講義科目概要(シラバス)

入門演習Ⅰ
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
ダ イ ク ス ・ 牛 島 ・ 小 森 ・ 高 島 ・ 谷 崎 ・ 永 井 前学期 必 修 第2講 授業の受け方、ノートの取り方
第3講 授業を受ける、ノートを取る
講義のねらい
第4講 シラバスを読み、自分の履修登録を点検する
学生生活を進める上で必要な、以下のスチューデントスキル 第5講 4年間の学修計画を考えてみる
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい基礎的 第6講 自分を知るためのプレゼンテーションの準備
第7講 自分と他者を知るためのプレゼンテーションの実践
な知識・技能など)を学びます。
第8講 四日市大学を再確認する
(学内ツアー)
1.授業を受ける上で必要なスキル
第9講 情報センター
(図書館)
を利用する
2.人間関係の基礎を作るスキル
第10講 皆さんに期待するマナーとルール
3.大学での学修を助けてくれる施設を知ること
第11講 学部企画①
4.自分が所属する学部のことを知ること
第12講 学部企画②
第13講 学部企画③
第14講 学部企画④
到達目標
第15講 学部企画⑤
大学生として必要なスチューデントスキルを知り、実践して
※講義の順番については、入れ替わる場合があります。
みること
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験は行いません。
クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず
授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。
講態度を心掛けて下さい。
クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 大学で学んでいくための根幹となる必修科目です。積極的な授
てくるようにしてください。
業参加を望みます。また、
各種の連絡事項の伝達なども行います。
毎回必ず出席してください。
入門演習Ⅱ
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
ダ イ ク ス ・ 牛 島 ・ 小 森 ・ 高 島 ・ 谷 崎 ・ 永 井 後学期 必 修 第2講 テーマを決める
第3講 調べる①
講義のねらい
第4講 調べる②
大学で学んでいくために必要な、以下のスタディースキル(四 第5講 読む①
日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい学修技法 第6講 読む②
第7講 まとめる①
など)を学びます。
第8講 まとめる②
1.目標・目的を決め、情報を収集し、調べるスキル
第9講 まとめる③
2.情報を整理し、資料を読みこなすスキル
第10講 発表する①
3.資料を発表し、議論するスキル
第11講 発表する②
第12講 話し合う①
第13講 話し合う②
第14講 話し合う③
到達目標
第15講 基礎演習について
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタ
※講義の順番については、入れ替わる場合があります。
ディースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験は行いません。
クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず
授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。
講態度を心掛けて下さい。
クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 「入門演習Ⅰ」に引き続き、大学で学んでいくための根幹となる
てくるようにしてください。
必修科目です。積極的な授業参加を望みます。また、各種の連
絡事項の伝達なども行います。毎回必ず出席してください。
−1−
基礎演習
牛島 謙
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
テーマは「企業を知る」
です。
経済学部の学生として恥ずかしくないように、さまざまな業
界で日本を代表する企業について、できるだけ数多く知ること
が、この基礎演習も目標です。
このセミナーは授業形態に大きな特徴があります。全教材が
ネットワーク経由で提供される「ハイパーセミナー」の形態を取
ります。
このセミナーで使用する全教材はデジタル化されています。
本や新聞記事、放映された番組、過去のウェブ情報など、すべ
てデジタル化された教材を使って学習していきます。
到達目標
毎回、課題文を読んでレポートを作成します。読み書きの習
慣を身につけてもらうことが到達目標です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『経営者が語る戦略教室』
その1
第3講 『経営者が語る戦略教室』
その2
第4講 『経営者が語る戦略教室』
その3
第5講 日経産業新聞編
『市場占有率』
その1
第6講 日経産業新聞編
『市場占有率』
その2
第7講 日経産業新聞編
『市場占有率』
その3
第8講 日経産業新聞編
『市場占有率』
その4
第9講 『社名の由来』
その1
第10講 『社名の由来』
その2
第11講 『社名の由来』
その3
第12講 『社名の由来2』
その1
第13講 『社名の由来2』
その2
第14講 『社名の由来2』
その3
第15講 総まとめ:レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 教材もすべてネットワーク経由で提供されます。授業は全時間、
コンピュータ教室で行ないますが、コンピュータが得意でなく
るようになっています。
ても心配いりません。
毎回の課題提出も手書きでもかまいません。
基礎演習
小森久衛
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
テーマ:基本的人権を生きる「子どもの権利条約」
を読む
立憲民主主義国家のわが国も、基本的人権の社会的保障の現
実には多々問題がある。現政権の政治主導的手法による改憲(\
解釈改憲)によって国民(\市民)生活の全般にわたって権利剥奪
が進行し、子どもの教育や福祉における基本的諸権利の質的低
下も構造改革的諸問題の推進の中で顕著になっている今、学生
諸君とともに憲法原則との関連で「子どもの権利条約」の「読解」
を軸にして、国民(\市民)
の権利・責任と国家の義務の相互関係
である立憲主義の再確認の必要性を考えたい。
到達目標
本演習では、
①「子どもの権利条約」の逐条読解を通して集団的に議論するこ
とによって、
②既に通過したかにも思える権利認識・自覚の問題を、今回の選
挙権獲得を契機として、青年期の入口にある学生諸君が自己言
及的に再度課題化する機会として位置付けること、を到達目標
としたい。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス、演習の概要
2 「子どもの権利条約」
の各自担当部分の報告と討議
3 同上
4 同上
5 同上
6 同上
7 同上
8 同上
9 同上
10 同上
11 同上
12 同上
13 同上
14 同上
15 同上
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験で評価する。
合否の最終判定に出欠状況を考慮することがある。
テキスト:
「子どもの権利条約」
:資料として配布する。
教 材:演習の中で適宜指示する。
参考文献:演習の中で適宜指示する。
準備学習
担当教員から一言
テキストの各自担当部分についてのレポートの作成と発表の準 人権なくして生活(社会的自立)なし。自己発達課題として人権
備をして、
主体的な課題意識を持って参加することが重要である。 を主体的に生きる自覚と覚悟を君たちとともに相互確認したい。
−2−
基礎演習
熊澤光正
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
明治維新により、海外との交流が生まれました。しかしながら、
それは世界の国々との産業競争の始まりを意味していました。
近代工業化は、急がれ急進展手段として外国人の招へい、殖産
工業化を進めてきました。第1次世界大戦で、工業発展と世界
恐慌を経験しました。その後戦争に進み第2次世界大戦で、産
業は崩壊しました。しかしながらその後、新たな生産方式の開
発や、最新技術開発により経済摩擦をうみ、バブルと崩壊、失
われた20年を経験しました。今後の展開を開くために、日本の
産業史を見ることは有効性だと考えます。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 文明開化
第3講 殖産興業
第4講 大正モダン
第5講 第二次世界大戦
第6講 焼け跡から
第7講 独立国としての再出発
第8講 東京オリンピック
第9講 昭和元禄
第11講 半導体登場
第12講 ものづくりの原点回帰
第13講 松下幸之助
第14講 豊田喜一郎
第15講 講義のまとめ
日本の産業史から。今後の日本の在り方について自分自身の
意見を持つ。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
特にありません。
授業、課題への取り組み 50%
毎回のレポート 50%
準備学習
担当教員から一言
貴重な映像資料により、みる、聞く、書くを行います。
毎回前回の内容を、よく理解すること。
基礎演習
高島愼助
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
健康な体を維持するためには、適度な栄養、運動、休養が必
要なことは周知の事実である。この健康維持の三大要素におい
て、現代人に一番不足しているのが運動である。
本セミナーにおいては、人間の体における解剖学的および生
理学的な知識を毎回発表してもらう。発表内容についてディス
カッション形式で講義を進める。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
毎回、数人の学生に体について資料にまとめ発表してもらう。
それらの発表についてディスカッションをするとともに、不足
部分があれば説明を加えて理解してもらう。
各時間の後半は以下の講義を行う。
第1講 ガイダンス、運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
−3−
基礎演習
谷崎智子
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
児童文学は、読者対象が乳幼児・児童・青少年であり、文学の
特殊形式である。児童文学と一般文学の差異は本質にかかわる
ものではなく、文学形式と内容によるものである。このことから、
児童文学とはどのようなものかということを明らかにし、教育
とのかかわり、(幼児・児童・青少年)
も併せて考えてみたい。こ
こでは新美南吉の作品を取り上げ、彼の生い立ちから亡くなる
までの人生を振り返り、
『てぶくろを買いに』
・
『おじいさんのラ
ンプ』・
『ごんぎつね』
を読み込み理解を深めたい。
到達目標
児童文学とはどのようなものかを理解し、新美南吉の作品を
通して彼の人となりを理解してほしい。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 児童文学の歴史
第3講 新美南吉 ① 子ども時代
第4講 新美南吉 ② 半田中学時代
第5講 新美南吉 ③ 東京外大時代
第6講 新美南吉 ④ 教員時代
第7講 『てぶくろを買いに』
①
第8講 『てぶくろを買いに』
②
第9講 『おじいさんのランプ』
①
第10講 『おじいさんのランプ』
②
第11講 『おじいさんのランプ』
③
第12講 『ごんぎつね』
①
第13講 『ごんぎつね』
②
第14講 『ごんぎつね』
③
第15講 『ごんぎつね』
④
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメ発表(行わなかった学生は定期試験の受験資格なし)
30%
定期試験 70%
プリント配布します
準備学習
担当教員から一言
テキストとして使用するプリントをよく読み内容を理解した 『ごんぎつね』は日本の小学生の教科書に載っている作品です。
一度は読んだことがあると思います。
うえで、レジュメを作成し発表する
(全員が行う)
新美南吉についても作品を読んで理解を深めてほしいと思いま
す。
基礎演習
永井 博
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
日本の現代文学について考えるということは、現代の日本人
がどのような運命の下でどのようなことを考え、行動したかに
ついて考えるということである。ふだん何気なく読んでいる小
説やエッセイなどでも、少し深く突き詰めて読んでみれば、た
ちまちそのような奥深い世界をその内側に秘めていることに気
がつく。それに気がつくことこそ、さまざまな作品を通して私
たち自身の運命や考えや行動を発見するということなのである。
本講義では宮澤賢治を題材にして、このようなことについて皆
で考えてみたい。
到達目標
宮澤賢治の童話や詩を皆で読んで議論することで、一人ひと
りの、読み、書き、話し、聴く力を養い、同時に賢治の問いか
けた問題について理解を深めることが到達目標である。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 宮澤賢治概観 ① 生まれた時代と場所および家族
第3回 宮澤賢治概観 ② 盛岡中学校時代
第4回 宮澤賢治概観 ③ 盛岡高等農林学校時代
第5回 宮澤賢治概観 ④ 東京時代・花巻農学校教諭時代
第6回 宮澤賢治概観 ⑤ 羅須地人協会時代
第7回 宮澤賢治概観 ⑥ 晩年
第8回 「どんぐりと山猫」
について ① テキストの通読
第9回 「どんぐりと山猫」
について ② 問題点の提示
第10回 「どんぐりと山猫」
について ③ ディスカッション
第11回 「どんぐりと山猫」
について ④ まとめ
第12回 「虔十公園林」
について ① テキストの通読
第13回 「虔十公園林」
について ② 問題点の提示
第14回 「虔十公園林」
について ③ ディスカッション
第15回 「虔十公園林」
について ④ まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安に、総合的に判断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
宮澤賢治の作品を収録した本や、賢治について書かれた本・雑誌 ただ教員の話を黙って聞くだけの講義形式の授業ではなく、一
はたくさんあるので、それらを読むと準備になります。本学の 人ひとりが参加して全員で授業を作っていくゼミ形式の授業な
ので必ず出席すること。そして、積極的にディスカッションに
情報センターで宮澤賢治関係の文献を探してみてください。
参加して自分の力で収穫を得るようにして下さい。
−4−
基礎英語Ⅰ
1年次
2単位
柴田・ダイクス・ブレイ・山本・リース・河野・スコット
前学期
必 修
講義のねらい
講義計画
第1回ガイダンス:授業の進め方、評価方法などの説明。
第2回-第14回クラスによって異なります。
第15回まとめ。
この授業は、みなさんが英語への関心を高め、それぞれの英
語力に応じて、
「聞く」
、
「話す」
、
「読む」
、
「書く」の四技能をス
キルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、
第1回ガイダンスで説明されます。
到達目標
英語への関心を高めることを目標としています。このために
「聞く」
、「話す」、「読む」
、
「書く」の四技能の基本的スキルを養
成します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。
クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ
キストを購入してください。
準備学習
担当教員から一言
各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
調べてください。また、クラスによって異なりますが、適宜行 ています。この授業を通して、英語がより身近になることを願っ
ています。
われる復習小テストの準備をしてください。
基礎英語Ⅱ
1年次
2単位
柴田・ダイクス・ブレイ・山本・リース・河野・スコット
後学期
必 修
講義のねらい
講義計画
第1回ガイダンス
第2回-第14回クラスによって異なります。
第15回まとめ
この授業は、「基礎英語I」に続き、みなさんが英語への関心を
高め、それぞれの英語力に応じて、
「聞く」
、
「話す」
、
「読む」
、
「書
く」
の四技能をさらにスキルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、
第1回ガイダンスで説明されます。
到達目標
英語への関心をさらに高めることが目標です。このため、
「聞
く」
、「話す」、「読む」
、
「書く」
の四技能のスキルを養成します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
○適宜小テストを行います。
○定期試験を行います。
○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。
クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ
キストを購入してください。
準備学習
担当教員から一言
各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
調べてください。また、クラスによって異なりますが、適宜行 ています。この授業を通して、英語がみなさんにとってより身
近なものになることを願っています。
われる復習小テストの準備をしてください。
−5−
日本語コミュニケーションⅠ 【留学生】1年次
2単位
加納 光・岸 晴苗・角田延之・安田由紀子
必 修
前学期
講義のねらい
言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら、総合的
な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受
講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養
う。
到達目標
この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す
る参考文献の調べ方や挙げ方などを身につけることを目標とす
る。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(日本語能力別クラス分け試験含む)
第2講 各クラスでのガイダンス
第3講 感想文とレポートの違い①
第4講 感想文とレポートの違い②
第5講 感想文とレポートの違い③
第6講 感想文とレポートの違い④
第7講 感想文とレポートの違い⑤
第8講 レポートの流れ①
第9講 レポートの流れ②
第10講 レポートの流れ③
第11講 参考文献の調べ方と挙げ方①
第12講 参考文献の調べ方と挙げ方②
第13講 引用①
第14講 引用②
第15講 引用③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。
各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
準備学習
担当教員から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておく 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
こと。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
日本語コミュニケーションⅡ 【留学生】1年次
2単位
加納 光・岸 晴苗・角田延之・安田由紀子
必 修
後学期
講義のねらい
言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら総合的な
日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受講
する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養う。
到達目標
この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す
る図表の読み方や挙げ方、説得性を持たせるための因果関係、
そして、批判的な見方や定義、要約などを身につけることを目
標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 図表①
第3講 図表②
第4講 図表③
第5講 因果関係①
第6講 因果関係②
第7講 批判的な見方①
第8講 批判的な見方②
第9講 批判的な見方③
第10講 定義①
第11講 定義②
第12講 定義③
第13講 要約①
第14講 要約②
第15講 要約③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。
各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
準備学習
担当教員から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておく 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
こと。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
−6−
英語コミュニケーションⅠ
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
In this class, we will look at topics connected with sport, for
example, volunteering to help at the Olympics. First, there is a
text to listen to and read. Then there is talking practice for
the kind of conversation people often have about that topic, for
example, about becoming a volunteer. We will also practice
language points, in ways that fit into the topic. After talking
about volunteering, we may pratice "have to" and say: "What
do you have to do to be a volunteer?"
到達目標
As you can see above, we'll first practice talking about a
topic, and the practice language for taking part in a topic
activity. We'll finish with detail practice(language points)and,
every two weeks, with a short test.
成績評価方法
講義計画
1.Guidance and orientation. Waiting for the event.
2.Olympic volunteers
3.Male sports? Female sports?
4.Competition
5.A glamorous life?
6.Energy drinks
7.Helping your opponent
8.Ghost goals
9.Rituals and superstitions
10.The cutting edge
11.Match-fixing
12.Heroes inspire heroes
13.Peach baskets
14.Mandela's miracle
15.An unusual combination
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before / after work and class participation
30% for short tests
50% for end-of-term exam
Allan, Kubo, Furukawa, Hayashi, "Spotlight on Sports".
Kinseido, 2016. ¥1900.
Also, bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
Before class: Check the topic vocabulary, and complete the 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
Vocabulary Quiz.
After class:
Read through everything again. Check
everything is complete. Check you remember it all.
英語コミュニケーションⅠ
エリック・ブレイ
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク
ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで
大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話
すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積
極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー
トに手紙を書いてもらう予定である。
到達目標
このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外
国の人達と接する時に大いに役立つだろう。日常生活について
英語でコミュニケート出来るようになり、英語圏文化の理解も
深まる。
成績評価方法
講義計画
Week Focus
1 Class Introduction/Guidance
2 Meeting People 1
3 Meeting People 2
4 Talking about Classes 1
5 Talking about Classes 2
6 Talking about Daily Life 1
7 Talking about Daily Life 2
8 Talking about Personality 1
9 Talking about Personality 2
10 Talking about Appearance 1
11 Talking about Appearance 2
12 Talking about Last Weekend 1
13 Talking about Last Weekend 2
14 Talking about Vacation Plans
15 Review and Reflection
テキスト・教材(参考文献含む)
Student grades will be based on class participation, homework New Time to Communicate
Eric Bray
and quizzes during the term.
Nan'un-do Publishing
準備学習
If possible, bring a dictionary to class
担当教員から一言
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−7−
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス/カリブ海地域の地理、社会及び文化につ
山 本 伸 前学期 選 択 いて
第2講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(1)
講義のねらい
第3講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(2)
「ジョージと自転車の空気入れ」
(3)
適切な「意味語」の選択と概念力による「文脈」の把握を進める 第4講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(4)
能力を身に着けると同時に、作品の行間に込められた作者の意 第5講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(5)
図や感覚を理解することで広義の英語コミュニケーション能力 第6講 第7講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(6)
を伸ばす。
第8講 中間レヴュー
第9講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(7)
第10講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(8)
第11講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(9)
第12講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(10)
第13講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(11)
到達目標
第14講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(12)
第15講 まとめ/試験の説明
・基礎的な意味語を探し出す能力を身に着ける
定期試験
・意味語をl組み合わせて文脈を探る能力を身に着ける
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%、期末試験50%で総合的に評価する。
Shin Yamamoto ed. _Caribbean Short Stories_(Seiji-Shobo)
準備学習
担当教員から一言
それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で
ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能
引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。
力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい
うことを理解しておいてほしい。
英語コミュニケーションⅠ
ゴードン・リース
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
The main overall goal of this course is for participants to
improve their English listening and speaking skills. The text
that will be utilized provides a framework for developing
communication skills and increasing vocabulary.
この講座の狙いは学生の英語の基本的な技能であるリスニン
グとスピーキングを向上させることです。コミュニケーション
を図るためゲームや、ロールプレー等を中心に使って、授業を
進めます。
到達目標
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
3.人の前で英語で話す自信を身につけることです。
成績評価方法
講義計画
1 Guidance、Greetings and Introductions
2 Greetings and Introductions
3 Greetings and Introductions
4 Greetings and Introductions
5 Countries and Nationalities
6 Countries and Nationalities
7 Personal Items
8 Personal Items
9 Activities and Interests
10 Activities and Interests
11 Food
12 Food
13 My Family
14 My Family
15 Final Test
テキスト・教材(参考文献含む)
学習態度 40%
単語ブーク 20%
スピーキングテスト 20%
定期試験 20%
Out Front
Robert Diem
Roberto Rabbini
English Education Press
¥2,000 + 税
準備学習
担当教員から一言
皆さんと楽しく授業をしたいです。
以下のルールを守って下さい。
1.基礎英語のテキストを復習すること。
2.プリントを配布しますので、
ファイル
(A4)
を用意すること。 テキストとプリントを整理するための
ファイルを授業に持ってこない学生は欠席扱いになります。
3.英和辞典は必携。
Bring a dictionary to class!
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
−8−
英語コミュニケーションⅡ
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
This class is designed especially for communicating in travel
situations: for example, shopping at a street market or
explaining to other people what you just did on a sightseeing
trip. Shopping is an example of using language to get things
done; explaining is a way of using it to exchange facts or
feelings. Both of these ways of using language are important,
and we'll aim to practice both.
到達目標
Before and(mostly)after tasks will be used for practicing
vocabulary and language patterns. In class time, active
listening and talking is important. Regular short tests will be
used as short-term targets,
成績評価方法
講義計画
1.Orientation and guidance: Immigration questions
2.Living overseas: Asking for help
3.Ordering a meal
4.Finding the way
5.Using money overseas
6.Fixing a place to stay
7.Health problems and remedies
8.Event and trip information
9.Describing a trip experience
10.Bargaining at a market
11.Post office: Counter service
12.Suggesting things to do
13.Lost and found
14.Local transport information
15.Looking back on a trip
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before/after work and class participation
30% for short tests
50% for final report exam
A. Buckingham and L. Lansford, "Second Edition Passport 1".
Oxford University Press, 2010. ¥2700.
Also: bring an English dictionary(electronic OK)
.
準備学習
担当教員から一言
Before class: Pre-read the class material, check new 第2講までに、テキストを買ってください。
vocabulary and phrases.
After class: Listen to CD material again, answer homework
review questions.
英語コミュニケーションⅡ
エリック・ブレイ
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク
ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで
大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話
すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積
極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー
トに手紙を書いてもらう予定である。
到達目標
このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外
国の人達と接する時に大いに役立つだろう。
日常生活について英語でコミュニケート出来るようになり、
英語圏文化の理解も深まる。
成績評価方法
講義計画
Week Focus
1− Class Introduction/Guidance
2− Talking about the vacation 1
3− Talking about the vacation 2
4− Talking about Weekend plans 1
5− Talking about Weekend plans 2
6− Talking about Food and Recipes 1
7− Talking about Food and Recipes 2
8− Talking about Travel 1
9− Talking about Travel 2
10− Talking about Hometowns 1
11− Talking about Hometowns 2
12− Talking about Opinions 1
13− Talking about Opinions 2
14− Talking about The Future
15− Review and Reflection
テキスト・教材(参考文献含む)
Student grades will be based on class participation, homework Text:New Time to Communicate
Author:Eric Bray
and quizzes during the term.
Publisher:Nan'un-do
準備学習
If possible, bring a dictionary to class.
担当教員から一言
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−9−
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス/カリブ海地域の地理、社会及び文化につ
山 本 伸 後学期 選 択 いて
第2講 「あの味の濃いケーキ」
(1)
講義のねらい
第3講 「あの味の濃いケーキ」
(2)
「あの味の濃いケーキ」
(3)
英語コミュニケーションⅠで目的とした適切な「意味語」の選 第4講 「あの味の濃いケーキ」
(4)
択と「文脈」の把握をさらに進めていくと同時に、作品の行間に 第5講 「あの味の濃いケーキ」
(5)
込められた作者の意図や感覚を理解することで広義の英語コ 第6講 第7講 「あの味の濃いケーキ」
(6)
ミュニケーション能力をさらに伸ばしていく。
第8講 Mid-Review
第9講 「あの味の濃いケーキ」
(7)
第10講 「あの味の濃いケーキ」
(8)
第11講 「あの味の濃いケーキ」
(9)
第12講 「あの味の濃いケーキ」
(10)
第13講 「あの味の濃いケーキ」
(11)
到達目標
第14講 「あの味の濃いケーキ」
(12)
第15講 まとめ/試験の説明
・基礎的な意味語を探し出す能力をさらに高める
定期試験 ・意味語をl組み合わせて文脈を探る能力をさらに高める
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%、定期試験50%で総合的に評価する。
Shin Yamamoto ed. _Caribbean Short Stories_(Seiji-Shobo)
準備学習
担当教員から一言
それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で
ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能
引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。
力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい
うことを理解しておいてほしい。
英語コミュニケーションⅡ
ゴードン・リース
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
This course is a continuation of 英語コミュニケーション I.
The main overall goal of this course is for participants to
improve their English listening and speaking skills. The text
that will be utilized provides a framework for developing
communication skills and increasing vocabulary.
この講座は学生の英語の基本的な技能である(リスニング・ス
ピーキング)を向上させるように設計されています。コミュニ
ケーションを図るためのゲームや、ロールプレー等を中心に使っ
て、授業を進めます。
到達目標
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
成績評価方法
講義計画
1 Guidance、Time
2 Time
3 Time
4 Special Occasions
5 Special Occasions
6 Person to Person
7 Person to Person
8 Home Sweet Home
9 Home Sweet Home
10 Clothing
11 Clothing
12 Jobs and Ambitions
13 Jobs and Ambitions
14 Jobs and Ambitions
15 Review
Final Test
テキスト・教材(参考文献含む)
学習態度 40%
単語ブーク 20%
スピーキングテスト 20%
定期試験 20%
Out Front
Robert Diem
Roberto Rabbini
English Education Press
¥2,000 + 税
準備学習
担当教員から一言
皆さんと楽しく授業をしたいです。
以下のルールを守って下さい。
1.基礎英語のテキストを復習することです。
2.プリントを配布しますので、
ファイル
(A4)
を用意すること。 授業にテキストとプリントを整理するためのファイルを持って
こない学生は欠席扱いになります。
Bring a dictionary to class!
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
− 10 −
基礎中国語Ⅰ
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
この講義では、言語活動の中心をなす「話す」
「聴く」
「読む」
の三要素の反復練習に多くの時間を費やし、中国語の基礎をしっ
かり身につけます。簡単な日常会話を話すことのできる初級レ
ベルの語学力の習得をこの講義の到達目標とします。
第1課 ガイダンス、講義の概要、中国語概要1
第2課 中国語概要2、中国概況1
第3課 声調
(4)
と単母音
(7)
の発音、概況2
第4課 複合母音
(13)
の発音、概況3
第5課 鼻母音
(16)
の発音、概況4
第6課 子音
(21)
の発音、概況5
第7課 発音、表記上の規則、概況6
第8課 発音のまとめ、小テスト、概況7
第9課 はじめまして、林林!(“是”、人称代名詞、名前の聞
き方、答え方)
、概況8
第10課 趣味は何ですか?1(名詞述語文、疑問詞疑問文、年齢
の尋ね方)
、概況9
第11課 趣味は何ですか?2、概況10
第12課 彼氏がいますか?(動詞“在”、“有”)
1、概況11
第13課 彼氏がいますか?2、概況12
第14課 毎日が充実していて楽しい!(形容詞文、反復疑問文、
“有点児”)
、概況13
第15課 林林の自己紹介、全体の総まとめ
定期試験
注 講義内容、進度については、状況に応じて、適宜変更する
こともあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
加納 光
講義のねらい
「音声」「語彙」「文法」
「表現」の各分野における基礎的な学習
を通し、「話す」「聴く」
「読む」
「書く」という中国語の基礎的な
運用能力の養成を目指します。講義前半は、主に「音声面」に重
点を置き、声調(高低アクセント)と400余りの音節を正しく発音
できようにします。その上で、講義の後半に中国語の初級レベ
ルの
「語彙」「文法」「表現」
などを楽しく学習します。
到達目標
①定期試験60%、②小テスト20%、③課題、宿題20%により総 1)
教 材:趙秀敏ほか『中国語のTobira』
(朝日出版社)2,600円
+税
合的に評価します。
2)
参考書:
『WHY?に答えるはじめての中国語の文法書』
(相原
茂)
3)
辞 書:
『簡約現代中国語辞典』
(光生館)
4)
参考書:
『中国語のすすめ』
(講談社現代新書)
毎回与えられる授業の復習、予習のためのを課題や宿題(30〜60 初めて学ぶ外国語です。旺盛な知的好奇心を持って授業に臨ん
分程度)を欠かさず行い、中国語の基礎を着実に習得していって でください。予習。復習を欠かさないようにしてください。遅刻、
ください。
欠席はしないよう心がけてください。
基礎中国語Ⅱ
加納 光
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は基礎中国語Ⅰを継続するものである。引き続き「話
す」
「聴く」「読む」の三要素の反復練習を中心にすえ、中国語の
基礎学力の養成を目指します。また、基礎中国語Ⅱで取り上げ
ることのできなかった幾つかの文法事項を補充し、中国語初級
文法の基礎固めをします。
コミュニケーション能力を向上させるために、授業では、中
国語の正確な発音を習得するための反復練習に加え、初級レベ
ルの語彙および文法の習得を目的とする練習問題にも取り組む
予定です。
到達目標
中国語初級レベルの運用能力の習得をこの講義の達成目標と
します。
講義計画
「基礎中国語Ⅰ」
からの継続
第1講:ガイダンス、
講義の概要、
横浜に行こう!(動詞述語文、
喜歓)1
第2講:横浜に行こう!2
第3講:いい曲ですね(副詞“在”、様逮捕後、“是.的”)1
第4講:いい曲ですね2
第5講:山中君、バイクでけがをする(“了”、結果補語)1
第6講:山中君、バイクでけがをする2
第7講:夏合宿の計画(選択疑問文、助動詞)1
第8講:夏合宿の計画2
第9講:僕たちは絶対にできる(前置詞、経験“過”)1
第10講:僕たちは絶対にできる2
第11講:スカイツリーを見に行こう!(持続“着”、比較表現)1
第12講:スカイツリーを見に行こう!2
第13講:ホワイトクリスマスね(使役“譲”、無主語文)1
第14講:ホワイトクリスマスね2
第15講:道中ご無事で(受身“被”、方向補語)
定期試験
注 講義内容、進度はクラスの状況に応じて、変更する場合が
あります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
教 材:
『中国語のTobira』
(朝日出版社、基礎中国語Ⅰで購
学期末試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとに総合的 1)
入済み)
に評価します。
2)
副教材:
『中国語の文法書』
(同学社)
3)
辞 書:
『中国語辞典』
(光生館)
4)
参考書:
『中国語はじめの一歩』
(ちくま新書)
、
『中国語入門
Q&A』
(大修館書店)
授業の予習・復習、課題・宿題
(30.60分程度)
は必ず行ってくださ 予習・復習を欠かさないようにして積極的に講義に臨んでくださ
い。加えて、毎日20.30分程度、中国語を聴き、発音す練習をす い。常に旺盛な中国、中国語に対する興味・関心を持ち続けるよ
うに心がけてください。
るように心がけてください。
− 11 −
中国語コミュニケーションⅠ
吉山青翔
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義は中国語をゼロから始める中国語初修者に向け、国連
など国際会議で公用語と指定されている中国語の標準語(=普通
話)
の基本発音・基本文法・基本語彙と、中国語日常会話の基本的
なスキル及び中国文化との一体化的な修得を目指します。
到達目標
中国語の門に入り、より学ぶための基本的なベースを据える
ことができるでしょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 発音1-1:母音1、子音1、声調、単語、中国語文の
語順
第3講 発音1-2:復習、書き取りテスト、会話
「自己紹介」
第4講 発音2-1:母音2、子音2、単語、
「有」
の用法と文型
第5講 発音2-2:復習、書き取りテスト、会話
「家族」
第6講 発音3-1:母音3、子音3、単語、
「年・月・日」の言い
方
第7講 発音3-2:復習、書き取りテスト、会話
「誕生日」
第8講 発音4-1:母音4、子音4、単語、
「在」
の用法と文型
第9講 発音4-2:復習、書き取りテスト、会話「お家がどこ
ですか」
第10講 発音5-1:母音5、子音5、単語、
「要」
の用法と文型
第11講 発音5-2:復習、書き取りテスト、会話
「買い物」
第12講 発音6-1:母音6、子音6、単語、
「叫」
の用法と文型
第13講 発音6-2:復習、書き取りテスト、会話「空港までお
願いします」
第14講 発音に関するまとめ、漢詩鑑賞
「春暁」
第15講 総復習
テキスト・教材(参考文献含む)
平常授業中練習と小テストの出来具合(40%)と定期試験(60%) テキスト
Chinese Time 主編『実用中文』
(初級)
(上海、華東師範大学
により総合評価。
出版社)
参考文献
王(吉山)青翔、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘れても
あした覚える 実用中国語会話』
(東洋書店、2013)
準備学習
担当教員から一言
本講義は実践的な中国語会話授業ですので、欠席したり、遅刻
したりしないよう注意しましょう。
前回授業の内容(とくに文法と単語)
を必ず復習すること。
中国語コミュニケーションⅡ
吉山青翔
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は中国語の入門編でなく、すでに中国語入門程度の知
識を修得した学習者に向け、前学期で開講した「中国語コミュニ
ケーションⅠ」の続きとして、前学期で修得した中国語の基本発
音、基本文法、基本語彙、基本文型をベースにし、実践的な中
国語会話を展開します。
到達目標
「中国語コミュニケーションⅠ」と合わせて履修すれば、中国
語をより学ぶための文法的な基礎と中国語会話の基本的なスキ
ルを身につけることができるでしょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 発音復習、漢詩鑑賞
「盛年不重来」
第3講 中国語疑問文1、単語
第4講 書き取りテスト、会話
「レストランで」
第5講 「能」
の用法と文型、単語
第6講 書き取りテスト、会話「飛行機のチケットを予約できま
すか」
第7講 中国語の疑問文2、単語
第8講 書き取りテスト、会話
「観光ですか」
第9講 「可以」
の用法と文型、単語
第10講 書き取りテスト、会話
「何日滞在しますか」
第11講 「譲」
(rang)
の用法と文型、単語
第12講 書き取りテスト、会話
「速達でお願いします」
第13講 「要」
の用法1と文型、単語
第14講 書き取りテスト、会話
「両替」
第15講 総復習
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
平常授業中の練習と小テストの出来具合(40%)と定期試験によ テキスト
Chinese Time 主編『実用中文』
(初級)
(上海、華東師範大学
り総合評価
出版社)
参考文献
王(吉山)青翔、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘れても
あした覚える 実用中国語会話』
(東洋書店、2013)
準備学習
前回授業の内容(とくに単語と文型)
を必ず復習すること。
担当教員から一言
本講義は中国語の入門編ではありませんので、ゼロから中国語
を学びたい
「中国語の初修者」
には履修できません。
− 12 −
ドイツ語Ⅰ
生井正人
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講座は、「ドイツへ行ってみたい」
、
「片言でもいいからド
イツ人とドイツ語で話したい」と思っている学生を対象にして、
ドイツ語会話を習得するものです。授業では、必要最小限の文
法規則をもとに、発話練習をこなしていきます。学習者には基
本となる会話表現を集中的に聞きまた話してもらい、そこに隠
れた規則を発見したのちに、それを応用して実践的なコミュニ
ケーションへとつなげてもらいます。
到達目標
ドイツ語技能検定試験5級レベルが到達目標です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 アルファベートと発音
(1)
第3講 アルファベートと発音
(2)
第4講 動詞
「好きですか?」
(1)
第5講 動詞
「好きですか?」
(2)
第6講 seinとhaben
「熱があります」
(1)
第7講 seinとhaben
「熱があります」
(2)
第8講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(1)
第9講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(2)
第10講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(3)
第11講 助動詞
「できますか?」
(1)
第12講 助動詞
「できますか?」
(2)
第13講 応用会話
(1)
「空港で」
第14講 応用会話
(2)
「駅で」
第15講 応用会話
(3)
「ホテルで」
「定期試験」
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:羽根田知子、熊谷知実著
『ネコと学ぶドイツ語』三修社
(2015年)
2,400円+税
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
会話
(聞き取りを含む)
試験によって成績を評価します。
小テスト(毎回)30%
期末テスト 70%
準備学習
担当教員から一言
予習:新出単語の暗記
(発音は付属CDあるいはダウンロードで、 特にありません。
意味は教科書で確認できます。
)
復習:ワークシート(主に文法事項)
の消化
ドイツ語Ⅱ
生井正人
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講座は前学期「ドイツ語I」のつづきです。前期と同様に会
話を中心として授業を進めていきます。
EUにおいて政治的プレゼンスが高く、経済的パフォーマンス
の良好なドイツの言語を学ぶことの重要性は高まりこそすれ低
下することはないでしょう。この講座でドイツ語とドイツ文化
を学び、新しい世界へのパスポートを手に入れて、ぜひドイツ
へ旅行してみてください。
到達目標
ドイツ語技能検定試験4級レベルが到達目標です。
成績評価方法
会話
(聞き取りを含む)
試験によって成績を評価します。
小テスト(毎回)30%
期末テスト 70%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(1)
第3講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(2)
第4講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(3)
第5講 前置詞
「どこへ?だれと?」
(1)
第6講 前置詞
「どこへ?だれと?」
(2)
第7講 不規則動詞
「よく行きますか?」
(1)
第8講 不規則動詞
「よく行きますか?」
(2)
第9講 代名詞
「お気に召しましたか?」
(1)
第10講 代名詞
「お気に召しましたか?」
(2)
第11講 現在完了と過去
「もう行きましたか?」
(1)
第12講 現在完了と過去
「もう行きましたか?」
(2)
第13講 応用会話
(1)
「レストランで」
第14講 応用会話
(2)
「軽食スタンドで」
第15講 応用会話
(3)
「ショッピングで」
「定期試験」
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:羽根田知子、熊谷知実著
『ネコと学ぶドイツ語』三修社
(2015年)
2,400円+税
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
担当教員から一言
前期「ドイツ語I」の頁を参照してください。さらに、ドイツ大 特にありません。
使館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥートのホー
ムページへアクセスして、いろいろな情報を収集してください。
− 13 −
フランス語Ⅰ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、授業の進め方の説明、フランス語の特徴、
アルファべ
茨 木 博 史 前学期 選 択
第2講 あいさつの表現、お礼やおわびの表現
講義のねらい
第3講 国籍、職業、身分などを言う
フランス語の文法と会話の基礎を学んでいきます。授業中に 第4講 名詞の性と数、冠詞
実際に声を出しての会話練習を、なるべく多くこなしたいと思 第5講 主語人称代名詞、フランス語のbe動詞
第6講 第1〜5講の復習
います。
第7講 数字の言い方
(1〜20)
、
「これは何ですか?」
など
第8講 曜日や日付の言い方、動詞avoir
第9講 基本動詞
(1)
第10講 基本動詞
(2)
第11講 第7〜10講の復習
第12講 所有形容詞
「私の〜」
「きみの〜」
第13講 形容詞
到達目標
第14講 「〜があります」
という表現 il y a〜
フランス語圏の国に旅行した際に必要な簡単な会話を自信を 第15講 全体の復習
定期試験
持ってできるようになることが目標となります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
松本伊瑳子、
内田智秀、
下村武著 iCONOS
『イコノス』
(アシェッ
授業への積極的な参加度 30% 期末試験 70%
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン)
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減
点することがあります。
準備学習
担当教員から一言
外国語の習得はとにかく繰り返しの練習あるのみです。受講者
には積極的な授業参加と学習姿勢が求められます。肩ひじはら
ずに楽しみながらフランス語会話を学べる授業にしたいと思い
ます。
毎回の授業の復習をしっかり行ってください。
フランス語Ⅱ
茨木博史
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
前期に引き続き、フランス語の文法と会話の基礎を学んでい
きます。日常生活の様々な場面で使える会話表現を増やしてい
きます。
到達目標
フランス映画などを観て簡単な台詞が聞き取れる、旅行先で
もネイティブと簡単なコミュニケーションが臆せず取れる、と
いったレベルがまずは目標となります。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、授業の進めかたの説明、フランス語Ⅰの
復習
第2講 フランス語Ⅰの復習
第3講 指示形容詞、所有形容詞、命令文
第4講 動詞allerとvenir、さまざまな前置詞
第5講 第二群規則動詞
(-ir形の動詞)
、数字の言い方
第6講 第3講〜5講の復習
第7講 疑問詞を使った疑問文、動詞faireとprendre
第8講 買い物で使う表現、順序を表す言い方
第9講 直接、間接目的語と強勢形
第10講 動詞vouloir、pouvoir、devoirなど
第11講 第7〜10講の復習
第12講 複合過去
(1)
第13講 複合過去
(2)
第14講 比較
第15講 第12〜14講の復習
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
松本伊瑳子、
内田智秀、
下村武著 iCONOS
『イコノス』
(アシェッ
授業への積極的な参加度30% 期末試験70%
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン)
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点
することがあります。
準備学習
毎回の授業の復習をしっかり行ってください。
担当教員から一言
内容は少しずつ複雑になっていきますが、CD教材も使って、楽
しみながら学べる授業にしたいと思います。
− 14 −
海外語学研修
柴田啓文
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
夏期あるいは春期休業期間中に、英語あるいは中国語を学ぶ
こととその地域社会や文化に直接触れることが目的です。ホー
ムステイあるいは学生寮などに宿泊し、約2〜4週間(研修先に
より異なります)の月〜金曜日の半日あるいは1日、語学の授業
を受けます。コースによっては、語学研修終了後に、地域を観
光する場合もあります。
英語研修はアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど
を検討しています。中国語研修は中国です。なお、状況にりプ
ランが変更されたり、場合によっては中止されることもありま
すので、ご了解ください。
講義計画
海外語学研修参加の流れ
(開催時期によって異なります)
①ガイダンスへの参加
(3月下旬意向調査、4月下旬説明会)
②参加の正式申し込み
(航空券等の手配)
③面接
(研修参加の目的などの確認)
④事前研修
(語学、外国でのマナーなどの学習)
⑤現地学校での語学研修
(現地での観光を含む場合あり)
⑥帰国後、レポート等の提出
⑦単位認定
到達目標
1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。
2.外国の文化に直接触れる。
3.異文化への理解を深める。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメント、 事前授業および研修先でのテキストなど別途指示します。
引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により評価します。
なお、認定科目なので評価は
「認定」
となります。
準備学習
研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。
日本事情Ⅰ 【留学生】
2年次
2単位
前学期
選 択
担当教員から一言
本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研修
とも、全学部合同で実施します。疑問があれば、教学課あるい
は専任語学教員に尋ねてください。
講義計画
この講義では、さまざまな日本の事情を材料として、多様な
観点から検討、分析する。さらに、検討、分析の結果を基に発
表や議論を行えることを目標とする。
講義の流れは次のとおりです。
第1講:合同ガイダンス
(クラス決め含む)
、講義の概要
第2講:クラス別ガイダンス、日本の地理について1
第3講:日本の地理について2
第4講:日本の歴史について1
第5講: 同上 2
第6講:ニュース記事1
第7講:日本の宗教について1
第8講: 同上 2
第9講:ニュース記事2
第10講:日本の教育について1
第11講: 同上 2
第12講:ニュース記事3
第13講:日本の政治について1
第14講: 同上 2
第15講:ニュース記事4
定期試験
クラスの状況に応じて進度、内容は変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
加納 光
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
(適宜プリント教材を配布します)
定期試験50%・小テスト25%、課題・宿題25%をもとに総合的に プリント教材
評価します。
毎回提示する課題、宿題により講義の予習・復習を欠かさないよ 教室内では母語を使用せず、日本語だけを使用うするように心
うにしてください。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてく がけてください。旺盛な好奇心をもって講義に臨んでください。
ださい。
− 15 −
日本事情Ⅰ 【留学生】
大野陽子
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義
の目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学
習し、語彙力、聴解力、読解力、文法理解力を身につけること
です。
到達目標
日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使
えるようになることが目標です。
語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。
文法は、中間試験と期末試験で、どの程度理解できたかを確
認します。
講義計画
① 合同ガイダンス
② クラス別ガイダンス、N1読解、聴解、文法
③ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
④ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑤ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑥ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑦ 中間試験
(試験範囲:①〜⑥)
⑧ 中間試験フィードバック、N1読解、聴解、文法
⑨ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑩ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑪ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑫ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑬ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑭ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑮ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑯ 定期試験
(試験範囲:⑦〜⑮)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』
小テスト(30%)、中間試験
(30%)
、期末試験
(30%)
、宿題
(10%)
。 倉品さやか (2012年)
受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版
その他に、プリントも配布します。
ます。
指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま
しょう。
ら指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。
読解問題の宿題をすること。
日本事情Ⅰ 【留学生】
岸 晴苗
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論が行えることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、日本の住宅事情①
第3講 日本の住宅事情②
第4講 日本人の食生活
第5講 日本の子ども
第6講 教育
第7講 発表準備
第8講 発表
第9講 高齢社会①
第10講 高齢社会②
第11講 日本的経営
第12講 日本人の労働観
第13講 政治の仕組み
第14講 日本の歴史
第15講 新聞記事・ラジオニュース
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①発表およびレポート
(30%)
②定期試験
(70%)
プリントを配布します。
参考文献:日鉄ヒューマンデベロプメント他著『日本を話そう』
The Japan Times
準備学習
担当教員から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
「異文化に対する態
だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、
度」
を身につけてほしいと思います。
を深めてください。
− 16 −
日本事情Ⅰ 【留学生】
角田延之
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、
また考えを伝えて欲しい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事
情を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検
討や分析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
講義計画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の歴史・明治以前
第3講 日本の歴史・明治以後
第4講 日本の地理
第5講 日本の政治・国政
第6講 日本の政治・地方自治
第7講 日本の経済・全国
第8講 日本の経済・東海地方
第9講 日本の文化・伝統芸能
第10講 日本の文化・サブカルチャー
第11講 日本の教育・制度
第12講 日本の教育・内容
第13講 日本の国民・地域性
第14講 日本の国民・民族性
第15講 総合討論
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点20%、発表および議論30%、
定期試験50%。欠席は3回まで。 教員側でプリントを用意する。
授業での発表には形式がある。まとまった時間を確保して、計 日本に住んでいても、意識的に学習をしなければ日本語を本当
の意味で習得することはできず、日本について知ることもでき
画的に準備すること
ない。学生の本分についてよく考えること。
日本事情Ⅰ 【留学生】
2年次
2単位
講義計画
第1講 合同ガイダンス
安 田 由 紀 子 前学期 選 択 第2講 クラス別ガイダンス 講義の概要
第3講 生活1
講義のねらい
第4講 衣食住
「春夏秋冬1」
日本事情をより理解した上で、自分の意見が「話せる」
、人の 第5講 歳時1
意見が「聞ける」ということだけでなく、
『相手を知ろう』という 第6講 雇用
第7講 収入
互いの姿勢が会話成立の鍵であることを学ぶ。
第8講 本音と建前
第9講 冠婚葬祭
第10講 生活2
第11講 歳時2
「春夏秋冬2」
第12講 趣向
第13講 支出
第14講 教育
「学校と教育」
到達目標
第15講 常識意識
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観 定期試験
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本
事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また
は書物より抜粋する。
参考文献
岡まゆみ 『上級へのとびら』
くろしお出版 (2009) 等
準備学習
担当教員から一言
「話す」という作業が重要なため、積極的な授業参加を望
新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 「聞く」
ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan む。
Times(1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく
こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。
− 17 −
日本事情Ⅱ 【留学生】
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
前期に引き続き、この講義では、さまざまな日本の事情を材
料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分
析の結果を基に発表や議論を行えることを目標とする。
講義の流れは次のとおりです。
第1講:合同ガイダンス
(クラス決め含む)
、講義の概要
第2講:クラス別ガイダンス、日本の住宅について1
第3講:日本の住宅について2
第4講:日本の食生活について1
第5講: 同上 2
第6講:ニュース記事1
第7講:日本の家庭事情について1
第8講: 同上 2
第9講:ニュース記事2
第10講:日本の伝統芸能について1
第11講: 同上 2
第12講:ニュース記事3
第13講:日本の労働意識について1
第14講: 同上 2
第15講:ニュース記事4
定期試験
クラスの状況によって進度、内容は変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
加納 光
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのだから、日本に関する知識を幅広く身に
つけ、それらについて各自で考え、また考え方を伝えてほしい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
(適宜プリント教材を配布します)
定期試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとにして総合 プリント教材
的に評価します。
毎回提示する課題・宿題により、講義の予習・復習を行ってくだ 教室内では母語は使用せず、日本語だけを使用するように心が
けてください。旺盛な好奇心を持って講義に臨んでください。
さい。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてください。
日本事情Ⅱ 【留学生】
大野陽子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義
の目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学
習し、語彙力、聴解力、読解力、文法理解力を身につけること
です。
到達目標
日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使
えるようになることが目標です。
語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。
文法は、中間試験と期末試験で、どの程度理解できたかを確
認します。
講義計画
① 合同ガイダンス
② クラス別ガイダンス、N1読解、聴解、文法
③ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
④ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑤ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑥ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑦ 中間試験
(試験範囲:①〜⑥)
⑧ 中間試験フィードバック、N1読解、聴解、文法
⑨ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑩ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑪ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑫ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑬ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑭ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑮ 語彙小テスト、N1読解、聴解、文法
⑯ 定期試験
(試験範囲:⑦〜⑮)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』
小テスト(30%)、中間試験
(30%)
、期末試験
(30%)
、宿題
(10%)
。 倉品さやか (2012年)
受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版
その他に、プリントも配布します。
ます。
指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま
しょう。
ら指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。
読解問題の宿題をすること。
− 18 −
日本事情Ⅱ 【留学生】
岸 晴苗
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論が行えることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、日本のポップカルチャー①
第3講 日本のポップカルチャー②
第4講 日本語に関する話題
第5講 若者の感性
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 発表準備
第8講 発表
第9講 日本人と宗教
第10講 日本の迷信
第11講 日本の便利な店
第12講 日本人とペット
第13講 余暇
第14講 環境問題
第15講 新聞記事・ラジオニュース
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①発表およびレポート
(30%)
②定期試験
(70%)
プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
「異文化に対する態
だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、
度」
を身につけてほしいと思います。
を深めてください。
日本事情Ⅱ 【留学生】
角田延之
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、
また考えを伝えて欲しい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさ
まざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析
する。さらに、検討や分析の結果を基に発表や議論を行なえる
ことを目標とする。
講義計画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本人から見た世界・北アメリカ
第3講 日本人から見た世界・南アメリカ
第4講 日本人から見た世界・ロシア
第5講 日本人から見た世界・オセアニア
第6講 日本人から見た世界・北アフリカ
第7講 日本人から見た世界・南アフリカ
第8講 日本人から見た世界・東ヨーロッパ
第9講 日本人から見た世界・北ヨーロッパ
第10講 日本人から見た世界・南ヨーロッパ
第11講 日本人から見た世界・西ヨーロッパ
第12講 日本人から見た世界・南アジア
第13講 日本人から見た世界・東南アジア
第14講 日本人から見た世界・東アジア
第15講 総合討論
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点20%、発表および議論30%、
定期試験50%。欠席は3回まで。 教員側でプリントを用意する。
授業での発表には形式がある。時間を確保して、計画的に準備 日本に住んでいたとしても、意識的に学習をしなければ日本語
を本当の意味で習得することはできず、日本について知ること
すること。
もできない。学生の本分についてよく考えること。
− 19 −
日本事情Ⅱ 【留学生】
2年次
2単位
講義計画
第1講 合同ガイダンス
安 田 由 紀 子 後学期 選 択 第2講 クラス別ガイダンス 日本の地理、日本人の宗教
第3講 女性の社会進出、新聞講読1
講義のねらい
第4講 集団意識
日本事情をより理解した上で、自分の意見が「話せる」
、人の 第5講 コミュニケーション、新聞講読2
意見が「聞ける」ということだけでなく、
『相手を知ろう』という 第6講 ジェスチャー、あいづちとフィラー
第7講 日本人のスピーチスタイル
互いの姿勢が会話成立の鍵であることを学ぶ。
第8講 リサイクル型社会、新聞講読3
第9講 日本人的経営
第10講 社会保障と社会参加活動、新聞講読4
第11講 政治、新聞講読5
第12講 平等社会と中流意識、発表の練習1
第13講 教育、発表の練習2
第14講 発表の練習3、新聞講読6
到達目標
第15講 発表の練習4、復習・まとめ
前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料 定期試験
として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析
の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本
事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また
は書物より抜粋する。
参考文献
岡まゆみ 『上級へのとびら』
くろしお出版 (2009) 等
準備学習
担当教員から一言
新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 単に事象を機械的に伝えることだけを目的とせず、どのように
「聞く」
ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan 発すればどのように伝わるかを考えることが重要である。
という作業が重要なため、積極的な授業参加を望む。
Times (1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく 「話す」
こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。
日本語文章表現Ⅰ 【留学生】
3年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題
を解くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。
第1回:ガイダンス
(全クラス共通)
第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム)の
利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法
第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1
第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2
第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テスト3
第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テス
ト4
第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5
第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6
第9回:読解問題の解き方、語彙試験7
第10回:読解問題の解き方、語彙試験8
第11回:総合問題1
第12回:総合問題2
第13回:総合問題3
第14回:総合問題4
第15回:まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
柴田啓文
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能
力試験は「話す」、「聞く」
、
「読む」
、
「書く」のうちの「読む」と「聞
く」能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題で
す。このため、日本語能力試験に対応した答えの見つけ出し方、
勉強方法があります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学
び、N1の合格を目指します。
授業では、留学生の多くがもっとも不得意としている読解問
題を中心に授業をすすめます。
到達目標
『日本語総まとめN1語彙』
(アスク出版、
平常点50%、定期試験50%で評価します。平常点は、出席、小 佐々木仁子、松本紀子
1,200円。
テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本語 2014年)
能力試験と同様の試験です。
、Twitterを利用。コンピュータ
毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE)
教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N
1を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生
日本語能力試験の勉強を進めてください。
は受講できません。
− 20 −
日本語文章表現Ⅰ 【留学生】
高田晴美
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
大学生に必要な能力の1つとして、学術的な文章を読解する
ことが求められる。そのような文章を読むことで、学術的な知
識を得るだけでなく、学問の世界がどのようなものかを窺い知
ることができ、また、自分の考えを深めてそれを研究として成
り立たせるにはどうすればいいか、それを文章にして的確に表
すにはどうすればいいかなど、学問の方法を総合的に学ぶこと
ができる。この講義では、これから大学生として研究や学びを
進めていくことを念頭に、様々な分野の学術的で導入的な論文
などをテクストとして、読む力を養う。
到達目標
1 学術的な文章の構成、展開方法、表現技法を知る
2 学術的な文章を正確に読解する能力を身に付ける
3 読解した内容を他者に言葉・文章で説明する能力を身に付け
る
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス
第3講 「日本人」
「日本」
について問う文章を読む①
第4講 「日本人」
「日本」
について問う文章を読む②
第5講 「日本人」
「日本」
について問う文章を読む③
第6講 「日本人」
「日本」
について問う文章を読む④
第7講 身体、性について問う文章を読む①
第8講 身体、性について問う文章を読む②
第9講 身体、性について問う文章を読む③
第10講 身体、性について問う文章を読む④
第11講 文学とメディアについて問う文章を読む①
第12講 文学とメディアについて問う文章を読む②
第13講 文学とメディアについて問う文章を読む③
第14講 文学とメディアについて問う文章を読む④
第15講 文学とメディアについて問う文章を読む⑤
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート、小テスト 50%
定期試験 50%
講義でテクストとして扱う論文は、プリントで配布します。
準備学習
担当教員から一言
各自、講義の前にテクストは一通り読んでくること。読み方か 日本語の読解能力を向上することだけでなく、大学生らしく、
アカデミックな文章を楽しむことを目指したいと考えています。
わからない漢字、意味が分からない語句等は調べておくこと。
主体的になればなるほど、刺激的な体験になるはずです。
日本語文章表現Ⅰ 【留学生】
岸 晴苗
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究を把握できる
ことは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。この
講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有利
に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
日本語の専門レベルの読解能力を高めることを目標とし、論
文や学術書などの論理的文章を読むための基礎的な読解技術を
身に付ける。そのために、日本語で書かれた学術的な文章の構
成を理解し、大意を把握したり、
要約できるようにする。さらに、
論文を読むときに有用な日本語の表現を習得する。
到達目標
専門分野の報告書、論文、学術書などの論理的な文章を読む
ための基礎的な読解技術を身につけることを目標とする。論文
がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握する。
また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法などを学び、
実際に使いこなせるようになることを目指す。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、書き言葉の文体
第3講 文章の構造、段落内の構造
第4講 中心文、支持文
第5講 論理の構造①
第6講 論理の構造②
第7講 定義
第8講 経過
第9講 比較・対照
第10講 原因・結果
第11講 位置
第12講 列挙・順序
第13講 理由・根拠
第14講 レポートを読む①
第15講 レポートを読む②
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%)
②期末テス
ト
(70%)
アカデミックジャパニーズ研究会著『改訂版 大学・大学院留学
生の日本語 (1)
読解編』
〈アルク〉
二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な文章の書き
方』
(スリーエーネットワーク)
準備学習
担当教員から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
法をつかんでください。
につけましょう。
− 21 −
日本語文章表現Ⅰ 【留学生】
角田延之
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス 『パスポートの発明』
序論
第3講 第1章
「往来」
:導入
第4講 同:合法的な移動手段の独占化
第5講 同:近代国家
第6講 同:把握する①
第7講 同:把握する②
第8講 同:絶対主義ヨーロッパにおけるパスポートによる管理
の拡大
第9講 第3章
「アウゲイアースの家畜小屋の大掃除」
:導入
第10講 同:農民解放からナポレオン時代の終わりへ
第11講 同:プロイセンの後進性?
第12講 同:19世紀初期ドイツにおける移動の自由と市民権
第13講 同:ドイツにおけるパスポートによる管理の緩和
第14講 同:北ドイツ連邦における旅行の解禁
第15講 同:1867年法のより大きな意義
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40%
ジョン・C.トーピー著、
藤川隆男監訳
「パスポートの発明:監視・
シティズンシップ・国家」
法政大学出版局
(2008年)
、3,200円+税
準備学習
担当教員から一言
様々な領域に接する努力をしましょう。
毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、
分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確
認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく
ること。
日本語文章表現Ⅰ 【留学生】
安田由紀子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
文章の基本的な知識(日本語能力)を確認しながら、文章の構
成について考える。それとともに「通じる日本語」から「説得力の
ある日本語」へと発展させる。
到達目標
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
基本的に、どの講義も授業の半分は読み物をする。優しいもの
から始め、徐々に難易度を上げていく。
それ以外の異なる部分について下記に明記する。
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 文法復習1
(助詞)
第3講 ことばの形
第4講 文法復習2
(自動詞・他動詞、受身・使役)
第5講 文法復習3
(呼応、文末表現)
第6講 ひらがなと漢字のバランス
第7講 文法復習4
(接続詞)
、句読点
第8講 意見と事実、立場を考えた文章
第9講 複雑な内容の整理
第10講 就職のためのエントリーシート
第11講 小論文
第12講 文章のわかりやすさを考える
第13講 論文を読む1
第14講 引用のしかた、論文を読む2
第15講 論文を読む3、まとめと復習
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
必要時にプリントを配布する。
参考文献:石黒圭・筒井千絵
『留学生のここが大切文章表現のルー
ル』
(スリーエーネットワーク)
、二通信子・佐藤不二子『留学生
のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、
その他
準備学習
担当教員から一言
特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた
で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。
めの地道な努力を怠らないでほしい。
− 22 −
日本語文章表現Ⅱ 【留学生】
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題
を解くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。
第1回:ガイダンス
(全クラス共通)
第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム)の
利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法
第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1
第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2
第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テスト3
第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テス
ト4
第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5
第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6
第9回:読解問題の解き方、語彙試験7
第10回:読解問題の解き方、語彙試験8
第11回:総合問題1
第12回:総合問題2
第13回:総合問題3
第14回:総合問題4
第15回:まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
柴田啓文
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能
力試験は「話す」、「聞く」
、
「読む」
、
「書く」のうちの「読む」と「聞
く」能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題で
す。このため、日本語能力試験に対応した答えの見つけ出し方、
勉強方法があります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学
び、N1の合格を目指します。
授業では、留学生の多くがもっとも不得意としている読解問
題を中心に授業をすすめます。
到達目標
『日本語総まとめN1語彙』
(アスク出版、
平常点50%、定期試験50%で評価します。平常点は、出席、小 佐々木仁子、松本紀子
1,200円。
テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本語 2014年)
能力試験と同様の試験です。
、Twitterを利用。コンピュータ
毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE)
教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N
1を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生
日本語能力試験の勉強を進めてください。
は受講できません。
日本語文章表現Ⅱ 【留学生】
高田晴美
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
大学生に必要な能力の1つとして、学術的な文章を読解する
ことが求められる。そのような文章を読むことで、学術的な知
識を得るだけでなく、学問の世界がどのようなものかを窺い知
ることができ、また、自分の考えを深めてそれを研究として成
り立たせるにはどうすればいいか、それを文章にして的確に表
すにはどうすればいいかなど、学問の方法を総合的に学ぶこと
ができる。前期に引き続き、これから大学生として研究や学び
を進めていくことを念頭に、様々な分野の学術的で導入的な論
文などをテクストとして、読む力を養う。
到達目標
1 学術的な文章の構成、展開方法、表現技法を知る
2 学術的な文章を正確に読解する能力を身に付ける
3 読解した内容を他者に言葉・文章で説明する能力を身に付け
る
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス
第3講 言語に関する文章を読む①
第4講 言語に関する文章を読む②
第5講 言語に関する文章を読む③
第6講 言語に関する文章を読む④
第7講 性に関する文章を読む①
第8講 性に関する文章を読む②
第9講 性に関する文章を読む③
第10講 性に関する文章を読む④
第11講 文学と社会について問う文章を読む①
第12講 文学と社会について問う文章を読む②
第13講 文学と社会について問う文章を読む③
第14講 文学と社会について問う文章を読む④
第15講 文学と社会について問う文章を読む⑤
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート、小テスト 50%
定期試験 50%
講義でテクストとして扱う論文は、プリントで配布します。
準備学習
担当教員から一言
各自、講義の前にテクストは一通り読んでくること。読み方か 前期に引き続き、比較的導入的だけれどもアカデミックで、学
問の方法も学べる文章(論文)を読んでいきます。大いに楽しみ
わからない漢字、意味が分からない語句等は調べておくこと。
ましょう。
− 23 −
日本語文章表現Ⅱ 【留学生】
岸 晴苗
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究を把握できる
ことは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。この
講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有利
に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
日本語の専門レベルの読解能力を高めることを目標とし、論
文や学術書などの論理的文章を読むための基礎的な読解技術を
身に付ける。そのために、日本語で書かれた学術的な文章の構
成を理解し、大意を把握したり、
要約できるようにする。さらに、
論文を読むときに有用な日本語の表現を習得する。
到達目標
専門分野の報告書、論文、学術書などの論理的な文章を読む
ための基礎的な読解技術を身につけることを目標とする。論文
がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握する。
また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法などを学び、
実際に使いこなせるようになることを目指す。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、書きことばの特徴
第3講 段落内の構造
第4講 話題とメインアイデア
第5講 アウトライン
第6講 文章構成 第7講 論の展開① 事実と意見
第8講 論の方向を示す表現・論の構造
第9講 論の展開②
第10講 引用
第11講 要約
第12講 論文を読む① 全体構成、序論
第13講 論文を読む② 本論
第14講 論文を読む③ 本論
第15講 論文を読む④ 結論、その他の構成要素
(参考文献など)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%) ②期末テス
ト
(70%)
アカデミックジャパニーズ研究会著『改訂版 大学・大学院留学
生の日本語 (3)
論文読解編』
〈アルク〉
二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な文章の書き
方』
(スリーエーネットワーク)
準備学習
担当教員から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
法をつかんでください。
につけましょう。
日本語文章表現Ⅱ 【留学生】
角田延之
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス 第4章「
『甲殻類型国家』に向かっ
て」
:導入
第3講 同:アメリカ合衆国におけるパスポートによる管理と国
家の発展
第4講 同:文書の壁
第5講 同:アメリカ合衆国における移民規制の
「国家化」
第6講 同:主権と従属
第7講 同:フランスにおける外国人に対する身分証明書の普及
第8講 同:19世紀末のドイツにおけるパスポートによる管理の
復活
第9講 同:第一次世界大戦とパスポートによる管理の「一時的
な」
再導入
第10講 同:
「一時的な」
パスポートによる管理の恒久化
第11講 同:合衆国と移民におけるレッセ・フェールの時代の終
焉
第12講 第5章
「国民国家からポスト国民国家へ?」
:導入
第13講 同:大戦間期初期における国際的難民保護体制の出現
第14講 同:パスポート、身分証明書、ナチスによるユダヤ人迫
害
第15講 同:規制の緩和
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40%
ジョン・C.トーピー著、
藤川隆男監訳
「パスポートの発明:監視・
シティズンシップ・国家」
法政大学出版局
(2008年)
、3,200円+税
準備学習
担当教員から一言
様々な領域に接する努力をしましょう。
毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、
分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確
認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく
ること。
− 24 −
日本語文章表現Ⅱ 【留学生】
安田由紀子
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
文章の基本的な知識(日本語能力)を確認しながら、文章の構
成について考える。それとともに「通じる日本語」から「説得力の
ある日本語」へと発展させる。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
前期に引き続き、授業は前半と後半に分けて行う。
読み物は、徐々に難易度を上げたものへと移っていく。また、
それと並行して論文執筆に関わりのあるものの知識を深める。
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 資料の利用、定義1
第3講 定義2、要約1
第4講 要約2、数値の表現
第5講 論文とその構造
第6講 論文講読1
第7講 論文講読2
第8講 論文講読3
第9講 論文講読4
第10講 論文講読5
第11講 論文講読6
第12講 論文講読7
第13講 論文講読8
第14講 論文講読9
第15講 これまでのまとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
必要時にプリントを配布する。
参考文献:
アカデミック・ジャパニーズ研究会
『大学・大学院 留学生の日本
語 3論文読解編』
(アルク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、その他
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
準備学習
担当教員から一言
特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた
で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。
めの地道な努力を怠らないでほしい。
コンピュータリテラシー
池田幹男・片山清和
1年次
4単位
前学期
必 修
講義のねらい
コンピュータの実習を中心とした授業です。コンピュータの
「読み書き能力」の習熟に重点を置きます。
具体的には、仕事をする上でよく使われているワープロと表
計算ソフトを中心に実習します。授業は,キーボードのタイピ
ング練習から入り、それから実際にデータを入力して加工する
実習を主体にして行います。教員と教育補助員が質問に答えて
個別指導を行う形で実習は進みます。毎回実習の提出物があり
ますから,それで習熟度がチェックされます。
到達目標
ワープロソフトWord2013と表計算ソフトExcel2013に習熟す
ること。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンスとタイピングテストによるクラス分け
第2講 キーボード入力練習
(タッチタイピング)
第3講 Word①:文字の入力
第4講 Word②:文書の作成
第5講 メール:携帯メールとの連携・エチケット
第6講 タイピングテスト
第7講 Word③:編集・表の作成・画像の挿入
第8講 Word④:まとめの演習
第9講 Excel①:データの入力
第10講 Excel②:ワークシートの編集
第11講 Excel③:グラフの作成
第12講 Excel④:グラフの編集と表計算
第13講 Excel⑤:基本的な関数と条件関数
第14講 Excel⑥:データベース機能
第15講 Excelの小テスト・タイピングテスト
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回の演習の提出物4点とタイピングテスト(0.1×タイピング
テストの点数)とExcelの小テスト
(20点)
の合計で評価します。
テキスト(必須)
「30時間でマスターWord&Exel 2013」 実教
出版
(2014)972円
教科書が無いと実習が出来ません。
準備学習
担当教員から一言
授業を履修するための予備知識は要求しません。習うより慣れ コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
ろという内容なので授業に毎回出席して実習に励んでください。 は前回までの授業の積み重ねで進めるので、欠席すると次の実
また、タイピングの練習方法を指導するので毎日続けて20分間 習 が 困 難 に な り ま す。 こ の 実 習 を 終 え る こ ろ に はMOS資 格
(Word&Excel)を取得するための基礎が身についているはずで
ほど練習すること。
す。
− 25 −
情報倫理
池田幹男・片山清和・千葉 賢
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
インターネットとネット上の各種サービスの発展により、世
界中の人々が直接に繋がる新しい社会が形成されつつある。ま
たデジタル技術の進展により、高品位の著作物を皆で共有し楽
しめるようになった。ネット上に出来たこの新しい社会は人間
社会を根本から変えようとしているが、人が集まれば多くの問
題も生じる。この講義では、コンピュータやインターネットな
どの利用に際して、他人の権利を侵害したり自分の権利を侵さ
れたりすることがないように必要な知識を身につけることを目
的とする。
到達目標
情報倫理に関する基礎知識と常識を身に付ける。具体的には
情報セキュリティの基礎、個人情報保護の考え方、著作権法の
基礎と暗号技術の概要を知る。
講義計画
第1講 ガイダンス、情報倫理とは、最近の話題(掲示板、
2ch、ブログ、SNS、ケータイ)
第2講 コンピュータセキュリティ(歴史、システムアクセス
制御、不正アクセス、ハッキング)
第3講 コンピュータセキュリティ(データアクセス制御、パ
スワードの選び方)
第4講 コンピュータウイルス(歴史、種類)
第5講 コンピュータウイルス(対策)
第6講 個人情報とプライバシー(被害事例、問題点、法体系)
第7講 個人情報とプライバシー
(個人情報保護法、
エチケット)
第8講 知的財産保護(考え方、法体系、産業財産権、著作権)
第9講 知的財産保護(著作権)
第10講 知的財産保護(著作権)
第11講 知的財産保護(著作権)
第12講 暗号技術(歴史、暗号の基礎、秘密鍵暗号)
第13講 暗号技術(公開鍵暗号、電子署名)
第14講 暗号技術(インターネットにおける暗号技術、無線
LAN)
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
ノートやレポート(30%)
、小テスト
(30%)
、定期試験
(40%)
。ノー 「四日市大学生のための情報倫理」四日市大学情報系教員グルー
トを定期的にチェックします。創意工夫と学ぶ姿勢の表れたノー プ著、400円
トには高い点数を与えます。ノートの書き方は指導します。小
テストを3回実施します。
次週の講義内容をシラバスで確認し、教科書の該当部分を読ん 情報倫理は、情報化社会・ネット社会を生きていく上で必須の知
で来ると立派なノートをとることが出来、
ノートの点数が上がる。 識であり常識です。やや硬い内容ですが、皆さんが楽しみなが
ら受講できるように、身近な話題を多く紹介します。
情報倫理(再履修クラス)
田中伊知郎
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
倫理学(哲学・社会学・心理学を含む)
の基礎を身につけて、ス
マホという新しいコミュニケーション手段の利点を活かして、
仲間づくりや理解できる情報伝達をスムーズに行えるようにす
ることがねらいです。特に、
ネット接続がパソコンからスマホ
(ガ
ラケーを含む)に移った背景(i-modeやiPhoneの先進性)も理解し
て、情報伝達に役立てます。
到達目標
人は一人では生きていけないことから始まった倫理学・心理
学・社会学・哲学の根本を理解して、現代の新しいコミュニケー
ションツールを使いこなし、実はそれが仲間づくりに役立つこ
と、そして、あふれる情報の中から、事実を見つけ出し、自分
の意見を持つこと(メディアリテラシー)
の確立を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス・準備学習のための参考文献の使い方
第2講 倫理学の基礎:人は一人では生きていけない
第3講 自己と他者
(哲学的倫理学)
第4講 仲間とは:情報が呼応する他者
(社会学の基礎)
第5講 仲間づくり:
「いいね!ボタン」
の心理学的役割
第6講 事実:他者が確認できること
第7講 メディアリテラシー1:事実を見つける(やらせとの違
い)
第8講 メディアリテラシー2:生活から
(長くよく考える)
第9講 メディアリテラシー3:自分の意見を持つ
第10講 デジタルデバイド1:IT産業はもうかるので進歩が速い
第11講 デジタルデバイド2:IT産業への普通の人々の対処
第12講 プライバシーの基礎:通販の問題と生きていることに基
づく認証
第13講 i-modeの先進性1:本人確認に基づいた閉じたネット
ワーク
第14講 i-modeの先進性2:著作物の有料配布による創造の促進
第15講 わかってもらえるコミュニケーション
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「倫理学を学ぶ人のために」宇都宮芳明著、世
毎回の講義の後半に、練習問題を行い、毎回5点満点で採点しま 参考文献として、
す。ガイダンスを除いた合計点(70点満点)と記述の定期テスト 界思想社ISBN-13: 978-4-7907-0523-9;「現代倫理学入門(講談社学
術文庫)
」
加藤尚武著、ISBN-13: 978-4-0615-9267-4
(30点満点)の総計を成績評価とします。
はじめのうちは参考文献を読んで、自分の言葉でまとめてきて 情報化社会は、技術面の変化が著しく、細かいことはすぐに時
ください。その後は、
復習として、
練習問題を採点指導するので、 代遅れになります。そこで、長期通用する態度・メディアリテラ
シーの確立に努めます。
必ず自分のノートを見て、修正してください。
− 26 −
情報科学
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、情報と情報量
第2講 情報と情報量
第3講 デジタルとアナログ
第4講 デジタルとアナログ
第5講 コンピュータの歴史
第6講 コンピュータの歴史
第7講 コンピュータの内部装置
第8講 コンピュータの内部装置
第9講 コンピュータ内部の数値の表現方法
第10講 コンピュータ内部の数値の表現方法
第11講 コンピュータ内部の文字の表現方法
第12講 コンピュータ内部の文字の表現方法
第13講 コンピュータとCPUの動作原理
第14講 コンピュータとCPUの動作原理
第15講 論理回路
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
千葉 賢
講義のねらい
コンピュータの歴史は浅く、電子計算機が開発されたのは約
65年前、最初のパソコンが発売されたのは約35年前である。そ
れ以降の情報技術の発展は驚異的で、現在はパソコンやスマホ
を通じて自分から世界に情報を発信できる世の中となった。情
報技術が人間社会の在り方や運命を変えようとしている。本講
義では、このような情報化社会で必要とされるコンピュータに
関する知識、話題に関して概説する。予備知識は必要ない。本
大学で行われる情報系授業の基礎となる内容を教えるので、で
きるだけ早期に受講することを強く薦める。
①デジタルの特質を知る、②コンピュータの内部構造の概要
を知る、③コンピュータの動作原理の概念を知る、④コンピュー
タの歴史を知る、⑤情報分野の用語や単位を知る、⑥情報分野
の資格取得に備えた知識を得る。
講義毎のレポート(40%)と期末試験(60%)
。毎週小レポートを 使用しない。資料を配布する。
課すので少し大変だが、その積み重ねで知識がつく。期末試験
もレポートに出題した内容から出題する。レポートに予習で得
た知識を書く欄を設ける。そこに積極的に記載した者には加点
する。
前週の講義で関連情報を学習できるサイトを紹介するので、講 ケイタイもスマホもコンピュータです。情報社会の一員として
義前にこれらを利用して予備知識を得ること。レポートにその 生きてゆく皆さんにとって、コンピュータの使い方を覚えるだ
けで十分でしょうか。コンピュータという機械に「使われない」
知識を記入すると加点する。
ためには、そのしくみを知り、使いこなすことが大切です。
情報と職業
井岡幹博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義では、事例を通して情報システムと社会とのかかわり
方を学び、情報システム関連の職業に関する職業観を持つこと
を目的とします。そのために、コンピュータやネットワークが
社会インフラやビジネスの場面で、どのように活用されている
かを学びます。情報システムの発達により、社会の仕組みや仕
事の仕方が変わる中で、人間社会とコンピュータ、ネットワー
クとの望ましい関係も考えていきたいと思います。
到達目標
ITパスポート試験のストラテジ系およびマネジメント系の問
題を解けるレベルを目指す。
成績評価方法
講義計画
第1講:ガイダンス、デジタル社会とビジネス
第2講:ネットワークとデジタルシステム
第3講:デジタル社会と製造
(1)
SCMなど
第4講:デジタル社会と製造
(2)
EMSなど
第5講:デジタル社会と製造
(3)
CADとデータベース
第6講:デジタル社会と環境
(1)
LCA、有害物質規制など
第7講:デジタル社会と環境
(2)
エネルギー問題
第8講:知的財産権とビジネス
(1)
産業財産権と著作権
第9講:知的財産権とビジネス
(2)
ソフトウエア特許
第10講:電子商取引のモデル(1)ブラウザ戦争、アマゾンのビジ
ネスモデル、楽天のビジネスモデル
第11講:電子商取引のモデル(2)アップルのビジネスモデル、
グーグルのビジネスモデル
第12講:情報化社会のセキュリティ(1)マルウエアとは、遠隔操
作事件
第13講:情報化社会のセキュリティ
(2)
セキュリティ対策
第14講:POSシステムとICタグ
第15講:省エネと情報
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート50%、定期試験50%
プリント配布
準備学習
担当教員から一言
ほとんど毎回レポート課題を課します。その課題を提出するこ 急速に進む情報化は、ビジネス環境はもちろん、私たちの生活
自体も大きく変え、大きな影響を与えています。ニュース番組
とが準備学習となります。
などで具体的な例を見ながら、情報システム進化の方向やその
影響を一緒に考えましょう。
− 27 −
アプリケーション演習a
2年次
2単位
池田幹男・片山清和・田中伊知郎
前学期
選 択
講義のねらい
Wordは、卒業後の実社会
(プレゼンや書類などのコミュニケー
ション中心)では必須の道具です。Wordは、2013になり、文献
管理機能(EndNote)やグループで校正支援やナビゲーション
ウィンドウ(Acrobat)
などの実社会で必ず使う機能も増え、それ
らの理解がねらいです。
到達目標
Word 2013の便利な新機能を実際に使って、実社会での使い
方を身につけることを到達目標とします。さらに、講義を終え
れば、MOS Word 2013の資格取得試験の準備が整うようにしま
す。
講義計画
第1講 ガイダンス・クラス分け
第2講 文書の作成
第3講 文書の管理
第4講 文字・段落の書式設定
第5講 セクションの書式設定
第6講 表やリストの作成と変更
第7講 引用文献
第8講 図表の管理
第9講 文書パーツ
第10講 SmartArt
第11講 画像の挿入
第12講 MOS word 2013模擬試験1
第13講 MOS word 2013模擬試験2
第14講 MOS word 2013模擬試験3
第15講 MOS word 2013模擬試験4
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義は演習形式で行い、毎回7点満点で採点します。この毎回の クラスによって異なりますので、指示があるまで買わないでく
ださい。
合計点(100点以上は100点)
を成績評価とします。
マイクロソフトオフィス教科書Word 2013(翔泳社 2,380円+
税)
ISBN978-4-7981-3819-0
MOS攻略問題集 Microsoft Word 2013[第2版]日経BP社 ISBN978-4-8222-9763-3 1,800円+税
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータ能力によってクラス分けを行います。パソコンが
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 不得意な人には、合わせた指導を行い着実な勉強を行います。
また、得意な人は別のクラスで、より多くのことを学べます。
行ってください。
アプリケーション演習b
2年次
2単位
池田幹男・片山清和・本部賢一
後学期
選 択
講義のねらい
Microsoft Excelは実社会では、表やグラフ作成だけでなく、
簡単な文書作成にも使われていて、必須のアプリケーション・ソ
フトウェアとなっています。したがって、社会で活躍するため
には、Excelを道具として使いこなす能力が必要となります。こ
の講義では、Excelの資格試験(Microsoft Office Specialist)を受
験するための演習を行います。
到達目標
MOS Excel 2013の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
毎回の課題および模擬試験
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、クラス分け
第2講 ワークシートやブックの作成と管理
(1)
第3講 ワークシートやブックの作成と管理
(2)
第4講 ワークシートやブックの作成と管理
(3)
第5講 セルやセル範囲の作成
(1)
第6講 セルやセル範囲の作成
(2)
第7講 セルやセル範囲の作成
(3)
第8講 テーブルの作成
(1)
第9講 テーブルの作成
(2)
第10講 数式や関数の適用
(1)
第11講 数式や関数の適用
(2)
第12講 数式や関数の適用
(3)
第13講 グラフやオブジェクトの作成
(1)
第14講 グラフやオブジェクトの作成
(2)
第15講 模擬試験演習
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
「MOS攻略問題集Excel 2013 第2版」
日経BP社 ¥1,944
[参考文献]
「マイクロソフトオフィス教科書MOS Excel 2013」
翔泳社 ¥2,570
教員の指示があるまで買わないこと。
担当教員から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータの使用能力に応じてクラス分けを行います。
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
行ってください。
− 28 −
地域社会の歴史 【地域志向科目】 1年次
岡 佑哉
後学期
2単位
選 択
講義のねらい
本講義は、地域における歴史の展開を知ることで、歴史が政
治の中心地のみでは語りきれないものであると理解することを
目的とする。歴史は単なる「暗記科目」ではなく、事実に基づき
思考する学問である。本講義を通して、地域社会の視点から日
本全体の問題を考察するという姿勢を養う。今年度は、サミッ
ト開催地三重県の伊勢神宮の近現代史をとり上げる。
到達目標
①地域社会の歴史に対する知識を身につける。②知識を活用
し論理立てて記述をする力を身につける。③地域社会から日本
全体の問題を考える姿勢を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス―地域社会史の意義―
第2講 前近代の伊勢神宮①―古代〜中世―
第3講 前近代の伊勢神宮②―近世―
第4講 近代の伊勢神宮を知ることの意味
第5講 明治維新と伊勢神宮
第6講 明治期における宇治山田の変容
第7講 明治期における
「神都」
としての伊勢の形成
第8講 1929年の式年遷宮―国家儀礼として―
第9講 戦前のメディア・教育の中の伊勢神宮
第10講 戦前の伊勢神宮参拝の諸相
第11講 終戦の危機と1953年の式年遷宮
第12講 「脱法人化」
と1973年の式年遷宮
第13講 1993年の式年遷宮―聖地と俗地としての伊勢―
第14講 伊勢神宮の現在
第15講 講義の総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
筆記試験を行う。授業への出席が前提である。
ジョン・ブリーン
『神都物語 伊勢神宮の近現代史』
(吉川弘文館、
2015年)
準備学習
担当教員から一言
予習はテキストの一節分(10数〜20頁)を事前に読んでおくとよ 本講義は、予習・復習が重要で積極的に学ぶ姿勢がないと単位は
い。復習は、テキストの内容を講義のプリントや板書、自分の 難しいが、基礎知識は確認しながら進める。受講態度について、
遅刻・私語・スマホなどの私物の使用・無断退出は厳禁。注意を受
メモで確認し次回に備えること。
けても改善しない学生は受講を認めない。
四日市学 【地域志向科目】
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
なります。
講義は6回にわたる様々なテーマの講義、本学の3つの学部
がコラボして企画した学部別講義、そして、四日市市内バス研
修によるフィールドワークによって行われていきます。これら
すべての授業内容に取り組んでもらいます。この講義の到達目
標は、何より、この地域の実情や現在の地域課題を積極的に知
ろうとする、関心、興味が持てるようになることです。
1週目・第1講 ガイダンス
(李修二・柴田啓文)
2週目・第2講 「ふるさと・四日市の文学者たち」
(永井博)
3週目・第3講 「北伊勢の文化財」
(竹田憲治)
4週目・休み
5週目・第4講 「伝統的宗教行事『虫送り』復活と地域共同体の
活性化」
(北島義信)
6週目・休み
7週目・第5講 「石油化学コンビナートの誕生と四日市公害」
(神長唯)
8週目・第6講 「四日市公害の経験とモンゴルの大気汚染対策
への国際貢献」
(武本行正)
9週目・休み
10週目・第7講 「四日市公害の真の克服をめざして」
(粟屋かよ
子)
11週目・第8講 グループディスカッション
(李修二・柴田啓文)
12週目・休み
13週目・第9講 「四日市コンビナートの明日を考える」
(岡良浩)
14週目・第10講 「北伊勢地域は21世紀の課題対応先進地」(東村
篤)
15週目・休み
前学期集中講義期間中の一日を予定
第11〜15講 フ ィールドワーク=四日市市内バス研修(鬼頭浩
文・神長唯)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
李 修二 他
講義のねらい
この講義は、四日市市の位置する三重県北勢地方を対象とし
て、この地域の歴史、文化、自然、また産業、環境問題、都市
計画などの現状を学び、この地域の将来の発展方向を考えてゆ
くことをねらいとしています。今年度の授業は、学外から竹田
憲治先生(三重県教育委員会事務局)
、北島義信先生(四日市大学
名誉教授)、粟屋かよ子先生(元環境情報学部教授)をお招きし、
学内からは東村篤、李修二、永井博、岡良浩、柴田啓文(以上、
経済学部)、武本行正(環境情報学部)
、鬼頭浩文、神長唯
(以上、
総合政策学部)の教授陣が担当します。
到達目標
バス研修実施の都合上、履修希望者が多過ぎる場合は抽選と
成績は、講義受講状況、グループディスカッション、レポート 第2講〜第10講の間にテキストや参考文献として用いる『四日市
(四日市学研究会発行)計6冊はガイダンス時
試験、バス研修参加等に基づいて総合的に評価します。具体的 学ブックレット』
に配布します。ブックレットを用いない授業回については担当
な評価基準については、第1回ガイダンスで説明します。
教員から指示されます。
準備学習
第1回ガイダンスで各回講義の聴き方、グループディスカッショ
ンのやり方、バス研修参加方法、および、レポート提出方法な
どについて説明されますので、よく聞いて受講してください。
また、各回の講義のノートやメモはきちんと整理しておきましょ
う。
担当教員から一言
この講義は、他の授業とは少し様子の違うユニークな授業とな
るでしょう。しかし、何より、学生一人ひとりが、みずから興
味を持って学ぶことが求められるでしょう。また、授業日が変
則的ですので、
授業日を間違えないようによく注意してください。
− 29 −
経営学
内藤孝紀
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 経営学とは
第3講 経営学の意味
第4講 完全合理モデル
第5講 限定された合理性モデル
第6講 ごみ箱モデル
第7講 集団圧力
第8講 グループ・シンク
第9講 ルールの本質
第10講 官僚制
第11講 科学的管理法の内容
第12講 科学的管理法の展開
第13講 ホーソン実験
第14講 人間関係論
第15講 まとめ
定期試験
講義のねらい
経営とは、人々をして仕事をなさしめる問題解決活動である。
変化する環境の中で、ヒト、モノ、カネという資源とそれに関
わる情報とを、経営全体にとって有意義な成果を生みだすよう
に、割り振り、組み合わせることである。その意味で、効果的
に経営を行うためには、資源と情報を有意味な順序で編成しな
ければならない。本講義では、経営学の枠組みとして、人間 ‐
組織‐環境の関係を体系的に検討する。
到達目標
・経営学の基礎理論を習得し、それを通して世の中の事象を理
解できるようにすること。
・経営学の枠組みとして、人間-組織-環境の関係を体系的に
理解できるようにすること。
・経営学の具体的事例を理解し、さらに他の事例における適用
可能性を考えることができること。
成績評価方法
準備学習
担当教員から一言
特にありません。
講義の復習をとくに重視する。
経済学
麻沼賢彦
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
<経済学はこれまで、どのようなことを、どのように問題にし
てきたか>
アダム・スミスから現代に至るまでの経済学の発展の過程で常
にそのパラダイムの中心に位置していたのは、他でもない、
「市
場」であった。それゆえ、当講義の主要テーマも、
「市場経済の
発達と変容」ということにしたい。
「市場」とはどのようなものか、そしてそれは、どのような人
間や社会をつくり出してきたか。一見単純そうに見えて実は非
常にやっかいなこの問題を、
事実と理論の両面から考察してみる。
到達目標
われわれがいま生きているこの現代社会を経済学の視点から
眺められるようになること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
【参考文献】
岸田民樹編著
(2014)
『組織学への道』
文眞堂。
課題の提出20%、定期試験80%
講義計画
第1回 ガイダンス:“市場”
(イチバ)
と“市場”
(シジョウ)
第2回 経済社会の現代性
(1)
第3回 経済社会に現代性
(2)
第4回 ジョン・K・ガルブレイス「ゆたかな社会」
第5回 トマ・ピケティ「21世紀の資本」
(1)
第6回 トマ・ピケティ「21世紀の資本」
(2)
第7回 伝統経済・指令経済・市場経済
(1)
第8回 伝統経済・指令経済・市場経済
(2)
第9回 “目に見えない手”による経済活動の調整
第10回 市場メカニズムの合理性と非合理性
第11回 カール・ポラニー「経済の文明史」
第12回 新古典派経済学 vs. ジョン・M・ケインズ
第13回 自由市場は低開発の解消に有効か?
第14回 ネオリベラリズムの隆盛と“ピケティ現象”
第15回 まとめ:自由 vs. 平等
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度:20%
定期試験:80%
プリント配布予定
準備学習
担当教員から一言
次の文献に目を通しておくと、講義中、居眠りをしなくとも “講義は生きもの”というのが私の持論。それゆえ、受講者の興
味や問題関心の所在に応じて講義プログラムを適宜変更するこ
すむ。
ともあるので、あらかじめご了承を。
ジョン・K・ガルブレイス 「ゆたかな社会」
岩波現代文庫
カール・ポラニー 「経済の文明史」
東洋経済新報社
トマ・ピケティ 「21世紀の資本」
みすず書房
− 30 −
経済学
鬼頭浩文
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業や消費者の行動は、経済を理解する上で最も基本的なテー
マになる。この講義では、企業や消費者がどのように行動し、
それが経済に対してどのようなインパクトを持つのか考えてい
く。とくに「競争」については、
日ごろ意識することが少ないため、
ここで勉強することは社会に出てから大いに役立つと思う。理
論的な考察も重要だが、ここでは参加・体験型のアクティブ・ラー
ニングを中心に展開し、直感的・感覚的に経済を学ぶ。
到達目標
経済学の基本的知識を参加型・双方向型講義を通して直感的に
理解することが到達目標である。
講義計画
1.ガイダンス;経済学とは
(初回経済常識テスト)
2.経済の
「今」
を知る①
3.経済の
「今」
を知る②
4.ゲーム:寡占市場の競争
「参入自由」
説明+練習
5.ゲーム:寡占市場の競争
「参入自由」
+
「参入規制」
説明+練習
6.ゲーム:寡占市場の競争
「参入規制」
⇒小テスト①
7.経済に関する映像鑑賞
8.消費者の行動①個別需要曲線の理論
9.消費者の行動②復習をして、練習問題を解き、コラムを簡
単に説明
10.消費者の行動③コラムの復習をして、最後の問題を解かせ
る⇒小テスト②
11.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給①
12.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給②
13.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給③⇒小テ
スト③
14.競争と独占禁止政策
(講師:公正取引委員会)
15.復習と試験対策
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義への参加意欲を示すパフォーマンス(20%)
、テーマごとに テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。
実施する小テスト3回(30%)
、学期末試験(50%)により、総合的
に評価する。
事前学習も重要であるが復習がより重要である。復習で理解で 出席して、参加して、理解すること、これらの全てが重要である。
きていないところを確認したら、次回の講義で必ず質問をする 小テストによって参加意欲と理解度を判定する。楽しくて、か
つ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を目指す。
準備をすること。
市民教育
松井真理子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
近年、市民は社会的な役割を果たすことがかつてなく期待さ
れています。また、18歳選挙権が本年から導入されることに伴い、
主権者教育のあり方が議論され、選挙をはじめ、市民としての
行動について、若い世代が学習することはきわめて意義が大き
くなっています。この授業では、主権者としての基礎知識、市
民の権利と責任、市民の行動の3つの観点から、入門的な主権
者教育を行います。地域社会、
国内社会、
国際社会の各レベルで、
市民としての権利と責任を自覚し、適切な行動をとることがで
きる人材を養成することを目指します。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス・市民とは何か・市民教育とは何か
第2講 主権者としての基礎知識①
(憲法の基本原則)
第3講 主権者としての基礎知識②
(国政・自治体のしくみ)
第4講 主権者としての基礎知識③
(選挙)
第5講 主権者としての基礎知識④
(住民参加)
第6講 主権者としての基礎知識⑤
(裁判員制度)
第7講 市民の権利と責任①
(基本的人権)
第8講 市民の権利と責任②
(社会保障)
第9講 市民の権利と責任③
(税)
第10講 市民の権利と責任④
(就労)
第11講 市民の行動①
(消費者)
第12講 市民の行動②
(新しい公共と市民活動)
第13講 市民の行動③
(地域社会づくりと多様性)
第14講 市民の行動④
(国際社会と市民)
第15講 まとめ
1 政治・行政・司法への市民参加の仕組みを理解する。
2 市民として生活する上での権利と責任を具体的に理解し、
生きる力を養成する。
3 市民としての活動のあり方について、具体的に理解する。
4 地域社会、国内社会、国際社会の各レベルで、市民が相互
につながる意識と、つながるためのコミュニケーションの重
要性を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
新聞、インターネット等でテーマに関する情報を収集し、事前 社会をよくするのも悪くするのも究極は市民です。社会とつな
がっている自覚を持ち、行動するようになってもらえたらと思
学習しておくこと。
います。
− 31 −
政治学
小林慶太郎
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業では主に、政策の決定や政府の役割など、政治の仕
組みについて、扱っていきます。
例えば今夏に行われる参議院議員通常選挙。いったいどのよ
うな仕組みで行われているのでしょうか。そして選挙というも
のは、本当に民主的な仕組みなのでしょうか。そもそも選挙は
なぜ必要なのでしょう。そして政府は、どのような役割を担っ
ているのでしょうか。
できるだけ、その時々の政治ニュースの解説なども行ってい
くことで、学生諸君に、日本の政治や社会の仕組みに対する関
心を高めてもらうことを、この講義のねらいとしています。
到達目標
この講義では、学生諸君が、日本の政治や社会に関する基本
的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の政治ニュースをあ
る程度理解できるようになることを、到達目標としています。
講義計画
第1講 ガイダンス 政治学と政治
第2講 統一地方選挙を見る
第3講 政治と政策
第4講 政策の決定と民主主義
第5講 選挙とマニフェスト
第6講 圧力団体と政治的景気循環
第7講 さまざまな選挙制度① 小選挙区制
第8講 さまざまな選挙制度② 大選挙区制
第9講 さまざまな選挙制度③ 比例代表制
第10講 多数決と話し合い
第11講 もしも政府が無かったら
第12講 市民革命と夜警国家
第13講 市場の失敗と福祉国家
第14講 政府の失敗と行政改革
第15講 日本の政党政治を展望する
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
なし
(必要に応じてプリントを配布する場合があります)
成績は次のような配分により評価します。
講義時に指示する簡単な課題の提出状況および受講態度:30% 【参考文献】
浅羽通明「新書で大学の教養科目をモノにする政治学」光文社新
定期試験(自筆ノートのみ持込可)
:70%
書
(2011年)
北山俊哉、久米郁男、真渕勝「はじめて出会う政治学〔第3版〕」
有斐閣アルマ
(2009年)
日頃からテレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛け 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、
るとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは参 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず
ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下
考文献等で調べておくようにして下さい。
さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように
して下さい。
財政学
三城安生
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
今日の我が国は大きな財政問題を抱えています。具体的には、
膨大な長期政府債務残高、医療・年金・介護などの社会保障関連
費用の増加、長引く景気低迷による税収の落ち込みなどがあり
ます。こうした諸問題に関して、政府の果たすべき役割とはど
のようなものであるか我々も考えていく必要があると言えます。
本講義では国や地方公共団体の経済活動である財政について学
んでいきます。講義を通じ基本的な財政の理解を目指すととも
に、今後私たちが社会で活躍するために必要となる教養として
の財政を学びます。
到達目標
・財政について関心を持てるようにする
・財政に生じている諸問題を認識できるようにする
・租税や政府支出の在り方を通じて財政の基本的なしくみを理
解する
・日本の財政について自分の言葉で簡単な説明ができるように
する
講義計画
以下のような計画で講義を行います。
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 政府の役割
第3講 財政制度
第4講 財政問題
第5講 政府支出
第6講 租税の役割
第7講 租税制度
(1)
第8講 租税制度
(2)
第9講 中間試験
第10講 社会保障
(1)
第11講 社会保障
(2)
第12講 財政政策
(1)
第13講 財政政策
(2)
第14講 地方財政
(1)
第15講 地方財政
(2)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
成績評価の方法は定期試験と中間試験、および小テストにより 特定のテキストは使用しません。各回の講義で使用する配付資
料は、インターネットのホームページを通じて各自で準備して
ます。
もらいます。アクセスの方法については、ガイダンスで説明し
定期試験 50%、 中間試験 20%、
小テスト 30%
ます。
〔参考文献〕
林宜嗣、
『基礎コース 財政学 第三版』
有斐閣
(2012)
配付資料や各種の文献などを用いて自主的な予習・復習を行うこ 特にありません。
とに加え、財政に関する新聞記事を自分の言葉でまとめるなど
各自で積極的に復習を行ってください。また、財政関係のニュー
スに関心を持つことを期待します。
− 32 −
社会学
三田泰雅
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
私たちは社会の中で生まれ、育ち、暮らし、そして死んでゆく。
社会は、私たち一人ひとりが集まって作り上げている大きな何
ものかである。
一方で、社会は個人を作る働きも持っている。私たちは成長
するにつれ、何が正しく、間違っているか、また、何が望ましく、
望ましくないかの判断を身につけてゆく。この基準をもたらす
ものが社会である。社会は一人ひとりの心の中に集積するもの
でもあるのだ。
私たちの外と内との両方にある「社会」とは何であるのか。こ
の授業では、社会とはどんなものかを考えてゆく。
到達目標
社会学的なものの見方や考え方を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業中に教材を配布する
平常点30%、中間試験15%、期末試験55%
準備学習
担当教員から一言
学生諸君の積極的な参加を期待します
新聞やニュース等によく目を通しておくことがのぞましい
メディアの150年史
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 規範と価値
第3講 社会化
第4講 家族とライフコース
第5講 恋愛と結婚
第6講 社会の中の子ども
第7講 学校の機能
第8講 社会階層
第9講 都市とは何か
第10講 社会としての地域
第11講 村落
第12講 開発と地域
第13講 社会的排除と包摂
第14講 グローバル化と日本社会
第15講 まとめ
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
メディアという概念を拡大的に理解し、メディアによって社
会がいかに影響を受けるかを理解していきます。そして、受講
生諸君には、都市型文明、劇場型社会、情報化社会の一成員と
しての常識の育成に繋がる新鮮な発見や、メディアを創造する
にあたって、ある種のインスピレーションを受けることになる
でしょう。
1.講義の概略、
進め方のガイダンス。ローマ帝国のリテラシー、
中世社会のリテラシーについて
2.印刷革命の拡がり、リテラシーの拡大
3.情報の共有と検証の時代:新聞、百科事典の開発について
4.動画の登場について。 〜その1〜 壁画、絵画、封印さ
れた映像からの脱出。
5.動画の登場について。 〜その2〜 映画の発明
6.情報の電信化、声の送信と受信
7.ラジオの社会的な成立過程を追います。
8.プロパガンダと宣伝の時代 〜その1〜 ヒットラーの場合
9.プロパガンダと宣伝の時代 〜その2〜 消費社会の形成
について
10.テレビの時代 〜その1〜 速報性、共感文化の創出につ
いて
11.テレビの時代 〜その2〜 国際的同時性、戦争の同時体
験について
12.劇場型社会の功罪。メディアリテラシーとは
13.すべてのメディア特性を飲み込むネット社会とは
14.マクルーハンの格言を検証します。
15.講義のまとめ。試験傾向について。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
黒島哲夫
講義のねらい
一般的にグーテンベルグの活版印刷の発明から情報の拡大再
生産技術が広まり、産業革命による消費社会の形成が今日の都
市文明、なかでも情報に支配される文明を形成してきました。
そこで、本講義では各種のメディア機器が出そろい始めた19世
紀後半から今日のIT化されたネット社会までを、文明史的なト
ピックを追いながら理解していきます。
到達目標
期末テストを実施します。選択問題と記述式問題を合わせたス 必要に応じて講義の中で資料を配布します。
タイルのテストを行います。
受講生はご両親の子ども時代のメディア体験(テレビ、ラジオ、 個人独自のメディア活動を可能にしているこの時代にあって、
CD、携帯電話など)の始まりを、その後の変遷を、それとなく メディアという怪物をいかに客観視出来るか、そのヒントを探
りたいと思っています。同時に、教養としてのメディア発展の
聞き取り、自分の場合と比較して考えておくことを薦めます。
プロセスを学んでもらいたい。
− 33 −
メディアリテラシー
1年次
2単位
黒島哲夫・木村真知子・関根辰夫・前川督雄
前学期
選 択
講義のねらい
メディアリテラシーとは社会に溢れる様々なメディアを読み
解き、それぞれのメディアを介して伝えられる情報の背景や意
味を評価できる能力、つまり「メディアを読み書きすることがで
きる能力」のことです。この説明だけでは、諸君は理解出来ない
かもしれません。何故なら、メディアがあまりにも溢れすぎて
いる環境で育ってきたからです。そこで4名の先生で構成する
この講座では、まずは「メディアの楽しみ方」を伝授したいと思
います。メディアに対する接し方をちょっと変えるだけで、新
鮮な発見と感動を体験できるようになるでしょう。
到達目標
各自のメディア環境下で、無意識に当たり前と思っている事
柄に対して、なんらかの観察意識や他のコンテンツやテーマと
比較する意識を持てるようになってもらうことです。
講義計画
1.ガイダンスと教授陣の紹介。それぞれに短い講義内容の説明。
(黒島)
2.メディアとは
3.メディアリテラシーとは
4.メディアを観察し、比較するとは
(関根)
5.CDというメディアに潜んでいる常識と真実のギャップ
6.日本の音楽業界におけるマスメディアとの関わり
7.K-POPとJ-POPの比較による韓国と日本の文化の考察
8.卒業生凱旋講義 or DVDの鑑賞
(前川)
9.デジタルネイティブ 〜幼少時からバーチャル世界に慣れ
親しむ世代〜
10.インターネット 〜マスメディアに並ぶ第5の力〜
11.メディアエコロジー 〜情報環境が心身に及ぼす良い影響
と悪い影響〜
(木村)
12.メディアの今 〜どうなる? どうする? 新聞〜
13. 〃 〜どうなる? どうする? テレビ&ラジオ〜
14. 〃 〜どうなる? どうする? 広告コミュニケーション〜
15.まとめ。4先生から締めくくりのお話
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
4名の先生がそれぞれ3回講義を受け持ちますが、各先生の3 講義中に、適宜、各先生方が資料を配布するかもしれません。
回目の講義時に小レポートを教室で書いてもらいます。小レポー
トは10点満点で採点され、その平均点から評価します。
特に必要はありませんが、各自の1日なかで、例えば、スマホ 15回の講義中、1〜2回は、卒業生の凱旋講義やDVDの鑑賞な
でネットを見たりゲームをしたりする時間がどれくらいあり、 ど、今季の時節にあったリラックスして受講できる話題を用意
新聞やテレビを視聴する時間がどれくらいあるかなど、メディ したいと考えています。
アと接する行動の時間的な割合を、それとなく事前に掌握して
おいてください。
社会福祉論
長友薫輝
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
社会福祉の理念とその進展を学び、社会福祉の役割、対象、
援助および援助形態についての基本的理解を求める。また、社
会福祉の根底にある基本的人権の尊重、主権在民、そして生存
権保障の考え方の理解を促し、社会福祉の制度・政策の現状と取
り組むべき課題についても理解することを目的とする。
到達目標
・社会福祉の理念、考え方を理解する
・社会福祉の進展、歴史的経緯を理解する
・社会福祉の援助について理解する
・社会福祉の対象について理解する
・社会福祉の根底となる理念や考え方、制度について理解する
・社会福祉の政策について理解する
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンス(本講義のねらい、到達目標、成績評価等につい
て)
2.社会福祉を身近に感じる
3.社会福祉とは何か
4.生活問題と社会福祉
5.雇用・労働問題と社会福祉
6.社会福祉の対象
7.社会福祉の援助とは
8.社会福祉の理念、考え方
9.社会福祉の根底となる考え方
10.生存権保障と社会福祉
11.基本的人権の尊重と社会福祉
12.主権在民と社会福祉
13.児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉
14.社会福祉とまちづくり
15.社会福祉への理解度を測る
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回の小レポート(40%)
、定期試験
(60%)
にて評価する。
講義内容の理解に必要な資料は適宜、配布する。
準備学習
担当教員から一言
予習(90分)は、大学図書館などで新聞(可能な限り3紙以上)に 特にありません。
目を通し、社会で起きている出来事に関心を持って講義臨むよ
うにしてください。復習(90分)は、講義内容で理解できなかっ
た箇所を明確にできるよう努めてください。
− 34 −
人権論
松井真理子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
講義のねらい
私たちは生まれながらに、誰にも奪われることのない権利と
して人権を持っていますが、今私たちは、人間らしい生活がで
きているでしょうか。この授業では、人権を差別の問題だけに
狭く捉えず、基本からしっかり学びます。また差別を受けやす
い立場にいるマイノリティの人たちが抱えている課題について
も、当事者を招くなどして実践的に学びます。社会構造の根底
に人権があることを理解し、誰もが安心して自分らしく暮らせ
る社会づくりの必要性を理解する、人権感覚に敏感な人づくり
を目指します。
到達目標
1 人権の概念を正確に理解する。
2 人権を自分事ととらえ、
社会構造と人権の関係に敏感になる。
3 マイノリティの人権について、個別の内容を理解する。
4 多様な人々が共生する地域社会づくりと人権との関係につ
いて正しく理解する。
成績評価方法
第1講 ガイダンス・人権とは何か
第2講 人権の歴史
(1)
第3講 人権の歴史
(2)
第4講 自由権
(1)
第5講 自由権
(2)
第6講 社会権
第7講 マイノリティの人権
(被差別部落)
第8講 マイノリティの人権
(障害がある人①)
第9講 マイノリティの人権
(障害がある人②)
第10講 マイノリティの人権
(高齢者)
第11講 マイノリティの人権
(外国人①)
第12講 マイノリティの人権
(外国人②)
第13講 暮らしの中の人権
第14講 地域社会と人権
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回講義時に、教員が作成する資料を配布します。
(参考文献)
四日市市人権センターの人権教育・啓発推進プログラム各種パン
フレット
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
準備学習
担当教員から一言
日々の新聞やテレビ等で報道されている事柄や、日常生活の中 わかりやすい映像教材を使って理解を深めます。特に人権の基
で起こっている事柄について、どこにどのような人権課題があ 本や、地域社会づくりと人権との関係を学ぶ機会は少ないので、
るか考えてください。講義で学んだ人権が、どのように生かさ ぜひ受講してください。
れているか、日々考える習慣を身に着けてください。
ジェンダー論
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス
第2回 ジェンダーとは何か1
第3回 ジェンダーとは何か2
第4回 性別役割分担と家族1
第5回 性別役割分担と家族2
第6回 日本のジェンダー格差1
第7回 日本のジェンダー格差2
第8回 世界から見た日本のジェンダー格差1
第9回 世界から見た日本のジェンダー格差2
第10回 世界のジェンダー問題1
第11回 世界のジェンダー問題2
第12回 性の多様性性の多様性
第13回 セクシュアル・ハラスメント
第14回 ドメスティック・バイオレンス
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
柴田啓文
講義のねらい
いわゆる「男らしさ」
、
「女らしさ」を社会的な観点から検討し
ます。
「ジェンダー論」は、私たちが当り前のこととしている「男らし
さ」や「女らしさ」を問い直すものであり、
「ジェンダー」は日々の
暮らしの中で経験する非常に身近な問題です。
そうであるからこそ、「ジェンダー論」を学ぶことは私たちの
生き方に大きな影響を与え、人生を変えてしまうほどの力があ
ります。ですから、この講義を受講されるみなさんにも、講義
する私自身にも、ある種の
「覚悟」
が求められます。
「ジェンダー」に関わる基本概念の理解。
インターネットを通してジェンダーに関わる情報を収集、分
析するための基本知識の習得。
平常点40%と定期(レポート)試験60%により評価Lます。平常点 テキストは使用しません。
「癒しのセクシートリップ」
(太郎次郎社、
は、
「教育支援システム」上の小テスト、授業中の課題提出など 参考文献:安積遊歩著
2,100円)
。
によります。
講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの 受講者が少ない場合はコンピュータ教室を利用します。受講者
が多い場合はー般教室での講義となりますが、学習支援システ
ような問題があるかについての情報を集めてくださ
ム(MOODLE)やTwitterを利用します。事前にコンピュータに
めてください。
ついての特別な知識は必要ありません。
− 35 −
現代社会と人間
富田 与
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、経済、政治、文化、科学などの領域をつまみ
食いしながら、21世紀の世界を見ていきます。テキストは欧米
でベストセラーになった一般向けの著作です。日本の読者向け
に細かな注記が付されており、高校程度の知識があれば自力で
読み進められると思います。講義では予習を前提に話を進めま
す。
「現代社会と人間」を考えるひとつの試みとして、このテキ
ストを読み進めたいと思います。
到達目標
到達目標は「いま、何が問題なのかを理解する」
です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』
ダニエル・
コーエン著 作品社 2,200円
章ごとのレポートと最終レポートで評価します。
最終レポートのテーマは講義の中で指示します。
準備学習
担当教員から一言
経済を中心に様々なテーマを少しずつつまみ食いしながら、21
世紀を考える手がかりを探してみましょう。
予習のために各章ごとにレポート課題を出します。
憲法
中西紀夫
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
憲法は、国内法では最高法規であり、すべての法律の基本法
であるといえます。したがって、憲法を基本に法律や命令が作
られるため、日本の法秩序の維持につながっているのです。また、
憲法に違反する国の行為は違憲となりますので、最近では、日
本版NSC(国家安全保障会議)の創設が国民の知る権利への侵害
にならないか、あるいは、集団的自衛権の解釈変更による安保
関連法制定の問題などが議論されています。このように、憲法
も新たな局面を迎えていますので、しっかりと認識を深めても
らいたいと思っております。
到達目標
大学での一般教養課程で履修対象の社会科学系列科目の中に
「憲法」が加えられているのは、すべての法律の基本法というだ
けでなく、将来どの方向に進むにせよ、立派な社会人として世
の中に貢献していくのに重要な教養であると考えられているか
らです。したがって、各項目の内容把握だけでなく、できるだ
け多くの規定を認識できるようになってもらいたいと考えてい
ます。
成績評価方法
講義計画
第1講:ガイダンス 第1章 文明と経済の起源
第2講:第2章 停滞の中世から奇跡の近代へ
第3講:第3章 マルサスの法則
第4講:第4章 解き放たれたプロメーテウス
第5講:第5章 永続する経済成長
第6講:第6章 世界戦争の経済的帰結
第7講:第7章 史上初の世界恐慌
第8講:第8章 高度経済成長は、私たちを幸せにしたのか?
第9講:第9章 福祉国家の誕生と終焉
第10講:第10章 戦争と平和の経済学
第11講:第11章 復興する中国とインド
第12講:第12章 歴史の終わりと文明の衝突
第13講:第13章 二一世紀資本主義とエコロジー
第14講:第14章 新たに世界を襲った金融恐慌
第15講:第15章 非物質的な資本主義と経済法則
講義計画
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 憲法の機能
第3講 天皇と国民の関係
第4講 国民の三大義務
第5講 基本的人権とその種類
第6講 環境権
(判例的考察)
第7講 憲法上の権利と義務
第8講 法の下の平等
第9講 絶対平和主義
第10講 国家機密と国民の知る権利
第11講 平等な投票にするための権利義務
第12講 行政救済
第13講 国際私法
第14講 憲法改正問題
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、次のような評点配分です。
定期試験 85%
受講態度 15%
中西紀夫著 『社会環境と法』
嵯峨野書院(2010年)
2,600円+
税
(価格)
準備学習
担当教員から一言
あくまで目安ですが、予習及び復習の時間は最低でも10分程度 わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
はとるようにしてほしいです。内容はテキストを読むこと及び
自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学
び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ
いでしょう。
− 36 −
法学
中西紀夫
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
法学の発達の歴史を通して、法律と人との関わりについて学
びます。すなわち、「法とは何か」という素朴な疑問から講義を
始めていく予定です。講義形式は法に慣れ親しんでもらうため、
種々の法律、特に六法
(憲法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事
訴訟法)の由来あたりから説明し、これらの法律の概要を歴史的
経緯を踏まえて、現代社会の様々な問題と照らし合わせながら
講義します。もちろん、骨子や規定の理解のために、一方的な
講義形式のみの形にならないように工夫をしていきます。
到達目標
社会科学系の学部で「法学」が中心的な教養科目に位置づけら
れているのが多いのは、各方面の指導者養成等のための単位取
得要請科目であるというだけでなく、みなさんの将来の生活の
糧となる学問であるということではないかと思いますので、そ
の視点に立って講義を進めていきたいと考えています。最終的
な到達目標としては、常に法律的な視点に立って物事をみれる
ようになることを目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 〇六法の意味 〇社会規範
第3講 〇実定法と自然法 〇法源
第4講 〇制定法の体系 〇法の形式による分類
第5講 〇法の種別
(国内法)
〇国内法と国際法
第6講 〇公法と私法 〇裁判による権利の実現
第7講 〇法の適用 〇法解釈における問題点
第8講 〇権利と義務 〇権利義務の主体と客体
第9講 〇罪刑法定主義
第10講 〇法と裁判
(裁判の仕組み)
第11講 〇民事裁判 〇刑事裁判 〇行政裁判
第12講 〇司法権の独立と公開主義
第13講 〇自由心証主義 〇今日までの裁判の課題
第14講 〇裁判員制度とその課題
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、次のような評点配分です。
定期試験 85%
受講態度 15%
中西紀夫著 『社会環境と法』
嵯峨野書院(2010年)
2,600円+
税
(価格)
準備学習
担当教員から一言
あくまで目安ですが、予習及び復習の時間は最低でも10分程度 わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
はとるようにしてほしいです。内容はテキストを読むこと及び
自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学
び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ
いでしょう。
民法入門
小林聖仁
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
法の分類には様々な分類方法があるが、民法とよばれる法分
野に属する法は、その分量だけでも非常に多い。しかし、今後
において他の法律を学んで行くにあたっては、契約・代理・不法
行為・相続などの概念の理解が他の法分野の学習の理解に必須で
あるといえる。そこで、1年次に、まず民法の基礎知識を初学者
に分かりやすい身近な例を豊富に引きながら示すことにより、
法律学習の礎としたい。
到達目標
民法条文の主要部分につき基本的な定義(用語の意味)を正確
に理解することを目標とするとともに、公務員試験などの各種
試験への対応力を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
(民法の学習を始める前に)
第2講 意思表示
第3講 制限行為能力者、代理
第4講 時効
第5講 物権総論、占有権・所有権
第6講 用益物権、担保物権
第7講 債権総説、責任財産の保全
第8講 債権譲渡
第9講 債権の消滅原因
第10講 連帯債務と保証
第11講 契約総論
第12講 権利移転型契約と貸借型契約
第13講 役務提供型契約、契約以外の債権発生原因
第14講 親族法
第15講 相続法
定期試験 テキスト・教材(参考文献含む)
小テスト65%、定期試験35%
テキスト
豊泉裕隆 監修/早川兼紹 著「みんな合格!公務員 いちばんわか
りやすい 民法」
(ダイヤモンド社)
教材
条文については鎌田薫 編「デイリー六法2016平成28年版」
(三
省堂)
を参照する。
裁判例については適宜プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
講義を受ける前に予定されているテーマにつき、テキストを読 私語は厳禁。テキスト・教材・筆記具等を持参し、授業を受ける
体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的問題に
んでおくこと。
講義の後には小テストを予定している。解答及び解説は次の講 も注意し、事前知識を得ておくとなおよい。
義の冒頭にプリントで配布するので、誤答した問題については
テキストの記述との関連を確認しておくこと。
− 37 −
倫理学
牛島 謙
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
テーマは「医療を通じて日本の社会を考える」
です。
『ブラックジャックによろしく』というコミックを読んだこと
がありますか。そこには、日本の医療が抱える諸問題が克明に
描かれています。
この講義では、日本の医療の問題点を浮き彫りにしながら、
アメリカの医療と対比させていきます。そして、欧米人、特に
アメリカ人と日本人の考え方・生き方の違いを知ってもらいま
す。そして、日本の医療の質はほんとうに高いといえるかどう
かを患者の立場で考えてください。
到達目標
到達目標は、国際的な視点から日本の社会を見る力を養成す
ることです。医療という人の命に直接かかわる場面で、社会の
あるべき姿を考えることができるようになりましょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 映像で見る日本の医療の諸問題
第3講 日本の医療の諸問題:終末期医療
第4講 日本の医療の諸問題:大野病院事件
第5講 患者の権利に基づくアメリカの医療
第6講 日本の医療の特殊性:診療ガイドライン
第7講 日本の医療の特殊性:医薬品
第8講 バイオエシックス
(生命倫理)
第9講 医療事故に対する日本の制度
第10講 医療事故の事例
第11講 アメリカの医療事故研究
第12講 マサチューセッツ州医師登録局
第13講 同意法理の三つの判決
第14講 同意法理
第15講 インフォームド・コンセントの法理
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 レポート 20%
2 定期試験 80%
牛島研究室編
『
「倫理学」
講義2016』
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
の解答や授業中に使用した教材について参照してください。
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2016/
哲学
牛島 謙
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
テーマは「インターネットの哲学」
です。
日本でもインターネットを活用している人は多数います。し
かし、利用者は増えたものの、インターネットがどのような人々
によってどんな想いで創られたかは、意外と知られていません。
この講義の目的は、インターネットというネットワークの特
質を理解することです。特にその設計思想に焦点をあてていき
ます。アメリカの人々がどういう想いでインターネットを創っ
たのか、そしてどういう人々がインターネットを支えているの
かを知ってもらうのが、この講義のねらいです。
到達目標
到達目標は、インターネットというテーマを通じて、アメリ
カ人の考え方や生き方を理解してもらうことです。アジアに位
置する日本と大きく異なっていることがわかってもらえばと思
います。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ウィキペディアとウェブ2.0
第3講 グーグル対ヤフーの日米比較
第4講 インターネット小史
第5講 ARPANET
第6講 RFCの精神
第7講 ウェブの創造
第8講 ハッカー倫理
第9講 インターネットの設計思想
第10講 自律分散のネットワーク
第11講 エンド・ツー・エンド
第12講 IETFとは何か
第13講 IETFの道
第14講 まとめ:インターネットとその精神
第15講 インターネットの未来
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 レポート 20% 送信フォームで提出
2 定期試験 80%
牛島研究室編
『
「哲学」
講義2016』
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
の解答や授業中に使用した教材についても参考にしてください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2016/
− 38 −
芸術学
吉村壽夫
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
芸術とは、スポーツから芸能までを包括し、精神力学、心理学、
生理学の分野をも領域としている。芸術とは
「生きがい」
「夢」
「希
望」を満たすものである。高次元の未来文明とは、西洋文明と東
洋文明の融合である。その融合させるのが芸術であるとも言わ
れている。人類の文化の曙は、起源前4、5万年、人間が自ら
火を作ることの発見であった。現代美術の表現は、コンピュー
タ・アート、空間を意識した環境美術、アース・アートへと多様
化されてきている。講義では原始美術史から現代美術史までを
総合的に理解させることを目的とする。
到達目標
講義では、美術史、美術概論、少々の実技、またDVD等の鑑
賞活動を通じ、歴史と美術のかかわりの美術理論、形態学、色
彩学などを総合的に理解させ、美の発見、そして創造の喜び、
感動を与えることを目的とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、美術概論
第2講 古代の写実・様式・紋様
第3講 エジプト様式
第4講 ギリシャ・カノン
第5講 美術3大要素の説明と実技
第6講 イタリア・ルネッサンス
第7講 レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、
第8講 構図の動と静、光と影
第9講 印象派・東洋と西洋
第10講 フォービズムとキュービズム
第11講 紙によるファクツーラ実技
第12講 人間回復の試みとシューレアリズム
第13講 20世紀現代美術造形
第14講 講義全体のまとめ説明
第15講 レポート試験内容説明
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
小レポート、実技および講義内容把握
(50%)
、定期試験
(50%)
テキスト教材は「西洋美術史」
、美術出版社、*教材には必備(レ
ポート提出に必要)
講義内容の内30%が実技講義、その実技費自費
準備学習
担当教員から一言
「美術のみかた」、「現代美術入門」
、
「文明論」
、西洋美術史、東 芸術文化論、美学を通じて、物の見方、考え方を多角的、また
創造性豊かにして陶冶された人間性を構築してもらいたい。
洋美術史、美術ビデオ教材DVD、テーマごと資料提供
文学
永井 博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本の文学において現代性が顕著になって来るのは、だいた
い1920年代のことである。<都市>の成立を背景とする新しい
感受性の表象、芸術の他ジャンルとの積極的な交流、世界的同
時性などといった、それまでにはない要素が立ち上がり始めた
のである。そこで生みだされた文学作品が取り上げた様々な問
題は、当然のことながら今日の私たちが直面しているものに通
じるものである。本講義では、
多くの文学者たちがどんな問題を、
どのように取り上げ、どんなふうに格闘し、どのように克服・敗
北してきたかについて考えてみたい。
到達目標
現代の私たちに身近なものとして1920年代以降の文学をとら
え直すとともに、現代を生きる私たちの指針としていくことを
到達目標としたい。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 志賀直哉
「城の崎にて」
①
第3回 志賀直哉
「城の崎にて」
②
第4回 横光利一
「頭ならびに腹」
①
第5回 横光利一
「頭ならびに腹」
②
第6回 近代日本の日記
第7回 戦争の時代の日記
第8回 近代俳句概観
第9回 戦争と俳句
第10回 丹羽文雄
「還らぬ中隊」
①
第11回 丹羽文雄
「還らぬ中隊」
②
第12回 丹羽文雄
「還らぬ中隊」
③
第13回 丹羽文雄
「還らぬ中隊」
④
第14回 近代短歌概観
第15回 斎藤茂吉
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安にして総合的に判断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
『鑑賞日本現代文学』(全36巻・角川書店・本学情報センターに架 一番大切なことは、自分で作品を読んで考えることです。私の
蔵)の関係各巻などを参考にするとよい。また、講義で取り上げ 講義を聴くのはもちろんですが、それだけでは意味がありませ
必ず自分で作品を読むようにして下さい。
る作家と作品の数には限りがあるので、他の作家の作品もたく ん。それを参考にして、
さん読んでみてください。
− 39 −
文章表現論
1年次
谷崎智子
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
ことばの持つ重要な機能は、
思考と伝達である。私たちは、
日々
ことばを通して物事を考えている。ことばにならない漠然とし
たイメージの時も思考しているのである。ことばという小さな
出口を使って、思考をまとめたり表現したりする。ここではそ
のことばを使って日本語の文章表現をを行えるようにしたい。
文章を書くには自分の内面にあることばを生かし、語彙を増や
してさらに書きことばを使うことが必要となる。必要に応じて
ことばの使い分けができるようにしたい。
到達目標
日本語の文章表現を学んできたので、それを生かし、自分のこ
とばでいかに相手に伝えることができるのかを考えることを目
標としたい。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 原稿用紙の使い方
第3講 日本語の表現 ①
第4講 日本語の表現 ②
第5講 日本語の表現 ③
第6講 小論文の書き方 ①
第7講 小論文の書き方 ②
第8講 小論文の書き方 ③
第9講 小論文の書き方 ④
第10講 小論文の書き方 ⑤
第11講 小論文を書く ①
第12講 論文と卒論の書き方 ①
第13講 論文と卒論の書き方 ②
第14講 小論文を書く ②
第15講 小論文を書く ③
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
積極的に講義に参加して、学習意欲を持つことについて評価を 講義時にプリントを配布します。
する。 10%
小論文作成 30%
定期試験 60%
文章の書き方を書いた本は多数出版されています。各自でそれ 実査に小論文を書きます。積極的の講義に出席すること。普段
から新聞
(社説等)
をよく読む習慣をつけておく。
らを読んで学習して講義に臨んでください。
文章表現論 【留学生】
永井 博
1年次
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
日本語に限らず、ことばについて学ぶということは、そのこ
とばによって生きる人間についての理解を深めるということで
ある。それは単に文法や単語を覚えたりするだけのものではな
く、ことばで生きている人のものの考え方や感じ方を学ぶとい
うことである。私たちが日本語を学ぶ時も、
日本語で考え、
感じ、
生きている人たちのものの考え方や感じ方を学ぶのである。こ
のような理解に立って受講者全員で「文章」による「表現」の技術
を磨きたい。なお、この永井のクラスは留学生を対象とし、添
削の都合上人数制限をすることがある。
到達目標
ことばについてさまざまな視点から理解を深めつつ、文章を
書くことで自分の考えや感じ方をいかに人に伝えるか、そのト
レーニングをし、文章を書く力をつけることを目標にしたい。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 原稿用紙の使い方 ①
第3回 原稿用紙の使い方 ②
第4回 推敲の仕方 ①
第5回 推敲の仕方 ②
第6回 テーマの決め方
第7回 資料の探し方 ①
第8回 資料の探し方 ②
第9回 論理的文章の書き方 ①
第10回 論理的文章の書き方 ②
第11回 文章作成の実際 ①
第12回 文章作成の実際 ②
第13回 文章作成の実際 ③
第14回 文章作成の実際 ④
第15回 文章作成の実際 ⑤
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度40%、定期試験40%、提出物20%を目安に総合的に判
断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
文章の書き方についたの本はたくさん市販されているので、自 ドリルや説明文の書き方を練習したものなど、何回か提出物を
出してもらうので、積極的に出席すること。教室に来て、自分
分でいくつか読んでみること。
なりに考え、文章を書く練習をすれば得るものはきっとある。
− 40 −
文章表現論
1年次
高田晴美
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
文章を読む能力、書く能力は、大学で、そして就職活動や社
会人としての様々な場面で必要とされます。単に日本語で文章っ
ぽいものを書けばいいわけでもありません。文章には、目的に
応じたスタイル、論理の構成や展開、主張の盛り込み方など、
おさえなければならないツボが多々あります。それは、何とな
くではなく意識して構成を練り、書くという訓練を通してしか、
なかなか身に着けられません。この講義では、パラグラフ・ライ
ティングの手法を用いて、主に小論文を書く訓練をします。
到達目標
レポート、小論文等、大学での学業や、就職活動、そして社
会人として活躍するであろう将来において役立つ文章表現力を
身に着ける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、日常的な文章
(メール等)
の書き方
第2講 説明の仕方とパラグラフ・ライティング
第3講 パラグラフ・ライティングの基本――クイズ文にしてみる
第4講 小論文と感想文の違い
第5講 クイズ文の4つの型
第6講 Yes/No型クイズ文の練習①
第7講 Yes/No型クイズ文の練習②
第8講 How型クイズ文の練習
第9講 原稿用紙の使い方
第10講 小論文を書く①
第11講 小論文を書く②
第12講 学術的な文章の書き方の基本
第13講 小論文を書く③
第14講 小論文を書く④
第15講 まとめ
定期試験
(作文)
テキスト・教材(参考文献含む)
ほぼ毎回の提出課題 70%
定期試験(作文) 30%
毎回プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
日頃から、本や新聞の記事、社説、コラムなどの文章を読む機 文章力は一朝一夕には身に付きません。地道にコツコツと課題
会を多く持つようにしましょう。読む際には、論理展開の仕方 をこなすことを厭わない方のみ履修してください。当然のこと
ですが、特にこの授業では、遅刻は認めません。欠席とみなし
を意識するとよいでしょう。
ますのでご注意ください。
教育学
小森久衛
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
テーマ:今日の教育・学校改革の諸問題
標記に関し、学校教育行財政改革を中心に継続的に議論され、
順次実施されているが、その社会的合意を欠く拙速な進行が危
惧されている。一方で、その必要性への国民的理解も漸次形成
され、地域社会での多様な相互連携的な取り組み・運動が主体的
な地域主権の実質を示し始めている。本講義では、政府関係の
具体的な改革文書に即してその問題点と課題を考察する。
到達目標
教育・学校改革の実効的実施は、①その担い手の現実的な課題
意識・自覚のあり方に依存すること、それ故この課題は、②文化、
伝統生産関係の再生産過程に係わる諸施策への共同的=連帯的
市民参加の基礎としての参加=討議民主主義への問題提起とし
て、学生諸君が自己言及的に受け止めること、をその到達目標
とする。
成績評価方法
期末試験で評価する。
準備学習
前回までの内容を踏まえて、主体的に参加すること。
講義計画
1 ガイダンス、講義の概要
2 教育とは何か
3 精神発達と教育の相互関係①
4 同上②
5 同上③
6 同上④
7 現代教育改革の諸問題
(総論)
8 教育の地方分権と規制緩和・民営化
9 教育行財政改革の諸問題
10 「教育基本法」
をめぐる諸問題
11 教育課程と
「学習指導要領」
12 「教育振興基本計画」
13 教育委員会制度、教科書検定制度
14 道徳教育の教科化
15 講義のまとめ
期末試験
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:講義ごとにレジュメ・資料を配布する。
教 材:講義の中で適宜指示する。
参考文献:同上
担当教員から一言
本講義では、今日の教育・学校改革を
「批判的
(根本的)
」
に考察す
る。常に現実的で課題継続的な観点から興味・関心・意欲をもつ
学生諸君とともに、今後の望ましい教育・学校改革のありかたに
ついて考えたい。
− 41 −
宗教学
三好俊徳
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
多くの日本人は宗教に無関心であると言われるが、実は宗教
は現代日本人の生活にも深く関わっている。それでは、日本の
宗教はどのようなものがあるのか、またそれらは日本人の生活
にいかに関わってきたのか。この講義では、世界の宗教と比較
するなかで仏教の特徴を明らかにし、さらに仏教を中心とする
日本の宗教の諸相について歴史的経緯を踏まえて解説し、具体
的事例を示しながら宗教と社会について考えることを目指す。
到達目標
まず宗教についての基礎知識を習得することを目標とする。
そのうえで、仏教をはじめとする日本における宗教の様相を学
ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に
宗教について考えるための基礎知識および方法を習得すること
を目指す。
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 世界の宗教
(1)
―ユダヤ教
第3回 世界の宗教
(2)
―キリスト教
第4回 世界の宗教
(3)
―イスラム教
第5回 世界の宗教
(4)
―儒教・ヒンドゥー教
第6回 世界の宗教
(5)
―仏教
第7回 世界の宗教
(6)
―大乗仏教
第8回 日本仏教の宗派
(1)
第9回 日本仏教の宗派
(2)
第10回 日本仏教の宗派
(3)
第11回 日本仏教の宗派
(4)
第12回 日本仏教の宗派
(5)
第13回 仏教と神道
(1)
第14回 仏教と神道
(2)
第15回 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
授業時に資料を配付する
筆記試験70%と平常点(授業への意欲や受講態度など)30%を合 〈テキスト〉
わせて評価する。
予習として、参考図書を読むなどして、各回のテーマに関心を 特にありません。
持って参加すること。復習として、毎回、授業中に指示したテ
キストや配布資料を用いて知識の定着を図ること。
【参考文献】末木文美士
『日本宗教史』
、岩波新書、840円 心理学
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
生物として、および神経系の情報処理から生じる「表現と伝達
における人類の特性」の理解と、それに基づくより相手に伝えや
すい情報伝達の実践を到達目標にします。
第1講 ガイダンス・視覚情報:色彩 色の対処理
第2講 視覚情報:色彩 表現
(映像・絵画)
における補色の利用
第3講 第1回小テスト 視覚情報・色彩
第4講 第1回小テスト返却・講評
第5講 視覚情報・形 両眼視
第6講 視覚情報・形 アフォーダンス
第7講 第2回小テスト 視覚情報・アフォーダンス
第8講 第2回小テスト返却・講評
第9講 実験心理学からみた学習
第10講 個体学習と社会学習の違い
第11講 社会学習における課題
第12講 心の理論:人類における「教えること」の成立(レポート
課題の配布)
第13講 心の理論:理解できるコミュニケーションの基礎となる
同情
第14講 実験心理学の技法・統計:因子分析を例にして
第15講 レポート返却・講評
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
田中伊知郎
講義のねらい
情報処理理論と自然科学に基づく認知心理学の視点から、私
たちが外界から得る情報の特徴を解説します。この人類に特徴
的な過程を明らかにすることと、もう一つ人類が普遍的に行っ
ている「相手に理解してもらえる情報伝達」とはどういうものか
を進化の視点から明らかにすることを講義のねらいとします。
到達目標
「アフォーダンス・新しい認知の理論」
佐々木正人著岩
第1回小テスト 30% 第2回小テスト 30% レポート 40% 参考文献:
「心の理論」子安増生著岩波科学ラ
各課題の点数を加算します。それでも、60点に満たない者だけ、 波科学ライブラリー1,260円、
イブラリー1,260円
定期試験を行います。
色彩では、補色を使った絵画を画像検索してください。アフォー 教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
ダンスでは、「アフォーダンス・新しい認知の理論」
を、また伝達 成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に
変えて、よりよい理解を目指します。そのため、小テストおよ
では、「心の理論」を参考にしてください。
びレポートには必ずコメントつけて返却いたします。
− 42 −
心理学
齋藤 信
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
私たちは、普段の日常生活において自分や他者の「こころ」に
ついて考えることがある。心理学は,
「こころ」
をベースにして、
人間について理解しようとする学問である。この授業では心理
学の基礎的な知識や方法を学ぶことで、自分や他者のもののみ
かたや考え方、社会との関わり方について考えることをねらい
とする。
到達目標
1.心理学の基礎知識について理解する。
2.心理学的なもののみかた、考え方について理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
1.担当教員が配布する資料を中心とする。
2.参考書
長谷川寿一・東條正城・大島 尚・丹野義彦 「はじめて出会う
心理学」
有斐閣
1.レポート…20%
2.定期試験…80%
準備学習
担当教員から一言
心理学は自分と他者を理解するための入り口となるものです。
できるだけ自分の生活と関連付けながら、関心を持って取り組
んで頂ければ幸いです。
参考書として挙げたものなど心理学に関する文献を読むこと
文化論a
谷崎智子
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、民話・食具・結婚について考える。
日本の民話を中心にして、外国の同じような作品との類似点
や相違点を明らかにし、それぞれの国の生活や文化がどうかか
わってきたのかを考えていきたい。
私たちが毎日使っている食具
(箸・スプーン・ナイフ・フォーク)
が世界の国でどのように発達して使われてきたのかを明らかに
したい。
結婚という人生最大のイベントについて国・宗教によってどの
ような違いがあるのかを探ってみたい。
到達目標
教養としてこの講義を理解し、知識を深めてほしい。積極的
に自分で考える力をつけてほしい。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 心理学の基礎
第3講 人間の感覚と知覚
第4講 人間の思考
(認知)
第5講 人間の知能
第6講 人間のパーソナリティ
第7講 人間の学習・記憶
第8講 人間の動機づけ
第9講 人間の発達①
第10講 人間の発達②
第11講 人間と対人関係・社会①
第12講 人間と対人関係・社会②
第13講 人間の心の健康①
第14講 人間の心の健康②
第15講 授業のまとめ
定期試験
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 民話の起こりと発達について
第3講 「うぐいすの里」
第4講 「飯食わぬ女」
第5講 「鬼が笑う」
第6講 「浦島太郎」
第7講 「火男の話」
第8講 「鶴女房」
第9講 「手なし娘」
①
第10講 「手なし娘」
②
第11講 食具 箸
第12講 食具 スプーン
第13講 食具 ナイフ・フォーク
第14講 結婚 ①
第15講 結婚 ②
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験 100%
講義時にプリント配布
関敬語 『日本の昔話』
(1〜3)
岩波文庫
マックス・リューティ 野村滋 訳
『昔話の本質と解釈』
福音
館書店
準備学習
担当教員から一言
講義で使用する民話を第2講で配布します。必ず読んで、自分 講義は1方向からの発信ではなく受け手の学生の積極的な態度
によって成り立ちます。自分で学んだ事柄をもとにさらに考え
なりに作品を理解して講義に参加すること。
てほしいと思います。
− 43 −
文化論b
前川督雄
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義の主題は、人間そして文化です。
文化をもち言語を使う動物はたくさんいます。しかし、祝祭
や葬礼を行う生き物は人類だけです。音楽は祝祭と密接に結び
つき、古来、祝祭のなかで大切な役割を果たしてきました。世
界各地の音楽には、民族の太古からの智慧がつまっています。
また音楽は娯楽やコミュニケーションの重要な鍵となります。
「文化論b」では、音楽と祭りを主な切り口にして文化人類学・
民族藝術学の基礎を学びます。
到達目標
人類史の中で自分の立つ位置、現代の世界の中で自分の立つ
位置をつかむ。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/人間と動物の違い
第2講 人類はいつどこで生まれたのか
第3講 人類はどのように世界にひろがったのか
第4講 民族と文化 アフリカ
第5講 文化をつくる脳機能
第6講 民族と文化 ペルシャとインド
第7講 民族と文化 シルクロード
第8講 文明の生態史観
第9講 文化の衝突
第10講 文化相対主義
第11講 民族と文化 世界遺産
第12講 民族と文化 コーカサス
第13講 神と祭り ヨーロッパの一神教
第14講 神と祭り 東南アジアの多神教
第15講 まとめ
期末試験
テキスト・教材(参考文献含む)
小レポート40%、期末試験60%
なし。
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義で提示した事例・理論を振り返り、鵜呑みにすること 人文系列の枠組みを超えた学際的・総合的な講義内容になります。
なく自分でも調べ直して、理解を深めるとともによく考えて下 この講義では知識の獲得よりも、自分で感じ、考えることを特
に重視します。
さい。
歴史学
岡 佑哉
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現代の国際秩序・国家体制・社会状況・価値観などは、すべて歴
史的な背景のもとに形成されているが、歴史というと人物・出来
事を覚える「暗記科目」という印象を持つ人も多いと思われる。
しかし、歴史学という学問は常識にとらわれず通説を疑い、歴
史上の人物・出来事・時代の捉え方を考察するものである。本講
義は、日本史(特に近現代史)を中心に教養としての知識のみな
らず、歴史学という学問の意義を学習する。その際、教科書的
な通説とあわせ近年の研究を紹介し、歴史には多様な捉え方が
存在することを学ぶ。
到達目標
①教養としての歴史(本講義は日本史中心)の知識を身につけ
る。②知識を活用し論理立てて記述をする力を身につける。③
物事を複眼的・客観的に捉える力を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス―歴史を学ぶ意味とは?―
第2講 日本文化のはじまり―縄文・弥生・古墳時代―
第3講 律令国家から王朝国家へ―飛鳥・奈良・平安時代―
第4講 武家政権の成立と展開―鎌倉・室町・戦国時代―
第5講 江戸幕府の支配体制―江戸時代―
第6講 討幕運動と明治新政府の成立―幕末・維新期―
第7講 国会開設運動と憲法制定―明治時代中期―
第8講 日清戦争と日露戦争―明治時代後期―
第9講 「大正デモクラシー」
―大正時代―
第10講 満洲事変と
「国家改造」
運動―昭和戦前期―
第11講 日中戦争から日米開戦前夜へ―昭和戦時期
(1)―
第12講 アジア・太平洋戦争―昭和戦時期
(2)
―
第13講 戦後日本と象徴天皇制―昭和戦後期―
第14講 昭和末期〜平成日本の政治と社会―現代―
第15講 講義の総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験を実施する。
なし。毎回プリントを配付する。
準備学習
担当教員から一言
高校時代の日本史の教科書があれば基礎知識を確認しておくと 本講義はしっかり聴いてメモを取らなければ単位は難しいが、
遅刻、私語、
よい。復習は講義のプリントや板書、自分でメモしたことを読 基礎知識も確認しながら進める。受講態度について、
スマホ・音楽プレーヤー、無断退出は厳禁。注意を受けても改善
み返し、次回に備えること。
しない学生は受講を認めない。
− 44 −
論理学
牛島 謙
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
論理学の知識は数学や情報工学だけでなく、社会科学を専攻
する学生にも必要になっています。
この論理学の授業のねらいは2つあります。1つ目は論理学
の概要を理解することです。2つ目は「論理的に考える」練習を
積むことです。
論理学の歴史に沿いながら論理学の概要を理解した上で、そ
の知識を応用しながら論理的に分析し思考する習慣を身に付け
ることをめざします。
到達目標
到達目標は、種々の主張の論理的な前提を自力で分析できる
ようになることです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 論理学の歴史
第3講 古典的な論理学1
第4講 古典的な論理学2
第5講 練習問題
第6講 記号論理
第7講 命題論理1
第8講 命題論理2
第9講 練習問題
第10講 述語論理の初歩
第11講 論理的に考える
第12講 帰納の問題
第13講 仮説と検証
第14講 決定実験
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 小テスト 30%
2 定期試験 70%
テキストはありません。毎回プリントを配付します。
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。予習と復 論理的に考える習慣を身につけてください。
習に活用してください。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2016
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2016/}
自然科学概論
小川 束
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
2011年の福島の原発事故以来、科学をトランスサイエンスの
立場から論じることが多くなった。昨年度、私もその点に重点
を置いて講義した。しかしよくよく考えてみると、近代科学の
誕生を論じることもトランスサイエンス問題同様、現代科学の
理解にとって重要である。そこで本年度はその基本に立ち返っ
て、16、17世紀の科学革命について考えてみたい。なお,通常
であれば教科書は講義を補うものとして受講生諸君の独習に委
ねるのだが、受講生の読解力が十分でないことから、教科書の
一部を受講生とともに読んでみたい。
到達目標
(1)
近代科学がいつどのように誕生したかを理解すること。
(2)
現代科学が科学革命以来の伝統の上に成り立っていること
を理解すること。
(3)
教科書を精読する習慣をつけること。
(4)
レポートなどを書くために必要な読解力、
語彙力を身につけ
ること。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス・プロローグ
2 新しい世界と古い世界・ルネサンスとその中世の起源
3 人文主義
4 印刷術の発明
5 発見の旅
6 キリスト教の改革・1500年代の新しい世界
7 結ばれた世界
8 自然
「魔術」
9 台所から研究までの実際的
「習熟」
10 科学的探求のための宗教的動機
11 月より上の世界・観察の背景・歴史的背景
12 初期近代の天文学的モデル
13 実践的な天文学、占星術・天の変化と神的な調和
14 望遠鏡と地球の運動
15 エピローグ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験で評価します。
プリンチペ著、菅谷暁・山田俊弘訳
『科学革命』
サイエンス・パレッ
ト019
(丸善出版、2014年)
、1,000円+税。
準備学習
担当教員から一言
次回の範囲を事前に読んできてください。テキストを事前に読 このテキストを読むのは本年度が初めてなので、受講生の理解
度に応じて進度を変えます。
むことで講義が一層よく理解できます。
− 45 −
現代の科学と技術
高田晴美
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
科学とか技術なんて専門家のもので自分には関係がない、と
他人事のように思ってはいませんか。しかし、そもそも科学や
技術とは、私たちが生きるこの世界を知るために、あるいは私
たちの生活を豊かにするために生まれ、発展してきたものです。
現代の私たちが賢く生きるために必要な知識とものの見方でも
あります。この講義では、現代の科学や技術のトピックスを幅
広く取り上げて解説します。
到達目標
1 科学や自然界の仕組み、技術に対する興味、知的好奇心を
育てる。
2 現代話題になっている科学や技術に関する大まかな知識を
習得する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回プリントを配布します。
レポート 40%
定期試験(資料持込可)
60%
準備学習
テレビや新聞で報道される科学や技術に関するニュースなどに
少しでも触れ、関心を持つように心がけましょう。時には、科
学雑誌などにも目を向けてみましょう。四日市大学の図書館に
も、科学系の雑誌があります。
科学思想史
吉山青翔
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は、近代西欧科学思想史を中心として、古代から近代
までの通史の探究を通して、自然科学の誕生過程と発展の特徴、
科学的な宇宙観、及び社会や宗教との関係などを探り、科学の
本当の姿に迫ります。
到達目標
自然科学の全体的な姿を歴史的に把握すること。また、科学
技術と人間社会との関係や、それが現代社会に
もたらす諸問題について思考し、解決に導くための思想的な理
論基礎を築くこと。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 エネルギーの基本
第3講 発電システム①
第4講 発電システム②
第5講 原子力の利用
第6講 電磁波、光
第7講 放射線
第8講 星の一生
第9講 現代の天文学
第10講 宇宙開発
第11講 素粒子
第12講 素材開発
第13講 DNA
第14講 現代の生命科学
第15講 生物多様性
定期試験
ただし、科学技術に関する大ニュースが飛び込んできた場合に
は、講義内容や順番を変更する可能性があります。
担当教員から一言
科学や技術は他人事ではなく私たちに関わる問題であり、賢く
生きるために必要な知識でもあります。しかし、そうかしこま
らずに、興味本位で授業に参加してください。様々なネタを提
供することで、皆さんの知的好奇心をくすぐりたいと思います。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 古代エジプトとバビロニアの科学の概観
第3講 古代ギリシア科学の概観
第4講 アリストテレスの自然学
第5講 中世の科学と大学の誕生
第6講 近代科学の開始:コペルニクスの地動説の成立
第7講 地動説をめぐって科学と宗教の闘争:ガイレオ裁判
第8講 万有引力法則の発見と近代力学の成立
第9講 理髪師から近代解剖学へ
第10講 血液循環説の確立と近代医学の成立
第11講 酸素の発見と近代化学の成立
第12講 進化論の確立と近代生物学の成立
第13講 蒸気エネルギーの発見と産業革命、そして、近代環境
問題の発生
第14講 女性の自然科学領域への進出と環境科学の誕生
第15講 総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験により評価
テキスト
とくになし。授業の内容に合わせて、参考資料を指定・配布す
る。
参考文献
木村陽二郎編
『科学史』
(有信堂)
準備学習
担当教員から一言
授業前、指定された資料を必ず読んでおき、授業後、配布され 本講義は、1)一般教養科目ですので、公務員試験などの資格試
験に直接役に立ちません、2)授業中パワーポイントなど近代的
た資料とノートを必ず確認してください。
な手段をほとんど使わず、板書の量がやや多く、1回生の留学
生にとっては言葉的にやや難しいです。
− 46 −
数学概論
小川 束
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
昨年、一昨年は多角形数について講義をしましたが、本年度
からは確率の初歩を講義します。確率はそれ自身も、また統計
の基礎としても重要です。この講義では順列・組合せから始めて、
確率、確率変数、確率分布について講義します。確率分布とし
ては二項分布、ポワソン分布、正規分布を取り上げる予定です。
講義では多くの問題を解きながら確率の基礎を理解します。そ
れらの中には興味深いものもあると思います。楽しみながら学
んでください。
到達目標
(1)順列・組合せの計算ができること。
(2)確率の計算ができること。
(3)確率変数の概念を理解すること。
(4)二項分布,ポワソン分布,正規分布を理解すること。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス
2 順列と組合せ
3 確率
4 標本空間、標本点、確率
5 加法定理
6 条件つき確率と乗法定理
7 ベイズの定理
8 確率変数
9 確率分布
10 期待値
11 分散
12 二項分布
13 ポワソン分布
14 正規分布
15 正規分布による二項分布の近似
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験
必要に応じてプリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
練習問題を出しますので、事前または事後に自習してください。 確率論初歩の醍醐味は興味深い問題にたくさん出会えることで
す。
例 皿に盛られた50本のパスタの端をランダムに結ぶと、輪は
いくつくらいできると期待できますか?
こんな問題をいろいろ解きます。
線型代数
小川 束
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
線型代数(せんけいだいすう)をわかりやすく説明することは
なかなか難しいことです。しかし理系はもとより、最近では社
会系、メディアの分野でも線型代数の計算が使われることがあ
ります。この講義では、全くの初心者を対象に、連立方程式の
解法を軸に、はきだし法、行列、行列式についてわかりやすく
講義をします。
到達目標
中学校以来行き当たりばったりに解いていた連立方程式が体
系的に解けるようになり、解の構造についてもわかるようにな
ること。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス
2 簡単な例、連立方程式の表し方、はき出し法による連立方
程式の解法
3 はき出し法による連立方程式の解法
(つづき)
4 連立方程式の解が無数にある場合
5 連立方程式の解がない場合
6 連立方程式の行列表示、行列の演算
7 行列の演算
(つづき)
8 逆行列と連立方程式
9 はき出し法による逆行列の求め方
10 行列式の定義、クラーメルの公式
(2 次の場合)
11 行列式の定義、クラーメルの公式
(3 次の場合)
12 行列式の展開公式
13 行列式の計算法
14 行列式の計算法
(つづき)
、4 次以上の行列式
15 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験によって評価しますが、受講生の理解の進み方によっ プリントを配布します。
ては宿題を出し、提出された解答を少し評価に加えます。
準備学習
プリントの問題にしたがって復習、予習をしてください。
担当教員から一言
線型代数は高等学校にない単元ですが、予備知識は必要としま
せん。講義に出席して一所懸命勉強すれば難しくはないと思い
ます。頑張ってください。
− 47 −
統計学
井岡幹博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
環境関連の実験を行うと計測結果としてのデータが得られま
す。フィールド調査やアンケート調査を行っても、様々なデー
タが得られます。得られたデータを整理・分析し、データの中に
潜む対象物の本来の姿を引き出す技術が統計学と言えます。た
とえば、限られた数のデータから全体の姿を推定すること、得
られたデータから役に立つ情報を引き出すことができるのみな
らず、確率の問題まで、統計学は含みます。ここでは基本的な
事柄から応用までを具体的な例、グラフ等を使って説明し、実
習していきます。
到達目標
確率変数の意味を理解する。2つの確率変数の相関係数が計
算できる。正規分布の意味を理解する。無作為に抽出された部
分集合から母集団の母数を推定する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 平均の性質
第3講 分散と標準偏差
第4講 分散と標準偏差
第5講 相関係数
第6講 相関係数
第7講 順列と組み合わせ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
テキスト・教材(参考文献含む)
課題提出50% 定期試験50%
プリント配布
準備学習
担当教員から一言
毎回の課題を自宅で、自力で仕上げることが、準備学習となり 授業内容確認のための課題を出します。とくに予備知識は必要
としません。加減乗除が計算できれば、
課題は解けます。まずは、
ます。
ちゃんとノートを準備することです。
物理学
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
郷 敬 三 後学期 選 択 第2講 居間の物理
第3講 台所の物理
講義のねらい
第4講 庭の物理
日常の中で見過ごすようなことでも、よく観察してみると不 第5講 建築の物理
思議と思う物理現象がたくさんあります。理解できれば楽しい 第6講 料理の物理
し、謎が残っても面白いものです。生活や自然の中に「何故だろ 第7講 熱の物理
第8講 音の物理
う」
と疑問を感じることが大切です。
第9講 光の物理
第10講 スポーツの物理
第11講 遊びの物理
第12講 乗り物の物理
第13講 道具の物理
第14講 地球の物理
到達目標
第15講 まとめ
定期試験 自然現象を理解する上で必要な物理学の基礎を修得する。
・物理の法則を理解して、自然現象を判断できる力をつける。
・物理量(=数値×単位)
を理解して、
自然のスケールを実感する。
成績評価方法
受講態度(30%)
小テスト、課題プリント、考察レポート
(30%)
定期試験(40%)
準備学習
①講義テーマの考察と提出。
②課題プリントの学習と提出。
③小テストの実施。
テキスト・教材(参考文献含む)
(テキスト)
①物理テーマに関する講義プリント
②基礎的な物理学習のための課題プリント、
を適宜配布。
(参考文献)
「日常の物理事典」
近角聡信
(東京堂出版)
担当教員から一言
好奇心が大事です。
− 48 −
化学1
田中伊知郎
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
私たちが生きていくとき、必ず呼吸をしたり(酸素を取りこん
で二酸化炭素を吐き出す)、飲んだり食べたりします(栄養物を
体内に取りこむ・不要なものを出すこともある)。このように私
たちは、まわりの世界(環境)から物質を出し入れして生きてい
ます。この物質は、お互いの間にどのように関係を持つのか、
また関係を持たないのか、そのパターンを明らかにするのが化
学です。微細な次元で起こる物質同士のかかわり合いを、私た
ちに身近な現象を通じて理解を深めることを、この講義のねら
いとします。
到達目標
物質同士のかかわり合いのパターンを知る便利な手段が「化
学」です。便利な手段を身に付け、自分の力で、自分の身の回り
の(環境における)現象を化学の言葉でわかりやすい形にできる
ようにします。具体的には、化学と言う便利な手段を使って日
常に潜んでいる環境問題の解決法を考えてもらいます。
講義計画
第1講 ガイダンス・プラスとマイナスの電気の関係
(静電気)
第2講 化学であつかう最小単位・原子
第3講 中性子の役割
第4講 電子・波動
第5講 電子軌道
第6講 p軌道
第7講 電子のスピン
第8講 元素
第9講 電子軌道の結合・分子
第10講 水分子・電気的にゆがんだ世界
第11講 水溶性・なぜ水に溶けるものと溶けないものがあるのか
第12講 イオン
第13講 炭素原子
第14講 正四面体構造
第15講 有機化学へ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「化学:基本の考え方12章」
中田宗隆著(東
毎回の講義で、習熟テスト(出席しても内容が理解できていない 資料集・副読本的な形で
を使用します。
場合は0点とします)
を行います。その合計を100%(100点満点) 京化学同人・1,428円)
にします。
習熟テストの合計が、60点に満たない者だけ、定期試験を行い
ます。
シラバスを見て、「化学:基本の考え方12章」
で相当する箇所を読 教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
んできてください。さらに習熟テストの結果・内容を見て、次回 成されます。みなさんの対応によって、習熟テストの結果に応
じて、
授業の流れを機動的に変えて、
よりよい理解を目指します。
について個別に指示します。
生物学
武本行正
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
生命も物質の運動状態の一つである。生物はタンパク質や核
酸などが細胞という構造をつくったときに現われる。生命はた
えず外界と反応し、物資交代やエネルギー交代を行い、全て同
一性を保つとともに、増殖していく複雑な系である。生命も生
成・発展・消滅を繰り返し、生物的そして無機的環境との働き合
いを通じてその種を発展させてきた。これを理解しよう。
到達目標
細胞や細胞内の生命現象を的確に把握する。生命現象に現れ
る化学の基礎知識を学習する。
発展展望:生命は外的環境との作用・反作用を通じて有機的な共
同社会を作っている。従ってこの生態系の一部の破壊は全体の
破壊をもたらす(公害や地球温暖化など)
。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・生命の単位
第2講 細胞の構成要素
第3講 分子からみた遺伝情報
第4講 DNAとは RNAとは
第5講 タンパク質合成レシピ
第6講 RNAの遺伝暗号
第7講 酵素反応とは
第8講 酵素の種類とその役割
第9講 糖
(単糖類、2糖類、多糖類)
第10講 脂質
(中性脂質、脂肪酸)
第11講 アミノ酸とタンパク質
第12講 ビタミン
(人間にはビタミンCは必要)
第13講 ミネラル
(鉄不足は貧血に)
第14講 ファイトケミカル
(毎食、生野菜を食べよう)
第15講 人類史や現代生物のホットな話題
定期試験
また、英語表現にもできるかぎり触れる。
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回小レポートを出す。期末の大テストがある。
レポート点50%、定期試験50%。
自作プリントを配布。必ずノートを取ることとプリントを整理
して綴じておくこと。
参考:
「ワークブックで学ぶ生物学の基礎
(第2版)
」
、後藤監訳、
オーム社「DNAすべてはここから始まった」
、J.D.ワトソン他、
青木訳、講談社
準備学習
担当教員から一言
次週に話す内容を最後に述べるので、そのトピックについて、 休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
欠席が多いと試験には合格しません。毎週の小レポートもかな
来週までに事前に調べておくこと。
らず提出しましょう。
− 49 −
生物と進化
田中伊知郎
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
自然科学のうち生物学が扱う分野の視点を、DNAと遺伝子の
違いなど、日常よく使われていながら誤解の多い言葉の意味に
注意して、はっきりさせていきます。まず、生物が、お互いに
地球上でどのようなかかわり合いを持って生きているのか明ら
かにしていきます(生態系)
。次に、百万年単位の長い時間で見
ると、生き物の生き方(姿かたちや行動パターン)は変わってい
きます(進化)。特に、人類がどのように変化してきたのか明ら
かにしていきます。
到達目標
環境問題を考える上で、土台となる知識(生物のエネルギー生
産・生態系)を養うこと、人間の生物としての特徴を進化の視点
から明らかにすることをこの講義の到達目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス・自然環境と人間:大学周辺の森の見学
第2講 生態系:動物と植物の関係
第3講 生態系:草食動物と肉食動物
第4講 生態系:肉食動物と食物連鎖
(海中)
第5講 生態系:疎水性物質の生物濃縮
第6講 生態系:環境との相互作用・日本の植生の特徴
第7講 生態系:採集狩猟社会と環境変化
第8講 小テスト
(生態系)
持ち込み不可
第9講 小テスト返却・講評 再テスト対象者指示
第10講 進化の定義・再テスト
(生態系)
第11講 進化:化石から見た人類進化・骨の意味するもの
第12講 進化:化石から見た人類進化・祖先の運動パターン(腕渡
り)
第13講 進化:直立二足歩行の起源
第14講 進化:核における情報管理
第15講 進化:分岐年代
定期試験 進化の範囲 持ち込み不可
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
なし
小テスト 40% 各回の課題20% 定期試験 40%
講義ごとに、練習問題(各回の課題)をやります。小テストに合
格しないものだけ再テスト
(生態系)
を行います。
講義の前後にインターネットの検索サイトで、シラバスの内容 生物同士や生物と外部環境のかかわり合いのパターンを知る便
を調べる予習や、講義の内容の復習を行ってください。特に、 利な手段が「生物学」です。便利な手段にとっつきにくくしてい
る専門用語を排除して、できるだけ日常的な言葉で説明します。
化石や遺跡の画像は必ず確認してください。
健康科学
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、運動と細胞
高 島 愼 助 後学期 選 択 第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
講義のねらい
第4講 運動と神経系
健康な体を維持するためには、適度な栄養、運動、休養が必 第5講 運動と内分泌
要なことは周知の事実である。この健康維持の三大要素におい 第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
て、現代人に一番不足しているのが運動である。
最初に一般生理学の基礎知識を講義する。続いて、運動生理 第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
学への応用知識を講義する。
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
到達目標
第15講 まとめ・ディスカッション
上記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
に応じ説明を加えて理解してもらう。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
− 50 −
健康科学
齋藤 信
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
人間にとって、健康は非常に大切なものである。一方、人間
の健康には様々な側面ととらえ方がある。授業では健康とは何
かを考え、人間が健康に生きるための知識や方法、もののみか
たや考え方について考える。健康を考える上では心と身体の側
面があると思われるが、この授業では心の健康や心身を健康に
保つための心理学的な知識と方法を中心に扱っていく。
到達目標
1.人間の健康に関する基礎知識について理解する。
2.
人間の健康に関する心理学的な知識と方法について理解する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 人間の健康とは何か
第3講 健康のための心理学の基礎
第4講 ストレスと心身の健康①
第5講 ストレスと心身の健康②
第6講 健康と生活習慣①
第7講 健康と生活習慣②
第8講 心の健康①
(臨床心理学・精神医学)
第9講 心の健康②
(臨床心理学・精神医学)
第10講 人間の発達と健康①
第11講 人間の発達と健康②
第12講 人間性心理学・ポジティブ心理学①
第13講 人間性心理学・ポジティブ心理学②
第14講 健康のための心理教育
第15講 授業のまとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
1.レポート…20%
2.定期試験…80%
1.担当教員が配布する資料を中心とする。
2.参考書
①春木 豊・森 和代・石川利江・鈴木 平 「健康の心理学―
心と身体の健康のために―」
サイエンス社
②森 和代・石川利江・茂木俊彦 「よくわかる健康心理学」
ミネルヴァ書房
準備学習
担当教員から一言
参考書として挙げたものなど、人間の健康や心理学に関する文 心身の健康は人間にとって非常に大切なものです。できるだけ
自分の生活と関連付けながら、関心を持って取り組んで頂けれ
献を読むこと。
ば幸いです。
環境論
1年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
①環境問題に対する認識を深める。
②
「四大公害」をはじめとする公害・環境問題に対する知識を深め
る。
③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それを追究する力を
身につける。
1.ガイダンス、講義の概要
2.われわれをとりまく「環境」
3.いろいろな「環境」について考える
4.公害・環境問題とは何か①
5.公害・環境問題とは何か②
6.前近代における人々と環境
7.近代における人々と環境
8.現代における人々と環境
9.四大公害①(水俣病・新潟水俣病)
10.四大公害②(イタイイタイ病)
11.四大公害③(四日市公害)
12.ライフスタイルの変容と「都市・生活型公害」の出現
13.ごみ問題①
14.ごみ問題②
15.まとめ:
「現在進行形」の環境問題をいかに考えるか
定期試験
※授業中に理解度チェックの小テストを随時実施するため、各
テーマにつき2、3回程度行う予定。なお、現段階では以上
の講義を想定しているが、
(1)ニュースなどで「現在進行形」
の環境問題や関連する大きな動きがあった場合、また(2)受
講生の理解度に沿って、講義内容や取り上げる順序を一部変
更することがありうる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
神長 唯
講義のねらい
本講義は、環境問題という喫緊の課題をより深く理解するの
がねらいである。環境問題を社会学的観点からとらえ直すこと
で、受講生一人ひとりが今後の環境問題のあり方について考え
られるようにする。そのため、日本の環境問題史を振り返り、
「四
大公害」を中心とする高度経済成長期の公害問題等について学
び、現代社会が抱える地域/地球環境問題とを比較する。生活
環境の悪化が地域住民にどのような影響を及ぼしうるのか、
「生
活者の視点」からも考える。
※環境情報学部開講科目「環境と社会」
「環境社会学」などと関
連する。
到達目標
受講態度、学習意欲等(小テストへの積極的な取り組みなどは テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
30%の範囲で加点あり)
と定期試験により総合的に評価する。
講義中に配付されたプリント類は、予習・復習を兼ねて必ず全て 幅広い視野を養うべく、公害や環境問題の歴史を高校時代とは
目を通すこと。
異なる視点/観点から一度、おさらいしてみましょう。※「環境
と社会」を履修済みの場合、導入編にあたる本講義は内容的に重
なる部分が多いことに留意して履修するかどうか検討してくだ
さい。
− 51 −
科学的思考論
吉山青翔
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
今日、国際社会で、日本が果たす役割が大きくなりつつあり、
そして、毎年度のように日本人科学者がノーベル賞を受賞して
いるに伴い、日本の科学、技術、さらに日本人の科学的な独創
力と科学的思考様式はますます注目されています。
本講義は江戸時代における日本人の数学の思考様式と特徴、
それの形成と社会的創造風土の関係、さらに近代日本社会との
つながりを中心として日本人の科学的思考様式を探ります。
到達目標
日本人の科学的思考様式と科学上の発見と発明の特徴を歴史
的に把握し、日本の科学技術に関する諸社会的問題に関する理
解に思想的な基礎を据えることができるでしょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 科学、技術、そして社会
第3講 日本における伝統科学と近代科学の構図
第4講 日本伝統天文学と医学、及びその基礎〜中国の伝統天
文学と医学
第5講 日本伝統科学と朝鮮伝統科学の関連性
第6講 日本数学の基礎1:中国の数学記号体系
第7講 日本数学の基礎2:中国の代数学思想
第8講 日本数学の基礎3:中国の方程式思想
第9講 日本数学の伝統:遺題継承と算学奉掲
第10講 日本の伝統的な数学記号体系:傍書術
第11講 日本の伝統的な導関数:窮商
第12講 日本の伝統的な極限法:増約術
第13講 日本の伝統的な積分法:円理
第14講 日本伝統科学の衰退と近代西洋科学の受容
第15講 総括
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験により評価。
テキスト
とくになし。授業の内容に合わせて参考資料を指定・配布する。
参考文献
王(吉山)青翔著『
「算木」を超えた男〜もう一つの近代数学の誕
生と関孝和』
(東洋書店、1999、2004)
準備学習
担当教員から一言
授業前、指定された資料を必ずを読んでおき、授業後、配布さ 本講義は、1)一般教養科目ですので、公務員採用試験などの資
格試験には直接役に立ちません、2)授業中パワーポイント等近
れた資料とノートを必ず確認してください。
代的な手段をほとんど使わず、板書の量がやや多く、1回生の
留学生にとっては言葉的にやや難しいです。
キャリア基礎Ⅰ
1年次
2単位
後学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス/キャリアをどう考えるか
第2講 課題と演習
(社会人基礎力①)
第3講 課題と演習
(社会人基礎力②)
第4講 知っておきたい採用試験の基礎①
第5講 働き方はどうなっているか
第6講 知っておきたい採用試験の基礎②
第7講 地元企業の事例
第8講 課題と演習
第9講 知っておきたい採用試験の基礎③
第10講 日本・東海地方の産業・経済はどうなっているか
第11講 働く者の権利
第12講 知っておきたい採用試験の基礎④
第13講 大学生の雇用と求人の情勢
第14講 知っておきたい採用試験の基礎⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岡・岩崎(祐)・谷崎・永井・加納・牧田・山本・吉山・齋藤・本部・若山
講義のねらい
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授
業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立
つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅰ」
では、
とりわけ就職をとりまく社会環境がどのようなものかを理解す
ることを主なねらいとします。具体的には、働き方や地域の産
業・経済、労働者の権利や大学生の雇用・求人の情勢などを理解
します。
あわせて採用試験に備えた基礎学力の習得をめざします。
以下の3つが目標です。
① 働く意義について考える。
② 就業環境について理解する。
③ 採用試験の基礎知識を習得する。
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の講義・演習はよく復習 就職は何より学生自身の問題です。主体的に取り組んでいただ
きたいと思います。
してください。
− 52 −
キャリア基礎Ⅱ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス/自己分析のすすめ
岡・小森・谷崎・永井・加納・山本・吉山・鬼頭・高田・中西・本部 前学期 必 修 第2講 自己分析①適性をみる
第3講 知っておきたい採用試験の基礎⑥
講義のねらい
第4講 自己分析②過去の自分をふりかえる
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授 第5講 自己分析③他者の意見を聞く
業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立 第6講 知っておきたい採用試験の基礎⑦
第7講 自己分析④未来の自分を考える
つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅱ」では、自己分析・自己PRを中心に行います。 第8講 自己分析⑤自己PRを考える
自己分析とは「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分 第9講 知っておきたい採用試験の基礎⑧
に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を自覚することを 第10講 業界・企業研究のすすめ
いいます。ここでは初めて自己分析・自己PRを行う学生に対し 第11講 企業研究
てその手法を学びながら自己分析・自己PRを作成します。あわ 第12講 知っておきたい採用試験の基礎⑨
第13講 履歴書・エントリーシートを書く①
せて採用試験に備えた基礎学力の習得をめざします。
第14講 履歴書・エントリーシートを書く②
到達目標
第15講 知っておきたい採用試験の基礎⑩
以下の4つの到達目標があります。
① 自己分析のさまざまな方法を習得し、
実際に行ってみること。
② 自己PRの方法を学習し、自らの自己PRを考えてみること。
③ 履歴書やエントリーシートを作成すること。
④ 採用試験の基礎を習得すること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の演習は必ず各自で再 自分を見つめ直し、将来を考えるよい機会です。主体的に取り
検討をしてください。自己分析は正解があるわけではありませ 組んでいただきたいと思います。
んが、再検討によって、もっと良い表現がみつかったり、より
深い自覚につながります。
キャリア基礎Ⅲ 【地域志向科目】2年次
2単位
岡・小森・谷崎・永井・加納・山本・吉山・鬼頭・高田・中西・本部
選 択
後学期
講義のねらい
キャリア基礎Ⅲでは、具体的な就職活動を想定し、エント
リー・面接など、ひととおりの就職活動を模擬的に体験すること
を主な内容とします。就職活動中は、学生ではなく、社会人と
しての行動が要求されます。このようなビジネスマナーについ
ても演習を行います。全体を通して、実際の就職活動に向けて
学生が自信を持てるように個別指導を行っていきます。また、
就職活動の方法は毎年変化していくため、新しい面接の手法な
ども積極的に取り入れ、対応方法についても勉強していきます。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス/グループディスカッション①
第2講 グループディスカッション②
第3講 グループディスカッション③
第4講 模擬合同企業説明会
第5講 エントリーシートの作成①
第6講 エントリーシートの作成②
第7講 ビジネスマナー①
(面接)
第8講 模擬面接①
第9講 模擬面接②
第10講 模擬面接③
第11講 プレゼン面接①
第12講 プレゼン面接②
第13講 プレゼン面接③
第14講 ビジネスマナー②
(書類の送付、メール・電話応対)
第15講 まとめ
模擬的な就職活動を行うことによって以下の4つの能力を養う
ことが目標です。
① キャリア基礎Ⅱで行った自己分析・自己PRを実践的にブ
ラッシュアップすること
② 就職活動に関するビジネスマナーを身につけること
③ グループディスカッション・面接・プレゼンなどの方法を学
ぶこと
④ 全体として社会人としての言動や表現力を身につけること
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
それぞれの演習は、しっかり予習し準備してください。時間内 3年生では就職ガイダンスがはじまります。ここで勉強したこ
とを生かして、失敗を恐れず行動することが何より重要です。
に終わらない場合は、各自で時間をとって準備してください。
果敢にチャレンジしてください。
− 53 −
インターンシップ 【地域志向科目】2年次
岩崎祐子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
大学の長期休暇などで合計10日間をフルタイムで就労体験す
る。正職員と同じ責任と目線で就労体験を行う。この体験は、
ハー
ドな実習になるので、安易な受講は避けてほしい。
■インターンシップを履修するための条件
・3か月以上のアルバイトの経験(週2日以上の定期アルバイ
ト)があること
・基本的なマナーが身についており、コミュニケーション能力
が高いこと
・どのような研修をしたいのか、明確な目標があること
到達目標
講義計画
4月:説明会(CSC主催)・・・スケジュール詳細説明/申込用紙配布
4月末:申込用紙を提出 ⇒ 書類選考の合格者を発表
5月中旬〜下旬:面接 ⇒ 面接の合格者を発表
5月:ガイダンス・・・受入企業一覧配付/希望研修先用紙配付/事
前研修についての連絡等
6月下旬:研修先マッチング開始 ⇒ 研修先決定
7月中旬:事前研修・・・マナー研修/インターンシップ中の心得等
7月下旬:直前ガイダンス・・・研 修中の諸注意/事後研修につい
ての連絡等
8〜9月上旬:インターンシップ研修
11月:事後研修・・・レポート提出
12月頃:単位認定
*春期休業期間等にインターンシップ研修を行う場合のスケ
ジュールなどは、担当教員が個別に対応する。
正職員と同じ目線で仕事を捉え、業務の全般を把握できること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
事前研修での評価、就業体験時の勤務状況、就業体験後に提出 なし
するレポートにより評価する。
講義計画に記述した通り、研修前に十分な準備学習が必要とな 明確な目標がない学生は、受講を認めない。安易な考えで受講
る。原則として、準備学習において一度でも遅刻・欠席があった することは、絶対にしないでほしい。なお、実習は平日昼の正
社員と同じ勤務になる。当然、アルバイトやクラブ活動で欠席
場合は、研修を認めない。
することは認められない。
ボランティア活動a 【地域志向科目】1年次
松井真理子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救援活動、
環境保全活動など、地域にはさまざまな社会貢献活動が行われ
ています。これらの活動にボランティアとして参加することは、
机上の学習では把握できない生きた学びの機会となるとともに、
ともに支えあう地域社会づくりに貢献するなど、大きな意義を
持っています。四日市大学では、
多くのが学生の参加促進のため、
一定の時間参加した場合は、
所定の手続きを経て単位認定します。
到達目標
1 現場体験を通じて、社会の様々な課題を深く理解すること。
2 主体的な行動力を身に着けること。
3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け
ること。
講義計画
1 対象となる活動
大学の審査により認められたボランティア活動
2 単位認定に必要な活動時間
実労働時間60時間以上
(複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません。)
3 活動時期
授業や大学行事に支障がないと判断される時期
4 事前申請
単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、既に参
加した場合は終了後1か月後に「ボランティア活動内容
書」
(教務課にあります)
を教学課に提出してください。
5 単位認定申請
実 労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ
て、単位認定を希望する場合は、教学課に下記の書類を
提出してください。
(卒業年次の1月末日まで)
① ボランティア活動a単位認定申請書
② ボランティア活動団体発行の証明書
③ 活動日誌・レポート
(様式自由、1000字程度)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「ボランティア活動団体の証明書」
「活動日誌・レポート」の内容 なし
により単位を認定します。
評価は「認(認定)」となります。
(履修制限単位に含まれない)
参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく内容を理解し ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的
に参加されることを期待しています。
ておくこと。
− 54 −
ボランティア活動b 【地域志向科目】1年次
松井真理子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救援活動、
環境保全活動など、地域にはさまざまな社会貢献活動が行われ
ています。これらの活動にボランティアとして参加することは、
机上の学習では把握できない生きた学びの機会となるとともに、
ともに支えあう地域社会づくりに貢献するなど、大きな意義を
持っています。四日市大学では、
多くのが学生の参加促進のため、
一定の時間参加した場合は、
所定の手続きを経て単位認定します。
*ボランティア活動aの単位修得後、bを取得します。
到達目標
1 現場体験を通じて、社会の様々な課題を深く理解すること。
2 主体的な行動力を身に着けること。
3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け
ること。
講義計画
1 対象となる活動
大学の審査により認められたボランティア活動
2 単位認定に必要な活動時間
実労働時間60時間以上
(複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません。)
3 活動時期
授業や大学行事に支障がないと判断される時期
4 事前申請
単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、既に
参加した場合は終了後1か月後に「ボランティア活動内容
書」
(教務課にあります)
を教学課に提出してください。
5 単位認定申請
実労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ
て、単位認定を希望する場合は、教学課に下記の書類を
提出してください。
(卒業年次の1月末日まで)
① ボランティア活動a単位認定申請書
② ボランティア活動団体発行の証明書
③ 活動日誌・レポート
(様式自由、1000字程度)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「ボランティア活動団体の証明書」
「活動日誌・レポート」の内容 なし
により単位を認定します。
評価は「認(認定)」となります。
(履修制限単位に含まれない)
参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく内容を理解し ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的
に参加されることを期待しています。
ておくこと。
青年海外協力研修
岩崎祐子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
青年海外協力隊、NGO(非政府団体)
、国際ボランティア等の
海外における社会貢献活動など、国際協力について現地で体験
的に学ぶ場を提供します。NPO論が主として地域を中心とする
社会貢献活動を対象とするのに対し、この授業では海外におけ
る社会貢献活動が対象となります。
海外で実際に行われている社会貢献活動の体験を通じ、国際
的な視野を広げることも目的としています。
到達目標
1 国際的な社会貢献活動について理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
講義計画
第1講 ガイダンス
(集中講義期間)
第2講 事前研修
(集中講義期間)
第3講 事前研修
(集中講義期間)
第4講 海外現地研修
第5講 海外現地研修
第6講 海外現地研修
第7講 海外現地研修
第8講 海外現地研修
第9講 海外現地研修
第10講 海外現地研修
第11講 海外現地研修
第12講 海外現地研修
第13講 海外現地研修
第14講 海外現地研修
第15講 海外研修の振り返り
※渡航先の状況により研修等を中止あるいは延期する場合があ
ります。
・大学外の海外研修・海外協力活動への参加
事前申請を行って下さい。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
四日市大学の海外研修終了後に、活動日誌(様式自由)
・レポー
ト
(1200字以上)を提出すること。
大学外の活動の場合は、終了後に活動した団体の証明書(様式自
由)および活動日誌(様式自由)
・レポート(1200字以上)を提出す
ること。
資料を配布します。
四日市大学のタイ研修報告書は情報センターにありますので、
必ず読んでおいてください。このほか、外務省
(日本)
ホームペー
ジ、タイ政府観光庁(日本語サイト)のホームページのタイ情報
を参照してください。
準備学習
担当教員から一言
海外事情や国際ボランティア、国際貢献に関する情報を収集し、 四日市大学の研修参加希望者は学内で開催する説明会に必ず参
加してください。研修終了後は、自分はいかに活動を継続的に
読み込んでおいてください。
関わることができるか考えてください。
※渡航先の状況により研修等を中止あるいは延期する場合があ
ります。
− 55 −
経済原論
李 修二
1年次
2単位
前学期
必 修
講義計画
講義のねらい
経済学は、衣食住といった人々の日常の経済生活を扱う、私
たちにとっていちばん身近な学問であると言えます。けれども、
現実の社会の経済とは、きわめて複雑で多様な出来事が関係し
てきます。そこで経済学では、現実の出来事をできるだけすっ
きりと理解するために、経済学に特有の考え方や手法をしばし
ば用います。この“経済学に特有”といった面が、ときどき抽象
的で難しいと思われがちです。そこで、この講義のねらいは、
こうした経済学に特有の考え方や手法に注目しながら、経済学
の最も基本的な理論、つまり
「原論」
を学ぶことです。
到達目標
この講義では、入門レベルの経済学の理論を一通り学ぶことで
す。かなり盛り沢山の内容がありますが、それは、今後、より深く、
専門的に学んで行くことになる経済や経営に関する学問分野の最
も基礎的な素養となるはずです。
けれども、
この講義の到達目標は、
ここで学んだ知識や理論をこまごまと全部覚えることではありませ
ん。
むしろ、
経済学に特有の考え方や手法がどれだけ理解できたか、
それが到達目標の目安になるでしょう。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストとして、毎回プリントを配布します。
参考文献:
岸本重陳著
『新版 経済のしくみ100話』
岩波書店
岩田規久男著
『経済学を学ぶ』
筑摩書房
渡邉 格著
『田舎のパン屋が見つけた
「腐る経済」
』
講談社
小テスト 10%
定期試験 90%
準備学習
次回の授業までに毎回のプリントの内容を必ず復習しておくこ
と。経済学の知識は、しばしば積み上げになっていますから、
前のところが分かっていないとその先も分からないからです。
よく分からなかったところは必ず復習して、理解しておくよう
にしてください。
経営学原理
内藤孝紀
1年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
経営とは、人々をして仕事をなさしめる問題解決活動である。
変化する環境の中で、ヒト、モノ、カネという資源とそれに関
わる情報とを、経営全体にとって有意義な成果を生みだすよう
に、割り振り、組み合わせることである。組織は、環境と相互
作用を行うオープン・システムであり、生存のためには、他の組
織からなる環境のもつ資源を獲得しなければならない。したがっ
て、経営者は組織内部の管理だけでなく、他の組織との外部関
係も管理しなければならない。本講義では、人間 ‐ 組織 ‐ 環境
の関係の中でも、組織と環境の関係を分析する。
到達目標
・経営学の基礎理論を習得し、それを通して世の中の事象を理
解できるようにすること。
・人間-組織-環境の関係の中でも、組織と環境の関係を理解
できるようにすること。
・経営学の具体的事例を理解し、さらに他の事例における適用
可能性を考えることができること。
成績評価方法
課題の提出20%、定期試験80%
準備学習
1 ガイダンス
2 経済学の考え方と手法
3 貨幣と市場
4 産業資本
5 三大経済学者
6 労働価値説
7 剰余価値論
8 限界効用理論
9 無差別曲線理論
10 家計行動の理論1
11 家計行動の理論2
12 企業行動の理論1
13 企業行動の理論2
14 有効需要の原理
15 国民所得論
講義の復習をとくに重視する。
担当教員から一言
授業はけっして安易に欠席せず、全出席するくらい頑張ってく
ださい。経済原論というものは、じっくり取り組まないと分か
らないからです。欠席してしまった場合、その分しっかり補習
しておかないと次の授業に付いて来れなくなってしまうかもし
れません。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 組織デザイン
第3講 代表的な組織構造
第4講 部門間の調整
第5講 環境とは
第6講 環境を見る視点
第7講 環境適合理論
第8講 環境と管理システム
第9講 技術と組織構造
第10講 環境と組織構造
第11講 環境の分析
第12講 利害者集団との関係
第13講 内と外をつなぐ視点
第14講 経営者を取り巻く利害関係者
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
【参考文献】
岸田民樹編著
(2014)
『組織学への道』
文眞堂。
担当教員から一言
特にありません。
− 56 −
経済経営概論
1年次
2単位
後学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 現代経済コース
(1)
第3講 現代経済コース
(2)
第4講 現代経済コース
(3)
第5講 現代経済コース
(4)
第6講 現代経済コース
(5)
・まとめ
第7講 国際地域コース
(1)
第8講 国際地域コース
(2)
第9講 国際地域コース
(3)
第10講 国際地域コース
(4)
・まとめ
第11講 経営会計コース
(1)
第12講 経営会計コース
(2)
第13講 経営会計コース
(3)
第14講 経営会計コ―ス
(4)
第15講 経営会計コース
(5)
・まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岩崎祐子 他
講義のねらい
この講義では、経済学、経営学およびそれらに関連する学問
分野について概観します。学術的な内容をごく入門的に、しか
し幅広く紹介する毎週の授業を通じて、本学科の専門教育の全
体像を理解して下さい。それと同時に、本学科における現代経
済コース、国際地域コース、経営会計コースの3つのコースの
特徴や教育目標を理解し、3コースで専門演習(ゼミ)を担当す
る各教員の演習授業の内容に関してあらかじめ知識を得ること
も、この科目のねらいです。
到達目標は「自分が進むコースの選択ができる」
です。
配点は、授業への参加意欲=30点、レポート試験=60点、アンケー テキスト、参考文献は特に指定しません。
ト=10点で成績を評価します。レポートの課題は、3コースの
コースごとに合計3題出題されます。レポートは3題まとめて、
定期試験期間中に提出してください。
最終レポートの準備の意味からも、この講義では復習に力を入 期末試験はすべて出席していないと書けないレポートになって
います。毎回忘れずにノートをとるようにして下さい。
れてください。
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスと自己紹介
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.インターネットや書籍を使用した情報収集の基礎
3.文書の読み方の基礎
講義のねらい
4.文書の書き方の基礎
この授業では主として情報を収集する方法、それを他の人に 5.プレゼンテーションの基礎
伝えるプレゼンテーションの方法、まとめたレポートの作成方 6.トピックに関するディスカッション
7.トピックに関するディスカッション
法について学びます。
8.トピックに関するディスカッション
9.トピックに関するディスカッション
10.トピックに関するディスカッション
11.プレゼンテーション資料の作製
12.プレゼンテーション資料の作製
13.プレゼンテーション資料の作製
14.プレゼンテーション
到達目標
15.プレゼンテーション
プレゼンテーションに慣れることと、レポートにまとめる技
術を身につけることを到達目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
で提示します。
授業態度30%,プレゼンテーションと提出物70% で評価します。 なし。適宜、教材を教育支援ステム
日常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいて ゼミなので、課題やレポートをこなすだけではなく、毎回のト
ピックに関して自発的に意見を発言することが重要です。
ください。
− 57 −
現代経済基礎演習
2年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
読書できるシステムを構築しています。登録済みの6千冊を超
える中から、優良企業を論じた本を厳選して、本を読みながら
その内容をまとめる練習を積み重ねていきます。コンピュータ
を操作しながら「読み書き」の習慣を身に付けるのがこの授業の
ねらいです。
到達目標
到達目標は2つあります。現代経済に関する書籍を読む習慣
を身に付けることと、現代経済に関する基礎知識を身に付ける
ことです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ミニ講義:セブン-イレブンと鈴木敏文
第3講 読書演習1:鈴木敏文の本
第4講 読書演習2:鈴木敏文の本
第5講 ミニ講義:クロネコヤマトと小倉昌男
第6講 読書演習1:小倉昌男の本
第7講 読書演習2:小倉昌男の本
第8講 ミニ講義:ユニクロと柳井正
第9講 読書演習1:柳井正の本
第10講 読書演習2:柳井正の本
第11講 ミニ講義:楽天と三木谷浩史
第12講 読書演習1:三木谷浩史の本
第13講 読書演習2:三木谷浩史の本
第14講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の「テキスト」です。紙媒体は使いま
せん。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 教材はすべてネットワーク経由で提供されます。毎回の課題
提出をがんばってください。
るようになっています。
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス:自己紹介、MOODLEの利用法
第2回 Wikiの利用法
第3回 経済学の対象1
第4回 経済学の対象2
第5回 経済ニュースを読む1
第6回 経済ニュースを読む2
第7回 経済ニュースを読む3
第8回 データを読む1
第9回 データを読む2
第10回 データを読む2
第11回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価1
第12回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価2
第13回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価3
第14回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価4
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
柴田啓文
後学期 選択必修
講義のねらい
毎回、その時々の経済指標を確認し、現代の世界や日本の経
済にかかわるニュースを読み、経済学の基本に立ち返って考え
ます。また、各自関心のある経済に関するテーマを選んで、
「教
育支援システム」(MOODLE)のWikiを利用し、グループごとに
発表します。
このゼミでは、各自が課題を見つけ出し、それを探求してい
くという主体的な学習を、
「教育支援システム」を利用して、効
果的な方法でサポートします。
経済および福祉についての基礎知識の獲得。
ワープロ、表計算、プレゼンテーションなどのアプリケーショ
ン、各種クラウドなどの利用法、インターネットを利用した情
報収集スキルの習得。
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 58 −
現代経済基礎演習
2年次
李 修二
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
現代経済コースの中の李ゼミのゼミテーマは、
「経済理論・経
済史・社会福祉 〜社会で役立つ経済学を!」
とします。
こうしたテーマのもとに、
基礎演習では、
1.読解力をつける、
2.知的スキルをみがく、3.自分自身の学問専攻を見つける、
ことをねらいとしています。
具体的な方法は、
1 については、各種のテキストを読みまくる、2 につい
ては、コンピュータ・スキル、ウェブ統計学、ウェブ時事英語な
どから自分に合った領域を見つける、3 については、図書館
で文献渉猟する
(本を読みあさる)
、
といったことになるでしょう。
到達目標
1.文献の読解力に自信をつける。
2.自分にあった知的スキルを独学でレベルアップできるノウ
ハウを見つける。
3.経済理論、経済史、社会福祉などの分野から自分に合った
学問領域を見つけ、自分自身の専攻分野を絞り込む。こうし
たことを到達目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミテーマについて
第2講 知的スキルの修練①
第3講 知的スキルの修練②
第4講 図書館文献渉猟法の手引き
第5講 テキスト①の読解・発表
第6講 テキスト①の読解・発表
第7講 テキスト①の読解・発表
第8講 テキスト②の読解・発表
第9講 テキスト②の読解・発表
第10講 テキスト②の読解・発表
第11講 特別ゼミ活動
第12講 テキスト③の読解・発表
第13講 テキスト③の読解・発表
第14講 テキスト④の読解・発表
第15講 テキスト④の読解・発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
発表・報告、ゼミ活動での貢献度、レポート課題などで総合的に ①J・ゴルデル著
NHK出版
評価する。
②塚崎公義・山澤光太郎著
『やさしい経済学』
東洋経済新報社
③渡邉 格著
『田舎のパン屋が見つけた
「腐る経済」
』
講談社
④広井良典著
『持続可能な福祉社会』
ちくま新書
予習、復習、発表準備など授業外での学習をしっかりするよう 他のゼミ生との交流、コース内他ゼミのゼミ生との交流など、
共に学び合い、助け合い、触発し合う友達づくり、仲間づくり
求められます。
にも、ぜひ努めてください。
現代経済専門演習1
3年次
池田幹男
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
この授業では、最終的に卒業研究のテーマの大きな方向を決
めます。テーマを決めるために、このゼミで指導出来るコン
ピュータやインターネットに関連する様々なトピックを紹介し
ます。
到達目標
4年生の卒業論文テーマの方向性を決めることを目標としま
す。
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンスと自己紹介
2.研究テーマについて
3.コンピュータとインターネットに関連するトピックにはど
のようなものがあるか?
4.コンピュータ発達史
5.インターネット発達史
6.企業内ではどのようなシステムが使用されているか?
7.ソフトウェア
8.オープンソース・ソフトウェア
9.著作権
10.Gnu Public License とソフトウェアラインセンス
11.e-Commerce(1)
12.e-Commerce(2)
13.マルチメディアコンテンツビジネス
14.研究テーマに関するディスカッション
15.研究テーマに関するディスカッション
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30%,レポート70% で評価します。
なし。適宜、教材を教育支援ステム
(Moodle)
で提示します。
準備学習
担当教員から一言
日常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいて ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ください。
− 59 −
現代経済専門演習1
3年次
牛島 謙
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
その第一段階としてこの専門演習1では、優良企業をできる
だけ多く知ることにチャレンジします。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
目標は2つあります。1つは、優良企業を50社以上知ること
です。もう1つは、知ったことを整理して記録することです。
本を読みながらその内容をまとめる練習を積み重ねていきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『カンブリア宮殿』
を読む
第3講 『カンブリア宮殿』
を読む2回目
第4講 レジメを作成する
第5講 『カンブリア宮殿2』
を読む
第6講 『カンブリア宮殿2』
を読む2回目
第7講 レジメを作成する
第8講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第9講 ゼミ発表会
第10講 『カンブリア宮殿3』
を読む
第11講 レジメを作成する
第12講 『カンブリア宮殿4』
を読む
第13講 レジメを作成する
第14講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 卒業論文のために本を読み書きする練習を積み重ねていきま
しょう。
るようになっています。
現代経済専門演習1
3年次
柴田啓文
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
毎回、経済指標を確認し、経済時事問題の記事を読みます。
時事問題の検討を通して、
経済の基本的な考え方を理解します。
また、テーマを決めて討論により理解を深めます。その際、
ディ
ベ ー ト 術 や 討 論 の ス キ ル を 学 び ま す。 さ ら に、 研 究 成 果 を
PowerPomtやクラウド
(Prezi)
を利用して発表します。
これらを通して、現代経済学の基本を学び、それらをわかり
やすく表現するスキルを身につけます。
到達目標
経済学の基本、福祉問題、経済時事問題の理解。
プレゼンテーション、レポート作成などの基本的なスキルの
習得。
Word、Excel、PowerPoint、SwayやPreziなどのクラウドの
基本的な利用法の習得。
インターネット情報収集についての基本的なスキルの習得。
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
第2回 経済学の流れ1
第3回 経済学の流れ2
第4回 人口問題1
第5回 人口問題2
第6回 食料問題1
第7回 食料問題2
第8回 プレゼンテーションの方法1
第9回 プレゼンテーションの方法2
第10回 プレゼンテーションの方法3
第11回 レポート作成の方法1
第12回 レポート作成の方法2
第13回 レポート作成の方法3
第14回 発表1
第15回 発表2
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)とレポートと発表
(50%)
で評価します。平常点は、 使用しない。
毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラ
ムの番込み、発表などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 60 −
現代経済専門演習1
3年次
李 修二
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
ゼミ・テーマ
「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済学」
李ゼミでは、経済理論、経済史、社会福祉・社会保障の学問分
野を中心にしながら、とくに実社会に役立つ経済学を学んでい
くことをテーマにしています。専門演習1では、これらの様々
な分野の入門的なテキストを次々と読み進むことによって、幅
広い知識を身につけることをねらいとします。
到達目標
専門演習1での到達目標は、次の3つです。
(1)ゼミ・テーマについて基礎知識を確実にしていく。
(2)
自分自身の学問専攻を絞り込みながら、さらに文献読解力
を鍛える。
(3)基礎ゼミ以来の知的スキルをさらにレベルアップさせる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミ・テーマについて
第2講 テキスト①の読解・発表
第3講 テキスト①の読解・発表
第4講 テキスト②の読解・発表
第5講 テキスト②の読解・発表
第6講 テキスト③の読解・発表
第7講 テキスト③の読解・発表
第8講 特別ゼミ活動
第9講 テキスト①の読解・発表
第10講 テキスト①の読解・発表
第11講 特別ゼミ活動
第12講 テキスト②の読解・発表
第13講 テキスト②の読解・発表
第14講 テキスト③の読解・発表
第15講 テキスト③の読解・発表
ブックレットまたは新書等から数冊を選定して用いる。
テキスト①
「経済理論」
分野1〜2冊
テキスト②
「経済史」
分野1〜2冊
テキスト③
「社会福祉・社会保障」
分野1〜2冊
テキスト・教材(参考文献含む)
参考文献:
J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
(NHK出版)
渡邉 格著
『田舎のパン屋が見つけた
「腐る経済」
』
講談社
広井良典
『ポスト資本主義 ─科学・人間・社会の未来』
(岩波書店)
授業での発表50%、および、レポート提出50%で評価する。
準備学習
担当教員から一言
予習、復習、発表準備など授業外での学習をしっかりするよう 3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業であ
るはずです。また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わっ
求められます。
てもらうよう求められます。
現代経済専門演習2
3年次
2単位
講義計画
1.オリエンテーションとフリーディスカッション
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.調査研究の報告とディスカッション
3.調査研究の報告とディスカッション
講義のねらい
4.調査研究の報告とディスカッション
前期に決めた研究テーマに沿った調査研究を行い、結果を報 5.調査研究の報告とディスカッション
6.調査研究の報告とディスカッション
告し、全員で討論します。
7.調査研究の報告とディスカッション
8.中間発表会
9.調査研究の報告とディスカッション
10.調査研究の報告とディスカッション
11.調査研究の報告とディスカッション
12.調査研究の報告とディスカッション
13.調査研究の報告とディスカッション
14.調査研究の報告とディスカッション
到達目標
15.報告会
卒業論文の基礎となるデータを集めて、卒業論文を書く準備
を整えます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30%,ゼミ報告30%,発表会40% で評価します。
テキストはありません。皆さんの調査研究の結果そのものが教
材になります。
準備学習
担当教員から一言
常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいてく ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ださい。
− 61 −
現代経済専門演習2
3年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
この専門演習2では、専門演習1に引き続いて、優良企業を
できるだけ多く知ることにチャレンジします。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
目標は2つあります。1つは、優良企業を100社以上知ること
です。もう1つは、知ったことを整理して記録することです。
本を読みながらその内容をまとめる練習を積み重ねていきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『イノベーションの本質』
を読む
第3講 『イノベーションの本質』
を読む2回目
第4講 レジメを作成する
第5講 コースや学部の共同企画に参加
第6講 『イノベーションの作法』
を読む
第7講 『イノベーションの作法』
を読む2回目
第8講 レジメを作成する
第9講 ゼミ発表会
第10講 『イノベーションの知恵』
を読む
第11講 『イノベーションの知恵』
を読む2回目
第12講 レジメを作成する
第13講 卒業論文のオリエンテーション
第14講 コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 卒業論文のために、本を読み書きする練習を積み重ねていきま
しょう。
るようになっています。
現代経済専門演習2
3年次
柴田啓文
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
演習1に引き続き、福祉問題を中心にその時々の経済問題に
ついて学びながら、それらを経済理論上に適切に位置づけるた
め、主要な経済思想を取り上げ、代表的な経済学者の著作の一
部を精読します。
また、論文作成のルール、ワープロや表計算ソフトの利用法
を学び、関心のあるテーマについて、やや長めのレポートを作
成します。
到達目標
主要な経済思想についての基本的な知識の獲得。日本や諸外
国の福祉問題の理解、経済時事問題の理解、プレゼンテーショ
ン術、論文作成術、Word、Excel、Keynote、Zoho、Preziなど
の利用法、インターネットの情報収集法の修得。
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 経済思想の流れ1:大きな政府と小さな政府
第3回 経済思想の流れ2:マルクス学派、ケインズ学派、新古
典派
第4回 経済学書講読1
第5回 経済学書講読2
第6回 経済時事問題グループ討論1
第7回 経済時事問題グループ討論2
第8回 経済時事問題グループ討誇3
第9回 オンライン・プレゼンテーションの作成1
第10回 オンライン・プレゼンテーションの作成2
第11回 オンライン・プレゼンテーションの作成3
第12回 論文作成術1
第13回 論文作成術2
第14回 論文作成術3
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)とレポート(50%)で評価します。平常点は、毎回 使用しない。
のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの
書込み、発表などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)"Twitterを利用。ゼミでのイベン
ト参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加してく
さい。
ださい。
留学生については、日本語学習を教育支援システム(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 62 −
現代経済専門演習2
3年次
李 修二
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミ・テーマ
「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済学」
李ゼミでは、経済理論、経済史、社会福祉・社会保障の学問分
野を中心にしながら、とくに実社会に役立つ経済学を学んでい
くことをテーマにしています。専門演習2では、これらの様々
な分野に関わりながら、ゼミ生各自の専攻関心に基づく文献を
選定し、その内容を発表し合うことをねらいとします。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミ・テーマについて
第2講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第3講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第4講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第5講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第6講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第7講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第8講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第9講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第10講 特別ゼミ活動
第11講 特別ゼミ活動
第12講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第13講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第14講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第15講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
専門演習2での到達目標は、次の3つです。
共通のテキストは、なし。ゼミ生各自が卒業研究に向けて、自
(1)ゼミ生各自の専攻関心による文献の読解力を向上させる。
(2)
ゼミ生各自の専攻関心による学習内容の発表力(プレゼン 身の専攻に基づく文献・資料の内容を発表するものとします。
テーション力)を向上させる。
(3)基礎ゼミ以来の知的スキルをさらにレベルアップさせる。
成績評価方法
授業での発表50%、および、レポート提出50%で評価します。
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
参考文献:
J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
(NHK出版)
渡邉 格著
『田舎のパン屋が見つけた
「腐る経済」
』
講談社
広井良典
『ポスト資本主義 ─科学・人間・社会の未来』
(岩波書店)
担当教員から一言
発表準備など授業外での学習をしっかりするよう求められます。 3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業であ
るはずです。また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わっ
てもらうよう求められます。
現代経済専門演習3
4年次
2単位
講義計画
1.オリエンテーションとフリーディスカッション
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.調査研究の報告とディスカッション
3.調査研究の報告とディスカッション
講義のねらい
4.調査研究の報告とディスカッション
3年次に決めた研究テーマに沿った調査研究を行い、結果を 5.調査研究の報告とディスカッション
報告し、全員で討論します。また、卒業論文作成のための準備 6.調査研究の報告とディスカッション
7.調査研究の報告とディスカッション
を行い、そのためのレポート作成方法についても学びます。
8.調査研究の報告とディスカッション
9.調査研究の報告とディスカッション
10.調査研究の報告とディスカッション
11.調査研究の報告とディスカッション
12.レポート作成
13.レポート作成
14.レポート作成
到達目標
15.レポート作成と提出
卒業論文の基礎となるデータを集めて、卒業論文を書く準備
を整えます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30%,ゼミ報告30%,レポート40% で評価します。
テキストはありません。皆さんの調査研究の結果そのものが教
材になります。
準備学習
担当教員から一言
常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいてく ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ださい。
− 63 −
現代経済専門演習3
4年次
牛島 謙
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
この専門演習3では、専門演習2に引き続いて、優良企業を
できるだけ多く知ることにチャレンジします。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
「優良企業研究」を継続しますが、同時に並行して、就職活動
の支援と卒業論文の準備も行ないます。毎回の課題は用意しま
すが、就職活動の状況によっては臨機応変に対応します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 優良企業研究:その1
第3講 優良企業研究:その2
第4講 優良企業研究:その3
第5講 優良企業研究:その4
第6講 就職活動の支援:その1
第7講 就職活動の支援:その2
第8講 就職活動の支援:その3
第9講 就職活動の支援:その4
第10講 学部/コース共同企画
(予備日)
第11講 卒業論文の準備:その1
第12講 卒業論文の準備:その2
第13講 卒業論文の準備:その3
第14講 卒業論文の準備:その4
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 就職活動をがんばりましょう。また、卒業論文のために本を読
み書きする練習を積み重ねていきましょう。
るようになっています。
現代経済専門演習3
4年次
柴田啓文
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
各自が選んだテーマについて発表し、討論により内容を深め
ます。また、これまでの経済理論や経済時事問題にテーマを適
切に位置づけ、既存研究を踏まえた論文の作成に取りかかりま
す。Wikiにより作成過程を公開し、
相互評価しながら執筆します。
到達目標
各自の研究課題の確定。
研究分野の情報の収集。
グループディスカッション術、プレゼンテーション術、論文
作成術、インターネット情報収集術の習得。
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
第2回 卒業論文作成法:書き方のルール1
第3回 卒業論文作成法:書き方のルール2
第4回 卒業論文作成法:ワープロ、表計算などのアプリケー
ションの利用法
第5回 統計、データの利用法1
第6回 統計、データの利用法2
第7回 グラフの作成と利用法1
第8回 グラフの作成と利用法2
第9回 経済時事問題グループ討論1
第10回 経済時事問題グループ討論2
第11回 経済時事問題グループ討論3
第12回 卒業論文中間発表1
第13回 卒業論文中間発表2
第14回 卒業論文中間発表3
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 64 −
現代経済専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
李 修 二 前学期 選択必修 第2講 ゼミテーマと個別卒業論文テーマとの関係について
第3講 卒業論文作成の要領
(1)
講義のねらい
第4講 卒業論文作成の要領
(2)
ゼミ・テーマ
「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済学」 第5講 卒業論文個別指導
専門演習3では、ゼミ生はゼミでの卒業研究中間発表および 第6講 卒業論文個別指導
第7講 卒業論文個別指導
個別指導によりながら、卒業論文の作成をすすめる。
第8講 卒業論文中間発表会
第9講 卒業論文中間発表会
第10講 卒業論文中間発表会
第11講 特別ゼミ活動
第12講 卒業論文個別指導
第13講 卒業論文個別指導
第14講 卒業論文個別指導
到達目標
第15講 特別ゼミ活動
卒業論文作成に際して、特にテーマや課題の明確化と、自分
自身の考えや意見の明確化がいちばん重要な到達目標となる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表状況等(100%)
で評価する。 テキスト:なし
参考文献:
J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
(NHK出版)
T・ピケティ
『21世紀の資本』
(みすず書房)
広井良典
『ポスト資本主義 ─科学・人間・社会の未来』
(岩波書店)
準備学習
担当教員から一言
発表準備など授業外でのかなりの取り組みが求められることは 特になし
言うまでもない。
現代経済専門演習4
4年次
2単位
講義計画
1.ガイダンス:オリエンテーションとフリーディスカッション
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.調査研究の報告とディスカッション
3.調査研究の報告とディスカッション
講義のねらい
4.調査研究の報告とディスカッション
前期までの調査研究の結果より不足している部分の調査研究 5.調査研究の報告とディスカッション
を実施し、報告し、全員で討論します。また、卒業論文を完成 6.調査研究の報告とディスカッション
7.調査研究の報告とディスカッション
させます。
8.研究報告プレゼンテーション
9.研究報告プレゼンテーション
10.卒業論文作成
11.卒業論文作成
12.卒業論文作成
13.卒業論文作成
14.卒業論文作成
到達目標
15.卒業論文作成
これまでの調査研究をまとめ、卒業論文を完成させます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
卒業論文 100% で評価します。
テキストはありません。皆さんの調査研究の結果そのものが教
材になります。
準備学習
担当教員から一言
常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいてく ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ださい。
− 65 −
現代経済専門演習4
4年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
この専門演習4では、専門演習3までの知識を生かしながら、
自分が関心を持ったテーマに関する卒業論文を完成させます。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
卒業論文を書き上げてもらうのが目標です。各自の卒論のテー
マに合わせて文献を収集して、卒論の質を向上させるのをサポー
トするのが、この授業の目標です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 個別指導:夏休みの課題
第3講 文献の調査収集 その1
第4講 文献の概要作成 その1
第5講 卒論の構成を検討する
第6講 文献の調査収集 その2
第7講 文献の概要作成 その2
第8講 卒論の構成を確定する
第9講 個別指導:その1
第10講 個別指導:その2
第11講 個別指導:その3
第12講 提出する卒論を仕上げる その1
第13講 提出する卒論を仕上げる その2
第14講 自分の卒論を読む:その1
第15講 自分の卒論を読む:その2
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、提出された卒業論文で評価します。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2016/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 卒論を書き上げたことは、10年後にはいい思い出になります。
がんばりましょう。
るようになっています。
現代経済専門演習4
4年次
柴田啓文
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
卒業論文のテーマで発表し、グループ討論、口頭試問により
内容を深めます。また、
フォーラムを利用して制作過程を公開し、
相互評価、相互協力して卒業論文を執筆します。
到達目標
各テーマの理解を深める。グループ討論術、
論文作成術の習得。
卒業論文、卒業発表の完成。
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
第2回 卒業論文発表およびグループ討論
第3回 卒業論文発表およびグループ討論
第4回 卒業論文発表およびグループ討論
第5回 卒業論文発表およびグループ討論
第6回 卒業論文発表およびグループ討論
第7回 卒業論文発表およびグループ討論
第8回 卒業論文発表およびグループ討論
第9回 卒業論文発表および質疑応答
第10回 卒業論文発表および質疑応答
第11回 卒業論文発表および質疑応答
第12回 卒業論文発表および質疑応答
第13回 卒業論文発表および質疑応答
第14回 卒業論文発表および質疑応答
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 66 −
現代経済専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
李 修 二 後学期 選択必修 第2講 卒業論文執筆の要領
第3講 卒業論文中間発表会
講義のねらい
第4講 卒業論文中間発表会
ゼミ・テーマ
「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済学」 第5講 卒業論文中間発表会
専門演習4では、ゼミ生はゼミでの卒業論文中間発表および 第6講 卒業論文個別指導
第7講 卒業論文個別指導
個別指導によりながら、卒業論文を完成させる。
第8講 卒業論文個別指導
第9講 特別ゼミ活動
第10講 卒業論文個別指導
第11講 卒業論文個別指導
第12講 卒業論文個別指導
第13講 (卒業論文提出)
第14講 (卒業論文発表会)
到達目標
第15講 (卒業論文発表会)
卒業論文作成に際して、テーマや課題の明確化、知識や情報
およびその典拠の整理、自分自身の考えや意見の明確化などが
重要な到達目標となる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表状況、および、卒業論文によって評価する。
テキスト:なし
参考文献:
J・ゴルデル『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
(NHK出版)
T・ピケティ
『21世紀の資本』
(みすず書房)
広井良典
『ポスト資本主義 ─科学・人間・社会の未来』
(岩波書店)
準備学習
担当教員から一言
発表準備など授業外でのかなりの取り組みが求められることは 特になし
言うまでもない。
国際地域基礎演習
2年次
鶴田利恵
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
3年生と合同のフィールドワークを行うことによって、問題
の抽出、解決策の策定、実施、課題といった一連の流れを経験し、
卒論作成や社会に出てからの生活に役に立つ判断力、思考力、
行動力を養います。
また、地域経済、日本経済、国際経済のさまざまな動きの中
から、特に重要な事柄を取り上げて、その現状と問題点を理解
することも目的とします。同時にそれら問題点に対する自分の
考えを文章、口頭によって表現する力を養うことにも重点を置
きます。
到達目標
問題の発掘、報告の基本的な方法の習得
成績評価方法
意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介の予定。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 卒論指導①
第4講 フィールドワーク準備①
第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導②
第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
第9講 フィールドワークの分析①
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 企業見学
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
適宜指示します。
担当教員から一言
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
− 67 −
国際地域基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 卒論指導①
第4講 フィールドワーク準備①
第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導②
第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
第9講 フィールドワークの分析①
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 企業見学
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岡 良浩
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミの導入と位置づけられる基礎演習では、フィールドワー
クを中心とします。具体的にはこの地域の歴史や産業の発展が
わかる施設を訪れたり、経済人・産業人・市民活動家に会いに行っ
たりします。もちろん書斎科学(本を読み解くこと)や実験科学
(テータを収集しシミュレーションすること)も重要です。にも
かかわらずフィールトワークからはじめる理由は、何より経験
に基づいて「自分で考える」
ことを重視したいからです。
到達目標としては、次の3つがあります。
①ゼミ生同士の交流を図るとともに、異なる視点や意見がある
ことを理解する。
②フィールドワークを実施し、共同作業を行う。
③自分の研究上の個性
(関心)
を自分の言葉で報告する。
活動ごとに提出が義務づけられる報告書(レポート)で評価しま 特に指定せず、毎回、資料を配付します。
す。
無断欠席は厳禁です。大幅に減点します。
予習はとくに必要ありませんが、ほぼ毎回の活動について、報 有意義で楽しいゼミにしましょう!活動内容について学生の発
告書の提出が義務づけられています。活動内容を第三者に伝え 案を歓迎します。
る訓練でもあります。
国際地域基礎演習
2年次
富田 与
講義のねらい
2単位
後学期 選択必修
この演習では、
「疑問を見つけ、それを問いに作り上げること」
を心掛けていきます。
「疑問」を見つけるためには観察力と論理的思考が必要になり
ます。観察力はフィールド経験のなかで次第に培われていくも
のです。この演習ではできるだけフィールド経験が積める機会
を用意します。論理的思考は文章を作成するなかで養われます。
座学では、卒業論文の作成をめざし、テーマの選定から文章
の構成方法までを概観する事にしたいと思います。
到達目標
到達目標は「0.5秒で質問が作れる」
です。
成績評価方法
レポート、口頭発表:50%
議論への参加:50%
準備学習
逐次レポート課題の提出を求めます。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 卒論指導①
第4講 フィールドワーク準備①
第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導②
第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
第9講 フィールドワークの分析①
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 企業見学
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストと参考文献は特に指定しません。
担当教員から一言
読書に力を入れてください。
− 68 −
国際地域専門演習1
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
鶴 田 利 恵 前学期 選択必修 第2講 フィールドワーク準備①
第3講 フィールドワーク準備②
講義のねらい
第4講 春休みの課題報告①
春休み中に読んだ文献の報告から始まり、卒論のテーマの設 第5講 春休みの課題報告②
第6講 フィールドワーク準備③
定に向けていくつかの文献を読んで行きます。
第7講 卒論指導①
第8講 卒論指導②
第9講 卒論指導③
第10講 フィールドワーク準備④
第11講 フィールドワーク準備⑤
第12講 卒論指導④
第13講 卒論指導⑤
第14講 フィールドワーク準備⑥
到達目標
第15講 卒論指導⑥
問題の発掘、大まかな卒業論文テーマの設定
成績評価方法
意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断します。
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
適宜指示します。
担当教員から一言
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
授業中に適宜紹介の予定。
国際地域専門演習1
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 フィールドワーク準備①
第3講 フィールドワーク準備②
第4講 春休みの課題報告①
第5講 春休みの課題報告②
第6講 フィールドワーク準備③
第7講 卒論指導①
第8講 卒論指導②
第9講 卒論指導③
第10講 フィールドワーク準備④
第11講 フィールドワーク準備⑤
第12講 卒論指導④
第13講 卒論指導⑤
第14講 フィールドワーク準備⑥
第15講 卒論指導⑥
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岡 良浩
前学期 選択必修
講義のねらい
専門演習の最初にあたる3年前期は、卒業論文作成のための
準備を主な内容とします。具体的には、
まず地域経済、
日本経済、
国際経済の分野において、自らの関心事について、文献やデー
タなどの情報を収集し、最初の研究計画を作成していただきま
す。次に、研究計画に基づいて、
その一部をレジメとしてまとめ、
報告していただきます。
あわせてフィールドワークについても、基礎演習に引き続き
継続して行います。
到達目標としては、次の3つがあります。
① 文献・データ収集の方法・レジメの作成方法・報告といった研
究を行う基礎的な手法を習得する。
② 自分の関心事についての基礎的な理解をする。
③ ゼミ生同士で、ディスカッションを行う。
文献収集・研究計画・研究報告の内容およびディスカッションへ 研究テーマに関する文献やデータは各自で文献複写などによっ
て入手していただきます。
の参加態度によって評価します。
無断欠席は厳禁です。大幅に減点します。
文献収集・研究計画・研究報告は、演習時間内では終わらないこ 学術的な言葉を使って世の中を語れるようになるよう、頑張り
とがほとんどです。それぞれ発表に向けてしっかり準備してく ましょう。
ださい。
− 69 −
国際地域専門演習1
3年次
富田 与
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
昨年見つけた「問題」に「解決(回答)
」を与えていくための準備
をしましょう。前半では「研究計画」を全体で吟味します。後半
では関連した先行研究の検索とその研究に関する口頭発表を行
います。
到達目標
到達目標は「自分の研究のモデルを獲得する」
です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 フィールドワーク準備①
第3講 フィールドワーク準備②
第4講 春休みの課題報告①
第5講 春休みの課題報告②
第6講 フィールドワーク準備③
第7講 卒論指導①
第8講 卒論指導②
第9講 卒論指導③
第10講 フィールドワーク準備④
第11講 フィールドワーク準備⑤
第12講 卒論指導④
第13講 卒論指導⑤
第14講 フィールドワーク準備⑥
第15講 卒論指導⑥
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1,545円
口頭発表:50%
議論への参加:50%
準備学習
担当教員から一言
いよいよ本格的に研究を考える時期です。
口頭発表には必ずシラバスを用意してください。
国際地域専門演習2
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 夏休みの課題の報告
第3講 夏休みの課題の報告
第4講 フィールドワーク準備①
第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導①
第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
第9講 フィールドワークの分析①
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 卒論指導②
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
鶴田利恵
講義のねらい
後学期 選択必修
2年後期の基礎演習、3年前期の専門演習1で学んだことを
土台にして、卒業論文のテーマを具体的に決定していきます。
まず、夏休み中に興味のあるテーマについて本を数冊読み、報
告します。その内容をもとに、卒業論文のテーマを絞り込むと
ともに、さらに調べなければならないことを考え、新聞、本、
雑誌、インターネットなどを用いて、必要な資料を集め随時報
告します。
また、2年生と合同でのフィールドワークも実施します。
卒業論文テーマの絞り込み
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし。
どによって総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介します。
担当教員から一言
発表・質問・論議など自分達で楽しく作り上げていってください。
− 70 −
国際地域専門演習2
3年次
岡 良浩
講義計画
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
3年次後期にあたるこのゼミでは、それぞれの研究テーマに
基づいて研究活動を進めていただきます。自分の興味関心を見
定め、ひとつの研究をまとめるために、しっかり準備をしましょ
う。
研究活動というと、自分の頭で考えることはもちろん重要で
す。しかし研究活動の大半は、実は、資料に目を通すことやデー
タを集める、調査するといった「作業」です。従ってこの「作業」
を行うことになります。
あわせてフィールドワークについても、引き続き継続して行
います。
到達目標
結果として以下の3つを獲得することが目標となります。
①卒業論文のための既存研究の整理
②キーになる事柄の理解
③卒業論文の構成の提案
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テーマに沿って個別に指導します。
報告内容 30%
ディスカッション 30%
レポート(サーベイ論文)
40%
無断欠席は厳禁です。大幅に減点します。
準備学習
担当教員から一言
よい研究のためには、良い準備が重要です。しっかり進めてく
ださい。
毎回の発表の準備が必要です。
国際地域専門演習2
第1講 ガイダンス
第2講 夏休みの課題の報告
第3講 夏休みの課題の報告
第4講 フィールドワーク準備①
第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導①
第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
第9講 フィールドワークの分析①
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 卒論指導②
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
第15講 まとめ
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
富 田 与 後学期 選択必修 第2講 夏休みの課題の報告
第3講 夏休みの課題の報告
講義のねらい
第4講 フィールドワーク準備①
この演習は、自分の調査に関する口頭発表を中心に進めてい 第5講 フィールドワーク準備②
第6講 卒論指導①
きます。
前半では、夏休み中に各自が行った調査の成果を報告しても 第7講 フィールドワーク準備③
第8講 フィールドワーク
らいます。
第9講 フィールドワークの分析①
後半では調査方法の確認と補充調査を行います。
第10講 フィールドワークの分析②
第11講 卒論指導②
第12講 卒論指導③
第13講 卒論指導④
第14講 卒論指導⑤
到達目標
第15講 まとめ
到達目標は「書くべきものを作る」
です。
成績評価方法
口頭発表:50%
議論への参加度:50%
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1,545円
担当教員から一言
口頭発表の準備では、
「何を伝えるのか」
を明確に意識しながら、 自力で作業を進められるか否かがこの時期の成否を決めること
になります。
レジュメを作成してください。
− 71 −
国際地域専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
鶴 田 利 恵 前学期 選択必修 第2講 テーマの確認、文献リストの提出
第3講 各自の報告・ディスカッション
講義のねらい
第4講 各自の報告・ディスカッション
各自収集した資料の内容を報告し、夏休み前に目次を作成し 第5講 各自の報告・ディスカッション
第6講 各自の報告・ディスカッション
ます。
第7講 各自の報告・ディスカッション
第8講 各自の報告・ディスカッション
第9講 各自の報告・ディスカッション
第10講 各自の報告・ディスカッション
第11講 各自の報告・ディスカッション
第12講 各自の報告・ディスカッション
第13講 各自の報告・ディスカッション
第14講 各自の報告・ディスカッション
到達目標
第15講 卒業論文目次報告会
問題の抽出、結論、論理展開の構成=目次作成
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし
どによって総合的に判断します。
準備学習
担当教員から一言
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってください。
授業中に適宜紹介します。
国際地域専門演習3
4年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス/研究テーマの確認
第2講 各自の報告・ディスカッション①
第3講 各自の報告・ディスカッション②
第4講 各自の報告・ディスカッション③
第5講 各自の報告・ディスカッション④
第6講 各自の報告・ディスカッション⑤
第7講 各自の報告・ディスカッション⑥
第8講 各自の報告・ディスカッション⑦
第9講 各自の報告・ディスカッション⑧
第10講 各自の報告・ディスカッション⑨
第11講 各自の報告・ディスカッション⑩
第12講 各自の報告・ディスカッション⑪
第13講 各自の報告・ディスカッション⑫
第14講 執筆のガイダンス
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
岡 良浩
講義のねらい
前学期 選択必修
4年次前期にあたるこのゼミでは、卒業研究における最も重
要な「知の創造」を行います。論文は、
「1.自らの主張を2.検
証可能な表現した文章のまとまり」です。自分の脳を解放して、
最もイノベーティブな知を創造することが最も重要なねらいで
す。
創造した成果は、最終的には言葉として表現します。そのた
めに各自の報告が中心となります。最後に論文執筆のガイダン
スを行います。
到達目標としては、以下の2つがあげられます。
※報告は、
3週に1度のペースで4回程度、
行っていただきます。
① 各自の研究テーマを深めること
② 結果として研究テーマの主要部分について、自分なりの結
果を導き出すこと
報告内容およびディスカッションへの参加状況を評価の対象と 各自のテーマに沿って個別に指導します。
します。
無断欠席は厳禁です。大幅に減点します。
準備学習
報告の準備が必要です。
担当教員から一言
本当に自分がやりたいと思う研究ができるよう、早めに準備し
てください。
− 72 −
国際地域専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 研究計画の作成
富 田 与 前学期 選択必修 第2講 論文の書き方
第3講 一文作文の作成 問題提起
(1)
講義のねらい
第4講 一文作文の作成 問題提起
(2)
第5講 一文作文から構成へ アウトラインの構想
このゼミでは、実際に卒論を書き進めていきます。
第6講 資料調査
(1)
前半では、各自の構想を確認し、それに関して議論します。
第7講 資料調査
(2)
後半では、前半での議論を踏まえ、構想を練り直します。
(1)
構想を練り直しながら、卒論の初稿を夏休み明けまでに作成 第8講 一文作文の再考 仮説
第9講 一文作文の再考 仮説
(2)
したいと思います。
第10講 構成から一枚作文へ アウトラインの文章化
(1)
第11講 構成から一枚作文へ アウトラインの文章化
(2)
第12講 資料調査 追加調査
(1)
第13講 資料調査 追加調査
(2)
第14講 各章の概要作成
(1)
到達目標
第15講 各章の概要作成
(2)
卒論の初稿を作成する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1,545円
口頭発表:50%
議論への参加度:50%
準備学習
担当教員から一言
いつでも自分の構想が話せるように準備(レジュメも含む)して 考え続けてください。
おいてください。
国際地域専門演習4
4年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス課題の提出
第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
第4講 報告とディスカッション
第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
第7講 報告とディスカッション
第8講 報告とディスカッション
第9講 卒業論文報告会
(含む3年生)
第10講 個別指導
第11講 個別指導
第12講 卒業論文提出
第13講 個別指導
第14講 個別指導
第15講 個別指導
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
鶴田利恵
講義のねらい
後学期 選択必修
夏休み前に作成した目次にしたがって、論文を作成していき
ます。夏休み中に10000字を目途にまず書いてみます。それを土
台に、後期では、個人指導を中心に行いながら、論文を完成さ
せていきます。
卒業論文の完成
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし。
どによって総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介します。
担当教員から一言
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってください。
− 73 −
国際地域専門演習4
4年次
岡 良浩
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
4年後期にあたるこの演習では、卒業論文・卒業研究を完成さ
せることが目標です。ここで重要なのは、自分の意見と引用を
明確に区別し、適切に引用することです。適切に引用することは、
自分の「知の創造物」を引き立たせることにもなります。
到達目標
① 卒業論文・卒業研究の提出
② 研究報告
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
個別に指導します。
卒業論文の内容(副査の評価を含む)
で評価します。
指導中の無断欠席は厳禁です。大幅に減点します。
準備学習
担当教員から一言
完成が間近になってくればくるほど、愛着が湧いてきます。多
くの学生にとっては、初めての論文作品です。いいものにしま
しょう。
論文の執筆および校正・推敲が必要です。
国際地域専門演習4
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 執筆指導①
第3講 執筆指導②
第4講 執筆指導③
第5講 執筆指導④
第6講 執筆指導⑤
第7講 執筆指導⑥
第8講 執筆指導⑦
第9講 執筆指導⑧
第10講 卒論中間報告会
第11講 卒業論文提出
第12講 卒業論文提出
第13講 卒業論文報告準備
第14講 卒業論文報告準備
第15講 卒業論文報告会
4年次
2単位
講義計画
第1講 初稿の相互批評
(1)
富 田 与 後学期 選択必修 第2講 初稿の相互批評(2)
第3講 初稿の相互批評
(3)
講義のねらい
第4講 最終構想発表
(1)
第5講 最終構想発表
(2)
このゼミでは卒論の完成を大きな目標とします。
(1)
かつ休み明けに提出された初稿から、全体で検討作業を進め 第6講 合評
第7講 合評
(2)
ます。
第8講 合評
(3)
第9講 注記・参考文献表の確認
(1)
第10講 注記・参考文献表の確認
(2)
第11講 推敲
(1)
第12講 推敲
(2)
第13講 推敲
(3)
第14講 最終合評会
到達目標
第15講 まとめ
卒論を仕上げる。
成績評価方法
卒論の準備:50%
卒論:50%
準備学習
常に原稿を持ち歩いてください。
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1,545円
担当教員から一言
ただ書くのみ。
− 74 −
経営会計基礎演習
2年次
奥原貴士
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
企業の財務諸表は、企業の業績の優劣や潜在能力を映し出し
ているが、こうした会計情報を読み取るには、財務諸表がどの
ようにして作成されているのかを理解していなければなりませ
ん。そこで本講義は、日商簿記2級レベルの簿記の技術を身につ
けること、および会計学の基礎知識を習得することを目的とし
ます。そして、日商簿記検定等の資格取得も目指します。
到達目標
簿記・会計の基本的な知識を習得し、財務諸表を的確に読み取
ることができるようになることを到達目標とします。また、日
商簿記検定等の資格取得も目指していきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 簿記の演習
第3講 簿記の演習
第4講 簿記の演習
第5講 簿記の演習
第6講 簿記の演習
第7講 簿記の演習
第8講 簿記の演習
第9講 簿記の演習
第10講 簿記の演習
第11講 会計学の基礎
第12講 会計学の基礎
第13講 会計学の基礎
第14講 会計学の基礎
第15講 会計学の基礎
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
『合格テキスト日商簿記2級 商業簿記』
TAC株式会社。
桜井久勝 須田一幸
『財務会計・入門』
有斐閣。
桜井久勝
『会計学入門』
日本経済新聞出版社。
平常点(授業への積極的な参加など)
60%
課題レポート 40%
準備学習
担当教員から一言
簿記、会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくだ 簿記、会計学の講義回数に関しては、受講生との話し合いによ
り変更する可能性があります。
さい。
経営会計基礎演習
2年次
熊澤光正
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
現代の企業は国境を越えた、大競争の時代を迎えています。
いま日本の企業の、海外展開や、外国の企業の、日本への進出
によって、新たな展開が生まれています。日本の自動車産業は
トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営方式を生み出してきまし
た。私のゼミでは、進んだ日本の生産・経営方式について、視覚
教材VTR等、テキストによって総合的にアプローチしたいと考
えます。
到達目標
卒業論文をすべてワードプロセッサー、表集計ソフト等のパ
ソコンで作成できように習得すること。日本の生産経営システ
ムについて基本的な知識を身につけること。
成績評価方法
講義計画
第1講 Ⅰ ガイダンス
第2講 Ⅱ Windowsを利用する
第3講 Ⅲ ワードプロセッサを利用する
第4講 3.1 日本語を入力する
第5講 3.2 基本操作をマスターする
第6講 3.3 論文を書いてみる
第7講 3.4 表の作成と利用
第8講 3.5 基本的な作図
第9講 Ⅳ 表集計ソフトでデータを処理する
第9講 4.1 数値を入力する
第10講 4.2 ワークシートの作成
第11講 4.3 グラフの作成
第12講 4.4. データベースの利用
第13講 Ⅴ プレゼンテーション
第14講 5.1 プレゼンテーションの作成
第15講 5.2 プレゼンテーションの発表(4年生の卒論発表会を
企画しています)
テキスト・教材(参考文献含む)
次のような配分により総合的に評価します。講義での取り組み 30時間アカデミック 情報リテラシー Office2013 実教出版
1,300円
20% 課題及び提出物 80%
準備学習
毎回、復習を確実に行ってください。
担当教員から一言
2年生では、
今後の卒業研究を進めるうえで、
基礎的条件である、
パソコンの習得に努めます。また、4年生の卒論発表会に参加
する機会を作ります
− 75 −
経営会計基礎演習
2年次
杉谷克芳
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミのテーマは「流通」ですから、教材は学外にたくさんあり
ます。店舗見学など、学外に出ていく機会を作りましょう。し
かし、基本は、学内での腰を据えた学習です。テキストの『1か
らの流通論』は、理論的な本でありながらも、セブンイレブンや
ユニクロなど具体的な企業・店舗が取りあげられていて興味をひ
きます。この本を使って、一語一語を正確に読解する習慣とパ
ワーポイントで考えを発表する練習を行いましょう。また、注
目の企業・店舗に関するニュース等の映像教材を見て、アンテナ
の張り方も学びましょう。
到達目標
①ゼミのメンバーや先生と仲良くなること
②口頭および文章での意見の発表が苦にならなくなること
みんなで協力して、活溌で楽しくて、かつ真剣に学ぶゼミを作
りましょう
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミの進め方
第2講 発表の仕方――テキスト『1からの流通論』のセブンイ
レブンを素材に
第3講 パワーポイントの作り方①
第4講 パワーポイントの作り方②
第5講 パワーポイントによる自己紹介
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 学外に店舗見学に行く
第8講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第11講 ビデオを見て、レポートを書いてみる
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第15講 学外に店舗見学に行く
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『1からの流通論』
、中央経済社
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、以上4
点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 2年生は就職もまだ先の気楽な時期です。一生の思い出になる
ように充実した学生生活をおくって欲しいと思います。そのた
くること
めにも、楽しくて、しかも真剣なゼミでありたいと考えていま
す
経営会計基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、演習の概要
第2講 教科書の報告と議論
第3講 教科書の報告と議論
第4講 教科書の報告と議論
第5講 教科書の報告と議論
第6講 教科書の報告と議論
第7講 教科書の報告と議論
第8講 教科書の報告と議論
第9講 教科書の報告と議論
第10講 教科書の報告と議論
第11講 教科書の報告と議論
第12講 教科書の報告と議論
第13講 教科書の報告と議論
第14講 教科書の報告と議論
第15講 教科書の報告と議論
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
内藤孝紀
前学期 選択必修
講義のねらい
本演習では、経営学の中でも、特に、経営組織論を研究テー
マとする。したがって、人間 ‐ 組織 ‐ 環境の枠組みにおいて、
組織の編成、組織内で働く人々の行動、組織からみた環境の分
析を深く学んでいく。4年次の卒業論文作成に向けて、2年次
では、経営組織論の体系的な知識および組織に関する具体的事
象について、教科書の報告と議論を通して、共同で学習する。
・経営学の中でも、特に経営組織論の体系的な知識を修得する
こと。
・それらの理論と現実の事象の関係を主体的に考えることがで
きるようにすること。
課題の提出、教科書の報告、議論への参加度によって、総合的 教科書についてはガイダンスで指示する。
【参考文献】
に判断する。
岸田民樹編著
(2014)
『組織学への道』
文眞堂。
準備学習
教科書の内容を事前に確認し、議論できるようにすること。
担当教員から一言
演習では積極的な参加が求められますので、注意してください。
− 76 −
経営会計専門演習1
3年次
奥原貴士
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
財務会計のテキストを輪読することで会計に関する専門的な
知識を習得することを目的とします。また会計の学術論文につ
いても輪読を行うことで、研究の内容を理解する能力を身につ
けることも目的とします。これら輪読では担当者が発表を行い、
続いて全員でディスカッションをすることで理解を深めていき
ます。
到達目標
会計の専門的知識を習得したうえで、卒業論文のテーマを見
つけることを到達目標とします。加えて、発表のスキルを身に
つけること、
積極的に発言できるようになることも目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第3講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第4講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第5講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第6講 論文の輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第7講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第8講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第9講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第10講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第11講 論文の輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第12講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第13講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第14講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第15講 卒業論文のテーマに関するディスカッション
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(発表内容、発言回数など)
60%
課題レポート 40%
桜井久勝
『財務会計講義』
中央経済社。
論文は配布します。
準備学習
担当教員から一言
簿記、会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくだ 発表、ディスカッションへの積極的な参加を希望します。
日商簿記検定等の資格試験についても対応していきます。
さい。
経営会計専門演習1
3年次
熊澤光正
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
現在、ビッグデータと呼ばれる、さまざまな情報が私たちを
とりまいています。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決
定を行うには、これらの多量の情報を意味のあるものとして把
握する必要があります。社会や経済・経営の多くの情報を価値の
あるものとして変換するためにはコンピュータによるデータ解
析、あるいはデータマイニングと呼ばれる体系・手法が使われま
す。
到達目標
専門演習1では、日本の経営・生産システムの歴史と後のあり
方について考えます。また、トヨタ生産方式の基礎を学びます。
専門演習1では、日本のモノづくりの歴史からみた、トヨタ生
産方式の位置づけ、および考え方の基礎の習得を目標とします。
成績評価方法
講義での取り組み出20%
習演での各自に与えられた担当部分の発表50%
討論
(30%)
準備学習
準備学習 教科書の下読み シラバス作成
復 習 参考文献の学習
講義計画
第1講 ガイダンス 日本のすぐれた生産技術と経営システム
第2講 トヨタ生産方式の紹介
第3講 第2次世界戦後のトヨタ 1
第4講 第2次世界戦後のトヨタ 2
第5講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 1
第6講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 2
第7講 自働化 1
第8講 自働化 2
第9講 生産と在庫 1
第10講 生産と在庫 2
第11講 ジャストインタイム
第12講 再び生産管理と在庫管理
第13講 かんばんシステム 1
第14講 かんばんシステム 2
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式大全』
三恵社 2,500円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2,100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2,400円
担当教員から一言
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習を
したいと考えています。
− 77 −
経営会計専門演習1
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、発表の担当箇所の確認
第2講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第3講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第4講 学外に店舗見学に行く
第5講 映像資料を見て、討論する
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第8講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 映像資料を見て、討論する
第11講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 映像資料を見て、討論する
第15講 学外に店舗見学に行く
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
前学期 選択必修
講義のねらい
専門演習Ⅰでは、流通経済論の基礎的な考え方や日本の流通
業の現状について勉強したいと思います。また、プレゼテーショ
ン・ソフト(Power Point)の使い方もマスターしてもらいたいと
思います。テキストを分担して、各自が要点をまとめて、パワー
ポイントを使って発表してもらいます。また、学外に見学に行
く機会も作りたいと思います。
留学生もいますので、本をじっくり読んでしっかり理解する
ことを第1に考えたいと思います。
①文章を読んで要点を整理する力の修得
②書き言葉で自分の考えを整理して発表する力の修得
③パワーポイントを使って口頭発表する能力の修得
『1からの流通論』
、中央経済社
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、以上4
点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 軽いノリで、しかも中身の濃いゼミでありたいと思いますが、
ゼミ生の協力次第です。受け身ではない、ゼミ活動への積極的
くること
参加を期待しています。
経営会計専門演習2
3年次
熊澤光正
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
現代の企業は、国境を越えた大競争の時代を迎えています。
いま日本の企業の海外展開や、外国の企業の日本への進出に
よって、産業の空洞化が進み、新たな展開を迫られています。
日本の自動車産業は、トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営
方式を生み出してきました。私のゼミでは、進んだ日本の生産
経営方式について、視覚教材VTR等、テキストによって、総合
的にアプローチしたいと考えます。
到達目標
専門演習2では、よりトヨタ生産方式への理解を深めます。
また、4年生の卒論発表会に参加し、卒業研究への意識を高め
ます。専門演習2ではトヨタ生産方式の概要、理念、基本的な
手法の理解と応用についての展開について知識の習得を目標と
します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る
第3講 限量生産
第4講 これからの生産体制に向けて
第5講 在庫の0問題点
第6講 トヨタ生産方式
第7講 これからの生産システムの考え方
第8講 原価の考え方
第9講 多工程持ち
第10講 Ⅱ卒業論文に向けて四年生の卒業論文の発表・検討会に
参加して、自分の興味・関心の持てるテーマを探し出す
(1)
第11講 同上
(2)
第12講 同上
(3)
第13講 同上
(4)
第14講 卒業論文の企画を考える
(1)
第15講 卒業論文の企画を考える
(2)
テキスト・教材(参考文献含む)
講義での取り組み(20%)
演習での各自に与えられた担当部分の発表、討論
(80%)
積極性を評価します
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
1,680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2,100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2,400円
準備学習
担当教員から一言
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社 テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習し
1,680円
たいと考えています。
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2,100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2,400円
− 78 −
経営会計専門演習2
3年次
奥原貴士
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
経営会計基礎演習1に続いて、財務会計のテキストを輪読す
ることで会計に関する専門的な知識を習得することを目的とし
ます。また会計の学術論文についても輪読を行うことで、研究
の内容を理解する能力を身につけることも目的とします。これ
ら輪読では担当者が発表を行い、続いて全員でディスカッショ
ンをすることで理解を深めていきます。卒業論文のテーマにつ
いては適宜話し合いを行います。
到達目標
会計の専門的知識を習得したうえで、卒業論文のテーマを見
つけることを到達目標とします。加えて、発表のスキルを身に
つけること、
積極的に発言できるようになることも目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第3講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第4講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第5講 論文の輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第6講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第7講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第8講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第9講 論文の輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第10講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第11講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第12講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第13講 論文の輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第14講 テキストの輪読
(担当者の発表・ディスカッション)
第15講 卒業論文のテーマに関するディスカッション
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(発表内容、発言回数など)
60%
課題レポート 40%
桜井久勝
『財務会計講義』
中央経済社。
論文は配布します。
準備学習
担当教員から一言
簿記、会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくだ 発表、ディスカッションへの積極的な参加を希望します。
日商簿記検定等の資格試験についても対応していきます。
さい。
経営会計専門演習2
3年次
2単位
講義計画
ずばり、卒業論文のテーマの発見です。
第1講 ガイダンス、発表の担当箇所の確認、卒業論文のテー
マについて
第2講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第3講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第4講 映像資料を見て、討論する
第5講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 学外に店舗見学に行く
第8講 卒業論文のテーマ、中間報告
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 映像資料を見て、討論する
第11講 学外に店舗見学に行く
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 映像資料を見て、討論する
第15講 各自の卒業論文のテーマの発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
講義のねらい
後学期 選択必修
専門演習1に引きつづいてテキストを用いたゼミ生の発表と
輪読、学外見学、映像資料を見ての討論・レポート報告などが中
心となりますが、後期の演習2ではとくに卒業論文を意識して、
流通業を中心に今の日本の経済・社会の動きへのアンテナの張り
方について、勉強してみたいと思います。そこから、卒業論文
のテーマを各自が発見していく手がかりが得られればと思いま
す。テーマが決まったら、文献や資料の収集です。時間が許す
限り、各自のテーマに即した文献をいっしょに読んで議論しま
しょう。
到達目標
『1からの流通論』
、中央経済社
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、⑤卒業 各自の卒論テーマに関連した資料
論文のテーマの決定、以上5点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 卒論のテーマを決めないといけないし、就活のことも考えない
といけないし、そろそろ気楽な学園生活ともおさらば。人生に
くること.。
真剣に向き合わなければならない時期にさしかかりますネ。
− 79 −
経営会計専門演習3
4年次
奥原貴士
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
卒業論文に関する研究の発表を行い、その内容について全員
でディスカッションを行うことで、研究内容を向上させていき
ます。加えて、財務諸表分析のテキストを輪読することで財務
諸表分析に関する専門的な知識を習得することを目的とします。
また会計の学術論文についても輪読を行うことで、先行研究の
内容を知識として蓄積することも目的とします。これら輪読に
おいても担当者が発表を行い、続いて全員でディスカッション
をすることで理解を深めていきます。
到達目標
財務諸表分析の専門的知識を習得したうえで、卒業論文の作
成を進めることを到達目標とします。加えて、発表のスキルを
身につけること、積極的に発言できるようになることも目標と
します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 研究の発表、テキストの輪読
第3講 研究の発表、テキストの輪読
第4講 研究の発表、テキストの輪読
第5講 研究の発表、論文の輪読
第6講 研究の発表、テキストの輪読
第7講 研究の発表、テキストの輪読
第8講 研究の発表、テキストの輪読
第9講 研究の発表、論文の輪読
第10講 研究の発表、テキストの輪読
第11講 研究の発表、テキストの輪読
第12講 研究の発表、テキストの輪読
第13講 研究の発表、論文の輪読
第14講 研究の発表、テキストの輪読
第15講 卒業論文の内容に関するディスカッション
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(発表内容、発言回数など)
60%
課題レポート 40%
桜井久勝
『財務諸表分析』
中央経済社。
論文は配布します。
準備学習
担当教員から一言
簿記、会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくだ 発表、ディスカッションへの積極的な参加を希望します。
日商簿記検定等の資格試験についても対応していきます。
さい。
経営会計専門演習3
4年次
熊澤光正
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
諸君が今後の社会生活で解決しなくてはならない問題は複雑
で多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを探し出し合理
的分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。諸君がすで
にテーマを持っているならばそれに取り組むのが最姿、である。
到達目標
専門演習3では、各自が卒業論文のテーマを確定させ、文献
資料、学術論文、雑誌あるいはインターネット上から情報収集
し卒業論文の骨格の作成を目標とする。
成績評価方法
講義での取り組み20% 演習での各自に与えられた担当部分の発
表50% 討論(30%)
準備学習
準備学習 教科書の下読み 復習 参考文献の学習
講義計画
第1講 ガイダンス.卒業論文のテーマを考える
第2講 1.1 卒業論の文テーマの提出
第3講 1.2 研究対象の検討
第4講 Ⅱ.卒業論文の文献・資料の収集
第5講 2.1 情報センターで文献・資料を収集する
第6講 2.2 学術論文の資料を収集する
第7講 2.3 雑誌の資料を収集する
第8講 2.4 新聞等の資料を収集する
第9講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(1)
第10講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(2)
第11講 2.6 専門的なホームページを検索する
第12講 2.7 資料の精査
第13講 Ⅲ.卒業論文の骨格の作成
(1)
第14講 卒業論文の骨格の作成
(2)
第15講 卒業論文の骨格の作成
(3)
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
1,680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2,100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2,400円
担当教員から一言
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習し
たいと考えています。
− 80 −
経営会計専門演習3
4年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス:テーマの確認、文献リストの提出
第2講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第3講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第4講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第5講 2回目の報告、論文の構成の検討
第6講 2回目の報告、論文の構成の検討
第7講 2回目の報告、論文の構成の検討
第8講 2回目の報告、論文の構成の検討
第9講 2回目の報告、論文の構成の検討
第10講 3回目の報告、目次の決定
第11講 3回目の報告、目次の決定
第12講 3回目の報告、目次の決定
第13講 パワーポイントにて、口頭発表
第14講 パワーポイントにて、口頭発表
第15講 パワーポイントにて、口頭発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
前学期 選択必修
講義のねらい
年前期の専門演習3では、卒論作成のための資料を収集して
それを読みこなし、論点を整理していく作業が中心となります。
各自が調べたことを発表し、意見交換を行うことで、着想が豊
かになり、論文の構想がかたちをなしていきます。
夏休み前までに、一通りの研究を終えて、目次=論文の構成
の確定までもっていきたいと考えています。卒業研究には文章
による論文形式と口頭発表形式がありますが、論文の構成が固
まった段階で、論文形式の発表を目ざす者も含めて全員に、パ
ワーポイントを使った口頭発表を義務づけます。
卒論の目次・構成の決定。パワーポイントを使った口頭発表
受講態度(出席状況を含む)と卒論の進捗状況によって評価しま 各自の卒論のテーマに応じて、個別に指示します。
す。
卒論の中間報告はいい加減なものでは困ります。しっかり準備 就職活動で大変な時期でもありますが、気分転換だと思って、
卒論研究も怠らず。夏休み前には、一通り執筆の準備を完了し
した上で発表して下さい
てほしいと思います。
経営会計専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス 卒業論文の進捗状況の報告
奥 原 貴 士 後学期 選択必修 第2講 研究の発表(担当者の発表・ディスカッション)
第3講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
講義のねらい
第4講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
(担当者の発表・ディスカッション)
卒業論文に関する研究の発表を行い、その内容について全員 第5講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
でディスカッションを行うことで、研究内容を向上させていき 第6講 研究の発表
第7講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
ます。
第8講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第9講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第10講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第11講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第12講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第13講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
第14講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
到達目標
第15講 研究の発表
(担当者の発表・ディスカッション)
卒業論文を完成させることを到達目標とします。加えて、発
表のスキルを身につけること、積極的に発言できるようになる
ことも目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(発表内容、発言回数など)
60%
卒業論文 40%
なし
準備学習
担当教員から一言
発表者のそれまでの研究内容について理解を深めておいてくだ 発表、ディスカッションへの積極的な参加を希望します。
日商簿記検定等の資格試験についても対応していきます。
さい。
− 81 −
経営会計専門演習4
4年次
熊澤光正
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
君が今後の社会生活で解決しなくてはならない問題は複雑で
多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを探し出し合理的
分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。諸君がすでに
テーマを持っているならばそれに取り組むのが最も良いであろ
う。現在、私が興味を持っているのは、生産管理システム-わ
が国の製造業が生み出した高い生産性とトヨタ生産方式をめと
する優れた生産システムの構造とねらいと将来の姿である。
到達目標
専演習4では、卒業論文を作成することを目標とします。また、
卒業論文発表会を行なうことで、相互研鑽をすすめ、より内容
の深い卒業論文の作成を目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 卒業論文のテーマの最終決定
第3講 卒業論文の構成を考える
第4講 文献の検討を行なう
第5講 卒業論文の作成
(1)
第6講 卒業論文の作成
(2)
第7講 卒業論文の作成
(3)
第8講 卒業論文の作成
(4)
第9講 卒業論文の発表会(1)各自が卒業論文の目的、方法、
研究成果について発表し、相互検討を行なう。
第10講 卒業論文の発表会
(2)
第11講 卒業論文の発表会
(3)
第12講 卒業論文の発表会
(4)
]
第13講 卒業論文の発表会
(5)
第14講 卒業論文の完成
(1)
第15講 卒業論文の完成
(2)
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
以下の各点により総合的に評価します。
1,680円
1.講義での取り組み
(20%)
『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2,100円
2.卒業論文(80%)2.1 卒業論文への取り組み 2.2 卒業論文発表 熊澤 光正 熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 会での発表 2.3 卒業論文
2,400円
準備学習
四日市大学教育支援システム(Moodle)を利用します。卒業研究
は、自らの手で、テーマを考え、資料収集をし、構成し、自分
の考えをまとめるものです。各自の努力と自主性を発揮して独
自の研究成果をあげることを期待しています。
経営会計専門演習4
4年次
2単位
担当教員から一言
四日市大学教育支援システム(Moodle)を利用します。卒業研究
は、自らの手で、テーマを考え、資料収集をし、構成し、自分
の考えをまとめるものです。各自の努力と自主性を発揮して独
自の研究成果をあげることを期待しています。
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第2講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第3講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第4講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第5講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第6講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第7講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第8講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第9講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第10講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第11講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第12講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第13講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第14講 卒業論文の発表
第15講 卒業論文の発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
杉谷克芳
後学期 選択必修
講義のねらい
出された原稿を読んで返却し、訂正の上で再度提出する、と
いう作業の繰り返しになります。第1稿では、論文としての構
成がしっかりしているか、を見ます。構成を見直し、目次がキ
チンと整理された段階で、文章の推敲を行います。卒論として
完成するまでに、最低3回は受け渡しすることになると思いま
す
いうまでもなく、「卒業論文の完成」
です。
卒業論文の出来(副査の先生の評価を含む)
によって評価します。 なし
準備学習
毎日、寝る時間もないくらい、頑張って下さい。
卒論はたいへんですよ。甘く見ないでくださいね
担当教員から一言
ギリギリはダメですよ。余裕を持って早めに仕上げてください。
− 82 −
簿記入門
奥原貴士・岡野 誠
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
企業は日常的に様々な活動をしています。たとえば、商品を
仕入れてその商品を販売したり、事務所に使う建物を購入した
り、資金が不足したら銀行から借入れをしたりなど多種多様な
取引を行っています。そして、これらの取引は簿記によって記
録され、その記録に基づいて財務諸表が作成されます。本講義
では、企業が行う取引について簿記の技術を用いてどのように
記録するのかを学習します。
到達目標
簿記では、企業が行う取引を仕訳によって記録していきます。
よって、まず仕訳のルールを理解します。そして、商品の売買
や銀行からの借入れなどの取引に関する仕訳の方法を身につけ
ます。最後に、仕訳の内容に基づいて試算表が作成できるよう
になることを本講義の到達目標とする。また、日商簿記検定等
の資格取得も目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
第2講 日常の手続き
(簿記上の取引・仕訳など)
第3講 日常の手続き
(転記・試算表作成の基礎)
第4講 商品売買
第5講 商品売買
第6講 商品売買
第7講 現金・当座預金
第8講 現金・当座預金
第9講 小口現金・手形
第10講 小口現金・手形
第11講 その他の期中取引
(貸付金・借入金など)
第12講 その他の期中取引
(固定資産・有価証券など)
第13講 その他の期中取引
(税金の支払など)
第14講 試算表の作成
第15講 試算表の作成
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
『合格テキスト日商簿記3級』
TAC株式会社。
『合格トレーニング日商簿記3級』
TAC株式会社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
60%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 40%
準備学習
担当教員から一言
予習は必要ないですが、講義で学習した内容をそのつど復習し 簿記の知識を習得するには連続した学習が必要です。したがっ
て、毎回の出席と復習が重要となります。
てください。
電卓を毎回用意してください。進捗により各テーマの講義回数
を変更する可能性があります。
フィールドワーク論
富田 与
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では社会科学の基本的な調査方法の一つである
フィールドワークについて考えます。
この講義では、おもに「聞き取り」の方法を中心に見ていくこ
とにします。聞き取りと言っても、ただ漫然とヒトの話を聞く
のではなく、ある目的を持って質問していくことがフィールド
ワークでは求められます。何を、どのように質問したら、聞き
たいこと(調査の目的)が聞けるのでしょうか。講義では、テキ
ストを使って、具体的なフィールワークの報告を読みながら、
どのようにテーマが設定されているかを考えていきます。
到達目標
到達目標は「聞き取り調査に適当なテーマを見つけられるよう
になる」です。
成績評価方法
講義への参加度(発言等)
:30%
各回のレポート:30%
最終レポート:40%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、フィールドワークとは
第2講 序章 現代文化のフィールドワークとは何か
第3講 第1章 出産
第4講 第2章 地域政策
第5講 第3章 共生文化
第6講 第4章 介助者
第7講 第5章 祭り
第8講 第6章 民藝
第9講 第7章 頼母子講
第10講 第8章 引揚者
第11講 第9章 信心
第12講 第10章 エスノメソッド
第13講 第11章 住民のためらい
第14講 博物館の見方
第15講 博物館でテーマを見つける
テキスト・教材(参考文献含む)
『現代文化のフィールドワーク入門』
山泰幸・足立重和編 ミネル
バ書房 3,000円
担当教員から一言
予習の意味も含め、各テーマについて簡単なレポートを書いて 社会調査にも色々な方法があります。テーマによって適切な調
査方法が違ってきます。
いただきます。
聞き取り調査が望ましいテーマとはどんなものでしょうか。一
緒に考えてみましょう。
− 83 −
現代経済学
鶴田利恵
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
経済学を学ぶ上で重要な基礎となる理論で、経済全体の動き
を分析の対象としているのがマクロ経済学です。この授業では、
マクロ経済学の理論の中でも、財市場と呼ばれる、国民所得が
決定される市場のメカニズムを学ぶことを目的とします。私た
ちが日頃モノやサービスを購入する消費行動、企業の投資、政
府の公共投資を理解した上で、どのように国民所得が決定され、
望ましい水準に導くための経済政策はどのようなものなのかを
理解します。
到達目標
マクロ経済学の財市場分析に関する基本的な理論を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
家森信善著
『基礎からわかるマクロ経済学』
第4版、中央経済社、
2008年
(2,000+tax)
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
講義内容は毎回の授業の積み重ねです。欠席しないように注意
してください。
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
経済情報学
池田幹男・牛島 謙
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義は現代経済コースのコース必修科目です。
講義の前半は牛島が担当します。前半のテーマは、経済情報
の入手方法を学ぶことです。媒体として書籍・新聞・ウェブの3
つを取り上げて、それぞれの媒体で経済情報の入手方法を説明
していきます。専門科目やゼミで学習するときに役立つノウハ
ウを身に付けてください。
後半は池田が担当します。後半のテーマは、情報通信の発達
とその経済への影響について学ぶことです。現在のインターネッ
トとそのセキュリティの基礎について説明します。
到達目標
前半の到達目標は、専門分野の学習をする際に独力で書籍や
ウェブ情報を探し出せるようになることです。後半の到達目標
はインターネットを支える支える技術の概要を理解することで
す。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 マクロ経済学と日本経済1
第3講 マクロ経済学と日本経済2
第4講 国民所得の概念
第5講 国内総生産と国民総生産
第6講 消費関数
第7講 消費と貯蓄
第8講 企業の投資
第9講 政府の役割1
第10講 政府の役割2
第11講 国民所得の決定理論1
第12講 国民所得の決定理論2
第13講 財政政策の効果1
第14講 財政政策の効果2
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
1 ガイダンス
2 書籍と経済情報
3 経済情報の探し方:書籍編
4 新聞と経済情報
5 経済情報の探し方:新聞編
6 ウェブと経済情報
7 経済情報の探し方:ウェブサイト編
8 前半のまとめ
9 情報通信の発達とその経済への影響
10 e−コマース
11 インターネット通信とプロトコル
(TCP/IP)
12 インターネットを支える技術
13 暗号化
14 クラウド
15 セキュリティ
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30%、定期試験70%
テキストはありません。プリントを配布します。また、授業サ
イトに教材を呈示します。
準備学習
担当教員から一言
牛島研究室の専用サーバーにこの講義のためのサポートページ 現代経済コースの必須科目ですので、関心のある学生はかなら
を用意してあります。予習・復習をする際にアクセスしてくださ ず履修してください。
い。
− 84 −
社会経済学
柴田啓文・李 修二
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
講義計画
<パートⅠ〜経済と社会の関わりを考える>(第1講〜第7講、
担当:柴田啓文)
第1講 ガイダンス、社会と経済
第2講
「社会経済学」
の考え方
第3講 経済学の流れ
第4講 経済と倫理
第5講 合理性
第6講 価値および価格
第7講 市場と交換
この講義は、前半、第1講から第7講までのパートⅠ(担当:柴
田啓文)と、後半、第8講から第15講までのパートⅡ
(担当:李修
二)に分かれています。パートⅠのテーマは「経済と社会の関わ
りを考える」こと。経済学が前提としている諸概念の検討を通し
て社会と経済の関係について考えることを講義のねらいとしま
す。他方、パートⅡのテーマは「雇用問題のための経済理論を学
ぶ」こと。現代経済の主要分野の中でも特に社会保障、社会福祉 <パートⅡ〜雇用問題のための経済理論を学ぶ>(第8講〜第15
などの分野に関わって必要とされる主な経済理論を学ぶことを 講、担当:李修二)
第8講 社会経済学のための統計学入門
(この回のみ、
副担当:柴田)
講義のねらいとします。
第9講 ガイダンス、GDPについて
到達目標
第10講 GDP分析1
パートⅠでは、「価値がある」
「もうけた」など、普段私たちが 第11講 GDP分析2
使っている身近な言葉を手がかりに経済学を理解することが到 第12講 不況とインフレ
達目標です。パートⅡでは、経済学の理論が、現代の私たちの 第13講 政府支出と租税
身近な社会問題にどうに関わってくるのか理解できるようにな 第14講 ビルトイン・スタビライザー
第15講 労働市場と雇用水準
ることが到達目標です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
パートⅠ・パートⅡの全体を通じて、
フォーラムおよび小テスト50%
学期末レポート試験50%
テキストは、パートⅠでは、なし。パートⅡでは、毎回、ダウ
ンロードしたウェブ・プリントを利用します。
参考文献:パートⅠでは、西部邁
『ソシオ・エコノミックス』イプ
シロン出版企画、パートⅡでは、石川秀樹著『経済学入門塾マク
ロ編』
中央経済社
準備学習
担当教員から一言
前回分の授業を必ず復習して授業にのぞんでください。復習す この講義は、前半、後半を2人の教員で担当します。履修生は
幅広い内容の講義を受けることができるでしょう。しかし、教
ると次の授業内容が格段に理解しやすくなるはずです。
員1人ずつの講義回数は少ないので、けっして安易に欠席しな
いでください。単位を取るには、教員2人共からの合格点が必
要です。
日本経済事情
杉谷克芳
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
バブル崩壊(1991年)以降の「失われた20年(25年?)
」を経て、
日本の経済も社会も大きく様変わりしました。しかし、そもそ
も日本経済とはどんな経済であり、どんな特質を持っていたの
か。たとえば、バブル崩壊以降の「日本的経営」
「日本的雇用シ
ステム」の終焉が言われますが、そもそも「日本的経営」や「日本
的雇用システム」とは何だったのか。現在の日本の経済や社会の
閉塞感の実相を理解する前提として、第2次世界大戦以後の日
本の経済・社会の歩みを映像資料などを用いながらふり返りたい
と思います。
到達目標
日本的経営、大衆消費社会、高度経済成長、オイルショック、
バブル経済など、知っているようで知らない、もしくは実感と
してピンと来ないのではないですか(まして留学生の方は)
。こ
の講義では、経済学を学ぶ前提として、日本経済の常識的、基
礎的な理解を身につけることを目標とします。
成績評価方法
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験だけで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 戦後復興期①....焼け跡と闇市
第3講 戦後復興期②....アメリカの占領政策、ハードピース路
線とソフトピース路線
第4講 戦後復興期③....経済の民主化(農地改革と労働改革、財
閥解体)
第5講 1949年の日本...ドッジライン、松川事件、朝鮮戦争
第6講 「3丁目の夕日」の時代(1958年)①......特需景気、もはや
戦後ではない
第7講 「3丁目の夕日」
の時代②....所得倍増計画、集団就職
第8講 「3丁目の夕日」
の時代③...東京オリンピックと新幹線
第9講 「バッチギ」の時代(1968年)①....ビートルズとツイッ
ギー、大衆消費社会
第10講 「バッチギ」の時代(1968年)②....「若者が主役だったこ
ろ」
、ベトナム戦争、寺山修司と学生反乱
第11講 「バッチギ」
の時代
(1968年)
③....日本的経営の三種の神器
第12講 二つのニクソンショックとオイルショック、田中角栄
第13講 高度成長から安定成長へ、
『ジャパン・アズ・ナンバーワ
ン』
、バブル経済
第14講 失われた20年
第15講 そして
「今」
テキスト・教材(参考文献含む)
菊池史彦
『
「幸せ」
の戦後史』
トランスビュー
(2013年)
橋本寿朗
『戦後の日本経済』
岩波新書
(1995年)
橋本寿朗
『日本企業システムの戦後史』
東大出版界
(1996年)
保阪正康『
『高度成長―昭和が燃えたもうひとつの戦争』朝日新書
(2013年)
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
読んでおいて下さい。
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
要です。私語は苦手ですので、よろしく。
また、講義中のスマホもアウトですよ。
− 85 −
アントレプレナーシップ論 【地域志向科目】 2年次
岡 良浩
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
アントレプレナーシップとは、起業家精神のことです。この
講義では起業家精神を養うための講義と演習を行います。
起業家精神とは、さまざまな定義がありますが、事業を起こ
す可能性を追求する能力のことを言います。このような能力は、
例えば暗記したり学説を理解したりする能力とは全く異なり、
創造的思考が必要です。
まず創造的思考の演習を行います。次に、ソーシャルビジネ
スを事例に、これらの事業がどのような起業家精神によって構
想されているかを学びます。最後に、自らビジネスモデルの構
築を試みます。
到達目標
以下の3つを掲げています。
① アントレプレナーシップが事業者にどのように活用されて
いるかを理解する。
② 創造的思考の技法を身につける。
③ ソーシャルビジネスの立案を試みる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/アントレプレナーシップとは
第2講 アントレプレナーシップと事業事例1
第3講 アントレプレナーシップと事業事例2
第4講 アントレプレナーシップと事業事例3
第5講 創造的思考演習1
(ブレーンストーミング)
第6講 創造的思考演習2
(KJ法)
第7講 創造的試行演習3
(その他の技法)
第8講 ソーシャルビジネス事例1
第9講 ソーシャルビジネス事例2
第10講 ソーシャルビジネスの論理構成
(事業計画の構成)
第11講 ビジネスモデル立案の演習1
第12講 ビジネスモデル立案の演習2
第13講 ビジネスモデル立案の演習3
第14講 ビジネスモデルの発表
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
課題への取り組み(50%)
学期末のレポート試験
(50%)
特に使用しません。講義中に適宜プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
参考文献は講義中に示します。それぞれ報告や小レポートの提 既成概念を飛び越える訓練をすることは楽しいことでもありま
す。有意義に楽しく学びましょう。
出を求めますので自宅で行ってください。
会計学総論
奥原貴士・岡野 誠
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
会計に関する知識は、経済社会を生き抜いていくためには必
要不可欠だといわれています。企業の決算書を見ると、その企
業がどのようにして利益をあげているのかを知ることができま
す。また、その企業が将来に倒産するおそれがどのくらいある
のかといったことも推測することができます。ただし、このよ
うなことを決算書から読み取るには会計の知識が必要となりま
す。したがって、本講義は会計学の主要な論点をとりあげて解
説を行い、会計学の基礎知識を身につけることを目的とします。
到達目標
まず会計の役割を理解し、資産や負債などに関する会計学の
基本的な知識を習得します。そして、それらの知識に基づいて
企業の決算書から、その企業の収益性・安全性などを読み取るこ
とができるようになることを到達目標とします。
成績評価方法
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
50%
定期試験50%
準備学習
簿記の講義で学習した内容を復習しておいてください。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 会計情報の役割
第3講 会計制度と社会
第4講 会計の仕組み
第5講 貸借対照表
第6講 在庫の会計
第7講 生産設備の会計
第8講 金融資産の会計
第9講 負債と資本の会計
第10講 損益計算書
第11講 営業活動の会計
第12講 収益性の分析
第13講 安全性の分析
第14講 利益構造の分析
第15講 経営管理と会計
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
谷武幸・桜井久勝編著
『1からの会計』
中央経済社。
桜井久勝
『会計学入門』
日本経済新聞出版社。
担当教員から一言
進捗により各テーマの講義回数を変更する可能性があります。
− 86 −
経営管理総論
内藤孝紀
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
管理とは、人々を使って物事をやり遂げる術である。企業の
パフォーマンスは、職務遂行の良否に依存しており、その良否
は職務に対する態度と密接に結びついている。つまり、人々が
仕事に関して何に満足や不満を覚えるか、その理解のしかたに
よって、管理が異なることになる。そこで、本講義では、人間
と組織の関係について焦点をあてることにする。
到達目標
・管理理論の習得を通して、組織における管理の意味を理解で
きるようにすること。
・人間と組織の関係について理解し、具体的事例にあてはめて
考えられるようにすること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
課題の提出20%、定期試験80%
準備学習
担当教員から一言
特にありません。
講義の復習をとくに重視する。
企業論
東村 篤
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 仕事に対する欲求
第3講 達成欲求
第4講 内発的動機づけ
第5講 自律性の確保
第6講 リーダーシップとは
第7講 リーダーの役割
第8講 優れたリーダー行動①
第9講 優れたリーダー行動②
第10講 臨機応変のリーダー行動
第11講 長期的視点のリーダー行動
第12講 コンフリクトとは
第13講 コンフリクトのプロセス①
第14講 コンフリクトのプロセス②
第15講 まとめ
定期試験
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義では、資本主義、市場経済体制の下での企業の本質、
社会のなかでの種類、企業形態の中心である株式会社制度の特
質、
仕組みとその内容などビジネスの法務実務を学んでいきます。
到達目標
皆さんは、卒業すると、多くの皆さんは株式会社をはじめど
こかの組織体に所属するでしょう。企業は、現代社会において
大きな役割を果たしており即戦力となる人材を目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要 仮想投資選定
第2講 企業の概念 企業の変容と新しい企業観
第3講 企業の諸形態
(私企業と公企業)
と企業の生成と発展
第4講 企業と社会 ステークホルダー 株式会社制度の理論
と現状
第5講 取締役と取締役会 21世紀の企業像
第6講 企業の社会的責任の変遷 CSRと企業倫理、環境経営、
NPO
第7講 米国、ドイツの企業概念とトップ・マネジメント
第8講 企業結合と日本型企業システム 第9講 産業集積 中小企業とベンチャービジネス
第10講 資本市場と流通市場 企業の見方
(招聘講師)
第11講 金融機関との付き合い方
(招聘講師)
第12講 株主総会
(関係DVD鑑賞)
第13講 コーポレート・ガバナンス役員の責任、報酬監査役執行
役員コンプライアンス
第14講 利益相反取引と競業取引、インサイダー取引等
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「よくわかる企業論」
ミネルヴァ書房、2,600円+税
出席確認の小論文または確認テスト、ノートの取り方を14回 佐久間信夫
40%、受講態度・姿勢20%、
定期試験40%(中間課題レポート含む) PowerPointを使用します。授業中に配布するプリントはきちん
と整理し、まとめておいてください。
を総合的に評価。
準備学習
榊原清則「日経新書 経営学入門 上・下」
日本経済新聞出版社、
860円+税
伊丹敬之「経営を見る眼 経営入門」東洋経済新報社、1,600円+
税
担当教員から一言
現代社会において企業は重要な位置を占めており6つの企業観を
理解しておくことで企業をみる視点が身に付き有益となります。
三ない
(つまらない・分からない・役立たない)
を排除、受講生参
加型の双方向授業とします。
− 87 −
国際経済事情
鶴田利恵
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、国際経済に関する理論に加え、現状を把握す
るとともに、どのような問題点があるのかを理解して行きます。
具体的には、国際貿易、発展途上国経済、地域協定、多国籍企
業による直接投資、貿易と環境問題、
国による国際収支調整政策、
プラザ合意以降の国際経済、リーマン・ショック後の世界同時不
況を概観して行います。
到達目標
広い視野を持って、現実に起きている国際経済の動きを理解
する力の習得
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 国際貿易のルールと貿易交渉その1
第3講 国際貿易のルールと貿易交渉その2
第4講 サービス貿易とIT
第5講 発展途上国の経済問題
第6講 地域貿易協定その1
第7講 地域貿易協定その2
第8講 多国籍企業と直接投資
第9講 労働の国際移動と外国人の受け入れ問題
第10講 貿易と環境
第11講 国民所得と国際収支その1
第12講 国民所得と国際収支その2
第13講 プラザ合意以降の国際経済
第14講 リーマン・ショックと世界同時不況
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』有斐
閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国際経済
理論と政策I.国際貿易』
第3版、新世社
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用
いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで
す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ
て下さい。
講義の後、必ず復習をして下さい。
ミクロ経済学
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
1.ガイダンス
(基礎数学復習と一次関数の演習問題)
2.無差別曲線と消費者の行動①
3.無差別曲線と消費者の行動②<課題①>
4.企業の行動①
5.企業の行動②<課題②>
6.経済と格差社会
7.需要の価格弾力性①
8.需要の価格弾力性②<課題③>
9.市場メカニズム
10.比較優位の理論<課題④>
11.経済と雇用
12.財政政策・金融政策①
13.財政政策・金融政策②<課題⑤>
14.その他の経済学①
15.その他の経済学②
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
鬼頭浩文
講義のねらい
この講義では、公務員や金融機関、大学院などを目指す学生
に対して、経済学の知識をわかりやすく伝授する。具体的には、
職業人として必要な経済を見る力を身につけることと、企業の
就職試験や公務員の教養試験における経済学分野の問題を解く
ための勉強を行う。できる限り、受験テクニックだけでなく、
実際の社会の仕組みについても学ぶ。
経済学の基本的知識を理論的に理解し、試験問題の解答を導
き出す能力を身につけることが到達目標である。
「大卒程度 警察官・消防官 新スーパー過去問ゼ
復習のための課題(5回を予定)を提出することが、単位認定の 資格試験研究会編
〔改訂版〕
」
実務教育出版
(2015年)
1,404円
(税込)
最低条件。その上で、課題50%、期末試験50%の割合で総合的 ミ 社会科学
※このテキストは、公務のための経済学・政治学・法学の3科目
に評価する。
共通です。このほかにプリントも配布することがあります。
経済学の知識は必須である。
毎回、必ず予習・復習を行い、指示した練習問題にトライして、 公務員試験・社会科学系大学院では、
理解できない問題については次回の講義で質問できるように準 内容はとても難しいが、パワーポイントなどで分かりやすく解
説する。
「経済学」
単位取得後の受講が好ましい。
備をしておくことが望まれる。
− 88 −
マクロ経済学
鶴田利恵
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
講義計画
この授業では、まず、私たちの経済活動に大きな影響を与え
ている金利(利子率)が決定される貨幣市場について学びます。
金利(利子率)は、どのように決まってくるのでしょうか?また、
どのような変化が起きたときに金利(利子率)は高くなったり低
くなったりするのでしょうか?講義では、貨幣市場において金利
(利子率)が決定されるメカニズムと、国による金融政策には
どのようなものがあるのかをみていきます。また、
「現代経済学」
で学んだ財市場とこの貨幣市場を同時に分析し、財政政策と金
融政策の効果に関する理論を理解します。
到達目標
マクロ経済学の貨幣市場に関する基本的な理論の理解、財市
場と金融市場の同時分析(物価の変動がない場合とある場合)に
関する理論の理解
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
家森信善著
『基礎からわかるマクロ経済学』
第4版、中央経済社、
2008年
(2,000+tax)
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
この授業を受ける人は、1年次後期に「現代経済学」を受講して
おくか、2年次に同時に受講して下さい。
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
現代財政学
三城安生
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義の目的は、代表的な財政政策を紹介し、各政策がど
のような特徴を持ち、いかなる問題を孕んでいるのかを理解す
ることです。講義の中では、ミクロ経済学やマクロ経済学の基
礎的な理論を用いて財政政策について解説を行い、政府によっ
て行われる様々な財政政策が社会にどのような影響を与えてい
るのかを考察し、財政政策のあり方について考えていきます。
また、新聞やテレビなどで報じられている時事的な話題を題材
にした講義を行い、日本の財政政策の基本的なしくみの理解を
目指します。
到達目標
・政府が行う財政政策について関心を持てるようにする
・各種の財政政策について経済学的な視点からとらえられるよ
うにする
・財政政策が経済や社会にもたらす影響を理解する
・日本の財政政策について自分の言葉で簡単な説明ができるよ
うにする
成績評価方法
成績評価の方法は定期試験と小テストによります。
定期試験 70%
小テスト 30%
準備学習
第1講 ガイダンス
第2講 貨幣の定義と役割
第3講 貨幣創造
第4講 貨幣需要の理論1
第5講 貨幣需要の理論2
第6講 金融政策
第7講 貨幣乗数1
第8講 貨幣乗数2
第9講 IS-LM分析1
第10講 IS-LM分析2
第11講 IS-LM分析3
第12講 物価の変動を考えた分析1
第13講 物価の変動を考えた分析2
第14講 物価の変動を考えた分析3
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
以下のような計画で講義を行います。
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 財政政策の概観
第3講 ミクロ経済学の基礎
第4講 消費者余剰と生産者余剰
第5講 税金と補助金
第6講 外部効果
第7講 公共財
第8講 マクロ経済学の基礎
第9講 マクロ経済の需要と供給
第10講 乗数メカニズム
第11講 財政政策の構造
第12講 財政政策と金融政策
(1)
第13講 財政政策と金融政策
(2)
第14講 時事的な財政政策
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
特定のテキストは使用しません。各回の講義で使用する配付資
料は、インターネットのホームページを通じて各自で準備して
もらいます。アクセスの方法については、ガイダンスで説明し
ます。
〔参考文献〕
伊藤元重、
『入門経済学 第3版』
日本評論社
(2009)
担当教員から一言
配付資料や各種の文献などを用いて自主的な予習・復習を行うこ 特にありません。
とに加え、財政政策に関する新聞記事をまとめるなど各自で積
極的に復習を行ってください。また、講義内容の一層の理解を
進めるため、定期的な課題を課します。
− 89 −
経済統計学
片山清和
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現在、自然科学の分野だけでなく、人文/社会科学の分野で
も数字データが用いられています。それらの数字データを分析
する道具として、統計学が用いられています。特に近年では、
ビッ
グデータと呼ばれる大規模データを統計処理して、社会生活に
役立てる試みがさかんに行われています。そのため、統計学は
より身近になっており、統計学なくして社会生活が成り立たな
いと言っても言い過ぎではありません。
この講義では、統計学の基礎知識を身に付け、基礎的な統計
処理を学びます。
到達目標
統計学の基礎知識を身に付け、基本的な統計処理ができるよ
うにします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、統計学とは
第2講 度数分布表、ヒストグラム
第3講 代表値
第4講 平均偏差、分散、標準偏差
第5講 散布図、偏差積和、共分散
第6講 相関係数、回帰直線
第7講 順列と組合せ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
長谷川勝也 著者 「イラスト図解 確率・統計のしくみがわかる
本」
技術評論社 ¥1,706
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
復習の演習問題を出しますので、演習問題を行って、提出して 学習支援システム
積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
ください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
統計解析学
片山清和
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現在、自然科学の分野だけでなく、人文/社会科学の分野で
も数字データが用いられ、それらの数字データを分析する道具
として、統計学が用いられています。特に近年では、ビッグデー
タと呼ばれる大規模データを統計処理して、社会生活に役立て
る試みがさかんに行われています。そのため、統計学はより身
近になっており、統計学なくして社会生活が成り立たないと言っ
ても言い過ぎではありません。
この講義では、「経済統計学」を受講していることを前提とし
て、統計学の発展的な内容として、回帰分析と主成分分析と因
子分析を学びます。
到達目標
回帰分析、主成分分析、因子分析の知識を身に付け、統計処
理ができるようにします。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、
第2講 度数分布表、ヒストグラム、平均、分散、標準偏差
第3講 相関図、相関係数
第4講 確率密度関数、正規分布
第5講 推定
第6講 検定
第7講 単回帰分析
(1)
第8講 単回帰分析
(2)
第9講 重回帰分析
(1)
第10講 重回帰分析
(2)
第11講 重回帰分析
(3)
第12講 主成分分析
(1)
第13講 主成分分析
(2)
第14講 因子分析
(1)
第15講 因子分析
(2)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
学習支援システム
(Moodle)
で教材を提示します。
[参考文献]
高橋信 著 「マンガでわかる統計学 回帰分析編」 オーム社 ¥2,376
高橋信 著 「マンガでわかる統計学 因子分析編」 オーム社 ¥2,376
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
復習の演習問題を出しますので、演習問題を行って、提出して 学習支援システム
積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
ください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
− 90 −
経済史
李 修二
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
人類の経済生活の歩みをあとづける経済史とは世界史の一部
である。世界史というと、高校で学んだ世界史の授業を思い出
すかもしれない。そして、高校世界史の授業では、しばしば暗
記中心の学習が必要とされたことだろう。しかし、大学の経済
学部で学ぶ経済史の講義では、最も重要な講義のねらいは今日
の私たちの経済生活にまでつながっている人類の過去の経済活
動の中に営々と積み重ねられてきた知恵や方法や制度などに触
れ、それらの意義を理解することである。つまり、何よりも講
義のストーリー(内容)
の意味を理解することなのである。
到達目標
この講義の到達目標は、これらの歴史のストーリーを単に年
代記風に学ぶのではなく、因果関係や特徴的な出来事に注目し
ながら、今日「経済史」学の学問分野でとくに重要視されている
歴史の見方や解釈を学びながら、古代から近代初頭までの経済
発展の歴史を一通り学ぶことである。
講義計画
第1講 ガイダンス、経済学と経済史
第2講 古代の経済生活1 〜世界の四大古代文明
第3講 古代の経済生活2 〜ギリシア・ローマ時代
第4講 中世の経済生活1 〜中世ヨーロッパの農村社会
第5講 中世の経済生活2 〜ヨーロッパ中世都市
第6講 ヨーロッパ世界の拡大1 〜大航海時代のスペイン・ポ
ルトガル
第7講 ヨーロッパ世界の拡大2 〜世界市場の形成とオラン
ダ・イギリス
第8講 ヨーロッパ世界の拡大3 〜18世紀環大西洋経済圏の
発展とフランス・イギリス
第9講 フランス革命1 〜フランス革命の国内的背景
第10講 フランス革命2 〜フランス革命の国際的背景
第11講 イギリス産業革命1 〜経済思想の展開
第12講 イギリス産業革命2 〜工場制度の成立
第13講 イギリス産業革命3 〜基軸産業の発展
第14講 現代資本主義の原点1 〜産業循環の開始
第15講 現代資本主義の原点2 〜自由主義経済体制の形成
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配布する。他に
学期末の筆記試験で評価する。
ただし、毎回の講義ノートの内容が主な試験範囲となるので、 テキストは使用しない。
参考文献: 堺 憲一『あなたが歴史と出会うとき─経済の視点
授業出席が必須となるはずである。
から』
(名古屋大学出版会)
、藤瀬浩司『欧米経済史─資本主義と
世界経済の発展』
(放送大学教材
毎回、前回分の講義プリントを復習して授業にのぞむこと。そ 講義の聞き方は、とにかくストーリーに付いて来ること。その
うすれば、講義内容がより深く理解できるはずである。とくに うち興味が持てるようになってきたらしめたものだ。教師に質
問するなり図書館で本を調べるなり、してほしい。この講義の
欠席した場合は、必ず補習学習を行っておくこと。
単位を修得できたなら、それをちょっとした自信にもできるこ
とだろう。
経済学史
杉谷克芳
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
重商主義、重農主義(ケネー)
、スミスという3者の経済学を
対比させつつ、①冨(豊かさ)とは何なのか、社会を豊かにする
とはどういうことなのか、②資本と人間の再生産ということ、
③経済と制度との関連、等々について考えてみたいと思います。
経済学史は、経済学説の歴史を取り扱う学問ですが、この講
義では、単に過去の経済学者やその学説の辞書的意味を覚えて
終わりではなく、初期の経済学者たちの理論の紹介を通じて、
社会や経済の仕組みを私たち自身が考えるきっかけにしたい、
と考えています。
到達目標
重商主義もケネーもスミスも、一面では正しく、一面では間
違っています。そうした三者三様の考え方、問題意識をその時
代背景と共に理解することによって、現代の経済社会を多面的
に理解する手がかりを得ること。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義概要
第2講 経済学の歴史の鳥瞰図
第3講 問題提起―重商主義とケネーとスミス、冨はモノか、
貨幣か?
◎重商主義の経済学
第4講 簡単な西洋史―大航海時代、絶対王制、産業革命
第5講 重商主義の経済学と経済政策①
第6講 重商主義の経済学と経済政策②
第7講 スミスの重商主義批判―正しいのはどちらか?
◎ケネーの経済学
第8講 フランス絶対王制とコルベルティズム
第9講 『小作人論』
と
『穀物論』
第10講 なぜ、農業だけが生産的?
第11講 3つの前払い、ケネー
『経済表』
①
第12講 ケネー
『経済表』
②――生産活動と社会の再生産
第13講 ケネーの経済政策
◎アダム・スミスの経済学
第14講 「神の見えざる手」
と理神論
第15講 スミス分業論と市民社会
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に 教科書は使用しません。資料は適宜印刷して配布します。
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験だけで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい。
要です。私語は苦手ですので、よろしく。
また、講義中のスマホもアウトですよ。
− 91 −
経済政策
山本奈実
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
経済政策をはじめとする様々な政策問題に対し、政策をいか
にして立てるかについて解説する。政策を考え、それを分析す
る際には、次の5つのステップを踏む。
(1)何が問題となり、
どんな目的を追求すべきか。
(2)選択できる手段の列挙。
(3)
意思決定者の選好を表現。
(4)それぞれの手段を取った場合の
結果を予測。(5)それらの結果を評価し、最も好ましい手段を
選択。政策の立て方を学ぶことにより、経済政策についての理
解を深めるのが目的である。また、政策を立てる際に使う基本
的技法についても幾つか紹介する。
到達目標
1.経済学の基礎的専門用語を学ぶ。選好、選好関数、無差別
曲線、限界変形率、限界代替率。2.政策分析の枠組み(5つ
のステップ)に従って政策を立てる方法を習得する。3.基本
的技法を学ぶ。線型計画法、決定分析。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 1.政策選択の考察
第2講 2.モデルの概論
第3講 3.選択のモデル
(1)
第4講 3.選択のモデル
(2)
第5講 3.選択のモデル
(3)
第6講 3.選択のモデル
(4)
第7講 4.線型計画法
(1)
第8講 4.線型計画法
(2)
第9講 4.線型計画法
(3)
第10講 5.決定分析
(1)
第11講 5.決定分析
(2)
第12講 5.決定分析
(3)
第13講 5.決定分析
(4)
第14講 5.決定分析
(5)
第15講 まとめ
期末試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度(課題提出など)
(30%)
、期末試験
(70%)
。
テキスト:なし。適宜プリントを配布する。
参考文献:
[著]
エディス・ストーキー+リチャード・ゼックハウ
ザー、
[監訳]佐藤隆三+加藤寛『
[新装版]政策分析入門』勁草書
房
(2004年)
、4,968円
(本体:4,600円+税)
。
準備学習
担当教員から一言
1.板書したことや授業で説明したことで重要な箇所はどんど
予習:前回までの復習のまとめに、一通り目を通しておく。
んノートすること。
復習:講義の後にその回で学んだ内容を5〜10分程度かけて簡単
にまとめることが望ましい。どこに書いてもよいが、講義ノー 2.期末試験に出そうな問題などについては最後の方の授業で
説明する。
トのその回の内容のすぐ後に書いて、枠で囲っておいてもいい。
国際経済学
鶴田利恵
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、グローバル化が進む国際経済の動きを理解す
るために、国際貿易、国際収支の構造、為替レートの決定に関
する理論を中心に講義していきます。
「なぜ貿易を行うのか?」と
いう基本的な疑問から始まり、「貿易を行うとどのようなメリッ
トがあるのか?」
、「各国はどのような貿易政策を行っており、ま
た、そのような貿易政策は我々にどのような影響があるのか?」
、
「国際収支の構造はどのようになっているのか?」
「為替レートは
どのように決定され、それは自国の貿易にどのような影響を与
えるのか?」を学んでいきます。
到達目標
貿易、国際収支構造、為替レートの決定に関する基本的な経
済理論を理解する。
成績評価方法
筆記試験により評価します。
準備学習
講義の後、必ず復習をして下さい。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 比較優位の理論その1
第3講 比較優位の理論その2
第4講 要素賦存比率理論
(ヘクシャー・オリーンの定理)
第5講 プロダクト・サイクル論、雁行形態論
第6講 部分均衡分析
(貿易の利益)
その1
第7講 部分均衡分析
(貿易の利益)
その2
第8講 貿易政策その1
第9講 貿易政策その2
第10講 産業内貿易その1
第11講 産業内貿易その2
第12講 国際収支の構造
第13講 為替レートの決定理論
第14講 為替レートの決定理論
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著『国際経済学をつかむ』有斐
閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国際経済
理論と政策I.国際貿易』
第3版、新世社
担当教員から一言
難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用
いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで
す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ
て下さい。
− 92 −
環境経済学
岡 良浩
3年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
第1講 ガイダンス/環境問題と経済学
第2講 環境とミクロ経済〜経済活動と環境問題〜
第3講 環境とマクロ経済〜国民所得体系と環境〜
第4講 環境と開発の経済学1
(費用便益分析)
第5講 環境と開発の経済学2
(DCF法)
第6講 環境と開発の経済学3(費用便益分析の事例1 公共事
業の経済評価)
第7講 環境価値の評価1(ヘドニック法、トラベルコスト法、
CVM法)
第8講 環境価値の評価2
(四日市公害の経済評価)
第9講〜13講 四日市公害の事例学習
第14講 環境政策1
(直接的手段/手続的手法/経済的手段)
第15講 環境政策2(地球温暖化と京都議定書/ポスト京都議定
書)
講義のねらい
近年、環境問題が大きく取り上げられています。経済学にお
いても環境経済学という分野が確立されつつあります。環境経
済学が社会に要請されるようになった背景は、大きく2つあり
ます。
ひとつは、環境問題の根本原因が経済活動そのものであり、
環境と経済をひとつの仕組みのなかで捉えることが要請されて
います。もうひとつは、市場価格では取り扱えない環境問題は、
経済分析の対象になじまないと考えられてきたという、経済学
自身に内在する課題です。したがって、この領域を拡大し、体
系化することが要請されています。
到達目標
★第9〜13講は、
「四日市公害と環境未来館」で環境政策や地域
の実情などを学びます。
(6/4
(土)
実施予定、日程変更の可能性あり)
全体を通じて以下の5つの到達目標を設定しています。
① 環境経済学の基礎概念を獲得すること
② 費用便益分析の技法を学ぶこと
③ 環境の価値の評価手法を学ぶこと
④ 四日市公害の事例を学ぶこと
⑤ 環境政策のあり方を学ぶこと
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは特に使用せず、講義中に資料配布します。
参考文献は多数あります。ガイダンスでお話しします。
定期試験によって成績を評価します。
準備学習
経済学の応用分野ですから、
経済原論を復習しておいてください。
復習は、講義中に理解度を確認する小テストを課します。提出
は任意ですが、定期試験の対策になります。提出されたものは
添削して返却します。
日本経済論
森 久綱
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本経済を取り巻く環境の変化と、そこで発現する問題を理
解するための基礎的知識ならびに論理を習得することを目的と
する。本講義では、新聞記事などを利用しながら身近な事象を
取り上げながらも、その背後関係ならびに根底にある論理に接
近したい。
到達目標
日本経済新聞などで取り上げられてる経済事象について、そ
の前後関係ならびにその事象の根底にある理論から理解するこ
とを到達目標とする。
成績評価方法
担当教員から一言
環境問題は、さまざま学問分野を横断する大きな社会問題です
が、経済学も重要な役割があります。全体を通じて、経済学に
おいて環境問題を考える意義がどこにあるのかを理解していた
だければ良いと考えています。
講義計画
第1講 ガイダンス・イントロダクション 本講義の目的
第2〜6講 日本経済発展の姿
(戦後復興から高度経済成長)
・戦後復興と経済支援
世銀・IMF・GATTと日本経済
・高度経済成長と貿易摩擦
・都市と農村の関係
第7講 中間まとめ
第8〜14講 現在の日本経済とグローバリゼーション
・バブル経済とは何だったのか
・規制緩和と民営化
規 制緩和・民営化の功罪 - 社会システムの
変革がなにをもたらすのか
・GATTからWTOそしてFTA/EPAへ
第15講 講義まとめ 宇沢・内橋が提示するこれからの社会が直
面する問題
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート20%+試験80%
講義では日本経済新聞などの記事を中心に解説を行う。
記事のコピーやレジュメを配布する。
参考文献
内橋克人 『<節度の経済学>の時代』
朝日新聞社、2006年
宇沢弘文 『社会的共通資本』
岩波新書、2000年
準備学習
担当教員から一言
新聞記事を素材の中心としながら、必要に応じて映像資料を交
新聞の経済面などに慣れておくようにしてください。
一般的な経済事象について基礎的な知識を習得していると講義 えて、日本経済に内在する問題を一つずつ紐解いていきます。
普段から新聞等で経済に関する事象を理解するよう心がけてく
が理解しやすくなります。
ださい。
− 93 −
ヨーロッパ経済論
鶴田利恵
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、EU(欧州連合)
について学びます。EUは、ヨー
ロッパの28の国が加盟する経済統合体です。ヒト、モノ、カネ
の移動を自由化する市場統合を完成させ、現在では共通通貨ユー
ロの導入によって通貨統合を押し進めています。これはは世界
でも他に例がなく、その統合の歴史、仕組みを知ることは、今
後の国際的な経済連携の動向を見る上でも非常に重要となりま
す。講義では、EUの成長の軌跡と成果だけでなく、問題点も考
えて行きます。
到達目標
EUに関する歴史、機構、主な政策についての理解、地域統合
理論の理解、EUが直面している問題点の抽出と分析
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 EUの誕生と発展第2次大戦前まで
第3講 EUの誕生と発展第2次大戦後〜EC発足まで
第4講 EUの誕生と発展現在まで
第5講 EUの制度
第6講 EUの組織
第7講 EUの意志決定メカニズム
第8講 資本・金融市場の自由化
第9講 産業統合
第10講 通貨統合1
第11講 通貨統合2
第12講 EUと諸外国
第13講 EUと日本
第14講 ギリシャ・ショックと欧州経済危機
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考書:藤井良広
『EUの知識』
新版
(日経文庫)
日本経済新聞社
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
授業中の質問、ディスカッションは大歓迎です。積極的に授業
に参加して下さい。但し、私語は厳禁です。
授業中に適宜紹介します。
米州経済論
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講:ガイダンス
第2講:第1章ラテンアメリカ経済とは
第3講:ラテンアメリカと米国の関係
第4講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(植民地以前)
第5講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(植民地時代)
第6講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(独立後)
第7講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(アンデス地域)
第8講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(中米地域)
第9講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(カリブ地域)
第10講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(貧困、格差)
第11講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(新自由主義)
第12講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(エネルギー・環境等)
第13講:第5章ラテンアメリカにおける代表的企業
第14講:第6章ラテンアメリカと日本の経済関係
第15講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(南米南部地域)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
富田 与
講義のねらい
この講義では、ラテンアメリカを中心に米州経済の現実と経
済理論を橋渡します。成長の続いたブラジルやメキシコ、レア
メタルで知られたボリビア、更に、産油国であるベネズエラや
エクアドルなどこの地域には世界経済にとって重要な国が少な
くありません。しかし、経済格差、貧困など途上地域としての
問題も多く、最近の経済情勢も流動的です。この講義では、米
国との関係も含め米州経済全般を見ていくことにしたいと思い
ます。
到達目標は「米州経済に関する新聞記事が理解できる」
です。
『ラテンアメリカ経済成長と広がる貧困格差』
(丸谷雄一郎著)創
講義の中で課したレポートと期末レポートで評価します。
講義の中では、各章の初めにレポートを提出していただきます。 成社 800円
期末レポートは原稿用紙10枚程度の課題を出題します。
日ごろから米州経済に関する新聞記事に目を通すようにして下 日本からは遠い地域の話ですが、世界経済を考える上では「実験
室」のように色々な事柄が存在する地域です。マクロ経済の基礎
さい。
を復習しておいてください。
− 94 −
アジア経済論
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
岩 崎 祐 子 後学期 選 択 第2講 世界経済のなかのアジア
第3講 アジア経済発展における日本の役割
講義のねらい
第4講 毛沢東政権下の中国経済
世界経済の中で重要度を増しているアジア地域の経済発展の 第5講 開放・改革と中国経済
背景を探るとともに、これまで日本が果たしてきた役割を多角 第6講 中国の経済発展における外資の役割
第7講 NIEsの経済発展
(1)
台湾と香港
的に考察します。
第8講 NIEsの経済発展
(2)
韓国とシンガポール
第9講 ASEANの経済発展
(1)
第10講 ASEANの経済発展
(2)
第11講 ASEANの経済発展
(3)
第12回 トピックス
(1)
第13回 トピックス
(2)
第14回 アジアの経済金融協力
到達目標
第15回 まとめ
経済発展を遂げてきたアジア諸国の経済の歴史と現状に関す 定期試験
る理解を深め、一般紙のアジア経済記事を読んで自分の意見を
まとめができるようになることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により評 使用しない。授業時にプリントを配布する。
価する。
アジア経済のニュースに関心をもっておいてください。
日頃から、アジア経済に関するニュースに関心をもつようにし 日頃から、
アジアからの留学生は、出身国の経済と日本の関係を説明でき
て下さい。
授業時に配布した資料は、次回の授業までに読んでおいてくだ るようにしてください。
さい。
日本経済史
尾崎智子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本は、明治維新後に近代化を遂げ、世界有数の工業国にな
るまで急速に経済は発展した。だが、その後、社会の発展が追
いつかず、国民の不満がたまって世界大戦へ突入してしまう。
これは100年ほど前の過去だが、こうした過去の歴史は現在につ
ながっている上、過去の状況と現在の状況では似ている部分も
ある。この講義では、歴史を身近に感じ、現在と結びつけて考
えられるようになってほしい。
到達目標
歴史の流れを順序立てて理解し、関連する新聞記事を読みこ
なせるくらいになる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 明治維新①
第3講 明治維新②
第4講 近代産業の発展①
第5講 近代産業の発展②
第6講 近代産業の発展③
第7講 第一次世界大戦①
第8講 第一次世界大戦②
第9講 日本の植民地①
第10講 日本の植民地②
第11講 恐慌の時代①
第12講 恐慌の時代②
第13講 第二次世界大戦①
第14講 第二次世界大戦②
第15講 戦後の復興と高度成長への見通し
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%、定期テスト50%
プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
本講義は高校で日本史をとっていたことを前提としない。だが、 講義後に質問・疑問点や感想を提出してもらい、講義の理解度や
意欲を持って取り組んでください。
高校で日本史をとっていた者は教科書等に目を通しておくとよ 関心のある問題を確認します。
い。
配布するプリントでの復習に力を入れて取り組んでほしい。
− 95 −
西洋経済史
李 修二
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
近代、19世紀以降の世界史は、私たちの現代社会に直接連な
る歴史である。今日の政治制度、社会制度、経済体制などの重
要な物事は、ほとんどこの19世紀以降の歴史の中で定着させら
れてきた。そこで、この講義のねらいは、まず、19世紀におけ
る幾つかの主要な国々の経済史を比較検討しながら、順次学ん
でいくことである。さらに、20世紀に入って、第一次世界大戦
期から第二次世界大戦期にいたるまでの両大戦間期における世
界経済の動向を概観して、20世紀前半の世界経済の歴史の流れ
を理解することである。
到達目標
講義での到達目標は、①欧米を中心とした主要な国々の経済
史を比較しながら学ぶことによって、それらの国々の今日の特
徴の歴史的由来を理解すること、②20世紀に入ってからますま
す緊密になっていく国際経済関係の歴史を十分に理解すること、
の2つである。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 西洋経済史の視角と課題〜発展段階論と世界システム論
第3講 19世紀資本主義世界経済の中心 〜イギリス
第4講 19世紀ヨーロッパの半周辺的資本主義国1 〜フランス
第5講 19世紀ヨーロッパの半周辺的資本主義国2 〜ドイツ
第6講 19世紀北アメリカの半周辺的資本主義国 〜アメリカ
第7講 19世紀ユーラシアの半周辺的資本主義国 〜ロシア
第8講 19世紀東アジアの半周辺的資本主義国 〜日本
第9講 19世紀東アジアの半周辺的
「世界帝国」
〜中国
(補論)
第10講 19世紀資本主義世界経済における周辺地域 〜アイル
ランドとインドの事例
第11講 19世紀世界経済史のまとめと20世紀世界経済史への展望
第12講 第一次世界大戦後1920年代の国際経済問題
第13講 1929年世界大恐慌
第14講 両大戦間期1930年代のブロック経済体制とアメリカ・
ニューディール政策
第15講 第二次世界大戦期の戦後世界経済再建構想
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
教材として書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配布
学期末の筆記試験で評価する。
ただし、毎回の講義ノートの内容が主な試験範囲となるので、 する。他にテキストは使用しない。
参考文献: 藤瀬浩司著『欧米経済史 ─資本主義と世界経済の
授業出席が必須となるはずである。
発展』
(放送大学教材)
毎回、前回分の講義プリントを復習して授業にのぞむこと。そ 暗記に偏りがちな高校までの歴史学習とは違い、歴史の因果関
うすれば、講義内容がより深く理解できるはずである。とくに 係を探求することに歴史を学ぶ本来の醍醐味がある。理解する
こと、意味を知ることの面白さを味わってほしい。この講義の
欠席した場合は、必ず補習学習を行っておくこと。
単位を修得できたなら、それをちょっとした自信にもできるこ
とだろう。
労働経済学
麻沼賢彦
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
経済学者 ケインズは1930年、ケンブリッジの学生たちを前に
した講演の中で、こう述べた。
「私たちの孫の時代には、人は、
技術進歩のおかげで、週に15時間ほど働けばそれですむように
なっているでしょう。
」
だが、社会は、ケインズの予測とは逆の方向に向かって動い
ているようである。日本その他の先進国では、国際競争力を高
めねばとの理由から、労働時間は延長される傾きにある。その
一方、非正規雇用が日本でも就業者のほぼ40%に達し、所得格
差の拡大を伴いながら依然として増え続けている。どうしてこ
うなのか。
到達目標
現代社会が直面している諸問題に目を開くこと。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 ローズタウン・シンドローム
第3回 「良い仕事」
とは?
第4回 「良い仕事」
の解体
第5回 近年の
「労働白書」
から
(1)
第6回 近年の
「労働白書」
から
(2)
第7回 近年の
「労働白書」
から
(3)
第8回 日本型長期雇用システムの消滅?(1)
第9回 日本型長期雇用システムの消滅?(2)
第10回 「市場志向型企業」
と
「コミュニティー志向型企業」(1)
第11回 「市場志向型企業」
と
「コミュニティー志向型企業」(2)
第12回 雇用の流動化
(1)
第13回 雇用の流動化
(2)
第14回 EUの労働改革:
「失業」
概念の解体
第15回 マーシャリアン・クロスの怪
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度:20%
定期試験:80%
プリント配布予定
準備学習
担当教員から一言
次の文献に目を通しておくと、問題意識をもって講義を聴くこ 講義は”生きもの”。それゆえ、受講者の興味や関心の所在に
応じて講義プログラムを適宜変更することもあるので、あらか
とができる。
ロナルド・ドーア 「イギリスの工場・日本の工場
(上)
(下)
」
じめご了承を。
ちくま学芸文庫
− 96 −
コンピュータソフトとハード
2年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスとコンピュータの歴史
池 田 幹 男 前学期 選 択 2.コンピュータの構成
3.ソフトウェアができることは何か
講義のねらい
4.基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェア
コンピュータがどのうように動作しているかについて学びま 5.OSとは何か
す。ソフトウェアが中心となります。コンピュータのソフトウェ 6.OSによる仮想記憶
アの種類と構成について学びます。また、コンピュータの中で 7.ファイルシステム
8.各種のアプリケーションソフトウェア
データが同様に処理されているかを学びます。
9.文字の処理
10.アナログとデジタル
11.オーディオ処理
12.コンピュータの色の表現
13.画像処理
14.情報源符号化とファイルフォーマット
到達目標
15.ネットワーク
コンピュータの基本的なソフトウェアの構成とマルチメディ
ア処理の基礎を理解することを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30% 定期テスト70%で評価します。
特にありません。授業中に適宜取り上げます。
教育支援システム
(Moodle)
に教材を提示します。
準備学習
担当教員から一言
教育支援システム(Moodle)の教材や小テスト、過去の定期テス コンピュータの授業ですが、板書が中心となります。ノートを
細かく取るようにしてください。
トの問題を参考にしてください。
インターネット論
牛島 謙
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは2つあります。1つ目は、経済や経営に
関する有益な情報をインターネットから効率良く入手するスキ
ルを身につけることです。2つ目は、インターネットを企業が
どのように利用しているかを知ることです。
毎回の課題はネットワークを経由してワード文書で提示され
ます。指定されたサイトにアクセスして、ページをブラウスし
ながら課題を解いていくことで、自然と情報検索のスキルが身
につくようになっています。
到達目標
この授業の到達目標は、経済や経営に関する有益な情報を提
供している優良サイトについて知ることと、各サイトに用意さ
れているサイト内検索を使いこなせるようになることです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 本の検索1:NDL-OPAC
第3講 本の検索2:アマゾン
第4講 本の検索の演習
第5講 雑誌記事の検索
第6講 『日経ビジネス・オンライン』
第7講 『プレジデント・オンライン』
第8講 ニュースの検索
第9講 新聞社のウェブサイト1
第10講 新聞社のウェブサイト2
第11講 新聞社のサイト内検索
第12講 インターサイト内検索
第13講 アドワーズと企業
第14講 グーグルと広告
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価をします。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > インターネット論2016
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/netit/2016/}
準備学習
担当教員から一言
インターネット論のページにアクセスすれば、準備学習ができ 毎回の課題提出をがんばりましょう。
るようになっています。
− 97 −
ウェブ情報セミナー
牛島 謙
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは、2年前期の
「経済情報学」
、2年後期の
「イ
ンターネット論」
で学んだ知識とスキルに磨きをかけることです。
すべての教材をネットワーク経由で提供する、その点にこの
授業の最大の特色があります。授業形態としては完全な演習形
式を取ります。出席確認から始まって、
教材を読む、
例題を解く、
応用問題にチャレンジする、小テストを受ける、そのすべてを
ネットワーク上で行います。
到達目標
この授業の到達目標は、優良サイトを多く知ることと、その
サイトを自在に使いこなせるようになることです。各サイトに
用意されているサイト内検索をマスターすることが重要です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 グーグルの特殊検索を使う
第3講 ウィキペディアの使い方を知る
第4講 地図を入手する
第5講 交通機関の時刻表を調べる
第6講 アマゾンの
「なか見!検索」
を使う
第7講 商品の情報を調べる1
第8講 商品の情報を調べる2
第9講 HTMLについて理解する1
第10講 HTMLについて理解する2
第11講 ヤフー!ニュースを使う
第12講 企業について調べる1
第13講 企業について調べる2
第14講 経営者について調べる
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
次の2点で成績評価をします。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ウェブ情報セミナー2016
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/weblife/2016/
準備学習
担当教員から一言
ウェブ情報セミナーのページにアクセスすれば、準備学習がで 毎回の課題提出をがんばりましょう。
きるようになっています。
ウェブデザイン
3年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスe-Learning の使用法
池 田 幹 男 後学期 選 択 2.HTMLとは何か
3.見出しと段落
(<h1>,<h2>,<h3>,<p>)
講義のねらい
4.字体の変更
(<em>,<strong>)
(&gt,&lt など)
Webの基本であるHTML(Hyper Text Markup Language)と 5.特殊な文字の表示方法
(<img>)
CSS(Cascading Style Sheet)について学び、実際にウェブペー 6.画像の埋め込み
7.箇条書き
(<ul>,<dl>)
ジをデザインします。
8.リンク
(<a href>)
(1)
9.リンク
(<a name>)
(2)
10.表の作製
(<table>,<tr>,<th>,<td>)
11.複雑な表の作成
12.その他の要素
13.色、背景のスタイル
14.スタイルシート
到達目標
15.総合演習
HTML と CSS について理解し、静的なウェブページを実際
に作製できるようになることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
授業態度30%、提出物70%で評価し、定期試験は実施しません。 テキストは使用しません。学習支援システム(Moodle)を使用し
て呈示します。
(Moodle)
を使用して、
授業を進めていきます。
W3C(World Wide Web Consortium)にある各種資料(http:// 学習支援システム
www.w3.org)
− 98 −
コンピュータプログラミング基礎
片山清和
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほぼすべてのアプリケーション・プログラムは、プログラミン
グ言語で記述されています。プログラミング言語の中でも、C
言語はオペレーティングシステムから携帯電話など末端の応用
プログラムまで、広い範囲で使用されています。
この講義では、C言語を用いてプログラミングの基礎を学び、
アプリケーション・プログラムの動作の理解を深めると同時に、
プログラム作成と通じて、論理的思考を身につけることを目指
しています。さらに、基本情報処理試験などのプログラミング
問題に対する基礎力を身につけることも目指します。
到達目標
C言語で基本的なプログラミング能力(制御構造、算術演算、
入出力)の習得を目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、プログラミングとは
第2講 Cプログラムの入力、コンパイル、実行
第3講 変数・定数とデータ型
第4講 演算子
第5講 入力と出力
第6講 ifによる条件分岐
(1)
第7講 ifによる条件分岐
(2)
第8講 switchによる分岐
第9講 forによる繰り返し
(1)
第10講 forによる繰り返し
(2)
第11講 whileによる繰り返し
(1)
第12講 whileによる繰り返し
(2)
第13講 式と文
第14講 関数
(1)
第15講 関数
(2)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
B.W.カーニハン、D.M.リッチー 著 石田晴久 訳 「プログラミ
ング言語C 第2版 ANSI規格準拠」
共立出版 ¥3,024
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
毎回、復習の演習問題を出します。演習問題を行って、提出し 学習支援システム
プログラミングでは積み重ねが重要ですので、欠席しないよう
てください。
にしてください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
コンピュータプログラミング応用
3年次
2単位
片山清和
後学期
選 択
講義のねらい
ほぼすべてのアプリケーション・プログラムは、プログラミン
グ言語で記述されています。プログラミング言語の中でも、C
言語はオペレーティングシステムから携帯電話など末端の応用
プログラムまで、広い範囲で使用されています。このC言語を
学ぶことで、アプリケーション・プログラムの動作をより理解す
ることができます。
この講義では、「コンピュータプログラミング基礎」を受講し
ていることを前提として、構造体やポインタなど、C言語の高
度なプログラミングを学びます。
到達目標
C言語で発展的なプログラミング能力(配列、構造体、ポイン
タ)
の習得を目指します。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、プログラミングとは
第2講 変数・定数とデータ型、コンパイル、実行
第3講 入力と表示
第4講 制御構造
第5講 関数
第6講 配列
(1)
第7講 配列
(2)
第8講 ポインタ
(1)
第9講 ポインタ
(2)
第10講 ポインタ
(3)
第11講 構造体
(1)
第12講 構造体
(2)
第13講 構造体
(3)
第14講 共用体
(1)
第15講 共用体
(2)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
B.W.カーニハン、D.M.リッチー 著 石田晴久 訳 「プログラミ
ング言語C 第2版 ANSI規格準拠」
共立出版 ¥3,024
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
毎回、復習の演習問題を出します。演習問題を行って、提出し 学習支援システム
プログラミングでは積み重ねが重要ですので、欠席しないよう
てください。
にしてください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
− 99 −
データ解析基礎
熊澤光正
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現在、ビッグデータと呼ばれる、さまざまな情報が私たちを
とりまいています。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決
定を行うには、これらの多量の情報を意味のあるものとして把
握する必要があります。社会や経済・経営の多くの情報を価値の
あるものとして変換するためにはコンピュータによるデータ解
析、あるいはデータマイニングと呼ばれる体系・手法が使われま
す。
到達目標
フリーのデータ解析言語であるR言語を利用し、経済・経営に
有効なデータ解析の基礎を学びます。データ解析基礎では、経
営学経済学で、必要とされる、データ解析における、基礎統計
の手法の学習、実際への応用の基礎への展開力の習得を目標と
します。
講義計画
第1講 ガイダンス Rの基礎
第2講 基本統計量を求める
(1)
第3講 基本統計量を求める
(2)
第4講 基本統計量を求める
(3)
第5講 表の形のデータ基本統計量
(1)
第6講 表の形のデータ基本統計量
(2)
第7講 表の形のデータ基本統計量
(3)
第8講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(1)
第9講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(2)
第10講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(3)
第11講 2つの変数の関連 相関分析
(1)
第12講 2つの変数の関連 相関分析
(2)
第13講 2つの変数の関連 回帰分析
(1)
第14講 2つの変数の関連 回帰分析
(1)
第15講 総合演習
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「R」
入門 熊澤光正 工学社 1,900円+税
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための
(編)
『The R Tips』
丸天社
で、授業への積極的な参加と課題の提出が必要です。講義での 舟尾暢男
舟尾暢男
『データ解析環境
「R」
』
工学社
取り組み10% 提出物40% 定期試験50%
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 ビックデータ向けの、R言語は皆さんにはじめてかもしれませ
テキストで予習してください。 復習としては毎回練習問題を行 んが、フリーのソフトで利用しやすい言語です。自由に自宅で
もインストールし利用ることができます。講義の前半が内容の
なってください。
説明、後半が演習です。遅刻は厳禁です。
データ解析応用
熊澤光正
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現在、さまざまな情報が私たちをとりまいています。社会現
象を説明したり、経済・経営の意思決定を行うには、これらの多
量の情報を意味のあるものとして把握する必要があります。社
会や経済・経営の多くの情報を価値のあるものとして変換するた
めにはコンピュータによるデータ解析、あるいはデータマイニ
ングと呼ばれる体系・手法が使われます。
到達目標
フリーのデータ解析言語であるR言語を利用し、経済・経営に
有効なデータ解析の応用を学びます。コンピュータ情報処理応
用では、経営・経済で用いられるデータンニングの手法を習得し、
実際のケースへの適応についての能力の習得を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 基礎の復習
第2講 確率分布 2項分布
第3講 正規分布
第4講 カイ2乗分布
第5講 統計的
「仮説検定」
(1)
第6講 統計的
「仮説検定」
(2)
第7講 統計的
「仮説検定」
(3)
第8講 分散分析
(1)
第9講 分散分析
(2)
第10講 重回帰分析
第11講 分散分析
第12講 主成分分析
第13講 重回帰分析
第14講 クラスター分析
第15講 因子分析
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「R」
入門 熊澤光正 工学社 1,900円+税
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための
で、継続的な出席と課題の提出が必要です。出席講義での取り
組み10% 提出物40% 試験50%
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 R言語は、ビックデータ用のフリーソフトで利用やすい言語で
テキストで予習してください。 復讐としては毎回練習問題を行 す。自由に自宅でもインストールし利用することができます。
講義の前半が内容の説明、後半が演習ですの遅刻は厳禁です。
なってください
− 100 −
簿記原理
奥原貴士・岡野 誠
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業は通常1年に1回決算を行い、利益がどれだけでたのかを
算定します。また同時に、決算日において企業が保有している
資産や負債などの金額についても明らかにします。すなわち企
業は決算を行い、財務諸表を作成して公開する必要があります。
本講義では決算の際に行われる手続きに関して理解することを
目的とします。
到達目標
まず決算に際して行われる決算整理の仕訳の方法を習得しま
す。続いて、精算表の作成、および財務諸表の作成ができるよ
うになることを本講義の到達目標とする。また、日商簿記検定
等の資格取得も目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記入門の復習
第2講 決算の手続き
(決算とは・有価証券の評価替えなど)
第3講 決算の手続き
(現金過不足の整理)
第4講 決算の手続き
(消耗品の整理)
第5講 決算の手続き
(売上原価の計算)
第6講 決算の手続き
(固定資産の減価償却と売却)
第7講 決算の手続き
(固定資産の減価償却と売却)
第8講 決算の手続き
(貸倒れ・貸倒引当金の設定)
第9講 決算の手続き
(費用・収益の繰延べ)
第10講 決算の手続き
(費用・収益の見越し)
第11講 決算の手続き
(精算表の作成)
第12講 決算の手続き
(精算表の作成)
第13講 決算の手続き
(精算表の作成)
第14講 決算の手続き
(財務諸表の作成)
第15講 決算の手続き
(財務諸表の作成)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
『合格テキスト日商簿記3級』
TAC株式会社。
『合格トレーニング日商簿記3級』
TAC株式会社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
60%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 40%
準備学習
担当教員から一言
簿記入門で学習した内容を復習しておいてください。また本講 簿記の知識を習得するには連続した学習が必要です。したがっ
て、毎回の出席と復習が重要となります。
義で学習した内容をそのつど復習してください。
電卓を毎回用意してください。進捗により各テーマの講義回数
を変更する可能性があります。
工業簿記
沓掛和男・岡野順子
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
工業簿記は、製造業を営む企業の簿記です。その特徴は、企
業の外部活動はもちろんのこと、企業内部で行われる製造活動
を、1年次で学習した複式簿記の原理に基づいて記録計算を行
い、製造に伴う「製造原価」を計算の目的としていることです。
講義では、まず、製造業の活動の詳細や取引内容を学習し、さ
らに製造活動に係る製品の製造原価を算出し、最後に、成果計
算の結果を報告する一連の工業簿記手続きを体得することをね
らいとします。
到達目標
1年次で学習し、修得した「商業簿記」に続いて、製造業の活
動の詳細を理解し、特に、製造業の成果計算の一連の過程を学
習し、商業及び製造業を営む企業について、記録・計算・報告す
る手続きを会得することを目標とします。さらに、簿記検定試
験の資格取得をも目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 工業簿記の基礎
第2講 工業簿記と原価計算
第3講 工業簿記の仕組み
第4講 材料費とその計算①
第5講 〃 ②
第6講 労務費とその計算①
第7講 〃 ②
第8講 経費とその計算
第9講 製造間接費とその計算①
第10講 〃 ②
第11講 〃 ③
第12講 個別原価計算①
第13講 〃 ②
第14講 〃 ③
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「検定簿記
(工業簿記)
」
(最新版)
中央経済社
出席を最大限に重視します。他に、学習態度、課題練習問題、 テキスト;
期末テストを総合的に評価します。
「継続的な練習」とされます。練習
1年次で学習した商業簿記の確認と毎回学習した項目を練習問 簿記の学習上達の決め手は、
問題を十分活用してください。
題を利用して何度も何度も練習し、復習を重ねてください。
− 101 −
簿記セミナーa
奥原貴士・岡野 誠
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業の財務諸表は、企業の業績の優劣や潜在能力を映し出し
ているが、こうした会計情報を読み取るには、財務諸表がどの
ようにして作成されているのかを理解していなければなりませ
ん。そこで本講義は、日商簿記3級レベルの論点を網羅的に取
り上げ、複式簿記の技術により財務諸表が作成される仕組みを
理解することを目的とします。
到達目標
まず仕訳のルールを理解し、日常の取引について仕訳を行い、
試算表の作成ができるようになることを目指します。続いて、
決算の手続きに関する知識を身につけ、精算表の作成および財
務諸表の作成ができるようになることを到達目標とします。ま
た、日商簿記検定等の資格取得も目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
第2講 日常の手続き
第3講 商品売買
第4講 現金・当座預金
第5講 小口現金・手形
第6講 手形
第7講 その他の期中取引
第8講 その他の期中取引
第9講 試算表の作成
第10講 決算の手続き
(有価証券の評価替え・消耗品の整理など)
第11講 決算の手続き(売上原価の計算・固定資産の減価償却な
ど)
第12講 決算の手続き
(貸倒引当金の設定、費用・収益の繰延べ・
見越しなど)
第13講 決算の手続き
(精算表の作成)
第14講 決算の手続き
(財務諸表の作成)
第15講 伝票式会計
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
『合格テキスト日商簿記3級』
TAC株式会社。
『合格トレーニング日商簿記3級』
TAC株式会社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
60%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 40%
準備学習
担当教員から一言
簿記入門、簿記原理で学習した内容を復習しておいてください。 簿記の知識を習得するには連続した学習が必要です。したがっ
て、毎回の出席と復習が重要となります。
また本講義で学習した内容をそのつど復習してください。
電卓を毎回用意してください。進捗により各テーマの講義回数
を変更する可能性があります。
簿記セミナーb
沓掛和男・岡野順子
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
「簿記セミナーa」で学習し、修得した「簿記の基礎・仕組み及
び簿記手続きの一巡」の知識と技術を、さらに一層の理解を深め
るために、復習と練習を重ね、ビジネスマンが持つべき「一般的
教養」としての簿記・会計的センス
(経営活動における適時・適正
な意思決定力)を習得することが講義のねらいです。
到達目標
企業は、維持存続及び成長発展していくため、環境や市場に
適応するための決断に迫られます。決断には、
種々の知識・技術・
経験が必要です。簿記・会計の知識と技術も大きな役割を果たし
てきました。簿記・会計の知識と技術を身に着け、修得するには
復習と練習であるとされます。講義でも、十分な練習時間を使っ
て理解度を高め、そして、上級の資格試験の取得を到達目標と
します。
講義計画
第1講 ガイダンス
(簿記の基礎)
第2講 簿記の仕組み
第3講 企業の活動と取引① 仕訳の基礎
第4講 〃 ② 仕訳の仕組み
第5講 帳簿組織と記帳
第6講 各種取引の簿記的処理①
第7講 〃 ②
第8講 財務諸表の作成 ①
第9講 〃 ②
第10講 総合問題対策 ①
第11講 〃 ②
第12講 上級試験対策 ①
第13講 〃 ②
第14講 〃 ③
第15講 〃 ④
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義への出席は最大限に重視します。成績は、
授業への学習態度、 テキスト; TAC簿記検定試験講座「合格テキスト日商簿記3
級」
TAC出版
小テスト、期末テストを総合的に考慮し、評価します。
参考文献; 武田隆二著
「簿記一般教程」
中央経済社
「第三の
簿記の上達の秘訣は、
「復習と練習」であるとされます。毎回の 簿記及び会計の知識と技術によって作成される情報は、
講義のあと、練習問題を配賦し、
次回までの復習と予習とします。 コミュニケーション言語」とされ、その重要性は再認識されてい
ます。簿記及び会計の知識と技術を身に着け、そして資格取得
を目指して、絶え間ない努力と覚悟をもって復習と練習に励ん
でください。
− 102 −
販売士セミナーa
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、
「ストアオペレーション」
の重点演習
第2講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第3講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第4講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第5講 「マーケティング」
の重点演習
第6講 「マーケティング」
の重点演習
第7講 「マーケティング」
の重点演習
第8講 「小売業の類型」
の重点演習
第9講 「小売業の類型」
の重点演習
第10講 「小売業の類型」
の重点演習
第11講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第12講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第13講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第14講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第15講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
講義のねらい
この講義では、販売士3級の資格取得を目的に流通業の勉強
をします。この講義は販売士講座と対をなしています。販売士
講座では試験範囲の全体を網羅的に勉強するのに対して、この
セミナーでは、いくつかの重点箇所(必ず出題される鉄板箇所、
得点を取りやすい箇所)のみに絞り、要点を解説しつつ問題演習
を行うというかたちで、セミナー形式でゆっくりじっくり勉強
します。販売士講座のスピードに必ずしも十分に付いていけな
い人は、この講義も履修してまずは
「得意の領分」
をつくりましょ
う。
ずばり、販売士3級の資格取得です。なお、販売士の試験で
は一定の日本語の読解力が必要とされますので、留学生にとっ
ては日本語能力を示す恰好の証にもなります。留学生の日本語
の読解力の向上も副次的な目標です。
定期試験は行いません。受講態度と学習意欲、時間外の自習の 本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テキ
」日本商工会議所(伊藤直信先生の販売士講座
程度によって、評価します。販売士3級の試験結果も成績に反 スト(2冊セット)
と同じテキスト)
映します。
問題演習のための問題集は、プリントして配布します。
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。また、 この講義を履修する人は、伊藤直信先生の「販売士講座」も履修
授業時間内ではこなしきれない量の問題演習を印刷して配布し してください。また、私の「流通経済論」も可能な限り履修して
「流通」
三昧で頑張りましょう。
ます。授業時間外でも自発的に問題演習に取り組むことを希望 ください。2年生の前期は
します。
販売士セミナーb
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、
「マーチャンダイジング」
の重点演習
第2講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第3講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第4講 「マーケティング」
の重点演習
第5講 「マーケティング」
の重点演習
第6講 「マーケティング」
の重点演習
第7講 「小売業の類型」
の重点演習
第8講 「小売業の類型」
の重点演習
第9講 「小売業の類型」
の重点演習
第10講 「小売業の類型」
の重点演習
第11講 「小売業の類型」
の重点演習
第12講 「小売業の類型」
の重点演習
第13講 「小売業の類型」
の重点演習
第14講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第15講 「ストアオペレーション」
の重点演習
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
講義のねらい
この講義は、前期の「販売士セミナーa」
あるいは
「販売士講座」
を履修したにもかかわらず、7月の販売士3級検定試験に合格
しなかった者、または自信がなくて受験しなかった者を対象に、
2017年2月の検定試験にむけて、セミナー形式で特訓します。
なお、来年度に販売士3級へのチャレンジを考えている人も、
ぜひ受講して下さい
ずばり、販売士3級の資格取得です。販売士は2年生で3級
合格、3年生で2級合格、そして、その成果をひっさげて4年
生で就職活動が、理想です。諦めずに再チャレンジしましょう
「販売士養成講習会3級テキ
定期試験は行いません。受講態度、
時間外の自習の程度によって、 日本商工会議所・全国商工会連合会編
スト(2冊セット)
」日本商工会議所(伊藤直信先生の販売士講座
評価します
と同じテキスト)
問題演習のための問題集は、印刷して配布します。
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。また、 たくさんの人に合格して欲しい。頑張って、しかし楽しく勉強
授業時間内ではこなしきれない量の問題演習を印刷して配布し しましょ。
ます。授業時間外でも自発的に問題演習に取り組むことを希望 なお、すでに3級に合格している人は受講を遠慮して下さい。
します。
− 103 −
国際関係論
富田 与
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
最近の国際ニュースを見ると、企業やテロ組織など国家以外
のアクター(主体)の行為が問題視されることが増えています。
ところが、いったん国際的な問題が発生すると、国家か国連な
どの国家の集まりが解決するしかありません。この講義では、
ナイの『国際紛争』をテキストに、国際関係の歴史と理論を考え
ていきます。ナイは、カーター政権(国務次官代理)とクリント
ン政権(国防次官補)で実務経験があり、このテキストからは、
理論や歴史だけではなく、現実的な対応への手掛かりを見つけ
ることができるでしょう。
到達目標
到達目標は「最近の国際ニュースが説明できるようになる」で
す。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、国際関係の現在
第2講 第1章 国際政治における紛争には一貫した論理があ
るか
第3講 第2章 20世紀における大紛争の期限
第4講 第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦
第5講 第3章 つづき
第6講 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第7講 第4章 つづき
第8講 第5章 冷戦
第9講 第5章 つづき
第10講 第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争
第11講 第7章 グローバリゼーションと相互依存
第12講 第8章 情報革命、脱国家主体とパワーの分散
第13講 第8章 つづき
第14講 第9章 新しい世界秩序
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
『国際紛争』
ジョセフ・ナイ著 有斐閣 2,600円
講義への参加度(発言等)
:30%
講義期間中のレポート:30%
最終レポート:40%
準備学習
担当教員から一言
予習として、各章の章末に付けられた
「学習上の論点」
からレポー できるだけ時事問題を取り上げていきたいと思います。
関心のある話題があったら富田まで伝えてください。
ト課題を出します。
国際協力論
富田 与
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では「ODA(政府開発援助)はなぜ必要なのか」という
問いを考えていきます。
近年、「先進国」とされてきた国々で資金が必要とされ、
「途上
国」から「新興経済国」に成長した国々がその必要に応えつつあり
ます。そうした中で、ODAはなぜ必要なのでしょうか。この講
義ではODA政策を開発経済と外交政策の両面から考えていくこ
とにします。
到達目標
到達目標は「なぜ、ODAが必要なのかを説明できる」
です。
成績評価方法
講義計画
第1講:ガイダンス、政策としてのODA
第2講:なぜ、ODAは必要なのか
(1)
:開発経済からの知見1
第3講:なぜ、ODAは必要なのか
(2)
:開発経済からの知見2
第4講:なぜ、ODAは必要なのか
(3)
:開発経済からの知見3
第5講:なぜ、ODAは必要なのか
(4)
:国際関係からの知見
第6講:なぜ、ODAは必要なのか
(5)
:日本の政治経済から
第7講:ODA予算の推移
第8講:ODAを巡る政策決定過程1
第9講:ODAを巡る政策決定過程2
第10講:ODAと日本外交史
(1)
:1950年代
第11講:ODAと日本外交史
(2)
:1960年代
第12講:ODAと日本外交史
(3)
:1970-80年代
第13講:ODAと日本外交史
(4)
:1990年代
第14講:ODAと日本外交史
(5)
:2000年代
第15講:人間の安全保障
テキスト・教材(参考文献含む)
講義への参加度(発言等)
:30%
講義期間中のレポート:30%
最終レポート:40%
テキストと参考文献は特に指定しません。
準備学習
担当教員から一言
講義のなかでレポート課題を出すので予習のつもりで取り組ん 講義の中では、できるだけ関連した時事問題を取り上げること
にしたいと思います。
でください。
− 104 −
地域経済論
岡 良浩
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
地域経済とは、日本では行政的区分である都道府県や経済的
区分である首都圏・近畿圏などのことで、厳密に言えば
『1つの国
内を対象として、国民経済内部を地理的に分割した自立的な経
済圏』のことを意味していいます。このような地域の経済諸問題
を対象とするのが地域経済学という学問分野です。この講義で
は地域経済学を概説します。
到達目標
以下の3つを掲げています。
①地域経済を理解する上で重要な基礎的概念を理解すること。
②実証分析をするために、データの所在と分析方法を理解すること。
③具体的な地域(中部圏)がどのような特徴をもった地域かとい
うことを理解すること
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/地域経済学とは
第2講 日本の地域構造の概観
第3講 地域経済計算
(開放経済の特徴と乗数効果)
第4講 地域成長分析 需要主導モデル/供給主導モデル
第5講 経済発展と地域間格差
第6講 地域間交易と人口移動
第7講 都市システムの分析
第8講 都市の成立・発展
第9講 土地利用と土地政策
第10講 都市・地域の経済分析
(その1)
人口分析、コーホート分析
第11講 都市・地域の経済分析
(その2)
工業分析
第12講 都市・地域の経済分析
(その3)
商業分析
第13講 中部圏の経済
(その1)
マクロ経済の状況
第14講 中部圏の経済
(その2)
産業・企業の動向
第15講 中部圏の経済
(その3)
県・市町村の動向
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験によって成績を評価します。
テキストは特に使用せず、講義中に資料配付します。
代表的な参考文献として以下があります。
①山田浩之
『地域経済学入門 新版
(有斐閣コンパクト)
』有斐閣
②黒田達朗・中村良平・田渕隆俊
『都市と地域の経済学 新版(有斐
閣ブックス)
』
有斐閣
準備学習
担当教員から一言
経済学の応用分野ですから、
経済原論を復習しておいてください。 地域経済は、身近な経済問題ですが、学問としては比較的新し
復習は、講義中に理解度を確認する小テストを課します。提出 い分野です。経済理論を積極的に応用し、地域経済を理解しよ
は任意ですが、定期試験の対策になります。提出されたものは うとする意欲のある学生の履修を期待します。
添削して返却します。
地域開発論
岡 良浩
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、都市を中心に空間利用のあり方を考えます。
そのねらいは大きくわけて以下の4つです。第1は、人類の長
い歴史のなかで、都市がなぜ、どのように形成されていったの
か(都市の原理)を理解することです。第2は、産業革命後の都
市問題の発生と解決方法(近代都市計画)の形成過程を知ること
です。第3は、現在の都市がどのような制度によって計画され
ているか(都市計画制度)を理解することです。第4は、これか
らの都市のあり方がどのように考えられているかということを
理解することです。
到達目標
到達目標としては、上記の4つを理解し、地域開発を考える
基礎を身につけることが最低条件です。経済学部の学生は、経
済学の原理を空間概念で見直すことを期待します。総合政策学
部の学生は、空間づくりとしての地域のあり方を考えることを
期待します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/地域開発と都市
第2講 都市の時代
(世界人口・都市人口)
第3講 世界の都市形成史
第4講 日本の都市形成と都市構造の特質
第5講 都市と人間
(都市の原理)
第6講 近代都市計画の潮流(その1)産業革命と都市問題/ロ
バート・オーエンの理想郷
第7講 近代都市計画の潮流(その2)E.ハワードの田園都市論
/C.A.ペリーの近隣住区論
第8講 日本の都市計画制度
(その1)
都市計画の内容/法体系
第9講 日本の都市計画制度
(その2)
都市計画マスタープラン、
土地利用計画
第10講 日本の都市計画制度
(その3)
市街地開発事業
第11講 日本の都市計画制度
(その4)
都市施設の整備
(交通)
第12講 サスティナブル・シティ
(Sustainable City)/コンパク
トシティ
(Compact City)
第13講 コンパクトシティ
(Compact City)
第14講 都市再生・中心市街地活性化?
(事例)
第15講 国土計画
(国土利用計画法、国土形成計画法)
テキスト・教材(参考文献含む)
学期末の定期試験により成績を評価します。
テキストは特に使用せず、
講義のなかで必要な資料を配布します。
また予習・復習で用いることのできる参考文献は多数あります。
講義中に参考文献リストを配布します。
準備学習
担当教員から一言
予習は必ずしも必要ではありませんが、理解を深めるために参 都市は、日常生活にかかわる身近な場です。自分のふるさとや
考文献などで予習することが望ましいです。講義中に予習方法 魅力あるまちを頭に思い浮かべながら、皆さんが都市づくりに
についてお話します。復習は、理解度を確認する小テスト
(作文) 関心を持つことを期待します。
を講義中に課します。提出は任意ですが、定期試験の準備にも
なります。
− 105 −
地域企業セミナー 【地域志向科目】2年次
岡 良浩・富田 与
2単位
前学期集中講義 選 択
講義計画
集中講義期間を利用して行う予定です。
詳細は前期中に掲示等でお知らせします。
講義のねらい
この授業は、集中講義期間を利用して、地域企業を訪問し取
材をすることによって、それぞれの企業の個性や魅力を発見し
ます。
企業はそれぞれに歴史があり、経営者の経営理念や目標もそ
れぞれ異なります。同じような事業を行っている企業を比較し
ても、その背景の違いが商品やサービスに現れています。
このセミナーでは、いわゆる企業見学といった受動的な態度
ではなく、皆さんが記者になった気持ちで取材していただきま
す。これは、この企業の特徴を第三者に伝えるところまで、き
ちんとまとめていただきたいからです。
到達目標
到達目標としては、以下の3点です。
① 担当する企業の全体像をしっかり掴む。
② 記事としてその内容をきちんとまとめる。
③ 結果として、他の企業をみるときの比較する視点を得る。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
企業訪問(50%)レポート
(50%)
特に使用しません。必要な資料は適宜配布します。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、企業訪問前に事前学習を行って 企業は実際に行ってみるとよくわかります。好奇心を持って参
いただきます。企業訪問後に取材内容をレポートとしてまとめ 加してください。
ていただきます。
社会保障論
李 修二
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、現代日本における社会保障制度の基本的な枠
組みを概観し、学んでいく。言うまでもなく社会保障制度は、
少子高齢化を前提とする今後の日本社会にとって、最も重要な
社会経済制度と位置づけられるものの一つになっている。そし
て、経済のかなりの部分が、何らかの形で社会保障制度と関係
するようになってきている。そこで、現行の日本の社会保障制
度の基本的な仕組みや特徴を理解することが講義のねらいとな
る。
到達目標
この講義で学ぶ様々な社会保障制度がなぜ必要とされている
か、どのような経緯で成立させられてきたのか、そして、将来
に向けてどのような課題があるのか、それらの要点を理解する
ことが講義の到達目標となる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 社会保障を学ぶ意義
第3講 医療サービス
第4講 医療保険
第5講 高齢者医療制度
第6講 生活保護
第7講 福祉サービス
第8講 介護サービス
第9講 介護保険
第10講 所得保障
第11講 年金制度
第12講 年金財政方式
第13講 雇用保険
第14講 労災保険
第15講 社会保険と民間保険
テキスト・教材(参考文献含む)
筆記試験で評価する。
椋野美智子・田中耕太郎著『はじめての社会保障―福祉を学ぶ人
へ』
有斐閣
(最新版)
準備学習
担当教員から一言
テキストの復習、予習をできるだけ行うこと。特に前回授業の 社会保障制度の知識は今日きわめて重要かつ有用となっている。
復習を怠らないこと。復習して授業にのぞめば、毎回、より深 ぜひ関心を持って、しっかり学習してほしい。細かな知識を覚
える必要はない。なぜ、そのような制度となっているのか、意
く授業内容が理解できるはずである。
味を理解するように学ぶこと。
− 106 −
社会福祉学
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録と講義内容、方法の説明
第2回 「社会福祉学」
とは何か
第3回 「社会福祉学」
の生成
第4回 「障害の社会モデル」
1
第5回 「障害の社会モデル」
2
第6回 日本の障害者運動1
第7回 日本の障害者運動2
第8回 イギリスの障害者運動
第9回 米国の障害者運動
第10回 人権に関わる諸条約
第11回 障害者権利条約
第12回 特別支援教育
第13回 生活保護制度
第14回 ベーシック・インカム
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柴田啓文
講義のねらい
社会福祉学は、障害者や女性、子ども、高齢者、経済的困窮
者など、いわゆる「社会的弱者」の福祉の向上と権利の擁護、お
よび、その援助方法やそれを支える社会のあり方を検討する学
際的な研究です。
非常に広い分野を対象としていますが、この講義では、特に
障害者、子ども、女性に焦点を当て、福祉とは何であり、今後
の福祉はどのようなものであるべきかについて考察します。
社会福祉にかかわる基本概念の理解。
平常点(50%)と定期試験(50%)により評価します。平常点は、 使用しません。
毎回のノート(ワード)提出とフォーラム、小テストなどにより 参考文献
安積遊歩著
『癒しのセクシートリップ』
太郎次郎社
(2,100円)。
ます。
安積遊歩『いのちに贈る超自立論一すべてのからだは百点満点』
太郎次郎社エデイタス
(1,680円)
。
準備学習
講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの
ような問題があるかについての情報を集めてください。また、
講義のあとに、各自の視点で情報を分析し、自分の考えをまと
めてください。
社会福祉発達史
3年次
2単位
後学期
選 択
担当教員から一言
学習支援システム(MOODLE)を利用。この授業を通して、自ら
の生き方や社会のあり方について考えようとするみなさんの受
講を期待します。留学生については、日本語学習を教育支援シ
ステムを利用してサポートします。
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、社会福祉発達史を学ぶ意義
第2講 イギリス絶対王政期のエリザベス救貧法
第3講 イギリス市民革命期の救貧・博愛事業
第4講 イギリス産業革命と救貧・博愛事業
第5講 イギリスにおける新救貧法と工場法
第6講 イギリスにおける社会事業の形成
第7講 20世紀初頭のイギリス社会改良
第8講 20世紀初頭のイギリス救貧法改革
第9講 両大戦間期イギリスの大量失業と社会保障の形成
第10講 第二次世界大戦期のイギリス福祉国家像の形成
第11講 イギリス福祉国家の光と影
第12講 アメリカにおけるソーシャルワークの成立
第13講 スウェーデン福祉国家の発達
第14講 第二次世界大戦前の日本の福祉制度
第15講 第二次世界大戦後の日本の社会福祉
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
李 修二
講義のねらい
イギリスをはじめとする世界各国の社会福祉制度は、けっし
て一朝一夕にして成立したのではない。経済における資本主義
制度の発展などと平行して数百年くらいの長い年月を経て、社
会福祉も発達してきたのである。そこで、この講義では、①社
会福祉を深く考える上で不可欠な基礎知識となるイギリスの社
会福祉発達史について、近代初頭から現代にいたるまでの通史
を概観する。さらに、②その他、スウェーデン、アメリカ、日
本について、これらの国々の社会福祉発達史の特徴点を簡潔に
学ぶ。このような①と②をこの講義のねらいとする。
この講義では、社会福祉の歴史の講義を通じて社会福祉に関
わる様々な考え方や制度の由来について学んで行くが、その際、
歴史の中の具体的な出来事や事例を通して、そうした考え方や
制度をより深く理解し、興味を持って学ぶことが講義での到達
目標となる。
教材として、書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配
筆記試験で評価する。
ただし、毎回の講義ノートの内容が主な試験範囲となるので、 布する。その他のテキストは用いない。参考文献:高島 進著『社
会福祉の歴史』
(ミネルヴァ書房)
授業出席が必須となるはずである。
毎回、前回分の講義プリントを復習しておくこと。そうするこ 社会福祉の歴史を学ぶことは学問的興味だけでなく、とくに社
とで講義内容の理解がより深まるはずである。やむをえず欠席 会福祉分野に関心のある学生にとっては、自分自身の生き方や
考え方を見通して行く上でも大いに参考となる。この講義の単
した場合は、事後的な補習学習を必ず行っておくこと。
位修得後には、それが一つの自信と思えるような授業となるは
ずである。
− 107 −
財務諸表論1
奥原貴士
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
企業の決算書は、企業の業績の優劣や潜在能力を映し出して
おり、こうした会計情報に関する知識は、ビジネスの世界で活
躍するためには不可欠だといわれています。そして、会計情報
を的確に読み取るためには、財務諸表がどのようなルールに基
づいて作成されているのかを理解する必要があります。したがっ
て本講義では財務会計の重要な論点を取り上げて解説を行い、
財務会計の重要な論点を網羅的に理解することを目的とします。
到達目標
まず財務会計の役割、会計基準の必要性などの基礎知識を習
得します。続いて、財務会計における主要な論点を理解するこ
とを到達目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 財務会計の機能と制度
第3講 利益計算の仕組み
第4講 利益計算の仕組み
第5講 会計理論と会計基準
第6講 会計理論と会計基準
第7講 会計理論と会計基準
第8講 利益測定と資産評価の基礎概念
第9講 利益測定と資産評価の基礎概念
第10講 現金預金と有価証券
第11講 現金預金と有価証券
第12講 売上高と売上債権
第13講 売上高と売上債権
第14講 棚卸資産と売上原価
第15講 棚卸資産と売上原価
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
桜井久勝
『財務会計講義』
中央経済社。
桜井久勝 須田一幸
『財務会計・入門』
有斐閣。
桜井久勝
『会計学入門』
日本経済新聞出版社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
50%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 50%
準備学習
担当教員から一言
簿記・会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくださ 日商簿記検定等の資格取得の相談にも対応します。進捗により
各テーマの講義回数を変更する可能性があります。
い。
財務諸表論2
奥原貴士・岡野 誠
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業の決算書は、企業の業績の優劣や潜在能力を映し出して
おり、こうした会計情報に関する知識は、ビジネスの世界で活
躍するためには不可欠だといわれています。そして、会計情報
を的確に読み取るためには、財務諸表がどのようなルールに基
づいて作成されているのかを理解する必要があります。したがっ
て本講義では財務会計の重要な論点を取り上げて解説を行い、
財務会計の重要な論点を網羅的に理解することを目的とします。
到達目標
本講義で解説を行った財務会計における主要な論点を理解す
ることを到達目標とします。
成績評価方法
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
50%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 50%
準備学習
財務諸表論1で学習した内容を復習しておいてください。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 有形固定資産と減価償却
第3講 有形固定資産と減価償却
第4講 無形固定資産と繰延資産
第5講 無形固定資産と繰延資産
第6講 負債
第7講 負債
第8講 負債
第9講 株主資本と純資産
第10講 株主資本と純資産
第11講 財務諸表の作成と公開
第12講 財務諸表の作成と公開
第13講 財務諸表の作成と公開
第14講 連結財務諸表
第15講 外貨建取引等の換算
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
桜井久勝
『財務会計講義』
中央経済社。
桜井久勝 須田一幸
『財務会計・入門』
有斐閣。
桜井久勝
『会計学入門』
日本経済新聞出版社。
担当教員から一言
日商簿記検定等の資格取得の相談にも対応します。進捗により
各テーマの講義回数を変更する可能性があります。
− 108 −
原価計算論
沓掛和男・岡野順子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
原価計算は、一定の給付単位生産に要した製造原価を計算す
る会計制度であるが、経営管理の手段として、経営能率の増進、
経営計画・方針の決定に役立つ原価の管理を目標としています。
講義では、製品製造にいくらの経済財(材料、労務、経費等)が
費消されたか、いわゆる製造原価の計算についての仕組みの他、
経営管理のための原価管理の手法や原価情報の作成と応用につ
いて習得することをねらいとする。
到達目標
原価計算は、製品製造に要した製造原価を計算することを制
度的な目的とするが、現在は、経営管理の手法としての原価管
理の役割が重要視され、その応用の範囲はかなり多岐にわたっ
て利用されている。したがって、原価情報作成の仕組みとその
応用についての事例の理解と習得を目標とする。
講義計画
第1講 ガイダンス 工企業の製造活動と原価計算
第2講 原価計算制度
第3講 原価の概念と分類
第4講 実際原価計算と予定原価計算
第5講 実際原価計算 個別原価計算
第6講 〃 総合原価計算
第7講 〃 単純総合原価計算
第8講 〃 組別 〃
第9講 〃 等級別 〃
第10講 〃 工程別 〃
第11講 予定原価計算 標準原価計算①
第12講 〃 〃 ②
第13講 〃 〃 ③
第14講 全部原価計算と直接原価計算①
第15講 直接原価計算② まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(自製プリント)
出席を最大限に重視します。学習態度、小テスト、期末テスト テキスト・教材; 原価計算論講義ノート
参考文献; 佐藤康男他著
「原価計算テキスト」
中央経済社
を総合的に評価します。
製造原価の計算と原価管理の手法がこの科目のテーマですが、 商業簿記と工業簿記の約束事と仕組みの理解が必要ですが、理
そのためには簿記会計の知識と技術の理解が必要です。再学習 解と上達の決め手は復習と記帳練習です。
を心がけてください。
経営史
麻沼賢彦
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
<ドイツ・アメリカ・日本自動車産業経営史>
1885/86年、世界で最初に車づくりに成功したのは、ドイツの
2人の技師、ゴットリープ・W・ダイムラーとカール・ベンツで
あった。けれども、自動車産業史上、彼らがイノベーションを
引き起こしたとは言い難い。それは1908年、デトロイトの自動
車製造業者、ヘンリー・フォードによって成し遂げられたのだっ
た。
フォードのT型車は、移送式組立てラインで製造される、世
界最初の量産車となったが、この車のコンセプト自体も、ドイ
ツの名車、メルセデスのそれとはまったく異なっていた。
到達目標
現代消費財産業の巨人、自動車産業の歴史を学ぶことを通し
て、今後の発展の方向性について展望を得る。
成績評価方法
受講態度:20%
定期試験:80%
準備学習
次の文献に目を通しておくと理解が深まる。
A. D. チャンドラー 「スケール・アンド・スコープ」
有斐閣
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 世界の10大自動車メーカー
第3回 補論:2009年GM社の経営破綻
第4回 1878年ニコラス・A・オットーの価値ある発明
第5回 1901年メルセデス・ショック
第6回 日本の車づくりの後発性
第7回 トヨタ生産方式の歴史的意義
第8回 補論:自動運転車とFCE車の実用化
第9回 自動車王ヘンリー・フォード物語
第10回 新興産業都市デトロイト
第11回 T型フォード車のコンセプト
第12回 大量生産と大量流通の統合
第13回 1920年代アメリカ自動車企業の海外展開
第14回 フォード社 vs. GM社
第15回 補論:ドイツ企業ジーメンス社による”マスカスタマイ
ゼーション”
(個別大量生産)
工法の開発
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリント配布
担当教員から一言
講義は“生きもの”。それゆえ、受講者の興味や関心の所在に応
じて講義プログラムを適宜変更することもあるので、あらかじ
めご了承を。
− 109 −
経営戦略論
内藤孝紀
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業が変化の時代を乗り切っていこうとするならば、その持
てる力を結集し、行動を首尾一貫したものにする「経営戦略」が
必要である。経営戦略とは、いったいやるべきことが何なのか
を決める役割を持っている。そのため、経営戦略は環境の変化
と切り離して考えることはできない。企業の将来像とそれを達
成するための道筋を示す経営戦略の理論は、さまざまに存在す
る。本講義では、それらの理論を統一的な枠組みのもとに位置
づけることによって、経営戦略の全体像をシンプルな形で検討
していく。
到達目標
・企業と環境の関係を理解すること
・経営戦略の全体像を理解すること
・経営戦略の理論を使い具体的事例を説明できるようにするこ
と
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
課題の提出(20%)、定期試験
(80%)
準備学習
担当教員から一言
特にありません。
講義の復習をとくに重視する。
経営組織論
内藤孝紀
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
組織には、個人が組織を形成してゆく側面と、つくられた組
織が個人の行動を規制する側面とがある。つまり、個人行動の
相互作用が組織に形を与える面と、組織が個人行動のあり方を
決める面とがある。本講義では、組織を中心にして、組織と個
人の関係を体系的に議論していく。
到達目標
・個人と組織の関係を扱うことで、組織における人間行動を説
明できるようにすること。
・組織の基礎理論を習得し、それを具体的な事象にあてはめて
考えられるようにすること。
成績評価方法
課題の提出20%、定期試験80%
準備学習
講義の復習をとくに重視する。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 経営戦略とは
第3講 経営戦略論の分類軸
第4講 経営戦略論の4つのアプローチ
第5講 ポジショニング・アプローチの基本的発想
第6講 ポジショニング・アプローチの枠組み
第7講 ポジショニング・アプローチの適用
第8講 資源アプローチの理論的背景
第9講 競争優位を生み出す資源
第10講 資源アプローチの問題
第11講 ゲーム・アプローチ
第12講 学習アプローチ
第13講 全社戦略
第14講 経営戦略論の課題と今後の展開
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 組織の与える影響
第3講 組織社会化①
第4講 組織社会化②
第5講 組織文化
第6講 組織のとらえ方
第7講 公式組織と非公式組織
第8講 組織でのコミュニケーション
第9講 組織における分業①
第10講 組織における分業②
第11講 分業されたタスクの調整
第12講 階層の設計
第13講 組織の形態①
第14講 組織の形態②
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
【参考文献】
岸田民樹編著
(2014)
『組織学への道』
文眞堂。
担当教員から一言
特にありません。
− 110 −
国際経営論
3年次
2単位
講義計画
1.ガイダンス
吉 成 亮 後学期 選 択 2.企業戦略
3.国際化の段階とその選択
(1)
講義のねらい
4.国際化の段階とその選択
(2)
(2)
企業の海外展開は企業の存続、特に日本企業の存続にとって 5.国際化の段階とその選択
(1)
欠かすことはできない。それゆえどのような事業を企業の発展 6.本社と海外子会社
(2)
段階に応じて展開していくのかと言うことを学ぶ必要があるだ 7.本社と海外子会社
8.まとめと中間試験
ろう。これらのことを企業戦略との関連で講義していく。
9.国際R&D戦略
10.国際生産戦略
11.国際マーケティング戦略
12.国際人的資源戦略
(1)
13.国際人的資源戦略
(2)
14.国際戦略提携
到達目標
15.まとめ
留学生を含め、自国における企業の海外進出を段階的に理解
できるようになることを目標にしている。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点50%
中間試験20%
定期試験25%
発表5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
適時に資料を配付する。参考書は 『経営学を楽しく学ぶVer.3』
中央経済社とする。
準備学習
担当教員から一言
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 国内だけでなく、海外に目を向けて幅広い視野でビジネスを考
えることができるようになりましょう。
度)
行うことが望ましい。
日本ビジネス論
内藤孝紀
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本ビジネスを語るにあたっては、日本産業の歴史を知らね
ばならない。1990年代半ばから「産業集積」という言葉が頻繁に
使われるようになり、地域と産業の関係が取り上げられ、多様
な視点から分析されている。日本には、地場産業、企業城下町
など産業集積地域が数多く存在し、これらについて膨大な研究
蓄積がある。
そこで、本講義では、
地域社会が主体性をもって産業と共存し、
持続的に発展できる社会経済基盤の構築に向けて、産業集積の
構造や競争優位性を多面的に検討していく。
到達目標
・産業集積分析の理論的な多様性を理解すること
・日本における産業集積発展の歴史を理解すること
・産業集積の担い手である中小企業についての理解を深めること
・産業集積における企業間ネットワークの構造を理解すること
成績評価方法
課題の提出(20%)、定期試験
(80%)
準備学習
講義の復習をとくに重視する。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 産業集積とは
第3講 産業集積の類型
第4講 産業集積の特性
第5講 産業集積としての東大阪市
第6講 河内木綿の発達
第7講 大阪の近代紡績
第8講 河内木綿の分解過程①
第9講 河内木綿の分解過程②
第10講 近代工業の発達と地場産業
第11講 多様な産業の萌芽
第12講 インフラ整備による産業集積の促進
第13講 都市型産業集積の形成
第14講 産業集積の課題と新たな展開
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
担当教員から一言
特にありません。
− 111 −
ベンチャービジネス論
東村 篤
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本経済は、アベノミクス効果で再生への道を歩み出しまし
た。IPOも2009年(暦年ベース)19社をボトム,15年93社と増加
傾向,特色ある企業が目立つようになってきました。技術優位
にありながら世界市場で後塵を余儀なくされています。米国は、
95年以降創業したベンチャーは、グーグル、アマゾン、フェイ
スブック、ヤフー、イーベイ、テスラモータースなど世界的企
業へと成長発展、大きな雇用をも創出してきています。どこに
育たない要因があるのか。本講義では、起業のスキルとともに
ベンチャービジネスのリスクとリターンを学んでいきます。
到達目標
ベンチャービジネスについて単なる中小企業との違い、基本
的な経営構造をベンチャービジネスの事例から学び検討分析が
できるスキルを目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 起業2年10か月でIPO実現のオルトプラス
社から学ぶ
第2講 ベンチャービジネスの概念定義 企業家と起業家
第3講 ベンチャービジネス成立の要件 社会変革とベンチャー
第4講 ビジネスモデルと価値創造
第5講 アントレプレナーシップ起業家精神とイノベーション
第6講 地域産業支援行政の役割とクラウドファンディング
第7講 ベンチャー会計
(電卓機能付き機器必携持参)
第8講 ビジネスプラン(BP)と資本政策案作成実務(ワーク
ショップ)
第9講 ベンチャービジネスを巡る話題
第10講 コンテンツビジネス
第11講 バイオビジネスほか
第12講 ベンチャービジネスでの知的財産権の活用と管理
第13講 技術移転と産学官連携
第14講 ベンチャー成長マネジメント(企業倫理・戦略経営・コ
ミュニケーション)
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論 改訂版」プリ
出席確認の理解小テスト、小論文、感想など全14回30%、受講 東村篤
態度20%、定期試験50%(中間テスト課題レポート含む)
、を総 コ、2016をWeb配本、プロジェクターを使用して手づくりの
PowerPoint投影、随時、資料を配布します。
合的に評価。
準備学習
植田浩史、桑原武志、本多哲夫、義永忠一
「中小企業・ベンチャー
企業論」有斐閣コンパクト、松田修一「経営学入門シリーズ ベ
ンチャー企業<新版>」日本経済新聞社、佐久間信夫「よくわか
る企業論」ミネルヴァ書房、2,600円+税
ベンチャービジネス論
東村 篤
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本経済は、アベノミクス効果で再生への道を歩み出しまし
た。IPOも2009年(暦年ベース)19社をボトム,15年93社と増加
傾向,特色ある企業が目立つようになってきました。技術優位
にありながら世界市場で後塵を余儀なくされています。米国は、
95年以降創業したベンチャーは、グーグル、アマゾン、フェイ
スブック、ヤフー、イーベイ、テスラモータースなど世界的企
業へと成長発展、大きな雇用をも創出してきています。どこに
育たない要因があるのか。本講義では、起業のスキルとともに
ベンチャービジネスのリスクとリターンを学んでいきます。
到達目標
ベンチャービジネスについて単なる中小企業との違い、基本
的な経営構造をベンチャービジネスの事例から学び検討分析が
できるスキルを目標とします。
成績評価方法
担当教員から一言
本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。米国では
フェイスブックなどベンチャー企業群が経済を牽引しています。
日本は新陳代謝の少ない風土、日本の再生には起業家精神を持っ
たビジネススキルのある人材育成が必要不可欠、
期待しています。
講義計画
第1講 ガイダンス 起業2年10か月でIPO実現のオルトプラス
社から学ぶ
第2講 ベンチャービジネスの概念定義 企業家と起業家
第3講 ベンチャービジネス成立の要件 社会変革とベンチャー
第4講 ビジネスモデルと価値創造
第5講 アントレプレナーシップ起業家精神とイノベーション
第6講 地域産業支援行政の役割とクラウドファンディング
第7講 ベンチャー会計
(電卓機能付き機器必携持参)
第8講 ビジネスプラン(BP)と資本政策案作成実務(ワーク
ショップ)
第9講 ベンチャービジネスを巡る話題
第10講 コンテンツビジネス
第11講 バイオビジネスほか
第12講 ベンチャービジネスでの知的財産権の活用と管理
第13講 技術移転と産学官連携
第14講 ベンチャー成長マネジメント(企業倫理・戦略経営・コ
ミュニケーション)
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論 改訂版」プリ
出席確認の理解小テスト、小論文、感想など全14回30%、受講 東村篤
態度20%、定期試験50%(中間テスト課題レポート含む)
、を総 コ、2016をWeb配本、プロジェクターを使用して手づくりの
PowerPoint投影、随時、資料を配布します。
合的に評価。
準備学習
植田浩史、桑原武志、本多哲夫、義永忠一
「中小企業・ベンチャー
企業論」有斐閣コンパクト、松田修一「経営学入門シリーズ ベ
ンチャー企業<新版>」日本経済新聞社、佐久間信夫「よくわか
る企業論」ミネルヴァ書房、2,600円+税
担当教員から一言
本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。米国では
フェイスブックなどベンチャー企業群が経済を牽引しています。
日本は新陳代謝の少ない風土、日本の再生には起業家精神を持っ
たビジネススキルのある人材育成が必要不可欠、
期待しています。
− 112 −
中小企業経営論 【地域志向科目】3年次
東村 篤
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
日々の生活で最も身近な存在である中小企業。グローバル化、
IT化した今日、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増していま
す。課題山積のなかにあって今日的問題をいかに捉え、解決を
させていくのか中小企業経営に必要な知識、理論を学ぶととも
に地域事例を紹介していきます。
到達目標
問題意識と分析力を養う意味から毎回、当日の日経新聞朝刊
中小企業関連記事を解説、日経TESTは解答しながら本質を考
えスキルの向上とセンスを養っていきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 中小企業とは概念・定義
第3講 中小企業とベンチャー企業
第4講 中小企業経営の特質
第5講 開業と廃業、日米の違い
第6講 中小零細企業を取り巻く環境 地方発の新しいビジネス
第7講 中小企業の経営課題
(ファイナンス・事業承継)
第8講 新規事業、ニュービジネスが成立する背景 職業から
見た社会・経済構造の変化
第9講 中間テスト ビジネスモデルとビジネスプラン
第10講 ニュービジネス
(DVD視聴・感想)
第11講 地域とともに成長する中小企業 コミュニティビジネ
ス、ソーシャルビジネス
第12講 三重県の中小企業
(ベンチャー企業含む)
第13講 産業集積地の中小企業紹介 葛飾、大田、長岡、諏訪、
東大阪
第14講 変化に挑戦する老舗企業、話題の元気な中小企業
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論 改定版」プリ
出席確認の感想、要望、小テスト、小論文、中間テストを実施 東村篤
(Web版配本)
40%、講義態度20%、定期試験
(レポート)
40%、を総合的に評価。 コ
プロジェクターを使用します。資料は随時配布します。
準備学習
中小企業庁「中小企業白書2015・2016」
概要版等、
植田浩史ほか「中小企業・ベンチャー企業論」
有斐閣コンパクト、
高田亮爾ほか「現代中小企業論」
同友館
人事管理論
吉成 亮
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは企業の人的資源の様々な問題とその解決
策としての人事制度を理解することである。企業の人事労務の
問題は多岐にわたるとともに、企業の根幹をなしている。企業
は人を育てずして長期的な成長を夢見ることはできない。その
ために企業は様々な解決策を模索しており、その知識を習得す
ることはこれから企業社会に入っていく多くの学生にとって重
要である。
到達目標
この授業の到達目標は企業の様々な人的資源の問題を把握す
るだけでなく、その活用法によって人的資源がどのように発展
するのかを理解できることが目標である。
成績評価方法
担当教員から一言
地域志向科目。本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座
です。知らず知らずに時事問題や地域の中小企業について理解、
深化でより親しみを持って企業研究していただきたい。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 経営と企業組織
第3講 人的資源の機能1
第4講 人的資源の機能2
第5講 モチベーション1
第6講 モチベーション2
第7講 リーダーシップ1
第8講 リーダーシップ2
第9講 中間試験
第10講 雇用制度
第11講 キャリア開発
第12講 人事考課制度
第13講 専門職制度
第14講 賃金制度
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点50%
中間試験10%
定期試験40%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
授業内で指定の教科書を指示する。参考書は『経営学を楽しく学
ぶVer.3』
(中央経済社)
とする。
準備学習
担当教員から一言
講義の前後に授業中で指示された教科書および配付資料の予習 企業はどのように人を育てているのかということを理解し、自
分の活かし方を学んでほしいです。
復習
(それぞれ30分程度)
行うことが望ましい。
− 113 −
経営工学
熊澤光正
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題とトヨタ
生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴史、フォー
ド方式、近年注目される経営工学の動きについて考えるもので
ある。
到達目標
経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題とトヨタ
生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴史、フォー
ド方式、近年注目される経営工学の動きについて考えるもので
ある。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2,400円
熊澤光正 トヨタ生産方式の異業種展開の実践
熊澤光正 ジャストインタイム実現のための段取り替え短縮法」
講義での取り組み 20%
中間テスト 20%
定期試験 60%
準備学習
担当教員から一言
トヨタ生産方式を始めとする、経営工学の基礎から、世界的に
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
予習 テキストと参考文献下読み 復習 学習内容の理解
生産管理論
熊澤光正
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
我が国の企業の多くは、バブル景気の崩壊により、長く低迷
を続けてきたが、近年回復の兆しが見られる。このような状況
の内にあってもトヨタを始めとするいくつかの企業は確実な発
達を遂げてきた。トヨタを始めとする企業群は優れた企業経営
やトヨタ生産方式を始めとする工学的手法により成功を収めて
きた。経営工学は企業や組織活動の目標達成のために、必要な
諸手法を生み出し体系化したものである。この中で経営活動と
管理、生産性の向上とその測定法などが開発された
到達目標
経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題とトヨタ
生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴史、フォー
ド方式、近年注目される経営工学の動きについて考えるもので
ある。
成績評価方法
講義での取り組み 20% 中間テスト 20% 定期試験 60%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス 豊田喜一郎トヨタを作った男
(映像資料)
第2講 第2次世界大戦後のトヨタ
(1]
第3講 第2次世界大戦後のトヨタ
(2)
第4講 自働化システム
第5講 生産と在庫
第6講 ジャスト・イン・タイム
第7講 在庫の問題点
第8講 かんばんシステム
第9講 生産期間と企業経営
(1)
第10講 生産期間と企業経営
(2)
第11講 生産期間短縮の効果
(1)
第12講 生産期間短縮の効果
(2)
第13講 生産システムの設計方策と生産期間
第14講 トヨタ生産方式とMRP
第15講 自動車革命
(映像資料)
定期試験
予習 テキストと参考文献下読み 復習 学習内容の理解
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る
(1)
第3講 これからの生産の新方向を探る
(2)
第4講 私の現場経営
(1)
第5講 私の現場経営
(2)
第6講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題
(1)
第7講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題
(2)
第8講 トヨタ生産方式
第9講 原価の考え方
第11講 作業姿勢と生産性1
第12講 作業姿勢と生産性2
第13講 作業姿勢と自覚疲労 トヨタ生産方式の場合
第14講 作業姿勢と自覚疲労 3姿勢の比較
第15講 映像資料
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社 1,680円 熊澤光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出
版 2,400円 熊澤光正 トヨタ生産方式の異業種展開の実践 熊
澤光正 ジャストインタイム実現のための段取り替え短縮法」
担当教員から一言
トヨタ生産方式を始めとする、経営工学の基礎から、世界的に
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
− 114 −
マーケティング論
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
講義を通じて現代の企業が実践しているマーケティング活動
を、学んだ理論、ケーススタディなどから分析できることを到
達目標としています。
テキストは使用しませんが、以下のスケジュールで行います。
毎回視聴覚教材を使用します。
第1講 ガイダンス・マーケティングとは
第2講 現代企業とマーケティング論
第3講 競争構造とマーケティング活動
第4講 マーケティング戦略と体系
第5講 マーケティング意思決定と情報
第6講 需要獲得戦略
第7講 製品戦略
第8講 価格戦略
第9講 チャネル戦略
第10講 販売促進戦略
第11講 グローバル戦略
第12講 マーケティング領域の拡張
第13講 マーケティングの新展開
第14講 マーケティング論のまとめ
第15講 各自課題の設定と対応
定期試験
(レポート)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
松本圭史
講義のねらい
具体的な企業活動の考察を通してマーケティングの基礎を学
ぶことを主眼としますが、さらに発展させて講師が体験、実践
してきた企業・団体の事例を中心に、理論との比較からマーケ
ティングを解説していきます。講義は資料と事例研究を中心に
進めます。また、イメージしやすいようにビデオなどの視聴覚
教材を多用するなどして、面白くわかりやすい講義を目指して
いきます。
到達目標
出席点 授業への積極的な参加、受講態度で1回につき1〜2点 テキストは使用せず、適時資料、プリントと視聴覚教材で講義
小レポート点 内容により1回につき1〜3点(ほぼ毎回講義中 を進めます。
に小レポート提出)
出席・小レポート点 合計 75点 期末レポート 25点
新聞、雑誌、インターネットなどで企業の新商品情報などマー 身近な企業のマーケティング活動を分析するなど実践的な講義
ケティングに関する記事に関心を持って読んでおくと講義内容 を目指していますので、企業活動のダイナミズムを知る機会に
なります。また、就職活動にも参考になります
がより深く理解できます。
マーケティングセミナー
岩崎祐子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業では、地場産業の意味、現状と発展性を学び、地場
産業を巡る課題とその解決方法を考える。今年度は、三重県四
日市市の代表的な地場産業である
「萬古焼」
に焦点をあてる。
到達目標
1.地場産業の課題を理解すること。
2.課題解決能力を身につけること。
3.グループで討論して考えをまとめ、発表する力をつけるこ
とを目指す。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、四日市と萬古焼
(1)
第2講 四日市と萬古焼
(2)萬古祭りの準備、担当割り等
第3講 秋の萬古祭りに参加 販売実習等への参加(10月第一日
曜日に振替)
(ばんこの里会館、学外実習)
第4講 同
第5講 同
第6講 四日市と地場産業
第7講 萬古焼の歴史
第8講 萬古焼の現状 市場規模、雇用、高齢化、若手育成 など
第9講 萬古焼を巡る新しい動き
(1)海外とのつながりなど
第10講 萬古焼を巡る新しい動き
(2)新商品開発、連携など
第11講 ばんこの里会館見学と絵付け体験(土日に振替)
(ばん
この里会館、学外実習)
第12講 同
第13講 グループワーク〜萬古焼の新しい展開のために
第14講 同
第15講 発表、プレゼンテーション
定期試験
学外実習2回予定、いずれもばんこの里会館
(近鉄川原町駅より徒歩5分)
①日曜日に秋の萬古祭りに参加
(1日)
②土曜日か日曜日に、会館見学と絵付け体験(半日)
参加料
1,000円
上記の予定は日程変更の可能性あり。後期の履修ガイダンスや
掲示で連絡。
テキスト・教材(参考文献含む)
50% 授業への参加意欲、取組姿勢
(学外実習2回予定)
25% 報告内容
25% 定期試験
学外実習は必ず参加すること。
使用しない。プリント、資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
参考文献
必ず第1回授業に出席してください。学外実習は必ず参加してく
宮崎 哲也(著)「はじめてのマーケティング1年生」明日香出版 ださい(ばんこの里会館までの交通費自己負担)
。絵付け体験に
社、2013年、1,620円
は実費1,000円かかります。
− 115 −
エマージングマーケット論
富田 与
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では発展途上国の経済が持つ特徴を考えていきます。
開発経済学にはいくつもの学派(考え方)がありますが、この
講義では主に「構造主義」の考え方に基づき議論を進めていきま
す。特に、「貧困の悪循環」
、
「二重経済モデル」
、
「輸入代替工業
化」といった考え方に力点を置き、実際に行われた開発政策の成
果と問題点を見ていくとにします。最後には、最近の動向とし
てインフォーマルセクター振興とBOPビジネスを取り上げます。
到達目標
到達目標は、「途上国経済の特徴を説明できる」
です。
成績評価方法
講義計画
第1講:ガイダンス、開発経済学の発想
第2講:
「開発」
とは
第3講:
「貧困の悪循環1」
第4講:
「貧困の悪循環2」
第5講:
「低水準均衡の罠」
第6講:成長と格差1
第7講:成長と格差2
第8講:
「二重経済モデル」
の考え方1
第9講:
「二重経済モデル」
の考え方2
第10講:
「輸出ペシミズム論」
第11講:
「輸入代替工業化」
第12講:
「輸出志向型工業化」
第13講:インフォーマルセクター振興
第14講:BOPビジネス
第15講:まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
講義への参加度(発言等)
:30%
講義期間中のレポート:30%
最終レポート:40%
テキスト、参考文献は特に指定しません。
準備学習
担当教員から一言
近代経済学の基礎、特にマクロ経済学の基礎が身についている 日本でも開発や貧困の問題が再び大きな問題となっています。
ことを前提に話を進めますので、受講前に十分に復習をしてお 日本の問題を考える手がかりが見つかるかもしれません。
いてください。
経営分析論
沓掛和男・岡野順子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
どの企業も、過去及び現在の実態を知り、将来を方向を決定
することに迫られます。過去及び現在の実態を知るには、企業
経営を分析し、診断することが必要です。将来の方向を決定す
るには、適時・適正な情報が必要となります。こうした経営活動
の分析・診断及び意思決定の原理や方法を学習するのが「経営分
析」です。講義では、企業の経営管理や経営方針等の意思決定に
必要な資料や情報を作成する場合の財務諸表等を分析診断する
知識と技術を学習すること、特に、財務諸表の見方と利用法の
習得をねらいとします。
到達目標
ビジネスマンにとって、その時、その場で適正な決断ができ
るかどうかが大事なことです。将来の経営方針について行う意
思決定が有効なものとなるよう、企業の経営実態について、そ
の分析や診断法を習得し、正確で、適時な情報作成の技術の体
得を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 企業の経営活動と成果計算
第2講 企業の経営活動と財務諸表
第3講 財務諸表の内容と特徴
第4講 経営分析の意義と特徴
第5講 安全性の分析①流動比率、当座比率
第6講 〃 ②固定比率、固定長期適合比率
第7講 〃 ③自己資本比率
第8講 収益性の分析①資本利益率
第9講 〃 ②売上高利益率
第10講 〃 ③資本回転率
第11講 〃 ④損益分岐点分析
第12講 生産性の分析①付加価値分析
第13講 〃 ②労働分配率
第14講 成長・発展性の分析・キャッシュフロー分析
第15講 総合的診断
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「入門経営分析」
同文館
出席を最大限に重視します。学習態度、小テスト、期末テスト テキスト; 倉田三郎他著 教材; 経営分析論講義ノート
(自製ノート)
を総合的に評価します。
参考文献; 田中 弘著 「経営分析」
中央経済社
経営分析は、総合的な分析をその内容としますが、講義では、 実社会で必要とされるのは、他の人とは違うプラスアルファを
企業が定期的に開示する財務諸表を分析の対象とし、その見方・ 持っているかどうかです。そのため、情報を収集し、分析する
(決断)
力を養うことが大事です。
利用法を学習します。財務諸表は、簿記会計の知識と技術によっ 能力、そして適時・適正な決定
て作成されたものです。したがって、簿記会計の予習と復習が
必要です。
− 116 −
管理会計論
奥原貴士・岡野 誠
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
管理会計は、経営管理のために行われる会計です。管理会計
による会計情報は、企業内部の経営管理者が意思決定や業績管
理を行う際に利用されています。本講義では、管理会計によっ
てどのような会計情報が作成されるのか、および会計情報がど
のような分析に用いられているのかなどに関して学習します。
到達目標
本講義で説明する、管理会計の意義や、管理会計による会計
情報の作成方法、管理会計による会計情報の分析方法などにつ
いて理解することを到達目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 管理会計の意義
第3講 管理会計の基礎概念
第4講 管理会計の基礎概念
第5講 意思決定アプローチの方法
第6講 意思決定アプローチの方法
第7講 業績管理アプローチの方法
第8講 業績管理アプローチの方法
第9講 原価管理
第10講 原価管理
第11講 長期経営計画
第12講 設備投資計画
第13講 利益計画
第14講 予算管理
第15講 事業部の業績管理
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
谷武幸
『エッセンシャル管理会計』
中央経済社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
50%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 50%
準備学習
担当教員から一言
簿記・会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてくださ 日商簿記検定等の資格取得の相談にも対応します。進捗により
各テーマの講義回数を変更する可能性があります。
い。
税務会計論
沓掛和男
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
一般に、納税義務を前提とすれば、個人であれ、法人であれ、
一定の条件を満たせば税が課されます。法人の場合、一定の所
得があれば、その所得に対して課税されるが、その所得を算出
するために会計の知識と技術が適用されます。このような会計
を「税務会計」と呼びます。講義では、税とは何か?、税の計算
はどのような方法によるのか?、法人の所得と利益は関係は?、
課税のあり方は?等々についての理解を講義のねらいとします。
到達目標
企業は、存続し、成長発展する過程において、成果(利益)を
出さなければならないが、税も負担しなければならない。その
ため、利益計算と法人税額の計算を同時にしなければならない。
したがって、企業における利益計算と法人税の計算の関係およ
びその在り方を理解しなければならない。講義では、企業経営
における会計のセンスとタックスマネジメントを身に着けるこ
とを目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 企業の活動と租税
第2項 わが国税制と租税
第3講 法人税制と会計制度
第4講 法人税の計算原理
第5講 所得概念と課税所得
第6講 課税所得と企業利益
第7講 益金と収益の概念
第8講 損金と費用の概念
第9講 権利確定主義と実現基準
第10講 債務確定主義と発生主義
第11講 各種取引と税務上の処理①
第12講 〃 ②
第13講 税務会計と企業会計との調整
第14講 税効果会計
第15講 法人税額の計算と申告
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「税務会計論 講義ノート」
(自製プリント)
出席を最大限に重視します。学習態度、
小テスト、
課題レポート、 テキスト; 参考書; 中田信正著 「税務会計要論」
同文館出版
期末テストを総合的に評価します。
利益計算と法人税の計算には、専門的な会計と法律の知識が必 税及び税金は、わたくしたちの生活に密着しています。税に関
要で、特に、会計の論理と制度の知識を学習することが大事です。 心を持ち、税の在り方を考えてください。
− 117 −
国際会計論
沓掛和男・岡野 誠
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業の国際化・グローバル化が急速に進展し、経営活動の成果
を、これまでの各国々の会計基準、いわゆるローカルの会計基
準では成果を統一的に理解することが困難となってきました。
そこで、世界共通の統一した基準、いわゆるグローバルな基準
によって成果を表現開示することが必要となり、作成された国
際会計基準は、現在100か国以上の国々で適用されています。講
義では、世界各国で適用されている会計制度を比較しながら理
解し、続いて世界共通の統一した「国際会計基準」について学習
することが狙いです。
到達目標
国際会計は、企業の国際化及びグローバル化に対応したこと
によって誕生した比較的新しい会計領域です。経営の国際化と
は何か、会計の国際化とは何か、について理解するとともに、
国際人に相応しい総合的な感覚を養うことを目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 経営の国際化と会計の諸問題
第2講 企業の国際化と会計制度
第3講 日本の会計制度と情報開示①
第4講 〃 ②
第5講 アメリカの会計制度と情報開示①
第6講 〃 ②
第7講 イギリスの会計制度と情報開示
第8講 フランスの会計制度と情報開示
第9講 ドイツの会計制度と情報開示
第10講 韓国の会計制度と情報開示
第11講 中国の会計制度と情報開示
第12講 国際会計基準の成立と発展
第13講 〃 内容と特徴①
第14講 〃 ②
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(自製プリント)
出席を最大限に重視します。学習態度、小テスト、期末テスト テキスト教材; 国際会計論講義ノート
参考文献; 徳賀芳弘 「国際会計基準」
新世社
を総合的に評価します。
世界の政治経済は、ローカルからグローバルに、毎日目まぐる l国際会計は、近年の国際化に伴ってその必要性が認められて誕
しい状況で変化します。新聞やテレビ等のメディアでこれらの 生した科目で、今後一層その社会的使命が期待されています。
世界におけるコミュニケーション言語・手段としての会計の役割
動向に関心を持ってください。
について再認識し、その知識と技術を身に着けてください。
監査論
奥原貴士
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
証券市場が発達したことで、企業は市場から大量の資金を調
達できるようになりました。しかし、企業が公表する財務諸表
が信頼できないものであれば、投資家は企業へ投資するのをや
めてしまい、経済社会は衰退してしまいます。よって企業は財
務諸表の公表に際して、それがルールにしたがって作成されて
いるか否かについて監査を受ける必要があります。そして、監
査人は職業的専門家の立場から、その財務諸表がルールに従っ
て作成されているかについて意見を表明します。本講義は、こ
の監査の役割、監査のプロセスなどを学習します。
到達目標
本講義で説明する、監査の役割や監査のプロセスなどに関し
て理解することを到達目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布します。
(参考文献)
山浦久司
『監査テキスト』
中央経済社。
平常点(授業への積極的な参加、小テスト等)
50%
小テストは15回の講義中に4回程度行います。
定期試験 50%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 会計監査とその基本的役割
第3講 会計監査の現代的機能
第4講 金融商品取引法に基づく会計監査制度
第5講 会社法に基づく会計監査制度
第6講 職業監査と監査基準ならびに職業倫理
第7講 監査の進め方
(1)
第8講 監査の進め方
(2)
第9講 監査の進め方
(3)
第10講 監査の進め方
(4)
第11講 会計監査と不正への対応
第12講 監査意見と監査報告書
第13講 監査意見の種類と諸問題
第14講 四半期レビュー
第15講 内部統制監査
定期試験
会計に関する講義で学習した内容を復習しておいてください。
担当教員から一言
日商簿記検定等の資格取得の相談にも対応します。進捗により
各テーマの講義回数を変更する可能性があります。
− 118 −
ビジネスコミュニケーション
岡 良浩
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ビジネスベースで行われるコミュニケーションは、学生時代
のコミュニケーションと比較して、言葉やマナー、文章表現な
どから大きく異なってくる。企業へ就職した後、あるいは就職
活動において有用となる言葉やマナーといった基本を含み、上
述のコミュニケーション能力を養う。
到達目標
ビジネスベースでのコミュニケーションの理解とその実践を
通し、言語やマナーを含み、社会で活かすことの出来るコミュ
ニケーションの基礎能力を身につけることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ビジネスマナー①
第3講 ビジネスマナー②
第4講 企業におけるコミュニケーションのシーン①
第5講 企業におけるコミュニケーションのシーン②
第6講 ビジネス文書①
第7講 ビジネス文書②
第8講 ケーススタディ①
第9講 ケーススタディ②
第10講 ケーススタディ③
第11講 ファシリテーションの技術
第12講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション①
第13講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション②
第14講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション③
第15講 メンタルヘルス
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート50% 定期試験50%
なし。適宜プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、留学生はN1向けの問題集や 社会人としてビジネスベースで求められるコミュニケーション
参考書などで語彙や文法を身につけておいてください。毎回の 能力は、学生時代のコミュニケーション能力とは異なっていま
す。学生時代に先んじてこのビジネスベースのコミュニケーショ
講義を復習し、レポートに挑んでください。
ンを学びたいという意欲のある学生は是非受講下さい。
グローバルコミュニケーション
2年次
2単位
岡 良浩
後学期
選 択
講義のねらい
日本企業のグローバル化は大企業のみならず中小企業であっ
ても進んでおり、また、企業のダイバシティも一層進んでいく
ものと考えられる。そのような環境下で今後社会に出る学生に
は多様な文化を背景とした人材との協同が増えていくことが予
想される。当講義においては、まず、ビジネスの現場で必要と
される異文化理解を3地域とりあげ地域毎にケーススタディを
行う。次に、また海外赴任者の講話を聞く。最後に異文化社会
からみた日本について整理する。これらにより、上述に必要と
されるコミュニケーション能力を養う。
到達目標
異文化理解の重要性を認識し、グローバル社会で通用するコ
ミュニケーション能力を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 グローバル時代とは/グローバル企業に求められる資質
第3講 異文化理解ケーススタディ①−1
第4講 異文化理解ケーススタディ①−2
第5講 異文化理解ケーススタディ②−1
第6講 異文化理解ケーススタディ②−2
第7講 異文化理解ケーススタディ③−1
第8講 異文化理解ケーススタディ③−2
第9講 異文化理解まとめ
第10講 赴任者の講話①
第11講 赴任者の講話②
第12講 赴任者の講話③
第13講 異文化から見た日本①
第14講 異文化から見た日本②
第15講 グローバルコミュニケーションまとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート70% 定期試験30%
なし。適宜プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、留学生はN1向けの問題集や参 企業活動のみならず、多文化共生など、多様な背景を持つ人々
考書などで語彙や文法を身につけておいてください。毎回の講 の間では互いの文化背景の理解をベースにしたコミュニケー
ション能力が求められます。将来グローバルに活躍したいと考
義を復習し、レポートに挑んでください。
えている学生は是非受講下さい。
− 119 −
グローバルセミナー
2年次
杉谷克芳
2単位
後学期集中講義 選 択
講義のねらい
グローバルセミナーは、日本企業の海外ビジネ展開を現地で
研究する授業です。グローバル人材の育成を目的としています。
アジアに進出している日系企業等を訪問し、現地のビジネス環
境や企業活動の現状と課題を学びます。海外研修を通じて、国
際的な視野を広げることができます。
なお、今年度は、ベトナム南部(ホーチミン周辺)および中部(ダ
ナン周辺)の日系企業を訪問する予定です。
到達目標
1 日本企業のグローバルビジネスについて理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
(集中講義期間)
第2講 事前研修
(集中講義期間)
第3講 事前研修
(集中講義期間)
第4講 海外現地研修
(2017年2月予定)
第5講 海外現地研修
第6講 海外現地研修
第7講 海外現地研修
第8講 海外現地研修
第9講 海外現地研修
第10講 海外現地研修
第11講 海外現地研修
第12講 海外現地研修
第13講 海外現地研修
第14講 海外現地研修
第15講 海外研修をふり返って
テキスト・教材(参考文献含む)
海外研修参加状況(70%)
とレポート
(30%)
で評価する。
適宜印刷して配布します。
準備学習
担当教員から一言
研修実施国の経済情勢と日系企業の動向について積極的に情報 6月に実施するグローバルセミナー説明会に必ず参加してくだ
さい。参加申込締め切りは7月末です。
収集をしてください。
※渡航先の状況により研修等を中止あるいは延期する場合があ
ります。
流通経済論
杉谷克芳
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義では、ビデオ教材を用いて現実の流通業の動向にホッ
トな関心を抱きつつ、
「流通の社会的役割」「投機的流通から延
期的流通へ」等の流通経済の理論的な話をしていきます。流通業
は、もっとも身近な産業だと言えます。私たちは毎日どこかで
買物をしているおり、流通業の変化は私たちの消費生活に直接
的に影響を与えます。また、卒業後のあなた方の就職先として
流通業が近年ますます大きな比重を占めています。流通業の動
きに興味をもったり、何気なく買物をしていた店舗を見る眼が
変わったりのきっかけになればと思っています。
到達目標
流通経済論の基本的用語や理論を理解した上で、現実の流通
業の動きに関心をもち、自分なりに分析する力を培うこと
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 娯楽としての買物と必要としての買物
第3講 小売業の定義、小売業と卸売業、小売業とサービス業、
社会的分業と流通
第4講 生産と消費の懸隔の架橋
第5講 流通の4要素と流通フロー、流通の担い手とは
第6講 ホールセールクラブとネットスーパー
第7講 欧米で生まれた小売業態、流通外資
第8講 ダイエーと問屋無用論、取引数最小化の原理
第9講 在庫の役割、危険プールの原理
第10講 ハニーズ、ZARA、ファーストファッション
第11講 延期と投機、回転寿司
第12講 SPAと延期化.........ユニクロ
第13講 ロジスティクが勝負......しまむら
第14講 セブンイレブン・ジャパン
第15講 コンビニを支えるもの
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験だけで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
テキスト
特になし。講義中に適宜プリントを配布します。
参考文献
石原武政、竹村正明
『1からの流通論』
、中央経済社
準備学習
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい
要です。私語は苦手ですので、よろしく。
また、講義中のスマホもアウトですよ。
− 120 −
流通産業論
杉谷克芳
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
①世界最初のデパートであるフランスのボン・マルシェは同時に
消費資本主義を生んだと言われています。そのボン・マルシェの
商法を見ることで
「買物」
が私達にとってどんな意味をもつのか、
考えます。
②チェーンストアやスーパーマーケット、ディスカウント・スト
アといった数々の業態の発祥の地であるアメリカの小売業態発
展史を見ます。
③そのアメリカから学びつつ独自の発展を遂げた戦後の日本の
流通業の歴史をふり返ります。
以上三点を通じて、これからの流通業はどうなっていくのか、
考えてみたいと思います。
到達目標
諸業態の歴史の理解のみならず、それを通じて流通論の基礎
的用語、概念を身につけさせること。また、そのことで、現代
の流通業に対する分析力を培うこと
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス――必要としての買物と娯楽としての買物
◎デパートの誕生と消費社会
第2講 ボンマルシェの革命的販売方法
第3講 部門別管理とワンストップ・ショッピング
第4講 欲望喚起装置としてのデパート
第5講 教育装置としてとしてのデパート
◎アメリカにおける小売業業態展開史
第6講 新しい業態はなぜ生まれるのか
第7講 デパート以前の小売業
第8講 デパートとダウンタウン
第9稿 通信販売
第10講 チェーンストア
第11稿 スーパーマーケットの誕生
第12講 GMSと人口の郊外化、ショッピングセンター
第13講 ディスカウントストアの時代
◎戦後日本の小売業
第14講 高度経済成長と総合スーパーの時代
第15講 郊外型社会の成立と中心市街地
テキスト・教材(参考文献含む)
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験だけで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
テキスト
特になし。講義中に適宜プリントを配布します。
参考文献
石原武政、竹村正明
『1からの流通論』
、中央経済社
鹿島茂
『デパートを発明した夫婦』
講談社現代新書
ボブ・オルテガ
『ウォルマート』
日経BP社
準備学習
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい。
要です。私語は苦手ですので、よろしく。
また、講義中のスマホもアウトですよ。
現代社会思想
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス
第2回 ニーチェの思想
第3回 マルクスの思想
第4回 フロイトの思想
第5回 ウェーバーの思想
第6回 カフカの思想
第7回 ヴィトゲンシュタインの思想
(前期)
第8回 ヴィトゲンシュタインの思想
(後期)
第9回 ケインズの思想
第10回 ケインズとブルームズべりー・グループ
第11回 ケインズとハイエク
第12回 フェミニズム
第13回 日本の宗教
第14回 世界の宗教
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柴田啓文
講義のねらい
現代社会をどのようにとらえるかは、単なる学問上の問題で
はなく、私たち一人一人の生き方に直接関わっています。
社会についての思想は様々に対立していますが、どれか一つ
だけが正しいというものではないでしょう。この講義では、ど
の思想が正しいかではなく、それぞれの思想がどのように人間
や社会をとらえたのか、その思想が私たちの生き方にどのよう
な示唆を与えているのかを考えたいと思います。
現代社会思想の潮流を理解し、自ら考える力を養います。
平常点(50%)と定期試験
(50%)
により評価します。平常点は、
「教 使用しません。
育支援システム」上の小テストやフォーラムの書き込みなどによ 参考文献
西部邁『思想の英雄たち-保守の源流をたずねて』
(ハルキ文庫、
ります。
2012年)
838円。
間宮陽介『市場社会の思想史一「自由」をどう解釈するか』(中公
新書、1999年)
756円。
準備学習
取り上げるテーマについて、講義の前にインターネットなどで
どのような問題があるかについて情報を集めてください。また、
講義のあとに、各自の観点で情報を分析し、自分の考えをまと
めてください。
担当教員から一言
学習支援システム
(MOODLE)
を利用。
「現代社会思想」
を通して、
自らの生き方や社会のあり方について考えようとするみなさん
の受講を期待します。
留学生については、日本語学習を教育支援システムを利用して
サポートします。
− 121 −
金融論
岩崎祐子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、資産運用の観点から、日本の金融市場、金融
商品について学んでいきます。この講義で勉強する範囲は、ファ
イナンシャル・プランナーFP技能士3級の試験範囲のうち、
「金
融資産運用」にあたります。これから社会に出て、自分の資産を
ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関する知識が必要
となります。この講義は、今後、現実の金融取引きを行う際に、
自らの責任で、自らの判断で、取引を行うための基礎力をつけ
ることを目的とします。
到達目標
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになること
を、到達目標としています。
講義計画
第1講 ガイダンス、マーケット環境の理解1
第2講 マーケット環境の理解2
第3講 預貯金・金融類似商品等
第4講 投資信託
第5講 債券投資
第6講 株式投資
第7講 外貨建て商品
第8講 ポートフォリオ運用
第9講 金融商品と税金
第10講 リスク管理
第11講 セーフティーネット
第12講 日経新聞の読み方1
第13講 日経新聞の読み方2
第14講 復習
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%)および受講態度、授業中に作成するレポート 使用しない。
参考文献:
「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2016-2017
(30%)により評価する。
滝澤 ななみ
(著)
TAC出版、1,620円(予)
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と 年」
する。
日頃から金融経済に関するニュースに関心をもつようにして下 日頃から金融に関するニュースに関心をもつようにして下さい。
金融機関への就職を考えている学生は、
履修を検討してください。
さい。
地域金融論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、日本の金融システムと地域金融機関の役割に
ついて勉強します。大学生には、銀行以外の金融機関にはあま
りなじみがないかもしれません。各種金融機関はどのような特
徴をもち、どのような業務を行っているかをみていきます。さ
らに、企業と金融機関の関係を考察します。
到達目標
一般紙の金融・経済欄の記事内容、金融機関に関わるニュース
を理解できるようになることを、到達目標としています。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 日本の金融政策
(1)
第3講 日本の金融政策
(2)
第4講 日本の金融システム1)
第5講 日本の金融システム
(2)
第6講 リレーションシップバンキング
第7講 地域金融機関
(1)
第8講 地域金融機関
(2)
第9講 地域金融機関
(3)
第10講 三重県の地域金融機関
第11講 地域経済と金融機関
(1)
第12講 地域経済と金融機関
(2)
第13講 金融システムの安定化
(1)
第14講 金融システムの安定化
(2)
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%)によ 使用しない。授業時に、新聞記事コピー、統計資料などを配布。
り評価する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と
する。
日頃から、日本の金融機関に関するニュースに関心をもつよう 金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修するよう
にしてください。
にして下さい。
− 122 −
国際金融論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では国際金融の諸問題を考察します。そのためには、
通貨や為替の理論、さらには国際通貨制度の歴史をおさえてお
く必要があります。国際金融情勢が大きく変化するなかで、現
実に起こっている問題についても、その背景や今後の動きを考
えていきます。
金融関連科目の難易度は、
基礎〜中級:金融論、証券市場論、地域金融論
上級:国際金融論
となっています。
到達目標
経済専門紙の「国際金融」に関する記事を理解できるようにす
ることを、到達目標としています。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、外国為替市場
(1)
第2講 外国為替市場
(2)
第3講 国際収支のしくみ―経常収支
第4講 国際収支のしくみ―資本収支
第5講 為替相場の理論決定
第6講 国際通貨制度のしくみ
第7講 国際通貨制度の変遷
(1)
第8講 国際通貨制度の変遷
(2)
第9講 通貨危機・金融危機
(1)
第10講 通貨危機・金融危機
(2)
第11講 為替リスクヘッジ
(1)
第12講 為替リスクヘッジ
(2)
第13講 通貨統合
(1)
第14講 通貨統合
(2)
第15講 まとめ
定期試験 テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%)によ 使用しません。プリントを配布します。
り評価します。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と
します
準備学習
担当教員から一言
授業中にノートをとって、毎週、授業の後には、復習するよう
にしてください。
(復習の時間が必要です。
)
授業中に私語をしたために、単位が取れなかった学生がいます。
気を付けてください。
授業後には復習をして、次回の授業に臨んでください。
ビジネス英語
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
In this class, we'll practice office-type workplace language in
three situations: "a day at the office", "talking with a customer"
and "guiding a visitor", The main practice will be listening and
speaking, but we'll also pay some attention to practical writing
(form-filling, e-mails, memos)and to business and workplace
vocabulary.
到達目標
There will be pre- and post-class tasks for practicing
vocabulary and language points. In class time, the most
important thing will be active listening and speaking. Regular
short tests will be used for short-term targets.
成績評価方法
講義計画
Situation one: A day at the office
1.Welcome to the office.
2.What time do you close?
3.I'd like to change an order.
4.May I take a message?
5.Review of situation one
Situation two: Talking with a customer
6.Shall I ring that up for you?
7.This way, please.
8.I'd like to make a complaint.
9.Could you fill out this form?
10.Review of situation two
Situation three: Guiding a visitor
11.Welcome to Japan.
12.What's your background?
13.Here's your schedule.
14.I'll see you tomorrow.
15.Review of situation three
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before/after work and class participation
30% for short tests
50% for end-of-term exam
M. Critchkey, "Business Encounters". Nan'undo, 2013. ¥2100.
Also: bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
Before class: Pre-read the topic conversation. Do the phrase 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
and vocabulary practices.
After class: Complete the language focus exercises. Complete a
similar conversation.
− 123 −
経済経営外国書講読
麻沼賢彦
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
アメリカの経営史家、チャンドラーの著作、A. D. Chandler,
The Visible Hand: The Managerial Revolution in American
Business, 1977 および do., Scale and Scope: The Dynamics of
Industrial Capitalism, 1990 のなかから、興味深くかつ重要と思
われる章あるいは節を選び出して講読する。
同書の講読を通して、アメリカにおける近代企業の成立と発
展の過程、革新的企業家の発想と行動、伝統企業と近代企業の
違い、等々についての理解を深める。
到達目標
翻訳書にはない、原書ならではの香気を味わうこと。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 チャンドラーを読むことの意義
(1)
第3回 チャンドラーを読むことの意義
(2)
第4回 アメリカの社会と人
(1)
第5回 アメリカの社会と人
(2)
第6回 経営者資本主義の出現
第7回 近代企業の生成
(1)
第8回 近代企業の生成
(2)
第9回 近代企業の生成
(3)
第10回 近代企業の機能と構造
(1)
第11回 近代企業の機能と構造
(2)
第12回 近代企業の組織と戦略
(1)
第13回 近代企業の組織と戦略
(2)
第14回 近代企業の所有者と俸給経営者
第15回 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度:20%
定期試験:80%
プリント配布
準備学習
担当教員から一言
当然のことながら、毎時間、講読予定範囲の下調べは必要不可 毎時間、英和辞典 は必携
万一忘れて来た時は、理由の如何を問わず、欠席扱いとなるの
欠
で要注意
英語スキルズ
デイビッド・ダイクス
4年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
This is a fourth-year class just before graduation, and it has
a practical aim: to give you some last-chance training in using
English to talk and provide services to customers. The point of
the training is interaction.
If you want to learn more difficult business language, try
Business English(ビジネス英語、後後期)
.
到達目標
We first listen to examples of interacting with a customer:
for example, recommending a nearby restaurant. Then we'll
use roleplay to act out the situation, while changing some of
the details. If you're not comfortable taking part in roleplay,
this may be the wrong class for you.
成績評価方法
講義計画
1.Orientation and guidance: Interacting with a customer
2.Taking an order(e.g., at a fast-food store)
3.Greeting customers(e.g., at a restaurant)
4.Answering customers' questions and requests
5.Offering to help with customers' wants and needs
6.Asking for payment and giving change
7.Handling problems or complaints
8.Midterm review
9.Receiving guests(e.g., at a hotel desk)
10.Explaining the services available
11.Recommending places to go / things to do
12.Giving place and time directions
13.Giving help with transportation
14.Explaining how things work
15.Final review
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% Before/after work and class participation
30% Short tests or role-plays
50% End-of-term exam
Tae Kudo: "You're Welcome!", CENGAGE Learning, 2016.
¥2000.
Also: bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
「予
Before class: Complete the warm-up practices("Trial" and 第2講までに、テキストを買ってください。持っていないと、
習・復習」
の成績の分を取れない。
"Useful words")
After class: Complete the follow-up practices("Reading
passage" and "Special activity")
− 124 −
証券市場論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、まず、日本の証券市場の現状と証券市場で取
り扱われる金融商品について勉強します。これから社会に出て、
自分の資産を守ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関
する知識が必要となります。
さらに、企業の証券市場を通じた資金の調達・運用について勉
強します。
到達目標
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになること
を、到達目標としています。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 日本の証券市場と証券会社
(1)
第3講 日本の証券市場と証券会社
(2)
第4講 金融資本市場の基礎知識
(1)
第5講 金融資本市場の基礎知識
(2)
第6講 証券の基礎知識
(1)
第7講 証券の基礎知識
(2)
第8講 バブル経済とは何か
第9講 コーポレートファイナンス
(1)
第10講 コーポレートファイナンス
(2)
第11講 ポートフォリオ戦略
(1)
第12講 ポートフォリオ戦略
(2)
第13講 株式会社について考える
第14講 日本経済新聞の読み方
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により評 テキストは使用しない。教材として、新聞記事や統計資料を使
価する。授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の 用する。
減点とする。
金融・経済のニュースに関心をもっておいてください。
日頃から、日本や海外の証券市場に関するニュースに関心をも 日頃から、
金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修してくだ
つようにして下さい。
さい。
知的財産論 【地域志向科目】
東村 篤
3年次
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
科学技術創造立国ニッポンの優位性は世界市場では劣勢と
なっています。これは、ソフトなどへのパラダイムシフトへの
対応さにあります。知的財産の創造、保護、活用という知的創
造サイクルをマネジメント、プロデュースする人材が最も不足
しているのです。必要なスキルを身に付けるには技術、経営、
法律の3つの異なる座標軸を三位一体で捉え人の知恵が集約さ
れた付加価値、創作・創造の背後にある本質を考え総合的に価値
創造、市場創出に真髄があります。
到達目標
今や、グローバル化した社会の中で、企業および様々な組織
において知的財産等を戦略的に活用することが求められていま
す。受講後には、国家資格の「知的財産管理技能検定3級」レベ
ルに到達を目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要 知的財産を取り巻く環境
第2講 知財制度
(米国、アジア、欧州)
の現状と課題
第3講 著作権法
(コンテンツビジネス)
第4講 知財科学 知的財産制度 知財経済 知財戦略
第5講 科学技術政策、知財人材育成、地方創生
第6講 特許法・実用新案法
第7講 意匠法
第8講 商標法 第9講 中間テスト 種苗法
第10講 不正競争防止法・独占禁止法、営業秘密
第11講 知財条約、国際特許紛争判例
第12講 知財実務
(ワークショップ・創造力)
第13講 知財契約ライセンス契約書
(ワークショップ・実践力)
第14講 知財教育
(ワークショップ・活用力)
第15講 知財評価・知財経営 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
出席確認で毎回、感想、小論文または確認テストを14回30%、 PowerPointを使用します。授業中に配布するプリントは整理し、
受講態度・姿勢30%、定期試験40%(中間テスト含む)を総合的 まとめておいてください。
に評価。
準備学習
特許庁「知的財産権入門」
2015,
土生哲也 合格へのバイブル「知的財産管理技能検定」3級完全
対策講座 日経BP社
2015、3,000円+税
藤野仁三・鈴木公明「知財戦略の教科書」秀和システム、2013、
3,200円+税
担当教員から一言
地域志向科目。地方創生には地域資源を見直し、価値を創造で
きる発想力豊かな若い人材が必要不可欠です。ぜひ、地域社会
や地域の企業で活躍してください。オフィスアワーを利用して
「知的財産管理技能検定」
受験希望者には対応特訓を行います。
− 125 −
港湾論
3年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
1,ガイダンス、講義の概要
2,港湾の語源、歴史
3,港湾の意義、役割
4,港湾の機能
5,港湾の種類と施設
6,港湾行政と法
7,港湾政策と整備
8,港湾の管理運営
9,ポート・オーソリティ
10,港湾の管理者
11,港湾の財政
12,港湾の経済性、社会性
13,港湾の管理運営に経営的思考を
14、港湾のあり方について
15,まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
大濱慶和
講義のねらい
わが国の港(港湾)は、経済・社会の発展にとってきわめて重要
な意義や役割を果たしてきた。港湾のあり方をはじめ都市や地
域社会との関連において、ターミナル機能一辺倒から、経済性
をはじめ、人間性や自然をも重視した地域住民の生活や福祉、
レクリェーション等を含めた内容に変化している。本講義では、
港湾の経済的社会的な意義・役割と港湾の今後のあり方について
理解することにある。
港湾(港)がわが国の経済社会にどれだけ貢献し役割を果たし
たのか、また今後の港湾の重要性やあり方についてまとめ発表
ができることを目指す。
テキスト・・・・なし(授業内容に応じてプリント等配布)
学習過程評価
授業への積極的な参加・受講態度 10% 復習のQ&A 20% 参考書・・・・・港湾管理論「市来清也著 成山堂」
国際化と港「日比野光伸 成山堂」
課題レポート 20%
学習成果評価
定期試験 50%
準備学習
担当教員から一言
今日、港がレクリェーションや観光等の空間(場)となっていま
すが、この空間について学ぶことが港を理解することにつなが
り、さらに日本の経済社会のことが理解できます。
前回の授業内容の復習をすること
秘書実務
川高みどり
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
秘書の業務は「上司の補佐業務」
、マナー・接遇などの「対人業
務」
、文書作成や文書管理などの
「総務業務」
など多岐に渡ります。
秘書に関する知識やスキルは秘書的技能といい、秘書職に限ら
ずあらゆる職種においても求められる技能です。秘書的技能を
習得することで、社会人になってすぐに必要とされる基本的知
識や技能を身につけることをねらいとしています。
また、就職活動に有利とされる「秘書検定」の合格のコツも紹
介します。
講義は、
発言を求めたり演習を取り入れながら進めていきます。
到達目標
上司の補佐業務では「秘書としての役割を理解すること」、対
人業務では「お客様や上司に対する正しい言葉づかいを身につけ
ること、電話・来客・訪問時のマナーを身につけること」
、総務業
務では「慶弔業務に関する基本的知識を身につけること、簡単な
ビジネス文書が作成できること」
を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス、秘書検定について
第2講 秘書の役割
第3講 仕事の進め方
第4講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい①
(基本)
第5講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい②
(応用)
第6講 電話応対
第7講 来客応対
第8講 訪問時のマナー
第9講 慶弔業務①
(慶事)
第10講 慶弔業務②
(弔事・贈答)
第11講 文書作成①
(社内文書)
第12講 文書作成②
(社外文書)
第13講 文書作成③
(社交文書)
第14講 文書の取り扱い
第15講 郵便の知識
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
指定テキストなし。講義中にプリントを配布します。
定期試験50%、提出物30%、受講態度20%
以上の割合で評価します。受講態度では、積極的に講義に参加
しているかや演習の取り組み態度を評価します。従って、居眠
り・私語・授業と関係ないことをするなどは減点対象です。
授業時間内に終わらなかった課題は宿題となりますので、その 講義は、ロールプレイングを行ったり発言を求めながら進めて
いきます。積極的な講義への参加をお待ちしています。
日のうちに仕上げるようにしてください。
提出した課題プリントは添削して返却しますので、訂正箇所を
必ず確認し、復習しておいてください。
− 126 −
農業経済学
森 久綱
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義では、世界的な食料生産システムとそこで発現する問
題を俯瞰した上で、担い手不足と高齢化の観点から、わが国の
食料・農業問題の現状の理解を図る。同時に、これからの農業・
食料生産システムのあり方について、地域農業振興策とそれに
基づき取り組まれている事例に基づき展望する。
到達目標
世界および日本の食料・農業をめぐる情勢と、その背景にある
歴史的・政策的要因について理解するとともに、これを克服する
ために日本において取り組まれている事例研究から、今後の日
本における農業・食料生産システムのあり方について考察する力
を身につけることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2-5講 世界の農業・食糧事情-南北問題と農業・食料生産
システム
1)
飽食を支える先進国農業-システム化・統合化された農業
2)
飽食を支える先進国農業-資源・環境の制約
3)
飢餓輸出-南北問題の歴史的背景
4)
飢餓輸出-貧困を前提とした収奪的農業・食料生産システム
5)
講義のまとめ
第6-10講 日本の農業・食料生産システムの現状
1)
高齢化と担い手不足
(前編)
-儲からない農業へ
2)
高齢化と担い手不足(後編)-大規模・大量生産システムと流
通対応
3)
農業政策
(前編)
-農業基本法から総合農政へ
4)
農業政策
(後編)
-貿易自由化への対応
5)
講義のまとめ
第11-15講 農産物貿易拡大への対応-地域農業再興にむけて
1)
農産物貿易自由化の論理-比較優位と自由貿易
2)
TPP
(環太平洋経済連携協定)
が国内農業に及ぼすインパクト
3)
地域農業再興
(1)
-直売所と地産地消
4)
地域農業再興
(2)
-耕畜連携
5)
講義のまとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート30%,定期試験70%
講義に際してプリントを教材として配布します。
準備学習
担当教員から一言
テーマに関する白書・新聞記事などを一読して、具体的なイメー 講義内では、レジュメ、白書、新聞記事のほか、映像資料
(ドキュ
ジを持つことが必要です。農水省ホームページでは、
白書のほか、 メンタリー映画)を活用し、これをレポートおよび定期試験の素
政策・制度についての説明、各種統計などが公表されています。 材とします。
これらを参考にしてください。
民法
小林聖仁
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
民法の勉強をはじめたけれど、専門用語はよくわからないし、
条文が複雑だし、とにかく量が多すぎる。必要な部分だけ知り
たいのにどう勉強すればいいかわからないというのが民法を学
習するものの悩みと思われる。本講義は、民法を道筋立てて理
解しやすいように具体的な契約例や設例を提供し、条文がどの
ように適用されるかを確認しながら、「あてはめ」の能力を養成
し、実務に即した紛争解決の方法と民法の基礎知識を修得する
ことをねらいとします。
到達目標
民法を通じて、実務に即した紛争解決の方法とその概略を知
り、就職するのであれば上司に、経営を志すのであれば専門職
に対して、法的問題点の状況を適切に報告できることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 総則
(1)
テーマ1〜7
第3講 総則
(2)
テーマ8〜13
第4講 物権
(1)
テーマ1〜6
第5講 物権
(2)
テーマ7から12
第6講 地役権、担保物権
(1)
テーマ1〜3
第7講 担保物権
(2)
テーマ4〜6、債権総論
(1)
テーマ1,2
第8講 債権総論
(2)
テーマ3〜7
第9講 債権総論
(3)
テーマ8〜11、債権各論
(1)
テーマ1,2
第10講 債権各論
(2)
テーマ3〜8
第11講 債権各論
(3)
テーマ9〜14
第12講 債権各論
(4)
15〜19
第13講 親族法テーマ1〜6
第14講 扶養、相続法
(1)
テーマ1〜4
第15講 相続法
(2)
テーマ5〜7
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト
小テスト40%、レポート20%、定期試験40%
「民法のツボとコツがゼッタイにわかる本」
(秀和システム)
小テストは随時。レポートは定期試験とは別に期の途中で1度出 石川正樹
教材
題する。
条文については鎌田薫 編「デイリー六法2016平成28年版」
(三省
堂)
を参照する。
適宜プリントを配布する。
準備学習
講義を受ける前に予定されているテーマにつき、テキストを読
んでおくこと。
小テストを適宜予定している。解答及び解説は次の講義の冒頭
にプリントで配布するので、誤答した問題についてはテキスト
の記述との関連を確認しておくこと。
担当教員から一言
私語は厳禁。テキスト・教材・筆記具等を持参し、授業を受ける
体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的問題に
も注意し、事前知識を得ておくとなおよい。前学期の民法入門
を履修しておくことが望ましい。
− 127 −
商法
藤岡靖史
4年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現代の法体系において、広義の商法は、企業の組織・施設およ
び運営など、企業としての生活関係を規律しており、市民とし
ての生活関係や経済生活関係を規律する法である民法を補完す
る特別法と位置づけられている。
本講義の対象である商法第一編「総則」は、主に法人でない個
人企業に関する規定および商法や会社法全体を支配する基本的
理念や原則を示している入門的な科目である。商法、とくに総
則の基本的制度の目的とその機能に関して、初学者にもわかり
やすく解説する。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス、商法の特色
第2講 商人
第3講 商行為
第4講 商人資格の取得時期
第5講 営業能力
第6講 商業登記
第7講 商業登記の効力
第8講 商号
第9講 名板貸責任
第10講 譲渡の対象としての営業
第11講 商業帳薄の作成、提出、保存
第12講 商業使用人
第13講 支配人
第14講 他の商業使用人
第15講 代理商
定期試験
私法分野において、一般法である民法と商事に関する特別法
である商法との境界を理解するとともに商法総則の諸制度とそ
の機能を理解し、制度概要および重要判例についても説明する 講義計画は進行状況等によって変更することがある。
ことができるようになることを到達目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「やさしい商法総則・商行為法
(第3版補訂版)」 定期試験の結果により評価することを原則とするが、受講態度 山下眞弘 著 や学習意欲、受講中の質疑応答に応じて加点することがある。 法学書院、2015年、¥1,600+税
また、講義進行の状況によっては小テストを実施し、総合して 板書が多くなる場合は、一部プリントを配付する。
評価する。
講義の終りに次回内容を伝えるので、前もって一読し、意味の 本教科は比較的範囲が狭いので、時間の許す限り具体的事例を
わからない用語は事前に調べておくこと。講義後は、テキスト あげ、平易に講義をするよう心がけようと思う。
の詳細な解説を再読し、
ノートにまとめておくこと。事後学習は、
期末試験の論述問題対策に役立ちます。
労働法
中西紀夫
4年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義では、4年生のみなさんがこれから就職をして働く際
に必要不可欠な労働法の基本的な知識について学びます。労働
法といっても、「労働法」という一つの名前がついた法律がある
わけではありません。労働問題に関するたくさんの法律をひと
まとめにして労働法と呼んでいます。その中には、労働基準法
はもとより、労働組合法や労働関係調整法、さらには男女雇用
機会均等法や最低賃金法といった様々な法律が含まれています。
ここではそういった様々な法律で決められている約束事をでき
るだけ多く学んでもらおうと考えています。
到達目標
みなさんが会社に就職しようとする場合、労働契約が結ばれ
ます。どういう条件で働くかといった契約内容も労働者と使用
者の合意で決めることが基本です。しかしながら、実際には弱
い立場の労働者にとって、低賃金や長時間などの劣悪な労働条
件の付いた、不利な契約内容となってしまうかもしれません。
そうならないために労働者を保護するために労働法を学びみな
さん自身の権利を守りましょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 労働法を概観してみよう
第3講 労働関係の当事者と基本的権利義務
第4講 労働条件の決定、労働契約の成立
第5講 人事
第6講 賃金
第7講 労働時間・休憩・休日、休暇・休業
第8講 差別禁止・均等・均衡取扱いの法ルール
第9講 安全衛生・労働災害
第10講 労働契約の終了
第11講 非典型雇用
第12講 労働組合・不当労働行為
第13講 団体交渉・労働協約
第14講 団体行動
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、次のような評点配分です。
定期試験 85%
受講態度 15%
テキスト:小畑史子・緒方桂子・竹内
(奥野)
寿 著 『労働法』 有
斐閣
(2015年)
1,900円+税
(価格)
準備学習
担当教員から一言
予習と復習は必ずして下さい。内容はテキストを読むこと及び わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
自筆ノートのチェックなどです。また、発展的な学び方を希望
される方は、労働法が入っている六法を購入しておくとよいで
しょう。
− 128 −
ファイナンシャルプランナー講座a
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
このセミナーでは、近年、社会的にその存在感や必要性が高
まっているファイナンシャル・プランナー(FP技能士3級)の資
格を取得することを目的に、勉強します。
ファイナンシャル・プランナーとは、
「お金」
に関するホームド
クターであり、家計の収入と支出のバランスを取ることによっ
て、計画的な人生設計が出来るようにすることが役割です。ファ
イナンシャル・プランナーの資格を取得することは、お金を有効
に使うという実利の面と、社会に出てからのキャリア形成に役
立つという実利の面との両方持ち合わせています。
到達目標
FP3級の学科試験合格レベルに到達することを目標としてい
ます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・FPと倫理
第2講 ライフプランニングの手法
第3講 ライフプラン策定上の資金計画
第4講 社会保険1
第5講 社会保険2・小テスト
第6講 公的年金の全体像
第7講 公的年金の給付1
第8講 公的年金の給付2
第9講 公的年金の給付3・小テスト
第10講 企業年金
第11講 年金と税金
第12講 過去問題練習1
第13講 過去問題練習2・小テスト
第14講 保険の基本
第15講 まとめ
定期試験 テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験(70%),小テスト
(30%)
により評価する。
滝澤 ななみ 著「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 20162017年」
TAC出版、1,620円
(5月出版予定)
準備学習
担当教員から一言
資格試験に合格するために、必ず教科書を使って予習をしてく 教科書は購入してください。資格取得のためには、教科書を使っ
て復習を欠かさないで下さい。教科書はファイナンシャルプラ
ださい。
ンナー講座a、b、c、dの4科目共通です。勉強を積めば、
合格は可能です。資格試験は、毎年5月、9月、1月にあります。
ファイナンシャルプランナー講座b
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
このセミナーでは、近年、社会的にその存在感や必要性が高
まっているファイナンシャル・プランナー(FP技能士3級)の資
格を取得することを目的に、勉強します。
ファイナンシャル・プランナーとは、
「お金」
に関するホームド
クターであり、家計の収入と支出のバランスを取ることによっ
て、計画的な人生設計が出来るようにすることが役割です。ファ
イナンシャル・プランナーの資格を取得することは、お金を有効
に使うという実利の面と、社会に出てからのキャリア形成に役
立つという実利の面との両方持ち合わせています。
到達目標
FP3級の学科試験合格レベルに到達することを目標としてい
ます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・保険の基本
第2講 生命保険1
第3講 生命保険2
第4講 損害保険・第三分野の保険・小テスト
第5講 金融・経済の基本
第6講 セーフティネットと関連法規
第7講 貯蓄型金融商品
第8講 債券
第9講 株式・小テスト
第10講 投資信託
第11講 外貨建て金融商品
第12講 ポートフォリオとデリバティブ取引・小テスト
第13講 過去問題練習1
第14講 過去問題練習2
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験(70%),小テスト
(30%)
により評価する。
滝澤 ななみ 著「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 20162017年」
TAC出版、1,620円
(5月出版予定)
前学期ファイナンシャルプランナー講座a履修者は同じ教科書
を使用してください。
準備学習
担当教員から一言
資格試験に合格するために、必ず教科書を使って予習をしてく 教科書は購入してください。資格取得のためには、教科書を使っ
て復習を欠かさないで下さい。教科書はファイナンシャルプラ
ださい。
ンナー講座a、b、c、dの4科目共通です。勉強を積めば、
合格は可能です。資格試験は、毎年5月、9月、1月にあります。
− 129 −
ファイナンシャルプランナー講座c
3年次
2単位
講義計画
前期と後期を通じて、全科目を網羅します。
吉 川 友 則 前学期 選 択 1回目 ガイダンス
2回目 ライフプランニングと資金計画
講義のねらい
3回目 ライフプランニングと資金計画
国家資格であるFP技能士のカリキュラムを用い、ファイナン 4回目 リスク管理
5回目 リスク管理
シャルプランナーの知識を学びます。
6回目 金融資産運用
7回目 金融資産運用
8回目 タックスプランニング
9回目 タックスプランニング
10回目 不動産
11回目 不動産
12回目 相続・事業承継
13回目 相続・事業承継
到達目標
14回目 練習問題
15回目 まとめ
国家資格であるFP技能3級の合格を目指します。
FP技能士は社会人でも勉強している人が多く、合格すれば就 定期試験
職も有利になります。
金融・保険・住宅関係の企業に就職希望の場合、特に有利です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
滝澤 ななみ 著 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2014授業への積極的な参加と受講態度により評価します。
2015年
資格試験に合格しなくても単位は取れます。
合否の結果は問わず、資格試験を受験すれば成績評価にプラス
します。
準備学習
FP技能士にはどのような知識が要求されているか、事前に全体
像を掴んでおいて下さい。
ファイナンシャルプランナー講座d
3年次
2単位
担当教員から一言
出題範囲が広く、勉強は大変かもしれません。
でも、社会人として生活していく上で、知っていると役に立つ
知識ばかりです。
是非、チャレンジして下さい。
講義計画
前期と後期を通じて、全科目を網羅します。
吉 川 友 則 後学期 選 択 1回目 ガイダンス
2回目 ライフプランニングと資金計画
講義のねらい
3回目 ライフプランニングと資金計画
国家資格であるFP技能士のカリキュラムを用い、ファイナン 4回目 リスク管理
5回目 リスク管理
シャルプランナーの知識を学びます。
6回目 金融資産運用
7回目 金融資産運用
8回目 タックスプランニング
9回目 タックスプランニング
10回目 不動産
11回目 不動産
12回目 相続・事業承継
13回目 相続・事業承継
到達目標
14回目 練習問題
15回目 まとめ
国家資格であるFP技能3級の合格を目指します。
FP技能士は社会人でも勉強している人が多く、合格すれば就 定期試験
職も有利になります。
金融・保険・住宅関係の企業に就職希望の場合、特に有利です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
滝澤 ななみ 著 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 20142015年
授業への積極的な参加と受講態度により評価します。
資格試験に合格しなくても単位は取れます。
合否の結果は問わず、資格試験を受験すれば
成績評価にプラスします。
準備学習
FP技能士にはどのような知識が要求されているか、事前に全体
像を掴んでおいて下さい。
担当教員から一言
出題範囲が広く、勉強は大変かもしれません。
でも、社会人として生活していく上で、知っていると役に立つ
知識ばかりです。
是非、チャレンジして下さい。
− 130 −
販売士講座
伊藤直信
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
「販売士」とは、経済産業省・中小企業庁の後援を得て実施され
ている日本商工会議所の販売士検定試験に合格した人に与えら
れる、流通業界唯一の公的資格です。講義の内容は、流通業界
における総合的な人材育成を目指す学習プログラムになってい
ます。「販売士」は小売業や卸売業、サービス業のみならず、製
造業を含め販売に携わる人たちが注目する資格です。学生時代
に他者より一歩先んじたスキルや資格を身につけることは、就
職時にも大いに役立つものと考えています。
到達目標
販売士講座では、小売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、
販売員としての基礎的な知識と技術を学習する中で社会人とし
ての基礎知識習得を目指します。また、学習する中で、
「3級販
売士」の資格取得を目指します。具体的には、今年7月に実施さ
れる日本商工会議所の「販売士(リテールマーケティング)3級検
定試験」
の合格レベル到達を目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
(講義の進め方)
、小売業の類型ポイント①
第2講 小売業の類型ポイント②
第3講 小売業の類型ポイント③
第4講 小売業の類型ポイント④
第5講 マーチャンダイジングポイント①
第6講 マーチャンダイジングポイント②
第7講 マーチャンダイジングポイント③
第8講 マーチャンダイジングポイント④
第9講 販売・経営管理ポイント①
第10講 マーケティングポイント①
第11講 マーケティングポイント②
第12講 マーケティングポイント③
第13講 ストアオペレーションポイント①
第14講 ストアオペレーションポイント②
第15講 ストアオペレーションポイント③
定期試験 なし
上記の15講に加え、販売士養成講習会認定取得のための補習(2
コマ)
を実施します。
テキスト・教材(参考文献含む)
授業出席は皆勤を基本とします。
①予習<テキスト講義範囲箇所の読了>状況:40%
②演習問題回答提出状況:30%
③販売士養成講習会「予備試験」
の試験結果:30%
上記をもとに総合的に評価します。
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ
キスト
(2冊セット)
」
日本商工会議所
(2013年)
3,086円
プリント
(演習問題)
を配布します。
参考文献:
「なし」
準備学習
担当教員から一言
予習:テキスト講義範囲箇所<予告します>を読んで授業に臨 この講座は日本商工会議所の販売士養成講習会を兼ねます。一
定条件を満たすと、検定試験において一部科目
(販売・経営管理)
んでください。
が免除されます。この講座を履修する学生は
「販売士セミナーa」
復習:演習問題は次々回授業開始時までに提出してください。
も併せて履修することが望ましいです。さあ、一緒に勉強しま
しょう!
販売士上級講座a
伊藤直信
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
流通業界唯一の公的資格である「販売士」は、流通業界におけ
る総合的な人材育成を目指す学習プログラムとなっています。
販売士上級講座では、小売業の販売技術に関する専門的な知識、
販売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に関する知識な
どを学びます。販売士は小売業や卸売業、
サービス業のみならず、
製造業を含め販売に携わる人たちが注目する資格です。他者よ
り一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大いに
役立つものと考えています。
到達目標
皆さんが学ばれる販売士上級講座は、学習を進めていく中で
「2級販売士」の資格取得を目指します。販売士上級講座aでは
「小売業の類型」
「マーチャンダイジング」について検定試験合格
の実力を養います。
「販売士上級講座b」
とあわせ学び<必須>、
来年2月に実施される「販売士(リテールマーケティング)2級検
定試験」
の合格レベル到達を目標とします。
成績評価方法
授業出席は皆勤を基本とします。
①HB(テキスト)講義範囲箇所読了状況:50% ②演習問題の回
答状況:50%
上記をもとに総合的に評価します。
準備学習
予習①:HB(テキスト)講義範囲箇所<予告します>を読んで授
業に臨んでください。
予習②:演習問題は次回授業時までに回答を済ませておいてくだ
さい。
講義計画
第1講 ガイダンス
(講義の進め方)
、小売業の類型HB①
第2講 小売業の類型HB②
第3講 小売業の類型HB③
第4講 小売業の類型HB④
第5講 小売業の類型演習解説①
第6講 小売業の類型演習解説②
第7講 小売業の類型演習解説③
第8講 マーチャンダイジングHB①
第9講 マーチャンダイジングHB②
第10講 マーチャンダイジングHB③
第11講 マーチャンダイジングHB④
第12講 マーチャンダイジング演習解説①
第13講 マーチャンダイジング演習解説②
第14講 マーチャンダイジング演習解説③
第15講 マーチャンダイジング演習解説④
定期試験 なし
テキスト・教材(参考文献含む)
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)
」
カリアック
(2014年)
8,230円
プリント
(演習問題)
を配布します。
参考文献:
「なし」
担当教員から一言
この講座において一定条件を満たすと、検定試験において一部
科目
(販売・経営管理)
が免除されます。検定試験合格に有利です。
この講座は、
「販売士上級講座b」とあわせ学びます<必須>。
初学者歓迎。ぜひ一緒に勉強しましょう!
− 131 −
販売士上級講座b
伊藤直信
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
流通業界唯一の公的資格である「販売士」は、流通業界におけ
る総合的な人材育成を目指す学習プログラムとなっています。
販売士上級講座では、小売業の販売技術に関する専門的な知識、
販売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に関する知識な
どを学びます。販売士は小売業や卸売業、
サービス業のみならず、
製造業を含め販売に携わる人たちが注目する資格です。他者よ
り一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大いに
役立つものと考えています。
到達目標
皆さんが学ばれる販売士上級講座は、学習を進めていく中で
「2級販売士」の資格取得を目指します。販売士上級講座bでは
「ストアオペレーション」
「マーケティング」について検定試験合
格の実力を養います。
「販売士上級講座a」とあわせ学び<必須
>、来年2月に実施される「販売士(リテールマーケティング)2
級検定試験」
の合格レベル到達を目標とします。
成績評価方法
授業出席は皆勤を基本とします。
①HB(テキスト)講義範囲箇所読了状況:50% ②演習問題の回
答状況:50%
上記をもとに総合的に評価します。
準備学習
予習①:HB(テキスト)講義範囲箇所<予告します>を読んで授
業に臨んでください。
予習②:演習問題は次回授業時までに回答を済ませておいてくだ
さい。
コンピュータ資格講座a
3年次
2単位
講義計画
第1講 ストアオペレーションHB①
第2講 ストアオペレーションHB②
第3講 ストアオペレーションHB③
第4講 ストアオペレーション演習解説①
第5講 ストアオペレーション演習解説②
第6講 マーケティングHB①
第7講 マーケティングHB②
第8講 マーケティングHB③
第9講 マーケティング演習解説①
第10講 マーケティング演習解説②
第11講 販売・経営管理HB①
第12講 販売・経営管理HB②
第13講 販売・経営管理HB③、予備試験
(販経管理)
第14講 検定試験直前対策①
第15講 検定試験直前対策②
定期試験 なし
テキスト・教材(参考文献含む)
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)
」カリアック(2014年)8,230円<前学期で購入した
ものを使用します>
プリント
(演習問題)
を配布します。
参考文献:
「なし」
担当教員から一言
この講座は「販売士上級講座a」を履修した学生が対象となりま
す。
「販売士上級講座a」
を履修したみなさん、
引き続き一緒に「販
売士(リテールマーケティング)2級検定試験」合格を目指して勉
強しましょう!
講義計画
第1講 ガイダンス、ITパスポートとは
片 山 清 和 前学期 選 択 第2講 ハードウェア(1)
第3講 ハードウェア
(2)
講義のねらい
第4講 ソフトウェアとマルチメディア
(1)
(2)
現在、ほぼ全ての業種・職種ではコンピュータが利用されてい 第5講 ソフトウェアとマルチメディア
ます。社会で活躍するためには、コンピュータを適切に使用で 第6講 システム構成
きるだけでなく、ITに関する基本的な知識を持っている必要が 第7講 ネットワーク
第8講 セキュリティ
あります。
この講義では、ITに関する国家資格試験であるITパスポート 第9講 データベース
第10講 アルゴリズムとプログラミング
を受験するための演習を行います。
第11講 マネジメント
(1)
第12講 マネジメント
(2)
第13講 企業活動と法務
第14講 経営戦略とシステム戦略
到達目標
第15講 中問対策
定期試験
ITパスポートの資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
栢木厚 著 「平成28年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる
栢木先生のITパスポート教室」
技術評論社 ¥1,706
担当教員から一言
テキストを読んできてから講義に出席するようにしてください。 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、復習の演習問題を出しますので、演習問題をしっかり行っ また、出席状況が悪い場合には減点します。
てください。
− 132 −
コンピュータ資格講座b
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、基本情報技術者とは
片 山 清 和 後学期 選 択 第2講 情報の基礎理論(1)
第3講 情報の基礎理論
(2)
講義のねらい
第4講 データ構造とアルゴリズム
(1)
(2)
現在、ほぼ全ての業種・職種ではコンピュータが利用されてい 第5講 データ構造とアルゴリズム
(1)
ます。社会で活躍するためには、コンピュータを適切に使用で 第6講 ハードウェア
(2)
きるだけでなく、ITに関する基本的な知識を持っている必要が 第7講 ハードウェア
第8講 ソフトウェア
(1)
あります。
(2)
この講義では、ITに関する国家資格試験である基本情報技術 第9講 ソフトウェア
第10講 システムの構成と方式
者を受験するための演習を行います。
第11講 システム開発技術と監査
(1)
第12講 システム開発技術と監査
(2)
第13講 ネットワーク技術
第14講 データベース技術
到達目標
第15講 情報セキュリティ、情報化と経営
定期試験
基本情報技術者の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
栢木厚 著 「平成28年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる
栢木先生の基本情報技術者教室」
技術評論社 ¥1,922
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
テキストを読んできてから講義に出席するようにしてください。 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、復習の演習問題を出しますので、演習問題をしっかり行っ また、出席状況が悪い場合には減点します。
てください。
経済経営特殊講義a 【地域志向科目】3年次
岡 良浩 他
前学期
2単位
選 択
講義のねらい
講義計画
テーマ:最近の
「現代経済」
「国際地域」
「経営会計」
第1講 ガイダンス
第2講 第3講 経済・経営の今
第4講 第5講 現代経済コースの提供授業①
第6講 第7講 現代経済コースの提供授業②
第8講 第9講 国際地域コースの提供授業①
第10講 第11講 国際地域コースの提供授業②
第12講 第13講 経営会計コースの提供授業①
第14講 第15講 経営会計コースの提供授業②
特殊講義は、開学以来の特色ある講義です。経済学部は平成
25年度より経済経営学科に再編され、3つのコースを設置して
います。
そこで前期の経済経営特殊講義aでは、3つのコース「現代経
済コース」「国際地域コース」
「経営会計コース」から、それぞれ
の最近のトピックスについて、学外から講師を招いてオムニバ
具体的な日時・講師などは、別途掲示します。
ス形式で講義を行います。
到達目標
経済・経営に関する最近のトピックスに関する見識を深め、経
済学・経営学を学ぶ意義を再確認することを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回のレポート:70%
定期試験(レポート試験)
:30%
特に指定せず、毎回、資料を配付します。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、講師のお話をよく聞いて、しっ 生きた経済・経営に触れる貴重な機会ですので、多くの学生が履
修することを強く希望します。
かり復習してください。
なおこの講義は、原則、隔週で3時間目・4時間目に行われます。
− 133 −
経済経営特殊講義b 【地域志向科目】3年次
2単位
講義計画
テーマ:
「地域連携と産業活性化・経済学部教育」
岡 良 浩 他 後学期 選 択 第1講 ガイダンス
第2講 第3講 三重県提供
講義のねらい
第4講 第5講 四日市市提供
地方創生といわれる現在、地域における各種団体がよりいっ 第6講 第7講 四日市商工会議所提供
そう連携を深め、ともに新しい地方を創造することがますます 第8講 第9講 三重銀総研提供
第10講 第11講 東海財務局提供
重要になりつつあります。
経済学部の教育においても同様です。地域をキャンパスとし 第12講 第13講 その他経済団体提供①
第14講 第15講 その他経済団体提供②
て、どのように学ぶ環境をつくるかを考える必要があります。
そこで、経済経営特殊講義bにおいては、地方自治体・経済団
体等をお招きし、それぞれの主体がどのような展望・課題をもち 具体的な日時・講師などは、別途掲示します。
ながら産業活性化に取り組んでいるかについてお話いただきま
す。
到達目標
地域にはさまざまな主体があり、それぞれがどのような展望
や課題をもちながら産業活性化に取り組んでいるかを理解する
ことが目標です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回のレポート:70%
定期試験(レポート試験)
:30%
特に指定せず、毎回、資料を配付します。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、講師のお話をよく聞いて、しっ 生きた経済・経営に触れる貴重な機会ですので、多くの学生が履
修することを強く希望します。
かり復習してください。
なおこの講義は、原則、隔週で3時間目・4時間目に行われます。
アカデミックライティング
高島愼助
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
大学で提出を求められる学術的なレポートや論文の作成を収
得します。講義前半では課題を与えて約400字程度のレポートを
提出してもらう。翌週までに校正を行い学術的文章の用語や文
体への理解を深めて行く。講義後半では各人が興味あることを
約2000字程度にまとめ発表を行う。このような講義を通して、
徐々に学術的レポートや論文の構成、記述方法を学ばせる。
到達目標
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタ
ディースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること。
成績評価方法
講義への取り組み方(態度)
、レポートなどにより評価する。
準備学習
講義時に次回講義の概要を連絡します。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 課題に対してレポートを書く。
第3講 課題に対してレポートを書く。
第4講 課題に対してレポートを書く。
第5講 課題に対してレポートを書く。
第6講 課題に対してレポートを書く。
第7講 課題に対してレポートを書く。
第8講 課題に対してレポートを書く。
第9講 テーマを決める。
第10講 調べる。
第11講 調べる。
第12講 まとめる。
第13講 発表する。
第14講 発表する。
第15講 まとめ。
テキスト・教材(参考文献含む)
なし。
担当教員から一言
たえずレポートを書くことを念頭においておくこと。
− 134 −
アカデミックリーディング
谷崎智子
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は、経済学部の専門科目として、経済学・経営学を学
ぶ過程にある学生を対象としてより専門的な文章の読解力を養
うためのものです。「読む」ことは「考える」ことであり、その力
は「書く」ことにつながります。経済や経営に関する時事的文章
や論文を読むことによって、専門的知識を身につけるとともに、
経済学・経営学を通して日本や世界をどうとらえるかについての
知見を養っていきたいと思います。
到達目標
この講義では読むことが主となります。経済・経営に関する文
章を皆で輪読し、内容について意見交換をし、理解を深めたい
と考えています。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 生活保障のしくみ ①
第3講 生活保障のしくみ ②
第4講 生活保障のしくみ ③
第5講 生活保障のしくみ ④
第6講 生活保障のしくみ ⑤
第7講 生活保障のしくみ ⑥
第8講 生活保障のしくみ ⑦
第9講 女性を活用する国 ①
第10講 女性を活用する国 ②
第11講 女性を活用する国 ③
第12講 女性を活用する国 ④
第13講 女性を活用する国 ⑤
第14講 女性を活用する国 ⑥
第15講 女性を活用する国 ⑦
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメ発表 30%
定期試験 70%
プリントを配布します
準備学習
担当教員から一言
プリントを配布するので事前に読み込んで講義に参加すること。 この講義は読んで理解をすることが求められます。講義に参加
するだけではなく配布資料の熟読・理解・発展できるように期待
毎回レポーターを決め発表する。
します。
アカデミックリーディング
永井 博
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は、経済学部の専門科目として、経済学、経営学を
学ぶ課程にある学生を対象として、より専門的な文献の読解力
を養うためのものです。
「読む」ことは「考える」ことであり、そ
の力は「書く」ことにつながります。経済や経営をはじめとする
社会科学的な時事的文章、論文などを読むことによって、専門
的知識を身につけるとともに、それらを通して日本や世界をど
うとらえるかについての知見を養っていきたいと思います。
到達目標
テキストとする文献を読む力を十分に身につけることを第一
の目標にしたいと思います。さらにそれを土台にして、進んで
その他のさまざまな文献(古典的文章や専門的な書籍など)に対
する関心を持ち、自分で読む態度を養うことをその次の目標に
したいと思います。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 「民間些事」
(鹿野政直『日本の近代思想』第6章、以下
同じ)
第3回 「貧乏物語」
第4回 「農村婦人問題」
第5回 「生活綴方」
第6回 「生活学」
第7回 「暮らしの復権」
第8回 「滅私奉公」
第9回 「豊かさを問う」
第10回 「期待と危惧」
(鹿野政直『日本の近代思想』第1章、以
下同じ)
第11回 「日本への回帰」
第12回 「雑種文化論」
第13回 「ヤポネシア論」
第14回 「
『国語』
の造られ方」
第15回 「
『日本』
再考」
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安に総合的に判断する。
鹿野政直『日本の近代思想』
(岩波新書)を使いますが、テキスト
にする部分は毎回プリントにして配布します。
準備学習
担当教員から一言
必ず毎回テキストの当該部分を読んでくること。また、講義の テキストの講読を通して現代の日本にはどのような問題がある
か、幅広い視野を身につけてもらいたいと思います。
後でコメントなどを自分なりに復習すること。
− 135 −
アカデミックプレゼンテーション
4年次
2単位
牛島 謙
前学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは、3年前期の「ウェブ情報セミナー」で学
んだ知識とスキルに磨きをかけることです。
すべての教材をネットワーク経由で提供する、その点にこの
授業の最大の特色があります。授業形態としては完全な演習形
式を取ります。出席確認から始まって、
教材を読む、
例題を解く、
応用問題にチャレンジする、小テストを受ける、そのすべてを
ネットワーク上で行います。
到達目標
この授業の到達目標は、自分のウェブページを自分の手で作
成することです。作成したウェブページは、牛島研究室OnLine
のサイトで公開されます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
下記のページがこの授業の「テキスト」です。紙媒体は使いま
せん。
牛島研究室OnLine > アカデミック・プレゼンテーション2016
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/acprsn/2016/}
HTMLのタグ辞典も用意してあります。
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
準備学習
牛島研究室OnLine にアクセスすれば、準備学習ができます。
アカデミックプレゼンテーション
4年次
2単位
小森久衛
前学期
選 択
講義のねらい
大学の学習・研究指導の基軸は、今日の社会的自立課題の下で
広く社会人基礎力の基盤として学生諸君に要請されているコ
ミュニケーション能力の重要な構成要素であるアカデミックリ
テラシーとしてのプレゼンテーション能力を実効的に養成する
ことである。
本講義は、定型的なゼミ形式である共通テキスト使用による
各自分担方式のレポート作成・発表(概要報告[問題提起]−質疑
応答−討議−概括[まとめ]
)の全体をプレゼンテーション過程と
して設定し、並行的に取り組まれる卒業論文作成・発表への基本
要領習得の便宜に資するものである。
到達目標
・プレゼンテーション能力(資料読解、報告書作成/発表、討議)
の総合的習得
・卒業論文等作成/発表に関する心構えと基本要領の準備的習得
以上の目標のゼミ形式による共同的達成を目指す。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 HTMLの構造
第3講 HTMLの基本:タグ一覧
第4講 HTMLの基本:リンク
第5講 HTMLの基本:画像
第6講 HTMLの基本:table
第7講 HTMLの基本:style
第8講 HTMLのソース解読:その1
第9講 HTMLのソース解読:その2
第10講 HTMLの作成:その1
第11講 HTMLの作成:その2
第12講 HTMLの作成:その3
第13講 HTMLの作成:その4
第14講 HTMLの作成:その5
第15講 レポート作成
担当教員から一言
自分のページをインターネット上に作って、就職活動に役立て
てください。
講義計画
1 ガイダンス、講義の概要
2 各自分担部分の報告(問題提起-質疑応答-討論-概括[まと
め]
)
3 同上
4 同上
5 同上
6 同上
7 同上
8 同上
9 同上
10 同上
11 同上
12 同上
13 同上
14 同上
15 講義のまとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験で評価する。
合否の最終判定で出欠状況を考慮することがある。
テキスト:
「教育基本法」
…共通テキストとして配布する。
教 材:授業の中で適宜指示する。
参考文献:同上
準備学習
担当教員から一言
各自の分担課題についての報告を、課題意識を主体的に持って ゼミ形式の利点を生かし、活発な討論を喚起して、大いに相互
研鑽に努めよう。
確実に準備すること。
− 136 −
スポーツ指導論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 スポーツ指導者とは
第3講 指導者の心構え・視点
講義のねらい
第4講 競技者育成プログラムの理念
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 スポーツと健康
リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 スポーツ活動中に多いケガや病気
構え、スポーツ指導者に必要な医学的知識、対象者に合わせた 第7講 救急処置
第8講 指導計画の立て方
スポーツ指導法等を学ぶ。
第9講 スポーツ活動と安全管理
第10講 中高年者とスポーツ
第11講 女性とスポーツ
第12講 障害者とスポーツ
第13講 プレイヤーと指導者の望ましい関係
第14講 ミーティングの方法
到達目標
第15講 総括
定期試験
スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
アスリート育成論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 競技者育成プログラムの理念に基づく展開
第3講 競技者育成と評価競技
講義のねらい
第4講 競技者育成システムにおける指導計画
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 競技力向上のためのチームマネジメント
リキュラムに対応するものである。競技スポーツ指導者として 第6講 スポーツとIT
第7講 アスリートの健康管理
の心構えや競技スポーツ指導者に必要な諸知識について学ぶ。
第8講 アスリートの内科的障害と対策
第9講 アスリートの外傷・障害と対策
第10講 アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画
第11講 コンディショニングの手法
第12講 スポーツによる精神障害と対策
第13講 特殊環境下での対応
第14講 アンチドーピング
到達目標
第15講 総括
定期試験
アスリート育成のための高度な知識と指導法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、受講の意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 137 −
スポーツ心理学
若山裕晃
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ
リキュラムに対応するものである。授業では、意欲・学習・発達・
性格特性・集団・環境など多岐にわたる要因を広く取り上げ、ス
ポーツと心理の関係についての理解を深める。
到達目標
スポーツ場面における心理的諸問題について考察を加え、ス
ポーツ活動及びコーチング行動にいかせる基礎的かつ実践的な
知識を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・スポーツ心理学とは
第2講 スポーツと心
第3講 スポーツにおける動機づけ
第4講 技能の練習と指導
第5講 プレイヤーの個人指導と心理的問題
第6講 チームの指導と心理的問題
第7講 コーチングの評価
第8講 メンタルマネジメントとは
第9講 リラクセーション
第10講 イメージトレーニング・集中力トレーニング
第11講 心理的コンディショニング
第12講 プレッシャー・あがり・スランプの克服
第13講 指導者のメンタルマネジメント
第14講 スポーツ環境における精神障害と対策
第15講 総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、Robert S. Weinberg, Daniel
Gould「Foundations of sport and exercise psychology」Human
Kinetics
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
スポーツトレーニング論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 体力とは①
第3講 体力とは②
講義のねらい
第4講 トレーニングの進め方①
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 トレーニングの進め方②
リキュラムに対応するものである。体力トレーニングに関連す 第6講 トレーニングの種類①
第7講 トレーニングの種類②
る知識や発育発達期の特徴について学ぶ。
第8講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴①
第9講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴②
第10講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴③
第11講 発育発達期に多いケガや病気①
第12講 発育発達期に多いケガや病気②
第13講 発育発達期のプログラム①
第14講 発育発達期のプログラム②
到達目標
第15講 総括
トレーニングについての基礎的知識とジュニアに対する指導 定期試験
法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 138 −
地域スポーツ論
若山裕晃
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ
リキュラムに対応するものである。講義を通じて、スポーツク
ラブをマネジメントするための知識・技術の習得を目指す。また、
「組織のあり方」、「コミュニケーション能力」を意識しながら、
スポーツクラブだけではなく、様々な集団活動の場に適応でき
る力を養うことを目的とする。
到達目標
スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、
クラブ育成に関する知識を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 地域スポーツについて
第3講 クラブマネジャーの役割
第4講 クラブマネジャーの位置づけと求められる能力
第5講 コミュニケーションスキル
第6講 総合型地域スポーツクラブとマーケティング
第7講 経営戦略
第8講 人・組織のマネジメント能力
第9講 総合型地域スポーツクラブの運営能力
第10講 財務・会計能力
第11講 総合型地域スポーツクラブ運営に必要なスタッフと役
割分担
第12講 クラブハウスなど総合型地域スポーツクラブの活動拠
点の確保について
第13講 総合型地域スポーツクラブ参加費の設定について
第14講 総合型地域スポーツクラブの自主運営に必要な条件
第15講 総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
スポーツ政策論
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 後学期 選 択 第2講 地域スポーツクラブとは
第3講 地域スポーツを取り巻く環境の変化
講義のねらい
第4講 スポーツ振興基本計画と健康日本21
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 日本体育協会が目指すスポーツクラブ
リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 総合型地域スポーツクラブを取り巻く環境
第7講 総合型地域スポーツクラブの立ち上げ方式の分類
構えやアシスタントマネジャーに必要な法的知識等を学ぶ。
第8講 公認マネジメント指導者の養成目的と役割
第9講 総合型地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み
第10講 総合型地域スポーツクラブに必要な人材
第11講 クラブの設立準備
第12講 スポーツとNPO法
第13講 クラブの具体的事業と自主運営に必要な条件
第14講 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
到達目標
第15講 総括
スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、 定期試験
クラブ育成に関する知識を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 139 −
スポーツ社会学
渡辺英児
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現代スポーツが社会に及ぼす影響力が大きいことは周知の事
実である。われわれの生活とスポーツ活動が密接に関わってお
り、社会制度や地域社会においてスポーツが果たす役割が増大
している。最近では、スポーツの商業化が加速化したことによ
りスポーツ産業の発展が著しい。スポーツの商業主義を優先す
ることによる勝利至上主義などの社会病理現象を抱えているの
でも事実である。この講義では、関連する最新のデータを用い
てスポーツ社会構造について学習する。
到達目標
近代から現代のスポーツ文化を社会学の観点から検討し、ス
ポーツの社会構造とその社会影響について考察することを目的
とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。
中間テスト 40%
期末テスト 40%
受 講 態 度 20%
準備学習
担当教員から一言
特になし
各授業の終わりに課題を指示する。
健康スポーツ論
講義計画
1 ガイダンス
2 スポーツの歴史と概念
3 スポーツ行政のしくみ
4 スポーツ振興策
5 スポーツ事業の効果的運営
6 スポーツ指導者論1
7 スポーツ指導者論2
8 スポーツ指導者論3
9 スポーツ施設管理論
10 スポーツ系理論
11 中間テスト
12 スキルとは何か
13 地域スポーツ経営論
14 スポーツとメディア
15 スポーツにおける逸脱行動
定期試験
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス 講義の概要
東 川 薫 後学期 選 択 第2講 地域スポーツ組織の運営①
第3講 地域スポーツ組織の運営②
講義のねらい
第4講 地域スポーツ組織の運営③
第5講 地域スポーツ組織の事業①
公認スポーツ指導者養成カリキュラムの一部です。
第6講 地域スポーツ組織の事業②
第7講 地域スポーツ組織の事業③
第8講 地域スポーツ組織運営と事業のまとめ
第9講 中高年者へのスポーツ指導①
第10講 中高年者へのスポーツ指導②
第11講 中高年者へのスポーツ指導③
第12講 中高年者へのスポーツ指導のまとめ
第13講 女性へのスポーツ指導
第14講 障がい者へのスポーツ指導
到達目標
第15講 女性・障がい者へのスポーツ指導のまとめ
地域スポーツ組織の運営について理解する。中高年、女性、 定期試験
障がい者へのスポーツ指導のポイントを理解する。
成績評価方法
定期試験80%、小テスト20%。
準備学習
特に講義の復習を必ずしてください。
テキスト・教材(参考文献含む)
特になし。
担当教員から一言
特にむずかしい内容ではないので、がんばりましょう。
− 140 −
スポーツ栄養学
石橋智奈美
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は財団法人 日本体育協会が公認するスポーツ指導者
制度に基づき資格認定している構成科目(スポーツと栄養、アス
リートの栄養 食事 身体の仕組みとはたらき)に対応するもの
である。前半は栄養学と食品学を基に、後半は生化学と生理学
も交えて身体の仕組みとはたらきを学習する。具体的には、模
擬コンビニ形式で食事を選ぶコツを紹介したり、トレーニング
による身体能力の向上と年齢や性別、競技種目などを考慮した
食事を実践法や栄養管理について学ぶ。
到達目標
講義を通して、自分自身の好ましい食事の摂り方ができるよ
うな実力をつける。
アスリートの栄養の摂取方法と食事の在り方について考え、
実践できる力をつける。
時間栄養学を基に栄養補給のタイミングを身につける力を養う。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 講義の内容 生命の源「栄養」食べること
に興味を持つ
第2講 三大栄養素の生体内での役割1
第3講 三大栄養素の生体内での役割2
第4講 ミネラルの重要性 不足しがちなCaとFe
第5講 ビタミンの重要性 ビタミンの生理作用を知る
第6講 水の代謝について知る 水分補給法
第7講 消化吸収の仕組みと食欲の調節について
第8講 運動器の仕組みと働き 呼吸循環器へのエネルギー供
給
第9講 1日3000から3500kcalの献立をたてる
第10講 模擬コンビニで一日の食事を選ぶ力をつける
第11講 外食、中食の選び方 組み合わせ方
第12講 間食の摂り方 サプリメントについて
第13講 時間栄養学 食事のリズムを考える
第14講 メタボリックシンドロムを防ぐ
第15講 まとめ 質問の回答
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出の理解度確認票 60%
定期試験 40%
なし。資料は毎回配布します。
参考文献 日本体育協会スポーツ医 科学専門委員会「アスリー
トのための栄養 食事ガイド」
第一出版
準備学習
担当教員から一言
生きるための源である食べることについて学ぶことは大切であ
前回の授業の復習とまとめ
(90分)
講義計画に沿う新聞、メディアなどで報道されている食・アス る。その重要性を理解し、食べ物に興味を持ち、スポーツを行
いながら何を、どのくらい、いつ食べればよいか、体系的な栄
リートなどに関する情報を収集する
(90分)
養サポートが自分自身でできる力を身につけることが本講義の
最終目標である。
スポーツ生理学
高島愼助
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
アスリートが常に自己の競技能力を向上させるためには、ま
ず身体の仕組みを知ることが必要である。本講では、競技者と
して医学的知識の収得により、自己管理能力を高めることを目
的とする。これらの知識により、スポーツによって生じる多く
の障害を予防できることを学ぶ。さらに安全で効果的なトレー
ニングを可能にするためのコンディショニングなどについても
提示する。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 ガイダンス、運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
− 141 −
スポーツメディカル論
高島愼助
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
アスリートは競技力向上を目的に、しばしば過度な運動スト
レスに遭遇する機会が多い。その結果、自分の身体能力を越え
た場面で生じるのがスポーツ傷害である。本講では、スポーツ
によって生じた傷害をいかにしてケアし、早期に競技復帰する
かアスレティック・リハビリテーションの方法などについてを学
ぶ。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 ガイダンス、健康の概念
第2講 体力と加齢
第3講 スポーツ選手の健康管理
第4講 メンタルトレーニング
第5講 スポーツ選手に多い病気
第6講 スポーツ中に生じる傷害
第7講 上肢のスポーツ傷害
第8講 下肢のスポーツ傷害
第9講 特殊環境下でのスポーツ傷害
第10講 スポーツ傷害後のトレーニング
第11講 コンディショニング
第12講 ドーピング
第13講 スポーツ外傷の救急処置
第14講 運動の自然法則的基礎
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
スポーツ応用科学
2年次
2単位
講義計画
1 ガイダンス
渡 辺 英 児 前学期 選 択 2 健康に関する体力要素
3 エネルギー供給システムの違い
講義のねらい
4 筋力トレーニング、スピードトレーニング
本科目は、「(公財)日本体育協会」が公認するスポーツ指導者 5 持久力トレーニング
制度に基づき資格認定している養成カリキュラム構成科目(ト 6 トレーニングの目標設定
7 トレーニング・プログラムの設計
レーニング論II)に対応するものである。
8 トレーニング計画と疲労およびその回復
9 測定評価
(身体組成、筋力、筋パワー)
10 有酸素性能力の測定と評価
11 中間テスト
12 スキルとは何か
13 スキルとレーニンングの原理
14 スキルの獲得過程の特性と注意1
到達目標
15 スキルの獲得過程の特性と注意2
最新の科学的研究成果に基づくトレーニング理論を理解する。 定期試験
成績評価方法
中間テスト 40%
期末テスト 40%
受講態度 20%
準備学習
各授業の終わりに課題を指示する。
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。
担当教員から一言
特になし
− 142 −
ドイツ語入門
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
生 井 正 人 後学期 選択必修 第2講 綴りと発音/挨拶の表現
第3講 動詞の現在形
(1)
講義のねらい
第4講 sein/haben/werden/主文
(1)/副文/複数形
国際化は日々進展、深化しています。人と人、文化と文化の 第5講 冠詞と名詞
(2)/動詞の現在形
(2)
接触する機会は増加し、摩擦、受容、調和の過程を反復しつつ、 第6講 冠詞と名詞
一段と高い次元での人間関係の構築と文化的共存が模索されて 第7講 冠詞類/人称代名詞
います。異なる文化的背景を持つ他者を理解すると共に、積極 第8講 前置詞/命令形
的な自己発信を通じて自身に関して他者の理解を得ることは、 第9講 形容詞/比較変化
国際化時代の要請と言えるでしょう。この講座は、ドイツ語で 第10講 分離動詞/再帰動詞
の日常会話によりその初歩を学び、質の高いコミュニケーショ 第11講 話法の助動詞/zu不定詞
ンを通じたドイツ人との本格的な相互理解が近い将来において 第12講 完了形/過去形/未来形
第13講 受動態/分詞
独力で図れるようになるための基礎固めを目指します。
第14講 関係代名詞/指示代名詞
到達目標
第15講 接続法
四技能(読む、書く、聞く、話す)の到達目標はドイツ語技能 「定期試験」
検定試験五級合格レベルに設定されています。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:なし
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
ワークシートの提出(毎回)
30%
小テスト(毎回) 30%
期末テスト 40%
準備学習
担当教員から一言
特にありません。
予習:ドイツ文化事情に関するワークシートの消化
復習:文法事項に関するワークシートの消化
いずれも授業開始時に提出
現代海外事情a
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
The aim of this class is to give a view of Britain and its life
and culture, Reading material will mostly be in English, but
using short texts and illustrations. Japanese translations will
be given.
The first classes will introduce Britain's place in the world,
its status as a union of four countries, and its political system.
After that, we will look at everyday life and culture, and follow
some typical people living in Britain: a student, a young
worker, a schoolgirl.
到達目標
Preparation tasks are used to assist in pre-reading. After
each class, a general understanding of the class topic is
expected. At the end of the term, the student has to report
more deeply on one chosen topic.
成績評価方法
講義計画
1.Orienttaion and guidance. Britain in the world
2,The British royal family
3.British politics
4.People: a university student
5.London and its suburbs
6.British food
7.British parks
8.People: a young worker
9.British popular writers
10.British art
11.British TV
12.People: a schoolgirl
13.Natural disasters in Britain
14.Street demonstrations in Britain
15.Nuclear power in Britain
(Finishing off with a report exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before / after work and class participation
30% for short tests
50% for final report exam
J. Lynch and K. Shitori. "A Fresh Look at Britain". Seibido,
2013. ¥1900.
Also, bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
Before class: Read the class material, answer the Pre-reading 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
vocabulary and Comprehension questions.
After class: Re-read the material, answer the Vocabulary
practice and Writing questions.
− 143 −
現代海外事情b
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現代のドイツの事情を幅広く見るのが、目的である。同時に,
欧州連合の指導経済として、ヨーロッパの発展の中でドイツが
どの役割を果たしてきたか、またこれからどの方向に動くだろ
うかというような複雑な問題も考えてみたい。わかりやすい「国
の事情を知るため」の書物をおもな資料として、ドイツの過去・
現在・未来の歩みをさまざまな視点から追っていきたい。
到達目標
各々のテーマ: 事情とその後ろの基礎知識を把握することが目
的。チェックして、毎度クイズで終わる。
全体的に: ドイツの現状についての基礎知識・理解を少しでも
深めたい。学期末のレポートでその結果を見せる。
成績評価方法
講義計画
次は凡その計画で、授業の様子と社会・経済の最新のニュースを
見て、内容変更を行う事がある。
1)オリエンテーション、ガイダンス。現代ドイツの実情
2)少子高齢化に向かうドイツ
3)ドイツ風の社会福祉
4)ドイツ人の日常暮らし
5)暮らしと税
6)ドイツの教育
7)ドイツ人の環境意識
8)核や化石燃料からの脱出 _ただの夢か
9)ドイツは移民の国では _ある
10)
「れ式意識」の明暗
11)ドイツ帝国→連邦共和国→欧州連合
12)EUと、戦前ヨーロッパとはどのふうに違う?
13)ドイツ語圏の国々
14)ドイツは、暮らしやすい国なのか?
15)観光ランドとしてのドイツ
(最後に、レポート試験で終わる)
テキスト・教材(参考文献含む)
20%は、予習・復習の様子と授業への参加
30%は、クイズ結果
50%は、学期末レポート
浜本隆志、柳原初樹、
「最新ドイツ事情を知るための50章」、明
石書店、2009年、¥2,000
準備学習
担当教員から一言
予習:次のテーマの資料(テキストの1章以上)をあらかじめ読む 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
と
「クイズ」
で成績に必要な点が取れない可能性が大
復習:授業で出た情報・サイトなどを自分でもう一度調べる
きい。
経済学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、執筆作業
(1)
岩 崎 祐 子 後学期 必 修 第2講 執筆作業(2)
第3講 中間報告
講義のねらい
第4講 執筆作業と個別指導
(1)
(2)
演習では、これまでで学んだことをさらに発展させて卒業論 第5講 執筆作業と個別指導
(3)
文を完成します。本演習は中間報告と論文執筆、個別形式の形 第6講 執筆作業と個別指導
第7講 執筆作業と個別指導
(4)
で進めていきます。
第8講 執筆作業と個別指導
(5)
第9講 完成原稿提出
(提出期限厳守)
第10講 修正作業
(1)
第11講 修正作業
(2)
要旨作成
第12講 修正作業
(3)
第13講 修正作業
(4)
第14講 口頭試問準備
到達目標
第15講 口頭試問準備
質の高い卒業論文の作成を到達目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(40%)
、論文内容
(60%)
により評価する。
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもって、最新の動きま 演習への取り組み
で卒業論文に取り上げてください。
参考文献:前田裕之(著)
『ドキュメント銀行・金融再編の20年史 卒業論文は、大学生活の集大成です。スケジュール通りに卒業
─1995-2015』ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2015年)
、翁 邦 論文を完成させるためには、毎週の出席と作業が重要です。
雄(著)『経済の大転換と日本銀行(シリーズ現代経済の展望)
』岩
波書店(2015年)
− 144 −