設問2.福島市の取り組みについて(満足度と優先度) 1.調査概要 本市の主な施策のそれぞれについて、福島市総合計画「ふくしまヒューマンプラン21」 後期基本計画の章ごとの施策(全30項目)を示し、それぞれについて、どの程度満足している か、今後どの程度優先すべきかを尋ねた。 回答は、満足度については、 「非常に満足」 「満足」 「どちらでもない」 「やや不満」 「非常に不 満」 「わからない」から、優先度は、 「特に優先すべき」 「優先すべき」 「どちらでもない」 「あま り優先しなくてよい」「優先しなくてよい」「わからない」から、それぞれ1つずつ選択しても らう方法によった。 福島市総合計画「ふくしまヒューマンプラン 21」後期基本計画に基づく施策 章 第1章 一人ひとりの個性が活きる 人が輝くまち 第2章 豊かな自然と共生する 美しいまち 第3章 やすらぎと潤いのある 安全・安心なまち 第4章 経済力の強い 活力のあるまち 第5章 連携と交流が生み出す にぎわいのある まち 施策(項目) 1.生涯学習 2.学校教育 3.文化 4.スポーツ・レクリエーション 5.男女共同参画 6.国際交流 1.自然環境の保全と都市緑化 2.地球環境の保全 3.環境衛生 4.上水道 1.都市防災・防災対策 2.防犯対策と交通安全 3.消費生活 4.生涯健康と保健医療 5.地域福祉と障がい福祉 6.子育て支援 7.高齢者福祉 1.農業 2.工業 3.商業 4.観光 5.雇用 1.広域連携・交流 2.居住環境 3.中心市街地の活性化 4.幹線道路 5.生活道路 6.公共交通機関 7.高速交通網 8.情報化 5 枝番 1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-6 2-1 2-2 2-3 2-4 3-1 3-2 3-3 3-4 3-5 3-6 3-7 4-1 4-2 4-3 4-4 4-5 5-1 5-2 5-3 5-4 5-5 5-6 5-7 5-8 2.分析方法 各施策の満足度と優先度の相対比較と相関分析を行うため、各施策の満足度と優先度を指数 化した。 指数は、各選択肢の指数の基数に回答者数を乗じ、その加重平均を求めることによって算出 した。 ①各選択肢の指数の基数 基数 5 4 3 2 1 満足度 非常に満足 満足 どちらでもない やや不満 非常に不満 優先度 特に優先すべき 優先すべき どちらでもない あまり優先しなくてよい 優先しなくてよい ②各施策の指数の算出方法 満足度の例 〔5×(「非常に満足」と答えた人数)+4×(「満足」と答えた人数) +3×(「どちらでもない」と答えた人数)+2×(「やや不満」と答えた人数) +1×(「非常に不満」と答えた人数)〕/〔(回答者総数)-(「わからない」と答えた 人数)〕 6 3.分析結果 (1)満足度 各施策(項目)の満足度の指数は、次のグラフのとおりである(指数の高い順に表示) 。 全体の指数の平均値は、基数の中間値と同じ 3.0 であった。また、全30項目のうち 18項目が中間値・平均値以上であった。 ◆ 項目ごとの満足度 (※順位は、小数点第二位以下の数値をふまえて順位付けしている。) 1 2 3 4 3.8 2-4.上水道 3.4 3.3 3.2 3.2 3.2 3.1 3.1 3.1 3.1 3.1 3.1 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 2.8 2.8 2.8 2.8 2.8 1-1.生涯学習 1-4.スポーツ・レクリエーション 2-3.環境衛生 1-3.文化 2-1.自然環境の保全と都市緑化 3-1.都市防災・防災対策 5-7.高速交通網 3-2.防犯対策と交通安全 3-4.生涯健康と保健医療 1-2.学校教育 5-8.情報化 5-4.幹線道路 3-6.子育て支援 3-7.高齢者福祉 1-6.国際交流 5-1.広域連携・交流 1-5.男女共同参画 3-3.消費生活 3-5.地域福祉と障がい福祉 5-2.居住環境 2-2.地球環境の保全 5-3.中心市街地の活性化 4-4.観光 5-5.生活道路 5-6.公共交通機関 4-2.工業 4-1.農業 2.5 2.5 4-3.商業 4-5.雇用 7 5 1位 5位 10 位 15 位 20 位 25 位 30 位 (2)優先度 各施策(項目)の優先度の指数は、次のグラフのとおりである(指数の高い順に表示) 。 全体の指数の平均値は 3.7 であった。また、全30項目のうち29項目が中間値 3.0以上で、19項目が平均値3.7以上であった。 ◆項目ごとの優先度 (※順位は、小数点第二位以下の数値をふまえて順位付けしている。) 1 2 3 4 4.2 4.2 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.0 4.0 3.9 3.9 3.9 3.9 3.8 3.8 3.8 3.7 3.7 3.7 3.5 3.5 3.5 3.5 3.4 3.4 3.3 3.2 3.2 3.1 3-4.生涯健康と保健医療 4-5.雇用 3-6.子育て支援 1-2.学校教育 2-3.環境衛生 3-2.防犯対策と交通安全 3-7.高齢者福祉 2-2.地球環境の保全 2-4.上水道 3-1.都市防災・防災対策 5-5.生活道路 2-1.自然環境の保全と都市緑化 3-5.地域福祉と障がい福祉 3-3.消費生活 4-1.農業 4-3.商業 5-3.中心市街地の活性化 4-4.観光 4-2.工業 1-4.スポーツ・レクリエーション 1-1.生涯学習 5-2.居住環境 5-4.幹線道路 5-6.公共交通機関 1-6.国際交流 1-5.男女共同参画 5-7.高速交通網 1-3.文化 5-8.情報化 2.9 5-1.広域連携・交流 8 5 1位 5位 10 位 15 位 20 位 25 位 30 位 (3)満足度と優先度の相関関係 ①相関図(全体図) 図中の横軸は満足度、縦軸は優先度をあらわし、共に数値が高いほど満足度や優先度が 高いことを示している。すなわち座標の右側に位置するほど満足度が高く、上に位置する ほど優先度が高い項目であることを示している。また、図中の破線は、満足度と優先度の 基数の中間値である 3.0 の値を示したものである。 優 5.0 先 度 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 満 足 度 ◆ ▲ ■ △ □ 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 一人ひとりの個性が活きる 人が輝くまち 豊かな自然と共生する 美しいまち やすらぎと潤いのある 安全・安心なまち 経済力の強い 活力のあるまち 連携と交流が生み出す にぎわいのあるまち 9 5.0 ②相関図(拡大図) 満足度と優先度の相関図のうち、集中的にプロットされているエリアを拡大し、個々 の項目名を付与した位置図を以下の図に示す。また、図中の二点鎖線は、優先度の平均値 (3.7)を示したものである(満足度の平均値は、破線で示した基数の中間値(3.0) と同じ)。 平均値(3.0) 優 先 度 4.4 生涯健康と保健医療 4.2 子育て支援 学校教育 環境衛生 防犯対策と交通安全 高齢者福祉 雇用 地球環境の保全 4.0 生活道路 地域福祉と障がい福祉 3.8 農業 観光 商業 都市防災・防災対策 自然環境の保全と都市緑化 消費生活 上水道 中心市街地の活性化 平均値 (3.7) 工業 3.6 スポーツ・レクリエーション 居住環境 幹線道路 公共交通機関 3.4 生涯学習 国際交流 男女共同参画 高速交通網 3.2 文化 情報化 3.0 広域連携・交流 2.8 2.2 2.4 2.6 2.8 3.0 3.2 3.4 3.6 3.8 4.0 満足度 ◆ 第1章 一人ひとりの個性が活きる 人が輝くまち ▲ 第2章 豊かな自然と共生する 美しいまち ■ 第3章 やすらぎと潤いのある 安全・安心なまち △ 第4章 経済力の強い 活力のあるまち □ 第5章 連携と交流が生み出す にぎわいのあるまち 10 各項目は、座標内の位置関係により、概ね次のような傾向にあるということができる。 ①中心から右上に離れるほど、これまでの施策に相対的に高い満足感を感じつつ、今後も、 優先的な推進が望まれている傾向 ②中心から右下に離れるほど、これまでの施策に相対的に高い満足感を感じ、今後は着実 な推進が望まれている傾向 ③中心から左上に離れるほど、これまでの施策の満足度は相対的に低く、今後、優先的な 推進が望まれている傾向 ④中心から左下に離れるほど、これまでの施策の満足度は相対的に低く、今後着実な推進 が望まれている傾向 平均値(3.0) 高 ③ ① 優 先 度 平均値 (3.7) ④ ② 低 低 満足度 11 高 ③総括表 福島市総合計画「ふくしまヒューマンプラン21」後期基本計画の章、施策(項目)ごとに、 満足度と優先度の指数と順位を示した。章の指数は、その章を構成する項目の指数の平均値 を採用した。 優先度 満足度 章 施策(項目) 枝番 項目別 指数 順位 章別 指数 項目別 順位 順位 指数 順位 3.5 4位 4.0 2位 1位 4.0 1位 1.生涯学習 1-1 3.4 2.学校教育 1-2 3.1 11位 3.文化 1-3 3.2 5位 4.スポーツ・レクリエーション 1-4 3.3 3位 5.男女共同参画 1-5 3.0 18位 3.3 26位 6.国際交流 1-6 3.0 16位 3.4 25位 美 1.自然環境の保全と都市緑化 第 し 2.地球環境の保全 2 い 章 ま 3.環境衛生 ち 4.上水道 2-1 3.2 3.9 12位 2-2 2.9 22位 2-3 3.2 4位 2-4 3.8 1.都市防災・防災対策 3-1 2.防犯対策と交通安全 人 が 第 輝 1 く 章 ま ち 安 全 ・ 第 安 3 心 章 な ま ち 活 力 第の 4 あ 章る ま ち に ぎ わ 第い 5の 章あ る ま ち 2位 指数 3.5 21位 4.1 3.2 2位 6位 4位 3.2 28位 3.5 20位 4.0 8位 4.1 5位 1位 4.0 9位 3.1 7位 3.9 10位 3-2 3.1 9位 4.1 3.消費生活 3-3 2.9 19位 4.生涯健康と保健医療 3-4 3.1 10位 3.0 5.地域福祉と障がい福祉 3-5 2.9 20位 3.9 13位 6.子育て支援 3-6 3.0 14位 4.1 3位 7.高齢者福祉 3-7 3.0 15位 4.1 7位 1.農業 4-1 2.8 28位 3.8 15位 2.工業 4-2 2.8 27位 3.7 19位 3.商業 4-3 2.5 29位 2.7 4.観光 4-4 2.8 24位 3.7 18位 5.雇用 4-5 2.5 30位 4.2 1.広域連携・交流 5-1 3.0 17位 2.9 30位 2.居住環境 5-2 2.9 21位 3.5 22位 3.中心市街地の活性化 5-3 2.9 23位 3.7 17位 4.幹線道路 5-4 3.0 13位 5.生活道路 5-5 2.8 25位 6.公共交通機関 5-6 2.8 26位 3.5 24位 7.高速交通網 5-7 3.1 8位 3.2 27位 8.情報化 5-8 3.1 12位 3.1 29位 3.3 1位 6位 3.8 14位 2.9 ※順位は、小数点第二位以下の数値をふまえて順位付けしている。 12 章別 3位 5位 4位 4.2 3.8 16位 3.8 3位 2位 3.5 23位 3.9 11位 3.4 5位 1位~10位 11位~20位 21位~30位
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