1-1 ヨーロッパのように文化に税を投入する姿勢に感銘いたします。日本

意見等の詳細
※番号は、提出された意見等の要旨及び市の考え方の番号を示します。
番号
意見等の詳細
1-1
ヨーロッパのように文化に税を投入する姿勢に感銘いたします。日本全体に、この気
風が広がる先駆として期待しています。
1-2
人を集めるために古いものを一般受けするようにいじってしまうのは、最近の日本の
悪い流れのように見えます。ぜひとも古いものを遺すようお願いたします。(これは赤
レンガ建物を訪れていただいた方々の殆どの意見でした。)
2-1
大変すばらしい建物であり、知多半島のシンボルとなる半田の宝だと思います。ぜひ
全国へ発信し、半田のPRと活性化につなげてもらいたいと思います。
3-1
ぜひ残して行ってほしいと思います。今回観光拠点としての整備と言う事ですが、ま
ずカブトビールは世の中に再び出られる可能性があるので、この機会に広めてほしいで
す。
4-1
市民の憩いの場、多世代の集まれる場、歴史・文化の発信の基地、半田のよさをもっと
アピール出来る拠点になるとよいと思う。期待しています。
5-1
是非ともはんぺんを使っていただけるお店などをつくってもらいたい。半田の観光ス
ポットになるといいです。
6-1
ビール製造された工場としての場所として、その雰囲気が残るようにしてほしい。
7-1
赤レンガ建物を市民の家とするコンセプトに賛成します。これまで公共のスペースと
いうと会館や公園が主体でした。市民が集い、街の賑わいを象徴する様なランドマーク
の存在は半田市、ひいては知多半島全体のイメージアップにつながるでしょう。特に半
田市は歴史文化共に地域全体のリーダーとして、活性化を推進していただきたいです。
山車、蔵、南吉とカブトビールをつないで、市民が交流し地域資源となる赤レンガ建物
の保存と発展計画に賛同します。社会はモノからコトへ向かっています。市民参加のク
ラフトフェスティバルや、アートウィーク、映画、音楽、街づくり会議など歴史あるま
ち半田の発信拠点として是非計画を推進してください。
8-1
運河と連携しての再整備も検討されたい。
(地理的条件、にぎわい)買物、飲食できる
ように
9-1
ぜひとも改修工事をして常時公開をお願いしたいです。
10-1
多くの人を魅了するすばらしい建物です。行政・各種団体・教育機関と連携し、全国・
世界へ文化・情報を発信する機能をもった施設となってほしい。2Fのスペースに各種
全国大会が誘致できる300~500人集会のできる会場を備えてほしいと思います。
11-1
レンガ造の良さを生かした再生に期待します。市民の支持活用と、建物の歴史的な保
存両立とは難しいですが長期的な観点で、地域の拠点となるモデルケースになってほし
いです。レンガの再生は稀有なので、熟考に期待します。
12-1
赤レンガ建物はおもしろいが単体では観光的な面でもアピール力が弱い。
12-2
できれば半田市内の歴史と食文化を集積したエリアを作ることで活性化をはかること
ができるのではないか。
13-1
敷地内に井戸をほってみたら・・・かつて旧半田農学校とカブトビールには豊富な水量
の井戸があったと聞いている。ぜひ井戸を掘り、井戸水を水路ビオトープに流すととも
に、災害時の飲料水提供の場所としてほしい。また災害時に隣の住宅展示場を仮設住宅
として利用出来るようハウジングセンターと協定を締結するべきと思う。
13-2
住吉神社宮池の土手にある桜並木に案内板を・・・新美南吉は、昭和12年3月3日の
日記に「爺さんが、住吉の池の東の道で桜の苗木を植えていた。一定の間隔に印をつけ
規則正しく植える。植え終わると竹の支柱をつけていた。ところどころ桜おりとるべか
らず」と書いている。ぜひこの桜並木にこの日記を紹介する看板を設置してもらいたい。
13-3
「和太郎さん」という茶店の設置を・・・新美南吉の童話「和太郎さんと牛」に出て
くる茶店はこの住吉神社の前、ちょうど桜並木のあたりにあったようだ。そこで、飲食
店を設置するのであれば、「和太郎さん」という名前にしてもらいたい。
14-1
半田市の重点施策の一つである観光振興のうち5年に一回行われている「山車まつり」
は残念ですが一過性ではないでしょうか。山車の活用を通年でおこなうためには、半田
市博物館で常設展示されている「山車」の展示場所を計画されている、赤レンガ建物基
本設計の中に取り入れたらいかがでしょうか。
1.観光振興とは半田市外から多くの方が半田市に訪れなければ意味がないと思いま
す。
2.博物館での山車展示は市外から来た方には交通アクセスがないと思います。宝の
持ち腐れではないでしょうか?
3.山車の常設場所として「赤レンガ建物」と連携した敷地内に設ければ名鉄住吉町
駅から近くであり来訪者が増えるのではないでしょうか。(本来は名鉄知多半田駅の付
近がベストと思いますが)
4.山車を展示するだけでなく、山車の「組立・解体」日をPRすれば今よりも多く
の方が来場するのではないでしょうか。山車の「組立・解体」は文化のひとつではない
でしょうか。
※赤レンガの建物整備とは直接関係ないと思いますが、
「山車」の有効活用ができれば
と思い意見させていただきました。
15-1
赤レンガについての意見です。
1、赤レンガ自体が博物館的存在のため、一部屋は赤レンガの歴史、構造を紹介
2、コンサートホール、講演会場
3、カルチャーセンター .教审 .展示会場
4、喫茶审
5、レストラン
6、物産館
3、のカルチャーセンターですが、私は以前グラススタジオ青山でガラス工房を経営し
ており、土地返済のため一昨年前スタジオを閉じました。すぐに他の地域で再出発する
予定でしたが、新天地が市街化調整区域になっており進展しないまま現在に至っており
ます。その場所は、南吉記念館からは近く、観光のルートにもいい場所です。そんな中、
市報で今回の記事を見て意見させていただきました。私の思いは17年ほど前、グラス
スタジオ青山を開設する前に、当時の市長をはじめ、企画部長、環境課の方々とお話し
させていただいたことを思い出します。私の当初からの思いは、ガラスの文化を半田に
残したい、それもリサイクルでです。今も変わりません。赤レンガにガラスはとても合
います。ガラスだけではありません。いろいろな種類の教审ができると思います。
5、のレストランですが、生演奏のできるレストランです。そして、豊富にある食材で
の料理。以前、ドイツ、ミュンヘンを訪れた時、ホフブロイハウスのビアホールで、と
ても広いホールですが、いろいろな国の観光実、地元の人達で賑わっていました。突然
2、3人の人が踊りだし、どんどん人が集まり1つの大きな輪になりました。私も加わ
りお隣の人はどこの国の人かも分からず笑顔で踊りました。そして演奏が終わり、サン
キュー、サンキュー言いながら別れました。この時の思いは、平和なこれぞ国際交流だ
と(尐しオーバーかな)思い出されます。
カブトビールが造られた赤レンガで再びビールに関わり、観光実の人達、地元の人達の
交流の場になればと思います。
6、の物産館は、他の地域の函館の赤レンガ、横浜の赤レンガは、いつも観光実で賑
わっています。知多半島の特産物はたくさんあります。この場所でお土産が整えば観光
実の人達にも喜ばれると思います。以上です 宜しくお願い致します。
16-1
半田赤レンガ建物の付近には小中学校をはじめ4つもの県立学校がある。
(半高、ひい
らぎ、農業、工業)この高校生が利活用できる整備をお願いしたい。以下2点具体例で
す。
①情報アクセスコーナーの充实。近隣に尐ない本屋をショップに招いたり、大学生協
の書籍コーナーのような小さなスペースでも充实した書籍コーナーを設置。
②フリースペース、ラーニングスペースの充实。半高の学習审(柊陸会館)、市立図書
館の学習审はいつも満审に近い。学生が先を競って席を確保するほど。赤レンガ建物は
夏・冬に適温環境。次代を担う学生が有効活用できる環境をぜひ。勉強だけでなく。コ
ミュニケーションもできる。
17-1
赤レンガ倉庫はとても興味深いもので、なんとか、もとの姿を活かした形で今後も公
開していただけると良いなあと思います。できれば、何かビアホールでもなんでもよい
のですが、常時利用できる形がよいと思います。ご検討をよろしくお願いいたします。
18-1
敷地全体の活用方針について
案では、将来的にはハウジングセンター部分を含め全体を赤レンガ建物関連として整備
する としているが、この土地は公共交通機関との利便性も良く、且つまとまった土地
であり、今後、想定される「半田病院建替え」等の有力な候補地の一つと考え、貴重な
土地である。この土地全体の活用方法が市全体で論議もされていないのに、このような
案を出す根拠はあるのか。(かっての「赤レンガファクトリーパーク」構想は事实上消
滅しており、その後は、市役所建替地の候補になった位ではないのか。)
18-2
工事費予算、投資効果について
総事業費は約16億円としているが、25年度予算の中では11億円余と説明され て
おり、約4.7億円(率にして42%)も増えているが、何故、このような大きな 違
いがあるのか。工事費単価アップはあると思うが、財政事情が厳しいなか、工事範囲を
縮小する等、当初予算内に留めるべきである。又、これら投資に対し、どれだけの集実
効果や経済効果があるのか全く触れていないが、整備計画自体は既に決められたものと
はいえ,民間発想では考えられない。
18-3
工事規模について
前1~2項とも関連するが、計画は現状施設に比べ整備規模が余りにも大きく、いくら
国補助金があるとは言え、無駄な投資となる可能性があり、当面は、建物の整備と最小
限の周辺整備に留めるべきである。建物も2階関係については整備を止め、来実状況等
を見てから判断し、必要があれば整備すれば良い。
18-4
民間施設について
具体的なプランは示されていないが、この部分は利用者に土地を有償貸付し、建物建築
や運営全てを民間業者に任せると考えて良いのか。したがって、希望者が無い場合は空
き地となるのか。
18-5
建物内等プランについて
カフェコーナーとショップコーナーが広く且つ両者は離れて配置されているが、採算面
で運営が厳しいのでは無いか。审内に余裕があるかも知れないが、カフェコーナーとシ
ョップは同じ場所にし、一体的な運営が可能なように配置した方が運営面で良いのでは
ないか。又、マルシェ広場は国道に面しており環境面、景観面で良いとは言えないし、
カフェとの競合、北側広場と離れ「にぎわい」が分散することにもなり設置する必要は
無いと思う。(工事費削減にもなる。)
18-6
入館料について
入館料については触れていないが、博物館等と同様に無料か。無料で良いと思うが、南
吉記念館が有料であるが、有料・無料の判断基準があるのか。
19-1
半田赤レンガ建物は、日本でも貴重な建造物なので、それと半田の歴史をリンクさせ
て観光につなげていくことは、半田市のみならず知多半島全体の活性化にもつながり、
大変すばらしいと思います。外観を整備することで、更に赤レンガの良さが引き立つと
思います。
20-1
半田赤レンガ建物整備基本設計に関して意見を以下に述べさせていただきます。
基本方針が大きく 3 点あげられていますが、その中でも特に「半田赤レンガ建物が持
つ“精神”を新たな場づくりの礎とします。」を大切にしていただきたいのです。
ちっぽけな半島から全国に向かって果敢に挑戦した起業家精神を今後 100 年、200 年
と後世に引き継がれる場にしていただきたいと思います。
「建物の保存活用にあたっては、・・・・・・・・。また、必要に応じカブトビール生
産時代の状況への復元に務めます。」とコメントされています。全く同感です。できる
限り忠实に实行していただきたいと思います。当基本設計では観光拠点の創出が大きく
打ち出されています。この点に関して異論はありません。しかし、観光拠点を第一に進
めていくあまり、上記のコメントの内容の实行が後退していくということは絶対に避け
なければなりません。当建物は言うまでもなく歴史的、建築学的、文化的等々から超一
級品の建物です。この価値を損なうような改修・使用は絶対に避けていただきたいと思
います。次に、敷地全体の活用計画ですが、将来計画に民間施設の誘致が挙げられてい
ますが、この件に関しては慎重に対応すべきと考えます。他の例を見る限り長く続いて
いる民間施設が数尐ないということです。出店したものの商売にならずに撤退し、また
別の施設が入るということは絶対に避けなければなりません。その施設だけにとどまら
ず、半田赤レンガ建物のブランド自体に傷をつけることになると思います。現在のハウ
ジングセンター以外の施設の誘致を判断するときには長期を展望して判断していただ
きたいと思います。次に、施設管理・運営の方針で指定管理者による運営が挙げられて
います。
民間の活力を導入することは大変結構です。ただし、民間事業者は一方では営利を第
一の目的とする法人でもあります。営利第一主義により今回の基本設計に謳ってある基
本方針が損なわれることがあってはなりません。そのためにも指定管理者へ提示する事
業委託契約には間違った運営ができないよう詳細な内容を盛り込んでいただきたいと
思います。平成 27 年 4 月からの常時公開を楽しみにしています。以上
21-1
良く考えられた基本設計だと思います。しかし、インパクトの弱い基本設計です。
私の理解不足かもしれませんが、
「ゲストハウス」
「クラブハウス」が一般的すぎて魅力
を感じません。一体ここで何をするのでしょうか。コンセプトの1つである【市民が共
有する「家」】の具現化なのでしょうが、コンセプトは理解できるものの、中身が弱い
と思います。市の建物ですから、市民が共有する「家」は当たり前です。その中で何を
するのか、クラシティーとの関係をどうするのか、この辺りが明記されておらず、理解
できません。
私なら、赤レンガ建物は「ビアレストラン」と「カブトビール醸造所」として活用すべ
き、と考えます。さらに、各界の協力を求めながら、「郷土産業史博物館」としての機
能を持たせるべきです。これを基本設計5頁の概要と対照すると、
1.ゲストハウス → 「ビアレストラン」
ビアレストランでは、2.の醸造所で作った地ビール「カブトビール」を提供します。
もちろん一般ビール、郷土の食や酒、も提供します。一般ビールはキリンビールと提携
するのが良いと思います。戦後この地にあった「日本食品化工株式会社」は三菱系でキ
リンビールとは同系です。キリンビールの発祥は横浜の地であり、赤レンガ設計者の妻
木頼黄の代表建築は横浜にあります。これらを縁とするべきです。赤レンガ、ビールを
縁として、横浜との交流企画を持つことも一案でしょう。
2.クラブハウス → 不要(「活動拠点」とはそもそも何であるかが分かりませんし、
この赤レンガの中にある必要性も分かりません。とても曖昧な位置づけ) → 代わり
に、「カブトビール醸造所」
醸造所が赤レンガに収まらないなら、隣に赤レンガ建物をつくることを希望します。も
ちろん、赤レンガではなく近代的な工場でも良いと思います。マイクロブルワリーです。
現在、「カブトビール」は知多麦酒に製造を委託していると聞いていますが、半田市が
この地に工場を用意し、引き続き、知多麦酒に製造を委託すれば良いと思うのです。
3.常設展示スペース → 「郷土産業史博物館」
8頁の展示計画は良くて出来ています。酢の博物館、酒の博物館に、
「ビールの博物館」
(展示はビールに限定しなくても良い)が増えるという理解です。半田市立博物館との
展示物調整をする必要があるかもしれません。
以上の3つをこのように明確にした方が、集実力は向上します。また、コンセプトの1
つである【「食」と「ものづくり」】や、将来活用の【「食」と「ものづくり」をテーマ
にした新たな産業や観光資源を育てる機能】につながると思います。
この赤レンガ整備は公的な事業ですから、市民・地域への建前やポーズは不可欠ですが、
本当の目的を見失うとクラシティーの二の舞(=内向きの発想で人が集まらない)とな
ります。なお、私が思う本当の目的とは赤レンガ建物による「外からの観光・集実力の
向上、そして街の活性化、そして市財政への寄与」です。
江戸後半以降、現代にいたる半田(知多)の産業の歴史に市民は誇りを持っています。
この3つの機能を赤レンガ建物に与えることにより、この誇りが強くなるのではないで
しょうか。
22-1
①入場者の尐ない博物館の機能(展示)を思い切って赤レンガ建物に移す。
→観光実など、より多くの人に見てもらう機会が増える。内部の付加価値が高まる。話
題性も抜群。
②敷地内にレールを敷き、トロッコで移動できるようにする(ビールではなく人を運
ぶ)。
→家族連れ、リピーターの増加につながる。
③蔵のまちと南吉エリアの回遊拠点、且つ市の観光の拠点(核)とするためには、相
互に尐し距離があるので、次のものを導入する。(バスで来る実も多いと思うが…)
・自転車(1人乗りから複数人乗れるものを準備する) ・人力車
④観光協会の窓口をつくる(増設)。
→多くの観光実が見込めるうえ、赤レンガ建物が核となって、市内(知多半島内)を
楽しんでもらう。
⑤カブトビールを“キープ”できるようになる。倉庫内でビールの保存を再現する。
→ビールの飲み残しはできないので、瓶をまとめ買い(30本○○○円)してもらい、
ボトルを“キープ”しているような感覚で倉庫内で保存し、いつ来ても自分のビール
が飲めるようにする。倉庫内でのビールの保存の再現にもつながる。リピーターの増
加につながる。
23-1
半田赤レンガ建物整備基本設計に対して意見を述べさせて頂きます。半田赤レンガ建
物整備基本設計一連の資料を拝見し赤レンガ建物を中心とする観光拠点は半田市の将
来にとって基本方針の通り重要であり、且つ発展の為必要だと感じました。次にこの構
想に付け加えて頂きたい点につき意見を述べさせていただきます。
1:郷土産業史を語る建物保存活用
歴史上半田の活気や物づくりに対する心意気を知って頂き、後世に伝えるためにも半
田の地にて豊田佐吉の自動織機発明に始まり、カブトビール創業、日本で初めて半田赤
レンガ建築物を活用しトウモロコシよりコンスターチ、油を製造する日本穀産化工を創
業し今日の日本食品化工㈱の起業地であること、又知多半島の今日の盛んな酪農の始ま
りであることを常設展示、関係物品の販売、試食をすることにより伝えて頂きたい。
2:赤レンガ建物の建築技術の活用と産業育成、観光資源の育成
半田赤レンガ建物の建築技術は中空構造をもつ五重の複壁や断熱耐火床を有し、部屋
全体が外気より断熱される特徴がある建造物である。之を活かすとともに産業の紹介育
成を図り観光資源の発掘も大切だと思います。具体的には部屋全体が外気より断熱され
一定の低温度が必要な乳製品の工房を作り地方色と特徴の出しやすい、フレッシュチー
ズ、発酵チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム等の乳製品をはじめ発酵畜産製品を製造、
販売し、ビールとともに楽しんで頂き、知多半島の隠れた存在の酪農を紹介し、観光資
源としても活用、産業の発展に寄与することも大切ではないでしょうか。半田は古来よ
り発酵醸造業の盛んな所でした。この発酵醸造技術の伝承ともなります。
3:緑地活用について
緑地の一部にビールの原料であるビール麦、ポップの栽培をして見て頂き、又酪農家
のご協力を頂き、子牛、ホルスタイン、黒和牛、ジャージイ種等の各種牛の放し飼いの
コーナーを設けのんびりムードを作って子供さんとゆっくり遊んで頂ける、お子さんに
も楽しい緑地公園にしては如何でしょうか。気候も良く生活し易くややもすればのんび
りムードの漂う知多半島、国内、国外より幅広く多くの方々にお越し頂き刺激を頂き郷
土の発展を図るべく各産業界を前向きに活性化につなげていきたいものです。
以上半田赤レンガ建物の保存活用について意見を述べさせていただきました。
24-1
かつては、歴史的にも・産業的にも・文化財的にも大変重要な半田市・日本の宝物が、
ゴミとして廃墟されようとした時があった。その時、多くの市民が立ち上がり、市民運
動と時の世論が重い腰の行政を動かした。その後、市民活動から赤煉瓦倶楽部・半田が、
全国の多くの支援者と会員からの指示を受け、ついに、半田赤レンガ建物が、多くの人々
の念願であった常時公開の建物活用までの成果を果たした。この市民参画のまちづくり
のお手本となる市民主導によるボランティア活動は、建物の重要性以上に半田市の宝物
であると思います。また、スタジオジブリ映画「風立ちぬ」にカブトビールが登場した
ことにより、今カブトビールは、日本全国から注目されております。これをきっかけに
半田市のまち・文化・産業・観光等を積極的に売り込む、またとないチャンスです。ぜ
ひ、半田赤レンガ建物が半田市を中心とした知多半島全体の中核となる文化・観光・も
のづくり等の発信拠点として、日本全国に半田をPRできる施設となってほしいと思い
ます。
25-1
半田赤レンガ建物は、先人のものづくりに対する精神や歩みを感じられる重要な歴史的
産業文化遺産として考えられます。もちろん建物自体の価値も現在まで存在しているも
のとしては、全国的にも貴重なものとなっている。
その場所において保存や活用が出来ることは、そこに暮らす人々にとっても宝物であり
誇りとして感じ、素晴らしいことだと考えます。
今後、知多半島内はもとより東海地区、全国、海外からも注目を受けるだけの施設とし
て発信し続けてほしいと願います。観光の視点からも知多半島の中心的ランドマークと
して多くの方に支持をされ集える場所として活き続けることを願っています。
結果として、観光を中心に、新たなる文化創造や教育、地域を高めることとなるでしょ
う。
さて、具体的な計画案を見る中で、一般的に賑わい創造を推進することを考える上で
「食」に対する執着が大きいものです。かつてビール工場だった事もあり、もっと前面
にカブトビールが楽しめる場所として押し出す必要があると感じます。歴史的背景を創
造し全国に発信でき、地域ブランドの一翼を担う存在になりうるモノで、周辺地域との
連携を密にして食とビールの良い関係づくりを願うものです。
26-1
150~200 人くらいの人が飲食、会合のできるスペースが赤レンガ建物本体の中にある
といいですね。市内の各団体が手軽に利用できてよいと思います。
半田市には美術館がありませんね。赤レンガ美術館はどうでしょう。美術品の展示が博
物館や雁宿ホールの会議审ではさびしいですね。
住吉神社から山車が出入りできるようにしたらどうでしょうか。祭礼が盛り上がるとお
もいます。
自然がいっぱいの雁宿公園に対しこちらをヨーロッパ式の美しい庭園にして市民や観
光実が沢山集まる憩いの場にしたらどうでしょうか。全体図を見る限りあまり美しいお
庭には見えませんね。
27-1
1.赤レンガ建物北壁弾痕群が戦争遺跡として、全国有数の歴史的価値をもつことを
強調し、アピールして下さい。
米軍戦闘機による非軍事施設の弾痕群は、東京都東大和市の旧日立航空機発電所壁の
ものと二箇所残るだけです。東大和市は1995年、市史跡として指定しています。半
田市の場合、さらに数も多く、歴史的建造物を傷つけた戦跡として、最近学術研究者か
らも注目されています。「愛知県史別編文化財Ⅰ」(2006)にも紹介されています。
2.悲惨な差別空襲の証言者として、弾痕壁を観光資源として、活用し、P.Rして
ください。
本年も「中日新聞」8月2日付などで、紹介されましたが、貴重な戦争遺跡であり、
平和学習の最適の見学地であることが徐々に全国に知られるようになりました。
近年、
「半田空襲と戦争を記録する会」がガイドを依頼された団体は、名古屋市・岐阜
市・京都府からの例があります。全国規模の大会行事の一つとしてのツアーもいくつか
ありました。「赤レンガ建物」を戦跡として、もっと宠伝すれば、新しい層の観光実を
誘致することができましょう。
3.赤レンガ建物内に「7.15半田空襲と戦争」
(仮)をテーマとする展示审や資料
审を設けてください。
7.24半田空襲については、博物館にコーナーが設けられていますが、7.15小
型機空襲についての説明はありません。戦時期に中島飛行機半田製作所に買収され、食
糧倉庫という軍需施設に使用されたこと、当日、半田市内に8人の市民が犠牲になった
ことなど半田の戦争の歴史を知る施設を設け、小・中学生などの平和教育の場としてく
ださい。
4.北壁弾痕群の务化防止、保存対策を行ってください。30年前の写真と比較する
と明らかに風化がすすんでいます。科学的技術的な保存対策をぜひ検討、研究してくだ
さい。写真を参考に初期の弾痕壁の一部復元模型を作成し、上記資料审に展示すること
も検討してください。
28-1
地域に若者~中、高年が楽しめ、語りが出来る場所があったらいいと思う。市民と市
民の結びつき、さらによりよい半田市になれる事希望します。その場の1つに赤レンガ
はこれから大きな役割があるように思います。
29-1
計画案を決定されるにあたっては、成功している事例をして他商業施設を参考にされ
ているかとは思います。そこで、ご承知の通り、にぎわいのある観光拠点かつ商業施設
として機能させるには大変な労力と知恵と工夫、そして挑戦が要になるのかと思いま
す。それは、かつてカブトビール社がもっていた心意気そのものです。
その挑戦する心意気を、計画案を拝見させてもらった限りでは見つけることはできま
せんでした。
全体的に当たり障りのない無難な計画案にまとまっていて、計画を進めたいばかりに
市民やその他からの批判や酷評、誹謗中傷を回避するためだと想像します。しかしどう
か、それを恐れずもう一度、計画案を練り直してくれることを願います。
「挑戦する心意気が感じられる部分」がすなわち「計画案の核」になることは、専門
家でなくとも多くの市民はよくわかっています。
批判や酷評する市民は尐数派に部類すると信じてください。どうか、一半田市民とし
てのこの声が、半田市の未来を担う一大事業である本計画の最高責任者に届いてくれる
ことを祈っています。