2016 年度(第 25 期)事業計画

2016 年度(第 25 期)事業計画
自
2016 年 4 月
1日
至
2017 年 3 月 31 日
公益財団法人 北海道新聞野生生物基金
◎事業計画作成に当たって
事業費支出総額は一般会計支出と特別会計支出を合計したもの。
2016 年度は公益法人移行後3年目で、昨年度の縮小予算をさら
に削減し事業計画を策定する。
収益事業の 2016 年版カレンダー販売は、販売数が減り収益減
となる予想。
公益目的事業の中の収入項目としては、モーリーの書店販売が
依然振るわず返本が多いためさらに制作費の節減を進めているが、
赤字の緩和とはならず、年 4 回発行を 3 回に減らす。
2016 年度の目玉事業としては、8月 28 日に道新ホールで「生
きものたちの心象とハープの調べ(仮題)」を計画している。自然
写真家の寺沢孝毅さんと絵本作家のあべ弘士さん、ハープ奏者の
池田千鶴子さんのコラボ企画。
2015 年度の寄付金は、税額控除の対象法人取得要件(5 年間の
年平均で 3000 円以上の寄付の個人・団体が 100 件以上あること)
は、各方面へ支援を呼びかけ、寄付件数については前年度並みの
100 件超すことが予想される。
◇公益目的事業(一般会計)
【普及啓蒙事業】
*シンポジウムなど
・8月 28 日に「生きものたちの心象とハープの調べ(仮題)」を
計画している。自然写真家の寺沢孝毅さんの作品映像と絵本作
家のあべ弘士さんの朗読、南極圏やギアナ高地へ探検旅行した
2 人のトークショーに、ハープ奏者の池田千鶴子さんの即興演
奏も交え野生動物の世界を感動的に表現する。ハープ奏者の池
田さんは阪神大震災支援演奏会や東日本大震災後の被災地支援
の移動拠点となった山形空港で演奏会を行うなど国内外で人権
運動の推進にも携わっている。
・
「北海道の生きもの調査隊大集合」としてさまざまな調査活動を
している個人・団体に参加してもらいフォーラム開催を計画し
ている。ニホンザリガニ、セイヨウオオマルハナバチ、シロマ
ダラヘビ、ヒグマ、イトウなどそれぞれの問題を解説し、情報
交換の場としても期待する。
【自然体験活動事業】
(1)環境出前講座
基金の評議員など自然や環境問題の専門家が学校や地域講座な
どに出向き、得意分野のテーマで講演する。2015 年度は全道各地
へ5団体、2小、中学校からの招請があり開催したほか、札幌の
サイエンスフェスのトークショーに出前講座として講演者を派遣
し、認知度も上がってきた。今後も道内各地からの要請にこたえ
たい。
◇収益事業(特別会計)
*一般販売用カレンダー事業
「北海道野生生物写真コンテスト」の応募作品の中から写真を
選び、動物部門の大判吊り下げ型カレンダーのほか、植物部門の
卓上型カレンダーを発行し、当基金や書店などを通じて北海道の
野生生物を守る目的と願いを込め販売しているが、根強い人気で
2017 年版も収入の柱としたい。
(2)環境エクスカーション
・本年度は「天売島宇宙塾」として 8 月に夏休みの親子を対象に
開催する。野生生物基金の評議員4人を派遣する予定で、夏休
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札幌の富士フィルムフォトサロンで 11 月に開催する。
みの子どもたちに昆虫標本作りや植物学習、創作授業などを通
して、自然あふれる天売島で楽しい思い出づくりをしてもらう。
・昨年に引き続き 5 月に「天売島野鳥撮影会」を開催する。当基
金評議員で天売島在住の寺沢孝毅さんを講師に、海鳥の世界的
繁殖地を舞台に写真撮影のコツを指導する。
・昨年夏に引き続き、
「親子エコキャンプ in 赤井川」を開催予定。
エコネットワークとの共催でニジマス釣りと調理体験、太陽光
クッキングなど自然の中でテントを張り親子でエコな生活を体
験してもらう。
・全道フットパスの集いを札幌と豊富町で予定している。フット
パスは全道各地にコースが整備され、年々広がりを見せており、
開催地の大自然の中での健康ウオークを推奨し、積極的に参加
者を募集する。
(3)モーリーの森づくり
2012 年度からモーリーの森Ⅱとして、栗山町で植樹用の種を採
取し苗づくり、自然体験活動を夏と秋に実施する。17 年度まで同
町から用地を借用し植樹するとともに、22 年度まで保育管理する。
道新フムフム通信員とOB、父母から希望者を募り、植樹地周辺
の自然の中で自然体験会も同時に実施し、親子で自然保護を考え
る場とする。昨年度と同様に予算の関係上、年 1 回夏だけの開催。
【コンテスト事業】
(1)写真コンテストと写真展
7 月から 8 月にかけて北海道の野生生物を対象とした写真作品
を募集し、コンテストを実施する。2015 年度は道内外のアマチュ
ア写真家から 1034 点の応募があり年々増加している。2016 年度
も撮影マナーの向上を呼び掛けつつ、北海道の大自然の息吹が伝
わる写真を審査委員会で選考する。入選作品の写真展は例年通り
(2)夏休み自然観察記録コンクール
北海道自然保護協会との共催。夏休み前に募集の案内を道内小
学校に発送し、9月中旬を締め切りとして開催する。入賞者名を
北海道新聞紙上で発表し、優秀作品は小学生新聞紙面ならびにモ
ーリーで紹介。昨年初めての入賞作品展も講評で、今年も開催す
る。
【出版事業】
*自然情報誌「モーリー」の発行
今年3月からの年間特集は「北海道レッドリストの現状と課題」。
まず 3 月発行の 42 号は「哺乳類編」で、絶滅したオオカミやカ
ワウソも含め、北海道レッドリストの野生生物を取り上げ問題点
など解説していく。予算縮小のため年4回から 3 回に減らす(6
月、9月、12月)発行。今後は植物・昆虫編、魚類・両生類爬
虫類、鳥類と続く。
【助成事業】
(1)助成事業
野生生物基金の助成については、北海道内で認知度が高く、自
然保護、野生生物保全に頑張っている団体・個人の活動を広く応
援する。すでに申請を受け付けており、4月中旬には審査会を開
いて助成対象を決定する。対象事業の実施期間は原則 1 年間で、
計画実施後に報告書の提出を求め、内容はモーリー、ホームペー
ジに掲載する。
(2)北海道新聞エコ基金プロジェクト
北海道新聞社との共催事業。北海道新聞が紙面展開する「北海
道エコ・アクション」プロジェクトの協賛金の一部を当基金が窓
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口の「北海道新聞エコ基金」に寄付される。これを原資として、
北海道で環境保護活動に積極的に取り組む企業や団体、個人を表
彰する「北海道新聞エコ大賞」は、2015 年度は第6回となり、昨
年 11 月から募集を開始、3 月に審査委員会で企業・団体の部、家
族サークルの部、小・中学校の部の分け、それぞれ大賞、奨励賞
を選考した。このほか小学校 4 年~6 年生を対象に環境への意識
を高める体験型イベント「グリーン・スクール」などを予定して
いる。
【調査事業】
*フラワーソン
5 年に 1 度行っている全道一斉の花の調査「フラワーソン」は、
次年度の 2017 年度に北海道新聞社創立 75 周年、北海道新聞野生
生物基金の設立 25 周年記念事業として開催する予定で、前年度
の今年から準備を進める。まずは全道からの運営委員、アドバイ
ザーが顔を合わせ協議、実施計画を策定する。
◇その他の事業(一般会計)
(1)ホームページの維持・更新
基金の活動を広く宣伝・紹介するほか、助成事業・写真コンテ
ストの応募用紙のダウンロードなど、事業の推進にも役立てる。
(3)HoBiCCでの事業
・北海道環境財団と道総研環境科学研、当基金の 3 団体で 2014
年 4 月4日に生物多様性保全活動連携支援センター(HoBi
CC)の協定を締結した。
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