���� ������� �������� ࡣࡌࡵ 物がなくても、みんながいれば何かできる! この小冊子では、みんながちょっと集まれば、楽しく遊べたり、 お互いのことをよく知るきっかけになる方法を紹介しています。 体を動かすもの、よく分からないけどやっていると笑ってしまう もの、ちょっと工夫が必要なもの…、など、いろいろあります! ぜひ挑戦してみてください! 一緒にやってみるだけで、楽しい気持ちになれたり、この人は こんな人なのかとわかったり、友だちになれたり…。そんな可能 性のあるアクティビティです。 日能研 プロジェクト アドベンチャー ジャパン ࠙ᮏᏊࡢ⏝᪉ἲࠚ ここでは、物がなくても数人以上集まれば、気軽に楽しめるものを中心に 集めました。広い場所がなくてもできるアクティビティです。 集まった人数、年齢、人間関係(すでに知り合いなのか、初対面か)など を考慮しながら、工夫して使っていただければと思います。 大切なことは、参加は強制ではなく、やりたい!という気持ちで行うこと です。 各々の 気持ち、体の状態などをみながら、それぞれが気持ちよく楽しく参 加できる方法で活用してください。 – 2 – ࠙ᑐ㇟ᖺ㱋ࡘ࠸࡚ࠚ 各アクティビティに、 「対象年齢」が記載されていますが、やり方を工夫す ればそれ以外の年齢でも行うことができます。 また、記載されている物が手元にない場合、他の物で代用して楽しめるこ ともあります。 (例:フラフープ→ロープを輪にしたもの、ボール→布を結んだものなど) なおこの小冊子で紹介したアクティビティは、次の 2 冊の本から抜粋した ものです。 「グループのちからを生かす -成長を支えるグループづくり-」 プロジェクトアドベンチャージャパン編 発売みくに出版 ISBN978-4-8403-0257-9 (ヒューマンノット、人間マシーンを除く) 「対立がちからに -グループづくりに生かせる体験学習のすすめ-」 ウイリアム・J・クレイドラー,リサ・ファーロン他著 プロジェクトアドベンチャージャパン訳 発売みくに出版 ISBN978-4-8403-0121-3 (ヒューマンノット、人間マシーン) ※抜粋元の「グループのちからを生かす」 「対立がちからに」では、アクティ ビティの種類、アドベンチャープログラムの流れなどについてを詳しくご 紹介しています。 書籍についてのお問い合わせは、みくに出版までお願いします。 電話 03(3770)6930 – 3 – http://www.mikuni-webshop.com/ ┠ ḟ ネーム遊び ・・・・・・・・・・・・・・ 5 アンケート ・・・・・・・・・・・・・・ 7 サイン集め ・・・・・・・・・・・・・・ 8 7-11 9 ・・・・・・・・・・・・・・ ネームトス ・・・・・・・・・・・・・・ 10 みんなおに ・・・・・・・・・・・・・・ 13 ラインアップ ・・・・・・・・・・・・・ 14 数かぞえ ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 ぱちぱちインパルス ・・・・・・・・・・ 17 バナナおに ・・・・・・・・・・・・・・ 19 ストップ&ゴー ・・・・・・・・・・・・ 20 ジップザップ ・・・・・・・・・・・・・ 21 かっぱおに ・・・・・・・・・・・・・・ 22 ガーディアン エンジョル ・・・・・・・ 24 ピープルトゥピープル ・・・・・・・・・ 26 価値観ベスト5 ・・・・・・・・・・・・ 27 フライングペーパー ・・・・・・・・・・ 28 オセロ紹介 ・・・・・・・・・・・・・・ 30 エブリボディアップ ・・・・・・・・・・ 31 フープリレー ・・・・・・・・・・・・・ 33 ヒューマンノット ・・・・・・・・・・・ 35 人間マシーン ・・・・・・・・・・・・・ 36 – 4 – 01 ネーム遊び 自分の名前を使って遊ぶ自己紹介のゲームです。 ウロ タダマヤ ファシリテーター Mab 対 象 年 齢 小学生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分程度 手 順 人 数 1 一つの円(輪)になります。 何人でも可能 2 ファシリテーターから時計回りで小道具(ラバーチ 特になし 必 要 な 体 験 キンやフリースボールなど)を順番にまわしていきま す。 3 小道具が自分にまわってきた時、自分の名前(本名) 4 言い終わったら、隣の人に小道具を渡してあげます。 5 一周して小道具がファシリテーターまで戻ってきた 6 そのときに名前も反対読みで発表していきます。 7 例えば「ヤマダ タロウ」なら「ウロタ ダマヤ」、 を言います。 用 意 す る も の 小道具 (ラバーチキン やフリースボールな ど) これを続けていきます。 ら、その次に反時計回りで小道具をまわしていきます。 「サトウ イチロウ」なら「ウロチイ ウトサ」とい った感じです。 ファシリテー ターから ひと言 ◆この活動はお互いに名前を覚えていく初期段階で使うことができます。 ◆反対から読み上げているとき、間違えても誰もわかりませんから、楽し く活動してください。 ◆バリエーションとして中学生以上なら、自分の名前をローマ字に変換し 112 – 5 – て、それを反対から読み上げる方法があります。これは英語読みにこだ わらず、どんな言語でもかまいません。名字と名前の一部をドッキング させても面白いです。例えばヤマダ タロウ「YAMADATARO」なら 「ORATADA MAY」(オラターダ マイ)こんな感じです。 ◆創造力を働かせて楽しみながら活動しましょう。新しい発音が見つかる かもしれません。 – 6 – 第 2 部 アクティビティ集 113 02 アンケート 仲間が知っているいろいろなことを集めていきます。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学5年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 15 分 手 順 1 人 数 あらかじめ質問(10 個程度)が書かれているアン ケート用紙を作成しておきます。 必 要 な 体 験 なし 質問内容は、 ①知っているようで知らないこと 用 意 す る も の 例:「富士山の標高は?」「トイレットペーパー、 1ロールの長さは?」 ②書けそうでかけないもの 例:「アリの絵」「校章」など ③時事系 例:「今日は何の日?」「サッカー日本代表は○対 ○で勝った or 負けた」など ④誰でも答えられるもの 例:「私の特技は、○○です」「私の趣味は○○で 2 す」 説明をした後、全員いっせいに質問の答えを知って いる人を探し出し、その答えとその人のサイン(芸能 人風でも署名でも可)をもらいます。探し方は大声を 出す、自らアピールするなど、自由です。 3 同じ人に複数の答えとサインをしてもらわないよう にして、時間内にできるだけ多くの人から書いてもら います。 114 5人以上 – 7 – 紙、ペン、クリップ ボード(下敷きなど) のようなもの 03 サイン集め まずは名前を集めて、次にサインを集めます。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学5年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 15 分 手 順 人 数 1 紙を1人1枚持ちます。 5人以上 2 スタートの合図で、その紙に誰でもいいので5人に なし 3 5人に名前を書いてもらったら円に戻ります。 4 次に、自分が呼ばれたいニックネームを考えてもら 5 全員が呼ばれたいニックネームを決めたら、スター 必 要 な 体 験 名前(姓名)を書いてもらいます。 用 意 す る も の 紙、ペン、クリップ ボード(下敷きなど) のようなもの いますが、発表はしません。 トの合図で名前(姓名)を書いてもらった人を探し出 し、名前の横にニックネームを書いてもらいます。 6 5人全員にニックネームを書いてもらったら円に戻 7 順番に1人ひとり自分の名前を発表し、発表した人 ります。 のニックネームを書いてもらっている人は、その人の ニックネームを声を合わせて発表してもらう。本人と 一緒にいっせいに発表してもいいです。 – 8 – 第 2 部 アクティビティ集 115 07 7 − 11 互いの数を合わせて、 「7」 「11」をつくります。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学3年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 15 分 手 順 人 数 1 2人組をつくり、互いに向き合います。 5人以上 2 手を背中にまわして、自分の数字を決めて指を折り なし 3 「せーの」で同時に片手を出し、互いの数字を足し 必 要 な 体 験 ます。 用 意 す る も の なし て「7」になるまで続けます。合わせて「7」になっ たら、まずは喜び合いましょう! そして次の相手を 探し、同じように続けていきます。 4 適当なところで、次のステップへ。次は両手を出し、 足して「11」になるまで続けます。合わせて「11」に なったら、やっぱり、まずは喜び合いましょう! 5 今度は次の相手ではなく、3人組、4人組と人数を 増やしてトライしてみます。 ふ り か え り ●出す数をどうやって決めた? ●足してなかなか「7」「11」にならないとき、どんな 工夫をした? – 9 – 第 2 部 アクティビティ集 121 10 ネームトス 信頼関係の基本は名前を覚えること。でも楽して名前が言えればよい。 ファシリテーター はやしくん 対 象 年 齢 名前が言えればよい タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 20 分∼ 40 分 手 順 1 人 数 1グループにラバーチキン1個とフリースボール5 個ぐらいを用意する。なければ雑巾でもタオルでもよ い。あまりきたなかったり重かったりするものは不可。 2 輪になってファシリテーターがラバーチキンを1個 持ち、説明する。 3 「いまからこのラバーチキンを順に回していきます。 自分のところにチキンがきたらみんなに自分の名前を 発表してください。名字(姓)は今回はなしにします。 名字を使うとどうも固くなっていけません。名字以外 であれば何でも結構です。小さいころこう呼ばれてい た。昔からこの名前で呼ばれたかった。キャサリン、 エリザベスなんでも OK です。思いつかなかったら下 大勢の場合は8∼ 12 人程度のグループに 分割する。多すぎる とはやしくんの場合 は覚えられないので つまらなくなる。 必 要 な 体 験 事前に軽いウォーム アップを3つぐらい。 いきなりやるには負 荷が大きい。 用 意 す る も の ラバーチキン、フリ ースボール の名前(ファーストネーム)でも結構です。名字以外 です。では今からちょっとの間に今日呼ばれたい名前 を決めてください。それから「さん」とか「くん」と か敬称は省略してください。呼び捨てにされても怒ら ないでください。悪気はないんです。はい、では私は 「おいしょ」です。じゃあ右から回します。はいどう ぞ」と言ってラバーチキンを手渡します。 4 一順してきたところで「それでは、これから名前覚 えに入ります。このチキンを誰かに優しく投げます。 – 10 – 第 2 部 アクティビティ集 125 そのとき投げる相手の人の名前を言って投げます。 『はいマブ』、受け取った人は『サンキュー』、『ありが とう』なんでもいいです。お礼の言葉と一緒に投げて くれた人の名前を言います。「サンキューおいしょ」。 マブはこんどは別の人に投げます。相手の名前を忘れ てしまったら、素直に聞いてください。聞かれたらす ぐに教えてあげましょう。これは名前を覚えるための ゲームです。なるべく忘れてしまった人に投げてみて ください。 5 少し慣れてきたら、フリースボールを一つ加えて、 ラバーチキンとフリースボールでやってみます。もっ と慣れてきたらフリースボールをどんどん増やしま す。 6 だいたい覚えてきたところで「では今から輪を目い っぱい広げてください。みんな行けるとこまで広がっ てください。だいたい 20 mぐらいの輪に広がりまし ょう。さあ、もう一度続けましょう。大きな声を出さ ないと聞こえませんよー」。 7 何回かやったところで「では今からは、一度ボール を誰かに投げたら1歩ずつ前に出てきてください」。 こうすると少しずつ輪が小さくなってきます。この間、 自然にまだボールが回ってこなくて輪の外にいる人が いたらその人にみんなが積極的に投げてあげる様子が 普通は見られます。 8 輪が小さくなってきたら小声で「では、今からはボ ールは手渡しでも届きますね。それでは、こんどは小 さい声で名前を呼んでください。すべて小さい声で、 ヒソヒソ声でしゃべってください。みんな静かに聞い てください。どれぐらい小さい声で話しても聞こえま すかねえ。お礼も忘れずに言ってください、小さい声 で」。 9 「ボールを渡したら1歩前に出るのを忘れないでく ださい」。だんだんぎゅうぎゅうになって動けなくな ったら、小さい声で「おつかれさま」と言って終わり 126 – 11 – にします。 ふ り か え り ●何か感じたことはありますか? ●途中なにか不安を感じたことがありますか? ●安心できたことはありますか? ファシリテー ターから ひと言 ◆ただ名前を覚えるだけでこんなに時間をかけるのは無駄なような気がし ます。でもこれはゲームだと思ってやりましょう。楽しければいいので す。 ◆名前を覚えたらどんどん使いましょう。使わないと忘れてしまいます。 ◆必ず最後の上記9までやらなくても OK です。でも最後が一番面白いの です。 – 12 – 第 2 部 アクティビティ集 127 11 みんなおに とにかく自分以外の人は全員がおにの鬼ごっこ ファシリテーター すずめ 対 象 年 齢 小中学生 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分程度 手 順 1 人 数 範囲の中で広がってください。スピードは歩く、走 るのどちらかに決めます(走る場合は範囲を十分確保 してください)。 2 みんなおにであり、逃げる人でもあります。他の人 にタッチされないように逃げながら誰かをタッチしま す。 3 もしタッチされた場合はその場にしゃがみます。 4 安全のためバンパーを使って行います。 5 あっという間に終わってしまうので、また挑戦して みましょう。 ファシリテー ターから ひと言 15 人以上 必 要 な 体 験 ストレッチなど体の 準備 用 意 す る も の 鬼ごっこの範囲を仕 切る目印 安 全 メ モ タッチされてしゃがんで いる人につまずかないよ うに、開始する前に十分 注意してください。 ◆2人同時にタッチした場合はどうするか? 相談してみてください。 ◆すぐに終わってしまうのでつまらないという場合は、タッチされてしゃ がんでいる人が「ヘルプ」と叫んで手を上げたときに、誰かが手にタッ チして復活させてあげることを加えてやってみるとよいでしょう。 ◆進行方向は前のみにしたり、スローモーションにするとさらに楽しい鬼 ごっこになります。 128 – 13 – 15 ラインアップ いろいろな条件に沿って、みんなで並び替わります。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分 手 順 人 数 1 みんなの顔が見えるように全員で輪をつくります。 8人以上 2 基準になる箇所を決めて、テーマに沿って並び替わ なし 3 テーマ(誕生月日など)を発表します。 4 全員でその順番に並び替わります。 5 順番に並び終わったら、全員で合図(うなづくなど) 6 1人ひとり、順番に確認を行います。 必 要 な 体 験 ることを説明します。 用 意 す る も の をしてもらいます。 <バリエーション> ①言葉を使わずに並び替わってみる。 ②ジェスチャー(指で数字を表すなど)もなしにして みる。 ③昨夜の睡眠時間順に並び、その後理想の睡眠時間順 に並ぶと、その日の体調チェックをすることもでき ます。 ④自分を動物にたとえて、その大きさ順になる(中学 生以上向け)。 134 – 14 – なし ふ り か え り ●工夫したところは? ●言葉を使わない時はどうやった? ●相手に伝わらなかった時、どんな気持ちがした? ●伝わった時はどんな気持ちだった? ●自分の睡眠時間から、今日の体調は? – 15 – 第 2 部 アクティビティ集 135 17 数かぞえ 数字が重ならないように、みんなで積み上げていきます。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学3年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分 手 順 人 数 1 全員で輪をつくります。 8人以上 2 合図をしないで誰からでもいいので「1」と言いま なし 3 次に誰かが「2」、その次は誰かが「3」と、数字 4 誰かと数字(声)が重なったら、最初からやり直し 5 声が重なることなく、全員が数字を順番に言い切れ 必 要 な 体 験 す。 用 意 す る も の なし を1人1回言っていきます。 です。 たら成功! <バリエーション> ①目を閉じる。 ②1のときは1人が、2のときは2人同時に、3のと きは3人同時に、手を上げるまたは足を出す。 ふ り か え り ●やっている最中は、どんな気持ちだった? ●数字を声に出した時の気持ちは? – 16 – 第 2 部 アクティビティ集 137 19 ぱちぱちインパルス まず、みんなの意識を集中させたい。 ファシリテーター はやしくん 対 象 年 齢 5歳以上ぐらい タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分∼ 15 分 手 順 人 数 1 輪になります。 10 人∼ 50 人程度 2 今から私がやる動作を私の右の人から順々に送って 特に必要なし。ウォ ームアップの一番初 めでも使える。 必 要 な 体 験 いってください。ウェーブのように左からきた動作を 右の人に送っていってください。 3 では、最初は拍手1回「ぱち」。これを次々に送っ 4 1回まわって元に戻ってきました。これを今度はな 5 もっと早く。一周で終わらないで、どんどんまわし 6 はい、それでは次に拍手2回にします。「ぱち、ぱ 7 スピードがのってきたら、次に拍手2回の後に足踏 ていきます。 るべく早くまわしてください。 ます。もっともっと早く。 ち」これをまわしていってください。 み1回を入れます。「ぱち、ぱち、どん」です。右足 でも左足でもかまいません。最初はゆっくりいきまし ょう。 8 スピードが上がってきたら、次は拍手2回の後の足 9 はい、こんどは拍手2回に足踏み2回のままですが、 踏みを2回にします。「ぱち、ぱち、どん、どん」 ひとつのウェーブを追いかけるように次のウェーブが 140 – 17 – 用 意 す る も の なし まわってきます。左からまわってきます、常に左隣の 人を見ていてください。左の人にまわってきたら直ぐ に自分の番です、次は右の人の番。とにかく早くまわ してください。 10 人数にもよりますが最初は5秒おきぐらいに「ぱ ち、ぱち、どん、どん」信号を送っていきます。少し 慣れてきたら間隔を短くしていきます。途中で一周し た信号が左隣に戻ってきたらこれも続けて右に送って いきます。どんどん信号の間隔を短くします。最後に は間隔を空けずに続けます。「ぱち、ぱち、どん、ど ん」「ぱち、ぱち、どん、どん」……。なんだか楽し くなってきました。飽きるまで続けましょう。 ふ り か え り ●ウォームアップでふりかえりは必要ないと思います。 ノリが冷める前に次に行きましょう。ここではテンポ が大切です。 ファシリテー ターから ひと言 ◆あまり人数が多いときは拍手1回だけを何秒で一周できるかやってみま す。まったく違う活動になります。目標を決めてやるとさらに面白い。 ◆拍手1回を右回りと左回り同時にやってみましょう。さて、誰のところ で信号が交差するでしょうか。 – 18 – 第 2 部 アクティビティ集 141 20 バナナおに * ただひたすらにバナナ祭り! バナナをテーマにした鬼ごっこです。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学3年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分 手 順 人 数 1 バナナ菌をもったボール(黄色と緑だと臨場感が溢 2 バナナンの持つフリースボールでタッチされた人 れます)を持つバナナン(おに)を決めます。 は、その場でバナナになる。バナナになるとは、立っ た状態で両手を頭上で合わせ、体全体を使ってちょっ と曲がり気味のバナナのようになります。ポイントは 表情、動けなくなったのでちょっと悲しめな表情を。 3 バナナになっていない人は、バナナになった人を助 4 バナナになった人を助けるには、2人が両側からま けることができます。 るでバナナの皮をむくようにバナナになった人の手を 開きます。 5 皮を無事にむかれた人は、動き出せることのうれし 6 バナナンは全員をバナナにすべく、動き回る! 7 あまりにも熱中しすぎ、ぶつかるなどの安全が欠け さを満面の笑みで表現するのがポイントです。 (けっこうハードです) てしまうことがあるので、両手を胸の前に上げバンパ ーをつくる、動く早さを設定する必要があります。 <バリエーション> ①バナナンの数を増やします。 142 – 19 – 8人以上 必 要 な 体 験 なし 用 意 す る も の フリースボール(で きれば黄色と緑があ るといいですね) *このゲームは、とあ る中学校プログラム の際に、生徒から教 えていただいたモノ です。 21 ストップ&ゴー 号令に合わせて動きますが、号令の声と意味が変わると……。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学3年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 15 分 手 順 人 数 1 全員で輪をつくります。 5人以上 2 いくつかの号令に合わせて円になった状態のまま動 なし 必 要 な 体 験 きます。 用 意 す る も の なし 「ゴー」の掛声のとき、時計回りに歩き出す 「ストップ」の掛け声のとき、立ち止まる 「ジョグ」の掛け声のとき、駆け足になる 3 「ターン」の掛け声のとき、進行方向を逆にする しばらくしたら、号令と動きの組合せを少しずつ変 えます。 「ゴー」の掛け声のとき、立ち止まる、 「ストップ」の掛け声のとき、歩き出す、とか 「ゴー」の掛け声のとき、駆け足 「ジョグ」の掛け声のとき、立ち止まる 4 「ストップ」の掛け声のとき、歩き出す、など 動きを止める「ストップ」という声で動き出すよう にすることがポイントです。 5 いきなりすべての掛け声での動きを変えるのではな く、少しずつ変えていきましょう。 <バリエーション> ①参加者に掛け声役をやってもらう。 – 20 – 第 2 部 アクティビティ集 143 23 ジップザップ 明るく楽しく「ジップ」 「ザップ」と声を出しつつ、盛り上がります。 ファシリテーター ザップ Mondy ジップ 対 象 年 齢 小学4年生以上 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 15 分 手 順 人 数 1 全員で円になります。ボランティア(ジッパー)を 2 ジッパーは円の中心からでも、近づきながらでもか 決め、円の中心に立ってもらいます。 8人以上 必 要 な 体 験 まわないので誰かを指しながら「ジップ」と声を出し ます。はっきりと誰を指しているかわかるように指す なし 用 意 す る も の なし ことがポイントです。 3 ジッパーに指された人は、かがみ(中腰になり)ま す。ジッパーに指された人の両側の人は、指された人 側の腕を肩まで上げながら「ザップ」と声を出します。 4 以下の場合にジッパーが交代します。 【指された人】かがむタイミングがずれた、かがみ忘 れた、など。 【両側の人】腕を上げるタイミングや「ザップ」とい うタイミングが遅れる、腕を上げ忘れた、「ザップ」 と言い忘れた、など。 【その他の人】思わず腕を上げてしまった、かがんで しまった、動いてしまった、など。 できたかできなかったかといった判断は、お互い同士 で決めてもらいます。 – 21 – 第 2 部 アクティビティ集 145 25 かっぱおに(エネルギータグ) 頭に載せたエネルギーが切れないように逃げる鬼ごっこ ファシリテーター すずめ 対 象 年 齢 小中学生 タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 10 分∼ 15 分程度 手 順 人 数 1 エネルギー(頭に載せる平たいもの)を配り、鬼ご 2 この鬼ごっこでは自分以外の人はみんなおにです。 っこの範囲を知らせます。 必 要 な 体 験 頭にエネルギーが載っている人が参加できます。自分 のエネルギーが落ちないように人の体に触らずに自分 以外の人のエネルギーを落とすことに挑戦してみてく ださい。 3 エネルギーが落ちた人は安全に注意してその場で止 4 安全上の注意として体に触れずにエネルギーを落と まってください。 すこと、スピードはみんなが楽しめる速さにすること などを伝えます。 ふ り か え り ●鬼ごっこなので特にふりかえりは必要としませんが、 活動中にスピード、身体接触など、気になる点があっ た場合は、クイックチェックで振り返ることも可能。 148 10 人程度 – 22 – 可能であれば、みん なおに 用 意 す る も の 頭に載せる平たいも のを参加人数分(ソ フティ、紙皿、A4 の紙を4つ折にした ものなど) 、鬼ごっこ の範囲を仕切る目印 安 全 メ モ 相手のエネルギーを落と すことばかり考えている と頭を叩いたり、屈んだ 拍子に頭突きをしたりし てしまう場合がありま す。開始する前に十分注 意してください。 ファシリテー ターから ひと言 ◆エネルギーが落ちてしまった人もまた参加できるように、「ヘルプ」と 叫んで手を上げた場合は、エネルギーのある誰かが落ちたエネルギーを 拾って頭に載せてあげることができます。ただしその時エネルギーが落 ちてしまった場合はその場に止まってください。 ◆お煎餅やクッキーなど、平らなお菓子(個別包装のもの)などを使って 行うと楽しいし、自分のエネルギーを大切に扱うことができます。終わ ったら使ったお菓子は休憩などの時間を使って食べる楽しみも! ◆スローモーションだとより楽しい鬼ごっこです。 – 23 – 第 2 部 アクティビティ集 149 26 ガーディアン エンジェル 何故か動き、何故か走る。 ファシリテーター はやしくん 対 象 年 齢 言葉が通じればよい タ イ プ アイスブレーカー・ ウォームアップ 時 間 20 分 手 順 1 人 数 輪になります。今からここにいる人の中で2人の人 をイメージしてください。1人は自分を狙っている敵 の「スナイパー」です。もう1人は自分を守ってくれ る「守り神」です。自分だけが知っています。あとで 自分は「スナイパー」から狙われています。その 「スナイパー」から逃れるためには自分と「スナイパ ー」を結ぶ直線の上に「守り神」に居てもらわなけれ ばなりません。「守り神」は自分が「守り神」にさせ られているということを知りません。だからこっちが 動かなければなりません。つまり「スナイパー」と自 分を結ぶ直線の上に「守り神」が来るような位置に自 分が移動します。 3 では、今から「用意スタート」と言ったら守り神に 守られる安全な場所に移動してください。私が「5・ 4・3・2・1・ストップ」と言います。「ストップ」 と言ったところで止まってください。止まった位置で も「守り神」に守られているようがんばってください。 4 くれぐれも安全に。では「用意スタート」。… 20 ∼ 30 秒ぐらいで……「5・4・3・2・1・ストップ」。 はーい、今、安全に守られている人は手を上げてくだ 150 必 要 な 体 験 特になし 用 意 す る も の 発表したりしません。 2 10 人以上がよい。100 人以上でも可 – 24 – なし さい。 5 次にこんどは違うパターンです。今自分がイメージ した「守り神」と「スナイパー」の役割を自分の頭の 中でチェンジしてください。さっき「スナイパー」だ った人が今度は「守り神」です。「守り神」だった人 が「スナイパー」。やることは同じです。では「用意 スタート」。 6 さて、第3のパターンです。今度は頭の中で他の人 に変えてください。1人は「スナイパー」です。もう 1人は「仮の自分」です。 7 みなさんは「守り神」になってください。「仮の自 分」をこんどはみなさんが守ってください。つまり 「スナイパー」と「仮の自分」を結ぶ直線の上にみな さんが居てもらわなければなりません。「5・4・ 3・2・1・ストップ」と私が言ったら止まってくだ さい。 ふ り か え り ●自分を守っているとき何か感じたことがありますか? ●自分が守られるのと、自分を守るのとはどう違いまし たか? ファシリテー ターから ひと言 ◆急にみんなが走り始めることがあります。あまり危なそうになったとき は「ストップ」して走らないことにしてから再スタートしましょう。 ◆最初のパターンで、時間を切らずにたっぷり時間をかけて全員が守られ ることができるかやってみましょう。そして1人が少し動いたことが全 体にどう影響するか見てみましょう。 – 25 – 第 2 部 アクティビティ集 151 29 ピープルトゥピープル リズムに合わせて体の部位を合わせます。 ファシリテーター おしりとおしり はるみ 対 象 年 齢 小中学生 タ イ プ ディインヒビタイザー 時 間 20 分 人 数 手 順 1 全員で輪になって集まり、隣同士でペアをつくりま 2 手拍子のリズムに合わせて進行する人が『肩と肩!』 す。 などの身体の部位を言い、ペアになっている人と言わ れた身体の部位を合わせながら、『肩と肩!』と同じ ように声を出して続きます。 3 いくつか続けた後に『ピープルトゥピープル!』と 言います。この時は『ピープルトゥピープル!』と言 15 人以上(奇数) 。メ ンバー数が偶数の場 合はファシリテータ ーも入ります。 必 要 な 体 験 人との距離が近い体 験。みんなで笑いあ える体験。 用 意 す る も の なし いながら、別のペアを探して組みます。進行している 人も、この時に加わるので、新たに音頭をとる人が1 人でます。今度は、その人がリズムに合わせて身体の 部位を言います。エンドレスに続きますので、頃合い を見て終わりにします。 ファシリテー ターから ひと言 ◆身体の部位に混ぜて、『笑顔と笑顔』『泣き顔と泣き顔』なども入れると 楽しさが増します。 ◆地域によっては、身体の部位を特別な呼び名があって、とても面白いで す。 – 26 – 第 2 部 アクティビティ集 155 33 価値観ベスト 5 今自分が大切にしていることを書き出し、自分と他者とを比較して違いを認識します。 ファシリテーター Mab 対 象 年 齢 小学生から タ イ プ コミュニケーション 時 間 20 分∼ 30 分程度 人 数 手 順 1 何人でも可能 今、「自分が大切にしていること」、「大事に思って いること」、「重要なこと」など、人、物、言葉など順 位をつけ、紙に記入していきます。 2 例えば、「両親」、「友達」、「勇気」、「よく寝る」、 3 3人もしくは4人1組になって、お互いの価値観を 必 要 な 体 験 特になし 用 意 す る も の 紙とペン 「サッカー」などなど。 比較して違いを話してみます。 ふ り か え り ●自分と他者はどんなところが違っていたか? ●どうしてその順番にしたのか? ファシリテー ターから ひと言 ◆一度だけではなく、半年や3ヶ月に一度記入してみるとその価値観の変 化などを見ることができます。 ◆前に書いた物を保存しておいて、自分でもその変化を確認していると価 値観の変容のプロセスを感じることができると思います。 – 27 – 第 2 部 アクティビティ集 163 35 フライングペーパー お互いに息を合わせて、手の甲に載せた紙を空中に飛ばして交換します。 ファシリテーター はるみ 対 象 年 齢 小中学生 タ イ プ コミュニケーション 時 間 20 分 人 数 手 順 1 手の甲に載せる紙を人数分用意します。A5の紙を 半分に折り、さらに半分、さらに半分に折り、約5 ㎝×8㎝の大きさにし、開いてしまう3箇所を簡単に テープでとめます(p.144 のペーパータグで使用した 必 要 な 体 験 ペーパータグで手の 甲に紙を載せて遊ぶ。 用 意 す る も の もの)。 2 片方の手の甲に紙を載せて、お互いに向き合います。 3 飛ばしあって交換し、お互いの手の甲に載ったら 4 2人でできたら、できたペアで一緒になって4人で 息を合わせてお互いの紙を飛ばして交換をします。 OK です。 チャレンジしてみましょう。 ふ り か え り ●息を合わせるって、どんな感じ? ●うまく交換できるようにお互いにしたことは、どんな こと? ●できたときの気持ちは? できなかったときの気持ち は? 166 2人以上(奇数でも OK) – 28 – 紙とセロテープ ファシリテー ターから ひと言 ◆うまく交換できたときは、とても嬉しく、達成感があります。 ◆2人から始めて人数を増やしていくと、楽しさもアップします。 ◆シンプルですが、とてもエキサイトします。汗びっしょりになることも あります。 – 29 – 第 2 部 アクティビティ集 167 38 オセロ紹介 短所を長所に変えて、お互いに良いところ探しをしていきます。 ファシリテーター Mab 対 象 年 齢 小学高学年から タ イ プ コミュニケーション 時 間 10 分∼ 20 分程度 人 数 手 順 1 2 何人でも可能 2人1組のペアをつくります。 必 要 な 体 験 特になし ペアでお互いに自分の長所を発表し合います。 用 意 す る も の なし 3 今度はお互いに自分の短所を発表し合います。 4 相手の短所をオセロゲームのように裏返しにして (長所)に変えて、言い返してあげます。例えば「比 較的気が短いんです」と言われたら、「決断力が早い んですね」とネガティブな表現をポジティブに言い直 してあげます。自分と相手の良いところを発見しま す! ふ り か え り ●嬉しかった言葉はどんなことですか? ●言われて気がついたことはどんなことですか? ファシリテー ターから ひと言 172 ◆初めは難しいかもしれませんが、いくつか例を挙げることで徐々に会話 が増えていくと思います。 – 30 – 40 エブリボディアップ 究極の道具なしイニシアティブ ファシリテーター はやしくん 対 象 年 齢 小学生以上 タ イ プ イニシアティブ 時 間 40 分∼ 60 分 人 数 手 順 1 2人ずつペアになり、正面に向き合って腰を下ろし 2 両足のつま先を相手のつま先に接するようにしま 3 うまくいったら、次に4人でやってみます。2人ず ます。おしりが床(地面)に接するように座ります。 す。そして両手をつないで2人同時に立ち上がります。 つのペアが2組一緒になってください。余ってしまっ たら5人のグループができても3人のグループができ ても OK です。 4 では、次に8人でやってみましょう。さて、ここか らはやや、ルールが厳しくなります。ルールは4つだ けです。①手がつながっていて、②足がつながってい て、③おしりが床についた状態から始めて、④みんな が一度に立ち上がる。それだけです。他にはありませ ん。ここで一つだけ注意です。手や足がつながってい るというのは例えば、誰かの手または足に電気を流し たとすると輪の中のみんなの所を流れてその人のとこ ろに戻ってくるようなつながり方ということです。途 中で電気がショートしてはいけません。必ずぐるっと 回ってから自分の所に戻ってこなければなりません。 5 174 8人ができたら 16 人でやってみましょう。 – 31 – 16 人以上が望ましい。 100 人以上でも可 必 要 な 体 験 特になしですが、手 をつなぐことがあま り負担にならないよ うな関係は必要。 用 意 す る も の なし 6 次は全員でやってみます。 ふ り か え り ●さて、何でうまくできたのでしょうか。この活動から 学んだことはありますか? 次の活動に生かすとした らどんなこと? ●これは誰のアイデアがきっかけでうまくいったのだろ う? ●○○さんは途中で何か小さい声で意見を言っていまし た。みんなそれは聞こえていた? そんなときこの次 はどうしたらいいだろう? ファシリテー ターから ひと言 ◆ときどき強引に試みようとすることがあります。そんなときは「大丈 夫?」、痛いときは大きな声で「痛い」と言ってください。みんなも他 の人のことを考えて力の入れ方を加減してくださいね。 ◆ヒントはなるべく出さないでください。ただひたすらルールを何度でも 説明してください。そのうちアイデアは必ず出てきます。 ◆どうしてもという人のためのヒント:これでなければならないという正 解はありません。できればいいのです。ヒントは「2重の輪」です。後 はみんなで考えてください。これだけが正解ではありません。他の方法 も考えてください。 – 32 – 第 2 部 アクティビティ集 175 45 フープリレー 手をつないで円になり、その手を離さず、なるべく早くフープを一周します。 ファシリテーター Mondy 対 象 年 齢 小学生以上 タ イ プ イニシアティブ 時 間 30 分 人 数 手 順 1 2 みんなで輪になって、手をつなぎます。 必 要 な 体 験 なし どこか一箇所にフープを入れます。 用 意 す る も の フラフープ 3 手を離さずにフープを一周する、そのタイムを計り 4 タイムが出たら、そのタイムをさらに縮めることが ます。 できないかグループに聞いてみます。聞き方ですが、 「○秒を切る」という言い方をしたほうが伝わりやす く、モチベーションも上がりやすいようです。 5 ルールは、①手を離さない、②つないだ手の指を使 6 作戦会議を含めて何分間チャレンジするかを決めま 7 チャレンジする時間内に目標タイムをクリアした 8 グループで満足できるチームベストタイムが出た わない、です。 す。その時間内であれば何回もチャレンジできます。 ら、さらにタイムを短くできるか聞いてみます。 ら、それを最速記録として喜びましょう! ふ り か え り ●グループとしてどんなことができていた? 184 10 人以上 – 33 – ●いいタイムを出すためにどんな工夫をした? ●グループでこれがあったからタイムを縮められたとい うことは何? ファシリテー ターから ひと言 ◆タイムを目に見えるような形で記録すると、タイムがどう縮んでいった かという過程を追うことができます。 – 34 – 第 2 部 アクティビティ集 185 – 35 – – 36 –
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