AORN Research Evidence Appraisal Tool(AORN 研究エビデンス

AORN Research Evidence Appraisal Tool(AORN 研究エビデンス
評価ツール)
評価日 2014 年 4 月 14 日
評価者 George Allen
評価ス IA
コア
審査番号
評価対象文献 「大腸がん予定手術における感染症予防のための腸管前処置としての経口抗生剤投与と経口プロバイオ
ティクスの比較:前向き無作為化試験」
(Sadahiro S, Suzuki T, Tanaka A, et al.;Surgery. 2014; 155 (3): 493-503)
このエビデンスは、周術期業務の問題に対応しているか?
Yes
No – エビデンスの評価を実施しない
エビデンスレベル:研究
単一の研究に関する報告か?
Yes
○No(No の場合、「要約」に進む)
実施場所 東海大学(伊勢原市、日本)
サンプルサイズ 310
構成 大腸がん手術を受けることが予定されている患者
介入
Yes
対照
Yes
無作為割付
Yes
No
No
No
介入、対照および無作為割付がすべて
☑ レベル I
ランダム化比較試験(RCT)または実験的研究
Yes
介入が Yes で、
☐ レベル II
準実験的(独立変数の組入れなし、無作為割付または対照が設けられる
対照または無作為割付のどちらかが Yes
場合あり)
介入のみ Yes、または
☐ レベル III
非実験的研究(独立変数の組入れなし、記述的研究、比較研究および相
介入、対照および無作為割付のいずれも
関研究が含まれる、二次データの使用)
No
☐ レベル III
定性的研究(研究の開始点が探索的[面接、フォーカスグループなど]
)
であり研究的要素がほとんどない研究、サンプルサイズが少ない小規模
研究、実証的研究を計画するために結果が使用される研究)
エビデンスの質:研究
一貫しており、一般化が可能な結果
研究デザインに対して十分なサンプ
研究者は問題に関して何が既知であり、何が未知
ルサイズ
であるかを特定し、その研究においてどのように Yes No
A
適切な対照
知見のギャップに対応するかを把握しているか?
質が高
☑
明確な結論
研究の目的が明確に示されているか?
Yes No
い
徹底した科学的根拠の参照が行われ
文献レビューは最新のもの(大多数の原典が 5 年
た包括的文献レビューに基づく一貫
Yes No
以内の文献または代表的な文献)か?
した推奨事項
サンプルサイズは試験デザインおよび設定の根拠
Yes No
合理的に一貫した結果
に基づき十分か?
研究デザインに対して十分なサンプ
対照群が設けられている場合:
ルサイズ
B
該 当
・ 特性および/または被験者背景は対照群と介入
何らかの対照
Yes No
☐
質が良
群の両群においてほぼ同等か?
せず
かなり明確な結論
い
該 当
・ 複数の実施場所が用いられている場合、それら
ある程度の科学的根拠の参照が行わ
Yes
No
の実施場所は同等か?
せず
れたかなり包括的な文献レビューに
該 当
・ 介入群を除き、すべての群に対して等しい処置
基づく合理的に一貫した推奨事項
Yes No
がなされているか?
せず
該 当
データの収集方法は明確に記述されているか?
C
Yes No
せず
質が低 エビデンスがほとんどなく、一貫し
該 当
評価ツールの妥当性について論じられているか?
た結果が得られていない
い
Yes No
せず
または 研究デザインに対して不十分なサン
評価ツールは信頼性に優れているか(Cronbach の
重大な プルサイズ
該 当
Yes No
係数≥0.07)?
欠陥が 結論を導くことができない
せず
ある
該 当 追加コメント:
調査票/質問票が使用された場合、回答率は 25%
Yes No
以上か?
せず
該 当
表が記載されている場合、論文の叙述と表の内容
Yes No
は一致しているか?
せず
結果は明確に示されているか?
Yes No
結論は結果に基づいているか?
Yes
No
研究の制約が特定され、論じられているか?
Yes
No
AORN, Inc. 2014 版権所有
ジョンホプキンス大学の科学的根拠に基づく医療モデルおよびガイドライン(Johns Hopkins Nursing Evidence-Based Practice Model and Guidelines)から許可
を受けて引用改変した AORN の研究に対するエビデンス評価ツール「AORN Research Evidence Appraisal Tool」
図1
©Johnson & Johnson K.K. 2014