柴田高ゼミ「シリコンバレーのIT企業と観光ビジネス」

(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
柴田高ゼミ「シリコンバレーのIT企業と観光ビジネス」
柴田ゼミは、IT・ハイテク企業と、観光ビジネスという2本柱で研究を進め
ています。
2013年度の海外ゼミ研修では、米国のシリコンバレーを中心に、9月5日
(木)から10日(火)まで、IT・ハイテク企業の実情を自分の目で確かめ、
観光ビジネス・異文化コミュニケーションを体験する内容で実施しました。
9月5日午後に日本を出発し、同日午前中にサンフランシスコに到着します。
入国後、バスで市内を見学し、サンフランシスコ州立大学を訪問して、キャン
パスを見学しました。
9月6日(金)は、シリコンバレーの「IT 産業の聖地」見学です。
まず、
「シリコンバレー発祥の地」HP ガレージを見学し、次に、IT事業に多く
の人材を輩出するスタンフォード大学を訪問し、キャンパスを見学しました。
さらに、コンピュータ歴史博物館を見学し、コンピュータの歴史を学ぶことが
できました。その後、グーグル本社周辺に広がる「キャンパス」やヤフー本社、
インテルの本社、アップルの本社を見学しました。特にインテル・ミュージア
(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
ムでは半導体の発展の歴史について学ぶことができました。
9月7日(土)は、観光産業の現地調査と異文化コミュニケーション体験です。
まずミステリースポットと、次にウィンチェスターミステリーハウスを見学し
ました。現地係員の説明は全て英語ですが、見ているだけでも不思議さは理解
できます。また、午後には日本の郊外型のアウトレットモールの手本となった
ギルロイのプレミアムモールを見学しました。
9月8日(日)は、学生が数人ずつの小グループで、自分達で行きたい所を決
め、行き方を調べ、必要な手配も行い、自主的に行動する日です。
今回は、
・ロサンゼルスでハリウッドの看板を見てくる
・ラスベガス経由でグランドキャニオンを見る
・ヨセミテ国立公園まで行ってくる
・大リーグの野球試合を観戦する
・サンフランシスコ市内を詳しく廻る
という5つの班に分かれて、行動しました。
9月9日(月)昼にサンフランシスコを出発し、10日(火)の夕方に、全員
無事に帰国しました。
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陣内良昭ゼミ「陣内ゼミにおける財産」
(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
陣内ゼミは、22名のゼミ生と陣内先生でハワイ大学会計学科を訪問しました。
この中には、昨年度の当ゼミ海外研修で香港城市大学会計学科を訪問した者が
何名かおり、その時に得た教訓として英語の壁を感じた学生が多かったため、
2013年度は陣内先生と相談の上、ゼミの中で英語の授業や英語の発表の時
間を設け、悪戦苦闘しながらハワイ大学訪問のための下準備を行いました。
ハワイ大学会計学科では、教授と学生たちから大いに歓迎されました。
まず、キャンパスツアーと会計学のクラス(担当は Jenny Teruya 教授)での学
生のプレゼンテーションの見学と採点(投票)とディスカッションを行い、そ
の後全員で昼食を楽しみ、昼食後は屋外でチームごとにゲームを行って交流を
深めました。
キャンパスツアーでは、ハワイ大学会計学科の学生が普段使用している教室や、
大学内にある文化的・歴史的に優れた建物を案内してもらいました。図書館が
24時間利用できることに驚きました。
それだけ大学図書館の需要があるということを感じました。
学生のプレゼンテーションでは、発表している者の立ち居振る舞い、話し方、
資料の使い方がとても上手で、普段はゼミでディベートをしている私たち陣内
ゼミ生はそれぞれに足りないものをたくさん吸収できたと思います。
昼食では、最初こそ緊張しましたが、共通の趣味や話題を見つけ、次第に仲良
くなり盛り上がってハイタッチをする等、皆が笑顔になっていきました。
ゲームでは、陣内ゼミ生とハワイ大学会計学科学生を混合にしてチーム分けが
され親睦を図りました。
ゲーム終了後には、そのゲームの画像や動画が全員の前で流され、楽しい時間
を振り返り笑いあっていました。その様子はゼミ研修報告会で発表させていた
だきました。
ゼミ生の全員がたくさんのものを得ることができた海外ゼミ研修になりました。
(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
関昭典ゼミ「Vietnam-Japan Youth Exchange 2013」
初めて訪れるベトナムで、参加
ゼミ生10名と現地学生13
名が2週間の共同生活をしま
した。
生活環境や習慣は日本とは異
なる面が多く、また日本語は一
切通じず英語が唯一の交流言
語。さらに衛生面の問題もあり、
皆不安と緊張でいっぱいでし
た。
最初の3日間はひたすらカル
チャーショックとの格闘です。
異国の地で自分の思い通りに
ならず、日本からの長旅の疲れ
も重なり疲労困憊し、「日本に
帰りたい」と弱音を吐く学生も
少なくありませんでした。
しかし、現地学生との交流が深
まり、ベトナムの習慣を受け入れることができるようになるに連れて学生の表
情は生き生きとしていきます。
そして2週間目に入ると最初の強い不安感が嘘だったかのように、にぎやかで
楽しいマルチ・カルチュラル学生集団が形成されました。
終わって見ればあっという間の2週間。
涙、涙のお別れです。
参加者23人全員が声を上げて泣いている風景は悲しくもあり、さわやかでも
ありました。
一緒に過ごしたのはたったの2週間でしたが、一度育まれた友情はそう簡単に
は消えません。
帰国後も頻繁に連絡を取り合い、さらに何とゼミ生2名がベトナムへの長期留
学を決意しました!
ちなみに本ゼミ研修は、
「Vietnam-Japan Youth Exchange 2013」という名称で、ベ
トナムのテレビ全国ニュースで特集され、新聞各紙に大きく掲載されました。
(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
高井良健一ゼミ
「シンガポールゼミ研修旅行
~シンガポールの学校を訪問して~」
高井良ゼミナールでは、9月16日から20日まで、シンガポールでのゼミ研
修を行いました。
メインイベントは、シンガポールの中学校への訪問です。
私たちが訪問したクレメンティ中等学校は、郊外にあるシンガポールの典型的
な公立学校で、芝生に覆われた美しい中庭と、さまざまな民族の子どもたちの
柔らかな笑顔が印象的でした。
シンガポールでは、
教員養成に力をかけ
ており、教師になる
ためには日本よりは
るかに長い教育実習
を経験しなくてはな
りません。
その分、教師は専門
職として高く評価さ
れています。
また、学校のカリキ
ュラムも充実してお
り、理数系の高度な
教育内容のほか、市民性の教育、サークル活動など、子どもたちを市民として
育てる教育が準備されていました。
シンガポールでは、中学校への訪問のほか、美術館での作品鑑賞、博物館での
シンガポール史、アジア文化史の学習など、貴重な学びを経験することができ
ました。
このほか、ナイトサファリで動物ショーを鑑賞したり、セントーサ島の水族館
で悠然と泳ぐマンタとゆったりとした時間を過ごしたり、心豊かな時間を過ご
すことができました。そして、最後の夜は、マリーナ・ベイ・サンズの最上階
に上り、百万ドルの夜景を楽しみました。
(国際交流委員会から)
2013年度 夏季海外ゼミ研修
ゼミ研修旅行では、一般的な観光旅行では経験することが難しい、深い学びの
ある旅行を経験することができ、経験を仲間たちと共有できることが何よりも
すばらしいことです。
学生たちと一緒に過ごした珠玉のような5日間は、私にとっても宝物になりま
したし、学生たちにとってもきっとそうであったと思います。
帰国してから、ゼミの教室に出かけることが、ますます楽しみになりました。
このような貴重な機会を準備してくれた東京経済大学に、深く感謝しています。