資料3ー1 第3回 今後の神戸市の人口動態に関する有識者会議 2015年3月5日 三宮コンベンションセンター 神戸市をめぐる人口動態と 将来人口推計 中川聡史 神戸大学経済学研究科 [email protected]‐u.ac.jp 1 神戸市全体の人口動態の現状1 ① 戦後、震災までは郊外(垂水区、北区、西区)で人 口増加、既成市街地では人口変化なし ② 震災以降、郊外の人口が停滞し、既成市街地の 中・東部(東灘区、灘区、中央区)は人口増加、既成市 街地西部は人口変化なし~減少 ③ 将来人口をみると、市全体で人口減少、既成市街 地中・東部のみ人口変化なし、その他は人口減少 2 神戸市の人口推移 1600000 1400000 阪神淡路大 震災 1200000 1000000 ( ) 人 口 神戸市 市街地中東部(東灘 区、灘区、中央区) 800000 人 600000 市街地西部(兵庫 区、長田区、須磨区) 400000 200000 将来推計 郊外地域(垂水区、 北区、西区) 1920 1925 1930 1935 1940 1947 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 0 年 資料:国勢調査(各年) 日本の地域別将来推計(人口国立社会保障・人口問題研究所、2013年) 3 神戸市全体の人口動態の現状2 ④ 人口変化は出生と死亡(自然増加)、転入と転出 (社会増加)の4つ/2つの要因による。 ⑤ 出生数の停滞と死亡数の着実な増加により自然 減少、転入数と転出数は拮抗、人口減少が始まる。 ⑥ かつては西日本諸県に対して大きな転入超過、対 兵庫県は1980年代後半より転入超過、対大阪府も同 様に転入超過、しかし近年は対兵庫県、大阪府で転 出入が拮抗、関東に対しては常に転出超過、近年は その影響が大きい。 4 神戸市の人口動態 90000 40000 転入 80000 30000 転出 出生 70000 20000 死亡 60000 10000 転 出 入 50000 ・ 出 生 死 40000 亡 数 30000 増 加 数 0 ‐10000 社会増加 ‐20000 20000 ‐30000 10000 ‐40000 0 1958 1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 自然増加 人口増加 ‐50000 1958 1963 1968 1973 1978 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 年 年 資料:住民基本台帳人口移動報告(各年) 人口動態統計(各年) 5 神戸市の人口移動(相手地域) 30000 20000 10000 0 転 入 超 ‐10000 過 数 その他西日本 ‐20000 兵庫県 ‐30000 大阪府 関東 ‐40000 その他東日本 2009 2004 1999 1994 1989 1984 1979 1974 1969 1964 1959 ‐50000 年 転入超過数(1958年~2013年) 資料:住民基本台帳人口移動報告(各年) 6 神戸市内部の動き 2000年 北区から六甲南麓の区 への転出、須磨区と垂 水区から西区への転出 2013年 西区が転出超過に。東 灘区、中央区、垂水区に 人口が動く。 7 周辺市町との関係1 2000年:大阪市、 西宮市、明石市 に対して転入超 過 2013年;大阪市、 西宮市、明石市 に対して転出超 過 8 周辺市町との関係2ー神戸大都市圏を考える • 通勤・通学に関 する統計をもと に大都市圏(神 戸市への通勤・ 通学率の高い市 町)を設定。 • 近年、神戸市内 圏と西宮・芦屋、 宝塚で人口増 加、とくに15歳未 満の人口が増加 していることに注 目したい。 9 [千人] 神戸大都市圏の人口推移(1920‐2010) 3,500 3,000 1,007 2,500 1809 632 2,000 575 1,500 1,000 802 1207 88 154 1544 1289 500 592 864 400 318 406 889 746 680 0 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 神戸内圏(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区) 神戸外圏(須磨区、垂水区、北区、西区) 西宮市+芦屋市+宝塚市 周辺自治体(西宮市、芦屋市、宝塚市を除く) 資料:国勢調査 10 神戸大都市圏の15歳未満人口の推移(1980‐2010) [千人] 800 700 600 214 207 500 183 400 164 176 138 300 200 167 141 237 258 121 160 153 108 91 84 81 103 106 113 117 151 128 100 144 123 100 222 190 180 195 72 74 77 78 1995 2000 2005 2010 0 1980 1985 1990 神戸内圏(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区) 神戸外圏(須磨区、垂水区、北区、西区) 西宮市+芦屋市+宝塚市 資料:国勢調査 周辺自治体(西宮市、芦屋市、宝塚市を除く) 11 小学校区を単位とした分析の試み 12 H22 男性未婚率 (%) 長尾 20.1 道場 33.3 凡例 鹿の子台 28.6 15.5 19.9 20.0 24.9 大沢 31.1 北 区 有野 30 西山 26.7 25.0 29.9 30.0 34.9 八多 29.1 淡河 33 有野東 30.7 有野台 25.5 好徳 41.2 35.0 39.9 藤原台 30.1 40.0 44.9 有 馬 34.5 45.0 46.2 唐 橿 27.6 大池 花山 28.6 28.2 山田 26.7 北山 24.7 花山 月が丘 31.2 桜が丘 25.1 西 区 木津 24 30 狩場台 25.2 竹の台 27.2 平野( 西区) 32.3 北五葉 26.5 鈴蘭台 30.6 星和台 台 23.6 23.3 櫨谷 29.1 春日台 樫野台 25.5 28.2 井 東 21 井 西 24.3 玉津第一 26.3 小寺 28.8 高津橋 31.6 枝 30.9 伊川谷 35.3 有瀬 35.1 Ü 小部 29 美野丘 26.9 小部東 29.9 渦が森 26.1 本山第二 鶴甲 34.2 29.8 南五葉 29.6 影 31.7 29.7 上筒井 福 30.9 34.4 六甲 41 灘 稗田 37 高羽 34.5 徳 32.9 東町 29.8 神の谷 松尾 菅の台 26.1 33 25.6 西落合 28.7 白川 29.4 ひよどり台 28 湊山 34 平野( 兵庫区) 35.3 若草 ひ どり台 雀 29.3 丘 28.7 東落合 30 花谷 2 8 丸山 32.1 夢野の丘 32.6 名倉 34.1 こうべ 32.2 西 34.2 春日野宮本 35.8 40.4 なぎさ 23.7 央 40.5 東灘 区 東灘 本山第一 30.8 摩耶 30.6 広陵 25 本山南 29.3 御影北 27.5 福池 29.4 36.3 31.1 御影 33.3 魚崎 31 本 32.3 御影 33.3 31.1 西灘 38 荒田 山の手 34.3 湊川多聞 36. 36 6 湊 妙法寺 27.9 39.4 会下山 32.6 長田 竜が台 南落合 30 9 五位の池 32.2 宮川 室内 31.兵庫大開 27.6 横尾 30.6 35.7 38.3 37.1 小束山 池田 28.4 板宿 菅の台 水木 25.8 31.4 明親 多井畑 33.6 25. 35.1 明親 34.7 25.8 長田南御蔵 本多聞 東須磨 つつじが丘 蓮池 30.2 多聞台 28.7 21.7 名谷 32.5 34.7 29.1 32.7 多聞東 36. 8 38 2 下畑台 29.8 高倉台 浜山 26.7 神陵台 25.8 下畑台 35 真陽真野 だいち 西脇 和田岬 30.7 29.2 多聞南 31.6 34.6 35.9 34.4 26.7 西舞子 北須磨 28.4 駒ケ林 28.2 塩屋北 27.3 34 千鳥が丘 若宮 27.9 西須磨 34. 6 35. 4 福田 舞子 28.8 千代が丘 30.5 乙 28.8 27.4 東舞子 木 30.8 塩屋 25.1 高丸 27.3 垂水区 10 km 筑紫が丘 24.7 35.3 太山寺 40.6 出合 32.8 本山第三 26.4 六甲山 15.5 桜の宮 29.8 泉台 24.7 藍那 46.2 高和 27.2 美 多台 30.5 28.2 箕谷 28 箕谷 28 桂木 甲緑 24.4 29.2 押部谷 29.9 神出 36.8 28.2 花山 谷上 31.6 灘 区 向羊 21.2 六甲アイランド 25.9 長坂 45.1 震ケ丘 25.7 31.1 東垂水 35.3 垂水 34.3 須 磨 区 長 田 区 兵 庫 区 港島 31.6 中央 区 資料:国勢調査 港島 31.6 13 H22 女性未婚率 (%) 長尾 15 凡例 道場 21.3 鹿の子台 25.6 15.0 19.9 20.0 24.9 大沢 17.5 北 区 有野 25.9 西山 25.6 25.0 29.9 30.0 34.9 八多 21.8 淡河 19.6 有野東 21.6 有野台 21 好徳 27 藤原台 25.7 35.0 39.9 有 馬 32 40.0 40.3 唐 橿 21.1 大池 花山 21.1 22.8 山田 19.2 北山 19.9 花山 月が丘 27 桜が丘 19.5 西 区 木津 20.9 23.4 狩場台 24.6 竹の台 26.3 平野( 西区) 21.1 北五葉 20.8 鈴蘭台 23.5 星和台 台 24.8 21.3 櫨谷 19.8 井 東 22.2 井 西 22.6 玉津第一 21 小寺 29.1 高津橋 22.8 枝 23.5 伊川谷 25.6 有瀬 27 Ü 小部 25.5 美野丘 25.2 小部東 26 渦が森 22.5 本山第二 鶴甲 25.7 26.8 南五葉 22.7 影 21.4 30.3 上筒井 福 27.7 29.7 六甲 36.9 灘 稗田 34.7 高羽 29.6 徳 30.3 白川 23.9 東町 25.2 菅の台 19.9 神の谷 松尾 23.9 25.8 西落合 23.7 東落合 24.2 花谷 ひよどり台 20.9 若草 ひ どり台 雀 20.5 丘 20.9 23.9 丸山 21.2 湊山 23.3 平野( 兵庫区) 27.1 夢野の丘 23.7 名倉 23.3 こうべ 34.6 西 25.3 春日野宮本 33.2 34.8 なぎさ 20 央 37.7 東灘 区 東灘 本山第一 33.6 摩耶 27.3 広陵 21.8 本山南 24.3 御影北 26.2 福池 30 23.8 28.5 御影 27.9 魚崎 23.5 本 24.7 御影 27.9 28.5 西灘 33.3 荒田 山の手 26.6 湊川多聞 34. 4 31.7 妙法寺 湊 24.5 会下山 24.9 長田 竜が台 南落合 31 25 7 五位の池 25.7 宮川 室内 27.兵庫大開 21.4 横尾 25.2 23.9 23 32.3 小束山 池田 23. 4 板宿 菅の台 水木 22.2 24.2 明親 26.7 多井畑 19. 26.3 明親 27.6 22.6 長田南御蔵 本多聞 東須磨 つつじが丘 蓮池 24.6 多聞台 23.6 22.7 名谷 28.7 27.6 23.1 25.4 多聞東 27. 1 28 下畑台 24.5 高倉台 21.9 真陽真野 浜山 神陵台 23.8 下畑台 だいち 西脇 和田岬 21 24.9 多聞南 26.7 27. 22. 46 21.1 28 21.9 西舞子 北須磨 19.7 駒ケ林 20.5 塩屋北 26.6 23 千鳥が丘 若宮 20.6 西須磨 24. 9 20. 7 福田 舞子 29.9 千代が丘 23.4 乙 23.3 22.1 東舞子 木 23.2 塩屋 21.3 高丸 23.2 垂水区 10 km 筑紫が丘 23 30.5 春日台 樫野台 24.8 28 太山寺 40.3 出合 23.5 本山第三 28.7 六甲山 17.6 桜の宮 21.7 泉台 20.8 藍那 31.7 高和 20.7 美 多台 29.4 22.8 箕谷 22.9 箕谷 22.9 桂木 甲緑 24 23.3 押部谷 21.3 神出 23.1 22.8 花山 谷上 23.7 灘 区 向羊 31.2 六甲アイランド 25.4 長坂 31 震ケ丘 23.2 26.6 東垂水 21.4 垂水 27.7 須 磨 区 長 田 区 兵 庫 区 港島 29.2 中央 区 資料:国勢調査 港島 29.2 14 H22 他県従業率 (%) 長尾 12.6 凡例 道場 10.5 鹿の子台 18 大沢 4.9 2.0 - 4.9 5.0 - 9.9 北 区 10.0 14.9 15.0 19.9 有野 10 西山 14.8 八多 4.8 淡河 2 有野東 4 有野台 5 好徳 3.4 20.0 24.9 藤原台 9.5 25.0 29.1 有 馬 2.4 唐 橿 7.2 大池 花山 6.9 11.3 山田 6.9 北山 3.9 花山 月が丘 5.6 桜が丘 4.4 西 区 木津 4.2 2.5 狩場台 7.8 竹の台 9.5 平野( 西区) 2.5 北五葉 5.3 鈴蘭台 6.4 星和台 8.7 台 8 井 井 東 9.9 西 7.9 玉津第一 4.1 小寺 7.1 高津橋 4.2 枝 6 伊川谷 4.2 有瀬 5.2 Ü 10 km 小部 8.3 美野丘 17.6 27.1 6 影 4.5 11.3 上筒井 福 12.7 12.9 六甲 14.4 灘 稗田 15.5 高羽 17.6 徳 16.1 白川 6 垂水 区 東町 11 菅の台 6.7 神の谷 松尾 8.3 7.1 西落合 6.2 平野( 兵庫区) 7 ひよどり台 4.9 若草 ひ どり台 丘 7.8 東落合 6.4 花谷 4. 9 こうべ 11.2 湊山 5.9 雀 5.2 丸山 5.3 夢野の丘 5.6 名倉 5.2 西 11.9 春日野宮本 10.5 8 なぎさ 16.7 央 9.9 本山南 25.1 御影北 21.8 福池 22.3 19.5 22.5 御影 15.1 魚崎 19.3 本 16 御影 15.1 22.5 西灘 11.1 荒田 山の手 4.6 湊川多聞9. 6 6.6 妙法寺 湊 10.3 会下山 6 長田 竜が台 南落合 8.8 6.8 五位の池 11.2 宮川 室内 6.9兵庫大開 8.3 横尾 6.8 4.5 5.5 7.3 小束山 池田 8.9 板宿 菅の台 水木 7 6.7 明親 5.8 多井畑 6.7 7.2 明親 8 本多聞 8.1 東須磨 つつじが丘 長田南 蓮池 御蔵 8 多聞台 5.2 名谷 7.7 9.1 4 7.4 5.8 5.1 下畑台 5.1 多聞東 6.8 4.8 高倉台 浜山 神陵台 7.6 真陽真野 4.9 だいち 西協 和田岬 下畑台 4.7 6.2 3.3 6.7 5 6.2 多聞南 6.8 西舞子 北須磨 6.7 駒ケ林 7 塩屋北 9.5 5.8 千鳥が丘 若宮 8.6 西須磨 6. 3 6 福田 舞子 10.6 乙 千代が丘 7 8.8 7.1 東舞子 木 7.6 塩屋 8.4 高丸 9.9 8.3 東垂水 震ケ丘 6.7 10.4 垂水 9.3 東灘 区 東灘 本山第一 27 摩耶 12.9 広陵 13.1 小部東 7.3 渦が森 21.3 本山第二 鶴甲 16.2 10.5 春日台 樫野台 7.3 9 太山寺 3 出合 4.7 筑紫が丘 12.9 南五葉 櫨谷 3.2 本山第三 26.9 六甲山 6.1 桜の宮 6.1 泉台 8 藍那 4.4 高和 2.7 美 多台 9.3 11.3 箕谷 14.7 箕谷 14.7 桂木 甲緑 14.3 7.9 押部谷 2.3 神出 2 11.3 花山 谷上 9.8 灘 区 向羊 28 六甲アイランド 29.1 長坂 5.7 須 磨 区 長 田 区 〈 庫 区 港島 11.3 中央 区 資料:国勢調査 港島 11.3 15 将来人口推計の考え方 • コーホート要因法 歳性比 4 年後の人口 年後の ~ 歳 人口 ~ 4 子ども女性比 ~ 歳人口 \ ~ 歳女 性人口 年後の 歳以上人口 年後の ~ 歳 女性人口 生残率 純移動率 基準人口 0 39 4 39 5 0 5 30 5 5 30 0 5 16 神戸市に関する国の将来人口推計と仮定を変えた場合の将来人口1 総人口: 社人研地域推計 との差(人) ケース 0‐4歳人口(出生) 0‐4歳性比 生残率 純移動率 ①出生高位 2030年にTFR1.8まで 上昇に基づくCWR 2030年以降一定 社人研値 社人研値 社人研値 103,817 ②出生中位 2030年にTFR1.5まで 上昇に基づくCWR 2030年以降一定 社人研値 社人研値 社人研値 44,847 211,942 ③純移動率一定 社人研値 社人研値 社人研値 2005‐2010年の 社人研純移動率を 2010‐2015年以降 一定で適用 ④純移動率高位 社人研値 社人研値 社人研値 社人研値+0.01 100人あたり 1人転入が増える 85,626 97,506 ⑤若年層のみ 最新純移動率 社人研値 社人研値 社人研値 若年層のみ住基人口2008‐2013年 に対して、国勢調査との差分を加 えたもの。若年層以外は社人研値 を採用し、全年齢、社人研地域推 計同様に移動率を2015‐2020年に かけ定率で縮減 社人研 地域推計 社人研値 社人研値 社人研値 社人研値 0 注:社人研地域推計、社人研値は『日本の地域別将来推計人口―平成22(2010)~52(2040)年― 平成25年3月推計』による神戸市の各仮定値 17 神戸市に関する国の将来人口推計と仮定を変えた場合の将来人口2 (人) 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 ①出生高位 1,559,735 1,552,558 1,537,577 1,517,745 1,491,547 1,460,373 ②出生中位 1,555,135 1,540,802 1,515,974 1,484,519 1,445,905 1,401,403 ③純移動率一定 1,571,141 1,586,298 1,592,334 1,592,433 1,584,109 1,568,498 1,567,582 1,565,327 1,548,260 1,520,985 1,485,303 1,442,182 ⑤若年層のみ 最新純移動率 1,558,789 1,552,803 1,537,777 1,516,535 1,487,744 1,454,062 社人研地域推計 1,551,558 1,533,473 1,501,306 1,459,932 1,411,298 1,356,556 ④純移動率高位 1,544,200 18 小学校区ごとにみた人口変化(2005‐2010年) 資料:国勢調査 (%) 10 0 -10 0 8km 19 小学校区ごとにみた将来の人口増加率(2010‐2040年) 注:国勢調査小地域統計(2005年、2010年)をもちいた筆者の推計による。 (%) 25 0 -25 0 8km 20 小学校区ごとにみた将来の自然増加率(2010‐2040年) 注:国勢調査小地域統計(2005年、2010年)をもちいた筆者の推計による。 (%) 25 0 -25 0 8km 21 小学校区ごとにみた将来の社会増加率(2010‐2040年) 注:国勢調査小地域統計(2005年、2010年)をもちいた筆者の推計による。 (%) 25 0 -25 0 8km 22 小学校区ごとにみた20‐39歳女性の将来の人口変化(2010‐2040年) 注:2010年を100としたときの2040年の値。 注:国勢調査小地域統計(2005年、2010年)をもちいた報告者の推計による。 100 75 50 0 8km 23 おわりに 神戸市の人口問題は何か ・神戸市、神戸大都市圏として三宮・元町を中心とする独自の 圏域であると同時に、京阪神大都市圏の一部 ・京阪神大都市圏の一部としての意義がより重要になるのでは ・その枠組みで大阪との役割分担を考える必要がある ・少子化や高齢化に関して政令市ができることを明確にする ・他の政令市より出生率が低い要因を分析する必要あり ・小学校区別の人口分析の使い道を考える。小学校区ごとに課 題や目標を設定し、住民と行政が一緒になって実現を目指すこ とは可能なのか ・人口問題の基本的な状況を多くの人で共有することの重要性 24
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