MeP アライアンス・パートナー12 社が MeP ビジネス拡大に向け 共同の

報道関係者各位
2004 年 6 月 1 日
株式会社アドバンスドデータコントロールズ
株式会社インターデザイン・テクノロジー
株式会社沖ネットワークエルエスアイ
株式会社シーデックス
株式会社ソフィアシステムズ
大日本印刷株式会社
日本シノプシス株式会社
パシフィック・デザイン株式会社
英 Celoxica Ltd.
米 CoWare Inc.
米 Red Hat, Inc.
米 Sonics, Inc.
株式会社 東芝
MeP アライアンス・パートナー12 社が MeP ビジネス拡大に向け
共同のマーケティング活動を展開、東芝が支援
MeP(Media embedded Processor)アライアンス・パートナー12 社は、MeP ビジネスの拡大に向けて
共同でマーケティング活動を展開することで合意しました。MeP は、用途に応じてユーザーがカスタ
マイズ可能な 32 ビット RISC プロセッサです。今回、MeP を集積した SoC(system on a chip)を開発
するためのソフトウェア開発環境や高位設計・論理設計環境などの設計ツールが整備され、設計サー
ビスを含めた一貫した開発フローが整いました。この機会に、MeP 関連ビジネスのマーケティングを
共同で展開することになりました。MeP の開発元である株式会社東芝は、MeP アライアンス・パートナ
ーのこうした動きを全面的に支援していきます。
MeP アライアンス・パートナー12 社と東芝は、MeP およびこの利用技術を、現在市場が急拡大して
いる DVD(digital versatile disc)レコーダやデジタル・テレビなどのいわゆるデジタル家電機器
に向けた SoC を開発するための新しいプラットフォーム、あるいは各種携帯機器や車載システム、そ
の他産業用システムなどに向けた既存の DSP(digital signal processor)や組み込みプロセッサに
対する新しい選択肢として位置付けています。
今回、共同のマーケティングに参加するのは、株式会社アドバンスドデータコントロールズ、株式
会社インターデザイン・テクノロジー、株式会社沖ネッワークエルエスアイ、株式会社シーデックス、
株式会社ソフィアシステムズ、大日本印刷株式会社、日本シノプシス株式会社、パシフィック・デザ
イン株式会社、英 Celoxica Ltd.、米 CoWare Inc.、米 Red Hat, Inc.、米 Sonics, Inc.。東芝はこれ
らの企業を支援します。
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共同のマーケティング活動の一環として、まず、8 月 26 日に各社の製品・サービスを紹介する「MeP
World 2004」
(東京国際フォーラム)を開催します。また、秋に米国で開催される「MeP USER FORUM in
US」に参加する予定です。
このほかにも、MeP を利用するための教育およびコンサルティング・サービスなどを共同で展開し
ます。これらについては共同マーケティングを推進するためのホームページを新たに立ち上げ、活動
内容や参加各社の製品・サービスを順次紹介していきます。
MeP は、デジタル家電機器やパーソナル機器向けなどに不可欠な画像、音声のマルチメディア処理
を、ユーザー(MeP を集積した SoC の開発者)が用途に合わせて最適化することができます。その主
な特徴は、
① オプション命令などを設定できるコンフィギュラビリティと機能の拡張性を持つこと、
② C 言語ベースのトップダウン設計環境を提供していること、
③ MeP コア、MeP モジュール、MeP SoC という三つの設計階層ごとに利用ルールを定義した IP
(intellectual property: LSI の個別機能回路の設計資産)の再利用性が高いこと、
にあります。
東芝社内では DVD プレーヤや携帯型電話機、
車載向け LSI などに多数の開発実績があり、
これらの特徴が実証されています。こうした SoC はすでに一部が製品に組み込まれ始めました。
現在 MeP は東芝からオープン・プラットフォームの IP として提供されています。ユーザーは初期費
用なしの IP として MeP を利用することが可能です。2002 年4月に活動を始めた MeP アライアンス・
パートナー・プログラムには、ソフトハウスや EDA ツール・ベンダー、デザインハウス、Si ファンド
リなど、50 以上の企業が参加しています。
MeP 集積の SoC を効率よく開発するためには、ソフトウェア開発、高位設計、論理設計などで使用
する一連の設計ツール群が必要です。このほど、東芝が社内向けだけに利用していたツール群とほぼ
同等の機能を持つツール群を、MeP アライアンス・パートナー各社から提供できる体制が整い、どな
たにも利用いただけるようになりました。具体的には、以下のようになっています。
① MeP を集積した SoC を開発するためには、まず MeP インテグレータ(
「GNUPro for MeP」が対応)
を使ってコンフィギュレーションに対応したシミュレータやコンパイラ、デバッガなどのソフトウェ
ア開発ツールを生成します。さらに、生成したツール群を利用し、ソフトウェアのボトルネックを解
析します(
「GNUPro for MeP」
、
「MULTI」が対応)
。また、将来的には複数の MeP を使用するような大規
模分散処理システムを開発する際には、
分割分析ツールが必要となってきます
(
「TsbSAA」
が対応予定)
。
② 次に、抽出したボトルネック部分を含むハードウェアをソフトウェアと協調させて検証します。
ここでは、C 言語ベースのハードウェア/ソフトウェアの協調設計・検証ツール(「ConvergenSC」、
「VisualSpec」が対応、
「DK Design Suite」が対応予定)が必要になります。
③ さらに、検証されたハードウェアは、動作周波数や面積を高精度に予測しながら物理設計を行い
ます(
「Reference Design Flow」が対応)
。ここでは物理合成ツール(
「Physical Compiler」
)を使用
します。
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④ また、開発したソフトウェアの検証やシステムの検証に必要なマイコン開発ツール(「MeP コア評
価ボード」や「UniSTACⅡ」)も提供されています。
⑤ こうして整備されたツール群を利用する設計サービスでは、フロントエンドの設計サービス、あ
るいは Si ファンドリを利用したバックエンド設計以降の一括受託サービスを提供できるようになっ
ています。また、MeP 集積の SoC を設計するのに必要な IP(
「SiliconBackplane」
)も整備されつつあ
ります。
以上
共同マーケティングに参加する各社からのコメント
■ソフトウェア開発ツール
株式会社アドバンスドデータコントロールズ
弊社は、コンピュータ・ソフトウェア(組み込みプログラムの開発環境など)の設計・開発・販売・
サポートおよび輸出入業務を展開しています。1992 年に米 Green Hills Software, Inc.と技術援助・
導入契約の締結と独占実施権を取得し、同社のソフトウェアを日本の顧客ニーズに対応した形式で提
供しています。現在、米 Green Hills Software 社製ソフトウェア開発環境「MULTI」を MeP 向けに販
売しています。
「MULTI」は、エディタ機能やプロファイラ機能、ソース・レベルデバッガ機能などを
備えています。共同マーケティング活動は、弊社にとって MULTI を拡販する絶好の機会であると考え
ています。
(株式会社アドバンスドデータコントロールズ 代表取締役社長 河原 隆)
レッドハット株式会社
弊社は、MeP 向けにソフトウェア開発ツール「GNUPro for MeP」を提供しています。
「GNUPro for MeP」
は、MeP のコンフィギュレーションに対応したシミュレータ、コンパイラ、デバッガなどを生成する
ためのツールです。生成したシミュレータを使ってソフトウェアの実行時に性能のボトルネックにな
る部分を解析できます。今回の共同マーケティング活動を通して、MeP の普及を推進し、併せて「GNUPro
for MeP」 のビジネス拡大につなげていきます。
(レッドハット株式会社 ゼネラルマネージャー 三橋秀行)
■高位設計・検証ツール
株式会社インターデザイン・テクノロジー
弊社は、組み込みシステムおよびSoCの仕様設計から実装設計に至る上流段階の設計を支援する環境
および関連した設計コンサルティングやソリューション・サービスを提供しています。弊社の新製品
「VisualSpec/MeP協調設計スイート」は、弊社のC言語ベースの仕様設計ツール「VisualSpec」
(SystemC
対応)とGNUPro for MePを統合したソフト/ハード協調設計環境であり、MePのハードウェア・エンジ
ン(HWE)拡張に対応して、HWEモデルの設計や検証の効率を大幅に改善することができます。今回の共
同マーケティング活動によって、MePの普及とMePユーザーのカスタマー・サクセスに貢献していきた
いと考えています。
(株式会社インターデザイン・テクノロジー 代表取締役社長 山本節雄)
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コーウェア株式会社
コーウェアでは、SoCを短期間に設計しようとしている設計者に対して、システム・レベル設計環境
とサービスを提供しています。弊社の「ConvergenSC」は、SystemCベースのハードウェア/ソフトウェ
ア協調設計・検証ツールです。また東芝殿と共同開発したMeP開発専用の「MeP CSC Designkit」を使
用して効果的にMePデザインの設計を行うことができます。実装するアプリケーションの中で、どの部
分をハードウェアで実現させるか、また使用するハードウェア拡張は何を使えば良いかなどを上位レ
ベルで検討し、最適なハードウェア/ソフトウェア構成を設計初期に決定できます。そのため機能検証
だけではなく、各種解析機能を豊富に備えています。さらにハードウェア拡張部分はVerilog RTLモデ
ルを使ったSystemC‑Verilogの協調シミュレーションもサポートしています。これにより上位レベル
のデザイン・データを用いて実装モデルの検証も実行可能です。MeP専用データ以外でも、SystemCモ
デルとして周辺IP、「TX」、「ARM」などのプロセッサ・モデルも用意しています。弊社では、MePビ
ジネスを高位設計環境普及の牽引役と位置付け、今回の共同マーケティング活動を積極的に推進して
いく考えです。
(コーウェア株式会社 代表取締役社長 Jan Goodsell)
日本セロックシカ株式会社
弊社は、リコンフィギュラブル電子機器に対しての、C‑言語合成、およびシミュレーション・ツー
ルを提供するリーディング企業です。東芝殿と共に、MePアーキテクチャの高位レベル設計フローを開
発、提供しています。弊社の「DK Design Suite」ツール群をMePフローに適用させることによって、
MePハードウェアとソフトウェア間のC‑言語協調設計・検証、およびC言語からリコンフィギュラブル・
ハードウェアに直接合成が可能となり、設計生産性を飛躍的に改善できます。「MePアーキテクチャが
もたらすリコンフィギュラブル・システムは、シリコン・ソリューションの興味深い新しい分野です。
ソフトウェアからリコンフィギュラブル電子機器への画像、信号処理アルゴリズム実現に対して、シ
ステム設計環境を提供することは、弊社のビジネス戦略のコアであります。弊社は、このマーケット
の発展に寄与するために努力し、またこの世界規模のリコンフィギュラブル・システムのために設計
フローを東芝殿と共に開発していることを嬉しく思っております。」
(日本セロックシカ株式会社 代表取締役 Colin Mason)
パシフィック・デザイン株式会社
弊社は、C 言語設計の為のコンフィギュラブル・プロセッサとその開発環境を開発し提供
するベンダーです。今回は、われわれが現在開発中の大規模分散処理システムの構築の際に
必要となる「C プログラムの分割分析を行うツール:TsbSAA」を MeP に適用することにより、
MeP を複数必要とする大規模分散処理システムのユーザーに「MeP の個数とパフォーマンス
の分析を行う機能」をご提供していきたい、と考えております。
「TsbSAA」はアルゴリズム
開発者、システム開発者、並びに MeP デザインハウスで C 言語入力による開発を行う方に必
要となるツールです。この種のツールは、明日のニーズを見据えたツールであり、マーケテ
ィングが極めて重要な活動となるので、今回の共同マーケティングに関しましては大変あり
がたく思っております。
(パシフィック・デザイン株式会社 代表取締役社長 杉浦義英)
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■論理設計ツール
日本シノプシス株式会社
弊社は東芝殿と共同で MeP 用の「Reference Design Flow(RDF)
」を開発しました。MeP の場合、コ
ンフィギュレーションや機能拡張によってユーザーが用途に応じて構成を変更できます。設計者はチ
ップ実装後にシステム設計から要求される性能を満足できるか、あるいはどの程度の面積になるのか
といったことを予測したいと考えます。このために用意したのが RDF です。RDF は、RTL からレイアウ
ト後のタイミング解析までの設計フローをカバーし、物理合成の「Physical Compiler」や等価性検証
の「Formality」などのツールとそのスクリプト・セットによって構成されています。今回の共同マー
ケティング活動によって MeP の普及が加速し、両社のビジネスの拡大につながることを期待していま
す。
(日本シノプシス株式会社 代表取締役社長 藤井公雄)
■マイコン開発ツール
株式会社ソフィアシステムズ
弊社は、MeP を搭載した組み込みシステムを開発するために必要不可欠な開発ツールを、日本国内
のみならずアジアや米国、欧州など、ワールドワイドで提供しています。MeP コア評価ボードは、MeP
の性能評価を行うためのリファレンス・ボードです。これを更に発展させて弊社は、沖ネットワーク
エルエスアイ殿と共同で、MeP ユーザー向けの OEM/ODM ビジネスも展開しています。デバッグ環境と
しては、フルバス・トレースやエミュレーション・メモリー機能などを実現したフル ICE、ソフトウ
ェア開発に最適な JTAG エミュレータ、RTOS 対応デバッガなどを提供しています。弊社のマイコン開
発ツールを活用すれば、MeP 搭載組み込みシステムの開発効率は飛躍的に向上します。今回の共同マ
ーケティング活動を通して、MeP ビジネスの拡大と顧客満足度の向上を各社と協力して推進して参り
ます。
(株式会社ソフィアシステムズ 代表取締役社長 樫平 扶)
■設計サービス
株式会社沖ネットワークエルエスアイ
弊社は、沖電気工業株式会社の通信部門から独立して設立されたシステム出身の半導体設計会社で
す。独自開発した AMBA 対応の IP 群等を備え、フロントエンド設計を中心にデザインソリューション
ビジネスを展開しています。MeP 関連では、東芝殿が認定した ADH(Authorized Design House:MeP
コア・ベースの SoC を設計可能な設計会社)です。MeP コアを搭載した FPGA 用 IP をソフィアシステ
ムズ殿の MeP コア評価ボード向けに提供しています。共同マーケティング活動を通して積極的な受注
活動を展開し、パートナー間の協業に発展させていきます。
(株式会社沖ネットワークエルエスアイ 代表取締役社長 日野原邦夫)
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株式会社シーデックス
弊社は画像処理、信号処理技術を用いた開発実績を基に、画像伝送や移動体通信システム、システ
ムLSIを提供しています。今年は特に画像圧縮、音声圧縮と認識技術に注力しています。すでにその一
つとして知育教材を企画し、そのLSIの開発を進めています。知育教材関連企業に提案して行きます。
MePはそのLSIの一つの重要な選択肢となります。共同マーケティング活動の中で、MePプラットフォー
ムが生かせる開発受託の受注活動を行いたいと考えています。またMeP共同パートナーとして協業を進
め、MePスタンダードの夢実現のお役に立てるよう尽力させて頂く所存です。
(株式会社シーデックス 代表取締役 小原 操)
大日本印刷株式会社
大日本印刷株式会社は世界最大のフォトマスク・メーカーです。LSI 設計関連は、100%子会社の大
日本エルエスアイデザイン株式会社が担当しています。豊富な LSI 設計の経験と、最新の技術動向を
先取りした設備の導入により、LSI 開発のフロントエンドからバックエンドまで、あらゆる設計フェ
ーズに柔軟に対応するソリューションを提供します。この他、最近では LSI の供給までサポートする
ターンキー・サービスも開始しました。今回の共同マーケティング活動と弊社の提供する LSI デザイ
ン・サービスを通して、MeP の普及を加速し、ビジネス拡大を目指します。
(大日本印刷株式会社 取締役電子デバイス事業部長 中川善行)
■IP プロバイダ
ソニックス
ソニックス(Sonics, Inc.:本社 米国カリフォルニア州マウンテン・ビュー)は、オンチップ・イ
ンターコネクト IP のリーディング・プロバイダです。ソニックス社の提供するインターコネクト IP
をお使いいただくことで、IP コアを完全に再利用した SoC 開発が可能となります.MeP と、Sonics の
、ペリフェラル向けインターコ
持つマルチメディア向けインターコネクト IP 「SiliconBackplane™ 」
、メモリ・スケジューラ IP 「MemMax™ 」などを合わせることで、強力な
ネクト IP 「Sonics3220™ 」
マルチメディア SoC プラットフォームを構築することが可能となります.本共同活動を通して、この
プラットフォームの確立を目指すとともに、すべての MeP ベース SoC に対して、IP 再利用のアーキテ
クチャおよびメソドロジの提供を目指して参ります。
(ソニックス 日本オフィス フィールド・エンジニアリング・マネージャ 鈴木一可)
■MeP の開発元
株式会社東芝
MeP は、弊社の SoC 研究開発センターで開発されたプロセッサです。2002 年 4 月 22 日に MeP コアの
開発とそれを利用したデファクト化戦略について発表しています。弊社は現在「MeP‑c2」コアの強化
版として、コンフィギュレーション機能を強化する「MeP‑c3」や、高性能化版の「MeP‑h1」などのコ
アを開発しています。今回、MeP アライアンス・パートナーの皆様方と共同でマーケティング活動を
展開することによって、MeP のデファクト化を強力に推進するとともに、パートナー各社殿の MeP ビ
ジネス拡大に貢献させていただく所存です。
(株式会社東芝セミコンダクター社 SoC 研究開発センター センター長 古山透)
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参考情報
■MeP について
MeP は、デジタル・テレビや DVD レコーダなどメディア機器の様々なデジタル信号処理を実行する
ために東芝が独自開発したプロセッサです。すでに東芝では、DVD プレーヤなどの製品に搭載した実
績があります。MeP は、東芝が自社で利用するためだけではなく、デジタル・メディア機器向けの SoC
を開発するファブレス・メーカーや機器メーカーにも、初期費用なしの IP としてライセンス供与して
います。MeP がターゲットとするデジタル・メディア機器は、機器内で実行する画像処理や音声処理、
グラフィックス処理に関して多種の技術標準に準拠する必要があり、高性能な LSI を搭載する必要が
あります。しかも、これらの技術標準は日々最新の技術を利用しなければなりません。このため LSI
には、実行する機能を短期間で変更できる柔軟性が要求されます。こうしたデジタル・メディア機器
向け SoC を開発する企業が抱える課題を解決するため、SoC 設計のプラットフォームとして開発した
のが MeP です。
MeP の技術的最大の特徴は、ソフトウェアを実行するうえでボトルネックになる部分をハードウェ
ア化することによって、性能や消費電力の最適化を図れる点にあります。MeP は、そのためのアーキ
テクチャを備えています。ユーザーは用途に応じてオプション命令を追加し、キャッシュ容量を設定
できます。また、MeP に用意された機能拡張部に、処理を高速化するための DSP や VLIW(very long
instruction word)プロセッサ、ユーザーが定義した命令の実行ユニット、ハードウェア・エンジン
などを集積できます。
■設計事例
・携帯電話機用システムLSI
携帯電話機に採用されたシステムLSI「TC35285XBG」には、1個のMePモジュールと、MPEG4コーデッ
ク、2次元/3次元グラフィックス・エンジン、20MバイトのDRAMなどが集積されています。
・DVDプレーヤ用システムLSI
製品化されたDVDプレーヤに搭載されたシステムLSI「TC90600FG」に2個のMePモジュールが集積され
ています。オーディオとビデオ用のバックエンド処理に使われています。
・車載用画像認識LSI
2台のカメラによるステレオ視を利用した全面障害物検出、レーンキープ・システムに使われていま
す。前方、側方(左右)の画像処理用に3個のMePモジュールが集積されています。
■関連情報
MeP の公式ホームページ
http://www.MePcore.com/
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共同マーケティングに関する総合お問い合わせ窓口
株式会社テクノアソシエーツ
担当 木村
〒107‑0052 東京都港区赤坂 2‑17‑22 赤坂ツインタワー東館 17F
TEL: 03‑5545‑1724
FAX: 03‑5545‑1721
http://wwww.technoassociates.com/
各社のお問い合わせ窓口
株式会社アドバンスドデータコントロールズ
担当 木下
〒170‑0004 東京都豊島区北大塚 1‑13‑4 日本生命大塚ビル
TEL: 03‑3576‑5351
FAX: 03‑3576‑1772
http://www.adac.co.jp/
株式会社 インターデザイン・テクノロジー
担当 大場(マーケティング・営業部)
E‑mail:[email protected]
[email protected]
TEL: 03‑5730‑2578
FAX: 03‑5730‑2596
〒105‑0014 東京都港区芝3丁目43‑16 ビリーヴ三田10F
http://www.interdesigntech.co.jp/
株式会社沖ネットワークエルエスアイ
担当 栗田 (マーケティング)
〒141‑0031 東京都品川区五反田 2‑15‑7 ジブラルタ生命五反田
TEL: 03‑5745‑0861
E‑Mail: [email protected]
http://www.okinetlsi.com/
株式会社シーデックス
担当 岡田
〒206‑0804 東京都稲城市百村1623‑1 パストラルハイム稲城
TEL:042‑378‑5999 FAX:042‑378‑5998
E‑Mail: [email protected]
http://www.cdex.co.jp/
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株式会社ソフィアシステムズ
担当 保坂 (企画部マーケティング)
〒215‑8588
神奈川県川崎市麻生区南黒川 6‑2
TEL:044‑989‑7245
FAX:044‑989‑7005
E‑Mail: tae@sophia‑systems.co.jp
http://www.sophia‑systems.co.jp/
大日本印刷株式会社
担当 野田(電子デバイス事業部 営業第一本部)
〒162‑8001 東京都新宿区市谷加賀町 1‑1‑1
TEL:03‑3266‑2727
E‑Mail: noda̲[email protected]
http://www.dnp.co.jp/
日本シノプシス株式会社
担当 藤井(コーポレート・マーケィング・グループ)
〒140‑0014 東京都品川区大井 1‑28‑1 住友不動産大井町駅前ビル
TEL: 03‑5746‑1788
E‑Mail: [email protected]
http://www.synopsys.co.jp/
日本セロックシカ株式会社
担当:マーケティング部 和田
E‑mail:[email protected]
〒240‑0005 横浜市保土ヶ谷区神戸町 134 横浜ビジネスパーク ウエストタワー11F
TEL:045‑331‑0218(代) FAX:045‑331‑0433
http://www.celoxica.co.jp/
パシフィック・デザイン株式会社
担当: 田中 (管理部)
〒222‑0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2‑12‑2 明友ビル 6F
TEL:045‑477‑5011
E‑mail:[email protected]
http://www.pdi.co.jp/
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米 CoWare Inc.
担当 川原(フィールドアプリケーション&マーケティング)
〒150‑0011 東京都渋谷区東 3‑9‑19 ポーラ恵比寿ビル 10F
TEL:03‑5468‑0801
E‑mail:[email protected]
http://www.CoWare.com/
米 Red Hat,Inc.
担当 土屋
〒106‑0032 東京都港区六本木 7‑15‑7 新六本木ビル 6F
TEL:03‑6406‑9913
E‑mail:[email protected]
http://www.jp.redhat.com/
米 Sonics,Inc.
日本オフィス
担当 鈴木
E‑mail:[email protected]
〒168‑6028 東京都港区港南 2‑15‑1 品川インターシティ A 棟 28 階
TEL: 03‑6717‑4590 FAX: 03‑6717‑4545
http://www.sonicsinc.com/
株式会社東芝
広報室 広報担当
〒105‑8001 東京都港区芝浦 1‑1‑1
TEL: 03‑3457‑2100
http://www.toshiba.co.jp/
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