所属 健康医療科学部 職名 准教授 氏名 前野 信久 学位 博士(医学) 大学院における研究指導 担当資格の有無 (有) I 教育活動 教育実践上の主な業績 年 月 日 概 要 1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む) 資料などの電子化 2003年04月 ∼ 現在 課題への取り組み方、発表スキルの指導 2003年04月 ∼ 現在 図やイラストを使って説明ができるスキルの習得 2003年04月 ∼ 現在 視聴覚教材(DVDや動画)の利用 2003年04月 ∼ 現在 レポートの添削、フィードバックの実践 2003年04月 ∼ 現在 授業の資料などのインターネットへの公開は特に行っていないが、 授業で使用するすべての資料がパソコン上にファイルとして保管し てある。学生からの質問や問い合わせに迅速に答えられ、情報交換 も容易である。また、学生には資料の出典先などのサイト情報をす べて表示している。 授業において、学生に話題となっている医療に関する問題について の課題を与え、次週までに調べさせ、発表させるといった機会を設 けている。学生にとって医療問題に関心を持つこと、就職活動にお ける自己PRにつながる要素にもなり、このような経験が有効である と考えている。 授業において、学生に身体の各臓器の大きさ、形、位置、心臓の血 液の流れなどを直接、ホワイトボードに書かせる機会を設けている 。視能訓練士や健康運動指導士などとして将来、病院やリハビリ・ 運動施設などで働く学生にとって、患者や利用者の方に、図やイラ ストを使って説明しなければならない機会は多く、このような経験 が有効であると考えている。 授業において、動画の紹介を多くすることを心がけている。DVD や 動画を編集し学生が興味を引く内容を抽出して紹介している。例え ば、疾患名のみからでは、病気のイメージがつきにくいため症状や 検査、画像所見を動画にして紹介している。学生の記憶に留まりや すい効果があると考えている。 実習・演習において、レポートの提出を必須としている。レポート 提出の際、最低でも2回以上の提出を義務付けている。すなわち、 初回レポートの添削を行い、訂正の上、再提出を促している。レポ ートの書き方を習熟する効果がある。 2 作成した教科書、教材、参考書 『臨床生理学』 講義用資料。臨床工学技士を養成する専門学校にお 2003年04月 ∼ 2004年09月 循環器系、呼吸器系、消化器系、腎・泌尿器系などの生理学につい いて非常勤講師として『臨床生理学』を教授するため当教材を作成 て解説し、心電図、肺機能検査、超音波検査など臨床生理学検査の 。 知識を教授するため作成したスライドやビデオ資料。 『医学英語』 講義用資料。臨床工学技士、医療事務を養成する専門 2003年04月 ∼ 2006年09月 コメディカルスタッフのうち臨床工学技士や医療事務職の主業務に 学校において非常勤講師として『医学英語』を教授するため当教材 関連する医学英単語や医学英略語を中心に作成した資料。 を作成。 『脳神経学』 講義用資料。臨床工学技士を養成する専門学校におい 2003年04月 ∼ 2006年09月 脳・神経系の解剖・生理をスライドやビデオを用い指導し、脳血管 て非常勤講師として『脳神経学』を教授するため当教材を作成。 性障害、認知症、パーキンソン病、先天性脳神経疾患、脊髄損傷な どの神経疾患について解説した資料。 『神経内科学』 講義用資料。作業療法士を養成する専門学校におい 2003年04月 ∼ 2007年03月 脳・神経系の解剖・生理をスライドやビデオを用い指導し、脳血管 て非常勤講師として『神経内科学』を教授するため当教材を作成。 性障害、認知症、パーキンソン病、先天性脳神経疾患、脊髄損傷な どの神経疾患について解説した資料。 『生理学実習』 実習用テキスト。作業療法士を養成する専門学校に 2003年04月 ∼ 2007年03月 心電図、肺機能、バイタルサインなどの検査方法および測定意義に おいて非常勤講師として『生理学実習』を教授するため当教材を作 ついて解説した実習指導用テキスト。 成。 『生体計測装置学』 講義用資料。臨床工学技士を養成する専門学校 2003年04月 ∼ 2007年03月 生体計測の基礎、 循環器系、呼吸器系、神経・筋系計測機器、医用 において非常勤講師として『生体計測装置学』を教授するため当教 画像診断機器の構成と原理を解説した資料。 材を作成。 『生体計測装置学実習』実習用テキスト。臨床工学技士を養成する 2003年04月 ∼ 2007年03月 心電図、肺機能、脳波、超音波検査、聴診、血圧、ポリグラフ、心 専門学校において非常勤講師として『生体計測装置学実習』を教授 拍出量などの検査方法および測定意義について解説した実習指導用 するため当教材を作成。 テキスト。 『医学概論』 講義用資料。医療事務を養成する専門学校において非 2003年09月 ∼ 2006年03月 医学の歴史、医の倫理、医学における社会問題について解説した資 常勤講師として『医学概論』を教授するため当教材を作成。 料。 『解剖学』 講義用資料。医療事務を養成する専門学校において非常 2003年09月 ∼ 2006年03月 細胞・遺伝子、循環器系、呼吸器系、消化器系、脈管系、代謝・内 勤講師として『解剖学』を教授するため当教材を作成。 分泌系、脳・神経系、筋系、泌尿器系、生殖器系などの解剖学につ いて、そのしくみや構造をスライドやビデオを用い解説した資料。 『内科学』 講義用資料。医療事務を養成する専門学校において非常 2003年09月 ∼ 2006年03月 循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、血液疾患、先天性疾患、内 勤講師として『内科学』を教授するため当教材を作成。 分泌疾患、感染症などを解説した資料。 『生理学』 講義用資料。理学療法士、作業療法士、柔道整復師、救 2003年09月 ∼ 2008年07月 急救命士、視能訓練士、臨床工学技士、医療事務を養成する専門学 校において非常勤講師として『生理学』を教授するため当教材を作 成。 『脳波学・画像診断学』 講義用テキスト。視能訓練士、健康運動指 2009年09月 ∼ 現在 導士などを目指す学生に『脳波学・画像診断学』を教授するため当 教材を作成。 『基礎医学II(生理学)』 講義用テキスト。健康運動指導士などを 2011年04月 ∼ 現在 目指す学生に『基礎医学II(生理学)』を教授するため当教材を作 成。 『生理機能検査学I(形態・画像)』 講義用テキスト。健康運動指 2011年09月 ∼ 現在 導士などを目指す学生に『生理機能検査学I(形態・画像)』を教授 するため当教材を作成。 細胞・遺伝子、循環器系、呼吸器系、消化器系、脈管系、代謝・内 分泌系、脳・神経系、筋系、泌尿器系、生殖器系などの生理学につ いて、そのはたらきをスライドやビデオを用い解説した資料。 生体画像を通した人体の基本的な解剖や生理機能について、脳波、 X線、MRI、CT、超音波、核医学などの各検査に用いられる診断装 置の原理や特性および相違点について解説したテキスト。 人体で営まれる分子、細胞、組織、器官(臓器)における様々なメカ ニズムについて、遺伝子・蛋白質、循環器、呼吸器、消化器、代謝 ・内分泌、腎・泌尿器、生殖器、脳神経など各体系の働きを解説し たテキスト。 医療機器開発の歴史、X線、MRI、CT、超音波、核医学などの各診 断装置によって捉えられた様々な疾患における形態的な画像変化お よび画像診断技術の実用性や有効性について解説したテキスト。 『生理機能検査学II(機能)』 講義用テキスト。健康運動指導士な どを目指す学生に『生理機能検査学II(機能)』を教授するため当 教材を作成。 2012年04月 ∼ 現在 『キャリアデザイン』講義用資料。学生の就職活動に際し『キャリ アデザイン』を教授するため当教材を作成。 2012年06月 ∼ 現在 『生理機能検査学演習』 実習用テキスト。健康運動指導士などを目 2012年09月 ∼ 現在 指す学生に『生理機能検査学演習』を教授するため当教材を作成。 『基礎医学入門II(解剖学・生理学)』講義用テキスト。健康運動 指導士などを目指す学生に『基礎医学入門II(解剖学・生理学)』 を教授するため当教材を作成。 2014年04月 ∼ 現在 医療業界の動向、そして、心電計(テレメーター、ホルター心電計 )、スパイロメーター、パルスオキシメーター、血液ガス分析装置 、血圧計、動脈硬化測定装置(Cardio-AnkleVascular Index:CAVI )、筋電計などの各種生体計測装置の原理や特性について解説した テキスト。 今後のキャリアの方向性を考え、キャリアの積み方および自己能力 の開発の仕方について、自らのキャリアデザインの必要性を説明し た資料。 超音波診断装置、心電計、脳波計、血圧計、動脈硬化測定装置(Ca rdio-AnkleVascular Index:CAVI)、スパイロメーター、パルスオ キシメーターなどの医療機器を用いた実習について、検査方法およ び測定意義を解説した実習指導用テキスト。 身体の区分、消化器系、呼吸器系、循環器系、内分泌器系、泌尿器 ・生殖器系、脳・神経系、感覚器系について、臓器や組織などの名 称や働き、構造や位置を解説したテキスト。 3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 4 その他教育活動上特記すべき事項 5 大学運営 情報メディアサービス部運営委員(図書委員) 2009年04月 ∼ 2010年03月 教務委員 2009年04月 ∼ 現在 FD委員 2010年04月 ∼ 2014年03月 健康医療科学部倫理委員 2010年04月 ∼ 現在 論集編集委員 2011年04月 ∼ 2014年03月 高大連携教育運営委員 2014年04月 ∼ 現在 キャリアセンター運営委員 2014年04月 ∼ 現在 Ⅱ 研究活動 著書(CD・DVD等を含む)・論文等 の名称 著書(CD・DVD等を含む) 単著・共著 の別 発行または 発表年月 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称 編者・著者名 (共著の場合のみ記入) 該当箇所・該当頁数 電気生理学 共著 2009年05月 西村書店「精神神経薬理学大 前野信久・三浦英樹 訳 事典」 81頁∼94頁 脳機能画像検査 共著 2010年06月 名古屋大学出版会「基礎から 前野信久・尾崎紀夫 著 の睡眠医学」 151頁∼159頁 伸張性収縮運動後における筋機能と 筋の状態や形態との関係 共著 2009年11月 東海保健体育科学 第31巻 堀田典生・山本薫・前野信久・石田 浩司 著 41頁∼48頁 Relationship of psychopathological symptoms and cognitive function to subjective quality of life in patients with chronic schizophrenia. 共著 2010年01月 Psychiatry Clinical Neuroscience 64(1) Tomida K, Takahashi N, Saito S, Maeno N, Iwamoto K, Yoshida K, Kimura H, Iidaka T, Ozaki N. 62頁∼69頁 慢性期統合失調症患者の主観的QOL に対する精神症状と認知機能の影響 共著 2011年03月 2011年3月日本精神神経学 富田顕旨・高橋長秀・齋藤真一・前 会機関誌「精神神経学雑誌」 野信久・吉田契造・木村宏之・飯高 113(2) 哲也・尾崎紀夫 著 135頁∼143頁 伸張性筋活動量が超音波画像の強度 変化に及ぼす影響 共著 2011年03月 愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康医療科学研究 第1号(大学紀要) 堀田典生・山本薫・前野信久・石田 浩司 著 27頁∼34頁 大学で開催する高齢者運動教室がも 共著 2011年07月 愛知淑徳大学 堀田典生・建部貴弘・前野信久 著 47頁∼58頁 学術論文 たらす効果 アクティブラーイング 第4号 2010 ミエリンオリゴデンドロサイト関連 遺伝子SOX10を標的とした認知機能 とDTI(拡散テンソル画像)の評価 単著 2012年03月 愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康医療科学研究 第2号(大学紀要) 大学における健康講座の実施につい て -平成23年度なごや健康カレッジ 「歩く」を実施して- 共著 2012年07月 愛知淑徳大学 建部貴弘・太田洋一・前野信久 著 アクティブラーイング 第5号 2011 1頁∼13頁 超音波組織エラストグラフィの筋組 織への応用 -肩こりにおける筋組織 の病変への客観的指標の確立を目指 して- 共著 2013年03月 愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康医療科学研究 第3号(大学紀要) 25頁∼33頁 大学の地域貢献度 -全国大学の地域 貢献度ランキング、文部科学白書か らの考察- 単著 2013年07月 愛知淑徳大学 前野信久 著 アクティブラーニング 第6号 2012 57頁∼75頁 跳び箱運動の動作分析 共著 2014年03月 愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康医療科学研究 第4号(大学紀要) 花井裕梨・前野信久 著 49頁∼58頁 認知症と活動志向性の関連 ‐神経心 理検査(認知機能評価尺度)による US-ADNI登録者の検討‐ 共著 2014年03月 愛知淑徳大学 健康医療科学部 健康医療科学研究 第4号(大学紀要) 前野信久・神原良輔 著 15頁∼23頁 共同発表 2009年11月 第28回日本認知症学会(仙台 市・東北大学) BF227-PET画像で捉えたAβ集積とV 共同発表 BM-MRI解析による脳萎縮との関連 についての検討 2010年11月 第29回日本認知症学会(名古 屋・ウィンクあいち(愛知県 産業労働センター)) 健常, MCI, アルツハイマー病におけ るβアミロイド集積と局所脳萎縮の 関係:BF227-PETとMRIによる相関 解析 共同発表 2011年10月 第51回日本核医学会(つくば 市・つくば国際会議場) 循環器疾患 ランチョンセミナー 司会 単独発表 2012年11月 AD, MCI, 健常高齢者におけるBF227 局所アミロイド集積領域に相関する 脳萎縮領域の検討 共同発表 2013年11月 愛知県臨床衛生検査技師会 平成24年度 スキルアップ研 修会(名古屋・名古屋大学) 第53回日本核医学会(福岡・ 福岡国際会議場) 学会発表 SEAD-JapanとUS-ADNIのMCIに差異 はあるか?登録時データの比較検討 作品・制作等 その他業績 Ⅲ 学会等および社会における主な活動 所属学会 1993年04月 ∼ 現在 日本超音波医学会 2003年04月 ∼ 2008年03月 日本生物学的精神医学会 2003年04月 ∼ 2008年03月 日本睡眠学会 2007年04月 ∼ 現在 日本核医学会 2009年04月 ∼ 現在 日本認知症学会 2011年04月 ∼ 現在 日本体力医学会 社会活動 1993年06月 臨床検査技師免許取得 登録番号:第116397号 前野信久 著 前野信久・堀田典生・建部貴弘 著 19頁∼26頁 2007年03月 学位取得(医学) 医博第2082号(名古屋大学) 受賞 Powered by TCPDF (www.tcpdf.org) 2007年 ナノメディシン研究 流動研究員採用 財団法人医療機器センター 高度先端医療研究推進事業 2008年 課題番号:20591470 研究課題名:「BF227を用いたPET 検査によるアルツハイマー病の超早期診断法の確立と普及 」 (2008∼2011年) 2008年度文科科研費補助金交付 2010年 健康運動教室は高齢者の肩こりや肩の張り、痛みの改善に 有効か ∼組織elastogrphyを用いた客観的評価基準の確立 ∼ 平成22-23年度 愛知淑徳大学研究助成
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