10 月の特集 10月開館スケジュール 「食いしん坊万歳!」 ★世界の食★ 『シェフ、美食の大地をめぐる』 アラン・デュカス 『料理に「究極」なし』辻静雄 『イギリスはおいしい』林望 『ヨーロッパ 民族食図鑑』森枝卓士 『知ろう食べよう世界の米』佐藤洋一郎 『中国料理の迷宮』勝見洋一 『銘酒誕生』小泉武夫 『フランスワインの12カ月』大谷浩己 『食文化の中の日本と朝鮮』鄭大馨 『アジア菜食紀行』森枝卓士 『知ったかぶり食通面白読本』湯川豊 ★食の歴史★ 『ケーキの歴史物語』ニコレ・ハンブル 『お菓子でたどるフランス史』池上俊一 『パンの文化史』舟田泳子 『砂糖の世界史』川北稔 『茶の世界史』角山栄 『パスタでたどるイタリア史』池上俊一 『チョコレートの世界史』武田尚子 ★怖いもの見たさで?★ 『世界で一番恐ろしい食べ物』ニール・セッチフィールド 『昆虫食入門』内山昭一 『変な給食』幕内秀夫 ★日本の食★ 『京の味 老舗の味の文化史』駒敏郎 『聞き書き 大阪の食事』 『なにわ大阪の伝統野菜』 『落語を食べる』相羽秋夫 『日本の朝ごはん』向井千恵子 『家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇』 『旬のうまい魚を知る本』野村祐三 『日本食材百科事典』 『沖縄美味いのナ・シ・ダ!?』 ★食をめぐる経済★ 『コンビニ弁当16万キロの旅』 『高校生レストラン、本日も満席』 『吉野家の経済学』 村林新吾 『食がわかれば世界経済がわかる』榊原英資 通常開館 (平日)9:30~18:30、 (土)9:30~14:30 ●10/8(水) 芸術鑑賞日のため 14:30 閉館 ●10/13(月)-17(金) 定期考査期間の為 17:30 ★マニアだね★ 『缶詰マニアックス』 『無敵のラーメン論』大崎裕史 『にっぽんラーメン物語』小菅桂子 『恐るべきたぬきうどん』 『スターバックスス マニアックス』小石原はるか 『365日たまごかけごはんの本』 ★食のタブー★ 『いのちの食べかた』森達也 『食べ物としての動物たち』伊藤宏 『世界屠畜紀行』内澤旬子 『イルカを食べちゃダメですか?』関口雄祐 『被差別の食卓』上原善広 ★食の安全★ 『買ってはいけない』 『食べるな危険!』 『化学物質はなぜ嫌われるのか』佐藤健太郎 『おいしいハンバーガーのこわい話』エリック・シュローサー ★美味しいお話★ ランチのアッコちゃん/柚木麻子 女性派遣社員が上司のアッコ女史から、一 週間のランチコースとあなたの手弁当を交 換しないかと提案された。店もメニューも 決まっている。アッコ女史は常連で、彼女を 知る店長や常連客から聞く、知られざる彼女の本当の 姿!こんなパワフルで歯切れの良い女性上司がいたら、 ファンになるかも。5日間で出逢った活気あふれる人と の人間模様は、日替わりランチのようで滋味豊富。 (千) 四十九日のレシピ/ 伊吹有喜 最愛の人の、最後のご馳走を野暮な喧嘩で 食べ損ねたなら、あなたはどんな後悔をす る?ふいに妻を亡くした男のもとへ、娘が 夫婦問題を抱えて出戻ってきた。そこへ亡 き妻の教え子が、恩師を見送る盛大な宴会を提案しに 来て住み込みで準備を始める。生きる元気すら失って いた男と娘とは対照的な、屈託なく前向きな助っ人た ち。読後は、日々の暮らしを大切にしたいと前向きにな れる。めったに緩まない私の涙腺が・・・。感動保障!(千) 蜜蜂のデザート/拓未司 とある女性に起こった食中毒で一連の事 件は動き出す。一体犯人は誰なのか。最後 の最後まで続くどんでん返しの連続はも はや圧巻!それに加え、何より表現が上手 い!作中に出てくるスイーツは文字を読 むだけで味が簡単に想像できるほど。読め ば読むほどスイーツが食べたくなる!…よし、今日辺 り作るか!笑 (高3・お菓子王子) 早稲田大阪学園 図書館発行 №6 2014.10.1 ちょんまげぷりん/荒木 源 江戸時代からやってきたお侍がシングルマザ ーの家庭の主夫として居候を始める。お侍 の家事はすべて完璧。シングルマザーは仕事が 忙しくなり、理想の「主夫」のおかげで バランスの良い家庭が築かれていく。お菓子 コンテストに出場したお侍は天才パティシエにな り・・・。お侍の視点から現代の様々な問題について考え させられる。お侍とシングルマザーの関係は?お侍は江戸に 戻れるのか?本を閉じると清々しい気分になる♪(森) チョコレート工場の秘密/ロアルド・ダール ある事件をきっかけに、十年間世界一の チョコレート工場の扉は閉じられる。だ が、10年ぶりに金色の券を持っている子 どもを招待することに。世界中で金色の 券が隠されている板チョコを求めて大混 乱。ウィーリー・ウォンカ氏が繰り出す甘~いチョ コレートの世界。(向・少女M) みをつくし料理帖/高田郁 水害で両親を亡くした澪が料理こそが自 分の幸せと定め、さまざまな困難に立ち 向かいながら懸命に料理を作る感動の話。 出てくる人が魅力的でみんな幸福になっ て欲しいと応援したくなる。シリーズ全て を読んで澪の生涯を見届けて欲しい。巻末 に料理帖が付いていて実際に本に登場する料理を作る 事も出来る。作者の高田郁さんも本を書く時に何度も 料理の試作を重ねるそうです。 (福) 真夜中のパン屋さん/大沼紀子 口が悪いが腕は良いパン職人と笑顔の素敵 なオーナーが働くパン屋は、営業時間が真 夜中。母親に置き去りにされた主人公の希 美はこのパン屋に居候することになる。お いしい香りに誘われて来るお客さんは、夜 中に徘徊する小学生、のぞきが趣味の脚本家、オカマ など問題を抱えた変な奴ばかり。不満いっぱいの希美 だったが美味しいパンと優しい人たちに癒されていく。 パンが食べたくなるお話です。 (福) 和菓子のアン/坂木 司 デパ地下の和菓子屋で働きはじめた梅本 杏子、通称アンちゃん。個性的な同僚と、 和菓子に囲まれた忙しい日々がはじまり まる。和菓子にまつわる言葉遊びや物語な どを絡めながら、お客様の様々な謎を紐解 いていくミステリー小説。和菓子って本当に奥 深い。洋菓子派のあなたでも、この本を読んでいると必 ず和菓子を食べたくなるハズ!!(森) 九つの、物語/橋本紡 主人公の「ゆきな」と、その兄である「禎 文」の、本と料理とある不思議な事実で 強く結ばれた兄妹の物語。絶対に帰っ てこないはずの禎文がある日突然帰っ てきて…。ゆきなは禎文、恋人の香月、 大学の友達の紺野、兄の恋人を通じて 人間的に成長してゆく。妹思いで面白 くハンサムな禎文の優しさや、兄妹間の会話などに胸 がじーんと暖まるような、そんな作品。各章それぞれ実 在する本をベースに進んでゆく手法はまさに圧巻! …余談だけれど、物語に出てくる、巻末の「禎文式トマトス パゲッティ」のレシピは必見!!(高3・お菓子王子) その他、オススメ本・・・ 『植物図鑑』有川浩 参考:『食べる野草図鑑』 『秋限定栗きんとん事件』米沢穂信 『うさぎパン』瀧羽麻子 『すき・やき』楊逸 『虹色の皿』拓未司
© Copyright 2024 Paperzz