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消費者法 熊谷 士郎

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消費者法
科目名
熊谷
担当教員
士郎
授業の目的・到達目標
①いわゆる「消費者法」に属するルールには、どのようなものがあるか、なぜそのようなルールが
定められているのか、また、判例はどのように展開しているのか、を理解する。
②現在の消費者法の問題点を理解し、あるべき解釈論、立法論を説得的に提示できる。
③具体的な消費者紛争事例について、事案に即した説得的な法的分析をすることができる。
授業の概要
消費者は、行政法的要素、民事法的要素、競争法的要素、手続法的要素、刑法的要素が混在する
複合的法領域であるとされるが、本講義では、消費者契約一般にかかわる民事法的なルールや特定
の消費者取引にかかわる業法を中心に検討することとする。具体的には、消費者契約法、特定商取
引法、割賦販売法、製造物責任法等に関するルールおよび裁判例を主に扱う。また、理論的には、
これらの消費者法に関するルールと民法の一般理論との関係が問題となるため、講義においては、
特に民法との関係に留意しながら分析を行うこととする。
成績評価の基準・方法
☑期末試験(80%)
、☑その他(20%)
期末試験 80%,平常点 20%で評価する。平常点は、授業での課題についての発言・質疑応答などを
総合的に勘案して決定する。
使用教材・教科書・参考文献
教科書:日弁連編『消費者法講義(第 4 版)
』
(日本評論社、2013 年)
参考書:大村敦志『消費者法(第 4 版)』
(有斐閣、2011 年)
島川勝=坂東俊矢編『判例から学ぶ消費者法』
(民事法研究会、2013 年)
中田邦博=鹿野菜穂子『基本講義消費者法』
(日本評論社、2013 年)
廣瀬和久=河上正二編『消費者法判例百選』(有斐閣、2010 年)
事前・事後の学習について
関連する部分について、教科書等で基本的知識を確認し、事前に配布した課題を行う。
履修条件
民法、民事訴訟法の基本的な理解があること
121
2014 年度授業計画
回
テーマ
1
ガイダンス
消費者契約法 1
内容
消費者契約をめぐる問題の導入として、具体的な裁判例を素材と
しながら、民法、消費者契約による救済について検討する。
2
消費者契約法 2
消費者契約法における契約締結過程の規律(不実告知、断定的判
断の提供、不利益事実の不告知、監禁、不退去)の要件・効果に
ついて判例・裁判例の動向も踏まえ検討する。
3
消費者契約法 3
消費者契約法における不当条項の規制(8 条、9 条)の要件・効果
について検討する。特に、学納金返還訴訟について詳述する。
4
消費者契約法 4
5
特定商取引法 1
特定商取引法における訪問販売・電話勧誘販売・訪問購入に関す
るルールについて検討する。特に、クーリングオフに関する裁判
例について詳述する。
6
特定商取引法 2
特定商取引法における通信販売・連鎖販売取引に関するルールに
ついて検討する。
7
特定商取引法 3
特定商取引法における特定継続的役務提供、業務誘因販売取引に
ついて検討する。特に、いわゆる NOVA 事件について詳述する。
8
消費者信用 1
割賦販売法について、信用購入あっせんを中心に検討する。特に、
抗弁の対抗に関する最高裁判決について詳述する。
9
消費者信用 2
クレジットカードの不正使用に関する規制および裁判例について
検討する。
10
消費者信用 3
貸金規制について概観し、関連する最高裁判決について検討する。
11
消費者安全 1
消費者安全法を中心に、消費者の安全に関する規制を概観する。
12
消費者安全 2
具体的な裁判例を取り上げながら、製造物責任法について検討す
る。
13
消費者の権利の実現と救済
消費者団体訴訟制度、集団的消費者被害回復訴訟制度、消費者A
DR等について検討する。
14
消費者法とは何か
講義内容のまとめを兼ねて、消費者とは何か、消費者法とは何か
といった、総論的な問題について検討する。
消費者契約法における不当条項の規制(10 条)の要件・効果につ
いて検討する。特に、更新料返還訴訟について詳述する。
122
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