巡回情報紙 2015年3月10

〔巡回情報紙〕定期発行隔週火曜日発行(祝日の場合翌日)
発行日
対象期間
発行者
平成27 年 3 月 10 日
平成27 年 3 月 10 日~3 月 23 日
JAハイナン 営農企画課
項目
品目
生育状況・病害虫発生状況
茶
大根
水稲
担当
外部用
課長
部長
管理・病害虫防除
プルート MC の最終防除日が各地区防除委員会
により設定されました。
旧御前崎町
2 月 28 日(土)
地頭方地区
2 月 28 日(土)
相良地区
3 月 10 日(火)
(地頭方以外)
榛原地区
3 月 10 日(火)
吉田地区
3 月 10 日(火)
赤焼け病
コサイド 3000 1000 倍(14 日)
Z ボルドー水和剤 500 倍(7日)
ドイツボルドーA 水和剤 500 倍(14 日)
フジドーL フロアブル
500倍(14 日)
本年のカンザワハダニの発生は、全体的には少
ないようですが、昨年秋に発生が多かった茶園
もありますので、発生状況を確認し、以下を参
考に防除を行って下さい。また、管内全域にチ
ャトゲコナジラミ幼虫の寄生も目立つように
なりました。ダニゲッターフロアブルであれ
ば、同時に防除できますので寄生の目立つ茶園
では必ず防除を行ってください
※ダニゲッターフロアブルはダニの卵~幼虫
に高い効果があり、成虫には未ふ化卵を産ませ
る作用があります。
カンザワハダニ
ダニゲッターフロアブル
または
バロックフロアブル
低温乾燥するとアブラムシが発生する恐れ
があります。防除が遅れると葉茎の被害が出る
だけでなく、大根肥大や汚れ・品質低下の恐れ
もありますので注意して下さい。
また、低温乾燥になると水分や養分吸収が悪
くなり、葉の黄化が進み葉色が戻らなくなり、
収穫前に樹が老化してしまう恐れもあります
ので、こまめな追肥・水管理をお願いします。
収穫期の終盤となりますので農薬散布を行な
う場合は、散布回数・日数の厳守をお願いしま
す。
ワッカ症
ランマンフロアブル 2000 倍(3日―3回)
アブラムシ
ダントツ水溶剤 2000 倍~4000 倍(7 日―2回)
ハチハチ乳剤 1000~1500 倍 (14日―2回)
ヨトウ・コナガ
アファーム乳剤
2000 倍 (7日―3回)
プレオフロアブル
1000 倍 (14日―2回)
フェニックス顆粒水和剤 2000 倍(7日-2回)
黒斑細菌病
カセット水和剤
1000 倍(14日―3回)
スターナ水和剤
1000 倍 (14日―5回)
ベト病
予防 ランマンフロアブル 2000 倍(3日-3回)
治療 アミスタ-20 フロアブル
2000 倍(14 日-3回)
追肥 1回目
燐硝安加里S646
反当り
40~60kg
かおり化成
反当り
40~60kg
育苗中のカビ類の発生
出芽時 ダコニール 1000 500 倍 500cc/箱
緑化時 タチガレエースM液剤
500 倍 500cc/箱
処理方法はジョロでの灌注(噴霧ではありません)
※混合はできません。
早期栽培の播種、育苗が始まってきました。
チャトゲコナジラミ
マシン油乳剤 100倍(28 日)
2000 倍(7日-1回)
2000 倍(14日-1回)
※ダニゲッターフロアブルはサビダニ・ホコリダニにも
効果があります。
※すそから肩の部分をていねいに散布して下さい。
※コサイド 3000 を散布した後にバロックフロアブル
を散布する場合は、2 週間以上散布間隔を空ける
※バロックフロアブルを散布した後にコサイド 3000
を散布する場合は、1 週間以上散布間隔を空けて下さい。
レタス
サ ニ ー
レタス
みかん
いちご
収穫が8割程度終了していますが、相変わらず
雨が多く、収穫作業は遅れ気味です。
品質面でも傷みが見られ、肥大はしていますが
バラつきが多く歩留りは悪い状況です。
生育は概ね順調ですが、雨が多く収穫は遅れ気
味です。多少老化気味の玉も見られ、結球も見
受けられます。
収穫後、樹勢の低下が見られます。灌水や葉面
散布で、樹勢の回復・維持をしましょう。
剪定を行い管理のしやすい樹にしましょう
アブラムシ、スリップス、ハダニ、うどんこ
病の発生時期ですので予防的な防除を行って
下さい。
天敵の導入は
スパイデックス(100ml) 3 本/10a
又は
発生場所のみ放飼
液肥の種類と効果
・ホップアップ(300~500 倍葉面散布)
花つき、着果を良くし果実の肥大を促進。天
候不良時等に不足しがちな花芽への栄養補給
に使用。
・カルタス(300~1000 倍葉面散布)
ベト病
治療
アミスター 20 フロアブル 2000 倍 (7 日-4 回)
灰色カビ病、菌核病に効果有
機能性展着剤不可
治療 フォリオゴールド 800 倍 (14 日-3 回)
灰色カビ病、菌核病
予防 スミレックス水和剤 1000 倍(7 日-5 回)
治療 ゲッター水和剤 1500 倍 (7 日-2 回)
治療 シグナムWGD 1500 倍 (14 日-1 回)
ベト病に効果有
機能性展着剤不可
アブラムシ
アグロスリン乳剤 2000 倍 (7 日-5 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍 (3 日-2 回)
ベト病
治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍 (7 日-4 回)
灰色カビ病、菌核病に効果有
機能性展着剤不可
治療 フォリオゴールド 800 倍 (21 日-2 回)
灰色カビ病、菌核病
予防 トップジンM水和剤 1500 倍
(21 日-2 回)
治療 シグナムWDG
1500 倍
(14 日-1 回)
ベト病に効果有
機能性展着剤不可
アブラムシ
アグロスリン乳剤 2000 倍 (7 日-2 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍 (3 日-2 回)
樹勢回復・維持
尿素(葉面散布) 300倍
灌水(土壌灌水)2t/10a
春肥
柑配特号 4袋 または ポリユーキS887 3袋
かいよう病 (発芽前)
ICボルドー 60倍
そうか病 (発芽後)
マネージDF 6000倍(30日―3回)
デランF
1000倍(30日―3回)
ミカンハダニ・カイガラムシ類
アタックオイル 60倍
日照時間が伸び、気温の高い日がみられるようになっ
てきました。徐々に根が動き出し芯葉の葉色が淡くなっ
てきますので障害が発生する前に灌水量を増やしておい
て下さい。
樹の状態は2番果の収穫、3番果の出蕾・開花・結実
時期となりますのでチップバーンにならないように少量
多頻度灌水を心がけて下さい。
葉枚数は10枚程度になるように葉かきを行って下さ
い。
施肥管理はアミノキッポ3号を 10a 当り 20 ㎏/月を
施用して下さい。ただし、窒素が効きすぎている場合は
チップバーンに気を付けて下さい。
窒素が効きすぎている場合や花を充実させたい場合は
ホップアップを使用して下さい。
樹が徒長している場合や果実が軟化気味の場合はカル
徒長、軟果、チップバーン防止
・アミノキッポ3号(10a 当り 20 ㎏/月灌注)
土壌を団粒化しながら有機質(アミノ酸・核
酸)や高純度の動物性蛋白質を吸収しやすいア
ミノ酸の形で配合。
・グリーンセーフ(800~1000 倍葉面散布)
ミネラルを豊富に含んだ液体微量要素複合
肥料で作物の代謝を活発にすることで機能性
を強化し、糖度やうまみ成分が増え品質向上に
つながります。
タスを使用して下さい。
薬剤のローテーション散布を行って下さい。
天敵導入する場合は薬剤の影響日数に注意して下さい。
天敵が入っている場合の使用薬剤例
・ハダニの防除
ダニサラバフロアブル
1000 倍 2 回
スターマイトフロアブル 2000 倍 1 回
マイトコーネフロアブル 1000 倍 2回
・アザミウマ、アブラムシの防除
ミツバチが翌日で天敵に影響のない薬剤
ウララDF 2000 倍 3 回
モスピラン顆粒水溶剤 2000 倍 2 回
どちらかと
ボタニガードES 1000 倍 を混用
(ボタニガードESは 1000 倍より濃い濃度で散布す
る場合や散布後に乾かない場合は薬害が発生しやすい
薬剤ですので注意して下さい)
次回発行 平成27 年 3 月 24 日