京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト イノベーション・経営人材育成事業 製造部門(工場)管理監督者・候補者向け 「工場運営の基礎講座」(全7回) 世界規模で競争が激化している厳しい経済環境において、これまで以上に企業成果につながる工場運営をする には何が必要か。製造部門(工場)管理監督者はどのように考え、アクションを起こしたらよいのか。 本基礎講座では、目標達成のための課題抽出法やQCDSEの管理手法、各種改善手法、製造部門のマネジメン ト等を学ぶと同時に、2回にわたる工場見学をとおして他社の具体的な取り組みを体感し、実践力を向上させます。 最後に、受講者各自で「行動計画書」を作成し、発表していただきます。 <概 要> 開催期間 : 平成27年8月20日(木)~12月18日(金) ※詳細は裏面 場 所 : 京都府中小企業会館 8階 806会議室 京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側) 定 員 : 20名 受 講 料 : 30,000円/人(税込み) ※その他懇親会費等は実費負担 ※受講決定となった方へ、受講決定通知書をお送りする際に、請求書を同封 させていただきます。 <募集期間> 7月1日(水)~ 7月17日(金) ※ただし、定員に達 し次第締切 対 象 者 : 京都府内の製造業中小企業の製造部門(工場)管理監督者・候補者 ※中小企業とは、中小企業基本法第2条第1項(昭和38年法律第154号)に規定するものです。 ※業種は、日本標準産業分類の大分類によります。 申込方法 : 公益財団法人京都産業21ホームページから申込み http://www.ki21.jp/jinzai/ ※全7回参加できる方とします。代理出席は不可とします。 ※勤務先を通さない個人申込みは不可とします。ただし、創業予定者は可とします。 ※お申込みは、原則1社1名とします。 ※定員に達し次第締切ります。 ※申込者全員に受講可否についてお知らせします。 主 催 : 京都府、京都市、公益財団法人京都産業21 京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会 <講師プロフィール> 神戸 正志 氏 (かんべ まさし) 学校法人産業能率大学 総合研究所 経営管理研究所 主任研究員 技術経営研究センター所属 【略歴】 茨城大学工学部機械工学科卒業、大手専業エンジニアリング会社にてプラントエンジニアリング業務に従事。 その後、独立系経営コンサルティング会社にて、主に製造業、建設業を対象とした設計、調達、製造、工事、 メンテナンス等に関するコストマネジメント、コストリダクション実践研修、実践コンサルティング業務に従事。 その後、学校法人産業能率大学に入職し、現在に至る。 【最近の活動実績】 1.コンサルティング ・製品コスト競争力強化(家電製品、銀行ATM、検査機器 他) ・短納期への取組(食品用軟包材) ・加工企業の製造改善(板金溶接工程、機械加工工程、樹脂成型工程、部品組立工程他) 等 2.研修 ・原価管理研修 ・管理技術(IE/QC/VE)に関する各種研修 ・業務改善研修 ・生産現場の問題解決 他 【最近の著作物】 「コスト解析と機能・条件研究による外部調達品の改善」論文 日本VE協会 等 【所属学会・資格】 日本サプライマネジメント協会、米国ISM認定CPSM(Certified Professional in Supply Management) お問い合わせ先 公益財団法人京都産業21 経営革新部 経営企画グループ TEL.075-315-8848 FAX.075-315-9240 E-mail:[email protected] 本事業は、京都府が厚生労働省の採択を受けて、京都市をはじめとする「オール京都」体制のもとで推進する「京都次世代ものづくり 産業雇用創出プロジェクト」の一環として実施するものです。 *この紙はリサイクルできます。 <カリキュラム> 製造部門の位置づけと管理監督者の役割 第1回 企業における製造部門の機能や役割、他部門との連携関係を理解し、製造部門管理監督者に 期待される役割、自らの使命を掴みます。 ●リッチピクチャー演習により、自分を中心にした他者・他部門との関係性を視覚化し、状況認識 の深堀を図ります。また、グループメンバーとの共有により、新たな認識や気づきを得ます。 ●グループでの設問討議演習により、リーダーとしての行動・考え方を再認識し、自らのリーダー 行動のあり方を内省していきます。 平成27年 8月20日(木) 10:30~16:30 課題抽出の思考強化 第2回 管理監督者として自らの製造部門の「いま」を捉える観点を身につけます。さらに「ありたい姿」を イメージすることで、自らが主体的にすべきことを明確にします。 ●問題発見のアプローチについて、ステップを押さえながら学びます。 ●さらに、プロブレム・フォーミュレーション演習をとおして、問題のメカニズムを分析し、真の問題 を見つけていきます。 経営者の想いや考えの具現化と実行 第3回 9月10日(木) 10:30~16:30 工場見学1回目 10月8日(木) 見学先の経営者から、製造部門の管理監督者に対する期待や想いをお話いただき、管理監督 者としての現場での行動のあり方についてイメージしていきます。そこで得た管理監督者の視点で、 終日予定 実際の工場の姿を見学していきます。 ※詳細は調整中 見学後は、グループ討議をしながら、管理監督者として期待される事柄を幾つかの観点で整理し ていく、振り返りセッションを行います。 管理知識と技術の習得(その1) 第4回 第3回で学んだこと、さらには、第5回で学ぶことと結びつけながら、製造活動でおさえておきた い管理知識と技術の理解を深めていきます。 その1として、Q(品質)C(コスト)D(納期)S(安全)E(環境)の管理技術の概論を理解し、各種グ ループ演習をとおして、Q(品質)とD(納期)の管理・改善手法や考え方を掘り下げて学びます。 改善・革新活動と管理監督者の働き 第5回 10月23日(金) 10:30~16:30 工場見学2回目 工場見学をとおして、見学先の具体的な工場運営の考え方、管理手法、改善・革新の取組、 管理監督者としての関わり方、周囲メンバーや関係者への働きかけ等を学びます。 見学後は、管理監督者として改善・革新活動を推進していく上で想定される課題や困難、それを 乗り越えるための方策等を話し合っていきます。 11月19日(木) 終日予定 ※詳細は調整中 管理知識と技術の習得(その2) 第6回 製造活動で欠かせない要素であるC(コスト)に焦点をあて、原価管理、管理会計等の各種管理 手法を演習をとおして学びます。併せて、目標達成のための管理指標との関連性も考察します。 そして、これまで学習した内容を踏まえて、自社の工場運営について管理監督者として取組むべ きテーマを抽出し、その具体的取り組みに向けた行動計画を検討していきます。 12月4日(金) 10:30~16:30 製造部門のマネジメント 第7回 管理監督者として発揮すべきマネジメントのあり方を具体的にイメージします。目標達成に向け て、メンバーや関係者に参画や協働を促す方法を学び、行動計画の実行に向けてイメージを深め ていきます。 ●マネジメント活動を実行する際に直面するテーマを取り上げたショートケースを読み込み、グ ループ討議を進めていくことで、おさえておくべきマネジメントスキル(明確な目標、ルール・仕組み の共有、メンバーの能力発揮と育成、他部署との連携)を確認します。 ●最後に、自らが作成した行動計画シートをもとに発表していただきます。 12月18日(金) 10:30~16:30 ※全体を通して、座学、グループ演習・ディスカッション・発表、個人ワーク等を織り交ぜながら進行していきます。 ※研修成果を高めるため、各回、事前課題と事後課題が予定されています。 <平成26年度受講者の感想> ●これまでモヤモヤしていたものが明確になり、これから自分のやるべきことが見えてきた。 ●グループ演習・ディスカッションが多く、色々な方の考え方を知ることができたのは大きな 収穫だった。 ●普段、他社を見る機会が少ないので、工場見学は非常に刺激的でモチベーションも上が り、大変有意義だった。 ●改善チームを新規に立ち上げ、活動を始めた。 平成26年度講座風景 製造部門(工場)管理監督者・候補者向け「工場運営の基礎講座」
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