法学研究科博士前期課程

博士前期課程 授業 計 画
2016
平成 28 年度
近 畿 大 学
大学院 法学研究科
平成28年度 法学研究科博士前期課程 授業計画
目 次
科目名
担当者名
英米法特論A
ハイゼンガ ショーン マイケル
3
英米法特論B
ハイゼンガ ショーン マイケル
3
外国文献研究(アメリカ法)
ハイゼンガ ショーン マイケル
4
外国文献研究(イギリス法)
西内 祐介
4
外国文献研究(ドイツ法)A
稲元 格
5
外国文献研究(ドイツ法)B
稲元 格
5
外国文献研究(フランス法)
堀口 良一
6
外国法文化特論(英語)A
森 節子
6
外国法文化特論(英語)B
森 節子
7
外国法文化特論(独語)A
黒沢 宏和
7
外国法文化特論(独語)B
黒沢 宏和
8
基本刑法
神田 宏
8
基本憲法
土屋 孝次
9
基本民法
尾﨑 三芳
9
行政学特論A
上﨑 哉
10
行政学特論B
上﨑 哉
10
行政法特論A
村上 武則
11
行政法特論B
村上 武則
11
刑事手続法特論A
辻本 典央
12
刑事手続法特論B
辻本 典央
12
刑事法特論ⅠA
神田 宏
13
刑事法特論ⅠB
神田 宏
13
憲法特論ⅠA
土屋 孝次
14
憲法特論ⅠB
土屋 孝次
14
公共政策研究
丹羽 功
15
国際私法特論A
田中 美穂
15
国際私法特論B
田中 美穂
16
社会保障法特論A
衣笠 葉子
16
社会保障法特論B
衣笠 葉子
17
商業登記法研究
吉田 史
17
消費税法研究
桝井 康弘
18
商法特論ⅠA
道野 真弘
18
商法特論ⅠB
道野 真弘
19
所得税法研究
金井 恵美子
19
ページ
平成28年度 法学研究科博士前期課程 授業計画
目 次
科目名
担当者名
政治史研究
堀口 良一
20
西洋法制史特論A
稲元 格
20
西洋法制史特論B
稲元 格
21
相続税法研究
中村 秀一
21
租税法特論A
八ッ尾 順一
22
租税法特論B
八ッ尾 順一
22
知的財産法特論A
諏訪野 大
23
知的財産法特論B
諏訪野 大
23
地方自治特論A
辻 陽
24
地方自治特論B
辻 陽
24
特別講義Ⅰ(区分所有法)
倉田 繁
25
特別講義Ⅱ(家族法)
松久 和彦
25
特別講義Ⅲ(リーガル・リサーチ)
神田 宏
26
特別講義Ⅳ(研究倫理)
神田 宏
26
日本法制史特論A
林 真貴子
27
日本法制史特論B
林 真貴子
27
不動産登記法研究
山内 鉄夫
28
法人税法研究
村井 淳一
28
保険法研究
野口 夕子
29
民事訴訟法特論ⅠA
永井 博史
29
民事訴訟法特論ⅠB
永井 博史
30
民法特論ⅠA
尾﨑 三芳
30
民法特論ⅠB
尾﨑 三芳
31
民法特論ⅡA
長谷川 義仁
31
民法特論ⅡB
長谷川 義仁
32
労働法特論A
三柴 丈典
32
労働法特論B
三柴 丈典
33
ページ
科目名: 英米法特論A
英文名: SpecialStudyofAnglo-AmericanLawA
担当者: ハイゼンガショーンマイケル
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
This course will introduce the general outline of American Criminal Law.
Topics shall include crimes,defenses,andcriminalprocedure. Theclasswill
be conducted primarily in English using selected criminal cases. However,
readings may be selected based on student interest and research goals.
Accordingly,theclassoutlinenotedbelowissubjecttochange.
This class will require significant student participation, reading and class
discussion.
■学習・教育目標および到達目標
ThegoalofthisclassistointroducestudentstoadvancedtopicsinAmerican
lawandgivethemconfidencereadingavarietyoflegaldocumentsinEnglish.
■成績評価方法および基準
Inclasspresentation50%
Finalreport50%
■教科書
*Textbooksaresubjecttochange.Donotpurchasetextbooksbefore
consultingwiththeinstructor*
[ISBN]9780472085866「AmericanLegalEnglish:UsingLanguageinLegal
Contexts
(EnglishforAcademic&ProfessionalPurposes)」(DebraS.Lee,Univof
MichiganPr)
[ISBN]9780195167238「AmericanLawinaGlobalContexttheBasics」
(GeorgePlFletcher,OxfordUniversityPr)
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 Introduction:Crimes
第2回 Homicide
第3回 FelonyMurder
第4回 Manslaughter
第5回 Burglary,Robbery,Larceny
第6回 InchoateCrimes:Conspiracy,Solicitation,Attempt
第7回 Defenses:Intoxication,Insanity,Entrapment
第8回 CriminalProcedure
第9回 SearchandSeizurePartI
第10回 SearchandSeizurePartII
第11回 SearchandSeizurePartIII
第12回 WarrantExceptions
第13回 GrandJury
第14回 VerdictandSentencing
第15回 Review
[ISBN]0072882107 「TheLegalEnvironmentoftheNewMillennium」
(SamuelD.Hodge,Jr.,McGrawHill)
■参考文献
講義中に指示。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階ハイゼンガ研究室
email:[email protected]
■オフィスアワー
Thursday3rdperiodorbyappointment.
科目名: 英米法特論B
英文名: SpecialStudyofAnglo-AmericanLawB
担当者: ハイゼンガショーンマイケル
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ThiscoursewillintroducethegeneraloutlineofAmericanTortLaw.Topics
shallincludeintentionaltorts,negligenceandproductsliability.Theclasswill
be conducted primarily in English using selected Anglo-American tort cases.
However, readings may be selected based on student interest and research
goals.Accordingly,theclassoutlinenotedbelowissubjecttochange.
This class will require significant student participation, reading and class
discussion.
■学習・教育目標および到達目標
ThegoalofthisclassistointroducestudentstoadvancedtopicsinAmerican
lawandgivethemconfidencereadingavarietyoflegaldocumentsinEnglish.
■成績評価方法および基準
Inclasspresentation50%
Finalreport50%
■教科書
*Textbooksaresubjecttochange.Donotpurchasetextbooksbefore
consultingwiththeinstructor*
[ISBN]9780472085866「AmericanLegalEnglish:UsingLanguageinLegal
Contexts
(EnglishforAcademic&ProfessionalPurposes)」(DebraS.Lee,Univof
MichiganPr)
[ISBN]9780195167238「AmericanLawinaGlobalContexttheBasics」
(GeorgePlFletcher,OxfordUniversityPr)
[ISBN]0072882107 「TheLegalEnvironmentoftheNewMillennium」
(SamuelD.Hodge,Jr.,McGrawHill)
■参考文献
講義中に指示。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階ハイゼンガ研究室
email:[email protected]
■オフィスアワー
Thursday3rdperiodorbyappointment.
-3-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 IntroductionandGuidance
第2回 Negligence
第3回 DutyofCare
第4回 DutyofCareII
第5回 BreachofDuty
第6回 BreachofDutyII
第7回 CausationProblems
第8回 Defenses
第9回 DefensesII
第10回 IntentionalTorts
第11回 IntentionalTortsII
第12回 IntentionalTortsIII
第13回 ProductsLiability
第14回 ProductsLiabilityII
第15回 Review
科目名: 外国文献研究(アメリカ法)
英文名: StudyinForeignLiterature(AmericanLaw)
担当者: ハイゼンガショーンマイケル
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ThiscoursewillcoveravarietyoftopicsinAmericanlawatanadvancedlevel
ofEnglish.Readingswillbeselectedbasedonstudentinterestandresearch
goals.Accordingly,theclassoutlinenotedbelowissubjecttochange.
This class will require significant student participation, reading and class
discussion.
■学習・教育目標および到達目標
ThegoalofthisclassistointroducestudentstoadvancedtopicsinAmerican
lawandgivethemconfidencereadingavarietyoflegaldocumentsinEnglish.
■成績評価方法および基準
Inclasspresentation50%
Finalreport50%
■教科書
*Textbooksaresubjecttochange.Donotpurchasetextbooksbefore
consultingwiththeinstructor*
[ISBN]9780472085866「AmericanLegalEnglish:UsingLanguageinLegal
Contexts
(EnglishforAcademic&ProfessionalPurposes)」(DebraS.Lee,Univof
MichiganPr)
[ISBN]9780195167238「AmericanLawinaGlobalContexttheBasics」
(GeorgePlFletcher,OxfordUniversityPr)
[ISBN]0072882107 「TheLegalEnvironmentoftheNewMillennium」
(SamuelD.Hodge,Jr.,McGrawHill)
■参考文献
講義中に指示。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階ハイゼンガ研究室
email:[email protected]
■オフィスアワー
Thursday3rdperiodorbyappointment.
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 IntroductiontotheU.S.LegalSystem
第2回 CaseLawandJudicialReview
第3回 LegalAuthorityandReasoning
第4回 UnderstandingLegalCitations
第5回 CaseReview
第6回 CriminalLaw--ReadlingLegalStatutes
第7回 CivilProcedureI
第8回 CivilProcedureII
第9回 CivilProcedureIII
第10回 TortLawI
第11回 TortLawII
第12回 TortLawIII
第13回 ProductsLiabilityI
第14回 ProductsLiabilityII
第15回 ContractLaw
科目名: 外国文献研究(イギリス法)
英文名: StudyinForeignLiterature(EnglishLaw)
ニシウチ ユウスケ
担当者: 西内祐介
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
本講義は、英国の契約法や不法行為法、代理法、物権法、家族法等の基本的な文献
や重要な判例を購読しながら、ドイツやフランスなどの大陸法系に属する日本の民法
との比較を行い、日本民法の体系の特徴や制度設計についてより深いレベルで理解す
ることを目指します。合わせて、日本や外国の法律文献の調査方法や論文執筆のため
に知っておくべき作法について適宜紹介していきます。
本講義は、「英語文献の精読形式の授業」が含まれており、教員と受講者間で議論
を行う形で進めていきます。履修の際にはその点について十分理解しておいてくださ
い。また、この授業は演習科目ですので、出席は必須です(無断欠席については断固
とした対応を取ります)。さらに、英語文献を教科書として使用するので、各自が事
前に課題をこなしてくる必要があります。
■学習・教育目標および到達目標
本演習を通じて、受講者は、
①必要な外国文献の調査能力を獲得できる。
②日英の法制度の理解を深めることができる。
③法律学に関する基礎的な英語文献を読む力を身につけることができる。
■成績評価方法および基準
平常点(報告、議論への貢献度)100%
■授業時間外に必要な学修
受講者は毎回必ず英語文献や判例を事前に目を通してきてください。また、報告担当
者は、
担当するテーマに関し、
文献を収集・熟読した上でレジュメを作成してください。
また、受講の必須の要件ではないですが、受講者の英語力としては、TOEIC500点以
上あることが望ましいです。
■教科書
教員の方で適宜コピーを配布します。
■参考文献
[ISBN]9784535518926『リーガル・リサーチ第4版』(いしかわまりこ,日本評論社)
[ISBN]9781849464796『ContractLaw:AnIntroductiontoEnglishLawfortheCivil
Lawyer(2nd)』(JohnCartwright,HartPub2013)
■関連科目
民法関連科目
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階・[email protected]
■オフィスアワー
水曜4限
-4-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス(授業の進め方や報告担当決め等)
第2回 文献調査の意義・方法
第3回 イギリス法の概観についてレクチャー①
第4回 イギリス法の概観についてレクチャー②
第5回 受講者による報告・議論①
第6回 受講者による報告・議論②
第7回 受講者による報告・議論③
第8回 受講者による報告・議論④
第9回 受講者による報告・議論⑤
第10回 受講者による報告・議論⑥
第11回 受講者による報告・議論⑦
第12回 受講者による報告・議論⑧
第13回 受講者による報告・議論⑨
第14回 受講者による報告・議論⑩
第15回 まとめ-日本民法とイギリス法の比較
科目名: 外国文献研究(ドイツ法)A
英文名: StudyinForeignLiterature(GermanLaw)A
イナモト イタル
担当者: 稲元 格
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ドイツ語で書かれた法律学関係の文献を講読し、ドイツ語の能力を涵
養し、法的な知識の幅を拡げることを目的とします。
■学習・教育目標および到達目標
独和辞典を利用すれば、独力でドイツ語の専門書を読めるようになる
ことを目的とします。
■成績評価方法および基準
レポート80%
演習時の翻訳回数20%
■授業時間外に必要な学修
「ドイツ語の語学能力を高めること」
■教科書
[ISBN]9783423033244『dtv-AtlasRechtBd.1:Grundlagen,
Staatsrecht,Strafrecht』(DtvDeutscherTaschenbuch)
をテキストとして使用します。授業時間中にコピーを配布します。独
和辞典(中級以上)を必ず持参してください。
■参考文献
特にありません。
■関連科目
西洋法制史特論
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限と金曜日3時限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 dtv-AtlasRecht,Recht
第3回 ibid.RechtundMoral
第4回 ibid.Rechtsquellen
第5回 ibid.Rechtsverordnungen
第6回 第5回までのまとめ
第7回 ibid.Satzungen
第8回 ibid.Gewohnheitsrecht
第9回 ibid.AndereRechtsquellen
第10回 ibid.ueberpositiresRecht
第11回 第10回までのまとめ
第12回 ibid.AutgabeundEigenart
第13回 ibid.Geschichte
第14回 ibid.BGB
第15回 まとめ
科目名: 外国文献研究(ドイツ法)B
英文名: StudyinForeignLiterature(GermanLaw)B
イナモト イタル
担当者: 稲元 格
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ドイツ語で書かれた法律学関係の文献を講読し、ドイツ語の能力を涵
養し、法的な知識の幅を拡げることを目的とします。外国文献研究(ド
イツ法)Aとは異なる内容になります。
■学習・教育目標および到達目標
独和辞典を利用すれば、独力でドイツ語の専門書を読めるようになる
ことを目標とします。
■成績評価方法および基準
レポート80%
演習時の翻訳回数20%
■授業時間外に必要な学修
「ドイツ語の語学能力を高めること」
■教科書
[ISBN]9783423033244『dtv-AtlasRechtBd.1:Grundlagen,
Staatsrecht,Strafrecht』(DtvDeutscherTaschenbuch)
をテキストとして使用します。授業時間中にコピーを配布します。独
和辞典(中級以上)を必ず持参してください。
■参考文献
特にありません。
■関連科目
西洋法制史特論
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限と金曜日3時限
-5-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 dtv-AtlasRecht,Menschenrechte
第3回 ibid.Buergerrechte
第4回 ibid.GriechischeAufklaerung
第5回 ibid.MagnaCharta
第6回 第5回までのまとめ
第7回 ibid.FranzoesischeRevolution
第8回 ibid.Paulskirchenverfassung
第9回 ibid.WeimarerVerfassung
第10回 ibid.Grundgesetz
第11回 第10回までのまとめ
第12回 ibid.Grundrechtstypen
第13回 ibid.AndereGrundrechtekataloqe
第14回 ibid.KonkurzenzvonGrundrechten
第15回 まとめ
科目名: 外国文献研究(フランス法)
英文名: StudyinForeignLiterature(French Law)
ホリグチ リョウイチ
担当者: 堀口 良 一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
18世紀フランスの宗教裁判についてのフランス語の文献を購読する。
■学習・教育目標および到達目標
フランスの政教関係について理解を深める。[注意]最初の授業に欠席
した場合、受講する意志がある旨、遅くとも翌日までに必ずメールで
連絡をすること。メールへの返信で次回の授業までに準備すべきこと
がらを連絡するので、返信を必ず確認し、もし返信がない場合、着信
拒否を解除するか、PCから送信するなどして、再度、メールを送信
すること。最初の授業に欠席し、かつメールが届かなかった場合(メー
ルの送信ではなく、こちらへの着信が必須です。)、受講できないので
注意すること。
■成績評価方法および基準
文献購読50%
レポートまたは/および口頭発表50%
■授業時間外に必要な学修
文献購読の準備およびレポートの作成(または/および口頭発表の準
備)
■教科書
指定せず。
■授業評価アンケート実施方法
規程に準拠。
■研究室・E-mailアドレス
18号館5階 [email protected]
■オフィスアワー
木3時限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
毎回、フランス語の文献(こちらで準備します。分量は受講者の
フランス語の読解レベルに応じて決めます。)を購読しながら、フ
ランスの政教関係について学び、そして関連するレポート(また
は/および口頭発表)をおこなう。
第1回 ガイダンス
第2回 講読:18世紀のフランスをめぐる社会状況
第3回 講読:フランスにおける政教関係の歴史
第4回 講読:18世紀フランスの宗教裁判について
第5回 講読:啓蒙の世紀と宗教
第6回 講読:カトリックとプロテスタント
第7回 口頭発表
第8回 講読:ヴォルテール
第9回 講読:カラス事件
第10回 講読:アンシャンレジーム
第11回 講読:啓蒙主義
第12回 講読:信教の自由
第13回 講読:政治と宗教
第14回 講読:まとめ
第15回 口頭発表
科目名: 外国法文化特論(英語)A
英文名: SpecialStudyofForeignLegalCulture(English)A
モリ セ ツ コ
担当者: 森節子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
欧米・日本の法、文化および思考を社会科学分野の英語文献を元に比
較研究する。
■学習・教育目標および到達目標
欧米・日本の法、文化および思考を社会科学分野の英語文献を元に比
較研究する。
■成績評価方法および基準
定期試験40%
レポート・発表など40%
授業参加および活動20%
■授業時間外に必要な学修
毎回指示する課題およぴ資料を次回の授業時までに準備すること。ま
た適宜与えられる課題を次回の授業時までに完成してくること。
■教科書
テキストは授業初日に指示する。適宜プリント配布。
■関連科目
英語関係科目のすべて
■授業評価アンケート実施方法
本学の規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 setsukomoriアットjus.kindai.ac.jp←←「アット」は@
■オフィスアワー
火曜日3限
-6-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
上記テーマを幅広くとらえ、受講者は選んだ研究テーマをクラス
で討議し、検討する。研究結果は英文レポート、および英語によ
るプレゼンテーションを最終目標とする。
第1回 オリエンテーション
第2回 JapaneseLegalSystem
第3回 EnvironmentalLaw
第4回 CriminalLaw
第5回 FamilyLaw
第6回 CapitalPunishment
第7回 InternationalLaw
第8回 HumanRights
第9回 IntellectualPropertyLaw
第10回 Technology-relatedLaws
第11回 BusinessLitigation
第12回 HistoryonTrial
第13回 WorldTrial
第14回 AmericanTrial
第15回 まとめ
科目名: 外国法文化特論(英語)B
英文名: SpecialStudyofForeignLegalCulture(English)B
モリ セ ツ コ
担当者: 森節子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
欧米・日本の法、文化および思考を社会科学分野の英語文献を元に比
較研究する。
■学習・教育目標および到達目標
欧米・日本の法、文化および思考を社会科学分野の英語文献を元に比
較研究する。
■成績評価方法および基準
定期試験40%
レポート・発表など40%
授業参加および活動20%
■授業時間外に必要な学修
毎回指示する課題およぴ資料を次回の授業時までに準備すること。ま
た適宜与えられる課題を次回の授業時までに完成してくること。
■教科書
テキストは授業初日に指示する。適宜プリント配布。
■関連科目
英語関係科目のすべて
■授業評価アンケート実施方法
本学の規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
setsukomoriアットjus.kindai.ac.jp←「アット」は@
■オフィスアワー
火曜日3限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
上記テーマを幅広くとらえ、受講者は選んだ研究テーマをクラス
で討議し、検討する。研究結果は英文レポート、および英語によ
るプレゼンテーションを最終目標とする。
第1回 オリエンテーション
第2回 JapaneseLegalSystem
第3回 EnvironmentalLaw
第4回 CriminalLaw
第5回 FamilyLaw
第6回 CapitalPunishment
第7回 InternationalLaw
第8回 Review
第9回 HumanRights
第10回 IntellectualPropertyLaw
第11回 Technology-relatedLaws
第12回 BusinessLitigation
第13回 HistoryonTrial
第14回 WorldTrial
第15回 AmericanTrial
科目名: 外国法文化特論(独語)A
英文名: SpecialStudyofForeignLegalCulture(German)A
クロサワ ヒロカズ
担当者: 黒沢宏和
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
「異文化理解」という観点から日独文化の違いを概観した上で、その
背景にある法律について比較研究する。
■学習・教育目標および到達目標
ドイツ語の学術文献に慣れ、その背景にある文化・思想・法律の違い
を考究する。
■成績評価方法および基準
レポート50%
口頭発表30%
演習時の翻訳20%
■授業時間外に必要な学修
与えられた課題を次回の授業までに予習してくること。また、発表の
際は、発表の準備、及びハンドアウトの準備をしてくること。
■教科書
テキストは、初回の授業で指示する。
テキストは、担当者がプリントを配布する。
■参考文献
授業中に指示する。
■関連科目
外国法文化特論(独語)B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要項に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
hkurosawa@jus.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
月曜日2限
-7-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 日独の教育と法(1)
第3回 日独の教育と法(2)
第4回 日独の教育と法(3)
第5回 日独の食生活と法(1)
第6回 日独の食生活と法(2)
第7回 日独の食生活と法(3)
第8回 日独の食生活と法(4)
第9回 日独の食生活と法(5)
第10回 日独の環境問題と法(1)
第11回 日独の環境問題と法(2)
第12回 日独の環境問題と法(3)
第13回 日独の環境問題と法(4)
第14回 学生による発表・討論
第15回 総括
科目名: 外国法文化特論(独語)B
英文名: SpecialStudyofForeignLegalCulture(German)B
クロサワ ヒロカズ
担当者: 黒沢宏和
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
「異文化理解」という観点から日独文化の違いを概観した上で、その
背景にある法律について比較研究する。
■学習・教育目標および到達目標
ドイツ語の学術文献に慣れ、その背景にある文化・思想・法律の違い
を考究する。
■成績評価方法および基準
レポート50%
口頭発表30%
演習時の翻訳20%
■授業時間外に必要な学修
与えられた課題を次回の授業までに予習してくること。また、発表の
際は、発表の準備、及びハンドアウトの準備をしてくること。
■教科書
テキストは、初回の授業で指示する。
テキストは、担当者がプリントを配布する。
■参考文献
授業中に指示する。
■関連科目
外国法文化特論(独語)A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要項に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
hkurosawa@jus.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
月曜日2限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 オリエンテーション
第2回 日独の労働と法(1)
第3回 日独の労働と法(2)
第4回 日独の労働と法(3)
第5回 日独の労働と法(4)
第6回 日独の休暇と法(1)
第7回 日独の休暇と法(2)
第8回 日独の休暇と法(3)
第9回 日独の休暇と法(4)
第10回 日独の婚姻と法(1)
第11回 日独の婚姻と法(2)
第12回 日独の婚姻と法(3)
第13回 学生による発表・討論1
第14回 学生による発表・討論2
第15回 総括
科目名: 基本刑法
英文名: FoundationCriminalLaw
カ ン ダ ヒロシ
担当者: 神田 宏
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
この授業は, 1学年配当の基幹科目で, 履修必修科目となります。アドバンスト刑法A・アドバ
ンスト刑法Bを履修するためには, この科目の単位を取得しなければなりません(先修要件とな
る科目)。
この授業では,刑法第一編「総則」に定められた犯罪の一般的な成立要件ならびに不処罰とな
る事由を,刑法の解釈原理,構成要件該当性,違法性,有責性の順で講述します。
この授業は, 講義の形式によります。指定教科書は用いず, スライドショーを素材に講述しま
す。参考書をいくつか指示しますので,これらをもとに予習復習を怠らないことが大切です。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は,この授業を履修することで,
1)刑法の基本原則を踏まえて,犯罪と刑罰に関して適切に考察し;
2)犯罪論の体系とその派生系を正確に理解し;
3)構成要件該当性,違法性,有責性に関する主要な論点とそれについての判例の概要と学説の
展開を理解
することができます。
■成績評価方法および基準
定期試験20%
中間試験10%
授業への取り組み(ポップクイズ,ショートテスト,ミニッツペーパーなど)30%
課題への取り組み(課題レポート)40%
■授業時間外に必要な学修
1)授業時間中に指示した課題(レポートやポップクイズなど)に取り組むこと。
2)近代ヨーロッパの啓蒙思想に関する入門書を通読すること。
3)新聞や雑誌などの犯罪報道に目を通し刑法的問題点を洗い出すこと。
■教科書
配布レジュメ(スライドショー ,判例集)
六法
■参考文献
[ISBN]9784641220140『基礎から学ぶ刑事法第5版(有斐閣アルマ)』(井田良,有斐閣)
[ISBN]9784641042957『入門刑法学・総論(法学教室ライブラリィ )』(井田良,有斐閣:2013)
[ISBN]9784641042551『講義刑法学・総論』(井田良,有斐閣:2008)
[ISBN]9784792317546『刑法総論』(浅田和茂,成文堂:2007)
[ISBN]9784130323734『刑法総論講義第6版』(前田雅英,東京大学出版会:2015)
[ISBN]9784641042483『刑法総論第2版』(山口厚,有斐閣:2007)
[ISBN]9784792317904『刑法総論』(山中敬一,成文堂:2008)
■関連科目
刑事法入門,刑法B,刑事訴訟法,アドバンスト刑法A,アドバンスト刑法B,犯罪者処遇論,犯罪
原因論,少年法
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限(14:50 ~ 16:20)
この他に,メールでアポイントの申し込みがあればオンデマンドに対応します。
-8-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 刑法総論の概要(オリエンテーション)
第2回 犯罪論の基本原理(罪刑法定主義・補充性・客観主義)
第3回 構成要件(因果関係)
第4回 構成要件(行為)
第5回 構成要件のまとめ
第6回 違法性(意義)
第7回 違法性(可罰的違法・違法阻却)
第8回 違法性(正当行為)
第9回 違法性(緊急行為)
第10回 違法性のまとめ
第11回 有責性(意義・体系・責任能力)
第12回 有責性(故意・過失,期待可能性)
第13回 有責性のまとめ
第14回 未遂・予備・陰謀
第15回 刑法総論の課題;刑法総論と刑法各論
中間試験,定期試験
科目名: 基本憲法
英文名: FoundationConstitutinalLaw
ツ チ ヤ タカツグ
担当者: 土屋孝次
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
日本国憲法の基本原則についての理解を前提として、まず「憲法」とは何かについて
学び、日本国憲法の定める「統治のしくみ」について考えていく。1年生前期配当の
科目であるため、憲法の基本的な概念を理解できるように講義を進める。
■学習・教育目標および到達目標
(学習目標)日本国憲法の定める「統治のしくみ」を理解し、憲法学の用語で日常の
ニュースを説明できるようになる。
(到達目標)学習した知識を前提に、統治機構論に存する諸論点を考察できるように
なる。
■成績評価方法および基準
定期試験100%
■授業時間外に必要な学修
(1)新聞、テレビニュース等に注意し、現代社会で発生している最新の法的問題を
把握しておく。
(2)指示されたテキストで該当ページを調べ、各回の板書ノートに加えて、内容を
まとめておく。
(3)疑問点をまとめ、次回講義終了後に教員に確認すること。
■教科書
[ISBN]9784641131729『憲法学読本第2版』(安西文雄,有斐閣:2014)
携行可能な六法(2016年版のもの)
■参考文献
[ISBN]9784792305116『日本国憲法論(法学叢書7)』(佐藤幸治,成文堂)
[ISBN]9784842010632『憲法2:基本権クラシック全訂第3版』(阪本昌成,有信堂高文社)
[ISBN]9784641131446『立憲主義と日本国憲法第3版』(高橋和之,有斐閣:2013)
[ISBN]9784000227995『憲法第六版』(芦部信喜,岩波書店:2015)
[ISBN]9784641115170『憲法判例百選1第6版(別冊ジュリスト217)』(有斐閣:2013)
[ISBN]9784641115187『憲法判例百選2第6版(別冊ジュリスト218)』(有斐閣:2013)
■関連科目
憲法B、アドバンスト憲法ABなどの憲法科目、行政法入門、刑事法入門、政治学原論
AB、その他訴訟法科目、基礎法科目も関連する。
■授業評価アンケート実施方法
法学部の授業評価アンケート実施規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 土屋研究室
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日3時限、木曜日昼休み
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス・序論
第2回 憲法の基本原則
第3回 民主制(1)
第4回 民主制(2)
第5回 国会(1)
第6回 国会(2)
第7回 国会(3)
第8回 内閣(1)
第9回 内閣(2)
第10回 裁判所(1)
第11回 裁判所(2)
第12回 裁判所(3)
第13回 財政
第14回 地方自治
第15回 戦争放棄
定期試験
科目名: 基本民法
英文名: FoundationCivilLaw
オザキ ミヨシ
担当者: 尾﨑三芳
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
民法は、私たちの市民生活を支える基本的な法律であり、将来どのような分
野に進もうとも、必ず役に立つものです。民法総則は、いわゆる財産法の通則
をなすものであり、これに続いて学ぶ物権法や債権法を理解するためにも是非
学んでおく必要があります。
判例・通説をフォローしながら基礎知識の習得を目指しますが、いくつかの
重要な制度や論争点については、詳しく話をするつもりです。
はじめて、本格的に法律を学ぶはずですから、まず民法の基本用語を1つ1
つ正確に覚えましょう。六法(最新版)を常に参照し、条文に慣れ親しむこと
が大切です。
■学習・教育目標および到達目標
民法総則の基礎知識の習得を目指します。
条文を読んで、
その内容の概略を思い浮かべられるようになることが目標です。
■成績評価方法および基準
レポート100%
■授業時間外に必要な学修
条文を参照しながら教科書を読み、意義・要件・効果に留意してノートを作
成すること。
■教科書
[ISBN]9784589030887『ベーシック民法総則』(尾崎三芳,法律文化社)
■参考文献
[ISBN]9784335302251『民法総則(法律学講座双書)第7版』(四宮和夫,弘文堂)
[ISBN]9784656300110『民法概論1:序論・総則改訂版』(星野英一,良書普及会)
[ISBN]9784792324650『民法講義1:民法総則第5版』(近江幸治,成文堂)
[ISBN]9784641115231『民法判例百選1:総則・物権第7版(別冊ジュリスト
No.223)』(潮見佳男・道垣内弘人,有斐閣)
[ISBN]9784862420275『判例講義民法1:総則・物権第2版』(奥田昌道,悠々社)
[ISBN]9784589027672『教材民法判例:財産法』(目崎哲久,法律文化社)
■関連科目
民法特論ⅠA、民法特論ⅠB
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階・[email protected]
■オフィスアワー
金曜日2限
-9-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス、民法の学び方
第2回 民法とは何か、民法典の構成
第3回 民法の意義、民法の法源、近代民法の基本原則
第4回 私権、民法の適用範囲、民法の解釈
第5回 権利能力、意思能力、行為能力
第6回 行為能力―制限行為能力者制度
第7回 住所、不在者、失踪宣告
第8回 権利の客体、法律行為⑴―法律行為の意義・種類・解
釈、法律行為自由の原則
第9回 法律行為⑵―法律行為の有効要件
第10回 意思表示⑴―総説、心理留保、虚偽表示
第11回 意思表示⑵―錯誤、詐欺・強迫による意思表示
第12回 無効・取消し
第13回 代理
第14回 時効
第15回 法人
科目名: 行政学特論A
英文名: SpecialStudyofScienceofPublicAdministrationA
ウエサキ ハジメ
担当者: 上﨑 哉
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
一つのテーマに関連する文献を輪読するという授業形式を採用したい。
行政学特論Aでは、まちづくりにおける住民参加をテーマに15回の授
業で4冊程度の本を読む予定にしている。
次に進め方としては、まずは文献に記載されていた内容を確認した上
で、学生と様々な論点について討議したいと考えている。
■学習・教育目標および到達目標
まちづくりにおける住民参加の意義について、自説を展開できるよう
になること。
■成績評価方法および基準
講義に対する取り組み100%
■授業時間外に必要な学修
指示された範囲を精読して授業に臨むこと。
■教科書
使用しない
■参考文献
初回の授業時に指示するので、各自購入のこと。
■関連科目
行政学特論B、公共政策特論A、B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C棟5階
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日4時間目としますが、真面目な用件であれば随時受け付けます。
ただし、事前にアポイントメントを取るようにしてください。
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 藤井誠一郎『住民参加の現場と理論』講読(その1)
第3回 藤井誠一郎『住民参加の現場と理論』講読(その2)
第4回 藤井誠一郎『住民参加の現場と理論』講読(その3)
第5回 田村悦一『住民参加の法的課題』講読(その1)
第6回 田村悦一『住民参加の法的課題』講読(その2)
第7回 田村悦一『住民参加の法的課題』講読(その3)
第8回 羽貝正美編著『自治と参加・協働』講読(その1)
第9回 羽貝正美編著『自治と参加・協働』講読(その2)
第10回 羽貝正美編著『自治と参加・協働』講読(その3)
第11回 羽貝正美編著『自治と参加・協働』講読(その4)
第12回 寄本勝美・小原隆治『新しい公共と自治の現場』講読(そ
の1)
第13回 寄本勝美・小原隆治『新しい公共と自治の現場』講読(そ
の2)
第14回 寄本勝美・小原隆治『新しい公共と自治の現場』講読(そ
の3)
第15回 寄本勝美・小原隆治『新しい公共と自治の現場』講読(そ
の4)
科目名: 行政学特論B
英文名: SpecialStudyofScienceofPublicAdministrationB
ウエサキ ハジメ
担当者: 上﨑 哉
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
一つのテーマに関連する文献を輪読するという授業形式を採用したい。
行政学特論Bでは、歴史的建造物の保存をテーマに15回の授業で4冊の
本を読む予定にしている。
進め方としては、まずは文献に記載されていた内容を確認した上で、
学生と様々な論点について討議したいと考えている。
■学習・教育目標および到達目標
歴史的建造物の保存の仕組みや取組みについて、自説を展開できるよ
うになること。
■成績評価方法および基準
講義に対する取り組み100%
■授業時間外に必要な学修
指示された範囲を精読して授業に臨むこと。
■教科書
使用しない
■参考文献
初回の授業時に指示するので、各自購入のこと。
■関連科目
行政学特論A、公共政策特論A、B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C棟5階
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日5時間目としますが、真面目な用件であれば随時受け付けます。
ただし、事前にアポイントメントを取るようにしてください。
-10-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 富井利安『景観利益の保護法理と裁判』講読(その1)
第3回 富井利安『景観利益の保護法理と裁判』講読(その2)
第4回 富井利安『景観利益の保護法理と裁判』講読(その3)
第5回 大河直躬ほか『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』
講読(その1)
第6回 大河直躬ほか『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』
講読(その2)
第7回 大河直躬ほか『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』
講読(その3)
第8回 垣内恵美子編著『文化財の価値を評価する』講読(その1)
第9回 垣内恵美子編著『文化財の価値を評価する』講読(その2)
第10回 垣内恵美子編著『文化財の価値を評価する』講読(その3)
第11回 垣内恵美子編著『文化財の価値を評価する』講読(その4)
第12回 野村和宣『生まれ変わる歴史的建造物』(その1)
第13回 野村和宣『生まれ変わる歴史的建造物』(その2)
第14回 野村和宣『生まれ変わる歴史的建造物』(その3)
第15回 野村和宣『生まれ変わる歴史的建造物』(その4)
科目名: 行政法特論A
英文名: SpecialStudyofAdministrativeLawA
ムラカミ タケノリ
担当者: 村上武則
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
大学院生とともに高度な行政法にかんする問題を考察する。
最近に起こった重要な行政事件をとりあげて、その問題点を考察する。
大学院生の個人個人が研究しているテーマを一緒に考察する。
さまざまな分野の院生が共同でいろんな角度から最新の重要判例を分
析する。
■学習・教育目標および到達目標
行政法の重要問題を深く考察するとともに、各自の研究の視野をひろ
げる。
■成績評価方法および基準
レポートの提出80%
授業中課題20%
■授業時間外に必要な学修
重要判例百選など最新の重要判例を解説している資料を学ぶ
■教科書
[ISBN]9784641115859『平成22年度重要判例解説(ジュリスト臨時増
刊)』(有斐閣)
■参考文献
配布資料による
■関連科目
憲法、民法、税法、地方自治法
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
内線7233
メール:[email protected]
■オフィスアワー
前期:月曜日2時間目、水曜日1時間目
後期:月曜日1時間目、水曜日1時間目
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第2回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第3回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第4回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第5回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第6回 各自の研究課題の考察
第7回 各自の研究課題の考察
第8回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第9回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第10回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第11回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第12回 平成22年度重要判例(ジュリスト)の考察
第13回 各自の研究課題の考察
第14回 各自の研究課題の考察
第15回 最新行政事件判例の考察
科目名: 行政法特論B
英文名: SpecialStudyofAdministrativeLawB
ムラカミ タケノリ
担当者: 村上武則
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
大学院生とともに高度な行政法にかんする問題を考察する。
最近に起こった重要な行政事件を領域ごとにとりあげて、その問題点を考
察する。
行政組織にかんする現今の問題点を大阪都構想などをとりあげて考察する。
大学院生の個人個人が研究しているテーマを一緒に考察する。
さまざまな分野の院生が共同でいろんな角度から最新の重要判例を分析す
る。
重要な学説
■学習・教育目標および到達目標
高度な行政法に関する知識を身につける
■成績評価方法および基準
レポート提出80%
授業中課題20%
■授業時間外に必要な学修
最新の重要判例を図書館等で収集する
■教科書
配布資料による
■参考文献
配布資料による
■関連科目
憲法、民法、税法、地方自治法
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
内線7233
メール:[email protected]
■オフィスアワー
前期:月曜日2時間目、水曜日1時間目
後期:月曜日1時間目、水曜日1時間目
-11-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 情報公開法に関する重要判例考察
第2回 情報公開法に関する重要判例考察
第3回 個人情報保護法に関する重要判例の考察
第4回 行政手続法
第5回 国家賠償法に関する重要判例の考察
第6回 税法に関する最近の重要問題の考察
第7回 大阪都に関する考察
第8回 広域連合に関する重要問題の考察
第9回 行政事件訴訟をめぐる重要判例の考察
第10回 行政事件訴訟をめぐる重要判例の考察
第11回 行政事件訴訟をめぐる重要判例の考察
第12回 行政事件訴訟をめぐる重要判例の考察
第13回 行政事件訴訟をめぐる重要判例の考察
第14回 行政不服審査法の改正問題
第15回 行政不服審査法の改正問題
科目名: 刑事手続法特論A
英文名: SpecialStudyofCriminalProcedureLawA
ツジモト ノ リ オ
担当者: 辻本典央
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ドイツの刑事訴訟法を学習する。
受講生が分担の上テキストを購読し、逐語的に読み解く。
■学習・教育目標および到達目標
外国の法制度を学ぶ。
また、外国語文献が正しく読める能力を養う。
■成績評価方法および基準
レポート100%
■授業時間外に必要な学修
テキストおよび関連判例の通読。
■教科書
[ISBN]978340661006『Strafverfahrensrecht:EinStudienbuch』(Claus
Roxin,BeckC.H.)
■関連科目
刑事手続法特論B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
[email protected]
■オフィスアワー
木曜3限
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 Einleitung
第2回 Strafgerichtsverfassungsrecht
第3回 DieGrundsätzedesStrafverfahrensrechts
第4回 Verfahrensbeteiligte
第5回 Prozessgegenstand
第6回 Prozessvoraussetzung
第7回 Prozesshandlung
第8回 Entscheidung
第9回 Beweisrecht
第10回 Zeuge
第11回 DiesachlichenBeweismittel
第12回 Untersuchungshaft
第13回 VorläufigeFestnahme
第14回 DNA-Analyse
第15回 SicherstellungundBeschlagnahme
科目名: 刑事手続法特論B
英文名: SpecialStudyofCriminalProcedureLawB
ツジモト ノ リ オ
担当者: 辻本典央
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
ドイツの刑事訴訟法を学習する。
受講生が分担の上テキストを購読し、逐語的に読み解く。
■学習・教育目標および到達目標
外国の法制度を学ぶ。
また、外国語文献が正しく読める能力を養う。
■成績評価方法および基準
レポート100%
■授業時間外に必要な学修
テキストおよび関連判例の通読。
■教科書
[ISBN]978340661006『Strafverfahrensrecht:EinStudienbuch』(Claus
Roxin,BeckC.H.)
■関連科目
刑事手続法特論A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
[email protected]
■オフィスアワー
木曜3限
-12-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 Durchsuchung
第2回 VerdeckteErmittler
第3回 Ermittlungsverfahren
第4回 EinstellungundKlageerhabung
第5回 Klageerzwingsverfahren
第6回 Hauptverhandlung
第7回 Beweisaufnahme
第8回 Urteil
第9回 Sitzungsprotokoll
第10回 Rechtskraft
第11回 Rechtsmittell
第12回 RevisionundBerufung
第13回 DieWiederaufnahmedesVerfahrens
第14回 Strafvollstreckung
第15回 Opferrecht
科目名: 刑事法特論ⅠA
英文名: SpecialStudyofCriminalLawⅠA
カ ン ダ ヒロシ
担当者: 神田 宏
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
刑法総論の主要論点について学説・判例の整理を行ない,問題の理解の深化を目指します。
1論点についての研究期間は,報告案の提出と指導,口頭報告,検討と報告書の提出の3週で構成される他,報告案・報告書など提出物も多く課
されますので,受講者は,報告担当回であるか否かを問わず真剣な学習態度が要求されます。
なお, 本科目の取り扱う論点は刑法総論に限定していますが, 学習・研究に際しては刑法各論に関する知識・検討も必要となるので, 刑法各
論の学習(教科書の通読程度でよい)を終えた者の履修が望ましいといえます。
■学習・教育目標および到達目標
1)刑法総論の主要論点について,学説を整理し,各説の趣旨・異同について説明できます。
2)刑法総論の主要論点について,判例の動向を整理し,判例と学説の関連について説明できます。
3)刑法総論の主要論点について,判例や事例に挙げられた事実の概要を読んで,論点を探り出し,これについての判例・学説を総括し,これに
基づいて事案を刑法的に評価することができます。
4)刑法総論の主要論点について,判決・決定の趣旨や学説の論旨を読んで,これを総括し,その帰結の優れたところと劣ったところを発見する
ことができます。
■成績評価方法および基準
報告書の提出50%
口頭報告20%
質疑応答30%
■授業時間外に必要な学修
1)授業で取り扱う判例・事例に関連する類似判例を検索・検討すること。
2)判決文・決定文を精読し,事実の概要について正確に理解すること。
3)判決文・決定文を精読し,争点を明らかにした上で,判決・決定の要旨・論理について正確に理解すること。
4)判決文・決定文を精読し,判旨と学説の対応関係を熟考すること。
5)刑法総論・各論の教科書を通読すること。可能なかぎり,見解を異にする論者の教科書を対照しつつ読むとよい。
6)授業で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784535579415『刑法演習講座』(前田雅英,日本評論社)
[ISBN]9784335301674『最新重要判例250刑法第9版』(前田雅英,弘文堂)
[ISBN]9784641115200『刑法判例百選1総論(第7版)(別冊ジュリスト220)』(有斐閣)
[ISBN]9784641115217『刑法判例百選2各論(第7版)(別冊ジュリスト221)』(有斐閣)
その他,特に指示した論文10点程度
■参考文献
いわゆる刑法の教科書として例えば
前田雅英『刑法総論講義』(東京大学出版会)
前田雅英『刑法各論講義』(東京大学出版会)
山口厚『刑法総論』(有斐閣)
山口厚『刑法各論』(有斐閣)
山中敬一『刑法総論』(成文堂)
山中敬一『刑法各論』(成文堂)
などを紹介しておきます。
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 刑事法特論IAの概要
第2回 刑事法特論IAの学習・研究内容と方法
第3回 行為論(1):行為論の体系的地位
第4回 行為論(2):行為論の課題
第5回 行為論(3):不真正不作為犯の諸問題
第6回 因果関係(1):c.s.q.n.公式の維持可能性
第7回 因果関係(2):相当因果関係の危機と克服
第8回 因果関係(3):客観的帰属論の主張と展望
第9回 未遂(1):実行の著手
第10回 未遂(2):不能未遂
第11回 未遂(3):中止未遂
第12回 原因において自由な行為
第13回 共犯(1):共犯の処罰根拠・従属性
第14回 共犯(2):過失と結果的加重犯の共同正犯
第15回 共犯(3):共犯と錯誤
また,論文集として
『刑法基本講座』(法学書院)
『現代刑法講座』(成文堂)
『刑法理論の現代的展開』(日本評論社)
などがある他,記念論文集なども多くあります。
さらに,各大学の研究紀要や「刑事法ジャーナル」「警察研究」など雑誌掲載論文も論点の理解・深化に大きく役立ちます。
これらの論文については,上述の教科書や参考書・論文集に引用されているものを参照しつつ検索する以外に,「法律判例文献情報」や「法
律文献総合INDEX」などの検索サイトを利用して検索することができます。
学説以外に,当然,判例集(最高裁判所による公式判例集の他,「判例タイムズ」「判例時報」を含む)も調査研究の対象になります。
■関連科目
刑事法特論IB
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限(15:00 ~ 16:30)
この他に,メイルでアポイントの申し込みがあればオンデマンドに対応します。
科目名: 刑事法特論ⅠB
英文名: SpecialStudyofCriminalLawⅠB
カ ン ダ ヒロシ
担当者: 神田 宏
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
刑法総論・各論の主要論点について学説・判例の整理を行ない,問題の理解の深化を目指します。
一つの論点についての研究期間は, 報告案の提出と指導, 口頭報告, 検討と報告書の提出の3週で構成される他, 報告案・報告書など提出物も
多く課されますので,受講者は,報告担当回であるか否かを問わず真剣な学習態度が要求されます。
■学習・教育目標および到達目標
1)刑法総論・各論の主要論点について,学説を整理し,各説の趣旨・異同について説明できます。
2)刑法総論・各論の主要論点について,判例の動向を整理し,判例と学説の関連について説明できます。
3)刑法総論・各論の主要論点について,判例や事例に挙げられた事実の概要を読んで,論点を探り出し,これについての判例・学説を総括し,
これに基づいて事案を刑法的に評価することができます。
4)刑法総論・各論の主要論点について,判決・決定の趣旨や学説の論旨を読んで,これを総括し,その帰結の優れたところと劣ったところを発
見することができます。
■成績評価方法および基準
報告書の提出50%
口頭報告20%
質疑応答30%
■授業時間外に必要な学修
1)授業で取り扱う判例・事例に関連する類似判例を検索・検討すること。
2)判決文・決定文を精読し,事実の概要について正確に理解すること。
3)判決文・決定文を精読し,争点を明らかにした上で,判決・決定の要旨・論理について正確に理解すること。
4)判決文・決定文を精読し,判旨と学説の対応関係を熟考すること。
5)刑法総論・各論の教科書を通読すること。可能なかぎり,見解を異にする論者の教科書を対象しつつ読むとよい。
6)授業で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784535579415『刑法演習講座』(前田雅英,日本評論社)
[ISBN]9784335301674『最新重要判例250刑法第9版』(前田雅英,弘文堂)
[ISBN]9784641115200『刑法判例百選1総論(第7版)(別冊ジュリスト220)』(有斐閣)
[ISBN]9784641115217『刑法判例百選2各論(第7版)(別冊ジュリスト221)』(有斐閣)
その他,特に指示した論文10点程度
■参考文献
いわゆる刑法の教科書として例えば
前田雅英『刑法総論講義』(東京大学出版会)
前田雅英『刑法各論講義』(東京大学出版会)
山口厚『刑法総論』(有斐閣)
山口厚『刑法各論』(有斐閣)
山中敬一『刑法総論』(成文堂)
山中敬一『刑法各論』(成文堂)
などを紹介しておきます。
また,論文集として
『刑法基本講座』(法学書院)
『現代刑法講座』(成文堂)
『刑法理論の現代的展開』(日本評論社)
などがある他,記念論文集なども多くあります。
さらに,各大学の研究紀要や「刑事法ジャーナル」「警察研究」など雑誌掲載論文も論点の理解・深化に大きく役立ちます。
これらの論文については,上述の教科書や参考書・論文集に引用されているものを参照しつつ検索する以外に,「法律判例文献情報」や「法
律文献総合INDEX」などの検索サイトを利用して検索することができます。
学説以外に,当然,判例集(最高裁判所による公式判例集の他,「判例タイムズ」「判例時報」を含む)も調査研究の対象になります。
■関連科目
刑事法特論A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限(15:00 ~ 16:30)
この他に,メイルでアポイントの申し込みがあればオンデマンドに対応します。
-13-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 刑事法特論IBの概要
第2回 刑事法特論IBの学習・研究内容と方法
第3回 違法阻却事由(1):正当防衛と急迫性
第4回 違法阻却事由(2):正当防衛と相当性
第5回 違法阻却事由(3):緊急避難の体系的地位
第6回 違法阻却事由(4):緊急避難と補充性
第7回 違法阻却事由(5):緊急行為の過剰
第8回 違法阻却事由(6):自招緊急行為
第9回 責任阻却事由(1):責任能力論の課題と展望
第10回 責任阻却事由(2):過失犯の諸問題
第11回 責任阻却事由(3):違法性の錯誤
第12回 財産犯(1):窃盗罪の諸問題
第13回 財産犯(2):強盗罪の諸問題
第14回 財産犯(3):詐欺罪の諸問題
第15回 財産犯(4):民事法と刑事法の交錯例
科目名: 憲法特論ⅠA
英文名: SpecialStudyofConstitutionalLawⅠA
ツ チ ヤ タカツグ
担当者: 土屋孝次
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
最新の憲法体系書1冊を選び、日本国憲法の解釈論的テーマについて
研究してゆく。少人数の演習形式で実施する講義であるため、院生の
積極な発言が求められる。憲法特論ⅠBでは、人権編を対象とする。
■学習・教育目標および到達目標
(学習目標)人権に関する最新の憲法学説を理解し、新たな問題につ
いて、分析、研究する能力を養う。
■成績評価方法および基準
報告70%
講義内での質疑応答30%
■授業時間外に必要な学修
体系書、論文集の読み込み、2時間。
■教科書
[ISBN]9784535520462『憲法解釈論の応用と展開[第2版](法セミLAW
CLASSシリーズ)』(宍戸常寿,日本評論社)
■参考文献
開講時に指示する。
■関連科目
憲法特論ⅠA
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 土屋研究室
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日3時限、昼休み
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 憲法の基本原則、基本的人権尊重主義、違憲審査制度
第2回 思想・良心の自由
第3回 信教の自由
第4回 政教分離
第5回 表現の自由(1)―検閲と事前抑制
第6回 表現の自由(2)―表現内容規制
第7回 表現の自由(3)―表現内容中立規制
第8回 表現の自由(4)―マス・メディアと表現の自由
第9回 政治活動の自由と参政権
第10回 経済的自由権(2)
第11回 憲法的刑事手続
第12回 生存権
第13回 平等原則
第14回 幸福追求権
第15回 幸福追求権2
科目名: 憲法特論ⅠB
英文名: SpecialStudyofConstitutionalLawⅠB
ツ チ ヤ タカツグ
担当者: 土屋孝次
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
最新の憲法体系書1冊を選び、日本国憲法の解釈論的テーマについて
研究してゆく。少人数の演習形式で実施する講義であるため、院生の
積極な発言が求められる。憲法特論ⅠBでは、人権編を対象とする。
■学習・教育目標および到達目標
(学習目標)人権に関する最新の憲法学説を理解し、新たな問題につ
いて、分析、研究する能力を養う。
■成績評価方法および基準
報告70%
講義内での質疑応答30%
■授業時間外に必要な学修
体系書、論文集の読み込み、2時間。
■教科書
[ISBN]9784535520462『憲法解釈論の応用と展開[第2版](法セミLAW
CLASSシリーズ)』(宍戸常寿,日本評論社)
■参考文献
開講時に指示する。
■関連科目
憲法特論ⅠA
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 土屋研究室
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日3時限、昼休み
-14-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 憲法の基本原則、基本的人権尊重主義、違憲審査制度
第2回 思想・良心の自由
第3回 信教の自由
第4回 政教分離
第5回 表現の自由(1)―検閲と事前抑制
第6回 表現の自由(2)―表現内容規制
第7回 表現の自由(3)―表現内容中立規制
第8回 表現の自由(4)―マス・メディアと表現の自由
第9回 政治活動の自由と参政権
第10回 経済的自由権(2)
第11回 憲法的刑事手続
第12回 生存権
第13回 平等原則
第14回 幸福追求権
第15回 幸福追求権2
科目名: 公共政策研究
英文名: StudyinPublicPolicy
ニ
ワ
イサオ
担当者: 丹羽 功
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
この科目では公共政策についての海外の研究動向について学習しま
す。内容としては、先進国内部での経済制度・政策体系の相違とその
帰結について、テキストを読みながら考えます。
■学習・教育目標および到達目標
政策研究に必要な理論について学習し、習得する。
■成績評価方法および基準
レポート課題50%
講義中プレゼンテーション50%
■授業時間外に必要な学修
毎週の教科書該当章をあらかじめ読んでくる。
現代の日本で問題となっている政策課題についてメディアを通じて把
握する。
■教科書
[ISBN]9780801489709『InequalityAndProsperity:SocialEuropeVs.
LiberalAmerica(ACenturyFoundationBookCornellStudiesin
PoliticalEconomy)』(JonasPontusson,CornellUnivPr)
■参考文献
授業時間中にその都度指示します。
■関連科目
行政学特論A/B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
研究室:C館4階
Email:[email protected]
■オフィスアワー
木曜4限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 授業ガイダンス
第2回 テキスト第1章(1)
第3回 テキスト第1章(2)
第4回 テキスト第2章(1)
第5回 テキスト第2章(2)
第6回 テキスト第3章
第7回 テキスト第4章
第8回 テキスト第5章
第9回 テキスト第6章
第10回 テキスト第7章(1)
第11回 テキスト第7章(2)
第12回 テキスト第8章
第13回 テキスト第9章
第14回 補論 比較政治経済論の中での日本
第15回 全体のまとめ
科目名: 国際私法特論A
英文名: SpecialStudyofInternationalPrivateLawA
タナカ
ミ
ホ
担当者: 田中美穂
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
EU国際私法の動向につき、特に国際裁判管轄の決定及び外国判決及び仲裁判
断の承認執行に焦点を当て、代表的文献を精読し、わが国の国際私法理論との
比較検討を行う。
■学習・教育目標および到達目標
EU国際私法理論とわが国の国際私法理論との比較検討を通じて、国際私法に
ついての総合的理解を深める。
■成績評価方法および基準
報告50%
質疑応答50%
■授業時間外に必要な学修
指定した教科書に加えて、授業時に指示する英語・日本語の論文を精読し十分
な予習をしたうえで、授業に臨む必要がある。各授業において目を通すべき資
料は毎回英文でおおよそ20-30頁となるので、予習には十分な時間をかけ
て丹念に行うこと。授業において受講者の予習が不十分と判断した場合には、
成績評価においては欠席と同様の扱いをする。なお、授業を理解する前提として、
わが国の国際私法、国際取引法についての基本的知識を習得していることを要
する。従って、その点に不安がある者は、指定する授業資料以外に、わが国の
国際私法、国際取引法の関係箇所の予習も必須である。
■教科書
[ISBN]9780199284382『Cheshire,North&FawcettPrivateInternationalLaw,
14th,ed.()』(Fawcett,OxfordUnivPR2008Laura)
■参考文献
授業において適宜指示する。
■関連科目
国際私法特論B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
田中研究室(C館4階)
[email protected]
■オフィスアワー
木曜1限(必ず、事前にメールにてアポイントをとること。)
-15-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 PRELIMINARYTOPICS1
第3回 PRELIMINARYTOPICS2
第4回 PRELIMINARYTOPICS3
第5回 JURISDICTION 1
第6回 JURISDICTION 2
第7回 JURISDICTION 3
第8回 JURISDICTION 4
第9回 JURISDICTION 5
第10回 JURISDICTION 6
第11回 FOREIGNJUDGMENTSANDAWARDS1
第12回 FOREIGNJUDGMENTSANDAWARDS2
第13回 FOREIGNJUDGMENTSANDAWARDS3
第14回 FOREIGNJUDGMENTSANDAWARDS4
第15回 FOREIGNJUDGMENTSANDAWARDS5
科目名: 国際私法特論B
英文名: SpecialStudyofInternationalPrivateLawB
タナカ
ミ
ホ
担当者: 田中美穂
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
EU国際私法の動向につき、特に準拠法選択ルールに焦点を当て、代表的文献
を精読し、わが国の国際私法理論との比較検討を行う。
■学習・教育目標および到達目標
EU国際私法理論とわが国の国際私法理論との比較検討を通じて、国際私法に
ついての総合的理解を深める。
■成績評価方法および基準
報告50%
質疑応答50%
■授業時間外に必要な学修
指定した教科書に加えて、授業時に指示する英語・日本語の論文を精読し十分
な予習をしたうえで、授業に臨む必要がある。各授業において目を通すべき資
料は毎回英文でおおよそ20-30頁となるので、予習には十分な時間をかけ
て丹念に行うこと。授業において受講者の予習が不十分と判断した場合には、
成績評価においては欠席と同様の扱いをする。なお、授業を理解する前提として、
わが国の国際私法、国際取引法についての基本的知識を習得していることを要
する。従って、その点に不安がある者は、指定する授業資料以外に、わが国の
国際私法、国際取引法の関係箇所の予習も必須である。
■教科書
[ISBN]9780199284382『Cheshire,North&FawcettPrivateInternationalLaw,
14th,ed.()』(Fawcett,OxfordUnivPR2008Laura)
■参考文献
授業において適宜指示する。
■関連科目
国際私法特論A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
田中研究室(C館4階)
[email protected]
■オフィスアワー
木曜1限(必ず、事前にメールにてアポイントをとること。)
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 THELAWOFOBLIGATIONS 1
第3回 THELAWOFOBLIGATIONS2
第4回 THELAWOFOBLIGATIONS3
第5回 FAMILYLAW 1
第6回 FAMILYLAW 2
第7回 FAMILYLAW 3
第8回 FAMILYLAW 4
第9回 FAMILYLAW 5
第10回 FAMILYLAW 6
第11回 THELAWOFPROPERTY 1
第12回 THELAWOFPROPERTY 2
第13回 THELAWOFPROPERTY 3
第14回 THELAWOFPROPERTY 4
第15回 THELAWOFPROPERTY 5
科目名: 社会保障法特論A
英文名: SpecialStudyofSocialSecurityLawA
キヌガサ ヨ ウ コ
担当者: 衣笠葉子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
社会保障制度には、公的扶助、社会保険、社会手当、社会福祉などが含まれます。
この科目では、
社会保障の各制度のトピックについて法政策的観点から掘り下げていきます。
主に個別報告の形式で進めていきますが、
合間に積極的にディスカッションをとり入れます。
■学習・教育目標および到達目標
社会保障に関する法律論や法政策論を展開できる知識を修得する。
■成績評価方法および基準
個別報告・質疑応答(報告内容、発言など)50%
ディスカッション(発言内容、積極性など)50%
■授業時間外に必要な学修
・社会保障の最新の動向を把握すること。
・社会保障法の参考書を通読すること。
■教科書
報告レジュメおよび資料を配付することで進めていきます。
■参考文献
[雑誌]『保険と年金の動向』(厚生の指標臨時増刊)(厚生労働統計協会1963.8-)
[雑誌]『国民の福祉と介護の動向』(厚生の指標臨時増刊)(厚生労働統計協会1968-)
[ISBN]9784641220720『はじめての社会保障第13版(有斐閣アルマBasic)』(椋野美智子・田中
耕太郎,有斐閣)
[ISBN]9784641220546『社会保障法第6版(有斐閣アルマSpecialized)』(加藤智章ほか,有斐閣)
[ISBN]9784797286694『トピック社会保障法第9版』(本沢巳代子・新田秀樹編著,信山社・不
磨書房)
[ISBN]9784641144613『社会保障法入門第2版』(西村健一郎,有斐閣)
[ISBN]9784641144675『よくわかる社会保障法』(西村健一郎・水島郁子・稲森公嘉編,有斐閣)
[ISBN]9784641115286『社会保障判例百選第5版(別冊ジュリストNo.227)』(岩村正彦編,有斐
閣)
【留意事項】新版の刊行については授業時にお知らせします。
このほかにも授業時に紹介します
■関連科目
社会保障法特論B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限目、他(授業時にアポイントメントをとってください)
-16-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 導入・社会保障法概論
第2回 報告テーマ選定
第3回 報告準備
第4回 個別報告
第5回 ディスカッション
第6回 個別報告
第7回 ディスカッション
第8回 個別報告
第9回 ディスカッション
第10回 個別報告
第11回 ディスカッション
第12回 個別報告
第13回 ディスカッション
第14回 ディスカッション
第15回 総括
科目名: 社会保障法特論B
英文名: SpecialStudyofSocialSecurityLawB
キヌガサ ヨ ウ コ
担当者: 衣笠葉子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
社会保障法に関する事例研究を行います。
課題(事例問題)を選択し個別報告の形式で進めていきます。合間に積極的にディ
スカッションをとり入れます。
■学習・教育目標および到達目標
社会保障に関する判例・裁判例について専門的知識を修得する。
■成績評価方法および基準
個別報告・質疑応答(報告内容、発言など)50%
ディスカッション(発言内容、積極性など)50%
■授業時間外に必要な学修
・社会保障の最新の動向を把握すること。
・社会保障法の参考書を通読すること。
■教科書
報告レジュメおよび資料を配付することで進めていきます。
■参考文献
[雑誌]『保険と年金の動向』(厚生の指標臨時増刊)(厚生労働統計協会1963.8-)
[雑誌]『国民の福祉と介護の動向』(厚生の指標臨時増刊)(厚生労働統計協会1968-)
[ISBN]9784641220522『はじめての社会保障第12版(有斐閣アルマBasic)』(椋野美智
子・田中耕太郎,有斐閣)
[ISBN]9784641220546『社会保障法第6版(有斐閣アルマSpecialized)』(加藤智章ほか,
有斐閣)
[ISBN]9784797286694『トピック社会保障法第9版』(本沢巳代子・新田秀樹編著,信山
社・不磨書房)
[ISBN]9784641144613『社会保障法入門第2版』(西村健一郎,有斐閣)
[ISBN]9784641144675『よくわかる社会保障法』(西村健一郎・水島郁子・稲森公嘉編,
有斐閣)
[ISBN]9784641114913『社会保障判例百選第4版(別冊ジュリストNo.191)』(西村健一
郎・岩村正彦編,有斐閣)
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 導入・報告テーマ選定
第2回 報告準備
第3回 個別報告
第4回 ディスカッション
第5回 個別報告
第6回 ディスカッション
第7回 個別報告
第8回 ディスカッション
第9回 個別報告
第10回 ディスカッション
第11回 個別報告
第12回 ディスカッション
第13回 個別報告
第14回 ディスカッション
第15回 総括
【留意事項】新版の刊行については授業時にお知らせします。
このほかにも授業時に紹介します
■関連科目
社会保障法特論A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限目、他(授業時にアポイントメントをとってください)
科目名: 商業登記法研究
英文名: StudyofCommercialRegistrationLaw
ヨ シ ダ チカシ
担当者: 吉田 史
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
商業登記法について、会社法との関係を念頭に置きながら、具体的な
手続の内容及び流れについて検討します。
■学習・教育目標および到達目標
会社法と商業登記法との関係を正しく理解し、商業登記の構造やその
具体的な手続に関する知識を習得することを目標とします。
■成績評価方法および基準
授業への取組み80%
課題報告20%
■授業時間外に必要な学修
会社法の理解が必要です。
■教科書
神﨑満治郎「商業登記法入門」(有斐閣)
その他必要に応じて資料を配付します。
■参考文献
松井信憲「商業登記ハンドブック 第3版」(商事法務)
江頭憲治郎「株式会社法 第6版」(有斐閣)
小川秀樹・相澤哲「通達準拠会社法と商業登記」(きんざい)
■関連科目
不動産登記法研究
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施要項に準拠して行います。
-17-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 商業登記総論
第2回 株式会社の登記 設立
第3回 株式会社の登記 変更登記総論
第4回 株式会社の登記 商号・目的・本店移転・資本金の額等
の変更
第5回 株式会社の登記 機関・役員に関する登記①
第6回 株式会社の登記 機関・役員に関する登記②
第7回 株式会社の登記 株式に関する登記①
第8回 株式会社の登記 株式に関する登記②
第9回 新株予約権に関する登記
第10回 株式会社の登記 解散・清算に関する登記
第11回 株式会社の登記 組織再編に関する登記①
第12回 株式会社の登記 組織再編に関する登記②
第13回 株式会社の登記 特例有限会社の登記①
第14回 株式会社の登記 特例有限会社の登記②
第15回 株式会社の登記 持分会社の登記
科目名: 消費税法研究
英文名: StudyofConsumptiponTaxLaw
マ ス イ ヤスヒロ
担当者: 桝井康弘
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
消費税法の基礎的な知識を得ることを目的とするとともに、実務家と
して理解しておくべき消費税法の適用や解釈についての争点を具体的
な事例を通して学習する。
■学習・教育目標および到達目標
消費税法の基本的な枠組みの理解
実務家としての消費税法に関する具体的な判断、解釈能力の醸成
■成績評価方法および基準
課題発表50%
授業における発言50%
■授業時間外に必要な学修
次回のテーマについて予習すること
■教科書
[ISBN]9784335304415『租税法第15版(法律学講座双書)』(金子宏,弘文
堂)
■参考文献
[ISBN]9784754709815『最新判例による消費税法の解釈と実務』(三浦
道隆,大蔵財務協会)
[ISBN]9784881772287『総説消費税法改訂版』(岩下忠吾,財経詳報社)
■関連科目
租税法特論A、B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館1階非常勤講師控室
■オフィスアワー
授業時間の前後
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
・消費税法の創設
・消費税の課税対象・範囲
・非課税及び免税
・納税義務者
・資産の譲渡等の時期
・課税標準及び税額計算
・税額控除等
・消費税の会計処理
第1回 消費税法の創設
第2回 消費税の課税対象・範囲
第3回 消費税の課税対象・範囲
第4回 非課税及び免税
第5回 非課税及び免税
第6回 納税義務者
第7回 納税義務者
第8回 資産の譲渡等の時期
第9回 資産の譲渡等の時期
第10回 課税標準及び税額計算
第11回 課税標準及び税額計算
第12回 税額控除等
第13回 税額控除等
第14回 消費税の会計処理
第15回 消費税の会計処理
科目名: 商法特論ⅠA
英文名: SpecialStudyofCommercialLawⅡA
ミ チ ノ マサヒロ
担当者: 道野真弘
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
会社法を学ぶ。原則として学部での講義を受講していることを前提としてよ
り高度な内容にしたいと考えているが、他学部出身者など学部で会社法を学ん
でいない者が多い場合は、基本的なところから始める。
■学習・教育目標および到達目標
受講生のレベルにあわせるが、基礎的といっても、学部レベルよりは高度な
内容を身につける。すなわち、判例を読みこなし、または現実にある会社法の
論点について、より深く理解し解決の糸口を探ることができるようになること
が到達目標である。
■成績評価方法および基準
報告70%
質疑応答(講義への貢献度)30%
■授業時間外に必要な学修
受講生の人数にもよるが、基本的に毎回報告をしてもらうので、その準備が
必要である。報告担当でない場合でも、教科書等の該当箇所を読んでくることは、
当然の前提である。
■教科書
受講生のレベルにより、
[ISBN]9784641136793『株式会社法第5版』(江頭憲治郎,有斐閣:2014)
[ISBN]9784335304606『会社法第16版(法律学講座双書)』(神田秀樹,弘文堂:
2014)
[ISBN]9784335305153『ケースブック会社法第5版(弘文堂ケースブックシリー
ズ)』(丸山秀平,弘文堂:2015)
のいずれかを用いる予定である。
■参考文献
[ISBN]9784641115057『会社法判例百選第2版(別冊ジュリスト(205号))』(有斐閣
:2011)
■関連科目
民法特論、商法特論(特に商法特論ⅠB)、民事訴訟法特論など。
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
C館(新法学部棟)4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜3限
-18-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
基本的に以下のとおりであるが、受講生のレベル、用いる教科
書等により若干の変更を伴うことがある。詳細は第1回の際に受
講生の希望を聴取して決める。
第1回 オリエンテーション-会社とは-
第2回 会社法総則
第3回 設立
第4回 株式(1) 意義
第5回 株式(2)発行と流通
第6回 株主総会(1)意義
第7回 株主総会(2)株主の権利
第8回 経営機関(1) 取締役
第9回 経営機関(2) 取締役会
第10回 経営機関(3)執行役その他
第11回 監査役等
第12回 資金調達(1) 株式
第13回 資金調達(2) 社債、新株予約権等
第14回 企業再編(1) 合併等
第15回 企業再編(2) 会社分割等
科目名: 商法特論ⅠB
英文名: SpecialStudyofCommercialLawⅡB
ミ チ ノ マサヒロ
担当者: 道野真弘
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
会社法に関する判例を主に学ぶ。人数にもよるが、いわゆるゼミ方式で行う。
■学習・教育目標および到達目標
会社法の判例の読み方、考え方を学び、実際にある会社法上の論点の解決の糸
口を探ることができるようになることが到達目標である。
■成績評価方法および基準
報告70%
質疑応答(講義への貢献度)30%
■授業時間外に必要な学修
テキスト類を読むことは基本中の基本である。テーマとなる判例の解説を(報
告者以外も)読むことは当然のことながら、関連するテキスト・論文等を適宜
自分で探して読むこと。
■教科書
[ISBN]9784641115057『会社法判例百選第2版(別冊ジュリスト(205号))』(有斐閣
:2011)
■参考文献
[ISBN]9784335305153『ケースブック会社法第5版(弘文堂ケースブックシリー
ズ)』(丸山秀平,弘文堂:2015)
[ISBN]9784335304606『会社法第16版(法律学講座双書)』(神田秀樹,弘文堂:
2014)
[ISBN]9784641136793『株式会社法第5版』(江頭憲治郎,有斐閣:2014)
[ISBN]9784862420244『判例講義会社法』(悠々社:2013)
など。
■関連科目
商法特論(とりわけ商法特論ⅠA)、民法特論、民事訴訟法特論など。
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
C館(新法学部棟)4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜3限
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
基本的に以下のとおりであるが(各タイトルにあるテーマに関
連する判例を扱う)、受講生のレベル、関心等により若干の変更を
伴うことがある。なお、上記教科書の目次も参照のこと。
第1回 会社とは
第2回 会社法総則
第3回 設立
第4回 株式(1) 意義
第5回 株式(2) 発行と流通
第6回 株主総会(1)意義
第7回 株主総会(2)株主の権利
第8回 経営機関(1)取締役
第9回 経営機関(2)取締役会
第10回 経営機関(3)執行役その他
第11回 監査役等
第12回 資金調達(1) 株式
第13回 資金調達(2) 社債、新株予約権等
第14回 企業再編(1)合併等
第15回 企業再編(2)会社分割等
科目名: 所得税法研究
英文名: StudyofIncomeTaxLaw
カナイ
エ
ミ
コ
担当者: 金井恵美子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
所得税の基本的な知識を確認したうえで、
所得税をめぐる事例の検討を行います。
■学習・教育目標および到達目標
この授業を履修することによって、到達すべき目標は次のとおりです。
1.租税法の基礎理論を理解する。
2.所得税法の基本的な知識を得る。
3.裁判例等を参照して所得税の主要な論点を確認する。
4.所得税をめぐる実務的問題を理論的に解明する能力を養う。
5.論文の書き方を学習する。
■成績評価方法および基準
課題報告50%
授業中ディスカッション50%
■授業時間外に必要な学修
書籍や雑誌等に公表された論文を読むこと。
■教科書
『租税法第21版(法律学講座双書)』(金子宏,弘文堂)
第20版は、2016年4月に発行の予定です。
■参考文献
清永敬次『税法(新装版)』(ミネルヴァ書房・2013)
谷口勢津夫著『税法基本講義第5版』(弘文堂・2016)
宮本憲一・鶴田廣巳編著『所得税の理論と思想』(税務経理協会・2003)
木下和夫・金子宏監修『改訂版所得税の理論と課題』(税務経理協会・2004)
植松守雄編著『五訂版 注解所得税法』(大蔵財務協会・2011)
八ッ尾順一著『〔六訂版〕租税回避の事例研究』(清文社・2014)
中里実他編『租税判例百選(第5版)』(有斐閣・2011)
金子宏他編『最新租税基本判例70』(日本税務研究センター、2014年)
■関連科目
民法特論、民事訴訟法特論、憲法特論、租税法特論、法人税法研究、消費税法研究、
相続税法研究
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館1階講師控室
■オフィスアワー
授業時間の前後
-19-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
租税法の研究には、その前提として実体法を体系的に整理した知
識が必要であり、現行法に至る立法経緯の調査、実務における問
題点の把握が不可欠です。
したがって、まず、所得税法を体系的に講議し、主要な論点を
整理します。次に、現行法における問題点を理論及び制度の両面
から摘出し、検討を加えます。
後半の期間では、重要判例・論文等を題材に受講生が選択した
テーマについて報告し、受講生全員で議論・検討を行います。
第1回 租税法の基礎
第2回 租税法の解釈と適用
第3回 所得税法の基礎(1)
第4回 所得税法の基礎(2)
第5回 所得税法の基礎(3)
第6回 所得税法の基礎(4)
第7回 所得税の問題点(1)
第8回 所得税の問題点(2)
第9回 所得税の問題点(3)
第10回 課題報告
第11回 課題報告
第12回 課題報告
第13回 課題報告
第14回 課題報告
第15回 総括
科目名: 政治史研究
英文名: StudyinHistoryofPolitics
ホリグチ リョウイチ
担当者: 堀口 良 一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
20世紀初頭の日本の労使関係のなかに導入された労働安全の取り組み
について考察する。
■学習・教育目標および到達目標
近現代日本の政治社会史について理解を深める。[注意]最初の授業に
欠席した場合、受講する意志がある旨、遅くとも翌日までに必ずメー
ルで連絡をすること。メールへの返信で次回の授業までに準備すべき
ことがらを連絡するので、返信を必ず確認し、もし返信がない場合、
着信拒否を解除するか、PCから送信するなどして、再度、メールを
送信すること。最初の授業に欠席し、かつメールが届かなかった場合
(メールの送信ではなく、こちらへの着信が必須です。)、受講できな
いので注意すること。
■成績評価方法および基準
レポート50%
口頭発表50%
■授業時間外に必要な学修
レポートの作成と口頭発表の準備
■教科書
指定せず。
■授業評価アンケート実施方法
規程に準拠。
■研究室・E-mailアドレス
18号館5階 [email protected]
■オフィスアワー
木3時限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
労働安全が工場法に明記され施行された1916年前後の政治社会状
況と労働安全が作用した労使関係について考察する。また、それ
を踏まえてレポートを作成し、その内容を口頭で発表する。
第1回 ガイダンス
第2回 政治史とは
第3回 政治史研究の方法
第4回 近現代日本の政治社会史について
第5回 20世紀初頭の日本の労使関係
第6回 労働安全と工場法
第7回 口頭発表
第8回 近代日本における安全運動
第9回 足尾銅山
第10回 東京電気
第11回 内務省社会局
第12回 産業福利協会
第13回 協調会
第14回 まとめ
第15回 口頭発表
科目名: 西洋法制史特論A
英文名: SpecialStudyofEuropeanLegalHistoryA
イナモト イタル
担当者: 稲元 格
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
前以て配布した講義資料を用い、ディスカッションを通じて、講義内
容を確認し、さらにその学問的な意味を理解します。最終的に、その
内容を原則としてレポートにまとめてもらうことになります。
■学習・教育目標および到達目標
近世末期(18世紀)から現代に至るドイツの法律と裁判制度の変遷
と、その基本的な特徴を明らかにし、近・現代の法律と裁判制度の本
質を理解します。
■成績評価方法および基準
期末試験100%
■授業時間外に必要な学修
前以て講義資料を熟読すること
■教科書
前以て配布する講義資料を教科書として使用します。
■参考文献
講義資料に必要な文献を列挙します。
■関連科目
日本法制史特論
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限と金曜日3限
-20-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 近世末期から現代に至る法律と裁判制度の基本的な傾向
について
第2回 18世紀の社会と国家
第3回 18世紀の法律
第4回 18世紀の裁判
第5回 18世紀のまとめ
第6回 19世紀の社会と国家
第7回 19世紀の憲法典(その1)
第8回 19世紀の憲法典(その2)
第9回 19世紀の司法制度
第10回 19世紀のまとめ
第11回 20世紀の社会・国家
第12回 20世紀の法律(その1)
第13回 20世紀の法律(その2)
第14回 20世紀の司法制度
第15回 20世紀のまとめ
科目名: 西洋法制史特論B
英文名: SpecialStudyofEuropeanLegalHistoryB
イナモト イタル
担当者: 稲元 格
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
前以て配布した講義資料を用い、ディスカッションを通じて、講義内
容を確認し、さらにその学問的な意味を理解します。最終的に、その
内容を原則としてレポートにまとめてもらうことになります。
■学習・教育目標および到達目標
近世末期(18世紀)から現代に至るドイツの法律と裁判制度の変遷
と、その基本的な特徴を明らかにし、近・現代の法律と裁判制度の本
質を理解します。
■成績評価方法および基準
期末試験100%
■授業時間外に必要な学修
前以て講義資料を熟読すること
■教科書
前以て配布する講義資料を教科書として使用します。
■参考文献
講義資料に必要な文献を列挙します。
■関連科目
日本法制史特論
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限と金曜日3限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 近世末期から現代に至る法律と裁判制度の基本的な傾向
について
第2回 18世紀の社会と国家
第3回 18世紀の法律
第4回 18世紀の裁判
第5回 18世紀のまとめ
第6回 19世紀の社会と国家
第7回 19世紀の憲法典(その1)
第8回 19世紀の憲法典(その2)
第9回 19世紀の司法制度
第10回 19世紀のまとめ
第11回 20世紀の社会・国家
第12回 20世紀の法律(その1)
第13回 20世紀の法律(その2)
第14回 20世紀の司法制度
第15回 20世紀のまとめ
科目名: 相続税法研究
英文名: StudyofInheritanceTaxLaw
ナカムラ ヒデカズ
担当者: 中村秀一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
相続税法全般を講義及びゼミ方式で学修していただきます。
■学習・教育目標および到達目標
受講生が相続税法及び民法相続編の基本事項を全体的に理解できるよ
うになります。
■成績評価方法および基準
レポート70%
発言等30%
■授業時間外に必要な学修
新聞やニュース等での記事に接して問題意識を持つこと。
■教科書
教科書は未定、適宜にレジメを配布します。
■参考文献
[ISBN]9784569659367『プロ弁護士の思考術(PHP新書)』(矢部正秋,
PHP研究所)
■関連科目
民法(親族編、相続編)及び商事法
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
C館1階非常勤講師控室
■オフィスアワー
なし
-21-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 相続税法の概要
第2回 民法の親族編
第3回 民法の相続編
第4回 民法の相続編、相続財産の範囲と種類
第5回 相続財産及び非課税財産の範囲と種類
第6回 相続税の計算方法、各種の特例措置
第7回 相続税の各種の特例措置
第8回 贈与税の課税財産と非課税財産の範囲と種類
第9回 贈与税の計算方法と各種の特例措置
第10回 相続税及び贈与税の申告と納付等、財産評価
第11回 不動産を中心に財産の評価
第12回 判例等の解説等
第13回 判例等の解説等
第14回 判例等の解説等
第15回 相続税法、評価、改正、問題点等についてのまとめ
科目名: 租税法特論A
英文名: SpecialStudyofTaxLawA
ヤ
ツ
オ
ジュンイチ
担当者: 八ッ尾 順 一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
毎回のテーマについて概論を説明し、それに係る仮設事例(過去の
判例等も含む)を用いて、学生間で議論する。議論の中で、自分の知
識を確認しながら、深めていくことが大切である。適宜、グループに
分かれて、討論を行う予定である。
■学習・教育目標および到達目標
租税事例をベースにして、租税法の考え方とタックス・プランニン
グの能力(応用力)を養うことを目的とする。租税法A(総論)では、
各税法の共通的事項について学ぶ。すなわち租税法の基本原則,租税回
避、信義則,申告納税制度、質問検査権等を対象とする。また、納税者
と課税庁との間の訴訟(税務調査・不服申立・訴訟)について、その
対応も含めたところも学ぶ。
■成績評価方法および基準
期末試験80%
平常点(授業での質疑応答および授業参加の積極的態度を考慮要素と
する)20%
■教科書
[ISBN]9784433535452『図解租税法ノート八訂版』(八ッ尾順一,清文
社:2015)
[ISBN]不明『租税法第20版(法律学講座双書)』(金子宏,弘文堂:2015)
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
[email protected]
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 租税法の概要
第2回 租税法の基本原則
第3回 租税回避行為とその事例①~所得税
第4回 租税回避行為とその事例②~法人税法
第5回 租税回避行為とその事例③~相続税法
第6回 信義則(禁反言の法理)
第7回 租税行政組織と税理士制度
第8回 申告納税制度
第9回 質問検査権
第10回 附帯税(特に重加算税)の除斥期間について
第11回 推計課税
第12回 租税の徴収手続
第13回 租税不服申立て
第14回 租税訴訟
第15回 租税処罰法
科目名: 租税法特論B
英文名: SpecialStudyofTaxLawB
ヤ
ツ
オ
ジュンイチ
担当者: 八ッ尾 順 一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
毎回のテーマについて概論を説明し、それに係る仮設事例(過去の
判例等も含む)を用いて学生間で議論する。議論の中で自分の知識を
確認しながら、深めていくことが大切である。適宜グループに分かれ
て、討論を行う予定である。
■学習・教育目標および到達目標
租税法B(各論)では、租税法の実体法について学習する。具体的
には法人税法、所得税法、相続税法、消費税法、地方税法(固定資産
税、事業税)等を中心にその論点を検討する。
■成績評価方法および基準
期末試験80%
平常点(授業での質疑応答および授業参加の積極的態度を考慮要素と
する)20%
■教科書
[ISBN]9784433535452『図解租税法ノート八訂版』(八ッ尾順一,清文
社:2015)
[ISBN]不明『租税法第20版(法律学講座双書)』(金子宏,弘文堂:2015)
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
[email protected]
-22-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 所得税法の総論
第2回 所得の種類とその区分
第3回 所得税の確定申告書の仕組みとその記載方法
第4回 法人税の概要
第5回 役員給与
第6回 交際費・使途秘匿金課税
第7回 法人税の確定申告書作成(別表4と5の関係)
第8回 相続税の概要
第9回 相続税の課税物件
第10回 贈与税の概要
第11回 財産評価通達について(事業継承対策について)
第12回 消費税の概要
第13回 仕入税額控除
第14回 固定資産税
第15回 事業税、東京都(大阪府)の銀行税(外形標準課税)に
ついて
科目名: 知的財産法特論A
英文名: SpecialStudyofIntellectualPropertyLawA
ス
ワ
ノ
オオキ
担当者: 諏訪野 大
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
知的財産権の客体や発生・消滅等について、これらの法律を横断的に体系づけ、相互の共
通点および相違点を明らかにしていく。さらには、有体物との対比も行いながら、知的財産
法の私法体系中における位置づけもしていく。
■学習・教育目標および到達目標
・知的財産法の客体と発生プロセスの把握
・各知的財産権の相違の理解
・知的財産法と民商法など他の法律との関係の理解
■成績評価方法および基準
レポート100%
■授業時間外に必要な学修
・前回講義で提示された参照条文に関する予習
・講義内容の図表化
■教科書
『知的財産権六法』(角田政芳編,三省堂)最新版
※普段使用している六法(ポケット、デイリー等)の最新版も持参すること。
■参考文献
【推薦サイト】
裁判所HP「知的財産裁判例集」:http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010
特許庁HP「特許電子図書館」:http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
【参考文献】
小泉直樹『特許法・著作権法』(有斐閣)
角田政芳=辰巳直彦『知的財産法』(有斐閣)
田村善之『ライブ講義知的財産法』(弘文堂)
土肥一史『知的財産法入門』(中央経済社)
中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『特許判例百選』(有斐閣)
中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『著作権判例百選』(有斐閣)
中山信弘・大渕哲也・茶園成樹・田村善之編『商標・意匠・不正競争判例百選』
(有斐閣)
紋谷暢男『知的財産権法概論』(有斐閣)
各年度『重要判例解説』(有斐閣)
■関連科目
学部生時に民法財産法および知的財産法の単位を取得してることが望ましい。それらについ
て全く知識がない場合、本科目の単位取得について非常に困難な場合がありうる。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
研究室:C館5階
E-mail:[email protected]
■オフィスアワー
木曜日2限
適切な指導を行うため、前もってメールによる予約をし、かつ、相談内容を知らせておく
こと。
また、オフィスアワーでなくとも、メールによるアポイントメントがある場合は、研究室
での相談を受け付ける。
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス:出席を強く求める。出席しなかった場合、
その後、受講に関して不利益が生じても関知しない。
第2回 知的財産法制概論
第3回 知的財産権の客体:著作物
第4回 知的財産権の客体:特許発明等
第5回 知的財産権の客体:商標
第6回 知的財産権の客体:商品等表示等
第7回 知的財産権の発生:著作権
第8回 知的財産権の発生:特許権等
第9回 知的財産権の発生:商標権
第10回 知的財産権の発生:不正競争
第11回 知的財産権の消滅:一般的事由
第12回 知的財産権の消滅:工業所有権特有の事由
第13回 知的財産権の主体
第14回 職務上創作された知的財産権の帰属
第15回 まとめ
科目名: 知的財産法特論B
英文名: SpecialStudyofIntellectualPropertyLawB
ス
ワ
ノ
オオキ
担当者: 諏訪野 大
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
知財の保護・活用について、これらの法律を横断的に体系づけ、相互の共通点および相違点
を明らかにしていく。さらには、有体物との対比も行いながら、知的財産法の私法体系中に
おける位置づけもしていく。
■学習・教育目標および到達目標
・知的財産権の保護・活用に関する全体像の把握
・各知的財産権の相違の理解
・知的財産法と民商法、民訴、経済法など他の法律との関係の理解
■成績評価方法および基準
レポート100%
■授業時間外に必要な学修
・前回講義で提示された参照条文に関する予習
・講義内容の図表化
■教科書
『知的財産権六法』(角田政芳編,三省堂)の最新版
※普段使用している六法(ポケット、デイリー等)の最新版も持参すること。
■参考文献
【推薦サイト】
裁判所HP「知的財産裁判例集」:http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010
特許庁HP「特許電子図書館」:http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
【参考文献】
小泉直樹『特許法・著作権法』(有斐閣)
角田政芳=辰巳直彦『知的財産法』(有斐閣)
田村善之『ライブ講義知的財産法』(弘文堂)
土肥一史『知的財産法入門』(中央経済社)
中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『特許判例百選』(有斐閣)
中山信弘・大渕哲也・小泉直樹・田村善之編『著作権判例百選』(有斐閣)
中山信弘・大渕哲也・茶園成樹・田村善之編『商標・意匠・不正競争判例百選』
(有斐閣)
紋谷暢男『知的財産権法概論』(有斐閣)
各年度『重要判例解説』(有斐閣)
■関連科目
知的財産法特論Aの単位を取得済みであることが望ましい。未取得である場合、本科目の単
位取得について非常に困難になる場合がある。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
研究室:C館5階
E-mail:[email protected]
■オフィスアワー
木曜日2限
適切な指導を行うため、
前もってメールによる予約をし、
かつ、
相談内容を知らせておくこと。
また、オフィスアワーでなくとも、メールによるアポイントメントがある場合は、研究室
での相談を受け付ける。
-23-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス:出席を強く求める。出席しなかった場合、
その後、受講に関して不利益が生じても関知しない。
第2回 知的財産権の効力:総論
第3回 知的財産権の効力:著作権
第4回 知的財産権の効力:特許権等
第5回 知的財産権の効力:商標権等
第6回 知的財産権の活用:譲渡
第7回 知的財産権の活用:ライセンス
第8回 知的財産権の活用:質権
第9回 知的財産権の活用:信託
第10回 知的財産権の共有
第11回 知的財産権侵害に対する救済:差止
第12回 知的財産権侵害に対する救済:損害賠償
第13回 知的財産権侵害に対する救済:不当利得
第14回 知的財産権侵害に対する救済:信用回復措置
第15回 まとめ
科目名: 地方自治特論A
英文名: SpecialStudyofLocalGovernmentA
ツジ アキラ
担当者: 辻 陽
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
地方自治法改正についてまとめられた著書を講読することで,日本の
地方自治制度の変遷についての把握を行う。
■学習・教育目標および到達目標
今後の地方自治法改正の歴史を辿ることで,日本の地方自治制度がど
のような方向に転換してきたかを確認するとともに,今後の展望につ
いて一定の見解を持つことができるようになる。
■成績評価方法および基準
報告を含む講義への取組75%
レポート25%
■授業時間外に必要な学修
常日頃から地方制度にかかる様々なニュースや議論を確認し,それぞ
れの地方制度についてどのような利点・欠点があるかを考察すること。
■教科書
[ISBN]9784797212655『地方自治法改正史(学術選書プラス16)』(小西
敦,信山社:2014)
■参考文献
授業中に適宜指定する。
■関連科目
政治学研究,行政学特論A/B,地方自治特論B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 辻研究室
[email protected]
■オフィスアワー
木曜2限(だが研究室にいるかぎりいつでも応対可。メールにてアポ
をとること。)
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 教科書5 ~ 27頁(第1章・第2章)
第3回 教科書28 ~ 30(第3章第1節),41 ~ 126頁…地方自治法改正第1期(1)
第4回 教科書28 ~ 30(第3章第1節),41 ~ 126頁…地方自治法改正第1期(2)
第5回 教科書31 ~ 33(第3章第2節),127 ~ 232頁…地方自治法改正第2期(1)
第6回 教科書31 ~ 33(第3章第2節),127 ~ 232頁…地方自治法改正第2期(2)
第7回 教科書33 ~ 34(第3章第3節),233 ~ 285頁…地方自治法改正第3期
第8回 教科書34 ~ 37(第3章第4節),286 ~ 414頁…地方自治法改正第4期(1)
第9回 教科書34 ~ 37(第3章第4節),286 ~ 414頁…地方自治法改正第4期(2)
第10回 教科書34 ~ 37(第3章第4節),286 ~ 414頁…地方自治法改正第4期(3)
第11回 教科書37 ~ 38(第3章第5節),415 ~ 590頁…地方自治法改正第5期(1)
第12回 教科書37 ~ 38(第3章第5節),415 ~ 590頁…地方自治法改正第5期(2)
第13回 教科書37 ~ 38(第3章第5節),415 ~ 590頁…地方自治法改正第5期(3)
第14回 教科書39 ~ 40(第3章第6・7節),591 ~ 673頁…地方自治法改正第
6期,今後の展望
第15回 まとめ
科目名: 地方自治特論B
英文名: SpecialStudyofLocalGovernmentB
ツジ アキラ
担当者: 辻 陽
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
公共政策についての基礎知識を体得するとともに,今日の日本の地方
自治体にとって公共政策を実施することの意味を考える。なお,報告
者は,毎回教科書1章分の内容をまとめるとともに,その内容と関連
する文献の紹介が求められる。
■学習・教育目標および到達目標
日本の自治体が公共政策に取り組むに当たり,どのような課題と対峙
しているかを理解し,その解決方法を模索できるようになること。
■成績評価方法および基準
報告を含む講義への取組75%
レポート25%
■授業時間外に必要な学修
常日頃から地方制度にかかる様々なニュースや議論を確認し,公共政
策の実施に当たりどのような利点・欠点がそれぞれの制度にあるかを
考察すること。
■教科書
[ISBN]9784641184282『公共政策学の基礎新版(有斐閣ブックス)』(秋
吉貴雄,有斐閣:2015)
■参考文献
授業中に適宜指定する。
■関連科目
政治学研究,行政学特論A/B,地方自治特論A
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施する。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 辻研究室
[email protected]
■オフィスアワー
木曜2限(だが研究室にいるかぎりいつでも応対可。メールにてアポ
をとること。)
-24-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 テキスト第1章
第3回 テキスト第2章
第4回 テキスト第3章
第5回 テキスト第4章
第6回 テキスト第5章
第7回 テキスト第6章
第8回 テキスト第7章
第9回 テキスト第8章
第10回 テキスト第9章
第11回 テキスト第10章
第12回 テキスト第11章
第13回 テキスト第12章
第14回 テキスト第13章
第15回 まとめ
科目名: 特別講義Ⅰ(区分所有法)
英文名: SpecialLectureⅠ(ActonBuildingUnitOwnership)
ク ラ タ シゲル
担当者: 倉田 繁
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
「建物の区分所有等に関する法律」の概論的講義。
マンションの居住・管理についての、基本的法規である、上述の法律
について、できるだけわかりやすく、かつ、詳しく口述することに勤
めたい。
■学習・教育目標および到達目標
「建物の区分所有等に関する法律」の全体像の理解
■成績評価方法および基準
定期試験100%
■授業時間外に必要な学修
マンションが関係するあらゆる社会的事象に興味を持って、講義に臨
んでもらえればと思います。
■教科書
[ISBN]9784641133426『マンション法』(有斐閣)
■参考文献
[ISBN]9784802827546『区分所有法改訂版』(大成出版社)
[ISBN]9784535001466『コンメンタールマンション区分所有法第2版』
(稲本洋之助,日本評論社)
■関連科目
民法、借地借家法
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階 倉田研究室
■オフィスアワー
火曜3限
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 マンション法の概要
第2回 最近の改正
第3回 「建物の区分所有等に関する法律」の総則
第4回 専有部分・共用部分等
第5回 敷地利用権
第6回 管理者
第7回 規約および集会
第8回 管理組合法人
第9回 義務違反者に対する措置
第10回 復旧および建替え
第11回 団地
第12回 マンション建替え円滑化法
第13回 マンション管理適正化法
第14回 マンションに関連する法律
第15回 まとめ
科目名: 特別講義Ⅱ(家族法)
英文名: SpecialLectureⅣ(FamilyLaw)
マツヒサ カズヒコ
担当者: 松久和彦
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
テキストを使って、民法の親族法、相続法を中心とする現代家族の法律問題に
ついて、演習形式で議論、検討を行います。テキストや報告テーマ等については、
受講生の関心などに配慮して決定する予定です。
■学習・教育目標および到達目標
家族法及び判例の基礎的な知識を確認し、家族法の問題の所在についてりかし、
適切な解決のあり方を考えることができるようになることを目標としています。
■成績評価方法および基準
報告、議論への積極的な参加等授業への取り組み状況70%
レポート30%
■授業時間外に必要な学修
・報告担当者は、教科書、参考文献等を読み、報告の準備をしてください。
・その他の受講生も、各回のテーマに関する部分を事前に調べて、授業に臨ん
でください。
■教科書
[ISBN]9784335355462『民法演習ノートIII―家族法21問』(磯谷文明,弘文堂:
2013)
[ISBN]9784883842032『事例演習家族法(事例演習法学ライブラリ)』(二宮周平,
新世社:2013)
[ISBN]9784785723354『LawPractice民法III【親族・相続編】(LawPracticeシ
リーズ)』(商事法務:2015)
■参考文献
[ISBN]9784883841974『家族法(新法学ライブラリ)』(二宮周平,新世社:2013)
[ISBN]9784641220331『民法7親族・相続第4版(有斐閣アルマ)』(高橋朋子ほか,
有斐閣:2014)
[ISBN]9784641136342『家族法--民法を学ぶ第2版』(窪田充見,有斐閣:2013)
[ISBN]9784641179264『民法6親族・相続第3版(LEGALQUEST)』(前田陽一ほ
か,有斐閣:2015)
[ISBN]9784641115255『民法判例百選3親族・相続(別冊ジュリストNo.225)』(有
斐閣:2015)
■関連科目
民法特論などの民法科目
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要項に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階
[email protected]
■オフィスアワー
木曜3時限。事前に連絡をいただければ、他の日時も可能です。
-25-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 報告(1)と質疑応答
第3回 報告(1)に関連する問題の検討
第4回 報告(2)と質疑応答
第5回 報告(2)に関連する問題の検討
第6回 報告(3)と質疑応答
第7回 報告(3)に関連する問題の検討
第8回 報告(4)と質疑応答
第9回 報告(4)に関連する問題の検討
第10回 報告(5)と質疑応答
第11回 報告(5)に関連する問題の検討
第12回 報告(6)と質疑応答
第13回 報告(6)に関連する問題の検討
第14回 最近の最高裁判決から家族法のありかたを考える
第15回 まとめ
科目名: 特別講義Ⅲ(リーガル・リサーチ)
英文名: SpecialLectureⅢ(RegalReserch)
カ ン ダ ヒロシ
担当者: 神田 宏
単 位: 1単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
この授業では, 大学院で研究活動に就くにあたって最低限身につけておくべき研究手法, 法
学・政治学をはじめとした社会科学に固有の研究手法の修得を目的とした実習授業を行ない
ます。主な実習内容は,文献検索・整理とその要約となりますが,今日の社会科学研究にあたっ
てPCの活用は必須ともいうべき状況を踏まえてPC実習教室で授業を行なうことになります。
また, 研究はその成果を公表して初めて社会的価値を有するので, 論文・口頭・ポスター発表
の手法についても実習の対象とします (研究の素材として, 犯罪と刑罰を広いテーマとして設
定しますが,基本的にはこの大枠内で各受講者の関心分野を選ぶこととします)。
この授業では, 研究の遂行にあたって研究者に求められる遵守事項 (研究倫理) についての
ガイダンスを兼ねた講義回があります。この回次はこの授業の履修を問わず法学研究科学生
全員の出席が義務づけられています。この研究倫理の学修を支援するために課外授業として
CITIJapanによるe-ラーニングの受講も実施する予定です。
■学習・教育目標および到達目標
本演習を通じて、受講者は、
①論文作成に必要な文献調査能力を獲得する。
②論文の作法を十分に理解する。
③諸外国の法制度の理解を深める。
④法律学に関する基礎的な英語文献を読む力を身につける。
⑤法的議論を行う力を身につける。
⑥研究倫理に関する基本的な知識を理解する。
■成績評価方法および基準
報告書(小論文)50%
口頭報告20%
授業への関わり(質疑応答など)30%
■授業時間外に必要な学修
受講者は毎回必ず指定・関係資料や判例を事前に目を通してきてください。また,報告担当者
は,担当するテーマに関し,文献を収集・熟読した上でレジュメを作成してください。
■教科書
Webサイトを活用します。
■参考文献
[ISBN]9784535518926『リーガル・リサーチ第4版』(いしかわまりこ,日本評論社)
[ISBN]9784474025370『法情報学の世界』(指宿信,第一法規株式会社:2010)
[ISBN]9784489007248『研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで』(細川英雄,
東京図書:2006)
■関連科目
法学研究科開講科目の大方に関連すると思われます。
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回ガイダンス(授業の進め方や報告担当決め等)
第2回リーガル・リサーチ①(文献調査の意義・方法)
第3回リーガル・リサーチ②(論文の書き方・作法ー基礎編)
第4回リーガル・リサーチ③(論文の書き方・作法ー実践編)
第5回アメリカ法・イギリス法の概要
第6回ドイツ法・フランス法の概要
第7回アジア法の概要
第8回総括(研究倫理にかなったリサーチ)
科目名: 特別講義Ⅳ(研究倫理)
英文名: SpecialLectureⅠ(ResearchEthics)
カ ン ダ ヒロシ
担当者: 神田 宏
単 位: 1単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
近年,研究不正,研究費の不正使用など研究者の不正な研究活動が社会的注目を浴びています。
不正な研究活動は, 当該の研究成果の学術的価値を貶すとともに, 研究者仲間の相互信頼を傷
つけ,ひいては科学・研究者に対する国民の信頼を損なうという重大な結果を招きます。この
ことを憂慮して, 国は研究活動における不正行為への対応等に関するガイドラインを発表し,
研究機関等が整備すべき事項を指針として示し, 近畿大学法学部でも研究倫理委員会を設け,
不適切な研究活動の抑止に努めています。
本科目では, 研究者として遵守すべき規範を, 事例を交えながら講述します。大学院学生が実
際に研究活動で遭遇する困難な局面を想定したメディア教材も活用する予定です。
■学習・教育目標および到達目標
この授業を履修することで,学生は,
1)研究者として遵守すべき規範とその意義を理解し,
2)これらの規範を侵犯した場合の制裁を予測し,
3)これらの規範に合致した研究活動を実践する
ことができるようになります。
■成績評価方法および基準
課題レポート40%
e-ラーニング受講40%
授業中課題の取り組み20%
■授業時間外に必要な学修
MEXT,JSPS,JSTなど研究倫理に責任ある機関の発表した指針等を熟読すること
研究倫理に関する各種e-ラーニング教材に取り組むこと
研究不正事例を調査すること
■教科書
[ISBN]9784621089149『科学の健全な発展のために誠実な科学者の心得』(丸善出版:2015)
■参考文献
[ISBN]9784766422559『人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック』(眞嶋俊造,慶應義塾
大学出版会:2015)
■関連科目
リーガルリサーチ
■授業評価アンケート実施方法
近畿大学の定める実施要領に準拠して実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限
事前に連絡をいただくようにお願いします。
-26-
必修選択の別: 必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回研究倫理の概要(研究倫理にかなったリサーチワーク)
第2回研究倫理に関する日本の対応
第3回研究倫理に関する諸外国の対応
第4回研究不正の概要
第5回研究不正(捏造,改ざん及び盗用)
第6回不適切な研究活動(ゲスト/ギフトオーサシップ,二重投
稿,サラミ論文等)・利益相反
第7回研究不正に対する制裁
第8回研究規範を遵守した研究活動の実習
科目名: 日本法制史特論A
英文名: SpecialStudyofJapaneseLegalHistoryA
ハヤシ
マ
キ
コ
担当者: 林 真貴子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
本特論Bは、講義時間内でのディスカッションを通じて、社会科学
の基礎的な知識を増やし、対象に対する理解を深めていくことを目的
とします。
具体的なテーマは受講生と相談の上、決定しますが、一応、日本近
現代法史の概略としたいと思います。
■学習・教育目標および到達目標
社会科学的発想に親しむこと、および法制史の基礎的な文献講読を通
じて、立法時の時代状況などへの理解を深めること。
■成績評価方法および基準
演習内の報告レジュメ作成70%
演習内での議論への寄与30%
■授業時間外に必要な学修
文献を熟読すること。
■教科書
[ISBN]9784797221992 藤田正=吉井蒼生夫=小澤隆司=林真貴子編
著『日本近現代法史〈資料・年表〉』(信山社出版、2015年)
■参考文献
開講時に指示します。
■関連科目
日本法制史特論B
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
木曜日3限
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 日本近現代法史の時期区分
第3回 明治初期の立法と司法(1)
第4回 明治初期の立法と司法(2)
第5回 明治初期の立法と司法(2)
第6回 法典編纂期(1)
第7回 法典編纂期(2)
第8回 近代法確立期(1)
第9回 近代法確立期(2)
第10回 近代法確立期(3)
第11回 近代法の修正(1)
第12回 近代法の修正(2)
第13回 戦時体制下の法
第14回 占領期の法体制――アメリカ法の継受
第15回 高度経済成長期における立法
科目名: 日本法制史特論B
英文名: SpecialStudyofJapaneseLegalHistoryB
ハヤシ
マ
キ
コ
担当者: 林 真貴子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
本特論Bは、日本法制史に関係するテーマに沿った事前配布資史料
について、講義時間内でのディスカッションを通じて、社会科学の基
礎的な知識を増やし、対象に対する理解を深めていくことを目的とし
ます。
具体的なテーマは受講生と相談の上、決定しますが、現在のところ
は調停制度の比較史を考えています。
■学習・教育目標および到達目標
1、社会科学的発想に親しむ。
2、法制史の基礎的な文献講読を通じて、立法時の時代状況など へ
の理解を深める。
■成績評価方法および基準
講義内報告100%
■授業時間外に必要な学修
文献を熟読すること。
■教科書
川口由彦編著『調停の近代』(勁草書房、2011年)
■参考文献
開講時に指示します。
■関連科目
日本法制史特論A、西洋法制史特論A.B
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規程に準拠します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階
[email protected]
■オフィスアワー
木曜日3限
-27-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 日本の調停制度の歴史
第3回 調停の理論
第4回 フランスにおける調停(1)
第5回 フランスにおける調停(2)
第6回 ドイツ・プロイセンにおける調停(1)
第7回 ドイツ・プロイセンにおける調停(2)
第8回 日本における調停(1)
第9回 日本における調停(2)
第10回 日本における調停(3)
第11回 日本における調停(4)
第12回 イングランドにおける調停(1)
第13回 イングランドにおける調停(2)
第14回 中国の調停
第15回 まとめ:裁判と裁判外を歴史的に考える
科目名: 不動産登記法研究
英文名: StudyofRealPropertyRegistrationLaw
ヤマウチ テ ツ オ
担当者: 山内鉄夫
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
不動産登記法について,民法との関係を常に念頭に置きながら,まず全体を俯
瞰して概括を掴み,さらに各論をとおして具体的内容を理解します。併せて関
連する判例・学説・先例についても検討し,民事法全体の中での不動産登記法
の位置付けについて研究します。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は,この授業を履修することによって,
1)実体法である民法と手続法である不動産登記法との関係を正しく理解し,
2)不動産登記記録を正確に読むことができるようになり、かつ不動産登記手
続を説明する
ことができるようになります。
■成績評価方法および基準
授業中ディスカッション70%
課題報告30%
■授業時間外に必要な学修
民法(全編)の主要部分の理解と,主な判例・学説等のリサーチが必要です。
また構造が共通している商業登記法についての研究も有益です。
■教科書
[ISBN]9784532113018『不動産登記法入門第2版(日経文庫)』(山野目章夫,日本経
済新聞出版社:2014)
必要に応じてレジュメ・資料等を配布します。
■参考文献
民法・不動産登記法・借地借家法・建物の区分所有等に関する法律が収録され
ている六法全書は必携です。スマホやタブレットでも可です。
■関連科目
商業登記法研究
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館1階非常勤講師控室
■オフィスアワー
授業時間の前後
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 不動産登記総論1
第2回 不動産登記総論2
第3回 不動産登記総論3
第4回 不動産登記総論4
第5回 不動産登記総論5
第6回 権利に関する登記1
第7回 権利に関する登記2
第8回 権利に関する登記3
第9回 権利に関する登記4
第10回 権利に関する登記5
第11回 権利に関する登記6
第12回 権利に関する登記7
第13回 表示に関する登記1
第14回 表示に関する登記2
第15回 これからの不動産登記制度
科目名: 法人税法研究
英文名: StudyofCorporateTaxLaw
ム ラ イ ジュンイチ
担当者: 村井 淳 一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
租税法の中でも中心的な位置を占める法人税法について、基礎的な知識を習
得する。また、その主要な論点についての議論・検討をとおして、法人税法体
系に内在する問題点を探ることで、法的思考力を培い、実務的問題に対しても
理論的に解明し対応できる能力を養う。
前半(6 ~ 7回程度)は、法人税法を体系的に講述し、実体法上の基礎的な理論
とその考え方についての理解を図る。
その後、概ね10項目程度(受講者数に応じる)のテーマに絞って、各テーマ
に関する重要判例・事例等を紹介し、それに基づいて、受講生とともに議論・
検討をする中で、論点を整理し理解を深める。
■学習・教育目標および到達目標
この科目の履修を通じて、受講生が、法人税の具体的な適用に当たっての問題
点を理解し、
その解釈はどうあるべきかを理論的に追求できることを目標とする。
■成績評価方法および基準
報告内容40%
レポート30%
授業への取組み(授業への参加、質問、発言等)30%
■授業時間外に必要な学修
法人税法の理解のために必須となる、
簿記・会計の基礎的な知識を習得すること。
判例研究及び事例演習では、報告者以外も議論に加われるように、予習をして
おくこと。
■教科書
特に定めない。
講義時は、
毎回レジュメを配布し(1回に6 ~ 8枚程度)、
これに沿って授業を進める。
■参考文献
[ISBN]9784335304514『租税法 第17版(法律学講座双書)』(金子宏,弘文堂)
[ISBN]9784792304300『法人税法講義第3版(法学叢書5)』(岡村忠生,成文堂)
[ISBN]9784641115071『租税判例百選第5版(別冊ジュリストNo.207)』(水野忠恒,
有斐閣)
■関連科目
租税法特論A・B
■授業評価アンケート実施方法
「法学研究科実施規程」に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階非常勤講師控室
■オフィスアワー
なし
-28-
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス
第2回 法人税の概要1(概要)
第3回 法人税の概要2(法人税の基礎的枠組み)
第4回 法人税の概要3(益金)
第5回 法人税の概要4(損金①)
第6回 法人税の概要5(資産、損金②)
第7回 法人税の概要6(損金③)
第8回 法人税の概要7(資本その他)
第9回 判例研究1
第10回 判例研究2
第11回 判例研究3
第12回 判例研究4
第13回 判例研究5
第14回 事例演習1
第15回 事例演習2
科目名: 保険法研究
英文名: StudyofInsuranceLaw
ノグチ ユウコ
担当者: 野口夕子
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
法制審議会保険法部会による約2年にわたる審議を経て平成20年5月30日、法律第56号として保険法が成立、翌6月6日に公
布されました。同法は、平成22年4月1日にその施行を迎えましたが、本講では、この改正にかかる種々の論文を素材として、
報告・討論を繰り返すことにより、保険法に関する基礎知識の修得を目指します。また、当該法領域における最新かつ重要
な裁判例をあわせて検討していくことで、更なる理解を促していきたいと考えております。
本講は、受講生による報告と、それを踏まえたうえでの討論により進められます。授業計画の項目・内容に列挙する各論
文について、報告を担当する学生を決定いたします。担当学生は、割り当てられた論文について、レジュメ等の資料を作成し、
それに基づいて報告を行います。担当者以外の学生も勿論、事前に該当論文を入手、熟読したうえで、積極的に議論に参加
することが求められます。
受講上の留意事項:
(1)履修者には、大学において民商法関連科目―少なくとも契約法、商法総則・商行為法、手形小切手法、保険法および海
商法―を履修しており、かつ、その内容を十分に理解していることが求められます。
(2)指定する教科書を必ず持参してください。
(3)履修者は、事前に指定した各論文を入手・熟読の上、講義に出席してください。
■学習・教育目標および到達目標
保険法の全体像を把握すると同時に、改正前商法との異同を理解することを目標とします。
■成績評価方法および基準
報告30%
討論70%
■授業時間外に必要な学修
「授業概要・方法等」の受講上の留意事項(3)にも明記しておりますように、履修者は、事前に指定した各論文を入手・
熟読の上、講義に出席してください。また、受講後は、教科書・参考文献の該当箇所を中心に、報告担当者によるレジュメ
などを用い、演習内容を復習し、その理解に努めてください。
■教科書
[ISBN]9784785751555『保険法立案関係資料―新法の概説・新旧旧新対照表(別冊商事法務No.321)』
(商事法務:2008年)。
受講上の留意事項:
「講義概要・方法等」の受講上の留意事項(2)にも明記しておりますように、毎演習時、指定する教科書を必ず持参して
ください。
■参考文献
[ISBN]9784641115026『保険法判例百選』(山下友信編、有斐閣:2010年)。
[ISBN]9784474103153『論点体系保険法1』(山下友信編、第一法規株式会社:2014年)。
[ISBN]9784474103351『論点体系保険法2』(山下友信、第一法規株式会社:2014年)。
[ISBN]9784785716479『一問一答 保険法』(萩本修編、商事法務:2009年)。
『保険法コンメンタール(損害保険・傷害疾病保険)』(落合誠一編、損害保険事業総合研究所:2009年)。
受講上の留意事項:
上記文献を参考文献としてあげておきますが、その他、必要に応じて講義中に随時指示します。
■関連科目
民商法科目のすべてが関連科目ですが、なかでも債権法、商法総則・商行為法、手形小切手法および保険法に関する知識
は、本講の理解に必要不可欠です。「授業概要・方法等」の受講上の留意事項(1)にも記載しておりますように、本講では、
ここに列挙した民商法科目について、受講者が十分な理解を得ていることを前提に講義を進めます。
■授業評価アンケート実施方法
法学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
研究室:C館5階
メールアドレス:[email protected]
■オフィスアワー
木曜日5時限
利用の際の注意事項:
(1)前日の午後5時までにメールにて予約してください。
(2)予約の際、必ず、できるだけ具体的に質問内容または相談内容を記載してください。
必修選択の別: 選択科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 ガイダンス―受講にあたって―
第2回 告知義務:
岡田豊基「8 告知義務」落合誠一=山下典孝編集『新しい保険法の理論と実務〔別冊 金融・商事判例〕』76-88頁(経済法令研究会、2008年)
第3回 他保険契約の告知義務・通知義務:
洲崎博史「第6章 保険法のもとでの他保険契約の告知義務・通知義務」竹濵修=木下孝
治=新井修司編『中西正明先生喜寿記念論文集 保険法改正の論点』82-102頁(法律文
化社、2009年)
第4回 保険者の免責:
潘阿憲「11 法定免責事由」甘利公人=山本哲生『保険法の論点と展望』226-257頁(商
事法務、2009年)
第5回 保険給付の履行期:
児玉康夫「2 保険給付の履行期」金澤理監修・大塚英明=児玉康夫編集『新保険法と保
険契約法理の新たな展開』31-58頁(ぎょうせい、2009年)
第6回 保険契約の終了:
梅津昭彦「4 保険契約の終了」甘利公人=山本哲生『保険法の論点と展望』67-94頁(商
事法務、2009年)
第7回 被保険者の同意及び解除請求:
江頭憲治郎「第14章 他人の生命の保険」竹濵修=木下孝治=新井修司編『中西正明先
生喜寿記念論文集 保険法改正の論点』233-248頁(法律文化社、2009年)
第8回 保険金受取人の変更:
山本哲生「12 保険金受取人の指定・変更」甘利公人=山本哲生『保険法の論点と展望』
258-294頁(商事法務、2009年)
第9回 重複保険:
土岐孝宏「第8章 重複保険」竹濱修=木下孝治=新井修司編『中西正明先生喜寿記念
論文集 保険法改正の論点』139-158頁(法律文化社、2009年)
第10回 一部保険・超過保険:
土岐孝宏「15 一部保険、超過保険、評価済保険、利得禁止原則」落合誠一=山下典
孝編集『新しい保険法の理論と実務〔別冊 金融・商事判例〕』152-168頁(経済法令研究会、
2008年)
第11回 保険事故の通知義務・損害防止義務:
梅津昭彦「16 保険事故の通知義務・損害防止義務」落合誠一=山下典孝編集『新し
い保険法の理論と実務〔別冊 金融・商事判例〕』169-177頁(経済法令研究会、2008年)
第12回 損害保険における保険事故招致免責:
竹濱修「第11章 損害保険における保険事故招致免責」竹濱濱修=木下孝治=新井修
司編『中西正明先生喜寿記念論文集 保険法改正の論点』178-194頁(法律文化社、2009年)
第13回 保険代位:
山野嘉朗「20 保険代位・請求権代位」落合誠一=山下典孝編集『新しい保険法の理
論と実務〔別冊 金融・商事判例〕』205-210頁(経済法令研究会、2008年)
第14回 保険金受取人の権利:
山下典孝「第16章 保険金受取人の権利」竹濱濱修=木下孝治=新井修司編『中西正
明先生喜寿記念論文集 保険法改正の論点』265-281頁(法律文化社、2009年)
第15回 総 括
科目名: 民事訴訟法特論ⅠA
英文名: SpecialStudyofCivilProcedureLawⅠA
ナ ガ イ ヒロフミ
担当者: 永井博史
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
民事訴訟の制度や手続に関する基本的な知識や考え方が十分に身についている
ことを前提として授業を進める。そうした知識や考え方を再び確認するととも
に、簡単な設例を題材として、妥当な解決のためのルールを定立し、それを説
得的に説明した上で、そのルールを事実に当てはめて問題を解決することを試
みる。
■学習・教育目標および到達目標
既に習得している民事訴訟の制度や手続に関する基本的な知識や考え方を定着
させること、これら相互の関係を理解することによって有機的で使えるものに
編成すること、そして、それらを簡単な事例で実際に使用できるようにするこ
とを目指す。
■成績評価方法および基準
授業への取組み50%
レポート課題や授業での報告50%
■授業時間外に必要な学修
扱うテーマに関連して、自らが使用する基本書を熟読し、重要判例にあたること。
■教科書
特に指定しない。授業の際に、資料として簡単な事例問題を配布する。
■参考文献
[ISBN]9784130323697『講義民事訴訟第3版』(藤田広美,東京大学出版会)
[ISBN]9784641115019『民事訴訟法判例百選第4版(別冊ジュリストNo.201)』(高
橋宏志,有斐閣)
■関連科目
民事訴訟法特論ⅠB
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階、[email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限
-29-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 裁判所と当事者(1)
第2回 裁判所と当事者(2)
第3回 訴えと訴訟の開始
第4回 訴訟要件(1)
第5回 訴訟要件(2)
第6回 弁論主義
第7回 訴訟における当事者の行為
第8回 証拠法(1)ーー証拠法総論ーー
第9回 証拠法(2)ーー自由心証主義及び証拠調べ
第10回 終局判決による訴訟の終了(1)
第11回 終局判決による訴訟の終了(2)
第12回 当事者の行為による訴訟の終了
第13回 複雑訴訟(1)
第14回 複雑訴訟(2)
第15回 上訴及び再審
科目名: 民事訴訟法特論ⅠB
英文名: SpecialStudyofCivilProcedureLawⅠB
ナ ガ イ ヒロフミ
担当者: 永井博史
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
具体的な事例問題を題材にして、民事訴訟の制度や手続に関する理解
を深める。また、最高裁判所の判例を素材にして、判例研究の方法に
ついて学ぶ。
■学習・教育目標および到達目標
既に習得している民事訴訟の制度や手続に関する基本的な知識や考え
方を定着させること、これら相互の関係を理解することによって有機
的で使えるようにすることを目指す。
■成績評価方法および基準
授業への取組み50%
レポート課題と報告50%
■授業時間外に必要な学修
授業で扱うテーマに関して、自ら使用する教科書を熟読して、重要判
例にあたること。
■教科書
特に指定しない。
■参考文献
[ISBN]9784130323697『講義民事訴訟第3版』(藤田広美,東京大学出版
会)
[ISBN]9784641115019『民事訴訟法判例百選第4版(別冊ジュリスト
No.201)』(高橋宏志,有斐閣)
■関連科目
民事訴訟法特論ⅠA
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館5階、[email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 訴え提起をめぐる諸問題
第2回 訴訟物をめぐる諸問題
第3回 処分権主義をめぐる諸問題
第4回 訴えの利益(1)
第5回 訴えの利益(2)
第6回 訴訟の主体(1)
第7回 訴訟の主体(2)
第8回 訴訟の主体(3)
第9回 弁論主義をめぐる諸問題
第10回 自白をめぐる諸問題
第11回 証明責任と訴訟行為をめぐる諸問題
第12回 既判力(1)
第13回 既判力(2)
第14回 判決によらない訴訟の終了
第15回 複雑訴訟と上訴
科目名: 民法特論ⅠA
英文名: SpecialStudyofCivilLawⅠA
オザキ ミヨシ
担当者: 尾﨑三芳
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
契約法について、最近の論文・重要判例を素材に共同研究を行い、
民法理論の動向を明らかにする作業を行います。
■学習・教育目標および到達目標
契約法についての基礎知識を確実なものとし、現代的な課題を把握
して、判例・学説の到達点を明らかにすること。
■成績評価方法および基準
レポート50%
研究報告等50%
■授業時間外に必要な学修
各回のテーマについて、基本書によって予習・復習し、配布資料を
十分に検討して授業に臨むこと。
■教科書
指定しない。
■参考文献
その都度指示する。
■関連科目
民法特論ⅠB
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階・[email protected]
■オフィスアワー
金曜日2限
-30-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 契約と契約法
第2回 契約に関する法制度⑴ 紛争解決手段
第3回 契約に関する法制度⑵ 契約総説
第4回 契約の成立⑴ 契約成立の意義と態様
第5回 契約の成立⑵ 契約成立の要件
第6回 契約の効力⑴ 契約内容の確定、契約の有効要件
第7回 契約の効力⑵ 無効・取消し原因
第8回 契約の履行と契約違反⑴ 契約の履行プロセスとリス
ク
第9回 契約の履行と契約違反⑵ 債務の履行がまったくない
場合、信義則上の義務違反
第10回 契約の履行と契約違反⑶ 債務の履行はあったが不完
全な場合
第11回 契約違反における救済手段⑴ どのような救済手段が
あるか、債権の強制履行
第12回 契約違反における救済手段⑵ 損害賠償請求
第13回 契約違反における救済手段⑶ 損害賠償請求
第14回 契約の終了⑴ 単発的な契約の終了
第15回 契約の終了⑵ 継続的な契約の終了
科目名: 民法特論ⅠB
英文名: SpecialStudyofCivilLawⅠB
オザキ ミヨシ
担当者: 尾﨑三芳
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
消費者法を形成している各種の特別法について、法律の改正・制度
の創設などに留意しつつ、文献購読及び判例研究を行うことによって、
その概要を理解することに努めます。
■学習・教育目標および到達目標
消費者法の基礎知識を習得することによって、将来様々な分野で当
面するであろう消費者問題に対応できる能力を身につけることを目標
とします。
■成績評価方法および基準
レポート50%
研究報告等50%
■授業時間外に必要な学修
与えられた課題について十分な準備をし、報告・討論に備えること。
■教科書
[ISBN]9784535517240『消費者法講義』(日本評論社)
■参考文献
[ISBN]9784641008007『消費者法第3版(法律学大系)』(大村敦志,有斐
閣)
[ISBN]9784641115002『消費者法判例百選(別冊ジュリストNo.200)』
(廣瀬久和,有斐閣)
■関連科目
民法特論ⅠA
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階・[email protected]
■オフィスアワー
金曜日2限
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 消費者契約法⑴ 目的・適用範囲、契約締結過程に関
するルール
第2回 消費者契約法⑵ 不当条項規制、消費者団体訴訟制度
第3回 消費者契約法⑶ 判例研究
第4回 消費者契約法⑷ 判例研究
第5回 特定商取引法⑴ 特商法とは何か、訪問販売
第6回 特定商取引法⑵ その他の取引類型に関する規制の概
要
第7回 特定商取引法⑶ 判例研究
第8回 特定商取引法⑷ 判例研究
第9回 割賦販売法⑴ 割販法の概要および適用範囲
第10回 割賦販売法⑵ 割販法の規制の概要
第11回 割賦販売法⑶ 判例研究
第12回 割賦販売法⑷ 判例研究
第13回 製造物責任法⑴ 製造物責任法の制定と内容
第14回 製造物責任法⑵ 判例研究
第15回 製造物責任法⑶ 判例研究
科目名: 民法特論ⅡA
英文名: SpecialStudyofCivilLawⅡA
ハ セ ガ ワ ヨシヒト
担当者: 長谷川義仁
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
民法総則および物権法に関する判例を検討します。
指定した判例についてレジュメを作成して報告してもらい,その争点
についてディスカッションをします。
受講に当たっての留意事項
最新の六法を必ず持参してください。
■学習・教育目標および到達目標
民法総則および物権法の基礎的知識の修得
■成績評価方法および基準
プレゼンテーション30%
ディスカッション(各授業時間内のテーマに関連した発言をもとに評
価します)70%
■授業時間外に必要な学修
①各自が担当するテーマについて判例研究の形式でレジュメを作成し
てください。
②指定した判例および文献を読んでください。
■教科書
ISBN9784641115231『民法判例百選1総則・物権〔第7版〕別冊ジュ
リスト223』(有斐閣)
■関連科目
民法特論ⅡB
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 [email protected]
■オフィスアワー
水曜日3限
事前にメールでアポイントをとってください。
-31-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 はじめに
第2回 人
第3回 法律行為
第4回 代理
第5回 時効
第6回 物権的請求権
第7回 物権変動の時期
第8回 不動産物権変動
第9回 動産物権変動
第10回 留置権
第11回 先取特権
第12回 質権
第13回 抵当権
第14回 譲渡担保
第15回 まとめ
科目名: 民法特論ⅡB
英文名: SpecialStudyofCivilLawⅡB
ハ セ ガ ワ ヨシヒト
担当者: 長谷川義仁
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
民法債権法に関する判例を検討します。
指定した判例についてレジュメを作成して報告してもらい,その争点
についてディスカッションをします。
受講に当たっての留意事項
最新の六法を必ず持参してください。
■学習・教育目標および到達目標
民法債権法の基礎的知識の修得
■成績評価方法および基準
プレゼンテーション30%
ディスカッション(各授業時間内のテーマに関連した発言をもとに評
価します)70%
■授業時間外に必要な学修
①各自が担当するテーマについて判例研究の形式でレジュメを作成し
てください。
②指定した判例および文献を読んでください。
■教科書
ISBN9784641115248『民法判例百選2債権〔第7版〕別冊ジュリス
ト224』(有斐閣)
■関連科目
民法特論ⅡA
■授業評価アンケート実施方法
大学の定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階 [email protected]
■オフィスアワー
水曜日3限
事前にメールでアポイントをとってください。
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回 はじめに
第2回 債権の目的
第3回 債権の効力
第4回 責任財産の保全
第5回 多数当事者間の債権関係
第6回 債権譲渡・債務引受・契約上の地位の譲渡
第7回 債権の消滅
第8回 契約の解除
第9回 贈与
第10回 売買
第11回 消費貸借
第12回 賃貸借
第13回 請負
第14回 委任
第15回 まとめ
科目名: 労働法特論A
英文名: SpecialStudyofLaborLawA
ミ シ バ タケノリ
担当者: 三柴丈典
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
本講義では、講師が専門的な調査対象としている産業精神保健の観点から労働法の体系を論じ、受講者と共に
考察を深める。
日本の労働法は、国内外の陰惨な歴史の教訓を踏まえた最低基準を設定するほかは、実体(とりわけ人事・組
織統制一般)に関するかなりの部分を事業者の裁量と倫理、市場、労使間の信頼関係等による決定に委ねて来た。
また、司法も、解雇や安全衛生等について、事業者にかなり厳しい基準を設定する一方、人事・組織統制一般
については、緩やかな基準設定にとどめるなど、日本の雇用慣行を意識して一定のメリハリを付けてきた。
しかし、長引く不況や国際競争圧力、産業の高度化、労働組合運動の退廃など様々な事情を背景に、職域で生
じる問題も複雑多様、多層化して来ており、産業精神衛生の観点から、人事・組織統制のありように介入する
司法判断も示されるようになって来ている。
また、労働者の福利と産業競争力の維持・向上のためには、産業(精神)保健、すなわち学際的で臨床的、個
別的なアプローチを担保する法規制のありようが求められている。
よって、具体的な争訟を前提とした裁判例や訴訟外で解決されることの多い現場課題等を素材として、産業精
神保健の観点から従前の労働法規制のありようを見直し、新たな実効的体系のありようを模索する必要が生じ
る。
具体的には、前期(特論A)において、心身不調者にかかる賃金、降格、降職、配置、休職、復職、解雇等の措
置や、情報の取扱いに関する基本的な法知識について講話を行う。
その後、後期(特論B)において、具体的な裁判例や事例を素材として討議を行う。
■学習・教育目標および到達目標
産業現場に生起する産業精神保健法的な問題の公正・妥当な予防的解決の能力を身につけること。
その前提として、そうした問題への事例に応じた法適用と法創造の能力を身につけること。
そうした問題への国家的な法政策のありようを調査ないし考案する能力を身につけること。その他の主体によ
る問題解決手法を発見ないし考案する能力を身につけること。
そうした問題が争訟化した場合の司法的解決のありようを調査ないし考案する能力を身につけること。
■成績評価方法および基準
講義内での日常的な発言内容50%
報告内容50%
■授業時間外に必要な学修
採り上げる裁判例や著書・論文等の事前の渉猟は必要条件となる。
その他、学外での実習や学会参加等を求める場合がある。
■教科書
三柴丈典 「裁判所は産業ストレスをどう考えたか~司法による過重負荷認定~」(労働調査会)ほか、講義時
に指示する。
■参考文献
・水町勇一郎「労働法改革」(日本評論社)
・平井宣雄 「法政策学(第2版)」 (有斐閣)
・河合隼雄・加藤政信 「人間の心と法」 (有斐閣)
■関連科目
基本6法、商法、会社法、労務管理論、労使関係論、社会政策など(但し、本研究科では不開講の科目も含む)。
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階。[email protected]
■オフィスアワー
火曜日・4限
-32-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回産業メンタルヘルスに関する法(産業精神保健法)のキソ(1)
~安衛法、労基法、民法、労働契約法、個人情報保護法ほかに関
する基礎知識~
第2回産業メンタルヘルスに関する法(産業精神保健法)のキソ(2)
~安衛法、労基法、民法、労働契約法、個人情報保護法ほかに関
する基礎知識~
第3回「安全配慮義務」再考
第4回疾病罹患者の休復職に関する法的課題(1)
第5回疾病罹患者の休復職に関する法的課題(2)
第6回司法による過重負荷認定と雇用者の法的責任(1)
第7回司法による過重負荷認定と雇用者の法的責任(2)
第8回職場における健康情報の取扱いに関する法的ルール(1)
第9回職場における健康情報の取扱いに関する法的ルール(2)
第10回疾病罹患者への不利益取扱いの合法性(1)
第11回疾病罹患者への不利益取扱いの合法性(2)
第12回産業医に関する裁判例(1)
第13回産業医に関する裁判例(2)
第14回事例検討
第15回ディベート
中間試験・定期試験は実施せず、日常の参加、発言、報告等(レポー
トの提出を課す場合、その内容)により成績評価する。
科目名: 労働法特論B
英文名: SpecialStudyofLaborLawB
ミ シ バ タケノリ
担当者: 三柴丈典
単 位: 2単位
開講年次:
開講期: 半期
■授業概要・方法等
本講義では、講師が専門とする産業精神保健の観点から労働法の体系を論じ、受講者と共に考察を深
める。
日本の労働法は、国内外の陰惨な歴史の教訓を踏まえた最低基準を設定するほかは、実体(とりわけ
人事・組織統制一般)に関するかなりの部分を事業者の裁量と倫理、市場、労使間の信頼関係等によ
る決定に委ねて来た。
また、司法も、解雇や安全衛生等について、事業者にかなり厳しい基準を設定する一方、人事・組織
統制一般については、緩やかな基準設定にとどめるなど、日本の雇用慣行に適合したメリハリを付け
てきた。
しかし、長引く不況や国際競争圧力、産業の高度化、労働組合運動の退廃など様々な事情を背景に、
職域で生じる問題も複雑多層化して来ており、産業精神衛生の観点から、人事・組織統制のありよう
に介入する司法判断も示されるようになって来ている。
また、労働者の福利と産業競争力の維持・向上のためには、産業(精神)保健、すなわち学際的で臨
床的、個別的なアプローチを担保する法規制のありようが求められている。
よって、日本の裁判例等を素材として、産業精神保健の観点から従前の労働法規制のありようを見直
し、新たな実効的体系のありようを模索する必要が生じる。
具体的には、前期(特論A)において、心身不調者にかかる賃金、降格、降職、配置、休職、復職、
解雇等の措置や、情報の取扱いに関する基本的な法知識について講話を行う。
その後、後期(特論B)において、具体的な裁判例や事例を素材として討議を行う。
■学習・教育目標および到達目標
産業現場に生起する産業精神保健法的な問題の公正・妥当な予防的解決の能力を身につけること。
その前提として、そうした問題への事例に応じた法適用と法創造の能力を身につけること。
そうした問題への国家的な法政策のありようを調査ないし考案する能力を身につけること。その他の
主体による問題解決手法を発見ないし考案する能力を身につけること。
そうした問題が争訟化した場合の司法的解決のありようを調査ないし考案する能力を身につけること。
■成績評価方法および基準
日常的な発言内容50%
報告内容50%
■授業時間外に必要な学修
採り上げる裁判例や著書・論文等の事前の渉猟は必要条件となる。
その他、学外での実習や学会参加等を求める場合がある。
■教科書
三柴丈典 「裁判所は産業ストレスをどう考えたか~司法による過重負荷認定~」
(労働調査会)ほか、
講義時に指示する。
■参考文献
・水町勇一郎「労働法改革」(日本評論社)
・平井宣雄 「法政策学(第2版)」 (有斐閣)
・河合隼雄・加藤政信 「人間の心と法」 (有斐閣)
■関連科目
基本6法のほか、商法・会社法、労使関係論、労務管理論、社会心理学等(本研究科不開講科目を含む)
■授業評価アンケート実施方法
法学研究科実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
C館4階。[email protected]
■オフィスアワー
火曜日・4限
-33-
必修選択の別: 選択必修科目
講義計画・テーマ・講義構成
第1回片山組事件
第2回富士電機E&C事件
第3回東芝事件
第4回大建工業事件
第5回カントラ事件
第6回三菱電機エンジニアリング事件
第7回農林漁業金融公庫事件
第8回JR西日本(森ノ宮電車区・日勤教育)事件
第9回アテスト(ニコン熊谷工場)事件
第10回JFEスティール事件
第11回立正佼成会事件
第12回大阪空気製作所(解雇)事件
第13回真備学園事件
第14回京和タクシー事件
第15回ディベート
中間試験・定期試験は実施せず、日常の参加、発言、報告等(レポー
トの提出を課す場合、その内容)により成績評価する。
法学研究科 前期 授業計画( 2 0 1 6 )
2016.4 印 刷 発 行
発行者 近畿大学 大学院法学研究科
編 集 近畿大学 大学院法学研究科
所在地
〒577‐8502 東大阪市小若江3‐4‐1
電話番号 ( 0 6 )4 3 0 7−3 0 4 1
インターネット版シラバス
下記のアドレスでもシラバスを公開しています。
http://syllabus.itp.kindai.ac.jp/customer/Form/sy01000.aspx
※インターネット版シラバスでは、学科名以外にも、
キーワードや、開講年次、単位、開講期、科目区分、必修・選択の別などの科目属性から
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