2月号 - e-dream-s

No.20 発行:2002 年 2 月 10 日特定非営利活動法人 イー・ドリームズ
タスクプロジェクト あと2ヶ月の取り組みに力を!
昨年秋からスタートしたタスクプロジェクトも終盤を迎えます。各グループ、個人で活動が進めらて
いく中で、いくつかの成果が報告されています。 3月末の報告会(東京で開催)を目指して、今後2
ヶ月の取り組みに力を集中させましょう!
目次 1 2 3 4 5 6 7 隣のホームページ:その2 井川好二
腹のたった事件 中川房代
私の欲張りな、新たな夢 山田昌子
タスクについて思う 飯田佐恵
タスクプロジェクト報告 事務局 小関静枝
タスクプロジェクト 報告会のご案内
お知らせ
教育用フォトアーカイブズ @aglance
にイタリアの写真 159 枚が新たに加わり
ました!
右の写真はヴェネツィアのゴンドラ。
(金信江さん撮影 2001/7)
@aglance のサイト
http://www.e-dream-s.org/aglance
* 会員のみなさまへ
フォトアーカイブズに載せたらいいなと思う写真がありましたら、是非、ご提供ください。
問い合わせ・写真提供先 前原三貢子 [email protected]
1
e-dream-s.come.true
隣のホームページ:その2 井 川 好 二
昨年、いろいろと参考になりそうな日本語ホームページを紹介する「隣のホームページ」を書いたら、
使える英語のホームページも是非紹介して欲しいというリクエストがあった。それで、今回は、
「隣の
ホームページ」第2弾、英語編をお届けする。ネットライフの徒然に気に入った HP を紹介し、読者
のお役に立つとすれば幸甚である。
「隣の」とタイトルに付けているのは、肩肘張らず気軽にインター
ネットとお付き合いしようじゃないか、という意味合いである。
使えるホームページとは、個人の情報、娯楽として、あるいは教材として、英語の Native Speaker
ではないわれわれが、手軽に利用可能なものと云う意味であり、中身もそれなりにしっかりしている
ものを選んでみた。と云って、私のネットサーフィン歴などたかが知れているわけだし、無限にある
英語のホームページを総合的に調査したわけでもない。その程度のものであることをあらかじめお断
りしておく。だから、もっと良いのがあると云うご指摘は大歓迎である。
(1)マレーシア関係情報
http://www.interknowledge.com/malaysia/
マレーシアの地理、歴史などを、コンパクトにわかりやすく紹介するホームページである。画像も鮮
明 で マ レ ー シ ア を 英 語 で 学 ぶ に は 最 適 な サ イ ト で あ る 。 こ の HP の 上 位 リ ン ク に 、
http://www.geographia.com/ というサイトがあって、他の国々の紹介も行っている。他のアジ
アの国では、インド、インドネシア、ミャンマー、ネパールなどがある。
東南アジアの国々にある英語の情報サイトを専門に紹介するホームページも同時に紹介しておこう。
なかなか充実している。
Welcome to Southeast Asia Web!
Internet Resources for Scholars, Researchers and Friends of Southeast Asian Studies
http://www.gunung.com/seasiaweb/
2
(2)ビートルズの曲名別歌詞一覧
The Beatles Discografie
http://beatles.onlinehome.de/inhalt.htm
ビートルズのディスコグラフィーである。アルバム別に検索でき、それぞれの歌詞が表示されるよう
なっている。英語の例文などに引用する場合、不確かなものは、参照させてもらっている。ドメイン
名に”de”とあるので、ドイツの HP であると思われるが、もちろんタイトル、歌詞は英語で表示され
るので問題なし。
(3)アメリカ人向け日本紹介サイト
3
http://www.us-japan.org/jsnc/virtualjapan/BSS/bssmain.htm
一般アメリカ向けの日本紹介ホームページにあるペリーの来航特集。日米関係の始まりを、当時の日
本人が描いた絵を中心に紹介している。アメリカ側の視点で解釈されているので、興味深い。
The Perry Expedition of 1852 opened Japan to the world and marked the
beginning of Japan's modernization. The events of this first official American
visit to Japan are delightfully depicted in original Black Ship Scroll paintings.
Tour the Scrolls to learn about the human and humorous side of this historic
visit to Japan.
かと云って、書かれた内容に全て納得するわけでもない。アメリカの都合ばかり書かれているので、
文句のひとつもつけたくなるが、そういった批判的な眼を育てる意味でも、価値あるサイトである。
小中学校用教材もある。必見。
日本紹介サイトをもう一つ紹介する。日本経済の動向を理解する上で欠かせない日本社会理解の基本
を説明している Japan Insight と云うサイト。
Japan Insight is a place where you can learn what's happening in
Japan today.It includes in-depth information unavailable on any
other single Web site.
http://www.jinjapan.org/insight/index.html
高齢化、産業の空洞化、フリーターなどと云う経済社会現象を、要領よく説明している。
4
(4)大阪弁紹介サイト
http://www.coara.or.jp/~ht/KANSAI/osaka.html
関西弁を英語で紹介しているホームページである。LET'S STUDY KANSAI BEN コーナーで、単
語ベースでローマ字表記、Hottoitenka (ch) "Leave me alone." It is said in an angry tone.などと紹
介があり、(ch)の部分をクリックするとひらがな表示が現れる。更に、この HP の優れているのは単
語の下線部をクリックすると、音声が聞けることで、大阪 Native と思われる若い女性、または男性
の声で、
「ほっといてんか!」の発音が聞ける。
いくつかの使える英語ホームページを紹介したが、どうも日本紹介系が多くなってしまったようだ。
次回は、別の角度から役立ちサイトをご紹介することとしよう。
(Saturday, February 9, 2002)
目次へ
腹のたった事件 中 川 房 代 5
先月東京で開催されたアフガニスタン復興支援国際会議に、日本の 2 つの NGO 団体が直前になって出
席を拒否されるという事態が起こった。その後の田中前外相を巡っての小泉総理大臣の「涙は女の武
器」発言にムカつき、それを問われた女性国務大臣の国会答弁にも腹がたった。 NGO 排除問題に関しての小泉総理大臣や外務省の対応について、いろいろな非難があるのは当然とし
て、加えて、私は NPO に関わる一人として、NGO・NPO 側の問題点も考えていかなければいけないと思
っている。 私自身も今回排除の対象となった PWJ(ピースウィンズ・ジャパン)や JPF(ジャパン・プラットホー
ム)について多くの情報を持っている訳ではないので、はっきりしたことは言えないが、新聞で読ん
だ田中優さん(日本国際ボランティアセンター理事)の意見には、なるほどと思う点があった。 一方で、今回出席を拒否されたジャパン・プラットホーム(JPF)という NGO 連合体その ものに対する疑問もある。JPF はそもそも外務省の肝いりで、NGO を中心にマスメディ アや研究者を入れ、経団連などの支援で組織された。
・・・・官・財・メディアをあげ て「オール・ジャパン」で協力しよういうのが JPF の趣旨である。
・・・・NGO は政府で はない。政府間をつなぐパイプとは別に、市民と市民とが直接つながることは重要であ る。政府間と市民間の境界を曖昧にしてしまう点で、JPF には問題が残されていた。 (1 月 26 日 朝日新聞) 最近多くの自治体で NPO 支援が盛んになってきているのは喜ばしいことである。反面、自治体サービ
スの下請けとしてだけ利用されるケースもある、と聞く。NPO 自身が、自分たちのミッションを確認
し、自分たちの NPO の役割と自治体の役割とをはっきりさせながら、つまり自前でやっていくことと
協働してやっていくことの区別をつけながら、活動を進めていくことが肝心なのだろう。 e-dream-s は、一昨年はトヨタ財団、そして今年は三菱財団へ助成金を申請したし、今後もいろいろ
な形で、財団や自治体、企業からの助成金や寄付金を集めていくことになると思う。それに値する事
業を展開していくことはその前提となるが、どう資金を募り、どう使っていくか。活動の明確化と資
金の透明性、社会に向けての説明責任(アカウンタビリティー)の自覚が、今後ますますと問われて
くるんだ、と今回の NGO 排除問題を見ながら、思った。 目次へ 私の欲張りな、新たな夢
山田昌子
6
「カメルーンって、どこにあるか、知っている?・・・アフリカの中央部、
(黒板に簡単な地図をか
きながら)この辺なんだ・・・」
カメルーン出身の外交官パスカル氏は、英語がそれ程得意でない私のクラスの生徒たちに笑顔で語
りかけた。使用言語は英語であるが、ゆっくりと、でも生徒の関心をしっかりつかみながら、陽気に
明るく話す。黒い顔に白い歯が光り、爽やかな印象を与えてくれる。生徒がわかりにくいという表情
を示すと、何度も言い直し、一生懸命コミュニケーションをとろうとする彼の優しい姿勢のせいか、
彼の親しみやすさのせいか、数分の間に生徒全員をつかんでしまった。自国の紹介のプリゼンテーシ
ョンの最後には、前に座っていたある女子を引っぱりだし、民族音楽にのって踊り出した。彼女も恥
ずかしそうにしながらまんざらではない。手拍子する生徒たちもまた楽しそうだった。グループ毎に
交流した折りも、彼のグループが一番盛り上がり、終了時間が来ても生徒たちはなかなか彼から離れ
なかった。
私の勤務校では3年前から「英語コース」の活性化のため、年に7、8回国際理解教育講座を開催
している。目的は、生徒たちのロールモデルとなりそうな日本人や海外のいろいろな方のお話を聞い
たり、交流することにより、自他の理解を深めるためだ。最近は総合学習の影響で国際理解の取り組
みをする学校も増えていると聞く。先日、卒業を間近に迎えた私のクラスの生徒の最後の国際理解教
育講座に、日本や日本語を学んでいる外交官の方々に来校していただいた。現在 ACROSS 夏期セミ
ナーに御協力いただいているエルディーン氏は、
昨年我がクラスに来ていただいた外交官だ。
今回は、
パキスタン、ネパール、マレーシア、そしてカメルーンの4名の外交官の方に来ていただくことにな
った。私は、ネパールやマレーシアは訪れたことがあり、またパキスタンについても何らかの知識は
あるが、カメルーンは、どこにあるかすら知らなかった。
果たして、どんな交流になるのか、ドキドキ、当日を迎えた。e-メールで連絡をし合ったが、実際
にお会いするのは初めて。生徒たちと準備をした後、応接室に向かった。
応接室に入ると、にこやかな笑顔が私に向けられた。挨拶もそこそこに、カメルーン出身のパスカ
ル氏は話し出した。
「日本の人と話すと、アフリカ、特にカメルーンについて全然知らないんだ。
」と
不満そう。続けて、
「カメルーンに来た日本の大使は奥さんを伴っていないので『何故?』と尋ねたら、
『彼女がカメルーンには何もないから行くのは嫌だと言っている』と言うんだ。カメルーンにも大都
市はあるし、何でも手にはいる。日本の人は、何も知らないんだ。
」と言う。
「カメルーンの学校では、
世界の国々について教えているけど、日本はそうじゃない。何故教えないんだ?」私は、彼の話を聞
きながら、私もカメルーンのことは何も知らない・・と認めざるをえなかった。でも、だから駄目と
言ってしまうには早すぎる。今彼と話しているこの事実にこそ、意味があるのではないか・・・。他
の3人の外交官は、何も言わずに黙っていた。私は、自分が何か言わなければ・・・と重い空気を破
った。 「ねえ、パスカル、私はアメリカの学校で日本の紹介をしたことがあるけれど、日本ってど
こにあるか、どんな生活をしているか知らないアメリカ人だっていたわ。アメリカの学校では、世界
のことをまんべんなく教えるのではなく、一定の地域について詳しく学ぶ方法をとっているみたいだ
った。残念だったわ。でもどちらがいいかなんて言えないわ。日本の地理の時間ではアフリカについ
7
て教えているけど、でもそんなに詳しくといいうわけではない。カメルーンのことを知らない日本人
が多いのは事実だと思う。でも、いろんな教え方があっていいと思うわ。それより、直に会って、そ
の国の人から学ぶことはもっと大切だと思うの。私の高校時代、英語の先生が西洋の人を連れて来て
お話する機会があったけど、アジアの人に出会うことはなかった。今は、アジアの人たちにも、うち
の学校に来校してもらっているわ。私自身、アジアに友人はいっぱいいるけど、アフリカの方であな
たが1、2番目に会った人よ。次の世代の子供達は、アフリカの人々ともっと交流が増えればいいな
あって思うわ。だから、今日カメルーンからあなたが来てくれて、とっても嬉しいし、子供たちにと
ってもいい経験になると思うの。直に会ってその人を知り文化を学ぶ、こういう機会を大切にしたい
と思っているの。
」彼は、その言葉に大きくうなづいてくれた。
応接室でのこの会話が、彼のプリゼンテーションや生徒たちとの交流に影響を与えたのかどうかよ
くわからない。ひょっとしたら彼は私をただ試したのかも知れない。また、単に言いたいことを言っ
てみただけかもしれない。真意はわからない。が、何はともあれ、彼や他の外交官たちは、生徒たち
との交流を楽しんで帰宅した。片道2時間以上かかるのに、また来校したいとも言ってくれた。数日
後、彼は直接子供達にカメルーンのいい印象を伝えることができて嬉しいと e-メールを送って来た。
私は、人と人との触れ合いが大切だと誰もが感じることができた機会ができ、企画以上の出来だと感
じた。
が、私は、それ以上に彼から強いインパクトをもらったような気がしている。ひとつは、彼の人と
なりに接して、もっと彼や彼の国について知りたいと思ったこと。明るくコミュニケーションの上手
い人は数多いけど、彼の底抜けの明るさはどこから来るのか。英語という言葉をあやつる巧さ以上の
何かが、彼にはあるような気がした。それはアフリカという土地柄と関係があるのだろうか。もうひ
とつは、彼との会話を通して、私がいかにアフリカを知らないかを実感し、彼に偉そうに言いながら、
カメルーンを知る機会がこの1回の交流で終わってしまってはいけないと思ったこと。アフリカと聞
いて、例えばアメリカと比較し、思い付くことは本当に少ない。英語教師として、果たしてそれでい
いのか・・・。これは、恐らく、自分の仕事の関係でマレーシアやシンガポールを訪れることが多く
なり、訪問を通してこれからはもっと"イスラム"について知らなければと思い始めたことと、何か共
通するところがあるような、そんな気がする。井川顧問や辻代表理事に「シンガポールやマレーシア
に行きましょう!」と声をかけ、今夏セミナーを開催することになったが、いつか e-dream-s の国
際部の企画で「カメルーン研修」が実現したらいいのになあ・・・、次の世代の子供達まで待たず、
日本でも現地でもカメルーンや他のアフリカの人々との交流がもっと増えたらいいのになあ・・・、
また違う世界が広がっていく・・・、そんな夢が次第に大きくなっている。いい人との出会いは、私
たちにいい世界を広げてくれる・・・と思う。
目次へ
タスクについて思う (写真アーカイブ@aglance 事業のタスクについて自分の反省もこめて) 8
飯 田 佐 恵 タスクとはある目的を達成するために課せられた、あるいは自分が希望して引き受けた分担の仕事
のことである。それでは私たち e-dream-s 団体として考えた場合、写真アーカイブ@aglance 事業の成
功が目的であって、タスクは教育用フォトアーカイブプロジェクトに関わった会員一人一人が3つの
プロジェクトの中から自分で選んで引き受けた仕事になる。 そして目的の@aglance 事業の成功させることとは何だろうと考えたとき、この事業を通して私たち
e-dream-s 団体とその活動について世間の多くの人に知ってもらい、その人たち(や団体)と協働し
ていくというより大きな活動があることを忘れてはならない。それなら、
「写真クラブプロジェクト」
をタスクとして選んだ私は、親戚や友人、知人に写真を借りるだけでなく、彼らから写真の提供をし
てくださる方を紹介してもらい、また、その方が私たちの活動を知らせてくれて、またその方が知ら
せてくれて。
。
。と、どんどん広く知ってもらえるように進めていかなければならない。それだけでな
く、写真展をしているギャラリーや写真クラブに出かけて行って直接、作者に交渉することも考えて
いるが、これはもう少し待って@glance 事業が軌道に乗りだしてからでも遅くないと思う。でも、こ
の準備として新聞、雑誌、TV などで見つけたらメモをとっていくようにしている。 さて、実際、私は何をしているかというと、今回もまた、松永裕子さん(すでにイギリスのコッツ
ウオールズやバースの写真を提供してくれているし、中国の写真の提供者の筒井さんと柿原さんを紹
介してくれた)
の紹介で京都在住の photpgrapher の佐橘氏から写真をお借りする段取りをつけている
最中である。ところが、このような専門家と写真のこと、アーカイブのこと、e-dream-s のことにつ
いて話すときに私自身がこれらのことがあんまりよくわかっていないので説明にたじたじしているの
と、それに私より年上の方なので言葉遣い等に失礼にならないかととても気を遣う。もし、私が失礼
なことをしでかしたら、松永さんはもちろん、ひいては e-dream-s の印象まで悪くしてしまい、後の
活動に悪影響を与えないとも限らない。責任を感じる。こんなコミュニケーション術ももタスクに含
まれているのだ。 次に@aglance の利用法だが、
会員はやはり実際に自分で@glance から取り込んだ写真を授業で使っ
てみたり、生徒にアクセスさせてみなければならない。現在授業をもっていない私がおこがましいこ
とをいうようでお許しを願いたいが、先日、私がボランテイアで参加している外国人のための日本語
学習会で、聴解問題に出てきた「北海道のラベンダー」が中国人の若い女性にはわからない場面にで
くわした。こんなとき、私が@aglance からコピーしてきて彼女に見せてあげればすぐわかるのになあ
と思ったし、彼女が@aglance にアクセスして「北海道」
、
「花」
、
「ラベンダー」などと検索すれば彼女
が分で調べられるのだなあと思った。私が参加している学習会にはコンピューターをもっている外国
の人もいるので、@aglance について紹介して広めたいと思っている。そして、@aglance にアクセスし
た外国人の学習者が写真の提供をしてくれるかもしれない。それから次々と、アクセスしてくれる人
が増えていく。写真アーカイブは膨らんでいく。e-dream-s の活動に賛同してくれる人が増えていく。
私たちの夢が実現していく。 9
私がタスクについて振り返って思ったことでした。 目次へ タスクプロジェクト報告
2002. 2.10 タスクプロジェクト事務局 小関静枝 3月の報告会の日時が決定しました。半年の取り組みの総まとめの時期に入りました。e-dream-s
の活動に、写真アーカイブに自分の動きがどのように関わっているのか、考えながら残りのタスクに
取り組んでいきたいと思います。報告会については、東京の阿部、志村両理事が中心になって計画
を立ててくださっています。各プロジェクト・グループごとに1名の報告者を決定してください。
(代
表を中心に) タスクプロジェクトの成果と今後の課題について一緒に考えていきましょう。 1)小学校の先生プロジェクト 東京(冨永、阿部、石黒、大竹、塩脇、志村) 今回は報告がありませんでした。
*東京はこの状態が続いています。2月の報告をお待ちしています。 大阪(岡崎、稲川、薮) (岡崎先生の報告) 当面はクチコミで知り合いの小学校の先生に個別に aglance を見てもらい、感想、助言等を集
めてレポートすることにしています。アンケートができ次第それを使おうとおもいます。 <反応の一例> 小学校3年生担任女性(岡崎の同僚の奥さん) レイアウト、画質等について:使いやすい。 写真の質について:人の後頭部が大きく映っているものがある。写真選考の基準は? トピックについて:マクドナルド、民族衣装、結婚式、食事、遊び、等、同じテーマで各国の写真が
揃うと、総合学習の各国比較等の資料として使いやすい。 (稲川先生の報告) 数名の小学校の先生に今紹介中です。その人たちをつてにその学校の他の先生たちにも アンケートや意見を聞く機会を持とうと思っています。 (藪先生の報告) 同僚に奥さんが小学校に勤務されている人がいるので、その人にコンタクトをとるつもりです。
広島(道面) 10
(道面先生の報告) 「@aglance の写真(現在)が、どの単元の授業で使えるか」についてのご意見を書面でいただき
ました。 (広島市立大芝小学校 山本菜穂子先生) 国名 イタリア 「ゴミ箱の注意書き」
(6年社会)地球の環境 中国
「虐殺記念館」
(6年社会)長く続いた戦争 モンゴル「カラコルム周辺、草原の奇石と雲」
(2年国語)スーホの白い馬 「馬に乗る少年」 建築物、名所 「ニューヨーク国連本部」
(6年社会)世界の中の日本、世界の平和) 生活 モンゴル「ゴミ箱と犬」
(6年社会)地球の環境 中国「上海市内のゴミ箱」
(4年社会)ゴミと住みよいくらし 音楽 モンゴル「馬頭琴」
(2年国語)スーホの白い馬 学校教育 授業「アメリカ合衆国ニュージャージー小学校授業風景」
(総合的な学習) 掲示物「ニュージャージー州の小学校の教室の掲示物4」 ( 〃 ) 「ウエストバージニア州 New Heaven の時間割1」
( 〃 ) 街
スーパーマーケット
(3年社会)私たちのくらしと商店 風景 山「ヨセミテ渓谷の花崗岩のトーム」 (6年理科)大地をさぐる 「グランドキャニオン」
火成岩とたい積岩 川
モンゴル「ウランバートル校外、トーラ川、草原の湖、草原の日の出、 大草原のゲル、らくだの群れ」 (2年国語)スーホの白い馬 人、職業 女性「モンゴル・デールを着た婦人達」
(5年社会)貿易と運輸 「中国上海近郊の服飾工場」
工業地域と工業生産 子ども「モンゴル・少年の遊牧」
(2年国語)スーホの白い馬 農民「中国桂林・8月の田植え」
(5年社会)わたしたちの生活と 「働く農民」
食料生産、米づくり *要望 ・社会科でアジアが大きく取り上げられてきており、また Made in China のものも身の周りに増
えているので、中国の生産風景が他にもあると有り難いです。 ・中国から輸入している野菜の生産風景もあればいいと思います。 *今後の課題 山本先生には、各学年各教科の「単元一覧表」も資料として頂いた。
「国語」の 単元や題材には、写真の提示が理解や想像力を助けるであろうと思われるものも あった。
(
「外来語と日本文化」
「オリンピックの開さい地を調べて」など) 2)インターネットプロジェクト(小関、灰田、新谷、増田、吉本屋) *分担してHPを検索し写真提供の交渉をはじめています。 *写真提供の確認書の英訳を吉本屋さんが担当して下さいました。 11
(完成版は来週には送付できる予定ですので必要な方はお知らせ下さい) *今回は小関の進行状況を中心にまとめました。来月は全員の報告ができたらと思います。 http://www.ifx.com/masayo/KINM/(金さん、まさよんのバリアフリー見聞録) http://homepage2.nifty.com/jsugiura/sub5.htm(世界のゴミ箱) http://home.arcor.de/chic/turkey/index.html
(Photo Gallery Turkey) http://web.ttnet.net.tr/users/ayhane/(Turkiye'de Hayat) http://isweb34.infoseek.co.jp/travel/w_trvlr/menu/menu.html(旅のアルバム) http://www11.u-page.so-net.ne.jp/rd5/kanae/(南インドの人たち) 以上のページから写真提供の許可を受けて現在写真の整理をしています。 合計で約100枚です。 交渉中のページが後5つあります。 (反応) 概ね写真アーカイブの趣旨に理解をいただけ好意的です。
「自分の楽しみのためにいった旅行の写真
が教育に役立つのは望外の喜びです。
」とメールの返事をくださった方や、早速HP上に「このページ
の写真が教育用アーカイブへ載ることになった」と書いてくださった方もいます。また読めば役に立
つだろうと思われるページもありぜひリンクページへ載せたいと思います。
(感想と今後の進め方について) メールのやりとりは e-dream-s の代表としていろいろな方の意見を伺えて貴重な体験となります。
ただそうなればなるほど時間がかかり他のサイトへの交渉が遅れます。またHPをある程度読んでそ
のページの趣旨を理解してでないと管理人に失礼にあたりますので検索にも思ったより時間がかかっ
ています。正直焦った時期もあるのですがいろいろな人とコンタクトをじっくりとるのも有意義だと
思うので枚数のみを追求せず意見を聞いてみたいと思っています。 写真の整理はCDに保存していく方法をとっていますが自分でダウンロードするほかに提供者がC
Dに保存して郵送してくれた例もありました。大きなサイズが手に入りますので国内の方なら依頼し
てみるのも一つの方法です。 3)写真クラブプロジェクト(前原、飯田、宮城、山本貴、内田) (前原先生の報告) ・アーカイブに処理済の写真を持ち主に返却 ・新たに、60枚の写真を山本さん(説明をお願いしている方)へ送る日本の学校向け教材にな
る写真の収集 *前原先生個人の報告以外ありませんでした。来月は全員の報告をお願いします。 4)HPコンテンツを考えるプロジェクト(浅野、田辺、山本賢、丸野) (浅野先生の報告) 12
たたき台についてのアンケートを冬合宿でお願いした。 再度メールでも、e-dream-s 会員にアンケートをお願いした。 今後はアンケートの回答を参考に中身を決定し、 高力さんに作成依頼をしていく予定です。 5)リンクページの作成プロジェクト(木村、朴、山本賢治) (木村先生の報告) リンクの中の単元学習のページを検索。 どういうのが良いのかイマイチよくわかりませんが、 今後もいろいろ検索していくつもりです。 皆さんも授業等で使用して、良かったのがあれば教えてください。 6)NPO団体訪問プロジェクト(岡田、佐藤) (岡田先生の報告です。
) 相互リンクできるような NPO 団体をホームページを訪問して探しています。 また、メールマガジン 市民活動の情報誌 NPO/NGO Walker 配信数: 6,845 の ホームページ( http://npo.info )に NPO/NGO のホームページを検索で きるリンクページがあります。そこに登録してはどうかと考えています。
目次へ タスクプロジェクト 報告会のご案内
2月の声を聞きました。梅の花も咲き始めています。お元気ですか。
さて、以下のとおり、e-dream-s タスクプロジェクトの報告会を開催いたします。奮ってご参加くだ
さい。
日時:3月28日(木) 13:30〜16:00 場所:練馬区立開進第2中学校 セミナーハウス「松山館」 西武池袋線 練馬下車徒歩7分 (東京駅から1時間あればこられます。
)
* 以下のアドレスをインターネットで見ると、駅から会場までの地図を見ることができます。
http://www.do-map.net/m.htm?E=-50KBoXh8-m
*27日から同場所でアクロス東京支部の春合宿をしていますので27日夜の宿泊を希望される
方は、大部屋ですが可能です。
* 交通費等の負担については各グループより報告者1名分がイードリームズより支出されます。
参加の連絡は、3月3日(日)の朝までにお願いいたします。
13
グループの代表者の方は、グループでどなたが来ていただけるか、また、 27日宿泊は必要かどうか,
以上のようにご連絡方々ご案内いたします。 問い合わせ・連絡先 志村洋子 [email protected]
阿部武司 [email protected]
お知らせ
<イベント・講座・セミナー>
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1/25・2/22・3/9(金)NPO キャリアアップセミナー
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*日時と内容:
1 月 25 日「戦略的アプローチ」
達成すべき目標を明確にし、その目標を達成するための戦術・戦略はどのように考えるか。
講師:高野誠鮮 2 月 22 日「道迷いの心理」
試行錯誤の中では、
「道迷い」に陥ることもある。その危機をどう乗り越えるか。
講師:村越真 3 月 8 日「世界をとらえる/世界を変える」
今、自分はどんな世界に身を置いているのか。その世界の痛みは何か、願いは何か。
講師:平田オリザ 3 月 9 日(土)に東京でファイナルセミナー有り
*連続セミナー時間割:
18 時受付、18:30 問題提起、19:30 会場討議、20:30 閉会予定
*場所:大阪会場:應典院研修室 B(大阪市天王寺区下寺町 1-1-30)
*対象:関心のある方ならどなたでも
*定員:40 人
*参加費:連続セミナー1000 円/各回
*問合せ:
(特活)日本 NPO センター
〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-8-1 日比谷パークビル 4 階
Tel:03-5220-3911 Fax:03-5220-3912
E-mail:[email protected]
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「NPOのための中間法人セミナー」
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中間法人とは「社員に共通する利益を図ること(共益)を目的とし、且つ、余剰金を社員に分配する
ことを目的としない(非営利目的)社団」です。中間法人制度の基本的知識から登記の概略までを分
かりやすく解説いたします。
*日時3月1日(金)18:30〜20:40(受付 18 時〜)
*講師:大阪NPOセンターNPOたすけ隊
*場所:大阪NPOセンター
*参加費:1000 円(会員)1500 円(非会員)
*定員:25 名
*問合せ:大阪NPOセンター(担当:中川)Tel:06-6361-5307
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講演会「市民活動のこれから」
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現在NPOが直面している問題、課題解決のための取り組み方などの話を伺う
*日時:2 月 12 日(火)13:30〜15:30
*講師:雨森孝悦(日本福祉大学教授)
*参加費:300 円
*問合せ:国際交流の会とよなか Tel:06-6840-1014
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イギリス アビィフィールドハウス見学報告会
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*内容:地域に根ざした小規模高齢者共同住宅のモデルケース
〜NPO運営のアビィフィールドハウスを見学して
*日時:2月 16 日(土)17:30~18:00
*場所:ブックスビル 2Fホール
*参加費:500 円
*問合せ:NPOフェリスモンテ Tel:06-6952-5100 Fax:06-6952-5106
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2/18・20・22・26・27 中東イスラム世界をもっと知ろう
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*内容:中東イスラム世界をもっと知るためのコース。地勢や歴史、生活等を通し、この地域の文明
の基本理解をめざします
15
*定員:40 名
*受講料:3,000 円
*場所:大阪国際交流センター会議室
*申し込み:はがき、FAX,電子メール
*問合せ:
(財)大阪国際交流センター企画事業課
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町 8-2-6 Tel:06-6773-8182
Fax:06-6773-8421 E-mail: [email protected]
*********************************************************************
日本語コーディネーター研修会
*********************************************************************
*内容:地域での日本語学習支援の実践と外国人支援ネットワークにむけて
*対象:日本語のボランティアコーディネーターとして活躍している人、日本語のボランティアとし
て2~3年の経験をもつ人、日本語教室についてなんらかの知識・経験を持つ人、関心のある人、こ
れからコーディネーターを目指す人
*日時:3月2・3日(日)10:00〜17:00
*場所:クレオ大阪中央 研修室2
*定員:50 人(先着順)
*参加費:無料(ただしお弁当が必要な人は1食 840 円)
*申し込み:往復ハガキ、FAX、E-mail
*問合せ:
(特活)関西国際交流団体協議会 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町 8-2-6 大阪国際交流センター2F
Tel:06-6773-0256 Fax:06-6773-8422
E-mail:[email protected]
<助成金情報>
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2002 年「エイボン グループサポート」
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*応募資格:(1)女性を中心とするグループで 2 年以上 10 年未満の活動実績がある
(2)活動分野は問わず、非営利で政治色がない団体
*助成金額:総額 500 万円
*発表:2002 年 6 月下旬予定
*応募方法:ハガキまたはファックスで、住所・氏名・電話番号・所属グループ名を明記して下記に
送り申請用紙を請求。送付された申請用紙にグループの資料を添付、郵送
*締切:2 月 26 日(火)当日消印有効
*申込先・問合せ:
(株)フリーマン内「エイボン グループサポート」係
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〒107-0052 東京都港区赤坂 6-4-17 赤坂コーポ 801 Tel/Fax:03-5563-2824
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編集後記
ソルトレークシティ・オリンピックの開会式が、テロに
対する十分な警戒態勢の中で無事、行われました。
「Once in Lifetime ~一生に一度~」
、選手も、開催地
の人々も、そして、見る人からもそんな思いが伝わって
きます。 「一生に一度」の出来事はそう多くはないけ
れど、ある意味では、今日、この一日も「一生に一度」
しかないのでは・・・。そんな気持ちになりました。
さて、今回の e-dream-s 通信はある意味で、革命的。
前回から全会員へのメール配信を始めましたが、それに
よって、通信の中に、多くのハイパーリンク(クリック
すると他の場所、ページへジャンプする)を置くことができました。
この通信から、みなさまの楽しみが広がることを願っています。 田辺恵美
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