不動産投資に関する意識調査を実施

2009 年 6 月 23 日
野村不動産アーバンネット株式会社
報道関係者各位
投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」
不動産投資に関する意識調査を実施
~不動産投資家の約 9 割が今のマーケットを「買い時」と回答 ~
野村不動産アーバンネット株式会社(本社所在地:東京都新宿区 代表者:取締役社長 北村 章)は、
2009 年 5 月 13 日(水)~6 月 3 日(水)、投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」(http://www.nomu.com/pro/)の会員を対
象とした「不動産投資に関する意識調査」を実施いたしました。この度、調査結果がまとまりましたのでお知らせいた
します。
本アンケート結果につきましては、投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」でもご覧いただけます。
http://www.nomu.com/pro/news/090623_01.html
【調査概要】
調査時期
調査対象
有効回答数
調査方法
:
:
:
:
2009 年 5 月 13 日(水)~6 月 3 日(水)
投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」会員(会員数 約 16,500 人 ※2009/4/1 時点)
761 人(投資物件の保有者:401 人、非保有者:360 人)
インターネット上でのアンケート回答
【調査結果のポイント】
■約 9 割の投資家が今のマーケットを「買い時」と回答
・投資物件は「今が買い時」が 51.8%、「間もなく買い時が来る」が 38.0%と、合わせて約 9 割の投資家が現在の
マーケットを「買い時」と回答。
■投資物件「保有者」の半数以上がサラリーマン。自己資金 2 割以下での購入が約半数
・投資物件「保有者」の半数がサラリーマン。平均年齢 46.2 歳、年収は 1,000 万円以上が 50%。
・保有している物件は、区分マンション 55.9%、アパート 36.2%、一棟マンション 30.7%、ビル 13.7%(複数回答)。
・総投資額は、「3000 万円未満」が約 25%、「1 億円以上」が約 40%。
・物件購入時の資金プランは、「自己資金 3 割以下」が 66.8%。逆に、「全額キャッシュ」は 18.5%。
・管理方法は、「管理会社に委託」が約 7 割(内、家賃保証ありが 15%)、一方で自主管理が約 3 割。
・不安点では、「空室リスク」が最多の 29%、続いて「老朽化(メンテナンス・建替え・売却)」23%、「賃料下落」13%。
■これからの購入したい物件では、「都心回帰」「立地重視」の傾向
・購入したい物件は、「一棟マンション」が最多の 54.0%、続いて「アパート」47.7%、「区分マンション」42.0%(複数回答)。
・購入したい物件予算「1000 万円以上~3000 万円未満」28.6%、「5000 万円以上~1 億円未満」が 30.0%と最多。
・希望エリアは、「東京都心 5 区」で 46.1%、「東京その他 23 区」で 55.3%、「横浜・川崎エリア」で 35.5%と都心回
帰の傾向。
・購入時に重視するポイントとしては、「エリア・立地」82.0%、「利回り」59.5%。
■不動産投資を始めた理由は、「安定した副収入(不労所得)が欲しいから」が大多数
・「安定した副収入(不労所得)が欲しいから」74.8%、「資産運用のため」49.8%、「私設年金として(老後のため)」34.6%。
【調査結果概要】
①投資用物件の購入意向
投資物件は「今が買い時」、「間もなく買い時が来る」を合わせて約 9 割が「買い時」と回答。
物件価格の底は、「既に底を打っている」が約 2 割。「半年以内」「1 年以内」の底打ち予想が 5 割弱。
昨年からの不動産価格の下落を背景に、投資物件の利回りが上昇する中、一部では不動産価格の下げ止まりの傾
向も見られてきており、今のタイミングが「買い時」と考える投資家が約 9 割という結果になりました。
実際に、2008 年 1 月以降のノムコム・プロ掲載物件の利回りは、右肩上がりで上昇しており、特に 2008 年夏以降から
今年 1 月頃までは顕著に上昇しています。また、今期 4 月・5 月のノムコム・プロ掲載物件に対する反響数も、対前年
比で 1.8 倍と大幅に増加しています。
図1◆今、投資用物件は買い時だと思いますか?
間もなく買い時を含め、
「買い時」と回答した割合
89.8%
図2◆不動産価格の底は、いつか?
≪参考≫ 平均利回り推移
10%
区分マンション
一棟マンション
9%
売りアパート
売りビル(一棟)
店舗・事務所
全体平均
8%
※ノムコム・プロに掲載されている物件の
平均利回り(満室時想定利回り)を元に算出
7%
1月
2008 年
3月
5月
7月
9月
11月
1月
2009 年
3月
5月
②投資物件「保有者」の実態
投資物件「保有者」の半数以上がサラリーマン。平均年齢 46.2 歳、年収は 1,000 万円以上が 50%。
男性 85.3%、女性 14.7%
図3◆保有者のプロフィール<職業別>
半数が会社員
図5◆保有者のプロフィール<年収別>
年収 1000 万円以上が 50%
図4◆保有者のプロフィール<年齢別>
平均年齢
46.2 歳
図6◆保有者のプロフィール<男女比>
男性:85.3%、女性:14.7%
③保有物件について
保有している物件は、区分マンション 55.9%、アパート 36.2%、一棟マンション 30.7%、ビル 13.7%(複数回答)。
物件所在地は、「東京都心 5 区」が 22.4%、「東京その他 23 区」が 36.7%(複数回答)
総投資額は、「3000 万円未満」が約 25%、「1 億円以上」が約 40%。
物件購入時の資金プランは、「自己資金 3 割以下」が 66.8%。逆に、「全額キャッシュ」は 18.5%。
管理方法は、 「管理会社に委託」が約 7 割(内、家賃保証ありが 15%)、一方で自主管理が約 3 割。
図7◆保有している投資用物件の種別(複数選択)
0%
20%
40%
60%
区分マンション 30.7
アパート その他 100%
55.9
一棟マンション ビル・事務所・店舗 80%
36.2
13.7
11.7
図8◆保有している投資用物件の所在地(複数選択)
0%
20%
東京都心5区 (千代田区、中央区、港区、渋
谷区、新宿区) 40%
22.4
36.7
東京その他23区 東京都市部 10.2
18.0
神奈川 横浜・川崎エリア 7.5
神奈川県その他 千葉県 11.2
埼玉県 10.7
その他関東(茨城県・栃木県・群馬県) 4.2
9.0
大阪府 兵庫県 京都府 その他関西(奈良県・滋賀県・和歌山県) 5.5
3.7
1.7
北海道・東北 9.0
信州・東海 中国・四国 7.0
1.7
6.5
九州・沖縄 海外 1.0
60%
80%
100%
図9◆総投資額
図10◆物件購入時の資金プラン
図11◆保有物件の管理方法
自己資金 3 割以下が約 67%
管理会社に委託が約 70%
図12◆保有物件に対する不安(複数選択)
0%
20%
40%
空室リスク
29
13
賃料の下落
借入れ金利の上昇
3
地震、火災など
3
将来の売却、資産価値下落
9
管理運営(入居者とのトラブルなど)
9
23
老朽化・修繕対策
その他
特に不安は無い
7
18
不安は空室リスク、老朽化対策、賃料下落
④これからの購入意向
購入したい物件種別「一棟マンション」54%と最多、続いて「アパート」47.7%、「区分マンション」42.0%。
購入したい物件予算「5000 万円以上~1 億円未満」約 3 割、「1000 万円以上~3000 万円未満」3 割弱。
希望エリアは、「東京都心 5 区」で 46.1%、「東京その他 23 区」で 55.3%。「横浜・川崎エリア」で 35.5%と都心回
帰の傾向。
購入時に重視するポイントとしては、「エリア・立地」82.0%、「利回り」59.5%。
図13◆これから購入を検討したい物件の種別(複数選択)
0%
20%
40%
60%
100%
42.0
区分マンション 54.0
一棟マンション アパート 47.7
ビル・事務所・店舗 その他 80%
15.2
4.7
図14◆これから購入を検討したい物件の希望エリア(複数選択)
0%
20%
40%
東京都心5区 (千代田区、中央区、港区、渋
谷区、新宿区) 28.6
35.5
神奈川 横浜・川崎エリア 13.0
神奈川県その他 千葉県 18.0
埼玉県 17.6
5.1
14.7
大阪府 8.4
兵庫県 7.1
京都府 3.3
北海道・東北 7.4
信州・東海 6.7
中国・四国 九州・沖縄 海外 100%
55.3
東京都市部 その他関西(奈良県・滋賀県・和歌山県) 80%
46.1
東京その他23区 その他関東(茨城県・栃木県・群馬県) 60%
2.0
6.7
3.9
東京都心 5 区が 46.1%、東京その他 23 区が 55.3%、横浜・川崎が 35.5%
図15◆これから購入を検討したい物件の予算(複数選択)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
20.0
~1000万円未満 28.6
1000万円以上~3000万円未満 22.7
3000万円以上~5000万円未満 30.0
5000万円以上~1億円未満 17.6
1億円以上~2億円未満 5.3
2億円以上~3億円未満 2.8
3億円以上~5億円未満 1.3
5億円以上~ 12.7
特に決めていない(良い物件があれば)
図16◆投資用物件の購入を検討する上で重視するポイント(複数選択)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
52.4
価格 59.5
利回り 82.0
エリア・立地 27.5
築年数 13.7
構造(安全性) 借入れ可能なローン(金利、借入れ額)
21.8
入居状況(賃貸稼動状況) 21.7
節税効果 2.4
その他 1.8
⑤不動産投資を始めた理由
「安定した副収入(不労所得)が欲しいから」74.8%、「資産運用のため」49.8%、「私設年金として(老後のため)」34.6%。
不動産投資を始めた理由として、投資物件保有者の約 75%が「安定した副収入(不労所得)が欲しいから」と回答。
高利回りによるキャッシュフローより、安定した長期投資という点を重視しているという結果になりました。
図 17◆不動産投資を始めた理由
0%
20%
40%
60%
安定した副収入(不労所得)が欲しいから 74.8
私設年金として(老後のため) 34.6
資産運用のため 49.8
13.7
節税対策のため 他の金融商品と比較して利回りが高いから
借入れローンが低金利だから その他 80%
9.9
6.6
3.7
「安定した副収入が欲しいから」が約 75%と大多数
100%
投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」では、今回の調査結果を参考に、不動産投資家のニーズに応えたコンテンツを
充実させ、更なるサービス向上を目指してまいります。
【野村不動産アーバンネット株式会社の概要】
所 在 地: 東京都新宿区西新宿 1-26-2
代 表 者: 北村 章
設立年月: 2000 年 11 月(2001 年 4 月営業開始)
資 本 金: 10 億円(野村不動産ホールディングス株式会社 100%出資)
事業内容: 不動産仲介(個人・法人)、新築不動産販売、投資商品開発、資産コンサルティング、保険代理店
U R L: http://www.nomura-un.co.jp/
以 上
本件に関するお問い合わせ窓口
野村不動産アーバンネット株式会社 経営企画室(長谷川・尾山)
TEL03-3345-7779・FAX03-3345-8273