製品カタログ(PDF)

タイル工事材料
注意事項
■応急措置
■漏出時の注意
1.目に入った場合、絶対に目をこすらずに、速やかに清浄な水で
1.回収作業には、手袋、長靴、保護メガネ、防塵マスク等の保護具
最低15分洗眼した後、医療措置を受けてください。
2.皮膚に付着した場合は、速やかに水で洗い流し、必要に応じ
て医療措置を受けてください。
3.吸入した場合は、速やかに新鮮な空気の場所に移し、咳等がお
さまらなければ医療措置を受けてください。
4.誤って飲み込んだ場合は、水でよく口の中を洗浄してください。
被災者の意識が朦朧としている場合、意識がない場合は、無理
に吐かせないで、速やかに医療処置を受けてください。
■使用上の注意
1.気温が5℃以下の場合は施工を中止するか、保温状態がとれ
る環境で施工してください。
2.破袋または一度開封して放置された材料は使わないでくだ
さい。
を着用してください。
2.粉塵が飛散しないように注意してください。
3.濃厚な洗浄水は中和、希釈処理等により、河川等に直接流出
しないように対策をとってください。
4.飛散したものは掃除機等で吸い取って回収してください。
または、スコップ、帚等で集め袋等に回収してください。
5.付着したものは水で洗浄してください。
■廃棄上の注意
1.残余廃棄物は固化後廃棄物の処理及び清掃に関する法律に
基づき廃棄してください。
2.洗浄水等の排水は、水質汚濁防止法等の関係諸法令に適合す
るように十分留意してください。
3.処理等を外部の業者に委託する場合は、都道府県知事等の
3.本製品はセメント製品につき湿気厳禁です。
許可を受けた産業廃棄物処理業者に産業廃棄物管理表(マ
雨露や直射日光を防ぎ、パレット等を敷き床面から離し、通気
ニフェスト)を交付して委託し、関係法令を遵守して適正に処
のよい場所で保管していただき、製造後3ヶ月までを目安に
使用してください。
理してください。
4.使用済み容器は産業廃棄物として処分してください。
■取扱い上の注意
■その他
1.目・皮膚等への接触をさけるため、適切な保護具(手袋、長靴、
1.その他の必要事項については、製品安全データシートをご覧く
保護メガネ、防塵マスク等)
を着用してください。
2.取扱い後は顔、手、口等を水洗してください。
■輸送上の注意
ださい。
■カタログに関する注意事項
1.本カタログに記載されている数値は、測定値の代表例です。
1.粉塵のたたない方法で輸送してください。
2.本カタログの内容は、予告無しに変更することがあります。
2.破袋、損傷、容器からの漏れ、荷崩れ等の防止を確実に行ってく
3.本カタログ記載の用途は、本製品の当該用途へ使用した結果
ださい。
3.湿気、水漏れに注意してください。
を保証するものではありません。
4.本カタログは2014年5月に作成しました。
販売店
2014.05.1000 第5版
施工性と耐久性を追求しました。
タイル工事材料
外装用
タイル工事用材料「アドキープ」はさまざまな現場環境に合わせた豊富な品揃えで
作業性・耐久性に優れた性能を発揮するタイル工事用材料です。
ご愛顧の程、
よろしくお願い申し上げます。
○ : 適用可 △ : 弊社にご相談ください × : 使用不可
TL-1200/1300
TL-200/300
AM-1/2/3/3.5/4
外装タイルのモザイクタイルから
二丁掛けタイルまでの
施工が可能です。
外装タイル用目地モルタル用で、
仕上が美しく、
耐久性に優れています。
張付けモルタル
目地モルタル
ポリマーセメント系張付けモルタル
ブリック専用
製 品
磁器質および炻器質の
モザイクタイルから
大型外装タイルの施工が可能です。
種 類
張付けモルタル
ブリックタイル施工に適しており、
安定した強度を
発現します。
TL-1200
TL-1300
TL-200
TL-300
AM-1 AM-2 AM-3 AM-3.5 AM-4
ブリック専用
外装タイル(小口平以下)
外装タイル(小口平以上)
外装タイル(小口平以下)
外装タイル(小口平以上)
外装タイル
セメント系ブリック・セメント系ストーン
壁
○
○
○
○
○
○
床
○
○
○
○
○
○
トイレ
○
○
○
○
○
̶
洗面所
○
○
○
○
○
̶
台 所
○
○
○
○
○
̶
壁
○
○
○
○
̶
̶
床
○
○
○
○
̶
̶
モルタル仕上げ下地
○
○
○
○
̶
○
RC及びPC板張り
○
○
○
○
̶
○
ALC板
△
△
×
×
̶
×
押し出し成形板
△
△
×
×
̶
×
混練水量(ℓ/袋)
5.8
4.25
5.8
4.5
5.2
4.5∼5.0
標準塗り厚(mm)
3∼5
5∼8
3∼5
5∼8
コテ詰め、塗り込み
5∼8
標準塗り面積(m2/袋)
5∼3
3∼2
5∼3
3∼2
6∼8(小口平)、8∼10(二丁掛け)、12∼14(モザイク)
3∼2
25
25
25
25
25
25
製品名
タイルの種類
外 部
施 工 場 所
浴 室
※ 施 工 下 地
正味(kg/袋)
※施工に際しては弊社施工要領書をご確認ください。
1
2
外装タイル張付け材(粉末樹脂入り)
外装タイル張付け材
TL-1200/1300
粉末
樹脂入り
用 途
適用タイル
張付け工法
標準仕様(調合)
TL-1200
TL-1300
モザイクタイル、
小口平タイル、
粉体
小口平タイル
二丁掛けタイル
モザイクタイル張り、 改良圧着張り、密着張り
改良マスク張り
(後目地仕上げ)
用 途
TL-1200
TL-1300
25kg/袋
25kg/袋
混練水
清水5.8ℓ
清水4.25ℓ
標準塗り厚
3∼5mm
5∼8mm
塗り面積
約5∼3m2
約3∼2m2
性 能 〈試験結果(写)〉
TL-1200
TL-1300
90.9
87.7
70以上
張付け工法
TL-300
モザイクタイル、
小口平タイル、
粉体
小口平タイル
二丁掛けタイル
混練水
清水5.8ℓ
清水4.5ℓ
標準塗り厚
3∼5mm
5∼8mm
塗り面積
約5∼3m2
約3∼2m2
モザイクタイル張り、 改良圧着張り、密着張り
改良マスク張り
2.02
1.80以上
単位容積質量(kg/ℓ)
2.53
1.76
0.60以上
付着強さ
温冷繰返し10サイクル後
1.84
1.25
0.40以上
−0.190
−0.103
0.20以下
7.00
8.36
4.0以上
曲げ強さ(N/mm2)
※
(社)
公共建築協会「建築材料・設備機材品質性能評価事業」
に準じて試験を行った。
施工要領
下地確認
下地処理
TL-300
25kg/袋
試験場所:
(財)
建材試験センター 中国試験所
(N/mm2)
(社)
公共建築協会
TL-200
TL-300
性能基準
96.2
79.4
70以上
1.92
1.86
1.80以上
標準時
3.32
1.53
0.60以上
温冷繰返し10サイクル後
1.83
1.24
0.40以上
−0.139
−0.103
0.20以下
5.27
7.00
4.0以上
長さ変化率(%)
曲げ強さ(N/mm2)
※
(社)
公共建築協会「建築材料・設備機材品質性能評価事業」
に準じて試験を行った。
試験場所:
(財)
建材試験センター 中国試験所
施工要領
下地は、
コンクリート躯体を高圧洗浄により
目荒しを行うか、
モルタル木ごて仕上げとします。
下地に付着しているモルタルの接着に有害な付着物は、
ワイヤブラシ掛け・
サンダー掛け・高圧水洗等で完全に除去してください。下地面の吸水調整
下地確認
下地処理
としてはキープジョン4∼5倍希釈液を約150g/m2塗布してください。
3
TL-200
25kg/袋
試験結果
保水率(%)
1.82
長さ変化率(%)
(後目地仕上げ)
試験項目
標準時
単位容積質量(kg/ℓ)
(N/mm2)
(社)
公共建築協会
性能基準
保水率(%)
付着強さ
適用タイル
標準仕様(調合)
TL-200
性 能 〈試験結果(写)〉
試験結果
試験項目
TL-200/300
目地割り
タイル張り面の伸縮調整目地は、下地モルタル面の伸縮調整目地・躯体
練り混ぜ
材料の練り混ぜ量は、
1時間以内に使い切る量とし、
本製品の練り足し及び
のひび割れ誘発目地と必ず一致させてください。
水を加えての練り戻しは行わないでください。
下地は、
コンクリート躯体を高圧洗浄により
目荒しを行うか、
モルタル木ごて仕上げとします。
下地に付着しているモルタルの接着に有害な付着物は、
ワイヤブラシ掛け・
サンダー掛け・高圧水洗等で完全に除去してください。下地面の吸水調整
としてはキープジョン4∼5倍希釈液を約150g/m2塗布してください。
目地割り
タイル張り面の伸縮調整目地は、下地モルタル面の伸縮調整目地・躯体
練り混ぜ
材料の練り混ぜ量は、
1時間以内に使い切る量とし、
本製品の練り足し及び
塗り付け
塗り付け
タイル張り付け
タイル張り付け
のひび割れ誘発目地と必ず一致させてください。
水を加えての練り戻しは行わないでください。
4
目地モルタル
内・外装用 一発目地用張付け材
AM-1/2/3/3.5/4
ブリック専用
用 途
標準仕様(調合)
目地詰め方法
色
調
こて詰め、
塗り込み
AM-1
(白色)
特 長
粉体
25kg/袋
混練水
清水5.2ℓ
6∼8m2(小口平タイル)
AM-2
(灰色)
塗り面積
AM-3
(濃灰色)
8∼10m2(二丁掛タイル)
12∼14m (モザイクタイル)
2
AM-3.5
(特濃灰色)
AM-4
(黒色)
試験結果
(社)
公共建築協会性能基準
保水率(%)
38.8
30以上
単位容積質量(kg/ℓ)
2.08
1.80以上
17.9
吸水量(g)
長さ変化率(%)
●ポリマーセメントモルタル
(粉末樹脂混入)
ですから、安定した
接着力をを発揮します。
養生条件
●ポリマーセメントモルタルですから、吸水が小さく、白華現象
による色むらが起こりにくくなっています。
室内
●塗り作業に優れ、
ブリックタイル専用に調合してありますので、
ブリックのずり落ちも少なく、能率良く作業が進められます。
番号
ずり落ち
接着強度 kgf/cm2
1
なし
13.4(a)
2
なし
11.4(a)
3
なし
16.0(a.b)
平均
-
13.6
ブリックの破断状態
●白、灰、濃灰のカラーバリエーションがそろえてありますので、
多彩なニーズにお応えできます。
性 能
試験項目
接着力試験(改良圧着工法)
−0.095
※
(社)
公共建築協会「建築材料・設備機材品質性能評価事業」
に準じて試験を行った。
50以下
0.20以下
適用タイル
張付け工法
b.試料内部はく離
ブリックタイル
改良圧着工法
試験場所 (財)
:
建材試験センター 中国試験所
粉体
混練水
銅製ディスク
ブリックタイル
試 料
c.コンクリート
内部はく離
標準仕様(調合)
用 途
a.ブリック裏面はく離
色 調
25kg/袋
清水4.5∼5.0ℓ
標準塗り厚
5∼8mm
塗り面積
約3∼2m2
白
灰
施工要領
濃灰
施工要領
練り混ぜ
材料の練り混ぜ量は、1時間以内に使い切る量とし、
本製品の練り足し及び水を加えての練り戻しは行わな
いでください。
下地処理
張付けモルタル
混練り
目地詰め
タイル張付け後、24時間以上
(冬期48時間以上)
経
過してから、
目地詰めを行ってください。
目地深さは、
タイル表面からの深さがタイル厚さの1/3
以内としてください。
塗り付け
ブリック張付け
(改良圧着)
清 掃
5
タイル面の汚れ、
目地モルタルの白華除去は工業用
塩酸30倍希釈液を用いて酸洗いを行ってください。
若材齢の目地モルタルは、酸洗いにより変色(白変)
することがありますので、
目地詰め後2週間以上経過し
てから酸洗いを行ってください。
養 生
防水処理
(外装の場合)
①下地は検査され、
清掃され、
健全な表面状態にしてください。
②下地には施工前に適度の水湿しを行ってください。下地の吸水が激しい
場合は
「キープジョンK-100 3∼5倍液」
でプライマー処理してください。
③下地には3∼4m毎に伸縮目地がとれるようにブリックを割り付けてください。
また出隅、
入隅、
サッシ廻りも同様にしてください。
に対し水を約4.5∼5.0ℓ混入し、
①アドキープ1袋
(25kg)
十分に練り上げてください。
①まず下地に、
しごくように塗り付けた後、2度塗りして2∼3mmの塗り厚に調整してください。
②一度に塗る面積は、
オープンタイム30分以内にブリックを張り終わる面積か、
あるいは1m2
以内としてください。
①ブリック接着面にアドキープを3∼5mm塗り付けてください。
②衝撃工具を使って、
目的部にアドキープがはみ出すまで十分に押し込んでください。
③目地部でアドキープの盛り上がりのたりない所には、
目地袋で補充してください。
※目地ナシの施工はしないようにしてください。
通風、直射日光を避け、
シート張り等で養生してください。
①施工後十分な養生期間をとり、防水剤または撥水剤をブリックと目地部に塗布し、
仕上げ剤を保護してください。
※撥水剤推奨メーカー価格表参照
6