急ブレーキ・ハザード点滅ユニット(SBH

急ブレーキ・ハザード点滅ユニット(SBH-01)
汎用接続図
2014/9/8 更新
1. 電源配線の接続
IG電源
ボディーアース
ヒューズ 10A
[黒]
車両金属部のねじを緩め、ここに「黒」線を共留めします。
接続先によっては良好なアース効果を得られない場合がありますので、接続先報補と他
のボディー金属部分にテスター等を接続し、両者間で導通があるか(抵抗がゼロΩ にな
るか)確認してください。導通がない場合は他の接続先候補を探してください。
[赤]
ヒューズボックスのIG電源より、「ヒューズ電源(商品名)」を用いて取り出すか、IG電源の
ラインから「配線コネクタ」を用いて「赤」線を分岐接続します。
この線にはランプ駆動時に大きな電流(約10A)が流れますので、必ず電源容量に余裕の
ある線(なるべく太い線)に接続してください。電源容量に余裕の無い線、または細い線に
接続した場合、当ユニットは正常に動作できない場合があります。
どちらかの方法
を選択
ヒューズ 10A
[赤]
エーモン工業製の「ヒューズ電源」等
(20Aまたは30A用)
2. 車速パルス線への接続
車速パルス線
[灰]
ナビなどに接続されている車速パルス線に「灰」線を接続します。
この線の接続先や接触が悪いと正しい速度での制御ができません。また、車両によって
は車速パルス線にノイズフィルターが装備されており、これより先にナビなどを接続する
ようになっている場合がありますので、ご利用のお車の配線図等をご確認ください。
また、スピードメーター裏等へ配線した場合、車速パルス線ではなく、メーター駆動用の
電圧信号線である場合がありますのでご注意ください。
3. ハザード(ウィンカー)ランプへの接続
ウィンカー ランプとフラッシャー リレーの間にウィンカー スイッチがある場合
(ホンダ車の一部など)
ウィンカー ランプがフラッシャー リレー直下にある場合
(標準的な回路)
フラッシャー リレー
ハザード スイッチ
ウィンカー スイッチ
ハザード スイッチ
フラッシャー リレー
0
0
0
左側ウィンカー ランプ
0
0
ウィンカー スイッチ
[緑]
[緑]
[青]
[青]
0
右側ウィンカー ランプ
左右ウィンカーランプが直接フラッシャー リレーに接続されて
いる場合は、上図のように接続します。
0
0
0
左側ウィンカー ランプ
0
0
0
右側ウィンカー ランプ
左右ウィンカーランプとフラッシャー リレーの間にウィンカー/
ハザード スイッチが介在する場合は、上図のように接続します。
本ユニット(SBH-01)は直接ウィンカーランプを駆動しますので、上図に該当しない場合でも、緑線と青線は直接ウィンカーランプを駆動で
きるように(緑/青線とウィンカーランプの間にスイッチが介在しないように)接続します。
4. 設定スイッチの切り替え
車速パルスと動作モードの切替は、ユニット ケース内の基板上に取り付けられている下記写真のスイッチにて行います。
注1:ケースの蓋を開けるときは、内部の基板を破損させないように十分注意して行ってください。
注2:各スイッチの切り替えは、シャープペンシルの先など、先端が細くて丈夫なものを用いて行ってください。
注3:スイッチは写真の「ON」側にレバーを切り替えたときが「ON」、1~4の数字が記載されている方に切り替えたときが「OFF」です。
注4:各スイッチの番号は写真表記の番号に対応しています。
SBH-01基板上の設定スイッチ
車速パルスの設定
スイッチ4:動作モード設定スイッチ
レバーがこの位置にあるときはON
レバーがこの位置にあるときはOFF
スイッチ3:動作感度設定スイッチ
スイッチ1~2:車速パルス設定スイッチ
取り付けるお車の車速パルスに合わせ、スイッチ1とスイッチ2の組み合わせで設定
してください。
車速パルス
2パルス
4パルス
8パルス
16パルス
スイッチ1
OFF
ON
OFF
ON
設定例:4パルス車の場合
スイッチ1 ⇒ ON
スイッチ2 ⇒ OFF
車速パルスについて
・日産車を除く国産車の殆どすべてが4パルスです。
・日産車の殆どは2パルスですが、車種により8または16パルスの場合があります。
・外国車の場合は2~16パルスの何れかです。
動作感度の設定
・上記スイッチの出荷時初期設定値は、1~4ともすべてOFFです。
・ご利用になるお車の車速パルスに合わせ、必ずスイッチ1とスイッチ2の設定を
行ってください。
スイッチ2
OFF
OFF
ON
ON
動作感度
標準
高感度
スイッチ3
OFF
ON
動作モードの設定
動作モード
通常モード
テストモード
スイッチ4
OFF
ON
5. 本装置の使用に当たっての注意事項
1. 本装置の取り付け・ご使用は、自己責任にて行うことをご了承いただける場合のみに限らせていただきます。本装置の取り付け・ご使用により発生したいかなる不
具合、事故等に関し、本装置の設計者、製造者、販売者、その他関係者は一切の責任を負いません。本装置を取り付けられた場合は、本件をご了承いただい
たものとみなさせていただきます。
2. 使用開始前に、各配線に誤りが無いか入念に確認を行ってください。配線に誤りがあると本装置が破損したり、お車に重大なダメージを与える場合があります。
(併せて以下のURLの「コラム欄」をご確認ください。 http://www.isleq.com/Giboshi.html)
3. 本装置を初めて使用する場合は、必ずテストモードにて動作確認を行ってください。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
(取扱説明書:http://www.isleq.com/Manual/Torisetsu/PDF/SBU01um.pdf)
4. テストモードでの動作が正常であれば通常モードも正常に動作します。無理な急ブレーキ操作等、公道上や危険な場所での通常モードの動作テストは絶対にしな
いでください。
5. 本装置には追突されることを防止する機能はありません。また、自動的にブレーキをかけ、衝突を防止する機能もありません。