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J
u
12
n
e
Tocris
製薬企業ライセンス化合物 新製品 … 1
InvivoGen
TLR9 リガンド …………………………… 2
GlobalStem
GS21™ 神経細胞培養用サプリメント … 3
AAT Bioquest
Cal-520™
$SULO
………………………………… 4
ナカライテスク
Fluoro-KEEPER Antifade Reagent,
Non-Hardening Type ………………… 5
Biotium
TrueBlack™
…………………………… 6
LifeSensors
K63 TUBE1
-XQH
…………………………… 7
Atlas Antibodies
がんバイオマーカー抗体
…………… 8
Santa Cruz
モノクローナル抗体 新製品 ………… 9
ナカライテスク
COSMOCORE™ 2.6C18
……… 10
製薬企業ライセンス化合物 新製品
Tocris 社では、さまざまな製薬企業が開発し特許を保持している化合物を、特許権者の許諾のもと、製造・
販売しています。Tocris 社では、これらの開発化合物を、多数取り扱っています。今回はその中から新製品を
紹介します。
■ 価格表
メーカー
製品番号
容量
価格
4836/10
10 mg
63,000
4836/50
50 mg
270,000
Hedgehog
(Hh)シグナル伝達の阻害剤
(Hh 経路に対するホタルルシフェラーゼ
AZ 12080282
アッセイでは IC50 < 0.012μM)
。Smoothened を発現する HeLa 細胞において、
Dihydrochloride シクロパミンと同様の作用を示すことがわかっている。p38α に対して選択性を
示す。経口投与可能。
4838/10
10 mg
63,000
4838/50
50 mg
270,000
PI 3-kinase β
(PI 3-Kβ)の強力かつ選択的な阻害剤
(PI 3-Kβ
(IC50 = 0.69)、PI 3-Kδ
(IC50 = 13.6)
、PI 3-Kγ
(IC50 = 47.8)
、PI 3-Kα
(IC50 = 136 nM)
)
。HCC70 細 胞 と PC3
細胞を用いた PTEN 欠損異種移植腫瘍の増殖を
において選択的に阻害する。
抗血栓作用も示す。
4839/10
10 mg
72,000
4839/50
50 mg
302,000
3322/10
10 mg
56,000
プロスタノイド EP4 受容体の選択的な競合的アンタゴニストで、TP 受容体に親和性を
持つ(競合放射性リガンドバイオアッセイにおいて pKi 値は 7.0 と 6.8)。他の全ての
プロスタノイド受容体に対する親和性は 5.3 より小さい。U-46619 誘導によるヒト
血小板凝集を阻害する。
4668/10
10 mg
72,000
4668/50
50 mg
302,000
SB 204990
ATP クエン酸リアーゼ
(ACL)阻害剤。SB 201076 のプロドラッグ。HepG2 細胞に
おいて、容量依存的にコレステロールと脂肪酸の合成を阻害する。経口投与可能。
4962/10
10 mg
63,000
4962/50
50 mg
270,000
4672/10
10 mg
54,000
SB 223412
非ペプチド性 NK3 受容体の強力かつ選択的なアンタゴニスト
(ヒト NK3 受容体
(Ki = 1 nM)
、NK2 受 容 体
(Ki = 144 nM)
、NK1 受 容 体
(Ki > 100,000 nM)
)
。1 μM、
10 μM の濃度で調製した 60 種を超える受容体、酵素、イオンチャネルのパネルと
比較して選択的である。
において NKB 誘導による Ca2+ 流入を阻害(IC50 = 16.6
nM)し、
において NK3 アゴニスト誘導による行動反応を阻害する。経口投与
可能かつ脳浸透性。
4672/50
50 mg
225,000
4673/10
10 mg
88,000
4673/50
50 mg
369,000
3351/10
10 mg
63,000
3351/50
50 mg
270,000
製品名
主な作用
AstraZeneca
AZ 628 劇
AZD 6482
ZD 9379
強力な ATP 競合 Raf キナーゼ阻害剤(c-Raf1(IC50 = 29 nM)、B-RafV600E(IC50 = 34 nM)、
wild-type B-Raf(IC50 = 105 nM))。VEGFR2、Lyn、Flt1、Fms などのチロシンタンパク質
キナーゼの活性化を阻害するような他の 150 種類のキナーゼよりも Raf キナーゼに
対する選択性を示す。B-RafV600E 変異大腸細胞株とメラノーマ細胞株において、細胞の
増殖、細胞周期停止の誘導、アポトーシスも阻害する。
グリシン結合部位に作用する NMDA 受容体アンタゴニスト。神経保護作用があり、
ラット虚血性脳梗塞モデルにおいて、梗塞サイズと拡延性抑制頻度の減少を示す。
脳浸透性。
GlaxoSmithKline
GW 627368
SB 674042
非 ペ プ チ ド 性 オ レ キ シ ン OX1 受 容 体 の 強 力 か つ 選 択 的 な ア ン タ ゴ ニ ス ト
(Kd = 3.76 nM)
。OX1 受容体に対して OX2 受容体よりも 100 倍の選択性を示す。
セロトニン受容体、ドーパミン受容体、アドレナリン受容体、プリン受容体に影響
しない。OX1 受容体遺伝子を安定発現する CHO-DG44 細胞において、オレキシン 1 に
よって誘導される Ca2+ 流入を阻害する。
日本新薬
NS 304
プロスタサイクリン IP1 受容体の選択的なアゴニスト
(ヒト IP 受容体
(Ki = 260)
、
ラット IP 受容体(Ki = 2100 nM)、EP1-4 受容体および DP 受容体、FP 受容体、TP 受容体
(Ki > 10 μM))。活性型である MRE 269 のプロドラッグ。ラットにおいて、血管内皮
障害が改善し、大腿部皮ふ血流が増加する。経口投与可能。
● 上記に記載されている作用は各化合物の主な作用であり、必ずしも特異的に作用するものではありません。
● 各化合物の詳細に関しては、Tocris 社の Web site
(http://www.tocris.com/)を必ずご確認ください。
Tocris 社新製品については、随時 Web site
(http://www.nacalai.co.jp/Fount/index.html)
で取り上げています。
注)このコンテンツでは、新製品情報を早く紹介しようと考えています。情報発信スピードを重視しているコーナーであり、現時点では
法規制情報や価格について確定できていない製品もあります。
1
LabFab News Vol.12 June 2014
TLR9 リガンド
CpG ODN新製品
CpG モチーフ(CpG ODN)を含む合成オリゴデオキシヌクレオチドは TLR9 依存的な免疫応答を誘導するために
広く利用されています。InvivoGen 社より新しい CpG ODN が発売されましたので紹介します。
本製品群はアゴニストまたはアンタゴニスト活性を有することと、夾雑物であるエンドトキシンおよびペプチド
グリカンがフリーであることを、レポーター細胞により実際に試験しています。
特 長
● セルベースアッセイによる機能チェック済み
● エンドトキシン / ペプチドグリカンフリー
使用例
■ CpG ODN に対するヒトおよびマウス TLR9 の応答
HEK-Blue™ hTLR9 HEK-Blue™ mTLR9
HEK-Blue™ hTLR9 を 1μg/ml の CpG ODN、HEK-Blue™
mTLR を 0.01μg/ml の CpG ODN でそれぞれ刺激した。24
時間インキュベーションをした後、NF-κB 誘導性 SEAP を
QUANTI-Blue™で測定した。
■ ヒトおよびマウス TLR9 レポーター細胞における TLR9 シグナル伝達の阻害
HEK-Blue™ hTLR9 HEK-Blue™ mTLR9
HEK-Blue™ hTLR9 と HEK-Blue™ mTLR9 を、1μg/ml の阻害
活性のある ODN の添加または無添加で、1μg/ml ODN2006
および ODN1826 でそれぞれ刺激した。24 時間インキュベー
ションをした後、TLR9 活性化に対する阻害活性を NF-κB
誘導性 SEAP を QUANTI-Blue™で測定した。
■ 価格表
製品名
配列
5 -tcg cga cgt tcg ccc gac gtt cgg ta-3
作用濃度
メーカー製品番号
容量
価格
1-50μg/ml
tlrl-dsl01
200 μg
40,000
ODN D-SL01
ヒト、マウス、ラット、ウサギ、ブタ、イヌにおける TLR9 に対する B 型 CpG ODN アゴニスト
5 -tcg cga acg ttc gcc gcg ttc gaa cgc gg-3
1-50μg/ml
tlrl-dsl03
200 μg
40,000
ODN D-SL03
ヒト、マウス、ラット、ウサギ、ブタ、イヌにおける TLR9 に対する C 型 CpG ODN アゴニスト
5 -tcg acg ttc gtc gtt cgt cgt tc-3
1-50μg/ml
tlrl-bw006
200 μg
40,000
ODN BW006
ヒトにおいて最適なモチーフ GTCGTT を2つ有する、ODN684 としても知られる B 型 CpG ODN アゴニスト
5 -tgc agc ttg ctg ctt gct gct tc-3
-
tlrl-bw007
200 μg
40,000
tlrl-inh18
200 μg
40,000
ODN BW007
ODN BW006 の CpG を GpC へ置き換えたネガティブコントロール
5 -cct gga tgg gaa ctt acc gct gca-3
0.5-50μg/ml
ODN INH-18
TLR9 に対して阻害性を有する DNA モチーフ、CCT と GGG を含むアンタゴニスト
LabFab News Vol.12 June 2014
2
GS21™ 神経細胞培養用サプリメント
長期間高い生存率を維持
GlobalStem 社の GS21™神経細胞培養用サプリメントは、血清フリーの培地サプリメントで NS21 をベースと
しています。本製品は、特にラットやマウスの初代神経細胞の成熟時や長期間の維持培養に適しています。
特 長
性能比較
●
●
●
●
長期培養時の高い生存率
長い神経突起の成長
血清フリー
フィーダー細胞必要なし
■ 初代神経細胞の長期培養による生存率の比較
ラット初代皮質ニューロンを GS21™サプリメントまたは A 社製品を用いて培養し、2 週間および 4 週間後の生存率を
比較した。その結果、GS21™サプリメントは A 社製品よりも明らかに高い生存率を示した。96 ウェルプレートに
播種したニューロンは MAP2
(緑)
、DAPI
(青)
で染色した。画像は 10 倍レンズで撮影。
■ 長期間培養時における神経突起の伸長促進
GS21™サプリメントまたは A 社製品を用いて初代神経細胞を培養した。個々の神経細胞体の境界を決めるために
MAP2 で神経細胞を染色し(左上図)各神経細胞の神経突起の長さと数を計測した(左下図:各神経細胞へランダムに色を
割り当てた)
。GS21™と A 社製品を比較した結果、GS21™では神経突起がより長く伸長し
(右上図)
、セグメントの
数も増加していることが確認された(右下図)。画像は 10 倍レンズで撮影。
■ 価格表
製品名
GS21 Neural Supplement(50x) 3
LabFab News Vol.12 June 2014
メーカー製品番号
製品番号
容量
価格
GSM-3100
12659-14
10 ml
20,000
Cal-520™
細胞から排出されにくい蛍光カルシウムインジケーター
Fluo-8® でご好評いただいている AAT Bioquest 社のカルシウムインジケーター Cal-520™を紹介します。本製品は
他の指示薬よりも細胞残存率が高いため、プロベネシド等の陰イオントランスポーター阻害剤を加えなくても
使用可能です。細胞膜透過性のアセトキシメチル基(AM)
が付加されている製品もあります。
特 長
● プロベネシド不要(陰イオントランスポーターの解析に最適)*
● S/N 比が Fluo-4 より高い
* プロベネシドを加えたほうが排出されにくくなります。
性能比較
■ ATP に対する P2Y 受容体の応答
(プロベネシド無し)
CHO-M1 細胞へ Fluo-4 または Cal-520™を
添加した後、37℃で 2 時間インキュベー
シ ョ ン し、ATP を 添 加 し た。 そ の 後、
蛍光顕微鏡で観察したところ、Cal-520™は
Fluo-4 よりも蛍光強度が高かった。
■ プロベネシド有無での比較
CHO-K1 細胞へプロベネシド有り(左図)
または無し
(右図)で Fluo-4
(青線)または
Cal-520™
(赤線)
を添加後、37℃で 2 時間
インキュベーションし、ATP を添加した。
ATP は FlexStation により添加した。その
結 果 は、Cal-520™ よ り も Fluo-4 が プ ロ
ベネシドの有無により強く影響を受けて
いた。
製品概要
インジケーター
カルシウムへの親和性
(Kd)
Cal-520™
320nM
Cal-520FF™
9.8μM
検出波長(Ex/Em)
492nm/514nm
■ 価格表
製品名
Cal-520™, AM
Cal-520™, Sodium Salt
Cal-520™, Potassium Salt
Cal-520FF™, AM
Cal-520FF™, Potassium Salt
メーカー製品番号
容量
価格
21130
10×50 μg
37,000
21131
1 mg
57,000
21135
10×50 μg
57,000
21136
1 mg
76,000
21140
10×50 μg
57,000
21141
1 mg
76,000
21142
1 mg
95,000
21143
10×50 μg
66,000
21144
10×50 μg
66,000
LabFab News Vol.12 June 2014
4
Fluoro-KEEPER Antifade Reagent,
Non-Hardening Type
蛍光染色用の封入剤
本製品は独自の退色防止剤を含有した非固化タイプの封入剤であり、蛍光顕微鏡観察時に起こる蛍光の急激な
退色を防止します。また、カバーガラスの端をマニキュア等でシーリングした標本は数週間の保存も可能です。
特 長
● さまざまな蛍光色素に対し、優れた退色防止効果を発揮
● 使いやすいドロッパーボトルを採用
実施例
■ 蛍光色素を用いたプラナリア標本の観察
Hoechst 33342 並びに Alexa Fluor® 488、Alexa Fluor® 594 標識抗体を用いた染色画像(サンプル:プラナリア)
核
Hoechst 33342
Arrestin & G Protein β Subunit
(Gβ)
一次抗体:Mouse Anti-planarian Arrestin
Mouse Anti-planarian Gβ
二次抗体:Alexa Fluor® 488 Goat Anti-mouse IgG
Tryptophan β Hydroxylase
(TPβH)
一次抗体:Rabbit Anti-planarian TPβH
二次抗体:Alexa Fluor® 594 Goat Anti-rabbit IgG
共焦点レーザー走査顕微鏡(Olympus FV10)にて蛍光染色を行ったプラナリアを撮影しました。60 回撮影後でも鮮明に
検出されています。
データご提供:京都大学大学院理学研究科 生物科学専攻 高次情報形成学講座 生体情報発生分野 分子発生学分科
阿形 清和 教授 井上 武 助教
性能確認
■ さまざまな蛍光色素に対する退色防止効果
蛍光色素
Fluoro-KEEPER A 社製品 Control
Hoechst 33258
98
Hoechst 33342
94
96
100
98
90
DAPI
99
99
93
Fluorescein
97
96
49
Alexa Fluor® 488
94
93
86
CF™ 488
93
93
82
Cy 2
99
Rhodamine
72
Alexa Fluor® 555
CF™ 555
Cy 3
Propidium Iodide
0*
* A 社製品は Cy2 の光を著しく減弱させるため、観察
開始時 および励起光 1 分後照射後の蛍光強度が共に
測定できず。
83
88
51
98
97
81
98
99
85
89
88
71
95
94
67
各蛍光色素で染色した細胞を、それぞれ Control
(85%
グリセリン含有 PBS)
、本製品、A 社製品
(非固化タイプ)
で封入した。1 分間の励起光照射により各蛍光色素を退色
させ、退色防止効果を検討した。
左表の数値は励起光照射開始時の蛍光強度を 100%とした
時の励起光 1 分間照射後の蛍光強度(%)
。
装置:落射蛍光顕微鏡
(Olympus BX-50-34-FLA1)
本製品はさまざまな蛍光色素に対し、優れた退色防止
効果を発揮することが示されています。
Alexa Fluor® は Life Technologies Corporation、CF™は Biotium, Inc.、Cy は GE Healthcare UK Ltd の商標または登録商標です。
■ 価格表
製品名
Fluoro-KEEPER Antifade Reagent, Non-Hardening Type
規格
貯法
製品番号
容量
価格
SP
冷蔵
12593-64
2×5 ml
15,000
モニター募集中 先着 10 名様限定
本製品のモニターを募集しています。弊社 Web site(http://www.nacalai.co.jp/information/monitor/)よりお早めにお申し込みください。
5
LabFab News Vol.12 June 2014
TrueBlack™
リポフスチン自家蛍光抑制試薬
リポフスチンは加齢に伴い細胞に蓄積する物質で、自家蛍光を強く発するため組織の蛍光観察を難しくして
います。そのリポフスチンの影響を抑えるためにスダンブラック B が使用されていますが、バックグラウンドが
高くなるという問題がありました。この度 Biotium 社が低バックグラウンドでリポフスチン自家蛍光を抑制する
試薬を発売しましたので、紹介します。
特 長
性能比較
● 低バックグラウンド
● 免疫染色 / 核染色に影響なし
■ ヒト大脳皮質切片におけるリポフスチン自家蛍光
上段(未処理)
:
切片全体でリポフスチンの強い蛍光が3つ全てのチャネル
で認められる。
中段(スダンブラック B)
:
リポフスチンの自家蛍光を抑制しているが Red と Farred のチャネルでバックグラウンドが高くなっている。
下段(TrueBlack™)
:
低いバックグラウンドでリポフスチンの自家蛍光を抑制
している。
■ TrueBlack™処理の有無による免疫染色
ヒト大脳皮質切片を rabbit anti-GFAP 抗体および
CF™ 640R goat anti-rabbit
( マ ジ ェ ン ダ )と DAPI
(青)で染色した。未処理の切片
(Untreated)では
リポフスチンの自家蛍光が認められる
(白矢印)
。
■ 価格表
製品名
TrueBlack™ Lipofuscin Autofluorescence Quencher, 20X in DMF
メーカー製品番号
容量
価格
23007
1 ml
29,000
LabFab News Vol.12 June 2014
6
K63 TUBE1
K63 ポリユビキチン化タンパク質を特異的に検出・精製
LifeSensors 社はユビキチン研究用試薬について一般的な製品から特長的なものまで取り揃えています。今回は
ペプチドを基に作製* された K63 ポリユビキチン鎖を特異的に精製する試薬を紹介します。Far- ウェスタン(Biotin
K63-TUBE1)や、精製(DYKDDDDK K63-TUBE1)、
検出(Fluorophore K63-TUBE1)等にご利用いただけます。
*Sims, J.J.
. Polyubiquitin-sensor proteins reveal localization and linkage-type dependence of cellular ubiquitin signaling.
5;9
(3)
:303-9
(2012)
.
特 長
性能評価
.
● 特異性が高い
● 感度が高い
■ 他社抗体との比較
(Biotin K63-TUBE1)
K48 ポリユビキチンと K63 ポリユビキチンの検出について、本製品
(Far- ウェスタン)と他社の抗 K63 ポリユビキチンモノクローナル抗体
(ウェスタン)と比較しました。本製品および C 社製品が K63 ポリ
ユビキチン鎖を強く検出しました。
本製品(Far- ウェスタン)と C 社製品(ウェスタン)
について、K11 ポリユビキチン鎖も加えて
検出をしたところ、本製品は K63 ポリ
ユビキチン鎖に対する特異性が高いことが
示されました。
■ 合成ポリユビキチン鎖の濃縮
(DYKDDDDK K63-TUBE1)
0.25ml のバッファー中に約 10μg のポリユビキチン鎖と図中に示された濃度(単位は nM)の DYKDDDDK K63-TUBE1 を
混和し 1.5 時間 4℃でインキュベートしました。その後 FLAG M2 Affinity Resin(10μl, Sigma-Aldrich)を混和し、回収
したタンパク質を 10% SDS-PAGE をした後、LifeSensors 社ユビキチン抗体(#VU101)を用いてウェスタンブロッティング
解析をしました(Input は 200μg)。K63 ポリユビキチン鎖を選択的に回収できました。
■ 価格表
製品名
Biotin K63-TUBE1
DYKDDDDK K63-TUBE1
7
LabFab News Vol.12 June 2014
用途
貯法
メーカー製品番号
容量
価格
Far- ウェスタン等
-80℃
UM304
50 μg
46,000
精製等
-80℃
UM604J
50 μg
54,300
がんバイオマーカー抗体
Atlas Antibodies 社の抗体は、正常・がん組織や各種細胞株で検証した免疫染色のデータが豊富でヒト細胞 /
組織の免疫染色におすすめです。今回は、がんのバイオマーカーである RBM3、SATB2、PODXL に対する抗体
から一部の製品を紹介します。
使用例
■ RBM3
RBM3 は RNA 結合タンパク質で、乳がん、大腸がん、卵巣がん、精巣がん、尿路上皮がん、前立腺がん、悪性メラ
ノーマでの発現量は、患者の生存率と相互関係があるため、バイオマーカーとして有用です。
赤:RBM3 の発現なし
緑:RBM3 中発現
青:RBM3 高発現
A:RBM3 の発現なし
B:RBM3 中発現
C:RBM3 高発現
尿路上皮がん患者を対象に、RBM3 の発現程度による疾患
特異的生存率をカプラン・マイヤー法により算出しました。
高発現している患者の生存率は高く、発現していない患者は
生存率が低いことが示されています。
抗 RBM3 抗体
(#AMAb90655)を用いて尿路上皮がん
組織の核を免疫染色した画像です。
■ SATB2
SATB2(special AT-rich sequence-binding protein)は大腸がんなどのバイオマーカーとして
有用です。
抗 SATB2 抗体
(#AMAb90635)を用いてヒト大腸がん組織を免疫染色した画像です。がん
細胞の核が強く染色されています。
■ PODXL
PODXL(Podocalyxin-like 1)は細胞接着糖タンパクで、大腸がんや尿路上皮がんのバイオマーカーとして有用です。
尿 路 上 皮 が ん 患 者 を 対 象 に、
PODXL の発現の有無による全
生存率をカプラン・マイヤー法
により算出しました。高発現
している患者の生存率は低く、
発現していない患者は生存率
が高いことが示されています。
下記の抗 PODXL 抗体
を用いて、ヒト大腸
がん組織を免疫染色
した画像です。
A:#HPA002110
B:#AMAb90643
C:#AMAb90644
D:#AMAb90667
青:膜での PODXL 発現なし
緑:膜での PODXL 発現あり
■ 価格表
交差性
アイソタイプ
用途
メーカー製品番号
容量
価格
Anti-RBM3
製品名
モノクローナル
Human*
IgG1
IHC, WB
AMAb90655
100 μl
58,000
Anti-SATB2
モノクローナル
Human*
IgG1
IHC, WB
AMAb90635
100 μl
58,000
モノクローナル
Human*
IgG1
IHC, WB
AMAb90667
100 μl
58,000
モノクローナル
Human*
IgG2b
IHC, WB
AMAb90644
100 μl
58,000
モノクローナル
Human*
IgG2a
IHC, WB
AMAb90643
100 μl
58,000
ポリクローナル
Human*
IgG
IHC, WB, IF
HPA002110
100 μl
58,000
Anti-PODXL
種類
* Human 以外では検証をしていません。
用途:IHC = Immunohistochemistry, WB = Western Blotting, IF = Immunofluorescence
抗原のアミノ酸配列は Web site を検索ください。
LabFab News Vol.12 June 2014
8
モノクローナル抗体 新製品
さまざまな研究対象の抗体がさらに充実
Santa Cruz 社では、合成と分解、シグナル中間体、転写因子などさまざまな研究対象の抗体に、新しくライン
アップを追加しました。今回はその中から、一部の製品を紹介します。
使用例
● CYB5R3 (G-11): sc-398043
● Teneurin-1 (B-1): sc-398018
Immunofluorescence staining of
methanol-fixed HeLa cells showing
cytoplasmic localization.
● EEPD1 (B-5): sc-398019
Immunofluorescence staining of
methanol-fixed HeLa cells showing
membrane localization.
Western blot analysis of EEPD1
expression in COLO 320DM whole cell
lysate.
■ 価格表
製品名
合成と分解
AOS-1 (H-9)
CYB5R3 (G-11)
IDH3A (A-10)
IDH3G (C-8)
MTHFS (G-8)
PDE7A (B-11)
神経生物学
NALP14 (H-10)
Neuroglycan C (A-7)
NIPA1 (E-4)
Nociceptin (F-10)
Torsin3A (D-9)
シグナル中間体
FBXO44 (C-10)
HPS-4 (A-6)
PITPα/β (B-9)
RASAL1 (B-2)
Teneurin-1 (B-1)
転写因子
EEPD1 (B-5)
FOG-2 (H-5)
POLR2I (F-11)
SMYD3 (C-3)
TAF II p43 (B-7)
ZFAT (E-9)
成長因子とホルモン
β-taxilin (E-5)
INSL5 (G-12)
LECT2 (A-7)
LECT2 (B-6)
MIP-5 (A-12)
交差性
抗原
アイソタイプ
用途
メーカー
製品番号
容量
価格
Ms, Rt, Hu
Hu
Hu, Rt
Hu, Hs, Ca, Bov, Por
Hu
Ms, Rt, Hu
261-287 (Hu)
1-60 (Hu)
71-120 (Hu)
119-156 (Hu)
1-203 (Hu)
451-482 (Hu)
mouse IgG3
mouse IgG2a
mouse IgG1
mouse IgM
mouse IgG1
mouse IgG2a
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
sc-398080
sc-398043
sc-398021
sc-398066
sc-398056
sc-398031
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
Hu
Hu
Ms, Rt, Hu
Hu
Hu
108-153 (Hu)
181-276 (Hu)
210-229 (Hu)
1-176 (Hu)
207-234 (Hu)
mouse IgG1
mouse IgG2a
mouse IgM
mouse IgG1
mouse IgG1
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
sc-398068
sc-398051
sc-398041
sc-398073
sc-398045
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
Hu, Por
Ms, Hu
Hu, Ca, Por
Hu
Ms, Hu, Por
86-125 (Hu)
526-671 (Ms)
1-270 (Hu)
62-118 (Hu)
26-135 (Hu)
mouse IgG1
mouse IgG2b
mouse IgG1
mouse IgG1
mouse IgG2b
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
sc-398020
sc-398070
sc-398050
sc-398025
sc-398018
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
Hu
Ms, Hu
Hu, Hs, Ca, Bov, Por
Hu
Hu
Hu
501-569 (Hu)
880-1126 (Ms)
1-120 (Hu)
249-428 (Hu)
40-310 (Hu)
16-290 (Hu)
mouse IgG1
mouse IgG1
mouse IgG1
mouse IgG2b
mouse IgG2a
mouse IgG1
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
sc-398019
sc-398011
sc-398049
sc-398085
sc-398062
sc-398058
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
Ms, Rt
Ms
Ms, Rt, Hu
Ms, Rt, Hu
Hu
643-678 (Ms)
1-135 (Ms)
48-75 (Hu)
48-75 (Hu)
81-112 (Hu)
mouse IgG1
mouse IgG1
mouse IgG2b
mouse IgG1
mouse IgM
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
WB, IP, IF, ELISA
sc-398059
sc-398048
sc-398072
sc-398071
sc-398069
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
200 μg/ml
51,000
51,000
51,000
51,000
51,000
交差性:Bov = Bovine(Cow),Ca = Canine, Hs = Horse(Equine),Hu = Human, Ms = Mouse, Por = Porcine(Pig, Swine),Rt = Rat
用途:WB = Western Blotting, IP = Immunoprecipitation, IF = Immunofluorescence
Santa Cruz 社では、その他さまざまな研究対象のモノクローナル抗体の新製品を販売しています。Web site(http://www.scbt.com/new_
monoclonal_antibodies.html)をご参照ください。
9
LabFab News Vol.12 June 2014
COSMOCORE™ 2.6C18
HPLC 装置で使用可能な超高速 LC カラム
COSMOCORE™ 2.6C18 は、Core-Shell 担体を充填剤に採用した超高速 LC カラムです。Core-Shell 担体の特性に
より通常 HPLC 装置の圧力範囲内で分析時間を大幅に短縮することが可能となります。
特 長
● Core-Shell 担体を採用
● 通常 HPLC 装置で超高速 LC 分析
● フルポーラス Sub2μm 充填剤カラムと同程度の分離能で
低い分析圧力
Core-Shell 担体イメージ図
COSMOCORE 担体
Core-Shell 担体は、中心のノンポーラス粒子(Core)と外側の多孔質層(Shell)から構成されます。 この Core-Shell 担体を
採用したコスモコア™ 2.6C₁₈ では、同一粒子径のフルポーラス担体と比較するとシャープなピーク形状を得ることが
できます。結果、フルポーラス担体と同様の性能を相対的に粒子径が大きい担体で得られるため分析圧力を大幅に
軽減することができます。
● 拡散幅がフルポーラス 1.7μm 担体程度
コスモコア™ 2.6C18
製品説明
● 粒度分布がフルポーラス 1.7μm 担体よりも均一性が高い
フルポーラス 1.7μm 担体
コスモコア™ 2.6C18(200 倍)
フルポーラス 1.7μm 担体
(200 倍)
■ HPLC 装置で分析時間を 1/5 以下に短縮可能
コスモコア™ 2.6C18 は、HPLC 装置の圧力範囲内でフルポーラス 5μm 担体を採用したカラムよりも分離能の低下を
最小限に抑えながら超高速分析が可能となります。
■ 価格表
COSMOCORE™ 2.6C18 Packed Column
サイズ 内径×長さ(mm) 製品番号
価格
サイズ 内径×長さ(mm) 製品番号
価格
サイズ 内径×長さ(mm) 製品番号
価格
2.1×50
12631-41
70,000
3.0×50
12609-51
70,000
4.6×50
12600-41
70,000
2.1×100
12614-71
80,000
3.0×100
12607-71
80,000
4.6×100
12598-01
80,000
2.1×150
12612-91
85,000
3.0×150
12602-21
85,000
4.6×150
12597-11
85,000
各種カラムサイズを揃えていますので、詳しくはご照会ください。
LabFab News Vol.12 June 2014
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