パッケージデザインについて考えよう 年 組 番 ウォームアップ (形について) 氏名( ) ヤクルトのボトル(左:プラスチック,右:ガラス瓶) これはヤクルトのボトルです右は昔ながらのガラス瓶です。ガラス瓶に比べどのようなところが工夫さ れているか考えて記入して下さい。 ケージデザインについて考えよう 年 組 番 ウォームアップ (色について) 氏名( ヤクルトのボトル (左:プラスチック,右:ガラス 瓶) ) プラスチック容器以前に使われてい た瓶。これと 同じ容器のままだと 肉薄になる分になる分容量が減った ように見えるためくぼみを入れた 元は生産ラインでボトルが倒れない ようにガイドボトルにあわせて作ら れた。子供が持ちやすい・飲んだ時 一気にのどに流れ込まない・飲み応 えが良いなど工夫されている。 イ 売れる形の例 ・ 握りやすい形で、食べたくなる色を組み合わせると売れる ・ 人体のような形を持ち、山か海のような色をした容器に入れると売れる ・ 四角にV字型を組み合わせたパターンをロゴプレートにすると商品が強力に なる ・ 丸みと光沢のあるシンプルなものをデリケートな色で売ると芸術品に見える ・ 人体のようなフォルムは親しみを持って迎えられ、長く愛用される ・ 他 使いやすさ・持ちやすさ・内容の保護など では下の缶の色について気がついたことを記入してみましょう 深緑色の ビールの缶の 写真 ケージデザインについて考えよう 年 組 番 ウォームアップ (レイアウトについて) 氏名( ) 売れる配色の法則があります。 「白」+「ベーシックカラー」「流行色」 ターゲットの好きな色 「白」は日本人に好まれるまた、 「ベージュ」 「白」+「べーシクカラー」 「黒」「紺」なども嫌われにくいしかしグレー +「流行色」をつかう は人を買い物に対して消極的にする 売りを伝える色を決め、地色につか うか商品のロゴの色に使う 「美しい配色」 色相数を絞り、 明暗で配色 「役に立つ色」 商品の一番の 売りを一色に変換 色相の数を絞り、たとえば「赤」と「赤 と白」「赤と黒」しか使わなけれ配色に 絞ったこととなり成功。 「明暗差・面積 の差」を付けることでメリハリがつく 「ビール缶」はまろやかさと香りの良さを売りたい時は緑が適している 明るい緑はさわやかさと新鮮さを強調 ダークグリーンは大地の力と植物の力を元にゆっくりと丁寧に作った商品であること 「金」と「赤」をプラスすることで圧縮感を出している 缶に印刷されている文字や写真イラストに注目し気がついたことを記入してみましょう たくさんの野菜の絵が ついた野菜ジュースの 缶 レイアウト *パッケージに印刷されている文字や写真などにも売れる配置の法則があります 4 美しいイメージ 1 シンボルまたは メーカーロゴ 7 一番の売りの ポイント 5 原材料のビジュア ル 2 商品名と写真 8 使用後のイメージ につながる情報 3 良さを説明する ための数字 9 良い秘密、または 家庭的なイメージ 6 食欲、子供心を 刺激するビジュアル 1から9のようそのうち4つから6つを残し後は裏に持って行くか切り捨てると言うのがポイント 四角形・逆三角形などの基礎 たくさんの野菜の絵が ついた野菜ジュースの 缶 ロゴの背景に中断を暗くする ことでぎっちりと中身が詰まって いる濃さを伝えている 的形を二重にしてプレート化 すると、強い看板になる 野菜を左右に向けることで 存在感と充実感を拡張 している パッケージについて考えよう エキスパート活動 年 組 番 氏名( 形について ) これらのパッケージの形で工夫されていることは何でしょうか「売れる形の例」を参考に考えてみまし ょう ① 卵パック カバンの形状をしたお菓子のパッケージ 同じ形をした色違いのボトルに入った調味料 パッケージについて考えよう エキスパート活動 年 組 番 色について 氏名( ) パッケージの色について感じたことを「売れる色の法則」を参考に考えて記入してください 青と白を基調にした 飲むヨーグルトの パッケージ パステルカラーを使った婦人靴のパッケージ 赤と白のコントラスト を使ったスープの缶 パッケージについて考えよう エキスパート活動 年 組 番 氏名( レイアウト色について ) 「売れる配置の法則」を参考にしてパッケージの中にどのような内容が書かれていて、どのような工夫 がなされているか気がついたことを記入してみましょう。 パッケージについて考えよう ジグソー活動 年 組 番 氏名( ) それぞれに持ち寄った情報を交換しましょう パッケージデザインの役割は何だと思いますか いくつかの箱を並べると 1つの絵が現れるように デザインされている家電 のパッケージ デザインをする上で大事なことは何だと思いますか これこれらのパッケージのおもしろいところは何ですか 側面に靴のラインがデザイン されており、陳列した時に靴 の絵が現れるようになってい る運動靴のパッケージ 1 日本のパッケージデザインの歴史 平安時代より贈答をする際には進物を紙で包むようになり、赤飯に添えるごま塩包み、香包み、金 包み、扇包み、のし包みなど、それぞれの紙の折り方が、各家や流派によって伝承された作法が ある。吉事には 2 枚、凶事には 1 枚で折るという作法など、ほとんどの流派で共通している作法も 多い。 平安時代の朝廷には進物所が、鎌倉幕府には進物奉行・贈物奉行が、室町幕府には折紙方が設 置されて、折形を研究し、小笠原礼式などの礼法が誕生した。 時代や流儀によって異なるが、紙は大高壇紙、奉書紙、美濃紙、半紙などを格式によって使い分 けられることが多い。文様を描いた紙などが用いられることもあり、江戸時代には千代紙などの小 間紙として発展した。現代でも祝儀袋に友禅紙などが用いられていることもある。 熨斗(のし):→最高のもてなし 熨斗づつみの写真 「あわびのし」と言って、アワビを熨して乾燥させて保存食としたもの。 昔はお祝があると、このアワビとお酒を持参して祝宴を催したので しょう。 今もアワビは高価ですが、昔も大変高価なものだったようです。 それで、お祝にはアワビを持参したようです。 また、あわびは不老長寿の意味もあり、おめでたい品なのです。 今では形だけとなっている、祝儀袋の右上についている黄色のものです。 「熨斗の包みにお金を入れるのですか?」というお問合わせをよく頂きますが、お金は入れません。 折形(おりかた)は、贈答や室礼などの際に用いられた、紙を折って物を包む日本の礼儀作法の 1 つ。 日本では、包むことにこだわることにおいて、裸で「物」のやりとりをしないという習慣があり「包んで渡 す」は「謹んで渡す」という意味を持つ。京都や奈良の菓子老舗が諸外国から渡来した菓子などの商 品化のため「包み方」に粋を凝らし、コマーシャルパッケージとして定着していった。 現在においても、諸外国に比べ日本の市場はパッケージデザインにこだわり、特に儀礼用のパッケ ージは「箱」が欠かせないものと成っている 2 アメリカのパッケージデザイン 1970年代から高度に専門化した分野へと発展 もっとインパクト のあるもの 品質の良さを 陳列棚で異彩を 強調 放つものを 革新的な想像力に富むデザインが誕生 課題 高年齢 化 b便利さ 安全性 素材・印刷技術などハイテク化 3 ヨーロッパのパッケージデザイン 1960年代より大衆文化が生み出したスタイルが主流 多様なライフスタイルに対応できるデザインへ 雰囲気作りを重視 技術の進歩 写真よりイラストを用いて表現 環境への配慮 若いデザイナーの育成 4 パッケージデザインの役割 ① 保護 液体・練り上のものなど防湿性・密封性が必要なものなど 商品の輸送・保環のため→耐久性がある 積み重ねしやすい 面積が小さい 軽い 壊れやすい商品の保護→内容物の性質・外圧からの保護のため構造材料を選択する必 要有り 勝負は 2 秒 ② 店頭効果 ・ 欲しいと思わせる
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