市有建築物の耐震化整備プログラム 八千代市 平成25年10月 (平成26年6月更新) 目 次 はじめに 1 市有建築物の整備プログラム (1)対象建築物 (2)耐震性能の評価方法 (3)目標年度の設定 ① 耐震診断の目標年度 ② 耐震改修の目標年度 (4)整備プログラムの見直し 2 整備プログラムリスト (1)凡例 (2)整備プログラム建築物棟数 (3)市有建築物の整備プログラムリスト はじめに 市有建築物の耐震化を促進するために,八千代市耐震改修促進計画において定められた整 備目標等に基づき,計画的に耐震診断及び耐震改修を実施していくこととします。 また,本整備プログラムは,今後必要に応じて見直しを行い,継続して耐震化を図っていくこと とします。 1 市有建築物の整備プログラム (1)対象建築物 市有建築物のうち,旧耐震基準(※1)で建築された建築物を対象とします。なお, 小中学校の施設については,別途「小中学校耐震改修計画」で,ライフライン施設に ついては,別途上下水道局にて整備計画が示されているため,本プログラムでは対 象外とします。 (2)耐震性能の評価方法 旧耐震基準による建築物は,現行基準に適合していないため,定められた方法に よって耐震性能の有無を確認する必要があります。 建築物が保有する耐震性能については,耐震診断によって得られる構造耐震指標 値(以下,Is 値(木造の建築物等については Iw 値))によって評価されます。Is 値(Iw 値)については,「国土交通省告示第 184 号(平成 18 年 1 月 25 日)」において評価基 準が示されており,Is 値が0.6未満(Iw 値については1.0未満)の場合,耐震性能が 低く,補強の必要があると評価されます(※2)。ただし,建築物の重要度など,要求さ れる機能に応じて別途評価基準を設けるものもあります。 (3)目標年度の設定 目標年度として,第4次総合計画の計画期間とあわせ,次のとおり設定します。 第1期 平成27年度までに着手するもの 第2期 平成28年度以降に着手するもの 耐震診断と耐震改修の目標年度は次のとおりとしますが,施設全体の配置,事業 工程の状況や当該建築物の用途,利用形態等により優先度を適用しない場合があり ます。 1 ① 耐震診断の目標年度 (ア)特定建築物(※3)については,耐震診断を全て完了しています。 (イ)特定建築物以外の建築物は,震災時に重要な機能を果たすものについて第 1 期を 目標に優先的に実施するものとします。 ② 耐震改修の目標年度 (ア)特定建築物については,原則として第 1 期を目標としますが,施設の改修計画等と 整合を図りながら進めるものとします。 (イ)特定建築物以外の建築物は,耐震診断の結果や耐用年数を総合的に勘案すると ともに,当該建築物の規模,利用形態等を考慮したうえで,耐震化を検討するもの とし,震災時に重要な機能を果たすべきものについて優先して進めます。 (4)整備プログラムの見直し 本整備プログラムは,未診断建築物の診断結果や施設活用計画の検討結果等を 踏まえ,必要に応じて順次見直しを行います。 ※1 耐震基準とは,建築基準法によって定められている建築構造の技術的基準のことで, 大幅に改正された昭和56年(1981年)6月の改正前の基準によって建築された建築 物を「旧耐震基準」によって建築された建築物とする。 ※2 構造耐震指標 構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性 Is 値 Iw 値 (非木造) (木造) 0.3未満 0.7未満 0.3以上 0.7以上 地震の振動及び衝撃に対して倒壊や崩壊する危険性 0.6未満 1.0未満 がある建築物 0・6以上 1.0以上 地震の振動及び衝撃に対して倒壊や崩壊する危険性 が高い建築物 地震の振動及び衝撃に対して倒壊や崩壊する危険性 が低い建築物 ※3 特定建築物とは,「建築物の耐震改修の促進に関する法律」第6条における「特定建 築物」と同等の用途・規模のものをいう。 2 2 整備プログラムリスト 3 (1)凡例 構 造 形 式 RC S 鉄筋コンクリート造(壁式含む) SRC 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 Ⅰ 特定建築物かつ震災時に重要な機能を果たす建築物 分 Ⅱ 特定建築物(Ⅰ以外) 類 Ⅲ 特定建築物以外で,震災時に重要な機能を果たす建築物 Ⅳ その他の建築物 A 災害対策の指揮・実行,応急復旧活動,災害情報の発信収集を行う施設 B 医療救護施設,負傷者の受け入れとなる施設 C 避難者の受け入れとなる施設 D ライフライン施設 ― その他 防 災 上 の 種 別 最 小 Is 値 改 修 時 期 数値表記 診断済の建築物の最小 Is 値 未診断 診断予定時期 第1期 平成27年度まで 第2期 平成28年度以降 ― 予定なし 備 考 4 (2)整備プログラム建築物棟数 Ⅰ 特 定 建 築 物 か 診断予定 つ震災時に重要な 機能を果たす建築 改修予定 物 Ⅱ特定建築物 0 第1期 0 第2期 4 保留等 0 合 計 4 診断予定 0 (Ⅰ以外) 改修予定 第1期 0 第2期 0 保留等 0 合 計 0 Ⅲ 特 定 建 築 物 以 診断予定 外で,震災時に重 要な機能を果たす 改修予定 建築物 Ⅳその他 第1期 0 第2期 6 保留等 1 合 計 15 診断予定 21 改修予定 対象棟数合計 8 第1期 0 第2期 0 保留等 10 合 計 31 診断予定 29 改修予定 第1期 0 第2期 10 保留等 11 合 計 50 5 (3)市有建築物の整備プログラムリスト Ⅰ,Ⅱ 特定建築物 No 名 称 平成26年4月1日現在 所管課 完成年 用 途 構造規模 SRC造一部 12,099 RC造6F 1 市庁舎(旧館外) 管財課 S44 事務所 2 市民会館 文化・スポーツ課 S48 集会場 3 少年自然の家 少年自然の家 S49 児童宿泊他 4 高津南保育園 子育て支援課 S49 保育園 5 村上北保育園 子育て支援課 S51 保育園 6 市民体育館 文化・スポーツ課 S55 体育館 文化・スポーツ課 生涯学習振興課 (教育総務課) S56 文化センター(ホール)・公民 RC造3F 館・小学校体育館 八千代台文化センター 7 八千代台公民館 (八千代台小学校体育館) 延面積 (㎡) 6 分類 耐震診断 防災上 の結果又 耐震改修 の種別 は予定 の予定 (Is値) Ⅰ A 0.21 第2期 備考 RC造3F RC造一部 S造5F RC造2F 6,700 Ⅱ - 0.37 改修済 Is値 0.70 3,490 Ⅰ C 0.48 第2期 1,017 Ⅰ C 0.51 第2期 RC造2F RC造一部 S造2F 1,089 Ⅰ C 0.61 第2期 7,497 Ⅰ A 0.82 - 3,320 Ⅰ C 1.30 - Ⅲ 特定建築物以外で震災時に重要な機能を果たす建築物 No 名 称 所管課 完成年 用 途 構造規模 延面積 (㎡) 分類 平成26年4月1日現在 耐震診断 防災上 の結果又 耐震改修 の種別 は予定 の予定 (※1) 1 八千代台保育園 子育て支援課 S46 保育園 木造平屋 427 Ⅲ C Iw値 0.67 第2期 2 八千代台西保育園 子育て支援課 S48 保育園 S造平屋 519 Ⅲ C Is値 0.34 第2期 3 米本南保育園 子育て支援課 S48 保育園 木造平屋 620 Ⅲ C Iw値 0.72 第2期 子育て支援課 S53 保育園 木造平屋 407 Ⅲ C Iw値 0.93 第2期 4 八千代台南保育園 子育て支援課 S51 保育園 木造平屋 770 Ⅲ C Iw値 1.02 - 5 睦北保育園 子育て支援課 S53 保育園 木造平屋 542 Ⅲ C Iw値 0.87 第2期 6 大和田公民館 生涯学習振興課 S52 集会所 S造2F 356 Ⅲ C 第2期 7 阿蘇公民館 生涯学習振興課 S53 集会所 S造2F 363 Ⅲ C 第2期 8 高津公民館 生涯学習振興課 S54 集会所 RC造2F 510 Ⅲ C 第2期 9 勝田台公民館 生涯学習振興課 S55 集会所 RC造2F 531 Ⅲ C 第2期 10 米本支所 戸籍住民課 S46 事務所(支所) RC造平屋 97 Ⅲ A 第2期 11 高津支所 戸籍住民課 S47 事務所(支所) RC造平屋 158 Ⅲ A 第2期 八千代台支所 12 (八千代台自治会館) (消防第4分団) 戸籍住民課 消防総務課 S47 事務所 (支所・集会所・分団詰所) RC造3F 996 Ⅲ A 第2期 戸籍住民課 消防総務課 S54 事務所 (支所・消防(消防車庫等)) RC造2F 566 Ⅲ A 第2期 14 消防・東消防署 消防総務課 S50 事務所・車庫(消防署) RC造2F 403 Ⅲ A - - 15 上下水道局 経営企画課 S47 事務所 RC造2F 1,039 Ⅲ A Is値 0.46 第2期 13 八千代台東南支所 消防・八千代台分署 ※1 構造が非木造についてはIs値,木造はIw値を記載 7 備考 建替え予定 Ⅳ その他の建築物 No 名 称 所管課 完成年 用 途 構造規模 延面積 (㎡) 分類 平成26年4月1日現在 耐震診断 防災上 の結果又 耐震改修 の種別 は予定 の予定 (※1) 備考 1 (旧)吉橋公会堂 管財課 S55 倉庫 木造平屋 138 Ⅳ - - - 閉鎖予定 2 第1福祉作業所 障害者支援課 S52 Ⅳ - - - 建替え予定 児童発達支援センター 児童発達支援センター S48 899 Ⅳ - - 4 すてっぷ21大和田 子育て支援課 S36 S造平屋 RC造一部 S造平屋 木造平屋 219 3 工場(福祉作業所) 肢体不自由児・知的障害児通 園施設 保育園 528 Ⅳ - 第2期 5 すてっぷ21勝田台 子育て支援課 S47 保育園 木造平屋 422 Ⅳ - 第2期 6 すてっぷ21大和田分室 子育て支援課 S56 保育園 S造2F 116 Ⅳ - 第2期 7 米本児童会館 子育て支援課 S48 学童保育園 S造2F 330 Ⅳ - 第2期 8 高津児童会館(学童保育所) 子育て支援課 S49 学童保育園 S造2F 399 Ⅳ - 第2期 9 大和田学童保育所 子育て支援課 S54 学童保育園 S造2F 99 Ⅳ - 第2期 10 米本第2学童保育所 米寿荘 子育て支援課 S54 学童保育園 集会所 S造2F 198 Ⅳ - 第2期 11 高津第2学童保育所 高津長寿荘 子育て支援課 S54 学童保育園 集会所 S造2F 184 Ⅳ - 第2期 12 ふれあいサロンやちよ東 長寿支援課 S39 集会所 木造平屋 75 Ⅳ - 第2期 13 若葉荘 長寿支援課 S45 集会所 木造2F 109 Ⅳ - 第2期 生涯学習振興課 指導課 S37 図書館・事務所 RC造3F 992 Ⅳ - 第2期 15 八千代台図書館 生涯学習振興課 S50 図書館 RC造3F 434 Ⅳ - 第2期 16 購入図書保管倉庫 生涯学習振興課 S53 倉庫 S造平屋 315 Ⅳ - 第2期 17 小板橋青年館 青少年課 S41 集会所 木造平屋 93 Ⅳ - 第2期 14 大和田図書館本館 教育センター ※1 構造が非木造についてはIs値,木造はIw値を記載 8 建替え予定 No 名 称 所管課 完成年 用 途 構造規模 延面積 (㎡) 分類 耐震診断 防災上 の結果又 耐震改修 の 種 は予定 の予定 別 (※1) 備考 18 阿蘇青年館 青少年課 S42 集会所 木造平屋 125 Ⅳ - 第2期 19 下町青年館 青少年課 S43 集会所 木造平屋 82 Ⅳ - 第2期 20 勝田青年館 青少年課 S57 集会所 木造平屋 193 Ⅳ - 第2期 21 衛生センター クリーン推進課 S51 事務所 RC造2F 2,018 Ⅳ - 第2期 22 清掃センター クリーン推進課 S55 事務所 595 Ⅳ - 第2期 建築指導課 S40 賃貸住宅 2棟 63 Ⅳ - - - 用途廃止予定 建築指導課 S40 賃貸住宅 3棟 126 Ⅳ - - - 用途廃止予定 建築指導課 S45 賃貸住宅(共同住宅) 2棟 RC造2F PC造一部 木造平屋 PC造一部 木造平屋 PC造2F 158 Ⅳ - - - 用途廃止予定 建築指導課 S45 賃貸住宅(共同住宅) 2棟 PC造2F 213 Ⅳ - - - 用途廃止予定 25 市立第二まつわ団地 建築指導課 S48 賃貸住宅(共同住宅) RC造3F 283 Ⅳ - Is値 1.69 - 26 市立まつわ団地 建築指導課 S49 賃貸住宅(共同住宅) RC造3F 826 Ⅳ - Is値 1.08 - 27 市立第二村上団地 建築指導課 S51 賃貸住宅(共同住宅) RC造4F 828 Ⅳ - Is値 0.85 - 28 市営ほしば団地 建築指導課 S54 賃貸住宅(共同住宅) PC造3F 769 Ⅳ - 第1期 29 市教育委員会庁舎 教育総務課 S48 事務所 RC造2F 3,044 Ⅳ - Is値 0.99 - 30 適応支援センター本館 指導課 S50 公会堂・集会所等 RC造2F 951 Ⅳ - Is値 0.99 - 31 適応支援センター体育室棟 指導課 S50 運動・レクリエーション等 S造平屋 216 Ⅳ - 第2期 32 (旧)上高野調理場 保健体育課 S45 倉庫 S造平屋 790 Ⅳ - - 撤去予定 33 村上調理場 保健体育課 S52 工場・事務所 S造平屋 897 Ⅳ - - 移転新設予定 34 村上第2調理場 保健体育課 S55 工場・事務所 S造一部2F 768 Ⅳ - - 移転新設予定 23 市営村上団地 24 市営花輪団地 ※1 構造が非木造についてはIs値,木造はIw値を記載 9 H26耐震診断
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