プロ・パイロット養成コース 教育訓練費及び算定基準 2015年(一期生) 民間航空操縦士訓練学校(2015年)一期生 今年、通称、只野塾がいよいよ開校します! 最新鋭機シーラス SR20 と日本初のテクナム P2006T を擁する只野塾は 間違いなく今年の小型航空機界の注目を集めることでしょう この資料で詳しく説明する訓練費用に関する料金システムも同じ 今まで、誰もやってこなかったような画期的なシステムです でも、いろいろなお話をする前に… 結局、訓練にいくらかかるのさ! そんなあなたの為に 2年間の委任料(教育訓練費)の総額をお話しましょう すべての訓練を国内で実施し航空大学校に匹敵する高品質な訓練が 通常委任料総額:16,990,000円(消費税別) 1 でも、一期生を迎えるにあたって、私たち只野塾の教官やスタッフも、正直なところ実際に訓練を始め てみなければ判らないこともあります。教材も完璧ではないでしょう。新しく開校するということは 当たり前のことですが、何も実績がないってこと。 だから、あなたと一緒に、君と一緒に、この只野塾を育てたい。育つのは君だけじゃなく、私たち只野 塾の教官やスタッフも同じなのです。 だ・か・ら 苦労をかけるかもしれないから、一緒に苦労して欲しいから 2,000,000円分の訓練費用を只野塾が負担します 一期生だけの特別な委任料総額 14,990,000円 (消費税別) しかも、君が頑張って基準飛行時間よりも短い時間で卒業できれば、納めた委任料の一部が返ってく る仕組みもあるのです。その画期的な料金システムについて、次のページから詳しく説明します。 2 訓練費用の真面目な話 学校に通って資格を取って就職して賃金を得る。もちろん自営業など、様々な業務形態はあるものの 職業パイロットは航空機を運航する会社に入って飛んで給料をもらわなければ仕事をしたことになり ません。 資格の取得は自主学習によって可能なものもありますが、殊、操縦士技能証明(ライセンス)は「実際 に飛行機を飛ばして訓練(練習)して安全に航空機を飛ばすことができる技倆」を身につけ、かつ「国 家試験を受けて合格」しなければ取得できません。医師免許なども同じ構造ですね。 難しい大学の入試を突破し医学部に通い高額な学費を払わなければ医師にはなれないように、私立大 学の操縦学科に通い高額な学費を(公的機関である航空大学校は別として)払わなければ操縦士には なれない。悲しいかな、これが今の現実なのです。 もちろん、航空会社に入社して訓練を受け操縦士になる「自社養成」という道もあることにはあるので すが、それは極めて狭き門ですし、訓練費用の安い海外でライセンスを取得して日本で書き換える手 もありますが、航空会社が求める高品質な訓練を受けられるかと言えば(これは航空会社の多くの採 用担当者の共通した認識ですが)そうではない。海外でのライセンス取得は、趣味(愉しみ)で飛行機 を飛ばしたい人向けであって、日本で職業パイロットを目指す者が選択すべき方法ではありません。 訓練費用は安いに越したことはないけれど訓練品質が低ければ意味がない。そして、訓練品質を高め ようとすれば、やはり国内で、日本の空を熟知した日本人教官から学ぶべきです。日本に拠点を置く航 空会社への入社を目指すなら、日本で、日本の航空界を知っている、日本人教官から学ぶべきなので す。民間航空操縦士訓練学校が一貫した国内訓練にこだわるのも、本気でエアラインを目指す若い人 たちを、本気でプロ・パイロットとして日本の航空界に送り出したいから。それは、あなたのためだけ ではなく日本の航空界のためでもあります。日本の空を、一人でも多くの日本人パイロットに飛んで 欲しい。日本の航空界への貢献も只野塾の目的のひとつです 優秀なパイロットを航空界に送り出すには多くの若い人たちに門戸を開かなければなりません。その 一方で高品質な訓練を提供するには一定のお金がかかる。お金持ち(か、その子供)だけしかパイロッ トになれないとしたら、それは悲しいこと。パイロットが足りない、足りないと騒ぐ暇があったら、国 には具体的な助成を検討して欲しいところですが、現状では公的援助がまったくない。民間の訓練機 関(学校)での訓練は、必要なすべての費用を自分で賄わなければならないのが実情なのです。 そのために、民間航空操縦士訓練学校では訓練生の負担をできるだけ減らし、かつ安定した訓練を提 供する独自の画期的な料金システムを開発しました。 この仕組みは、簡単に言えば「皆で使う物は皆で分担しよう、自分が使った分は自分で払おう」という とてもシンプルな考え方に基づいています。次ページ以降で説明する仕組みはとても複雑に見えます が、基本的な考え方を理解していれば、実はそうでもないことに気づくはずです。お金の話は大切で す。安心して訓練に専念できるよう正しく理解して下さい。 3 訓練費用の区分 2年間の在学中にかかるすべての費用は下図のような概念図で理解できます。 1.生活費 2.国家資格取得に かかる各種の経費 3.制服 指定教材費 1.生活費 家賃(寮費)・水道光熱費・交通費・通信費・食費など生活に必要な費用 2.国家資格取得にかかる各種の経費 航空身体検査受検料・技能証明にかかる受験料・免許書登録税など 一覧表は11ページ 3.訓練に必要な制服、指定教材などの購入費 制服・そのクリーニング代・教科書・問題集・その他の指定教材 一覧表は12ページ 4.委任料 (教育訓練費) 4.委任料(教育訓練費) 訓練(学校)施設使用料 航空機使用料 学科(座学)授業料 実機(飛行)訓練授業料 燃料関連費用(燃料費など) 運航関連費用(着陸料など) 整備関連費用(消耗品、部品代など) この納付と受領の 仕組みが只野塾の 画期的な料金シス テムです 一覧表は13ページ 委任料についての「皆で使う物は皆で分担しよう、自分が使った分は自分で払おう」という基本的考え 方は、在学中に必要な他の費用についても同じであることが解るでしょう。生活費は当然のこと、自分 の資格に関わる経費、自分が着る服、自分が使う道具(借りる物以外)は、民間航空操縦士訓練学校に 納める委任料には含まれていません。 1.生活費 募集要綱にも記載がある通り民間操縦士訓練学校は週5日の全日制、全寮制です。一期生固有の事情 により月額は確定していませんが、家賃(寮費)は委任料に含まれていません。また、通学に必要な自 動車にかかる実費(ガソリン代など)も含まれていません。その他、水道光熱費、交通費、通信費、食 費などの生活費全般が委任料とは別に必要です。 2.国家資格取得にかかる各種の経費 航空身体検査証明を取得するには航空身体検査を受検しなければなりません。国家試験には受験料が 必要です。学科試験を受けるために試験会場に行く交通費も必要です。技能証明を取得したら免許書 登録税という税金も納めなければなりません。別途、11ページの一覧をご覧下さい。 3.訓練に必要な制服、指定教材などの購入費 制服や貸与される教材以外の指定教材は個人で購入する必要があります。既にお持ちなら新たに買う 必要はありません。別途、12ページの一覧をご覧下さい。 4 委任料という考え方 募集要綱で既に説明した通り民間航空操縦士訓練学校では、一般的に授業料や訓練費などと呼ばれて いる教育訓練にかかる費用を、一括して「委任料」と呼んでいます。そして、委任料は「固定費」と「変 動費」で構成されています。 この全体が委任料です 固定費 変動費 1. 2. 3. 4. 訓練(学校)施設使用料 航空機使用料 学科(座学)授業料 実機(飛行)訓練授業料 1. 燃料関連費用 2. 運航関連費用 3. 整備関連費用 ① 固定費 固定費は、訓練生が「訓練機を使った飛行の有無にかかわらず」民間航空操縦士訓練学校を運営するた めに必要な経費をご負担いただく部分です。 1.訓練(学校)施設使用料 校舎(格納庫)や教室、FTDやCBTを含む地上の訓練機器、座学に必要なプロジェクターや貸与する教材 の利用料などが含まれています。 2.航空機使用料 民間航空操縦士訓練学校の画期的な料金システムを支える一つ目の秘密が固定費に航空機使用料を含めている こと。航空機を格納し整備するための格納庫使用料や航空機保険も含んでいます。フライトクラブ的な従来の 考え方では飛行機は1時間飛ばしていくら(レンタル料)の考え方ですが只野塾では設備だと考えています。 3.学科(座学)授業料 いわゆる授業料そのものです。学科(座学)と書いてはいますが、民間航空操縦士訓練学校の授業は机に座っ て講義を聴くだけではありません。運航管理者と一緒に運航管理をしてみたり、現場の整備士と一緒に機体の 管理方法を学んだり、東京と鹿児島を結んだリモート会議システムを使ったエアラインの現役機長との質疑応 答も授業の一環です。 4.実機(飛行)訓練授業料 飛行訓練で教官から学ぶ授業料です。これが民間航空操縦士訓練学校の画期的な料金システムを支える二つ目 の秘密。多くの場合、教官と呼ばれる職種に対しては「飛行手当」が支払われるのが通例です。エアラインの パイロットもたくさん飛べばたくさん給料が貰える仕組みがありますが、只野塾の教官に飛行手当はありませ ん。つまり、只野塾の教官には、できるだけ短い時間で訓練を修了させようとする動機付けが生まれます。 上記、固定費のうち1と2は、もちろん一期生だけで負担するわけではありません。今後、只野塾で学 ぶ未来のすべての訓練生で分担することになります。また、3と4は学校運営上の人件費にあたり、該 当する訓練生で分担します。固定費だけで、校舎や設備や飛行機、それを支える教官など、民間操縦士 訓練学校が安定して運営できることがお分かりいただけたと思います。 5 ② 変動費 変動費は、訓練生が「訓練機を使った飛行そのもの」に必要な経費をご負担いただく部分です。 1.燃料関連費用 訓練機は航空燃料(アビエーション・ガソリン)を使って飛行します。最新鋭の訓練機 SR20 では1時間あた りおおよその目安で13ガロン(52リットル)~16ガロン(64リットル)の航空燃料を使いますが航空 燃料は車で使用するハイオク・ガソリンよりも遙かに高価な燃料です。また、1リットルあたり 18.0 円の航 空燃料税又は 53.8 円の揮発油税(平成27年1月1日現在)もかかります。 2.運航関連費用 飛行機は空港の滑走路に着陸しますがタダではありません。滑走路を維持管理するために、着陸1回あたり航 空機の重量に応じた着陸料がかかります。また、飛行機は地上の無線施設を利用したり、管制官と無線で交信 して指示を受けたりして飛行します。このサービスの利用料である航行援助施設利用料も必要です。その他駐 機場を利用すれば、その使用料がかかります。 3.整備関連費用 飛行機は適切な整備をしなければ飛び続けることはできません。そのためには消耗品(オイルやフィルターな ど)を取り替えたり、定期的な分解が必要だったりします。これらは飛行時間に連動して実施する必要のある ものがほとんどで(例えばエンジンのオーバーホールは2000時間毎)整備関連費用は時間に換算するのが 妥当です。この費用の中には、整備士の工賃なども含まれています。整備関連費用は時間単価を固定して受領 します。 飛行時間にに応じてご負担いただくのが変動費であることがお分かりいただけたと思います。ただ、 これらの費用は、その単価自体も変動します。航空燃料は車のガソリンでもお分かりの通り毎月のよ うに変動しますし、輸入品に頼る整備用の部品などは為替の影響を強く受けます。 そのため、民間操縦士訓練学校では、変動費を完全な「月末締めの精算払い」にしています。当該月に 実際に使った燃料量に応じた「燃料関連費用」と、実際に着陸した回数に応じた「運航関連費用」と、 実際の飛行時間に応じた「整備関連費用」のすべてを合算し、その金額を当該月の総飛行時間で割った 値が「当該月の時間単価」となります。当該月の時間単価に当該月の飛行時間を掛けた値が、変動費と してご負担いただく金額になります。 燃料関連費用 + 運航関連費用 + 整備関連費用 == 実際の時間単価 総飛行時間(6名の訓練生の飛行時間の総和) なお、着陸料など着陸回数に依って変動する運航関連費用は、燃料や整備にかかる費用に比べて小さ いこと、また、訓練生の着陸回数の記録と実際に支払う額が一致しないこと(着陸間際に着陸を取りや める着陸復行でも空港側から請求される場合がある)から、時間単価の中に平均的に含まれていると みなしています。 変動費は10ページの算定基準に基づいて決定されます。なお、委任料の固定費と変動費の比率は、通 常委任料総額で固定費の方が若干多く、一期生だけの特別な委任料総額ではほぼ同額となっています。 6 委任料の前納と受領 委任料の仕組みがご理解いただけたでしょうか。次に委任料の「納付方法」と民間操縦士訓練学校が訓 練費用を頂く「受領」の仕組みを説明します。 ① 委任料の前納と位置づけ 委任料は2年間の在学中に6ヶ月毎の4期に分けて納付していただきます。そして、納付いただいた 委任料は、学校運営上「預かり保証金」として会計処理されます。つまり、前もってお支払いの保証を していただくお金ですので、只野塾ではこの委任料を「前納委任料」と呼んでいます。入校して訓練が 始まらない限り、前納委任料は只野塾のものではありません。 ② 前納委任料の受領 入校して訓練が始まると、上記の前納委任料から訓練費用を頂くことになりますが、これを「受領」と 呼びます。只野塾の画期的な料金システムは、この受領の仕組みにもあります。固定費は訓練当該月の 1日に一月分を受領します。変動費は月末締めの精算払いなので、前納委任料からの受領は当該月の 翌々月の1日になります(いずれも1日が金融機関休業日の場合、その翌営業日) 。 この受領によって前納委任料は毎月減っていきます。6ヶ月が経過した時点で理論上0円になります が、実際には未精算の 2 ヶ月分の変動費が残っていますし、次の6ヶ月分の委任料も前納していただ きますから、前納委任料がマイナスになることは決してありません。 (当該の1期だけに着目した場合の固定費と変動費の変化) 固定費 3ヶ月後 変動費 3ヶ月後 固定費 変動費 変動費 (当該の1期と次の1期を考慮した場合の固定費と変動費の変化) 固定費 次の期 次の期 の の 固定費 変動費 4ヶ月後 変動費 次の期 次の期 の の 固定費 変動費 2ヶ月後 固定費 変動費 変動費 7 追加委任料 教育訓練計画(シラバス)に基づく訓練だけでは国家試験に合格できないと判断された場合、あるいは 実際に国家試験で不合格になった場合は、追加教育訓練計画が対象者に設定されます。前納委任料の 変動費は、教育訓練計画に従って算出されており、追加の訓練が必要となった場合、そのままでは不足 する恐れがあります。 また、教育訓練計画に従った変動費の精算も、訓練生全員で飛行機を使い、訓練生全員で燃料代や整備 費を負担し、訓練生全員の飛行時間の総和で行いますから、訓練生それぞれの飛行時間に実時間単価 を掛けて金額を確定できますが、1人だけを対象にした追加教育訓練計画に従った飛行訓練では、対 象者1人で個別に精算する必要があります。 これらの理由から、その都度、必要に応じて追加で納付していただく前納委任料を「追加委任料」と呼 んでいます。追加委任料も、会計処理上は「預かり保証金」ですので、単に前納委任料の変動費に上乗 せされる保証金の位置づけですが、精算方法は「追加教育訓練費」として個別に行われます。 追加燃料関連費用 + 追加運航関連費用 + 追加整備関連費用 == 追加飛行時間の実時間単価 追加飛行時間(対象訓練生の追加された飛行時間の総和) (追加委任料は変動費に上乗せされるが、精算は個別に行われる) 固定費 3ヶ月後 変動費 追加 固定費 変動費 固定費 変動費 委任料の返納 ここまで説明した通り、前納委任料の受領は「皆で使う物は皆で分担しよう(固定費) 、自分が使った 分は自分で払おう(変動費)」のシンプルな考え方に合致していることが解ります。 そして、2年間の訓練を無事に修了し卒業する際に、毎月の精算の結果残った「変動費」も、あるいは 不幸にして退学処分になった際の「残りの固定費と変動費」も、只野塾にとっては単に未受領の前納委 任料だということになります。未受領の前納委任料は只野塾のものではありませんから、この全額を お返しします。これを「返納」と呼んでいます。基準飛行時間より短い時間で卒業できれば、返納額が より多くなる仕組みです。訓練で頑張れば、その分、教育訓練費は安くなるのです。 8 訓練費用が安価な秘密 民間航空操縦士訓練学校の訓練費用は、ほぼ同等の訓練品質を提供する航空大学校(訓練生が支払う 訓練費用だけではなく、国が負担している 1 人当たりの育成費用との合計額)と比べて大幅に安価で す。その秘密をお教えしましょう。 ① 校舎が格納庫 次ページの算定基準をご覧になれば判る通り、校舎の利用料はその維持管理費(水道光熱費など)を含 み格納庫の使用料(賃料)に含まれています。校舎自体の家賃が訓練で使用する飛行機の整備や保管に 必要な格納庫使用料で賄えているのです。格納庫使用料は航空機を所有している訓練学校なら必然的 に発生するコスト。校舎の家賃は別途必要になりますが只野塾では不要です。 ② 自社整備 只野塾は JGAS 鹿児島フライトトレーニングセンター(FTC)内にあります。鹿児島 FTC には、個 人オーナー機を整備する整備士さんや鹿児島 FTC を管理するスタッフが常駐していますから、只野塾 の飛行機もついでに(と言っては失礼ですが)面倒を見てくれます。只野塾だけのために整備士さんを 雇う必要がないので、只野塾の運営にかかる人件費に整備士さんは含まれていません。 ③ 最新鋭の訓練機 訓練機として採用しているシーラス式 SR20 は性能が優れているだけでなく、運航コスト、整備コス トが安価なことでも知られています。まず燃費がいい。つまり、使う燃料が少なくて済むということで す。また、複合材を使った機体なので錆の発生などがなく整備の手間がかからない。多発限定課程で使 用するテクナム式 P2006T も双発機でありながら1時間当たりの使用燃料は、おおよその目安で1 5ガロン(60リットル)~17ガロン(68リットル)程度で単発機並みです。 ④ 自社が代理店の機体を採用 シーラス式 SR20 もテクナム式 P2006T も、運営母体 Japan General Aviation Service が輸入 販売する機体です。自社で販売している機体ですから、当然、導入コストを抑えられます。 ⑤ 自社で部品の輸入が可能 もちろん、SR20 の部品も P2006T の部品も自社で輸入しています。より安価に部品の調達が可能 ですから、余計なコストがかからないのは当然です。 ⑥ 効率的な教育訓練計画 とどめは、その独自の教育訓練計画(シラバス)です。単発機の SR20 で事業用操縦士課程も計器課 程も実施します。双発機である P2006T は SR20 よりも僅かとは云え訓練の時間単価が高いため訓 練時間も多発限定の取得に特化して最短としています。高性能機 SR20 を使うからこそ可能な教育訓 練計画(シラバス)ですが、訓練生の経済的な負担を少しでも減らそうと努力した結果です。 いかがでしょうか。只野塾の訓練が高品質でありながら安価なのには、ちゃんと理由があります。どこ かで手抜きをしているからではありません。安心して訓練を受けて下さい。 9 委任料の月額算定基準(消費税別) ① 固定費 費目 含まれる主な器財等 算定基準 1. 校舎及び維持管理費 1. 格納庫使用料に含む 2. 教室等整備費 2. 教室等整備費を耐用年数(月数)で除した値 3. FTD 使用料 3. 取得価額を耐用年数(月数)で除した値 4. FTD 更新量 4. 更新予定価額を耐用年数(月数)で除した値 1. 航空機使用料 1. 取得価額を耐用年数(月数)で除した値 2. 航空機更新料 2. 更新予定価額を耐用年数(月数)除した値 3. 格納庫使用料 3. 月額賃料 4. 航空機保険料 4. 平均保険料年額を 12 で除した値 学科(座学)授業料 1. 学科教官 1. 月額人件費相当額 実機(飛行)訓練授業料 1. 飛行教官 1. 月額人件費相当額 訓練(学校)施設使用料 航空機使用料 訓練(学校)施設使用料については、2年目以降二期生も使用することから、適用率を 50%としてい る。また、航空機使用料及び更新料については、実使用月数による適用率を用いている。なお、1 人当 たりの固定費負担分は、上記項目の合計を6で除した金額である。 ② 変動費 費目 燃料関連費用 運航関連費用 整備関連費用※2 含まれる費用 算定基準 1. 航空燃料費※1 1. 1リットル当たりの燃料単価 2. 使用燃料量 2. 月間使用燃料総量 1. 着陸料 1. 1回当たり 1,000 円 2. 航行援助施設利用料 2. 1回当たり 120 円 3. 駐機料 3. 1回当たり 810 円 1. 整備基本料(SR20) 1. 1時間当たりの基準整備価額 2. 整備基本料(TECNAM) 2. 1時間当たりの基準整備価額 ※1)航空燃料費:航空燃料税(18.0 円/ℓ)又は揮発油税(53.8 円/ℓ)を含む(平成 27 年 1 月 1 日現在)。 ※2)整備基本料:契約書上、整備基本料は単価を示して精算する。 ③ 基準飛行時間、基準着陸回数及び基準使用燃料量 期 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第1期 単発 SR20(83 時間 30 分) 200 回 4,835ℓ 第2期 単発 SR20(73 時間 30 分) 150 回 3,990ℓ 第3期 単発 SR20(49 時間 30 分) 50 回 2,178ℓ 第4期 単発 SR20(27 時間)+ 多発 P2006T(30 時間) 50 回 2,748ℓ 各期の変動費(6ヶ月合計)は、教育訓練計画(シラバス)に従った基準飛行時間、基準着陸回数及び 基準使用燃料量に基づいて決定されている。 10 プロ・パイロット養成コース 費用一覧 ① 国家資格取得にかかる各種の経費(消費税別) 自家用操縦士 自家用操縦士 実地試験申込申請書 360 円 実地試験受験料 航空経歴書 114 円 免許書登録税 実地試験成績報告書 200 円 事業用操縦士 46,400 円 3,000 円 事業用操縦士 360 円 学科試験受験料 5,600 円 実地試験申込申請書 360 円 実地試験受験料 56,500 円 航空経歴書 114 円 免許書登録税 実地試験成績報告書 200 円 計器飛行証明 学科試験申込書 360 円 実地試験申込申請書 360 円 航空経歴書 114 円 実地試験成績報告書 200 円 国家試験費用 国家試験申請書等 学科試験申込書 多発限定 7,500 円 計器飛行証明 学科試験受験料 5,600 円 実地試験受験料 51,300 円 多発限定 実地試験申込申請書 360 円 航空経歴書 114 円 実地試験成績報告書 200 円 航空英語能力証明 実地試験受験料 51,300 円 航空英語能力証明 学科試験申込書 360 円 学科試験受験料 22,600 円 実地試験申込書 360 円 実地試験受験料 29,800 円 実地試験成績報告書 200 円 合計 4,336 円 合計 279,600 円 ※平成27年1月1日現在(各種の価額は改定される場合があります)。 航空身体検査 第1種相当航空身体検査(更新) 自家用操縦士課程の途中(航空機操縦練習許可書の更新) 第2種航空身体検査(初回) 自家用操縦士技能証明取得後 第1種航空身体検査(初回) 事業用操縦士技能証明取得後 ※航空身体検査を受検する航空身体検査指定機関(病院)は指定しません。費用は病院毎に異なります。 ※参考)鹿児島空港近隣の航空身体検査指定機関 医療法人 玉昌会(ぎょくしょうかい)加治木温泉病院 〒899-5241 姶良市加治木町木田 4714 開院時間 8:30~17:30 / TEL. 0995-62-0001 (航空身体検査) ・毎週月曜日(13:30~)及び毎週木曜日(08:30~)3時間程度(眼科は外部の医院)/受け入れ可能 同時2名程度 ・航空身体検査(更新時)税込み 25,000 円 11 ② 訓練に必要な制服、指定教材などの購入費 品名 税込み価格 入校時 未定※ 1 制服類(ジャケット・パンツ・ジャンパー・Y シャツ・帽子・手袋等) 2 タブレット端末(iPad2、iPad mini 以降 iOS 7 以上を推奨) 3 エアバンド受信機(航空無線受信用) 4 航空機用ヘッドセット(機種指定予定:事前に購入しないこと) 5 AIM-J(日本航空機操縦士協会) 5,400 円 6 航空機乗組員飛行日誌(FLIGHT LOGBOOK)(鳳文書林) 2,484 円 7 航法計算盤(Model AN-2) 8 プロッター(JEPPESEN PN-1) 1,944 円 9 デバイダー(TAKEDA'S 15-0390) 2,592 円 10 区分航空図・九州 2,674 円 11 区分航空図・四国 2,674 円 12 パイロットのための ICAO 航空英語能力試験教本 3,240 円 13 パイロットのための ICAO 航空英語能力試験ワークブック 1,944 円 各自で準備の事 必須ではない 未定※ 24,840 円 自家用操縦士課程・事業用操縦士課程 14 航空法(鳳文書林) 3,996 円 15 飛行機操縦教本(航空振興財団) 5,940 円 16 新・天気予報の手引き(クライム気象図書出版) 1,635 円 17 天気予報のつくりかた(東京堂出版) 5,616 円 18 航空力学Ⅰ(プロペラ機編)(日本航空技術協会) 3,456 円 19 航空工学入門(日本航空技術協会) 2,808 円 20 自家用・事業用操縦士の航法(鳳文書林) 3,780 円 21 ATC 入門・VFR 編(鳳文書林) 2,700 円 計器飛行証明課程 22 エンルート・チャート ENRC1/ENRC2(航空振興財団) 3,240 円 23 飛行方式設計入門(鳳文書林) 5,076 円 24 ATC 入門・IFR 編(鳳文書林) 2,916 円 合計 88,955 円 ※入校日が近づいてから指定、手配します(確定しておりません)。一期生固有の事情です。ご了承下さい。 ※平成27年1月1日現在(価格は購入時に改定されている場合があります)。 12 ③-1 通常委任料(4期分納表示) 納付期 納付対象課程 操縦士課程① 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第1期 83+30 200 回 4,835ℓ 操縦士課程② 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第2期 73+30 150 回 3,990ℓ 操縦士課程③ 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第3期 49+30 50 回 2,178ℓ 操縦士課程④ 第4期 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 57+00 50 回 2,748ℓ 納付期限 平成 27 年 8 月 31 日 (10 月 ~ 翌年 3 月分) 平成 28 年 2 月 29 日 (4 月 ~ 9 月分) 平成 28 年 8 月 31 日 (10 月 ~ 翌年 3 月分) 平成 29 年 2 月 28 日 (4 月 ~ 9 月分) 納付金額(消費税抜き) 5,060,000 円 4,420,000 円 3,610,000 円 3,900,000 円 全操縦士課程 基準飛行時間 263+30 基準着陸回数 450 回 基準使用燃料量 13,751ℓ 全 24 月(2 年) 16,990,000 円 ※各納付期は 6 月毎の分納を意図しており訓練課程の区分とは一致しない。 ③-2 通常委任料(課程別表示:参考) 対象課程 訓練期間 自家用操縦士課程 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 83+30 200 回 4,835ℓ 事業用操縦士・計器課程 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 150+00 200 回 7,356ℓ 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 30+00 50 回 1,560ℓ 多発限定課程 平成 27 年 10 月~ 平成 28 年 4 月 平成 28 年 5 月~ 平成 29 年 5 月 平成 29 年 6 月~ 平成 29 年 9 月 訓練費用(消費税抜き) 5,460,000 円 9,080,000 円 2,450,000 円 全操縦士課程 基準飛行時間 263+30 基準着陸回数 450 回 基準使用燃料量 13,751ℓ 全 24 月(2 年) 16,990,000 円 ※③-1 を課程区分により再構築したもので、あくまでも参考である。当校では4期分納表示が正式な委任料の額である。 13 ④-1 一期生だけの特別委任料(4期分納表示) 納付期 納付対象課程 操縦士課程① 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第1期 83+30 200 回 4,835ℓ 操縦士課程② 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第2期 73+30 150 回 3,990ℓ 操縦士課程③ 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 第3期 49+30 50 回 2,178ℓ 操縦士課程④ 第4期 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 57+00 50 回 2,748ℓ 納付期限 納付金額(消費税抜き) 平成 27 年 8 月 31 日 4,560,000 円 (10 月 ~ 翌年 3 月分) 平成 28 年 2 月 29 日 3,920,000 円 (4 月 ~ 9 月分) 平成 28 年 8 月 31 日 3,110,000 円 (10 月 ~ 翌年 3 月分) 平成 29 年 2 月 28 日 3,400,000 円 (4 月 ~ 9 月分) 全操縦士課程 基準飛行時間 263+30 基準着陸回数 450 回 基準使用燃料量 13,751ℓ 全 24 月(2 年) 14,990,000 円 ※各納付期は 6 月毎の分納を意図しており訓練課程の区分とは一致しない。 ④-2 一期生だけの特別委任料(課程別表示:参考) 対象課程 訓練期間 自家用操縦士課程 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 83+30 200 回 4,835ℓ 事業用操縦士・計器課程 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 150+00 200 回 7,356ℓ 基準飛行時間 基準着陸回数 基準使用燃料量 30+00 50 回 1,560ℓ 多発限定課程 平成 27 年 10 月~ 平成 28 年 4 月 平成 28 年 5 月~ 平成 29 年 5 月 平成 29 年 6 月~ 平成 29 年 9 月 訓練費用(消費税抜き) 4,880,000 円 7,980,000 円 2,130,000 円 全操縦士課程 基準飛行時間 263+30 基準着陸回数 450 回 基準使用燃料量 13,751ℓ 全 24 月(2 年) 14,990,000 円 ※③-1 を課程区分により再構築したもので、あくまでも参考である。当校では4期分納表示が正式な委任料の額である。 14 ⑤ 追加委任料 納付期 納付対象 納付期限 30,000 円/時間 追加教育訓練費 SR20 随時 納付金額(消費税抜き) 指定月の末日 35,000 円/時間 追加教育訓練費 TECNAM ※追加委任料は、追加教育訓練計画が設定された場合に納付する追加の変動費であって固定費を含んでいない。 ※指定月については応相談。 15 ⑥ 一期生だけの特別前納委任料の受領(税抜き額:予定) 納付期 受領日 平 固定費(確定) 変動費(予定) 計(予定) 10 月 1 日 290,000 円 290,000 円 11 月 2 日 310,000 円 310,000 円 12 月 1 日 310,000 円 470,000 円 780,000 円 1月 1日 310,000 円 450,000 円 760,000 円 2月 1日 310,000 円 450,000 円 760,000 円 3月 1日 310,000 円 450,000 円 760,000 円 4月 1日 290,000 円 450,000 円 740,000 円 5月 2日 310,000 円 450,000 円 760,000 円 成 6月 1日 310,000 円 330,000 円 640,000 円 28 7月 1日 310,000 円 350,000 円 660,000 円 8月 1日 310,000 円 350,000 円 660,000 円 9月 1日 310,000 円 350,000 円 660,000 円 10 月 3 日 290,000 円 350,000 円 640,000 円 11 月 1 日 310,000 円 350,000 円 660,000 円 12 月 1 日 310,000 円 220,000 円 530,000 円 1月 2日 310,000 円 210,000 円 520,000 円 2月 1日 310,000 円 210,000 円 520,000 円 3月 1日 310,000 円 210,000 円 520,000 円 4月 3日 290,000 円 210,000 円 500,000 円 5月 1日 310,000 円 210,000 円 520,000 円 6月 1日 310,000 円 260,000 円 570,000 円 7月 3日 310,000 円 260,000 円 570,000 円 8月 1日 310,000 円 260,000 円 570,000 円 9月 1日 310,000 円 260,000 円 570,000 円 10 月 2 日 260,000 円 260,000 円 11 月 1 日 260,000 円 260,000 円 7,630,000 円 14,990,000 円 成 第1期 27 年 第2期 平 年 第3期 平 第4期 成 29 年 全課程(263+30) 7,360,000 円 ※変動費の月額は、当該期の変動費を6で除した値であって、各月毎に予定額を超えないことを保証するものではない。 ※上記は税抜き額である。実際の受領額は受領日(又は締め日)時点の消費税率による消費税額を加算する。 16 意図的な余白 17 Safety and Good Flight Always "Safety and Good Flight Always"は 株式会社 Japan General Aviation Service のスローガンです お問い合わせ 株式会社 Japan General Aviation Service 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-1-15 藤野ビル 5F 運航本部 JGAS 鹿児島フライトトレーニングセンター準備室 TEL : 03-5643-1833 FAX : 03-5643-1836 E-mail : [email protected] 入学案内&最新情報 WEB で公開中!
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