ベルランゲ河野 紀子 - crj

ベルランゲ河野
紀子
フ ラ ン ス 国 立 リ ー ル 第 三 大 学 准 教 授 ( 日 本 近 現 代 史 、 歴 史 社 会 学 、 政 治
史)、日本学科・日本学研究科責任者 C.V. 取得学位 DEA (博士準備)政治学 フランス国立リール第二大学法学部 DEA (博士準備)歴史学 フランス国立社会科学高等研究院 EHESS 1993 歴史社会学博士 フランス国立社会科学高等研究院 EHESS 1991 1999 出身大学院 フランス国立リール第三大学法学部 DEA(博士準備)課程 政治学研究科 1991 修了 フランス国立社会科学高等研究院 DEA(博士準備)課程 歴史学研究科 1993 修了 フランス国立社会科学高等研究院 博 士課程 歴史学研究科 1999 修了 出身大学 京都大学法学部卒業 研究分野 19世 紀 後 半 に お け る 日 本 の 法 政 思 想 、 知 の 交 流 ・ 連 鎖 、 「 人 民 」 、 「 民 権 」 、 「 デ モ ク ラ シ
ー」の思想的試行錯誤の分析、世界史的文脈における日本の近代 、経済的民主主義 教育研究職歴 1993-­1995 1995-­1996 1996-­1997 リール第三大学日本学科 講師 リール第三大学日本学科 ATER (Attachée Temporaire d’Enseignement et de Recherche、助教に相当) リール 第 三大学日本学科 専任講師 1997-1998 フランス国立東洋言語文化研究学院(INALCO) ATER (Attachée Temporaire d’Enseignement et de Recherche、助教に相当) 1999~現在に至る フランス国立社会科学高等研究院(EHESS) 日 本研究所(Centre de recherches sur le Japon/CRJ) 研究所員 2000 フランス国立大学評議会(CNU Conseil National des Universités)審査合格 第15部会 日本学を含めた東洋学 准教授資格取得 第19部会 社会学 准教授資格取得 2000-­2003 リール第三大学日本学科 専任講師 2002-­2003 パリ第三大学 非常勤講師 日本近現代史、現代政治担当 2003 ~現在に至る フランス国立リール第三大学准教授 (2 0 1 1~現在に至る 日本学科長、日本学研究科長) C E C I L L E研究所員(本務校内)、E H E S S / C R J研究所員(学外フェロー) 研 究 業 績 1.著書 ( 共 著 ) 仏 語 『 進 行 す る ネ ー シ ョ ン - 明 治 期 帝 国 日 本 の 考 察 』 、 J.-J. Tschudin 、 C. Hamon ( 編 ) ( 内 、 「 日 鮮 同 祖 論 の 誕 生 」 執 筆 ) 、 1999 、 Philippe Picquier ( フ ィ リ ッ
プ・ピキエ社)、P209-P225担当 (共著)英語『日本人とヨーロッパ- 複数のイメージと認識 』、 Bert Edström (編)
( 内 、 「 内 地 雑 居 論 (1879-1899)- 日 本 人 の 西 洋 認 識 に お け る ス ペ ン サ ー 社 会 進 化 論 の 影 響 」
執筆)、2000、Curzon Press and Japan Library社、P7-P22担当 (共著)仏語『アジア世界- 研究と課題』、 Jean-François Sabouret (編)(内、ア
メリカ合衆国とは- 東アジア世界、特に日本、中国、韓国、モンゴルとの現実及び表象レベ
ルでの関係の学際的分析 :分科会総括)執筆)、2006.8、Indes Savantes社、P47-P51担当 (共著)英語『近代日本と記憶の力』、 S.Saaler、W.Schwentker (編)(内、「いかに
西郷隆盛は、没後、国民的英雄になったのか - 西郷イメージと征韓論の政治的利用」 執
筆)、2008、Global Oriental社。 P222-P239担当 (共編著)仏語 ベルランゲ河野 紀子、ベルナール・トーマン編『世界史的視座から見た日本の近代』、ジ
ャポン プリュリエル シリーズ 第8巻、2011.3、Philippe Picquier(フィリップ・ピキ
エ社)、全663 頁 (単著) 仏語 ベ ル ラ ン ゲ 河 野 紀 子 ( 仮 題 ) 『 近 代 日 本 に お け る モ ダ ニ テ ィ 、 外 国 人 、 国 家 と ネ ー シ ョ ン – 幕末から戦前日本のダイナミズム』発行予定2014.6、リール大学出版局/全250頁予定 (共著)日本語 (仮題)『19世紀末から20世紀初頭の日本とアジア』、三谷博(編)(内、明治初期司法省
を中心とする「人民の権利の保護」の意味合いとその法政治思想的連関背景 ­ 江藤新平司
法卿在任中の司法職務定制内の文言を端緒として 執筆)発行予定2014年中、藤原書店、全
29頁担当
2. 博士準備課程論文及び博士論文 博士準備課程論文 DEA政治学 仏語 『 公 選 職 の 兼 職 と 1985 年 の フ ラ ン ス 兼 職 制 限 法 - ノ ー ル = パ ・ ド ・ カ レ ー 地 方 の 事 例 』 、
1991.1、フランス国立リール第三大学法学部、全186 頁 博士準備課程論文 DEA歴史学 仏語 『 戦 後 日 本 の 社 会 運 動 - ト ゥ レ ー ヌ 理 論 か ら 見 た 日 本 の 消 費 者 運 動 』 、 1993.10 、 フ ラ ン ス
国立社会科学高等研究院(EHESS)、全105 頁
博士論文 歴史社会学 仏語 『 近 現 代 日 本 に お け る 「 外 国 人 」 カ テ ゴ リ ー 認 識 の 変 遷 と 社 会 の 変 容 』 、 1999.4 、 フ ラ ン ス
国立 社会科学高等研究院(EHESS)、全770 頁 3.査読付学術論文(単著) 仏 語 「 都 市 若 年 層 に お け る 外 国 イ メ ー ジ と 外 国 人 認 識 」 、 『 ジ ャ ポ ン プ リ ュ リ エ ル 』 第
三巻、1999、 P93-P101 仏 語 「 川 崎 市 政 の 外 国 人 政 策 - 外 国 人 市 民 代 表 者 会 議 を 中 心 に 」 、 『 ジ ャ ポ ン プ リ ュ リ エ
ル』第四巻、2001、P287-P297 仏 語 「 今 日 の ナ シ ョ ナ リ ス ト 言 説 に よ る “ ア メ リ カ ” 像 - 新 し い 教 科 書 を つ く る 会 の ジ
レンマを探る」、『Réseau ASIE』 2005、全7 頁(pdfファイル ダウンロード可) http://www.reseau-asie.com/cgibin/prog/gateway.cgi?langue=fr&password=&email=&dir=myfile_colloque&type=jhg5
4gfd98gfd4fgd4gfdg&id=227&telecharge_now=1&file=vii_berlinguezkononoriko.pdf 仏語「記憶と歴史のプリズムから見えるアジア主義 -武断主義と平和主義の狭間にある西郷
隆盛評価」、『ジャポン プリュリエル』第七巻、2007、 P169-P178 4. その他論文、記事 (共著)仏語 ポール・ジョバン, 三宅芳夫との共著、「戦後と日本の世論民主主義」 、
『Réseau ASIE』 社説 2003.6.2 (単著)日本語 「UWC経験あっての現在-日本とフランスを結ぶ」、『経済トレンド』(経
団連)、2006.11、 P60-P61 (pdfファイル ダ ウンロード可) http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/trend/200611.html ( 共 著 、 イ ン タ ビ ュ ー ) 仏 語 「 ベ ル ラ ン ゲ 河 野 紀 子 に 聞 く 、 ラ ス ト サ ム ラ イ - 動 揺 す る
刀魂」、『プラネット ジャポン』 10号、2007.12-2008.1・2、 P58–P63 5. 翻訳 (共訳/マリオン・ソシエとの和文仏訳) 田端博邦(当時 東京大学社会科学研究所)「経済
自由主義と政治権威主義」書き下ろし 、『フランス日本研究学会会報』12号、2002, P9-P34 (単訳/和文仏訳)毛利敏彦「明治維新と佐賀藩」、ベルランゲ河野 紀子、ベルナール・
トーマン編『世界史的視座から見た日本の近代』、ジャポン プリュリエル シリーズ 第8
巻、2011、P529-544 6.学会発表 1)(国際学会) (査読付)英語 「地方自治体が中央政府に挑む時-川崎市の外国人政策の事例」 第9回ヨ
ーロッパ日本研究学会、 歴史、政治、国際関係部門 “Turning points and Defining Moments ”、フィンランド、ラハティ、2000.8 ( 査 読 付 ) 英 語 「 新 し い 教 科 書 を つ く る 会 運 動 の 社 会 学 的 、 思 想 的 側 面 」 第 10 回 ヨ ー ロ
ッパ日本研究学会、歴史、政治、国際関係部門、ポーランド、ワルシャワ、2003.8 ( 査 読 付 ) 仏 語 「 日 本 人 の 外 国 認 識 - 日 本 の テ レ ビ ニ ュ ー ス 番 組 内 の 国 際 関 連 報 道 の 内
容 ・ 言 説 分 析 」 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム “ 時 事 の 解 読 と マ ス メ デ ィ ア の 状 況 - 国 際 的 な こ と に 関
するクロズ検証”、フランス リール第三大学、2005.6 (査読付)仏語「西洋的近代性のオルタナティブを求める民衆? - 西郷隆盛信仰の起源」
パリCHORUS 国際シンポジウム “複数の近代、日仏間の比較検討”パリ国際大学都市日本館
、2008.3 ( 査 読 付 ) 英 語 「 民 衆 の 集 合 記 憶 形 成 過 程 で の 明 治 新 聞 錦 絵 の 影 響 - や ま と 新 聞 付 録
(1887) 中 の 江 藤 新 平 像 」 第 12 回 ヨ ー ロ ッ パ 日 本 研 究 学 会 歴 史 部 門 、 イ タ リ ア 、 レ ッ チ ェ 、 2008.9 (査読付)英語「大戦間から現在までの経済的平等に関する言説の変遷 」第13回ヨーロッ
パ日本研究学会、歴史部門 課題“日本の民主主義の一世紀”、エストニア、タリン、
2011.8 ( 査 読 付 ) 英 語 「 リ ー ル 市 図 書 館 所 蔵 レ オ ン ・ ド ・ ロ ニ ー 文 庫 に つ い て - フ ラ ン ス に お け
る 初 期 日 本 学 の 動 向 」 第 24 回 日 本 資 料 専 門 家 欧 州 協 会 学 会 (EAJRS) テ ー マ “ 欧 州 に お け
る日本の文化遺産の保存と継受、フランス、パリ、2013.9 7. 招待講演 仏 語 「 国 政 レ ベ ル と 地 方 レ ベ ル で の 、 外 国 人 政 策 に お け る 軋 轢 、 外 国 人 認 識 と 移 民 政 策 と
の 関 連 へ の 一 考 察 」 フ ラ ン ス 国 立 社 会 科 学 高 等 研 究 院 (EHESS) 日 本 研 究 所 (CRJ) 、 フ ラ ン ス 、
パリ、1999.12 仏 語 「 歴 史 修 正 主 義 と 国 内 世 論 」 リ ヨ ン 東 ア ジ ア 研 究 所 ( IAO ) 、 フ ラ ン ス 、 リ ヨ ン 、
2000.5 仏 語 「 歴 史 修 正 主 義 と 国 内 世 論 」 フ ラ ン ス 国 立 社 会 科 学 高 等 研 究 院 日 本 研 究 所 、 フ ラ ン
ス、パリ、2001.6 英 語 「 外 国 人 住 民 に 関 す る 自 治 体 レ ベ ル の 政 策 形 成 過 程 - 川 崎 市 の 事 例 」 イ ギ リ ス ケ ン
ブリッジ大学 東アジア研究所、2001.11 仏 語 「 い か に 西 郷 隆 盛 は 没 後 、 国 民 的 英 雄 に な っ た の か - 西 郷 イ メ ー ジ の 政 治 的 利 用 と い
わ ゆ る 征 韓 論 の 解 釈 」 、 フ ラ ン ス 国 立 社 会 科 学 高 等 研 究 院 日 本 研 究 所 、 フ ラ ン ス 、 パ リ 、
2006.1 仏 語 「 初 代 司 法 卿 江 藤 新 平 は ど の よ う に 語 ら れ る べ き か 」 フ ラ ン ス 国 立 社 会 科 学 高 等 研
究院 日本研究所、フランス、パリ、2011.2 日 本 語 「 江 藤 新 平 と 司 法 改 革 司 法 職 務 定 制 に 至 る 思 想 的 背 景 」 国 際 シ ン ポ ジ ウ ム 19 世
紀 末 か ら 20 世 紀 初 頭 の 日 本 と ア ジ ア 、 パ リ 第 7 大 学 CRCAO 東 ア ジ ア 文 明 研 究 セ ン タ ー 、 フ ラ
ンス、パリ、2011.4 英 語 「 明 治 初 期 フ ラ ン ス 司 法 制 度 の 受 容 過 程 に お け る 「 民 」 の 概 念 」 2012 年 度 国 際 学 術 会
議 グ ロ ー バ ル な 文 脈 に お け る ヨ ー ロ ッ パ と ア ジ ア - 変 化 と 摸 索 、 ベ ル ギ ー ル ー ヴ ァ ン 大
学 ( 韓 国 漢 陽 大 学 BK21 日 本 文 化 研 究 特 性 化 チ ー ム と の 共 催 ) 、 ベ ル ギ ー 、 ル ー ヴ ァ ン 、
2012.7 8. シンポジウム・コローク 仏 語 「 概 説 戦 後 日 本 の 社 会 運 動 」 フ ラ ン ス 国 立 リ ー ル 第 一 大 学 経 済 、 社 会 学 部 、
1993.3 仏 語 「 並 列 、 交 雑 、 連 接 ? 明 治 初 代 司 法 卿 江 藤 新 平 の 政 治 思 想 」 コ ロ ー ク 人 の 移 動 と
モビリティ文化、フランス国立リール第三大学、2004.9 仏語 「日本の大都市における外国人参政権問題の現状 」コローク 人の移動とモビリテ
ィ文化、フランス国立リール第三大学 、2004.9 仏 語 「 大 本 営 発 表 - 情 報 操 作 の 、 あ る 原 型 」 コ ロ ー ク 虚 偽 の 歴 史 フ ラ ン ス 国 立 リ ー ル 第
三大学、2012.4 仏 語 「必 要 と さ れ る 虚 偽 、 非 難 さ れ る 虚 偽 -19 世 紀 後 半 日 本 の 集 団 ダ ブ ル ス タ ン ダ ー ド 」 コローク 虚偽の歴史-文学、政治、社会 フランス国立リール第三大学、2013.4 仏 語 「 明 治 初 期 フ ラ ン ス 司 法 制 度 継 受 過 程 で の “ 人 民 の 権 利 の 保 護 ” の 概 念 」 コ ロ ー ク 中国-日本 東アジアにおける相互作用、影響、変化 フランス国立リール第三大学、2013.6 日 本 語 招 聘 講 演 、 シ ン ポ ジ ウ ム ゲ ス ト コ メ ン テ ー タ ー 「 私 の フ ラ ン ス に お け る 留 学 経
験 を 振 り 返 り な が ら 」 「 フ ラ ン ス か ら 見 た 日 本 」 、 シ ン ポ ジ ウ ム 世 界 の 若 者 が 見 る 日 本 三重大学人文学部30周年記念式典(リール第三大学の協定大学)、2013.11 日 本 語 招 聘 講 義 「 フ ラ ン ス の 日 本 学 研 究 / 国 際 共 有 財 産 と し て の 民 主 主 義 」 、 早 稲 田 大 学
政経学部、2013.11 9.競争資金 F ondation de France (フランス財団)東アジアの近代性、江藤新平関係文書による、江
藤新平の思想的土壌を探る、2005.3 日仏二国間交流事業共同研究CHORUS フランス研究担当省/日本学術振興会「複数の近代:フランスと日本における個人と共同性」 仏側研究代表者代理(仏側研究代表者 ミシェル・ヴィヴィオルカ Michel Wieviorka、日
本側 三浦信孝、宮島喬、森千香子その他) EHESS 2005-2009 国 際 交 流 基 金 日 本 研 究 ・ 知 的 交 流 、 フ ラ ン ス 財 団 「 世 界 史 的 視 座 か ら 見 た 日 本 の 近 代 」 国際シンポジウム、出版、フランス日本研究学 会、2008 10. 所属学会 フランス日本研究学会 理事 ヨーロッパ日本研究学会 会員 日 本資料専門家欧州協会 会員 11. 社会活動・役職 アグレガシオン(langue et culture japonaises) 国家高等教授資格試験 筆記・口頭
審査委員 日本史・現代社会担当(フランス教育省により任命) 2010-2013 http://cache.media.education.gouv.fr/file/agreg_ext/12/4/japonaisf_274124.pdf フ ラ ン ス 国 立 大 学 評 議 会 (CNU: Conseil National des Universités) 第 15 部 門 評 議 員 2011 ~ 現在に至る