 [V] 11 0 / 220 11 0/ 220 周波数 [H z] 出力 [CV] 50 または 60 (*) 1,5 消費 [kW/h] 1,20 1,20 高さ [mm] 340 380 幅 [mm] 295 380 奥行き [mm] 635 710 実量 [kg] 36 45 総重量 [kg] 39 49 50 または 60 (*) 1,5 (*)搭載されているエンジンによって周波数は一定となります。 2.設置及び操作準備 2.1 設置 作業のしやすい環境のためには、ミンサーを安定した地面に設置してくださ い。850mmの高さに設置されるのが望ましいです。 ミンサーの電圧が100Vなのか200Vなのかをご確認ください。 ミンサーPSEE10及びPSEE22の切り替えスイッチ(電圧を110Vあるいは 220Vに変更したい場合)は各々のベースの下の部分に位置しあります。 電圧を切り替えるには、ご希望の電圧にスイッチを入れてください。 PSEE10及びPSEE22の電源用ケーブルのプラグは、2本の円形状のピンで構 成されており、同プラグにある緑色のケーブルはアース線です。 2.2 操作準備 重 要 通過口部分を組み立てる際には、機械の停止や内部部品の 故障を避けるために、ハンドルを強力に回さないでください。 機械が適切に固定されているかどうかをご確認ください。実際に機械をご使 用になる際には、必ず、挽く対象となる肉と直接触れる部品は、水と中性洗剤 で洗浄してください。また、安全上の注意にも考慮してください。クリーニン グは、以下の手順で行なってください。 2.2.1 通過口の取り外し作業を容易にするために、棒No01(図01)と安 全台(盆)No04(図01)を外してください。 2.2.2 ハンドルNo03(図01)を外した後、内部の部品をも外してくださ い。 2.2.3 通過口No02(図01)を片手で持ちながらハンドルを緩め、左右に 動かしながら前へ引っ張るようにしてください。 2.3 肉を投入する 重 要 いかなる状況でも、手はもちろんのこと、絶対に挽く対象となるものを指定 以外の道具等で押し込まないでください。申し込む作業には専用の棒No01(図01)をご使用になってください。 挽く対象となるものは、機械の部品を冷ます役割と潤滑させるための役割を 担います。従って、空の状態で機械の電源を入れないでください。空の状態で 電源を入れておきますと、機械の温度が上昇しパーツが故障しかねません。 ミンサー モデル PSEE10及びPSEE22は高速に機能しますので、その速度に応 じた作業が求められます。 挽く対象となる肉の固まりは、安全台(盆)No04(図01)に載せておき、肉 の投入口までは手で流し、挿入する際は専用の棒No01(図01)を使いながら挿 入してください。そうすれば、スパイラル・リングが肉を引っ張ります。 3.操作 3.1 電源を入れる 重 要 通過口を取り外す際には必ず電源を切ってください。機械は静かです。次の ような 道具は安全台(盆)の上に置かないでください。包丁、フック、その他。 図(図−02)に示している通り、通過口の各部品が適切に組み立てられてい るかをご確認ください。 機械の電源を入れるためには本体(キャビネット)部分の右側に設置してあ る電源用スイッチ(入/切)No06(図01)を押せば電源が入ります。 3.2 通過口内部の各部品の組み立て方法 重要 通過口内部の各部品の位置が逆になっていないかどうかをご確認ください。 適切に 組み立てられない場合、取り返しのつかないような故障の恐れがあります。 通過口内部の各部品の組み立てと、解体方法は以下の手順に従って行ってく ださい。 図−02 01.通過口 02.ファイバー・座金 03.スパイラル・カッター 04.スパイラル・カッター・ピン 05.十字刃 06. 3mm、5mmまたは、8mmディスク(オプション) 07.ハンドル 3.3 クリーニング 3.4.1 機械の電源を外した後、コンセントからプラグを外してください。 3.4.2 ハンドルNo07(図02)及び通過口内部の部品すべてを有取り外 してください。 3.4.3 通過口No01(図01)を外すため2月、機械の側面に設置してある ハンドルを緩めてください。 3.4.4 全ての部品を熱湯及び中性洗剤を使って洗ってください。 3.4.5 通過口を組み立てるためには、以上の逆の手順を行ってください。 4.安全上のご注意−概要 本節の「安全上のご注意」は、機械を操作するユーザー及び機械のメンテナ ンスを担当する者が適切な操作方法の指導が受けられるために考えられたもの です。 機械は適切に使用できる状態でユーザーに渡されるべきあり、またユーザー 自身が販売担当者から機械操作のための適切な指導と安全上の注意に関する指 導を受けなければなりません。ユーザーは本マニュアルを注意深く読んでいた だいた上で、機械の操作等に関するすべての知識を身につけて機械を操作しな ければなりません。 4.1 操作の基本 4.1.1 危険性 機械の電源を入れるための部分あるいは端子には、電圧が高いものが含まれ ています。それらに触れると重度の感電の恐れがあり、またユーザーの死亡に 至る危険性があります。 手や靴や服装が濡れた状態では操作のための部分(ボタン、ボード、電源、 その他)に絶対に触れないでください。これらの項目について注意が払えない 場合、感電する恐れがあり、またユーザーの死亡に至る危険性もあります。 4.1.2 留意点 電源がどこに位置するのか必ず把握しておいてください。 いかなるメンテナンスを施す場合でも、機械の電源を切ってください。 危険な落下防のために作業用に十分なスペースを確保してください。 床に水または油があると滑りやすく危険です。事故防止のために床を清潔か つ乾燥している状態にしてください。 意図しない操作(ボタン、ボード、電源、レバー、その他)がないように、 不意に機械に触れないようにご注意ください。 特定の作業を2人以上で行う場合、各操作を実行する際のサイン(合図)を相 互に示すようにしてください。次の操作がそのサイン(合図)とそれに対する 相手の反応がない限り実行しないでください。 4.1.3 注意事項 電力不足の場合、直ちに機械の電源を切ってください。 推奨の潤滑油とグリース(油脂)をご使用ください。 故障や操作不良の原因になるため無理な機械のご使用は避けてください。 機械工及び電子部分に水、汚れとほこりが入るのを避けてください。 機械の元々の構造を変えないでください。 安全用ラベルまたはアイデンティフィケーション・ラベルを汚したり、破い たり、または剥がしたりしないでください。もし、いずれの記載情報が読みに くい、あるいは紛失した場合、最寄りのテクニカル・サポートに新しいものを お申し出ください。 4.2 機械の電源入れる前のご注意について 重要: 機械の電源を入れる前に、本マニュアルに記載されている取り扱い説明を丁 寧かつ注意深く 読んでください。すべての情報を適切に理解したかどうかをご確認ください。 疑問がある場合、あなたの上司と(または)販売店にご相談ください。 4.2.1 危険 電源用のケーブルや各線に傷がついた、あるいは劣化の状態は、漏電を起こ し感電の恐れが生じます。機械を操作する前には必ずそれらの状態をご確認く ださい。 4.2.2 注意事項 本マニュアルに記載している取り扱い説明を完全に理解したかどうかご確認 ください。機械の各部位、操作手順及びメンテナンス方法は完全に理解されて いなければなりません。 実際に操作する際の操作(ボタン、ボード、電源、レバー、その他)そのも のの内容を完全に理解していなければなりません。 4.2.3 ケア 機械に電力を供給する電源用のケーブルは、電圧に耐えられるものでなけれ ばなりません。 床の上に置かれるケーブルまたは機械と直接接触するケーブルは、ショート を起こさないように保護されていなければなりません。 4.3 日常点検 4.3.1 注意事項: ベルトやチェーンを確認する際にはベルト間、歯車間、チェーン間、滑車間 に指を入れないでください。 4.3.2 ケア 異音が生じた場合、機械のエンジン、ベルト、チェーン、滑車及びスライド する部分や回転する部分をご確認ください。 ベルト、チェーンの緩みをご確認ください。もし、ベルト/チェーン/滑車 が著しく消耗していれば、交換してください。 ベルトやチェーンの緩みを確認する際にベルト間、歯車間、チェーン間及び 滑車間に指を入れないでください。 各プロテクターや安全用の装置が適切に機能するかどうかをご確認ください。 4.4 操作 4.4.1 注意事項 作業するに当たって、機械に接触可能な長髪は深刻な事故の原因となりますので避けて ください。頭上あるいは後ろに束ねていただくか、またはハンカチ等で覆ってください。 機械の操作は適切に研修を受けた者あるいは有資格者に限ります。 機械の回転する部品には絶対に手で触れたり、あるいは他の方法で触れないでください。 安全用のアクセサリーが不足している場合、絶対に機械の操作は行わないでください。 4.5 機械使用終了後 4.5.1 ケア 機械のクリーニングを常に行ってください。そのために、物理的に電源を切ってコンセ ントを抜いてください。 機械が完全に停止するまでクリーニングは絶対に行わないでください。 再び電源を入れる前に機械の全てのパーツを取り付けてください。 潤滑油の量をご確認下さい。 ベルトやチェーンを確認する際にはベルト間、歯車間、チェーン間、滑車間に指を入れ ないでください。 4.6 メンテナンス作業 4.6.1 危険性 機械の電源が入っている限りすべてのメンテナンス作業は危険を伴います。メンテナン ス作業を行う最中は、物理的に電源を切ってコンセントを抜いてください。 重要 あらゆる緊急事態が発生した場合、コンセントからプラグを外してください。 4.7 注意事項 電子部分及び(または)機械工部分のメンテナンスは、有資格者によって行わなければ なりません。 メンテナンスを委ねられた者は機械が完ぺきに安全な状態で機能していることを把握し ていなければなりません。 4.8 安全システム シェンセン金属 有限会社開発のミンサーは、法律ABNT NBR 13767: 2002に規定されてい る安全システムから構成されているため、安全台(盆)が取り付けられていなければ操作 ができないようになっています。 こうした法的制限がある中で、わが社は法律に準じた形で機械の操作を困難にしないよ うなシステムを開発しました。 盆を機械から取り外しますと、電源(入/切)の機能は無効となります。 再び機械の操作を行なうめには、安全台を適切な箇所に取り付け、固定してはじめて可 能となります。 盆を取り外すためには、機械の電源(入/切)を「切」の状態にし、盆のベースにある 安全ネジ(No01)を手動で取り外してください。この状態ですと、機械の操作は不可能で す(以下の図を照下さい)。 再び取り付けるためには、機械の電源(入/切)を「切」の状態にし、盆のベースにあ る安全ネジ(No01)を手動で取り付けてください。この状態ですと、機械の操作は可能で す(以下の図を照下さい)。 盆を取り外す場合と取り付ける場合、盆が通過口部分と、本体(キャビネット)の上 にあるベース部分(No02)に適切にはめられているかどうかをご確認下さい(以下の図を 照下さい)。 5.問題の分析と解決法 5.1 問題、原因と解決方法 ミンサーは、メンテナンスを必要最低限に抑えるために設計されましたが、 機械の使用によって生じる自然な消耗は機械の不具合をもたらすことがありま す。 機械に何らかの不具合が生じた場合、以下の表−02には、トラブル対策のい くつかが記載されていますので、そちらをご確認の上、解決を試みて下さい。 さらに、我が社では、顧客のために認定されたスタッフ(テキニカル・アシ スタント)のネットワークがございます。そちらも合わせてご利用ください。 スタッフ一同、心よりお待ちしております(添付のスカイムセンのテキニカ ル・アシスタント一覧表をご参照願います)。 問題内容 加工された商品が圧縮された 状態で出てくる 表−02 要因 *通過口部品の不足または取 り付け方が適切でない *ディスクまたは十字刃の切 れ味が鈍くなった 解決方法 *図−0 2を参照しながら組 み立て方の手順に準じて組 み立ててください *本マニュアルの項目5. 2.1を参考にしてくださ い プラブが適切にコンセント に挿入されているかをご確 機械の電力不足 認ください。また、電力が 供給されているかをご確認 操作の途中に通過口が停止し ください てしまう 機械の電子部分(内部あるい テクニカル・サポートにご は外部)の問題 連絡下さい 歯車部分が消耗しているか故 テクニカル・サポートにご 障している 連絡下さい 焦げた臭いと(または)煙の エンジンのトラブルまたは他 テクニカル・サポートにご 臭いがする の電子部分のトラブル 連絡下さい 機械の電源は入るもののディ エンジンのスタート装置の故 テクニカル・サポートにご スクが回転するまで時間がか 障 連絡下さい かる 異音がする 歯車キャビネットにおけるオ イル漏れ 部品を図−0 2に記載されて 通過口の部品が適切に組み立 いる通りに適切に組み立て てられていない てください 歯車間を要調整 テクニカル・サポートにご 連絡下さい 機械のオイル漏れ装置の欠陥 テクニカル・サポートにご 連絡下さい 5. 2 品の調節と交換 5.2.1 ディスクと十字刃 ディスクと十字刃を鋭くさせるための研ぎは、機械の無理のない作業を可能 にし、その結果部品の寿命を長引かせます。部品の適切な研ぎ方のために、ス カイムセンのテクニカル・サポートにご連絡下さい。 5.2.2歯 5. 2. 2 車キャビネット ミンサーのモデルPSEE101及びPSEE22は潤滑オイルによって歯車装置が機能 します。 機械の寿命をより長くさせるために、5, 000時間毎にオイルの量をご確認下 さい。なお、オイル点検のために、お近くのスカイムセンのテクニカル・サ ポートに機械をお持ちください。 ミンサーのモデルPSEE101及びPSEE22のオイルの使用量は180mlであり、 UNITRON 140 -CASTROLあるいはそれ相応の粘着性のあるオイルが推奨されます ( SAE140,APIGL4,ANP1006)。 5.3 ミンサーのモデルPSEE101及びPSEE22の電子部分アウトライン 電源 入/切 + 電圧変換 110/220volt
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