「高校生活をふりかえって」 氏名 K.S(向陽中学校出身) 私が八百津高校

「高校生活をふりかえって」
氏名
K.S(向陽中学校出身)
私が八百津高校に入学を希望した理由は、高校に入学してから何部に入ろうか悩んでい
たときに、友だちが県内で唯一カヌー部のある八百津高校に入って一緒にやらないかと誘
ってくれたからです。
部活の練習は、想像以上に厳しくて何度も辞めたいと思ったこともありましたが、いつ
もお互いに励まし合い、競い合う部員がいてくれたおかげで、三年間やり抜くことができ
ました。特に三年生でインターハイに出場し、6位入賞できたことは私の大きな誇りです。
高校入学当初は、中学校までのように先生達に言われたことをやっていれば良いという
わけにはいきませんでした。学習や生活一般はもちろんのこと部活も自分で考えて課題を
見つけ、それを解決していかなければならないという戸惑いもありました。それでも、周
りの友だちの動きや先生達のアドバイスで、徐々に自分なりに成長していく実感がありま
した。
また、体育祭や文化祭などの行事では、学級委員としてクラスをまとめることに力を注
ぎました。全員で協力して劇を成功させることができたことは高校生活の思い出の一つで
す。
進路については、可茂消防組合に内定をいただきました。消防士になって地域の防災に
携わることが幼い頃からの夢だったので、特に三年生になってからは家庭での学習時間を
増やすよう努力しました。公務員試験は、レベルはもちろんのこと倍率も高いので、願書
を出してから毎日毎日が不安でした。それでも、日々の学習とカヌー部で鍛えた気力と体
力で一次試験、二次試験を突破し、見事念願の消防士への道が開けました。
後輩の皆さんには、とにかく高校生活にしかできないことを見つけて、それに没頭する
ことを奨めます。その過程で苦しいことももちろんありますが、それを乗り越えた後の充
実感と自信は、必ず進路の実現につながっていきます。
そして、八百津高校の先生方は、本当に親しみやすく親身になって相談に乗っていただ
けます。些細なことでも、自分一人で抱え込まないで、先生方を信じて話をするときっと
良いアドバイスがいただけます。
八百津高校での残りの生活をぜひ充実したものになるよう、がんばってください。