巡回情報紙 2014年12月30

〔巡回情報紙〕定期発行隔週火曜日発行(祝日の場合翌日)
発行日
対象期間
発行者
項目
品目
茶
大根
レタス
平成26 年
外部用
12 月 30 日
平成26 年 12 月 30 日~27 年 1 月 12 日
担当
課長
部長
JAハイナン 営農企画課
生育状況・病害虫発生状況
1月からはプルート MC によるクワシロカイガ
ラムシの防除時期になります。
散布量が少ない場合や、希釈倍数が薄すぎる茶
園では、夏、秋の発生時の被害が多く見られま
した。適正な散布量、希釈倍数で防除を行いま
しょう。
管理・病害虫防除
クワシロカイガラムシ
プルート MC(1000 倍 30 日-1 回)
※他薬剤、葉面散布剤との混用不可
赤焼け病
コサイド 3000 1000 倍(14 日)
Z ボルドー水和剤 500 倍(7日)
ドイツボルドーA 水和剤 500 倍(14 日)
フジドーL フロアブル
500倍(14 日)
チャトゲコナジラミの多発園でマシン油乳剤
を冬季に散布する茶園ではマシン油乳剤を散
布する前にプルート MC を散布してください。
間隔は7日以上空けてください。
チャトゲコナジラミ
また、マシン油乳剤散布による赤焼け病の防除 マシン油乳剤 100倍(28 日)
のための銅剤散布は、7日の間隔を空けて銅水
和剤を散布してください。
ヨトウ・コナガ・アオムシが多く発生していま
ワッカ症
す。防除が遅れると葉茎の被害が出るだけでな
ダコニール 1000 1000 倍 (45 日―3 回)
く、大根肥大にも影響が出るので注意して管理
(収穫日数注意)
をお願いします。これからの時期、強風・寒さ
ランマンフロアブル 2000 倍(3日―3回)
により葉茎が傷ついて黒斑細菌病が発生しま
シンクイムシ・アブラムシ
すので注意して下さい。また、低温乾燥になる
ディアナSC
3000 倍 (1日―2回)
と葉の黄化が進み葉色が戻らなくなってしま
ハチハチ乳剤 1000~1500 倍 (14日―2回)
いますので、液肥等を葉面散布して下さい。
(幼苗期・高温時は、薬害注意)
ヨトウ・コナガ
アファーム乳剤
2000 倍 (7日―3回)
プレオフロアブル
1000 倍 (14日―2回)
フェニックス顆粒水和剤 2000 倍(7日-2回)
黒斑細菌病
カセット水和剤
1000 倍(14日―3回)
スターナ水和剤
1000 倍 (14日―5回)
ベト病
予防 ランマンフロアブル 2000 倍(3日-3回)
治療 アミスター 20 フロアブル
2000 倍(14 日-3回)
追肥 1回目
燐硝安加里S646
反当り
40~60kg
かおり化成
反当り
40~60kg
ベト病、斑点細菌病、灰色カビの発生が見られ 定植後の防除
ます。トンネルを密封にすると、トンネル内部
ベト病
が過湿になり、発生が助長されます。定期に風
治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍(7 日-4 回)
の通る換気をして下さい。
灰色カビ病、菌核病に効果有
二重被覆については、特に葉肉の厚い品種は表
機能性展着剤不可
皮がむけやすいので握りこぶしになったら行
治療 フォリオゴールド 800 倍(14 日-3 回)
って下さい。
灰色カビ病、菌核病
予防 スミレックス水和剤 1000 倍(7 日-5 回)
治療 ゲッター水和剤 1500 倍 (7 日-2 回)
治療 シグナムWGD 1500 倍 (14 日-1 回)
ベト病に効果有
サ ニ ー
レタス
みかん
いちご
機能性展着剤不可
斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル
800 倍 (21 日-5 回)
治療 カセット水和剤 1000 倍 (7 日-2 回)
腐敗病
アグレプト水和剤
2000 倍 (14 日-2 回)
アブラムシ
アグロスリン乳剤
2000 倍 (7 日-5 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍 (3 日-2 回)
ベト病、斑点細菌病、灰色カビの発生が見られ 定植後の防除
ます。トンネルを密封にすると、トンネル内部
ベト病
が過湿になり、発生が助長されます。定期に風
治療 アミスター 20 フロアブル 2000 倍 (7 日-4 回)
の通る換気をして下さい。
灰色カビ病、菌核病に効果有
機能性展着剤不可
治療 フォリオゴールド 800 倍 (21 日-2 回)
灰色カビ病、菌核病
予防 トップジンM水和剤 1500 倍(21 日-2 回)
治療 シグナムWDG 1500 倍 (14 日-1 回)
ベト病に効果有
機能性展着剤不可
斑点細菌病
予防 キノンドーフロアブル 800 倍(30 日-5 回)
腐敗病
バリダシン液剤
800 倍(7 日-3 回)
アブラムシ
アグロスリン乳剤 2000 倍(7 日-2 回)
ダントツ水溶剤
2000 倍(3 日-2 回)
カイガラムシの発生した園地は、収穫後から カイガラムシ・ミカンハダニ
1月中旬までにマシン油で防除をしましょう。
アタックオイル 60倍
マシン油防除の際には尿素も散布すると樹勢 樹勢回復・維持
の維持回復になります。
尿素(葉面散布) 300倍
灌水(土壌灌水)2t/10a
アブラムシ、スリップス、ハダニ、蛾の幼虫
(ヨトウ等)、うどんこ病の発生時期ですので
予防的な防除を行って下さい。
この時期は、頂果房の収穫、第一次腋果房の開花・結
実、第二次腋果房の分化から出蕾となりますのでチップ
バーンにならないように少量多頻度灌水を心がけて下さ
い。
(第一次腋果房がチップバーンになってしまうと第二
天敵の導入は
次腋果房も影響してしまう可能性があります。)
スパイカル EX(250ml) 1本/10a
葉枚数は10枚程度になるように葉かきを行って下さ
スパイデックス(100ml) 3 本/10a
い。
施肥管理は12月に入ってからはアミノキッポ3号を
液肥の種類と効果
10a 当り 20 ㎏/月を施用して下さい。ただし、窒素が
・ホップアップ(300~500 倍葉面散布)
効きすぎている場合は第一次腋果房が出蕾しチップバー
花つき、着果を良くし果実の肥大を促進。天 ンの心配がなくなってから施用を開始して下さい。
候不良時等に不足しがちな花芽への栄養補給
窒素が効きすぎている場合や花を充実させたい場合は
に使用。
ホップアップを使用して下さい。
・カルタス(300~1000 倍葉面散布)
樹が徒長している場合は果実が軟化する事が考えられ
徒長、軟果、チップバーン防止
ますのでカルタスを使用して下さい。
・アミノキッポ3号(10a 当り 20 ㎏/月灌注) 薬剤のローテーション散布を行って下さい。
土壌を団粒化しながら有機質(アミノ酸・核 天敵を年内から導入する方は影響日数に注意して下さ
酸)や高純度の動物性蛋白質を吸収しやすいア い。
ミノ酸の形で配合。
・プレオフロアブル(ヨトウ)
・グリーンセーフ(800~1000 倍葉面散布)
1000 倍 収穫前日-4 回 ハチ-翌日
ミネラルを豊富に含んだ液体微量要素複 ・フェニックス顆粒水和剤(ヨトウ)
合肥料で作物の代謝を活発にすることで機能
2000 倍 収穫前日-2 回 ハチ-翌日
性を強化し、糖度やうまみ成分が増え品質向上
につながります。
・ウララ DF(アブラムシ)
2000 倍~ 収穫前日-2回
ハチ-翌日
次回発行 平成27 年 1 月 13 日