入門演習Ⅰ 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 神長 唯・小林慶太郎・高田晴美・友原嘉彦・本部賢一・松井真理子・三田泰雅・吉村壽夫 前学期 必 修 第2講 授業の受け方、ノートの取り方 第3講 授業を受ける、ノートを取る 講義のねらい 第4講 シラバスを読み、自分の履修登録を点検する 学生生活を進める上で必要な、以下のスチューデントスキル 第5講 4年間の学修計画を考えてみる (四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい基礎的 第6講 自分を知るためのプレゼンテーションの準備 第7講 自分と他者を知るためのプレゼンテーションの実践 な知識・技能など)を学びます。 第8講 四日市大学を再確認する (学内ツアー) 1.授業を受ける上で必要なスキル 第9講 情報センター (図書館) を利用する 2.人間関係の基礎を作るスキル 第10講 皆さんに期待するマナーとルール 3.大学での学修を助けてくれる施設を知ること 第11講 学部企画① 4.自分が所属する学部のことを知ること 第12講 学部企画② 第13講 学部企画③ 第14講 学部企画④ 到達目標 第15講 学部企画⑤ 大学生として必要なスチューデントスキルを知り、実践して ※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。 みること 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 定期試験は行いません。 クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず 授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。 講態度を心掛けて下さい。 クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 大学で学んでいくための根幹となる必修科目です。積極的な授 てくるようにしてください。 業参加を望みます。また、 各種の連絡事項の伝達なども行います。 毎回必ず出席してください。 入門演習Ⅱ 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 神長 唯・小林慶太郎・高田晴美・友原嘉彦・本部賢一・松井真理子・三田泰雅・吉村壽夫 後学期 必 修 第2講 テーマを決める 第3講 調べる① 講義のねらい 第4講 調べる② 大学で学んでいくために必要な、以下のスタディースキル(四 第5講 読む① 日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい学修技法 第6講 読む② 第7講 まとめる① など)を学びます。 第8講 まとめる② 1.目標・目的を決め、情報を収集し、調べるスキル 第9講 まとめる③ 2.情報を整理し、資料を読みこなすスキル 第10講 発表する① 3.資料を発表し、議論するスキル 第11講 発表する② 第12講 話し合う① 第13講 話し合う② 第14講 話し合う③ 到達目標 第15講 基礎演習について 大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタ ※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。 ディースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 定期試験は行いません。 クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず 授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。 講態度を心掛けて下さい。 クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 「入門演習Ⅰ」に引き続き、大学で学んでいくための根幹となる てくるようにしてください。 必修科目です。積極的な授業参加を望みます。また、各種の連 絡事項の伝達なども行います。毎回必ず出席してください。 −1− 基礎演習 小林慶太郎 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい この演習では、各人がテーマを決め、そのテーマに基づいて、 実際に情報を収集・分析してレポートを作成しながら、その作業 状況を毎回報告するという形で進めていきます。 このような、いわゆるOJT (オン・ザ・ジョブ・トレーニング) に よって、1年次の入門演習Ⅰ・Ⅱで学んだ、調べる・まとめる・発 表するといったスタディースキルをさらに伸ばし、学生諸君が、 大学での勉強の基本となる、レポートや論文の作成のための力 を身につけていくことを、ねらいとしています。 到達目標 レポートや論文の作成のための基本的な力が身につくことが、 到達目標となります。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 演習の進め方・自己紹介 第2講 各自が興味をもっている社会問題の紹介と、テーマの 見つけ方 第3講 テーマの決定と、調査研究方法の検討 第4講 テーマに沿った文献の収集方法 第5講 テーマに沿った新聞記事の収集方法 第6講 テーマに沿った統計資料等の収集方法 第7講 レジュメの書き方 第8講 収集した情報を読み解く① 第9講 収集した情報を読み解く② 第10講 収集した情報を整理する① 第11講 収集した情報を整理する② 第12講 整理した情報を発表し、意見交換する① 第13講 整理した情報を発表し、意見交換する② 第14講 テーマに基づくレポートの作成① 第15講 テーマに基づくレポートの作成② ※ 各自の進み具合により、 多少、 内容が前後する場合があります。 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回出席することが基本です。無断欠席者には原則として単位 なし。参考文献等については、各自の決めたテーマに応じて、 演習中に適宜指示します。 を与えません。成績は次のような配分により評価します。 課題への取り組み状況:45% 授業中の発言・受講態度:30% 最終レポート:25% 準備学習 担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやってく るようにしてください。 また、レポートのテーマを見つけるためにも、日ごろから、社 会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテレビのニュースな どに、よく目を通しておいてください。 基礎演習 高田晴美 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 日本人、そして人間は、これまで何を問題として意識し、そ れをどのように表現してきたのか。様々な言葉の流行の裏には、 どのような時代状況の反映があるのか。日本の近現代の文学作 品や広い意味での文学(サブカルチャー等)、流行語に見られる 現代の文化的状況を取り上げて、文学や文化の面から社会状況 を読んだり、人間や人生を考えることを試みてもらいたい。こ の演習では特に言葉にこだわって、 「読む」 「調べる」 「分析する」 「問題を見つける」「論じる(書く) 」 「口頭発表する」 「議論する」 といった能力を鍛えていく。 到達目標 1 読解力、解釈力、問題発見力、言葉に対する感性を養う。 2 自分の考えを文章にまとめて論じる力を身につける。 3 口頭発表や議論のスキルを身につける。 成績評価方法 担当教員から一言 高校までの勉強とは異なり、大学での勉強は本来、自ら課題を 見つけて答えを探し出すという性格を持っています。したがっ て、与えられたことだけをやる「指示待ち」ではなく、一人ひと りが知的好奇心を持って、前向きに積極的に取り組んでいくこ とを望みます。 講義計画 第1講 ガイダンス、文学ネタで自己紹介プレゼン 第2講 言葉に敏感になる①――気になる短歌プレゼンの準備 第3講 言葉に敏感になる②――気になる短歌プレゼンの実践 第4講 「○○女子」 「△△男子」 問題① 第5講 「○○女子」 「△△男子」 問題② 第6講 「女子」 が問題となる漫画を読んでみる 第7講 書評合戦 (ビブリオバトル) ――説明と準備 第8講 小説を読む① 第9講 小説を読む② 第10講 書評合戦 (ビブリオバトル) ――実践① 第11講 書評合戦 (ビブリオバトル) ――実践② 第12講 評論を読む① 第13講 評論を読む② 第14講 言葉に敏感になる③――俳句 第15講 句会 テキスト・教材(参考文献含む) 発表 40% 取り組み姿勢 60% 使用するテクストに関しては、 適宜プリントで配布する。その他、 図書館の書籍もテクストや参考文献として使用する。 準備学習 担当教員から一言 演習で取り上げる作品をとっかかりに、関連作品や周辺作品な 普段自分から出会うことのない文学作品を読むこと、そしてそ ども読むことを勧める。特に発表のある回については、十分な れを誰かと共有して語り合うことは、刺激的な体験となりえま す。主体的に取り組めば取り組むほど、より面白いものとなる 時間をかけて発表の準備をすること。 でしょう。 −2− 基礎演習 友原嘉彦 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 基礎演習では1年次前期の入門演習Ⅰで学んだ書籍やインター ネットを使って調べていく方法、プレゼンテーションの仕方、 1年次後期の入門演習Ⅱで学んだディベートの仕方などをフル に活用し、より一層深めていく。基礎演習は入門演習Ⅱと専門 基礎演習とを繋ぐ位置付けであるが、1年次で学んだ技術を活 かしながら、主として「観光」をテーマに若干の専門的な知識も 身につける。 到達目標 1.1年次に身につけた文献調査、プレゼンテーション、ディ スカッションの技術を深め、さらに、レポートの執筆能力 も向上させる。 2.観光学における基礎的な知識を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 研究する任意の1都市の選定 第3講 進捗状況の報告、発表① 第4講 進捗状況の報告、発表② 第5講 進捗状況の報告、発表③ 第6講 進捗状況の報告、発表④ 第7講 進捗状況の報告、発表⑤ 第8講 進捗状況の報告、発表⑥ 第9講 進捗状況の報告、発表⑦ 第10講 進捗状況の報告、発表⑧ 第11講 進捗状況の報告、発表⑨ 第12講 進捗状況の報告、発表⑩ 第13講 進捗状況の報告、発表⑪ 第14講 進捗状況の報告、発表⑫ 第15講 進捗状況の報告、発表⑬。全員、レポート提出 ※任意で選んだ1都市の概要、観光的特性と観光都市としての 歴史、現状、課題、可能性などについてレポートにまとめる(A 4で7枚程度。図表含む) 。レポートの執筆指導も各講で随時 行なう。 ※各講ではレポートに書く内容がどこまで進んでいるかについ て、レジュメ(A4で2−3枚)にまとめる。毎回2人が15分 程度で発表し、その後、意見交換する。なお、発表者の無断 欠席は認めない。 テキスト・教材(参考文献含む) 発表 (授業への積極性含む) 60%、レポート40%。 図書館で観光関係の書籍や資料などを借りることになる。 準備学習 担当教員から一言 普段から新聞をよく読んでおくこと。各種ガイドブックや旅行 「観光が好き、興味がある」あるいは「自分は将来、何がしたいか よくわからない」などと考えている学生の受講をお待ちしており 記、旅行マンガなどを読んでおくとなおよい。 ます。観光研究を通じて一緒に未来を見つけていきましょう。 基礎演習 松井真理子 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 「調べること」 「書くこと」 「討論すること」 の3つの総合トレー ニングを行います。特に「書くこと」はトレーニングの機会が少 ないので、短めのレポートの提出と添削指導を行うことで、ス キルアップを図ります。 新聞などの記事を題材とすることで、国内外の最新の動きを 追い、現代社会の現状を理解することもねらいです。 到達目標 1 わかりやすい文章作成力を身に付ける。 2 わかりやすく話し、注意深く聴く力を身に付ける。 3 自分の意見を持ち、他者と意見交換する力を身に付ける。 4 現代社会に関する知識を得る。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 ①新聞記事を持ち寄って読む 第3講 ①の記事についての調査結果報告・討論 第4講 ①の内容についてのレポート・添削・講評 第5講 ②新聞記事を持ち寄って読む 第6講 ②の記事についての調査結果報告・討論 第7講 ②の内容についてのレポート・添削・講評 第8講 現代社会に関する映像視聴 第9講 ③新聞記事を持ち寄って読む 第10講 ③の記事についての調査結果報告・討論 第11講 ③の内容についてのレポート・添削・講評 第12講 ④新聞記事を持ち寄って読む 第13講 ④の記事についての調査結果報告・討論 第14講 ④の内容についてのレポート・添削・講評 第15講 まとめ テキスト・教材(参考文献含む) 授業の取り組み姿勢 50% 提出したレポート 50% 各自が自分の選択した新聞記事等を持ち寄り、それを教材とし ます。 準備学習 担当教員から一言 現代社会についての入門的な総合学習です。 担当者は、収集した記事等の内容に関して予習しておくこと。 「書くこと」 「自分の意見を発表すること」 を重視します。 終了後は、全員が授業で学んだ内容を復習し、次回の授業で自 特に 分の意見が言えるようにしておくこと。 −3− 基礎演習 三田泰雅 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 本演習では、論説的な文章の書き方と読み方を、実践を通し て学ぶ。論説的な文章とは、読者に情報を伝えるために書かれ るものである。そこでは、美しさや味わいよりも、簡潔でわか りやすい記述が求められる。 このとき必要となるのが構造化の技術である。この技術は近 年ますます標準化が進み、誰でも身につくようになってきた。 プレゼン等で求められる、簡潔で要を得た文書の作成にも役立 つ知識である。また、構造を意識すると、読むときも頭に入り やすくなる。本演習を通して、文章作成と読解の能力を育むこ とがねらいである。 到達目標 レポートや論文作成の基本となる、文章読解の能力と、作成 能力を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 書くとは 第3講 文章作成の基礎 第4講 センテンス 第5講 パラグラフ 第6講 テキスト 第7講 接続詞を学ぶ 第8講 引用する 第9講 書くことのまとめ 第10講 レジュメの作り方 第11講 輪読する1 第12講 輪読する2 第13講 輪読する3 第14講 輪読する4 第15講 全体のまとめ テキスト・教材(参考文献含む) 毎回の小課題30%、レポート30%、担当回での発表40% 必要に応じて資料を配布する 準備学習 担当教員から一言 レポートの書き方に関する文献に目を通しておくことがのぞま 学生諸君の積極的な参加を期待します。 しい 基礎演習 吉村壽夫 2年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい この基礎演習の講義では、入門演習Ⅱでのディベート大会等 で培われた基礎的な議論、論理闘争を基にさらに進め、多角的、 相乗的に思考できる学生を養成する事を目的とする。「宇宙の二 極対立の法則」とは、宇宙をはじめ、それを構成するすべてのも の、森羅万象は、そのことごとくがもとは一つでありながら、 二極に分かれ、互いに対立しながら補完し合って、はじめて存 在する。そうした対峙、対極そして融合の現象の中での創造性 とドラマ性を理解させる。 到達目標 具体的学習としてテキスト「色と形の深層心理」を使用、また 新聞の社説論議、インターネットなどによる情報収集を通じて グローバル社会性を身につける。また美術鑑賞、実技などをし て精神力学、心理学等を養う。 成績評価方法 小レポート、および授業参加状況 (60%) 調査、提出物(40%) 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス、講義概要進行説明 第2講 テキスト「色と形の深層心理」内容展開説明、 第3講 新聞各社社説研究社説論議と分析 第4講 「芸術分野の」研究と分析(1) 第5講 「芸術分野」の研究と分析(2) 第6講 「芸術分野」の研究と分析(3) 第7講 「色と形の深層心理」 (1) 第8講 「色と形の深層心理」 (2) 第9講 「色と形の深層心理」 (3) 第10講 「色と形の深層心理」各自テーマ、研究報告書制作 第11講 東洋文化と西洋文化の比較文化研究(1) 第12講 東洋文化と西洋文化の比較文化研究(2) 第13講 東洋・西洋文化から学生各自テーマ研究の議論と分析 (1) 第14講 東洋・西洋文化から学生各自テーマ研究の議論と分析 (2) 第15講 講義内容総括説明 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) 「色と形の深層心理」 、著者岩井寛、NHKブックス。 担当教員から一言 「美は時を越える」千住博、光文社新書。 「文明論」岸根卓郎、東 優れた創造物とは、基礎的なものと専門特殊的なものを増加作 業的思考なものではなく多角的、相乗的作業思考により創造さ 洋経済新報社。 「美のジャポニズム」三井秀樹、文春新書。 「現代アート入門の入 れたものである。意識を持って取替組んでいただきたい。 門」 山口裕美、光文社新社。 −4− 基礎英語Ⅰ 柴田啓文・デイビット・ダイクス・エリックブレイ・山本伸・ゴードンリース・ケントスコット・河野桂一 1年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 講義計画 第1回 ガイダンス:授業の進め方、評価方法などの説明。 第2回−第14回 クラスによって異なります。 第15回 まとめ。 この授業は、みなさんが英語への関心を高め、それぞれの英 語力に応じて、 「聞く」 、 「話す」 、 「読む」 、 「書く」の四技能をス キルアップすることを目的としています。 複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ れぞれのクラスの授業内容は、 第1回ガイダンスで説明されます。 到達目標 英語への関心を高めること。 「聞く」、「話す」、「読む」 、 「書く」の四技能のスキルを高める こと。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) ○適宜小テストを行います。 ○学期末試験を行います。 ○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。 クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ キストを購入してください。 準備学習 担当教員から一言 各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫 しています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより 調べてください。また、復習小テストの準備をしてください。 身近なものになることを願っています。 基礎英語Ⅱ 柴田啓文・デイビット・ダイクス・エリックブレイ・山本伸・ゴードンリース・ケントスコット・河野桂一 1年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 講義計画 第1回 ガイダンス 第2回−第14回 クラスによって異なります。 第15回 まとめ この授業は、「基礎英語I」に続き、みなさんが英語への関心を 高め、それぞれの英語力に応じて、 「聞く」 、 「話す」 、 「読む」 、 「書 く」 の四技能をさらにスキルアップすることを目的としています。 複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ れぞれのクラスの授業内容は、 第1回ガイダンスで説明されます。 到達目標 英語への関心をさらん高めること。 「聞く」、「話す」、「読む」 、 「書く」の四技能のスキルをさらに 高めること。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) ○適宜小テストを行います。 ○定期試験を行います。 ○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。 クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ キストを購入してください。 準備学習 担当教員から一言 各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身 調べてください。また、復習小テストの準備をしてください。 近なものになることを願っています。 −5− 日本語コミュニケーションⅠ 1年次 2単位 加納光・友原嘉彦・岸 晴苗・角田延之・安田由紀子 前学期 必 修 講義のねらい 言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら、総合的 な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受 講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養 う。 到達目標 この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す る参考文献の調べ方や挙げ方などを身につけることを目標とす る。 (※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる) 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (日本語能力別クラス分け試験含む) 第2講 各クラスでのガイダンス 第3講 感想文とレポートの違い① 第4講 感想文とレポートの違い② 第5講 感想文とレポートの違い③ 第6講 感想文とレポートの違い④ 第7講 感想文とレポートの違い⑤ 第8講 レポートの流れ① 第9講 レポートの流れ② 第10講 レポートの流れ③ 第11講 参考文献の調べ方と挙げ方① 第12講 参考文献の調べ方と挙げ方② 第13講 引用① 第14講 引用② 第15講 引用③ ※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで 若干異なる。 テキスト・教材(参考文献含む) 授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。 準備学習 担当教員から一言 N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重 と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。 点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、 大学でよい成績を取りましょう。 日本語コミュニケーションⅡ 1年次 2単位 加納光・友原嘉彦・岸晴苗・角田延之・安田由紀子 後学期 必 修 講義のねらい 言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら総合的な 日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受講 する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養う。 到達目標 この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す る図表の読み方や挙げ方、説得性を持たせるための因果関係、 そして、批判的な見方や定義、要約などを身につけることを目 標とする。 (※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる) 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 図表① 第3講 図表② 第4講 図表③ 第5講 因果関係① 第6講 因果関係② 第7講 批判的な見方① 第8講 批判的な見方② 第9講 批判的な見方③ 第10講 定義① 第11講 定義② 第12講 定義③ 第13講 要約① 第14講 要約② 第15講 要約③ ※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで 若干異なる。 テキスト・教材(参考文献含む) 授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。 準備学習 担当教員から一言 N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重 と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。 点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、 大学でよい成績を取りましょう。 −6− 英語コミュニケーションⅠ デイビッド・ダイクス 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい In this communication class, we will practice listening and speaking about everyday life topics: health, use of the Internet, and so on. For communicating, you need to understand what other people say, and to know basic vocabulary. But you also need to talk in a way that is simple and clear. And finally, you have to know how to start a conversation, how to change its direction, and how to cooperate in finishing it. These are the skills we will especially be aiming at. 到達目標 Pre- and post-class tasks will be set for practicing vocabulary and language patterns. In class time, active listening & talking is expected. Regular short tests will be used as short-term attainment targets. 成績評価方法 講義計画 1) Orientation and guidance. Intro activity: About your family 2) Discussing friends 3) Discussing customs 4) Discussing education 5) Discussing sports 6) Discussing work 7) Discussing food 8) Discussing English study 9) Discussing health 10) Discussing clothes 11) Discussing travel 12) Discussing music 13) Discussing movies 14) Discussing shopping 15) Discussing the Internet (Finishing off with an end-of-term exam) テキスト・教材(参考文献含む) 20% for before/after work & class participation 30% for short tests 50% for end-of-term exam A. E. Bennett, "English Listening and Speaking Patterns". Nan'undo, 2014. ¥2000. Also: bring an English dictionary to class(electronic OK) 準備学習 担当教員から一言 Before class: Check the topic vocabulary, and complete the 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、 「予習・復習」 の成績の分は取れない。 Vocabulary warm-up. After class: Write the discussion completion task. 英語コミュニケーションⅠ エリック・ブレイ 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで 大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話 すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積 極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー トに手紙を書いてもらう予定である。 到達目標 このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外 国の人達と接する時に大いに役立つだろう。日常生活について 英語でコミュニケート出来るようになり、英語圏文化の理解も 深まる。 成績評価方法 講義計画 Week Focus 1 Class Introduction/Guidance 2 Meeting People 1 3 Meeting People 2 4 Talking about Classes 1 5 Talking about Classes 2 6 Talking about Daily Life 1 7 Talking about Daily Life 2 8 Talking about Personality 1 9 Talking about Personality 2 10 Talking about Appearance 1 11 Talking about Appearance 2 12 Talking about Last Weekend 1 13 Talking about Last Weekend 2 14 Talking about Vacation Plans 15 Review テキスト・教材(参考文献含む) Student grades will be based on class participation, homework New Time to Communicate Eric Bray and quizzes during the term. Nan'un-do Publishing 準備学習 If possible, bring a dictionary to class 担当教員から一言 Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun! −7− 英語コミュニケーションⅠ 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 山 本 伸 前学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について 第3講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (1) 講義のねらい 第4講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (2) 「ジョージと自転車の空気入れ」 (3) 適切な「意味語」の選択と概念力による「文脈」の把握を進める 第5講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (4) 能力を身に着けると同時に、作品の行間に込められた作者の意 第6講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (5) 図や感覚を理解することで広義の英語コミュニケーション能力 第7講 第8講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (6) を伸ばす。 第9講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (7) 第10講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (8) 第11講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (9) 第12講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (10) 第13講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (11) 第14講 「ジョージと自転車の空気入れ」 (12) 到達目標 第15講 まとめ/試験の説明 定期試験 ・基礎的な意味語を探し出す能力を身に着ける ・意味語をl組み合わせて文脈を探る能力を身に着ける 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 平常点50%、期末試験50%で総合的に評価する。 Shin Yamamoto ed. , Caribbean Short Stories(Seiji-Shobo) 準備学習 担当教員から一言 それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能 引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。 力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい うことを理解しておいてほしい。 英語コミュニケーションⅠ 2年次 2単位 講義計画 1−4 Greetings and Introductions ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 前学期 選 択 5−6 Countries and Nationalities 7−8 Personal Items 講義のねらい 9−10 Activities and Interests The main overall goal of this course is for participants to 11−12 Food improve their English listening and speaking skills. The text 13−15 My Family that will be utilized contains carefully-managed activities that 16 Final Test use high-interest video based around skits that feature interviews,discussions and demonstrations. Students will study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases and expressions. Fun tasks in the text will provide learners with opportunities for realistic communication in English. 到達目標 1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。 2.英語の語彙を増やすことです。 3.人の前で英語で話す自信を身につけることです。 成績評価方法 1.授業での態度 40% 2.quizzes/ vocabulary book 3.speaking tests/ skits 20% 4.final test 20% 準備学習 テキスト・教材(参考文献含む) 20% Out Front Robert Diem Roberto Rabbini English Education Press ¥2,000 + 税 担当教員から一言 皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを 1.基礎英語のテキストを復習すること。 2.プリントを配布しますので、 ファイル (A4) を用意すること。 守って下さい。 毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す 3.英和辞典は必携。 るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。 出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。 −8− 英語コミュニケーションⅡ デイビッド・ダイクス 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい This class is designed especially for communicating in travel situations: for example shopping at a street market or explaining to other people about what you just did on a sightseeing trip. Shopping is an example of using language to get things done; explaining is a way of using it to exchange facts and feelings. Both of these ways of using language are important, and we'll aim to practice both. 到達目標 Pre- and(mostly)post-class tasks will be set for practicing vocabulary and language patterns. In class time, active listening and talking is expected. Regular short tests will be used as short-term attainment targets. 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) A. Buckingham and L. Lansford, "Second Edition Passport 1". Oxford University Press, 2010. ¥2700. Also: bring an English dictionary(electronic OK) . 20% for before/after work & class participation 30% for short tests 50% for final report exam 準備学習 Before class: Pre-read the class material, check new vocabulary and phrases. After class: Listen to CD material again, answer Homework Review questions. 英語コミュニケーションⅡ エリック・ブレイ 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで 大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話 すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積 極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー トに手紙を書いてもらう予定である。 到達目標 このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外 国の人達と接する時に大いに役立つだろう。 日常生活について英語でコミュニケート出来るようになり、 英語圏文化の理解も深まる。 成績評価方法 講義計画 1) Orientation and guidance. Intro: Immigration questions 2) Living overseas: asking for help 3) Ordering a meal 4) Finding the way 5) Using money overseas 6) Fixing a place to stay 7) Health problems and remedies 8) Event and trip information 9) Describing a trip experience 10) Bargaining at a market 11) Post office: counter service 12) Suggesting things to do 13) Lost and found 14) Local transport information 15) Looking back on a trip (Finishing off with an end-of-term exam) 担当教員から一言 第2講までに、テキストを買ってください。 講義計画 Week Focus 1− Class Introduction/Guidance 2− Talking about the vacation 1 3− Talking about the vacation 2 4− Talking about Weekend plans 1 5− Talking about Weekend plans 2 6− Talking about Food and Recipes 1 7− Talking about Food and Recipes 2 8− Talking about Travel 1 9− Talking about Travel 2 10− Talking about Hometowns 1 11− Talking about Hometowns 2 12− Talking about Opinions 1 13− Talking about Opinions 2 14− Talking about The Future 15− Review テキスト・教材(参考文献含む) Student grades will be based on class participation, homework Text:New Time to Communicate Author:Eric Bray and quizzes during the term. Publisher:Nan'un-do 準備学習 If possible, bring a dictionary to class. 担当教員から一言 Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun! −9− 英語コミュニケーションⅡ 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 山 本 伸 後学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について 第3講 「臆病者」 (1) 講義のねらい 第4講 「臆病者」 (2) 「臆病者」 (3) 英語コミュニケーションⅠで目的とした適切な「意味語」の選 第5講 「臆病者」 (4) 択と「文脈」の把握をさらに進めていくと同時に、作品の行間に 第6講 「臆病者」 (5) 込められた作者の意図や感覚を理解することで広義の英語コ 第7講 第8講 「臆病者」 (6) ミュニケーション能力をさらに伸ばしていく。 第9講 Mid-Review 第10講 「あの味の濃いケーキ」 (1) 第11講 「あの味の濃いケーキ」 (2) 第12講 「あの味の濃いケーキ」 (3) 第13講 「あの味の濃いケーキ」 (4) 第14講 「あの味の濃いケーキ」 (5) 到達目標 第15講 まとめ/試験の説明 定期試験 ・基礎的な意味語を探し出す能力をさらに高める ・意味語をl組み合わせて文脈を探る能力をさらに高める 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 平常点50%、定期試験50%で総合的に評価する。 Shin Yamamoto ed., Caribbean Short Stories(Seiji-Shobo) 準備学習 担当教員から一言 それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能 引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。 力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい うことを理解しておいてほしい。 英語コミュニケーションⅡ 2年次 2単位 講義計画 1−3 Time ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 後学期 選 択 4−5 Special Occasions 6−7 Person to Person 講義のねらい 8−9 Home Sweet Home This course is a continuation of 英語コミュニケーション I. 10−11 Clothing The main overall goal of this course is for participants to 12−14 Jobs and Ambitions improve their English listening and speaking skills. The text 15 Review that will be utilized contains carefully-managed activities that 16 Final Test use high-interest video based around skits that feature interviews,discussions and demonstrations. Students will study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases and expressions. 到達目標 1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。 2.英語の語彙を増やすことです。 成績評価方法 1.授業での態度 40% 2.Quizzes and vocabulary book 3.Speaking Tests 20% 4.Final Test 20% 準備学習 テキスト・教材(参考文献含む) 20% Out Front Robert Diem Roberto Rabbini English Education Press ¥2,000 + 税 担当教員から一言 皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを 1.基礎英語のテキストを復習することです。 2.プリントを配布しますので、 ファイル (A4) を用意すること。 守って下さい。 毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。 出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。 − 10 − 基礎中国語Ⅰ 加納 光 2年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 講義のねらい 「音声」「語彙」「文法」 「表現」の各分野における基礎的な学習 を通し、「話す」「聴く」 「読む」 「書く」という中国語の基礎的な 運用能力の養成を目指します。講義前半は、主に「音声面」に重 点を置き、声調(高低アクセント)と400余りの音節を正しく発音 できようにします。その上で、講義の後半に中国語の初級レベ ルの 「語彙」「文法」「表現」 などを楽しく学習します。 到達目標 この講義では、言語活動の中心をなす「話す」 「聴く」 「読む」 の三要素の反復練習に多くの時間を費やし、中国語の基礎をしっ かり身につけます。簡単な日常会話を話すことのできる初級レ ベルの語学力の習得をこの講義の到達目標とします。 第1課 ガイダンス、中国語概要1 第2課 中国語概要2、中国概況1 第3課 声調(4)と単母音(7)の発音、概況2 第4課 複合母音(13)の発音、概況3 第5課 鼻母音(16)の発音、概況4 第6課 子音(21)の発音、概況5 第7課 発音、表記上の規則、概況6 第8課 発音のまとめ、小テスト、概況7 第9課 はじめまして、林林!(“是”、人称代名詞、名前の聞 き方、答え方) 、概況8 第10課 趣味は何ですか?(名詞述語文、疑問詞疑問文、年齢 の尋ね方) 、概況9 第11課 〃 、概況10 第12課 彼氏がいますか?(動詞“在”、“有”) 、概況11 第13課 〃 、概況12 第14課 毎日が充実していて楽しい!(形容詞文、反復疑問文、 “有点児”) 、概況13 第15課 林林の自己紹介、全体の総まとめ 定期試験 注 講義内容、進度については、状況に応じて、適宜変更する こともあります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 教材:趙秀敏ほか 『中国語のTobira』 (朝日出版社) 2600円+税 ①定期試験60%、②小テスト20%、③課題、宿題20%により総 1) 2) 参考書: 『WHY?に答えるはじめての中国語の文法書』(相原 合的に評価します。 茂) 3) 辞書: 『簡約現代中国語辞典』 (光生館) 4) 参考書: 『中国語のすすめ』 (講談社現代新書) 毎回与えられる授業の復習、予習のためのを課題や宿題(30〜60 初めて学ぶ外国語です。旺盛な知的好奇心を持って授業に臨ん 分程度)を欠かさず行い、中国語の基礎を着実に習得していって でください。予習。復習を欠かさないようにしてください。遅刻、 欠席はしないよう心がけてください。 ください。 基礎中国語Ⅱ 加納 光 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義は基礎中国語Ⅰを継続するものである。引き続き「話 す」 「聴く」「読む」の三要素の反復練習を中心にすえ、中国語の 基礎学力の養成を目指します。また、基礎中国語Ⅱで取り上げ ることのできなかった幾つかの文法事項を補充し、中国語初級 文法の基礎固めをします。 コミュニケーション能力を向上させるために、授業では、中 国語の正確な発音を習得するための反復練習に加え、初級レベ ルの語彙および文法の習得を目的とする練習問題にも取り組む 予定です。 到達目標 中国語初級レベルの運用能力の習得をこの講義の達成目標と します。 講義計画 「基礎中国語Ⅰ」 からの継続 第1講:ガイダンス、横浜に行こう!(動詞述語文、喜歓) 第2講: 〃 第3講いい曲ですね (副詞“在”、様逮捕後、“是〜的”) 第4講: 〃 第5講:山中君、バイクでけがをする (“了”、結果補語) 第6講: 〃 第7講:夏合宿の計画 (選択疑問文、助動詞) 第8講: 〃 第9講:僕たちは絶対にできる (前置詞、経験“過”) 第10講: 〃 第11講:スカイツリーを見に行こう!(持続“着”、比較表現) 第12講: 〃 第13講:ホワイトクリスマスね (使役“譲”、無主語文) 第14講: 〃 第15講:道中ご無事で (受身“被”、方向補語) 定期試験 注 講義内容、進度はクラスの状況に応じて、変更する場合が あります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 教材: 『中国語のTobira』 (朝日出版社、基礎中国語Ⅰで購入 学期末試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとに総合的 1) 済み) に評価します。 2) 副教材: 『中国語の文法書』 (同学社) 3) 辞書: 『中国語辞典』 (光生館) 4) 参考書: 『中国語はじめの一歩』 (ちくま新書) 、 『中国語入門 Q&A』 (大修館書店) 授業の予習・復習、課題・宿題 (30〜60分程度) は必ず行ってくだ 予習・復習を欠かさないようにして積極的に講義に臨んでくださ さい。加えて、毎日20〜30分程度、中国語を聴き、発音す練習 い。常に旺盛な中国、中国語に対する興味・関心を持ち続けるよ うに心がけてください。 をするように心がけてください。 − 11 − 中国語コミュニケーションⅠ 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 吉 山 青 翔 前学期 選 択 第2講 発音1、基本的なあいさつの表現 第3講 発音2、 「姓」 による自己紹介の表現 講義のねらい 第4講 発音3、 「叫」 による自己紹介の表現 本講義は中国語をゼロから始める中国語初修者に向け、国連 第5講 総合復習1、発音、漢詩鑑賞、会話 「是」 の用法、会話 「我は日本人です」 など国際会議で公用語と指定されている中国語の標準語(=普通 第6講 「有」 の用法、会話 「コーヒーがありますか」 話)の基本発音、基本文法、基本語彙と、中国語日常会話の基本 第7講 第8講 「要」 の用法、会話 「コーヒーをください」 的なスキル及び中国文化との一体化的な修得を目指します。 第9講 お詫びの表現、会話 「すみません」 第10講 総合復習2、まとめと総合会話 第11講 数字の表現 第12講 金の表現、会話 「両替をお願いします」 第13講 支払いの表現、会話 「これ、いくらですか」 第14講 「去」 「到」 の用法、会話 「北京ホテルまでお願いします」 到達目標 第15講 総復習 中国語の門に入り、より学ぶための基本的なベースを築くこ とができるでしょう。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 受講態度(宿題、会話練習など) (40%) 、定期試験(60%)により テキスト 王青翔(=吉山青翔) 、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘 総合評価 れても あした覚える 実用中国語会話』 (東洋書店、2013年) 参考文献 相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』 (同学社) 準備学習 担当教員から一言 テキストを必ず用意してください。 前回授業の内容(とくに文法と単語) を必ず復習すること。 中国語コミュニケーションⅡ 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 吉 山 青 翔 後学期 選 択 第2講 電話のかけかた、会話「もしもし、どなたですか」 第3講 反復疑問文の作り方、会話 「トイレがどこですか」 講義のねらい 第4講 「打」 の用法、会話 「タクシーで行こう」 「だめよ、だめ、だめ!」 本講義はすでに中国語の入門程度の知識を修得した学習者に 第5講 否定文の作り方、会話 向け、「中国語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国連など国 第6講 復習1 まとめと総合会話 「日本大使館へは?」 際会議で英語と並んで公用語と指定されている中国語の標準語 第7講 道の尋ねかた、会話 第8講 切符の買い方、会話 「天安門西まで2枚ください」 を中心として展開します。 第9講 「来」 の用法、会話 「ビールをください」 第10講 支払いの表現、会話 「カードでお願いします」 第11講 復習1、まとめと総合会話 第12講 値引きの表現、会話 「もう少し安くできませんか」 第13講 ホテルでチェックアウトの表現、会話 「さようなら」 第14講 空港でチェックインの表現、会話 「通路側を願う」 到達目標 第15講 総復習 「中国語コミュニケーションⅠ」と合わせて履修すれば、中国 語をより学ぶための文法的な基礎と中国語会話の基本的なスキ ルを身につけることができるでしょう。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 受講態度(宿題、会話練習など) (40%) 、期末の定期試験(60%) テキスト 王青翔(=吉山 青翔) 、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう により総合評価。 忘れても あした覚える 実用中国語会話』 (東洋書店、2013年) 参考文献 相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』 (同学社) 準備学習 前回授業の内容(とくに文法と単語) を必ず復習すること。 担当教員から一言 テキストを必ず用意してください。 − 12 − ドイツ語Ⅰ 生井正人 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講座は、「ドイツへ行ってみたい」 、 「片言でもいいからド イツ人とドイツ語で話したい」と思っている学生を対象に、ドイ ツ語会話を習得するものです。授業では、必要最小限の文法規 則をもとに、発話練習をこなしていきます。学習者には基本と なる会話表現を集中的に聞いてもらい、そこに隠れた規則を発 見したのちに、それを応用して実践的なコミュニケーションへ とつなげてもらいます。 到達目標 ドイツ語技能検定試験5級レベルが到達目標です。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 アルファベートと発音 (1) 第3講 アルファベートと発音 (2) 第4講 動詞 「好きですか?」 (1) 第5講 動詞 「好きですか?」 (2) 第6講 seinとhaben 「熱があります」 (1) 第7講 seinとhaben 「熱があります」 (2) 第8講 名詞 「男性?女性?それとも中性?」 (1) 第9講 名詞 「男性?女性?それとも中性?」 (2) 第10講 名詞 「男性?女性?それとも中性?」 (3) 第11講 助動詞 「できますか?」 (1) 第12講 助動詞 「できますか?」 (2) 第13講 応用会話 (1) 「空港で」 第14講 応用会話 (2) 「駅で」 第15講 応用会話 (3) 「ホテルで」 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) テキスト:羽根田知子、熊谷知実著 『ネコと学ぶドイツ語』三修社 (2015年) 2,400円+税 辞書: 『エクセル独和辞典』 (初学者向け) あるいは 『アクセス独和 辞典』 (中級者向け) 会話 (聞き取りを含む) 試験によって成績を評価します。 小テスト(毎回) 30% 期末テスト 70% 準備学習 担当教員から一言 予習:新出単語の暗記 (発音は付属CDあるいはダウンロードで、 特にありません。 意味は教科書で確認できます。 ) 復習:ワークシート(主に文法事項) の消化 ドイツ語Ⅱ 生井正人 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講座は前学期「ドイツ語I」のつづきです。前期と同様に会 話を中心として授業を進めていきます。また、折にふれてドイ ツ人の日常生活などもお話ししたいと思っています。この講座 でドイツ語とドイツ文化を学び、新しい世界へのパスポートを 手に入れて、ぜひドイツへ旅行してみてください。 到達目標 ドイツ語技能検定試験4級レベルが到達目標です。 成績評価方法 会話 (聞き取りを含む) 試験によって成績を評価します。 小テスト(毎回) 30% 期末テスト 70% 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 名詞の格変化 「持っていますか?」 (1) 第3講 名詞の格変化 「持っていますか?」 (2) 第4講 名詞の格変化 「持っていますか?」 (3) 第5講 前置詞 「どこへ?だれと?」 (1) 第6講 前置詞 「どこへ?だれと?」 (2) 第7講 不規則動詞 「よく行きますか?」 (1) 第8講 不規則動詞 「よく行きますか?」 (2) 第9講 代名詞 「お気に召しましたか?」 (1) 第10講 代名詞 「お気に召しましたか?」 (2) 第11講 現在完了と過去 「もう行きましたか?」 (1) 第12講 現在完了と過去 「もう行きましたか?」 (2) 第13講 応用会話 (1) 「レストランで」 第14講 応用会話 (2) 「軽食スタンドで」 第15講 応用会話 (3) 「ショッピングで」 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) テキスト:羽根田知子、熊谷知実著 『ネコと学ぶドイツ語』三修社 (2015年) 2,400円+税 辞書: 『エクセル独和辞典』 (初学者向け) あるいは 『アクセス独和 辞典』 (中級者向け) 担当教員から一言 前期「ドイツ語I」の頁を参照してください。さらに、ドイツ大使 特にありません。 館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥートのホーム ページへアクセスして、いろいろな情報を収集してください。 − 13 − フランス語Ⅰ 2年次 2単位 講義計画 第1講 授業の進め方の説明、フランス語の特徴、アルファべ 茨 木 博 史 前学期 選 択 第2講 あいさつの表現、お礼やおわびの表現 第3講 国籍、職業、身分などを言う 講義のねらい 第4講 名詞の性と数、冠詞 フランス語の文法と会話の基礎を学んでいきます。授業中に 第5講 主語人称代名詞、フランス語のbe動詞 実際に声を出しての会話練習を、なるべく多くこなしたいと思 第6講 第1〜5講の復習 第7講 数字の言い方 (1〜20) 、 「これは何ですか?」 など います。 第8講 曜日や日付の言い方、動詞avoir 第9講 基本動詞 (1) 第10講 基本動詞 (2) 第11講 第7〜10講の復習 第12講 所有形容詞 「私の〜」 「きみの〜」 第13講 形容詞 第14講 「〜があります」 という表現 il y a〜 到達目標 第15講 全体の復習 フランス語圏の国に旅行した際に必要な簡単な会話を自信を 定期試験 持ってできるようになることが目標となります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 松本伊瑳子、 内田智秀、 下村武著 iCONOS 『イコノス』 (アシェッ 授業態度 30% 期末試験 70% 特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン) とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減 点することがあります。 準備学習 担当教員から一言 外国語の習得はとにかく繰り返しの練習あるのみです。受講者 には積極的な授業参加と学習姿勢が求められます。肩ひじはら ずに楽しみながらフランス語会話を学べる授業にしたいと思い ます。 毎回の授業の復習をしっかり行ってください。 フランス語Ⅱ 2年次 2単位 講義計画 第1講 授業の進めかたの説明、フランス語Ⅰの復習 茨 木 博 史 後学期 選 択 第2講 フランス語Ⅰの復習 第3講 指示形容詞、所有形容詞、命令文 講義のねらい 第4講 動詞allerとvenir、さまざまな前置詞 (-ir形の動詞) 、数字の言い方 前期に引き続き、フランス語の文法と会話の基礎を学んでい 第5講 第二群規則動詞 きます。日常生活の様々な場面で使える会話表現を増やしてい 第6講 第3講〜5講の復習 第7講 疑問詞を使った疑問文、動詞faireとprendre きます。 第8講 買い物で使う表現、順序を表す言い方 第9講 直接、間接目的語と強勢形 第10講 動詞vouloir、pouvoir、devoirなど 第11講 第7〜10講の復習 第12講 複合過去 (1) 第13講 複合過去 (2) 第14講 比較 到達目標 第15講 第12〜14講の復習 フランス映画などを観て簡単な台詞が聞き取れる、旅行先で 定期試験 もネイティブと簡単なコミュニケーションが臆せず取れる、と いったレベルがまずは目標となります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 松本伊瑳子、 内田智秀、 下村武著 iCONOS 『イコノス』 (アシェッ 授業態度30% 期末試験70% 特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン) とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点 することがあります。 準備学習 毎回の授業の復習をしっかり行ってください。 担当教員から一言 内容は少しずつ複雑になっていきますが、CD教材も使って、楽 しみながら学べる授業にしたいと思います。 − 14 − 海外語学研修 2年次 2単位 講義計画 海外語学研修参加の流れ (開催時期によって異なります) 柴 田 啓 文 前学期 選 択 ①説明会への参加(3月下旬意向調査、4月下旬説明会) ②参加の正式申し込み (航空券等の手配) 講義のねらい ③面談 (研修参加の目的などの確認) (語学、外国でのマナーなどの学習) 夏期あるいは春期休業期間中に、英語あるいは中国語を学ぶ ④事前研修 ⑤現地学校での語学研修 (現地での観光を含む場合あり) こととその地域社会や文化に直接触れることが目的です。 ホームステイあるいは学生寮などに宿泊し、約2〜4週間(研 ⑥帰国後、レポート等の提出 修先により異なります)の月〜金曜日の半日あるいは1日、語学 ⑦単位認定 の授業を受けます。コースによっては、語学研修終了後に、地 域を観光する場合もあります。 英語研修はアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど を検討しています。中国語研修は中国です。 なお、状況にりプランが変更されたり、場合によっては中止 されることもありますので、ご了解ください。 到達目標 1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。 2.外国の文化に直接触れる。 3.異文化への理解を深める。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメント、 研修先でのテキストなどは別途指示します。 引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により評価します。 なお、認定科目なので評価は 「認定」 となります。 準備学習 研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。 日本事情Ⅰ 加納 光 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲 しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた 方がよいさまざまな事情を扱う。 到達目標 この講義では、さまざまな日本の事情を材料として、多様な 観点から検討、分析する。さらに、検討、分析の結果を基に発 表や議論を行えることを目標とする。 担当教員から一言 本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研修 とも、全学部合同で実施します。疑問があれば、教学課あるい は専任語学教員に尋ねてください。 講義計画 講義の流れは次のとおりです。 第1講:合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講:クラス別ガイダンス、日本の地理について1 第3講:日本の地理について2 第4講:日本の歴史について1 第5講: 〃 2 第6講:ニュース記事1 第7講:日本の宗教について1 第8講: 〃 2 第9講:ニュース記事2 第10講:日本の教育について1 第11講: 〃 2 第12講:ニュース記事3 第13講:日本の政治について1 第14講: 〃 2 第15講:ニュース記事4 定期試験 クラスの状況に応じて進度、内容は変更することもあります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 (適宜プリント教材を配布します) 定期試験50%・小テスト25%、課題・宿題25%をもとに総合的に プリント教材 評価します。 毎回提示する課題、宿題により講義の予習・復習を欠かさないよ 教室内では母語を使用せず、日本語だけを使用うするように心 うにしてください。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてく がけてください。旺盛な好奇心をもって講義に臨んでください。 ださい。 − 15 − 日本事情Ⅰ 友原嘉彦 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲 しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた 方がよいさまざまな事情を扱う。 到達目標 この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観 点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表 や議論を行なえることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス 第3講 発表① 第4講 発表② 第5講 発表③ 第6講 発表④ 第7講 発表⑤ 第8講 発表⑥ 第9講 発表⑦ 第10講 発表⑧ 第11講 発表⑨ 第12講 発表⑩ 第13講 発表⑪ 第14講 発表⑫ 第15講 発表⑬ ※各講2人発表。それぞれ、発表15分、質疑応答20分、講評10分。 ※日本に関係した新聞記事(ニュース)を用いて、 「背景」、「プラ ス面とマイナス面を挙げた上で、どちらを優先させるべきか /どう改良・折衷すべきか」 、 「今後の展開予想」などをレジュ メとしてA4で2−3枚程度にまとめる。 ※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当日 を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができない 場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらうこと。 テキスト・教材(参考文献含む) 発表と議論への参加70%、期末試験30%。 適宜、レジュメを配布する。 準備学習 担当教員から一言 普段から日常のさまざまなことについて、 「なぜ?」という意識 他者の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質 問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること を持って欲しい。 は非常に重要です。一緒に頑張りましょう。 日本事情Ⅰ 2年次 2単位 講義計画 ① 合同ガイダンス、N1聴解、文法 大 野 陽 子 前学期 選 択 ② クラス別ガイダンス、語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ③ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 講義のねらい ④ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義の ⑤ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学習し、 ⑥ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑦ 中間試験 (試験範囲:①〜⑥) 表現力、聴解力、読解力を身につけることです。 ⑧ 中間試験フィードバック、N1文法、読解 ⑨ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑩ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑪ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑫ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑬ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑭ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 到達目標 ⑮ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 (試験範囲:⑦〜⑮) 日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使え 期末試験 るようになることが目標です。 語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。 文法は、中間試験と期末試験で、理解しているかどうかを確 認します。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 倉品さやか 『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』 小テスト(30%)、中間試験 (30%) 、期末試験 (40%) 。 (2012年) 1,728円 受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版 ます。 プリントも配布します。 指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま しょう。 ら、指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。 − 16 − 日本事情Ⅰ 岸 晴苗 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲 しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた 方がよいさまざまな事情を扱う。 到達目標 この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観 点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表 や議論が行なえることを目標とする。 成績評価方法 ①小テストおよび課題の提出状況 (30%) ②定期試験 (70%) 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス、日本の住宅事情① 第3講 日本の住宅事情② 第4講 日本人の食生活 第5講 日本の子ども 第6講 新聞記事・ラジオニュース 第7講 教育 第8講 高齢社会① 第9講 高齢社会② 第10講 日本的経営 第11講 新聞記事・ラジオニュース 第12講 日本人の労働観 第13講 政治の仕組み 第14講 日本の歴史 第15講 新聞記事・ラジオニュース 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) プリントを配布します。 参考文献:日鉄ヒューマンデベロプメント他著「日本を話そう」 The Japan Times 準備学習 担当教員から一言 現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連 「異文化に対する態 だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、 度」 を身につけてほしいと思います。 を深めてください。 日本事情Ⅰ 安田由紀子 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲 しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた 方がよいさまざまな事情を扱う。 到達目標 この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観 点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表 や議論を行なえることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス 第2講 クラス別ガイダンス 講義の概要 第3講 生活1 第4講 衣食住 第5講 歳時1 「春夏秋冬1」 第6講 雇用 第7講 収入 第8講 本音と建前 第9講 冠婚葬祭 第10講 生活2 第11講 歳時2 「春夏秋冬2」 第12講 趣向 第13講 支出 第14講 教育 「学校と教育」 第15講 常識意識 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験50%、提出物 (レポート含む) 50%を基本とする。 教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本 事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また は書物より抜粋する。 参考文献 岡まゆみ 『上級へのとびら』 くろしお出版 (2009) 等 準備学習 担当教員から一言 「話す」という作業が重要なため、積極的な授業参加を望 新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 「聞く」 ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan む。 Times(1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。 − 17 − 日本事情Ⅱ 加納 光 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。日 本に留学しているのだから、日本に関する知識を幅広く身につ け、それらについて各自で考え、また考え方を伝えてほしい。 この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ いさまざまな事情を扱う。 到達目標 前期に引き続き、この講義では、さまざまな日本の事情を材料 として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析 の結果を基に発表や議論を行えることを目標とする。 講義計画 講義の流れは次のとおりです。 第 1 講:合同ガイダンス(クラス決め含む) 第 2 講:クラス別ガイダンス、日本の住宅について1 第 3 講:日本の住宅について2 第 4 講:日本の食生活について1 第 5 講: 〃 2 第 6 講:ニュース記事1 第 7 講:日本の家庭事情について1 第 8 講: 〃 2 第 9 講:ニュース記事2 第10講:日本の伝統芸能について1 第11講: 〃 2 第12講:ニュース記事3 第13講:日本の労働意識について1 第14講: 〃 2 第15講:ニュース記事4 定期試験 クラスの状況によって進度、内容は変更することもあります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 (適宜プリント教材を配布します) 定期試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとにして総合 プリント教材 的に評価します。 毎回提示する課題・宿題により、講義の予習・復習を行ってくだ 教室内では母語は使用せず、日本語だけを使用するように心が けてください。旺盛な好奇心を持って講義に臨んでください。 さい。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてください。 日本事情Ⅱ 友原嘉彦 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、 また考えを伝えて欲しい。 この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ いさまざまな事情を扱う。 到達目標 前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料 として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析 の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス 第3講 発表① 第4講 発表② 第5講 発表③ 第6講 発表④ 第7講 発表⑤ 第8講 発表⑥ 第9講 発表⑦ 第10講 発表⑧ 第11講 発表⑨ 第12講 発表⑩ 第13講 発表⑪ 第14講 発表⑫ 第15講 発表⑬ ※各講2人発表。それぞれ、発表15分、質疑応答20分、講評10分。 ※発表は日本の観光地の紹介とする。観光地の 「概要」 、 「特徴」、 「意義と役割」 、 「課題、問題点」 、 「今後の展開(予想)」などを レジュメとしてA4で2-3枚程度にまとめる。 ※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当 日を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができな い場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらう こと。 テキスト・教材(参考文献含む) 発表と議論への参加70%、期末試験30%。 適宜、レジュメを配布する。 準備学習 担当教員から一言 普段から日常のさまざまなことについて、 「なぜ?」という意識 他者の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質 問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること を持って欲しい。 は非常に重要です。一緒に頑張りましょう。 − 18 − 日本事情Ⅱ 2年次 2単位 講義計画 ① 合同ガイダンス、N1聴解、文法 大 野 陽 子 後学期 選 択 ② クラス別ガイダンス、語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ③ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 講義のねらい ④ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義の ⑤ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学習し、 ⑥ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑦ 中間試験 (試験範囲:①〜⑥) 表現力、聴解力、読解力を身につけることです。 ⑧ 中間試験フィードバック、N1文法、読解 ⑨ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑩ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑪ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑫ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑬ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 ⑭ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 到達目標 ⑮ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解 (試験範囲:⑦〜⑮) 日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使え 期末試験 るようになることが目標です。 語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。 文法は、中間試験と期末試験で、理解しているかどうかを確 認します。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 倉品さやか 『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』 小テスト(30%)、中間試験 (30%) 、期末試験 (40%) 。 (2012年) 1,728円 受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版 ます。 プリントも配布します。 指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま しょう。 ら、指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。 日本事情Ⅱ 岸 晴苗 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、 また考えを伝えて欲しい。 この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ いさまざまな事情を扱う。 到達目標 前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料 として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析 の結果を基に発表や議論が行なえることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス、日本のポップカルチャー① 第3講 日本のポップカルチャー② 第4講 日本語に関する話題 第5講 新聞記事・ラジオニュース 第6講 若者の感性 第7講 日本人と宗教 第8講 日本の迷信 第9講 日本の便利な店 第10講 日本人とペット 第11講 新聞記事・ラジオニュース 第12講 子育て 第13講 余暇 第14講 環境問題 第15講 新聞記事・ラジオニュース 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) ①小テストおよび課題の提出状況 (30%) ②定期試験 (70%) プリントを配布します。 準備学習 担当教員から一言 現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連 「異文化に対する態 だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、 度」 を身につけてほしいと思います。 を深めてください。 − 19 − 日本事情Ⅱ 安田由紀子 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。 日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く 身につけ、それらについて各自で考え、 また考えを伝えて欲しい。 この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ いさまざまな事情を扱う。 到達目標 前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料 として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析 の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス 第2講 クラス別ガイダンス 日本の地理、日本人の宗教 第3講 女性の社会進出、新聞講読1 第4講 集団意識 第5講 コミュニケーション、新聞講読2 第6講 ジェスチャー、あいづちとフィラー 第7講 日本人のスピーチスタイル 第8講 リサイクル型社会、新聞講読3 第9講 日本人的経営 第10講 社会保障と社会参加活動、新聞講読4 第11講 政治、新聞講読5 第12講 平等社会と中流意識、発表の練習1 第13講 教育、発表の練習2 第14講 発表の練習3、新聞講読6 第15講 発表の練習4、復習・まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験50%、提出物 (レポート含む) 50%を基本とする。 教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本 事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また は書物より抜粋する。 参考文献 岡まゆみ 『上級へのとびら』 くろしお出版 (2009) 等 準備学習 担当教員から一言 「話す」という作業が重要なため、積極的な授業参加を望 新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 「聞く」 ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan む。 Times(1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。 日本語文章表現Ⅰ 柴田啓文 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能力 試験は「話す」、 「聞く」 、 「読む」 、 「書く」 のうちの 「読む」 と 「聞く」 能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題です。 ですから、この試験に対応した特別な解答方法、勉強方法があ ります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学び、N1の合格 を目指すクラスです。 授業では、多くの留学生がもっとも不得意としている読解問 題を中心に授業をすすめます。 到達目標 日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題を解 くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。 講義計画 第1回:ガイダンス(全クラス共通) 第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム) の利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法 第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1 第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2 第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テス ト3 第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テ スト4 第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5 第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6 第9回:読解問題の解き方、語彙試験7 第10回:読解問題の解き方、語彙試験8 第11回:総合問題1 第12回:総合問題2 第13回:総合問題3 第14回:総合問題4 第15回:まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 (アスク出版、 平常点50%、定期試験50%で評価します。平常点は、出席、 佐々木仁子、松本紀子『日本語総まとめN1語彙』 1200円。 小テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本 2014年) 語能力試験と同様の試験です。 、Twitterを利用。コンピュータ 毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE) 教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N1 を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生は受 日本語能力試験の勉強を進めてください。 講できません。 − 20 − 日本語文章表現Ⅰ 3年次 2単位 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 友 原 嘉 彦 前学期 選 択 第2講 クラス別ガイダンス、第3章「経済」(pp.74-75) 第3講 pp.76-78 講義のねらい 第4講 pp.79-81 ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で 第5講 pp.82-84 きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 第6講 pp.85-87 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 第7講 pp.88-90 第8講 pp.91-93 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 第9講 pp.94-96 第10講 pp.97-99 第11講 pp.100-102 第12講 pp.103-105 第13講 pp.106-108 第14講 pp.109-111 到達目標 第15講 pp.112-114 受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを 把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法 などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) John Urry, Jonas Larsen著、加太 宏邦訳(2014) 『観光のまなざ し (増補改訂版) 』 、法政大学出版局、4600円+税。 ※講義で使用するので、必ず持参すること。 小テスト・小レポート40%、期末試験60%。 準備学習 担当教員から一言 この講義では観光について考えていきます。なお、この講義の 性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望ましいと 考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えている 学生はぜひ受講してください。 テキストをよく読んでおくこと。 日本語文章表現Ⅰ 岸 晴苗 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを 把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法 などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と する。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス、論文の文体・表現・書式を知る① 第3講 論文の文体・表現・書式を知る② 第4講 段落の構造を把握する① 第5講 段落の構造を把握する② 第6講 文章の構造を把握する 第7講 定義 第8講 比較・対照 第9講 因果関係 第10講 列挙・順序 第11講 理由・根拠 第12講 意見と事実を区別する 第13講 評論・社説を読む 第14講 レポートを読む① 第15講 レポートを読む② 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) ①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%) ②期末テス ト (70%) プリントを配布します。 参考文献:二 通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な 文章の書き方』 (スリーエーネットワーク) ア カデミックジャパニーズ研究会著『大学・大学院 留学生の日本語 1読解編』 〈アルク〉 準備学習 担当教員から一言 日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素 や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身 法をつかんでください。 につけましょう。 − 21 − 日本語文章表現Ⅰ 角田延之 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを 把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法 などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と する。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス 『パスポートの発明』 序論 第3講 第1章 「往来」 :導入 第4講 同:合法的な移動手段の独占化 第5講 同:近代国家 第6講 同:把握する① 第7講 同:把握する② 第8講 同:絶対主義ヨーロッパにおけるパスポートによる管理 の拡大 第9講 第3章 「アウゲイアースの家畜小屋の大掃除」 :導入 第10講 同:農民解放からナポレオン時代の終わりへ 第11講 同:プロイセンの後進性? 第12講 同:19世紀初期ドイツにおける移動の自由と市民権 第13講 同:ドイツにおけるパスポートによる管理の緩和 第14講 同:北ドイツ連邦における旅行の解禁 第15講 同:1867年法のより大きな意義 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40% ジョン・C.トーピー著、藤川隆男監訳 「パスポートの発明:監視・ シティズンシップ・国家」 法政大学出版局 (2008年) 、3200円+税 準備学習 担当教員から一言 様々な領域に接する努力をしましょう。 毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、 分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確 認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく ること。 日本語文章表現Ⅰ 安田由紀子 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを 把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法 などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と する。 成績評価方法 講義計画 基本的に、どの講義も読み物をする。それ以外の異なる部分に ついて下記に明記する。 第1講 合同ガイダンス 第2講 クラス別ガイダンス 文法復習1 (助詞) 第3講 ことばの形 第4講 文法復習2 (自動詞・他動詞、受身・使役) 第5講 文法復習3 (呼応、文末表現) 第6講 ひらがなと漢字のバランス 第7講 文法復習4 (接続詞) 、句読点 第8講 意見と事実、立場を考えた文章 第9講 複雑な内容の整理 第10講 就職のためのエントリーシート 第11講 小論文 第12講 文章のわかりやすさを考える 第13講 論文を読む1 第14講 引用のしかた、論文を読む2 第15講 論文を読む3、まとめと復習 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験50%、提出物 (レポート含む) 50%を基本とする。 必要時にプリントを配布する。 参考文献:石黒圭・筒井千絵 『留学生のここが大切文章表現のルー ル』 (スリーエーネットワーク) 、二通信子・佐藤不二子『留学生 のための理論的な文章の書き方』 (スリーエーネットワーク) 、 その他 準備学習 担当教員から一言 特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内 容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。 めの地道な努力を怠らないでほしい。 − 22 − 日本語文章表現Ⅱ 柴田啓文 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能力 試験は「話す」、 「聞く」 、 「読む」 、 「書く」 のうちの 「読む」 と 「聞く」 能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題です。 ですから、この試験に対応した特別な解答方法、勉強方法があ ります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学び、N1の合格 を目指すクラスです。 授業では、多くの留学生がもっとも不得意としている読解問 題を中心に授業をすすめます。 到達目標 日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題を解 くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。 講義計画 第1回:ガイダンス(全クラス共通) 第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム) の利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法 第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1 第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2 第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テス ト3 第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テ スト4 第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5 第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6 第9回:読解問題の解き方、語彙試験7 第10回:読解問題の解き方、語彙試験8 第11回:総合問題1 第12回:総合問題2 第13回:総合問題3 第14回:総合問題4 第15回:まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 (アスク出版、 平常点50%、学期末試験50%で評価します。平常点は、出席、 佐々木仁子、松本紀子『日本語総まとめN1語彙』 1200円。 小テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本 2014年) 語能力試験と同様の試験です。 、Twitterを利用。コンピュータ 毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE) 教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N1 を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生は受 日本語能力試験の勉強を進めてください。 講できません。 日本語文章表現Ⅱ 友原嘉彦 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開 しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門 用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな ることを目標とする。 成績評価方法 小テスト・小レポート40%、期末試験60%。 準備学習 テキストをよく読んでおくこと。 講義計画 第1講 合同ガイダンス(クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス、第5章「観光文化の変容」 (pp.151-152) 第3講 pp.154-156 第4講 pp.157-158 第5講 pp.159-160 第6講 pp.161-163 第7講 pp.164-166 第8講 pp.167-168 第9講 pp.169-171 第10講 pp.172-174 第11講 pp.175-177 第12講 pp.178-179 第13講 pp.180-181 第14講 pp.182-183 第15講 pp.184-185 テキスト・教材(参考文献含む) John Urry, Jonas Larsen著、加太 宏邦訳(2014) 『観光のまなざ し (増補改訂版) 』 、法政大学出版局、4600円+税。 ※講義で使用するので、必ず持参すること。 担当教員から一言 前期に引き続き、観光について考えていきます。なお、この講 義の性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望まし いと考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えて いる学生はぜひ受講してください。 − 23 − 日本語文章表現Ⅱ 岸 晴苗 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開 しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門 用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな ることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス (クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス、論の展開をつかむ 第3講 データを読み取る① 第4講 データを読み取る② 第5講 引用した文章を読む① 第6講 引用した文章を読む② 第7講 要約する① 第8講 要約する② 第9講 論文の基本的な構成を把握する 第10講 論文を読む① 序論 (課題の提示) 第11講 論文を読む② 本論 (定義と分類) 第12講 論文を読む③ 本論 (対比と比較) 第13講 論文を読む④ 本論 (列挙、引用) 第14講 論文を読む⑤ 結論 第15講 その他の構成要素 (参考文献など) 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) ①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%) ②期末テス ト (70%) プリントを配布します。 参考文献:二通信子・佐藤不二子著 『留学生のための論理的な文章 の書き方』 (スリーエーネットワーク) アカデミックジャパニーズ研究会著『大学・大学院留 学生の日本語 3論文読解編』 〈アルク〉 準備学習 担当教員から一言 日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素 や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身 法をつかんでください。 につけましょう。 日本語文章表現Ⅱ 角田延之 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開 しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門 用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな ることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス(クラス決め含む) 第2講 クラス別ガイダンス 第4章「 『甲殻類型国家』に向かっ て」 :導入 第3講 同:アメリカ合衆国におけるパスポートによる管理と 国家の発展 第4講 同:文書の壁 第5講 同:アメリカ合衆国における移民規制の「国家化」 第6講 同:主権と従属 第7講 同:フランスにおける外国人に対する身分証明書の普及 第8講 同:19世紀末のドイツにおけるパスポートによる管理 の復活 第9講 同:第一次世界大戦とパスポートによる管理の「一時 的な」再導入 第10講 同: 「一時的な」パスポートによる管理の恒久化 第11講 同:合衆国と移民におけるレッセ・フェールの時代の 終焉 第12講 第5章「国民国家からポスト国民国家へ」 :導入 第13講 同:大戦間期初期における国際的難民保護体制の出現 第14講 同:パスポート、身分証明書、ナチスによるユダヤ人 迫害 第15講 同:規制の緩和 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40% ジョン・C.トーピー著、 藤川隆男監訳 「パスポートの発明:監視・ シティズンシップ・国家」 法政大学出版局 (2008年) 、3200円+税 準備学習 担当教員から一言 様々な領域に接する努力をしましょう。 毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、 分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確 認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく ること。 − 24 − 日本語文章表現Ⅱ 安田由紀子 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。 到達目標 前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開 しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門 用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな ることを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 合同ガイダンス 第2講 クラス別ガイダンス 資料の利用、定義1 第3講 定義2、要約1 第4講 要約2、数値の表現 第5講 論文とその構造 第6講 論文講読1 第7講 論文講読2 第8講 論文講読3 第9講 論文講読4 第10講 論文講読5 第11講 論文講読6 第12講 論文講読7 第13講 論文講読8 第14講 論文講読9 第15講 これまでのまとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 必要時にプリントを配布する。 参考文献: アカデミック・ジャパニーズ研究会 『大学・大学院 留学生の日本 語 3論文読解編』 (アルク) 二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』 (スリーエーネットワーク) 、その他 定期試験50%、提出物 (レポート含む) 50%を基本とする。 準備学習 担当教員から一言 特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内 容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。 めの地道な努力を怠らないでほしい。 コンピュータリテラシー 1年次 4単位 城之内忠正・田中伊知郎・本部賢一・石田修二・釜田真一 前学期 必 修 講義のねらい コンピュータの実習を中心とした授業です。コンピュータの 「読み書き能力」の習熟に重点を置きます。 具体的には、仕事をする上でよく使われているワープロと表 計算ソフトを中心に実習します。授業は,キーボードのタイピ ング練習から入り、それから実際にデータを入力して加工する 実習を主体にして行います。教員と教育補助員が質問に答えて 個別指導を行う形で実習は進みます。毎回実習の提出物があり ますから,それで習熟度がチェックされます。 到達目標 ワープロソフトWord2010と表計算ソフトExcel2010に習熟す ること。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンスとタイピングテストによるクラス分け 第2講 キーボード入力練習 (タッチタイピング) 第3講 Word①:文字の入力 第4講 Word②:文書の作成 第5講 メール:携帯メールとの連携・エチケット 第6講 タイピングテスト 第7講 Word③:編集・表の作成・画像の挿入 第8講 Word④:まとめの演習 第9講 Excel①:データの入力 第10講 Excel②:ワークシートの編集 第11講 Excel③:グラフの作成 第12講 Excel④:グラフの編集と表計算 第13講 Excel⑤:基本的な関数と条件関数 第14講 Excel⑥:データベース機能 第15講 Excelの小テスト・タイピングテスト テキスト・教材(参考文献含む) 毎回の演習の提出物4点とタイピングテスト(0.1×タイピング テストの点数)とExcelの小テスト (20点) の合計で評価します。 テキスト(必須) 「30時間でマスターWord&Exel2010」 実教出 版 (2010)857円+税 教科書が無いと実習が出来ません。 準備学習 担当教員から一言 授業を履修するための予備知識は要求しません。習うより慣れ コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業 ろという内容なので授業に毎回出席して実習に励んでください。 は前回までの授業の積み重ねで進めるので、欠席すると次の実 毎回の演習は最後まで完成させてから提出して下さい。また、 習 が 困 難 に な り ま す。 こ の 実 習 を 終 え る こ ろ に はMOS資 格 タイピングの練習方法を指導するので毎日続けて20分間ほど練 (Word&Excel)を取得するための基礎が身についているはずで す。 習すること。 − 25 − 情報倫理 千葉 賢・片山清和 1年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい インターネットとネット上の各種サービスの発展により、世 界中の人々が直接に繋がる新しい社会が形成されつつある。ま たデジタル技術の進展により、高品位の著作物を皆で共有し楽 しめるようになった。ネット上に出来たこの新しい社会は人間 社会を根本から変えようとしているが、人が集まれば多くの問 題も生じる。この講義では、コンピュータやインターネットな どの利用に際して、他人の権利を侵害したり自分の権利を侵さ れたりすることがないように必要な知識を身につけることを目 的とする。 到達目標 情報倫理に関する基礎知識と常識を身に付ける。具体的には 情報セキュリティの基礎、個人情報保護の考え方、著作権法の 基礎と暗号技術の概要を知る。 講義計画 第1講 ガイダンス、情報倫理とは、最近の話題(掲示板、 2ch、ブログ、SNS、ケータイ) 第2講 コンピュータセキュリティ(歴史、システムアクセス 制御、不正アクセス、ハッキング) 第3講 コンピュータセキュリティ(データアクセス制御、パ スワードの選び方) 第4講 コンピュータウイルス(歴史、種類) 第5講 コンピュータウイルス(対策) 第6講 個人情報とプライバシー(被害事例、問題点、法体系) 第7講 個人情報とプライバシー (個人情報保護法、 エチケット) 第8講 知的財産保護(考え方、法体系、産業財産権、著作権) 第9講 知的財産保護(著作権) 第10講 知的財産保護(著作権) 第11講 ファイル共有ソフト(歴史、種類、問題点) 第12講 暗号技術(歴史、暗号の基礎、秘密鍵暗号) 第13講 暗号技術(公開鍵暗号、電子署名) 第14講 暗号技術(インターネットにおける暗号技術、無線 LAN) 第15講 まとめ、ネチケット 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ノート(30%)、小テスト(30%) 、定期試験(40%) 。授業終了前に テキスト「四日市大学生のための情報倫理」四日市大学情報系教 教員が教室を回って全員のノートを確認し、その内容により点 員グループ著、400円 数を記録する。点数は優(3点) 、良(2点) 、可(1点) 、不可(0 点) とする。ノートをとっていない者は当然不可になる。 次週の講義内容をシラバスで確認し、教科書の該当部分を読ん 情報倫理は、情報化社会・ネット社会を生きていく上で必須の知 で来ると、立派なノートをとることが出来、ノートの点数が上 識であり常識です。やや硬い内容ですが、皆さんが楽しみなが ら受講できるように、身近な話題を多く紹介します。 がる。 情報科学 千葉 賢 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい コンピュータの歴史は浅く、電子計算機が開発されたのは約 65年前、最初のパソコンが発売されたのは約35年前である。そ れ以降の情報技術の発展は驚異的で、現在はパソコンやスマホ を通じて自分から世界に情報を発信できる世の中となった。情 報技術が人間社会の在り方や運命を変えようとしている。本講 義では、このような情報化社会で必要とされるコンピュータに 関する知識、話題に関して概説する。予備知識は必要ない。本 大学で行われる情報系授業の基礎となる内容を教えるので、で きるだけ早期に受講することを強く薦める。 到達目標 ①デジタルの特質を知る、②コンピュータの内部構造の概要 を知る、③コンピュータの動作原理の概念を知る、④コンピュー タの歴史を知る、⑤情報分野の用語や単位を知る、⑥情報分野 の資格取得に備えた知識を得る。 講義計画 第1講 ガイダンス、情報と情報量 第2講 情報と情報量 第3講 デジタルとアナログ 第4講 デジタルとアナログ 第5講 コンピュータの歴史 第6講 コンピュータの歴史 第7講 コンピュータの内部装置 第8講 コンピュータの内部装置 第9講 コンピュータ内部の数値の表現方法 第10講 コンピュータ内部の数値の表現方法 第11講 コンピュータ内部の文字の表現方法 第12講 コンピュータ内部の文字の表現方法 第13講 コンピュータとCPUの動作原理 第14講 コンピュータとCPUの動作原理 第15講 論理回路 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 講義毎のレポート(40%)と期末試験(60%) 。毎週小レポートを 使用しない。資料を配布する。 課すので少し大変だが、その積み重ねで知識がつく。期末試験 もレポートに出題した内容から出題する。レポートに予習で得 た知識を書く欄を設ける。そこに積極的に記載した者には加点 する。 各講義に関連した情報を掲載しているサイトを紹介するので、 ケイタイもスマホもコンピュータです。情報社会の一員として 講義前にそのサイトを訪問して、予備知識を得ること(90分) 。 生きてゆく皆さんにとって、コンピュータの使い方を覚えるだ けで十分でしょうか。コンピュータという機械に「使われない」 レポートにその知識を記入すること。 ためには、そのしくみを知り、使いこなすことが大切です。 − 26 − 情報と職業 井岡幹博 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 本講義では,事例を通して情報システムと社会とのかかわり 方を学び,情報システム関連の職業に関する職業観を持つこと を目的とします.そのために,コンピュータやネットワークが 社会インフラやビジネスの場面で,どのように活用されている かを学びます.情報システムの発達により,社会の仕組みや仕 事の仕方が変わる中で,人間社会とコンピュータ,ネットワー クとの望ましい関係も考えていきたいと思います. 到達目標 ITパスポート試験のストラテジ系およびマネジメント系の問 題を解けるレベルを目指す. 成績評価方法 講義計画 第1講:ガイダンス,デジタル社会とビジネス 第2講:ネットワークとデジタルシステム 第3講:デジタル社会と製造(1)SCMなど 第4講:デジタル社会と製造(2)EMSなど 第5講:デジタル社会と製造(3)CADとデータベース 第6講:デジタル社会と環境(1)LCA,有害物質規制など 第7講:デジタル社会と環境(2)エネルギー問題 第8講:知的財産権とビジネス(1)産業財産権と著作権 第9講:知的財産権とビジネス(2)ソフトウエア特許 第10講:電子商取引のモデル(1)ブラウザ戦争,アマゾンの ビジネスモデル,楽天のビジネスモデル 第11講:電子商取引のモデル(2)アップルのビジネスモデル, グーグルのビジネスモデル 第12講:情報化社会のセキュリティ(1)マルウエアとは,遠 隔操作事件 第13講:情報化社会のセキュリティ(2)セキュリティ対策 第14講:POSシステムとICタグ 第15講:省エネと情報 テキスト・教材(参考文献含む) レポート50%,定期試験50% プリント配布 準備学習 担当教員から一言 ほとんど毎回レポート課題を課します. その課題を提出する 急速に進む情報化は,ビジネス環境はもちろん,私たちの生活 自体も大きく変え,大きな影響を与えています.ニュース番組 ことが準備学習となります. などで具体的な例を見ながら,情報システム進化の方向やその 影響を一緒に考えましょう. アプリケーション演習a 2年次 2単位 池田幹男・片山清和・田中伊知郎 前学期 選 択 講義のねらい WordとPower Pointは、卒業後の実社会(プレゼンなどのコ ミュニケーション中心)では必須の道具です。Wordは、2010に なり、文献管理機能(EndNote) やグループで校正支援やナビゲー ションウィンドウ(Acrobat)などの実社会で必ず使う機能も増 え、それらの理解がねらいです。 到達目標 Word 2010の便利な新機能を実際に使って、実社会での使い 方を身につけることを到達目標とします。さらに、講義を終え れば、MOS Word 2010の資格取得試験の準備が整うようにしま す。 講義計画 第1講 ガイダンス・クラス分け 第2講 文書の表示・保護・回復 第3講 文書の共有とテンプレート 第4講 ナビゲーションウィンドウ 第5講 表の作成と編集 第6講 コンテンツの書式設定の復習 第7講 ページレイアウト 第8講 クイックパーツ 第9講 図や画像の挿入 第10講 クリップアート 第11講 スペルチェックとオートコレクト 第12講 共同での文書校正 第13講 参考資料 第14講 差し込み印刷 第15講 Word模擬試験 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 講義は演習形式で行い、毎回7点満点で採点します。この毎回の クラスによって異なりますので、指示があるまで買わないでく ださい。 合計点(100点以上は100点) を成績評価とします。 エディフィストラーニング株式会社「マイクロソフトオフィス教 科書Word 2010 改訂版」 翔泳社 佐藤薫著MOS攻略問題集 Microsoft Word 2010第2版日経BP社 大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータ能力によってクラス分けを行います。パソコンが れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 不得意な人には、合わせた指導を行い着実な勉強を行います。 また、得意な人は別のクラスで、より多くのことを学べます。 行ってください。 − 27 − アプリケーション演習b 2年次 2単位 池田幹男・片山清和・本部 賢一 後学期 選 択 講義計画 第1講 ガイダンス、クラス分け 第2講 Backstage 第3講 貼り付けとオートフィル 第4講 セルの書式設定 第5講 ページ設定 第6講 ワークシートの書式設定 第7講 ウィンドウの表示と表示モード 第8講 相対参照と絶対参照 第9講 関数 第10講 名前付き範囲 第11講 グラフ 第12講 ブックの共有 第13講 オートフィルター 第14講 条件付き書式 第15講 模擬試験演習 講義のねらい Microsoft Excelは実社会では、表やグラフ作成だけでなく、 簡単な文書作成にも使われていて、必須のアプリケーション・ソ フトウェアとなっています。したがって、社会で活躍するため には、Excelを道具として使いこなす能力が必要となります。こ の講義では、Excelの資格試験(Microsoft Office Specialist)を受 験するための演習を行います。 到達目標 MOS Excel 2010の資格試験の準備が整うようにします。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) [テキスト] 「MOS攻略問題集Excel 2010」 日経BP社 ¥1944 [参考文献] 「マイクロソフトオフィス教科書MOS Excel 2010」 翔泳社 ¥2570 毎回の課題および模擬試験 準備学習 担当教員から一言 大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータの使用能力に応じてクラス分けを行います。 れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。 また、毎回の課題の実施状況が悪い場合には減点します。 行ってください。 地域社会の歴史 岡 佑哉 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本講義は、三重県・愛知県を中心とする東海地方の歴史につい て学ぶ。古代から現代にいたる地域社会の歴史の展開を知るこ とで、歴史というものが中央の権力者の動向のみでは語りきれ ないものであると理解することになる。歴史は単なる人物・出来 事を覚える「暗記科目」ではなく、事実に基づき思考する学問で ある。本講義を通して、地域社会の視点から日本全体の問題を 考察するという姿勢を養う。 到達目標 ①三重県・愛知県を中心とする地域社会の歴史に対する知識を 身につける。②知識を活用し論理立てて記述をする力を身につ ける。 ③地域社会から日本全体の問題を考える姿勢を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス―地域社会史の意義― 第2講 縄文・弥生時代の東海地方 第3講 古墳時代の東海地方 第4講 飛鳥・奈良時代の東海地方 第5講 平安時代の東海地方 第6講 鎌倉時代の東海地方 第7講 南北朝・室町時代の東海地方 第8講 戦国時代〜織豊期の東海地方 第9講 江戸時代の東海地方 第10講 幕末・維新期の東海地方 第11講 自由民権運動〜日清・日露戦争と東海地方 第12講 大正デモクラシー期の東海地方 第13講 アジア・太平洋戦争期の東海地方 第14講 高度成長期の東海地方 第15講 講義の総括 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期 (筆記)試験。受講態度について①私語厳禁、②スマホ・音楽 なし。毎回プリントを配付する。 プレーヤー・イヤホンなど私物はカバンにしまうこと、③トイレ などやむを得ない理由で一時退出する場合は必ず申し出ること。 以上が守れない学生については受講を認めない。 準備学習 本講義のテーマは地域社会であるが、日本史の知識も必要であ る。高校時代の教科書があれば確認しておくとよい。復習は、 講義プリントや板書を熟読すること。また、興味があるものは 参考文献を読んでみるのもよい。 担当教員から一言 本講義は、時代ごとの基礎知識をふまえながら進めるので、高 校時代に日本史を習っていない学生もぜひ受講してほしい。も ちろん、地域社会の歴史に対する興味・関心を持って、漫然と講 義を聞くだけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められる。 − 28 − 四日市学 李 修二ほか 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義は、四日市市の位置する三重県北勢地方を対象とし て、この地域の歴史、文化、自然、また産業、環境問題、都市 計画などの現状を学び、この地域の将来の発展方向を考えてゆ くことをねらいとしています。今年度の授業は、学外から竹田 憲治先生(三重県教育委員会事務局) 、北島義信先生(四日市大学 名誉教授)、粟屋かよ子先生(元環境情報学部教授)をお招きし、 学内からは東村篤、李修二、永井博、岡良浩、柴田啓文(以上、 経済学部)、武本行正(環境情報学部) 、鬼頭浩文、神長唯 (以上、 総合政策学部)の教授陣が担当します。 到達目標 講義は6回にわたる様々なテーマの講義、本学の3つの学部 がコラボして企画した学部別講義やフィールドワークによって 行われていきます。この講義の到達目標は、この地域の様子や 現在の課題を積極的に学んでいくという興味や意欲を持てるよ うになることです。 成績評価方法 バス研修実施の都合上、履修希望者があまり多い場合は抽選と なります。 成績評価の方法は、グループディスカッション参加10%、ディ スカッションレポート提出10%、学期末レポート試験80%が基 準です。 準備学習 第1回ガイダンスで各回講義の聴き方、グループディスカッショ ンのやり方、フィールドワーク参加方法、および、レポート提 出方法などについて説明されますので、よく聞いて受講してく ださい。また、各回の講義のノートやメモはきちんと整理して おきましょう。 経営学 1年次 2単位 講義計画 1週目・第1講 ガイダンス (李修二・柴田啓文) 2週目・第2講 「ふるさと・四日市の文学者たち」 (永井博) 3週目・休み 4週目・第3講 「戦国時代の北伊勢」 (竹田憲治) 5週目・第4講 「伝統的宗教行事『虫送り』復活と地域共同体の 活性化」 (北島義信) 6週目・休み 7週目・第5講 「石油化学コンビナートの誕生と四日市公害」 (神長唯) 8週目・第6講 「四日市公害の経験とモンゴルの大気汚染対策 への国際貢献」 (武本行正) 9週目・休み 10週目・第7講 「四日市公害の真の克服をめざして」 (粟屋かよ子) 11週目・第8講 グループディスカッション (李修二・柴田啓文) 12週目・休み 13週目・第9講 「四日市コンビナートの明日を考える」 (岡良浩) 14週目・第10講 「北伊勢地域は21世紀の課題対応先進地」(東村 篤) 15週目・休み 集中講義期間中 (7月23日) 第11〜15講 フ ィールドワーク=四日市市内バス研修(鬼頭浩 文・神長唯) テキスト・教材(参考文献含む) 第2講〜第10講の間にテキストや参考文献として用いる『四日市 学ブックレット』 (四日市学研究会発行)計6冊はガイダンス時に 配布します。ブックレットを用いない授業回については担当教 員から指示されます。 担当教員から一言 この講義は、他の授業とは少し様子の違うユニークな授業とな るでしょう。しかし、何より、学生一人ひとりが、みずから興 味を持って学ぶことが求められるでしょう。また、授業日が多 少変則的ですので、授業日を間違えないようによく注意してく ださい。 講義計画 1.ガイダンス (講義の概要 高 橋 和 志 前学期 選 択 2.組織における多様な人間像 3.モチベーション理論 講義のねらい 4.集団行動 本講義は、経営学の2大構成分野とされる「経営組織論」と「経 5.リーダーシップ 6.キャリア開発 営戦略論」の主要な諸学説を網羅的に解説していく。 諸学説を解説する際、常に現実の経営事象の理解を把握する 7.中間試験 よう心掛ける。そして、理論を実務に応用できるような能力を 8.合理的システムと自然体系システム 9.組織構造論 身に着けることを狙いとする。 10.組織の制度化 11.組織間関係 12.ネットワーク組織 13.資源戦略 14.競争戦略 到達目標 15.ドメイン戦略 ・組織論、戦略論の主要な学説を理解する。 関心により、 適宜変更する可能性があります。 ・理論と現実の両側面から経営学的なものの見方、考え方を習 ・受講生の理解度、 得する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) ・中間試験:30% ・期末試験:50% →中間、期末いずれの試験も持ち込み可。 ・受講態度に応じて0〜20%の範囲で加点します。 ・総合で60%以上の評点を得た学生を単位認定する。 榊原清則 (2002) 『経営学入門 上』 日経文庫 (860円+税) 準備学習 担当教員から一言 参考文献 岸田民樹・田中政光 (2009) 『経営学説史』 有斐閣 ・特別な準備は必要としないが、 受講に際し不適切な態度 (私語、 経営組織は、皆さんの人生において大半の時間を費やす場所で す。そこでは楽しいことも辛いことも多々あるかと思います。 居眠り等)は慎むこと。 本講義で学んだことが経営組織のなかで生き抜くことの一助と なることを願っております。 − 29 − 経済学 麻沼賢彦 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい <経済学はこれまで、どのようなことを、どのように考えて きたであろうか> アダム・スミスから現代に至るまでの経済学の発展の過程で、 常にそのパラダイムの中心に位置していたのは、他でもない、 「市 場」であった。それゆえに、当講義のテーマも、 「市場経済の発 達と変容」ということにしたい。 「市場」とはどのようなものか、そしてそれはどのような社会 や人間をつくり出してきたか。一見単純そうにみえて実は非常 に難解なこの問題を、理論と事実の両面から考察してみる。 到達目標 現代社会を経済学の視点に立って眺められるようになること。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) プリント配布予定 授業への積極的な参加、受講態度:20% 定期試験:80% 準備学習 担当教員から一言 講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の興 味や問題関心の所在に応じて講義プログラムを適宜変更するこ とがあるので、あらかじめご了承を。 次の文献に目を通しておくと、有益である。 ジョン・K・ガルブレイス 「ゆたかな社会」 岩波現代文庫 カール・ポラニー 「経済の文明史」 東洋経済新報社 トマ・ピケティ 「21世紀の資本」 みすず書房 経済学 鬼頭浩文 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 企業や消費者の行動は、経済を理解する上で最も基本的なテー マになる。この講義では、企業や消費者がどのように行動し、 それが経済に対してどのようなインパクトを持つのか考えてい く。とくに「競争」については、 日ごろ意識することが少ないため、 ここで勉強することは社会に出てから大いに役立つと思う。理 論的な考察も重要だが、ここでは参加・体験型の講義を中心に展 開し、直感的・感覚的に経済学を学ぶ。 到達目標 講義計画 第1回 ガイダンス、はじめに 第2回 経済社会の現代性 (1) 第3回 経済社会の現代性 (2) 第4回 T. ピケティの 「21世紀の資本」 論 第5回 J.K. ガルブレイスの 「ゆたかな社会」 論 第6回 A. スミスの 「目に見えない手」 第7回 伝統経済・指令経済・市場経済 (1) 第8回 伝統経済・指令経済・市場経済 (2) 第9回 K. ポラニーの市場社会論 第10回 市場システム 第11回 社会主義管理経済の破綻 第12回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ (1) 第13回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ (2) 第14回 ネオリベラリズムの隆盛とピケティ現象 第15回 おわりに 定期試験 経済学の基本的知識を参加型・双方向型講義を通して直感的に 理解することが到達目標である。 講義計画 1.ガイダンス;経済学とは(初回経済常識テスト) 2.映像を通して経済を知る①小レポート 3.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」説明+練習 4.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」+「参入規制」説明 +練習 5.ゲーム:寡占市場の競争「参入規制」+小レポート 6.消費者の行動①個別需要曲線の理論 7.消費者の行動②復習をして、練習問題を解き、コラムを簡 単に説明 8.消費者の行動③コラムの復習をして、最後の問題を解かせ る⇒小テスト実施 9.映像を通して経済を知る②小レポート 10.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給① 11.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給② 12.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給の小テス ト 13.公共財(マンションの防犯カメラ)① 14.公共財(マンションの防犯カメラ)②⇒小テスト 15.復習と試験対策 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 講義への参加意欲を示すパフォーマンス(20%) 、テーマごとに テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。 実施するレポート4回(20%) 、小テスト3回(30%) 、学期末試 験 (30%)により、総合的に評価する。 事前学習も重要であるが復習がより重要である。復習で理解で 出席して、参加して、理解すること、これらの全てが重要である。 きていないところを確認したら、次回の講義で必ず質問をする 提出されたレポートによって参加意欲と理解度を判定する。楽 しくて、かつ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を目指す。 準備をすること。 − 30 − 市民教育 松井真理子 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 市民は、選挙をはじめとする政治行政への参加や、NPO・ボラ ンティアなど市民活動への参加等、社会の中で積極的な役割が 期待されるようになっています。しかし、主体的な市民は自動 的に生まれるものではなく、それにふさわしい学習=市民教育 が必要であると考えられています。この授業では、主として1 年生を対象に、入門的な市民教育を行います。地域社会、国内 社会、国際社会の各レベルで、 市民としての権利と責任を自覚し、 行動するために必要な知識の習得と意識づくりを目指します。 到達目標 1 政治・行政・司法への市民参加のしくみを理解する。 2 市民活動に参加するための知識とスキルを習得する。 3 多様な人々が共生する社会で生きるために必要な知識とス キルを習得する。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス・市民と市民社会 第2講 市民の権利 (人権) 第3講 市民の義務 (仕事) 第4講 市民の義務 (税) 第5講 民主政治と市民参加 (市民参加の意義) 第6講 民主政治と市民参加 (選挙) 第7講 民主政治と市民参加 (行政への参加手法) 第8講 民主政治と市民参加 (司法への参加手法) 第9講 市民活動 (1) 第10講 市民活動 (2) 第11講 映画鑑賞 (市民の多様性と民主主義) 第12講 話し合いの技法 第13講 環境問題と市民 第14講 国際社会と市民 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 毎講義時のミニレポート 40% 定期試験 60% 毎回講義時に、教員が作成した資料を配布します。 準備学習 担当教員から一言 新聞、インターネット等でテーマに関する情報を収集し、1時 社会をよくするのも悪くするのも市民です。社会とのつながり 方を知り、つながれる意識を持ってもらえたらと思います。 間程度予習・復習すること。 政治学 小林慶太郎 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この授業では主に、政策の決定や政府の役割など、政治の仕 組みについて、扱っていきます。 例えば選挙。いったいどのような仕組みで行われているので しょうか。そして選挙というものは、本当に民主的な仕組みな のでしょうか。そもそも選挙はなぜ必要なのでしょう。そして 政府は、どのような役割を担っているのでしょうか。 できるだけ、その時々の政治ニュースの解説なども行ってい くことで、学生諸君に、日本の政治や社会の仕組みに対する関 心を高めてもらうことを、この講義のねらいとしています。 到達目標 この講義では、学生諸君が、日本の政治や社会に関する基本 的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の政治ニュースをあ る程度理解できるようになることを、到達目標としています。 講義計画 第1講 ガイダンス 政治学と政治 第2講 統一地方選挙を見る 第3講 政治と政策 第4講 政策の決定と民主主義 第5講 選挙とマニフェスト 第6講 圧力団体と政治的景気循環 第7講 さまざまな選挙制度① 小選挙区制 第8講 さまざまな選挙制度② 大選挙区制 第9講 さまざまな選挙制度③ 比例代表制 第10講 多数決と話し合い 第11講 もしも政府が無かったら 第12講 市民革命と夜警国家 第13講 市場の失敗と福祉国家 第14講 政府の失敗と行政改革 第15講 日本の政党政治を展望する 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 なし (必要に応じてプリントを配布する場合があります) 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する簡単な課題の提出状況および受講態度:30% 【参考文献】 浅羽通明「新書で大学の教養科目をモノにする政治学」光文社新 定期試験(自筆ノートのみ持込可) :70% 書 (2011年) 北山俊哉、久米郁男、真渕勝「はじめて出会う政治学〔第3版〕」 有斐閣アルマ (2009年) 日頃からテレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛け 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 るとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは参 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 考文献等で調べておくようにして下さい。 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 − 31 − 財政学 三城安生 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 今日の我が国は大きな財政問題を抱えています。具体的には、 膨大な長期政府債務残高や医療・年金・介護などの社会保障関連 費用の増加、長引く景気低迷による税収の落ち込みなどがあり ます。こうした諸問題に関して、政府の果たすべき役割とはど のようなものであるか我々も考えていく必要があると言えます。 本講義では国や地方公共団体の経済活動である財政について学 んでいきます。講義を通じ基本的な財政の理解を目指すととも に、今後私たちが社会で活躍するために必要となる教養として の財政を学びます。 到達目標 ・財政について関心を持てるようにする ・財政に生じている諸問題を認識できるようにする ・租税や政府支出の在り方を通じて財政の基本的なしくみを理 解する ・日本の財政について自分の言葉で簡単な説明ができるように する 講義計画 以下のような計画で講義を行います。 第1講 ガイダンス、講義の概要 第2講 政府の役割 第3講 財政制度 第4講 財政問題 第5講 政府支出 第6講 租税の役割 第7講 租税制度 (1) 第8講 租税制度 (2) 第9講 中間試験 第10講 社会保障 (1) 第11講 社会保障 (2) 第12講 財政政策 (1) 第13講 財政政策 (2) 第14講 地方財政 (1) 第15講 地方財政 (2) 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 成績評価の方法は定期試験と中間試験、および小テストにより 特定のテキストは使用しません。各回の講義で使用する配付資 料は、インターネットのホームページを通じて各自で準備して ます。 もらいます。アクセスの方法については、ガイダンスで説明し 定期試験 50%、 中間試験 20%、 小テスト 30% ます。 〔参考文献〕 林宜嗣、 『基礎コース 財政学 第三版』 有斐閣 (2012) 配付資料や参考文献などを用いて自主的な予習・復習を行うこと 特にありません。 に加え、財政に関する新聞記事を自分の言葉でまとめるなど各 自で積極的な復習を行ってください。また、財政関係のニュー スに関心を持つことを期待します。 社会学 三田泰雅 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 私たちは社会の中で生まれ、育ち、暮らし、そして死んでゆく。 社会は、私たち一人ひとりが集まって作り上げている大きな何 ものかである。 一方で、社会は個人を作る働きも持っている。私たちは成長 するにつれ、何が正しく、間違っているか、また、何が望ましく、 望ましくないかの判断を身につけてゆく。この基準をもたらす ものが社会である。社会は一人ひとりの心の中に集積するもの でもあるのだ。 私たちの外と内との両方にある「社会」とは何であるのか。こ の授業では、社会とはどんなものかを考えてゆく。 到達目標 社会学的なものの見方や考え方を身につける。 成績評価方法 平常点30%、中間試験15%、期末試験55% 準備学習 新聞やニュース等によく目を通しておくことがのぞましい 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 規範と価値 第3講 社会化 第4講 家族とライフコース 第5講 恋愛と結婚 第6講 社会の中の子ども 第7講 学校の機能 第8講 社会階層 第9講 都市とは何か 第10講 社会としての地域 第11講 村落 第12講 開発と地域 第13講 社会的排除と包摂 第14講 グローバル化と日本社会 第15講 まとめ テキスト・教材(参考文献含む) 授業中に教材を配布する 担当教員から一言 学生諸君の積極的な参加を期待します − 32 − メディアの150年史 1年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 メディアという概念を拡大的に理解し、メディアによって社 会がいかに影響を受けるかを理解していきます。このことは、 都市型文明、劇場型社会、情報化社会の一成員としての常識を 育成に繋がるある種の 「気づき」 を触発して行くことでしょう。 1.講義の概略、進め方をガイダンスする。ローマ帝国のリテ ラシー、中世社会のリテラシーについて 2.印刷革命の拡がり、リテラシーの拡大 3.情報の共有と検証の時代:新聞、百科事典の開発について 4.壁画、絵画、封印された映像からの脱出。動画の登場につ いて 〜その1〜 5.動画の登場について。〜その2〜 映画の発明 6.情報の電信化、声の送信と受信 7.ラジオの社会的な成立過程を追う。 8.プロパガンダと宣伝の時代 〜その1〜 ヒットラーの場 合 9.プロパガンダと宣伝の時代 〜その2〜 消費社会の形成 について 10.テレビの時代 〜その1〜 速報性、共感文化の創出につ いて 11.テレビの時代 〜その2〜 国際的同時性、戦争の同時体 験について 12.劇場型社会の功罪。メディアリテラシーとは 13.すべてのメディア特性を飲み込むネット社会とは 14.マクルーハンの格言を検証する。 15.講義のまとめ。試験傾向について。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 黒島哲夫 講義のねらい 一般的にグーテンベルグの活版印刷の発明から情報の拡大再 生産技術が広まり、産業革命による消費社会の形成が今日の都 市文明、なかでも情報に支配される文明を形成してきました。 そこで、本講義では各種のメディア機器が出そろい始めた19世 紀後半から今日のIT化されたネット社会までを、文明史的なト ピックを追いながら理解していきます。 到達目標 期末テストを実施します。記述式、小論文スタイルで行います。 必要に応じて講義の中で資料を配布します。 受講生はご両親の子ども時代のメディア体験(テレビ、ラジオ、 個人独自のメディア活動を可能にしているこの時代にあって、 CD、携帯電話など)の始まりを、その後の経緯を、それとなく メディアという怪物をいかに客観視出来るか、そのヒントを探 聞き取り、自分の場合と比較して考えておくこと。 りたいと思っています。同時に、教養としてのメディア発展の プロセスを学んでもらいたい。 メディアリテラシー 黒島哲夫・木村眞知子・関根辰夫・前川督雄 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい メディアリテラシーとは社会に溢れる様々なメディアを読み 解き、それぞれのメディアを介して伝えられる情報の背景や意 味を評価できる能力、つまり「メディアを読み書きすることがで きる能力」ということです。この説明だけでは、諸君は理解出来 ないかもしれません。何故ならメディアがあまりにも溢れすぎ ている環境で育ってきたからです。そこで4名の先生で構成す るこの講座では、まずは「メディアの楽しみ方」を伝授したいと 思います。メディアに対する接し方をちょっと変えるだけで、 新鮮な発見と感動を体験できるようになるでしょう。 到達目標 各自のメディア環境下で、無意識に当たり前と思っている事 柄に対して、なんらかの観察意識や他のコンテンツやテーマと 比較する意識を持てるようになってもらうことです。 講義計画 1.ガイダンスと教授陣の紹介。それぞれに短い講義内容の説明。 (黒島) 2.メディアとは 3.メディアリテラシーとは 4.メディアを観察し、比較するとは (関根) 5.CDというメディアに潜んでいる常識と真実のギャップ 6.日本の音楽業界におけるマスメディアとの関わり 7.K-POPとJ-POPの比較による韓国と日本の文化の考察 8.卒業生凱旋講義 or DVDの鑑賞 (前川) 9.デジタルネイティブ 〜幼少時からバーチャル世界に慣れ 親しむ世代〜 10.インターネット 〜マスメディアに並ぶ第5の力〜 11.メディアエコロジー 〜情報環境が心身に及ぼす良い影響 と悪い影響〜 (木村) 12.メディアの今 〜どうなる? どうする? 新聞〜 13.メディアの今 〜どうなる? どうする? テレビ&ラジ オ〜 14.メディアの今〜どうなる? どうする? 広告コミュニケー ション〜 15.まとめ。4先生から締めくくりのお話 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 4名の先生がそれぞれ3回講義を受け持ちますが、各先生の3 講義中に、適宜、各先生方が資料を配布するかもしれません。 回目の講義時に小レポートを教室で書いてもらいます。小レポー トは10点満点で採点され、その平均点から評価します。 特に必要はありませんが、各自の1日なかで、例えば、スマホ 15回の講義中、1〜2回は、卒業生の凱旋講義やDVDの鑑賞な でネットを見たりゲームをしたりする時間がどれくらいあり、 ど、今季の時節にあったリラックスして受講できる話題を用意 新聞やテレビを視聴する時間がどれくらいあるかなど、メディ したいと考えています。 アと接する行動の時間的な割合を、それとなく事前に掌握して おいてください。 − 33 − 社会福祉論 新川朋子 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 私たちの生活をめぐる動向(少子高齢化や家庭機能の脆弱化) を学び、社会福祉基礎構造改革以降、目まぐるしく変化する社 会福祉の動向について把握する。また、社会福祉の概念と基本 理念を深く理解し、法制度の背景にある障害者観、児童観、高 齢者観などについて学ぶ。そして、社会福祉の実践において援 助者がもつべき倫理観や価値観など社会福祉実践における原理 原則についても学習する。 到達目標 ・社会福祉の概念と基本理念を理解する。 ・社会福祉の歴史を知る。 ・社会福祉の担い手を知り、その倫理・原則と援助の技術や方法 を知る。 ・障害者福祉、児童福祉、高齢者福祉などの分野ごとの理念・制 度・実施体制を理解し、その課題を考察する。 成績評価方法 準備学習 ・日頃から、新聞やニュースなどに興味を持ち、見聞を広げ、 社会福祉の動向を調べるようにする。 ・指定された次回のテキスト範囲は、必ず読んでくること。 ・授業時間内に持ち込みなしの小テストを実施するので、その ための復習をすること。 松井真理子 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 人権とは、全ての人が一人ひとり大切にされ、人間らしく生 きることを保障されることです。この授業では、人権を差別の 問題だけに狭く捉えず、人権が生まれてきた経緯や発展の歴史 など、基本からしっかり学びます。また、差別を受けやすい人 の個別の人権課題についても学び、人権感覚に敏感な人づくり を目指します。 到達目標 1 人権の概念を正確に理解する。 2 人権侵害に敏感になる。 3 個人の人権の尊重と、共同体による社会づくりとの関係を 理解する。 成績評価方法 毎講義時のミニレポート 40% 定期試験 60% 準備学習 テキスト・教材(参考文献含む) 後藤卓郎編集 『シリーズ福祉新時代を学ぶ-新選・社会福祉』第 2版 みらい 定期試験60% 小テスト30% 授業内のレポート10% 人権論 講義計画 第1講 ガイダンス、講義の概要 第2講 私たちの暮らしと社会福祉 第3講 社会福祉の概念と基本理念 第4講 社会福祉を巡る動向 第5講 日本の社会福祉の歴史 第6講 イギリスとアメリカの社会福祉の歴史 第7講 北欧の社会福祉の歴史 第8講 社会福祉の法制と実施の仕組み 第9講 社会福祉の担い手 第10講 福祉専門職を巡る課題 第11講 社会福祉援助の方法 第12講 児童福祉 第13講 障害者福祉 第14講 高齢者福祉 第15講 社会福祉の課題と今後の方向性 定期試験 担当教員から一言 社会福祉とは、 「人々の暮らしが、よくあり続けるための社会的 な努力や方策」といえます。現代社会において社会福祉を学ぶこ との意義を理解し、思考を止めず自ら学び考える姿勢を持って 授業に臨んでください。 講義計画 第1講 ガイダンス・人権とは何か 第2講 人権の歴史 (1) 第3講 人権の歴史 (2) 第4講 自由権 (1) 第5講 自由権 (2) 第6講 社会権 (1) 第7講 社会権 (2) 第8講 マイノリティの人権 (部落問題) 第9講 マイノリティの人権 (障害がある人1) 第10講 マイノリティの人権 (障害がある人2) 第11講 マイノリティの人権 (外国人) 第12講 マイノリティの人権 (女性) 第13講 マイノリティの人権 (子ども) 第14講 暮らしの中の人権 第15講 人権のまちづくり 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回講義時に、教員が作成する資料を配布します。 (参考文献) 四日市市人権センター 「人権の基本 (中・上級編) 」 その他、国・自治体が作成している各種人権パンフレット 担当教員から一言 日々の新聞やテレビ等のニュースで報道されていることがら、 わかりやすい映像教材を使って理解を深めます。人権はあらゆ あるいは日常の生活の中で起こっていることがらについて、講 る学習の基礎ですので、ぜひ受講してください。 義で学んだ人権がどのように生かされているか、あるいは生か されていないか、毎日考えてみてください。 − 34 − ジェンダー論 1年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 到達目標 第1回 ガイダンス 第2回 ジェンダーとは何か1 第3回 ジェンダーとは何か2 第4回 性別役割分担と家族1 第5回 性別役割分担と家族2 第6回 日本のジェンダー格差1 第7回 日本のジェンダー格差2 第8回 世界から見た日本のジェンダー格差1 第9回 世界から見た日本のジェンダー格差2 第10回 世界のジェンダー問題1 第11回 世界のジェンダー問題2 第12回 性の多様性性の多様性 第13回 セクシュアル・ハラスメント 第14回 ドメスティック・バイオレンス 第15回 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 柴田啓文 講義のねらい いわゆる「男らしさ」 、 「女らしさ」を社会的な観点から検討し ます。 「ジェンダー論」は、私たちが当り前のこととしている 「男らし さ」や「女らしさ」を問い直すものであり、 「ジェンダー」は日々の 暮らしの中で経験する非常に身近な問題です。 そうであるからこそ、「ジェンダー論」を学ぶことは私たちの 生き方に大きな影響を与え、人生を変えてしまうほどの力があ ります。ですから、この講義を受講されるみなさんにも、講義 する私自身にも、ある種の 「覚悟」 が求められます。 「ジェンダー」に関わる基本概念の理解。 インターネットを通してジェンダーに関わる情報を収集、分 析するための基本知識の習得。 平常点40%と定期(レポート)試験60%により評価Lます。平常点 テキストは使用しません。 「癒しのセクシートリップ」 (太郎次郎社、 は、 「教育支援システム」上の小テスト、授業中の課題提出など 参考文献:安積遊歩著 2100円) 。 によります。 準備学習 講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの ような問題があるかについての情報を集めてください。また、 講義のあとに、各自の観点で情報を分析し、自分の考えをまと めてください。 現代社会と人間 1年次 2単位 後学期 選 択 担当教員から一言 受講者が少ない場合はコンピュータ教室を利用します。受講 者が多い場合はー般教室での講義となりますが、学習支援シス テム(MOODLE)やTwitterを利用します。事前にコンピュータ についての特別な知識は必要ありません。 講義計画 到達目標 第1講:ガイダンス、現代社会の問題群 第2講:第1章 プロローグ1 第3講:第1章 プロローグ2 第4講:第2章 人口爆発 第5講:第3章 通信革命と金融革命1 第6講:第3章 通信革命と金融革命2 第7講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー1 第8講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー2 第9講:第5章 ロボットとオートメーションと新しい産業革命 第10講:第6章 自然環境にせまる危機1 第11講:第6章 自然環境にせまる危機2 第12講:第7章 国民国家の将来1 第13講:第7章 国民国家の将来2 第14講: ポール・ケネディが予想しなかったもの 第15講: まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 富田 与 講義のねらい この講義では、前世紀の終わりに「21世紀の課題」として提起 されていたいくつかの論点を考えていきます。テキストにする 『21世紀の難問に備えて(上巻) 』は、イギリス生まれの歴史学者 ポール・ケネディが1993年に発表したもので、20世紀の終わりの 時点で、21世紀にどのような事が問題となりうるかを歴史を踏 まえて予想したものです。広範な内容は、現代社会の人間が直 面する問題を考える手がかりを提供してくれます。 到達目標は「いま、何が問題かを理解する」 です。 『ポール・ケネディ21世紀の難問に備えて (上) 』 ポール・ケネ 章ごとのレポートと最終レポートで評価します。 最終レポートは原稿用紙5枚程度。テーマは講義の中で指示し ディ著 草思社 1900円 ます。 準備学習 予習のために各章ごとにレポート課題を出します。 担当教員から一言 広いテーマを少しずつつまみ食いしながら、いまの社会を見る 手かがりをつかんでみてください。 − 35 − 憲法 中西紀夫 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 大学での一般教養課程で履修対象の社会科学系列科目の中に 「憲法」が加えられているのは、すべての法律の基本法というだ けでなく、将来どの方向に進むにせよ、立派な社会人として世 の中に貢献していくのに重要な教養であると考えられているか らです。したがって、しっかりと学んでもらいたいと思います。 到達目標 各項目の内容把握だけでなく、できるだけ多くの規定を認識 できるようになってもらいたいと考えています。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 憲法の機能 第3講 天皇と国民の関係 第4講 国民の三大義務 第5講 基本的人権とその種類 第6講 環境権 (判例的考察) 第7講 憲法上の権利と義務 第8講 法の下の平等 第9講 絶対平和主義 第10講 国家機密と国民の知る権利 第11講 平等な投票にするための権利義務 第12講 行政救済 第13講 国際私法 第14講 憲法改正問題 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は、次のような評点配分です。 定期試験 85% 受講態度 15% テキスト:中西紀夫著 『社会環境と法』 嵯峨野書院 (2010年) 2600円+税 (価格) 準備学習 担当教員から一言 予習と復習は必ずして下さい。内容はテキストを読むこと及び わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。 自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学 び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ いでしょう。 法学 中西紀夫 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 社会科学系の学部で「法学」が中心的な教養科目に位置づけら れるのが多いのは、各方面の指導者養成等のための単位取得要 請科目であるというだけでなく、人生の礎となる科目であると いうことではないかと思いますので、その視点に立って講義を 進めていきたいと考えています。 到達目標 常に法律的な視点にも立って物事を考えられるようになるこ とを、到達目標にしたいと思います。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 〇社会規範 〇実定法と自然法 第3講 〇六法の意味 〇法源 第4講 〇制定法の体系 〇法の形式による分類 第5講 〇法の種別 (国内法) 〇国内法と国際法 第6講 〇公法と私法 〇裁判による権利の実現 第7講 〇法の適用 〇法解釈における問題点 第8講 〇権利と義務 〇権利義務の主体と客体 第9講 〇罪刑法定主義 第10講 〇法と裁判 (裁判の仕組み) 第11講 〇民事裁判 〇刑事裁判 〇行政裁判 第12講 〇司法権の独立と公開主義 第13講 〇自由心証主義 〇今日までの裁判の課題 第14講 〇裁判員制度とその課題 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は、次のような評点配分です。 定期試験 85% 受講態度 15% テキスト:中西紀夫著 『社会環境と法』 嵯峨野書院 (2010年) 2600円+税 (価格) 準備学習 担当教員から一言 予習と復習は必ずして下さい。内容はテキストを読むこと及び わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。 自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学 び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ いでしょう。 − 36 − 民法入門 小林 聖仁 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 法の分類には様々な分類方法があるが、民法(民事法)とよば れる法分野に属する法は、 その分量だけでも非常に多い。しかし、 今後において他の法律を学んで行くにあたって、契約・代理・不 法行為・相続などの概念の理解は他の法分野の学習の理解に非常 に大きいといえる。そこで、1年次に、まず民事法分野の概要と 最低限の基礎知識を初学者に分かりやすい身近な例を豊富に引 きながら示すことにより、法律学習の礎としたい。 到達目標 今後民事法分野の学習を進めていく上で必要な民法条文の主 要部分につき基本的な定義(用語の意味)を正確に理解すること を目標とする。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 小テスト65%、定期試験35% テキスト 今尾真・大木満・黒田美亜紀 編著 「フレッシャーズのための民事 法入門」 (成文堂) 教材 条文については鎌田薫 編「デイリー六法2015平成27年版」 (三 省堂) を参照する。 裁判例については適宜プリントを配布する。 準備学習 講義を受ける前に予定されているテーマにつき、テキストを読 んでおくこと。 講義の後には小テストを予定している。解答及び解説は次の講 義の冒頭にプリントで配布するので、誤答した問題については テキストの記述との関連を確認しておくこと。 倫理学 牛島 謙 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい テーマは「医療を通じて日本の社会を考える」 です。 『ブラックジャックによろしく』というコミックを読んだこと がありますか。そこには、日本の医療が抱える諸問題が克明に 描かれています。 この講義では、日本の医療の問題点を浮き彫りにしながら、 アメリカの医療と対比させていきます。そして、欧米人、特に アメリカ人と日本人の考え方・生き方の違いを知ってもらいま す。そして、日本の医療の質はほんとうに高いといえるかどう かを患者の立場で考えてください。 到達目標 到達目標は、国際的な視点から日本の社会を見る力を養成す ることです。医療という人の命に直接かかわる場面で、社会の あるべき姿を考えることができるようになりましょう。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、講義の概要 (民法とはどのような法律か) 第2講 契約の成立 第3講 契約の有効性 (1) 第4講 契約の有効性 (2) 第5講 契約の主体 第6講 契約の種類 第7講 契約違反に対する救済 第8講 契約の効果が第三者に帰属する制度 第9講 所有権の意味とその効力 第10講 不法行為 第11講 債権の担保 第12講 民事裁判の概要 第13講 家族の法 (1) ――親族法 第14講 家族の法 (2) ――相続法 第15講 発展学習――民法と現代の新たな契約 定期試験 担当教員から一言 私語は厳禁。テキスト・教材・筆記具等を持参し、授業を受ける 体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的問題に も注意し、 事前知識を得ておくとなおよい。条文を参照するので、 各自六法を用意すること。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 映像で見る日本の医療の諸問題 第3講 日本の医療の諸問題:終末期医療 第4講 日本の医療の諸問題:大野病院事件 第5講 患者の権利に基づくアメリカの医療 第6講 日本の医療の特殊性:診療ガイドライン 第7講 日本の医療の特殊性:医薬品 第8講 バイオエシックス(生命倫理) 第9講 医療事故に対する日本の制度 第10講 医療事故の事例 第11講 アメリカの医療事故研究 第12講 マサチューセッツ州医師登録局 第13講 同意法理の三つの判決 第14講 同意法理 第15講 インフォームド・コンセントの法理 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次の2点で評価します。 1 レポート 20% 2 定期試験 80% 牛島研究室編 『 「倫理学」 講義2015』 準備学習 担当教員から一言 毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時 の解答や授業中に使用した教材について参照してください。 間、プロジェクタを使用します。 牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015 {http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/} − 37 − 哲学 牛島 謙 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい テーマは「インターネットの哲学」 です。 日本でもインターネットを活用している人は多数います。し かし、利用者は増えたものの、インターネットがどのような人々 によってどんな想いで創られたかは、意外と知られていません。 この講義の目的は、インターネットというネットワークの特 質を理解することです。特にその設計思想に焦点をあてていき ます。アメリカの人々がどういう想いでインターネットを創っ たのか、そしてどういう人々がインターネットを支えているの かを知ってもらうのが、この講義のねらいです。 到達目標 到達目標は、インターネットというテーマを通じて、アメリ カ人の考え方や生き方を理解してもらうことです。アジアに位 置する日本と大きく異なっていることがわかってもらえばと思 います。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 ウィキペディアとウェブ2.0 第3講 グーグル対ヤフーの日米比較 第4講 インターネット小史 第5講 ARPANET 第6講 RFCの精神 第7講 ウェブの創造 第8講 ハッカー倫理 第9講 インターネットの設計思想 第10講 自律分散のネットワーク 第11講 エンド・ツー・エンド 第12講 IETFとは何か 第13講 IETFの道 第14講 まとめ:インターネットとその精神 第15講 インターネットの未来 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次の2点で評価します。 1 レポート 20% 送信フォームで提出 2 定期試験 80% 牛島研究室編 『 「哲学」 講義2015』 準備学習 担当教員から一言 毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。 の解答や授業中に使用した教材についても参考にしてください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時 間、プロジェクタを使用します。 牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015 {http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/} 芸術学 吉村壽夫 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 芸術とは、スポーツから芸能までを包括し、精神力学、心理学、 生理学の分野をも領域としている。芸術とは 「生きがい」 「夢」 「希 望」を満たすものである。高次元の未来文明とは、西洋文化と東 洋文化の融合である。その融合させるのが芸術であるとも言わ れている。人類の文化の曙は、紀元前4、5万年、人間が自ら 火を作ることの発見であった。現代美術の表現は、コンピュー タ・アート、空間を意識した環境美術、アース・アートへと多様 化されてきている。講義では原始美術史から現代美術史までを 総合的に理解させることを目的とする。 到達目標 講義では、美術史、美術概論、少々の実技、また、DVD等の 鑑賞活動を通じ、歴史と美術のかかわりの美術理論、形態学、 色彩学などを総合的に理解させ、美の発見、そして創造の喜び、 感動を与えることを目的とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、美術概論 第2講 古代の写実・様式・紋様 第3講 エジプト様式 第4講 ギリシャ・カノン 第5講 美術三大要素の説明と実技 第6講 イタリア・ルネッサンス 第7講 レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ビデオ講義 第8講 構図の動と静、光と影 第9講 印象派・東洋と西洋 第10講 フォービズムとキュービズム 第11講 紙によるファクツーラ実技 第12講 人間回復の試みとシューレアリズム 第13講 20世紀現代美術造形 第14講 講義全体のまとめ説明 第15講 レポート試験内容説明 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) 次のような配分により総合評価 小レポート、実技および講義への参加状況 (50%) 定期試験 (50%) テキスト教材は「西洋美術史」高階秀爾、美術出版社 *教材 は必備 (レポート提出に必要) 講義内容の内30%が実技講義、その実技費自費 準備学習 担当教員から一言 「美術のみかた」、「美術の歴史」 、 「現代芸術入門」 、 「文明論」 、 芸術文化論、美学を通じて、物の見方、考え方を多角的、また 西洋美術史、日本美術史、美術ビデオ教材DVD、テーマごと資 創造性豊かにして、陶冶された人間性を構築してもらいたい。 料提供。 − 38 − 文学 永井 博 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 日本の文学において現代性が顕著になってくるのは、だいた い1920年代のことである。<都市>の成立を背景とする新しい 感受性の表象、芸術の他ジャンルとの積極的な交流、世界的同 時性などといった、それまでにはない要素が立ち上がり始めた のである。そこで生み出された文学作品が取り上げた様々な問 題は、当然のことながら今日の私たちが直面しているものに通 じるものである。本講義では、 多くの文学者たちがどんな問題を、 どのように取り上げ、どんなふうに格闘し、どのように克服・敗 北してきたかについて考えてみたい。 到達目標 現代の私たちに身近なものとして1920年代以後の文学をとら え直すとともに、現代を生きる私たちの指針としていくことを 到達目標としたい。 成績評価方法 講義計画 第1回 ガイダンス 第2回 志賀直哉 「城の崎にて」 ① 第3回 志賀直哉 「城の崎にて」 ② 第4回 横光利一 「頭ならびに腹」 ① 第5回 横光利一 「頭ならびに腹」 ② 第6回 近代日本の日記 第7回 戦争の時代の日記 第8回 近代俳句概観 第9回 戦争と俳句 第10回 丹羽文雄 『還らぬ中隊』 ① 第11回 丹羽文雄 『還らぬ中隊』 ② 細12回 丹羽文雄 『還らぬ中隊』 ③ 第13回 丹羽文雄 『還らぬ中隊』 ④ 第14回 近代短歌概観 第15回 斎藤茂吉 テキスト・教材(参考文献含む) 受講態度50%、定期試験50%を目安にして総合的に判断する。 プリントなどの資料を配布します。 準備学習 担当教員から一言 『鑑賞日本現代文学』(全36巻・角川書店・本学情報センターに 一番大切なことは自分で作品を読んで考えることです。私の講 架蔵)の関係各巻などを参考にするとよい。また、講義で取り上 義を聴くのはもちろんですが、それだけでは意味がありません。 げる作家と作品の数には限りがあるので、他の作家の作品もた それを参考にして、必ず自分で作品を読むようにして下さい。 くさんよ読んでみてください。 文章表現論 1年次 谷崎智子 2単位 前学期・後学期 選 択 講義のねらい ことばの持つ重要な機能は、思考と伝達である。私たちは、 ことばを通して物事を考えている。ことばにならない漠然とし たイメージの時も思考している。ことばという小さな出口を使っ て、思考をまとめたり表現したりする。ここではそのことばを 使って日本語の文章表現を行えるようにしたい。文章を書くに は、自分の内面にあることばを生かし、語彙を増やしてさらに 書きことばを使うことが必要となる。必要に応じてことばの使 い分けげできるようにしたい。 到達目標 日本語の文章表現を学んできたのっで、それを生かし、自分 でのことばでいかに相手に伝えることができるのかを考えるこ とを目標としたい。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンスと講義概要 第2講 原稿用紙の使い方 第3講 日本語の表現 ① 第4講 日本語の表現 ② 第5講 日本語の表現 ③ 第6講 小論文の書き方 ① 第7講 小論文の書き方 ② 第8講 小論文の書き方 ③ 第9講 小論文の書き方 ④ 第10講 小論文の書き方 ⑤ 第11講 小論文を書く ① 第12講 論文と卒論の書き方 ① 第13講 論文と卒論の書き方 ② 第14講 小論文を書く ② 第15講 小論文を書く ③ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 積極的に参加し・学習意欲を持つことについて評価をする。10% 小論文 30% 定期試験 60% 講義時にプリントを配布します 準備学習 担当教員から一言 文章の書き方の本は多数出版されています。各自でそれらを読 実際に小論文を書きます。積極的に講義に出席すること。普段 から新聞 (社説等) をよく読む習慣をつけておく。 んで学習して講義に臨んでください。 − 39 − 文章表現論 1年次 永井 博 2単位 前学期・後学期 選 択 講義のねらい 日本語に限らず、ことばについて学ぶということはそのこと ばによって生きる人間についての理解を深めるということであ る。言い換えれば、それは単に文法や単語を覚えたりするだけ のものではなく、ことばで生きている人のものの考え方や感じ 方を学ぶということである。私たちが日本語を学ぶ時も、日本 語で考え、日本語で感じ、日本語で生きている人たちのものの 考え方や感じ方を学ぶのである。ことばについて学ぶというこ との、このような理解に立って、受講者全員で「文章」による「表 現」 の技術を磨きたい。 到達目標 ことばについて様々な視点から理解を深めつつ、文章を書く ことで自分の考えや感じ方をいかに人に伝えるか、そのトレー ニングをし、文章を書く力をつけることを目標にしたい。 成績評価方法 講義計画 第1回 ガイダンス 第2回 文章表現に関する諸問題 その1 仮名づかい 01 第3回 文章表現に関する諸問題 その2 仮名づかい 02 第4回 文章表現に関する諸問題 その3 漢字制限 01 第5回 文章表現に関する諸問題 その4 漢字制限 02 第6回 文章表現に関する諸問題 その5 送り仮名 01 第7回 文章表現に関する諸問題 その6 送り仮名 02 第8回 前半の復習 第9回 原稿用紙の使い方 第10回 論理的文章の書き方 01 第11回 論理的文章の書き方 02 第12回 文章表現の練習 01 第13回 文章表現の練習 02 第14回 文章表現の練習 03 第15回 文章表現の練習 04 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 受講態度40%、定期試験40%、提出物20%を目安に総合的に判 断する。 プリントなどの資料を配布します。 準備学習 担当教員から一言 文章の書き方についての本はたくさん市販されているので、 ドリルや説明文の書き方を練習したものなど、何回か提出物を 出してもらうので、積極的に出席すること。教室に来て、自分 自分でいくつか読んでみること。 なりに考え、文章を書く練習をすれば、得るものはきっとある。 文章表現論 1年次 高田晴美 2単位 前学期・後学期 選 択 講義のねらい 文章を読む能力、書く能力は、大学で、そしてこれからの人 生の様々な場面で必要とされます。単に日本語で文章っぽいも のを書けばそれでいいわけでもありません。文章には、目的に 応じたスタイル、論理の構成や展開、主張の盛り込み方など、 おさえなければならないツボが多々あります。それは、何とな くではなく意識して構成を練り、書くという訓練を通してしか、 なかなか身に着けられません。この講義では、読み手に言いた いことが伝わる分かりやすい文章とは何かを考え、論理展開を 意識して構成を練り、文章にしていく訓練をします。 到達目標 レポート、小論文等、大学での学業や、就職活動、そして社 会人として活躍するであろう将来において役立つ文章表現力を 身に着ける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、分かりやすい文章とは 第2講 分かりやすい文を書くためのスキル① 第3講 分かりやすい文を書くためのスキル① 第4講 パラグラフ・ライティング① 第5講 パラグラフ・ライティング② 第6講 パラグラフ・ライティング③ 第7講 パラグラフ・ライティング④ 第8講 レポートの基本 第9講 小論文の基本① 第10講 小論文の基本② 第11講 小論文の練習① 第12講 小論文の練習② 第13講 小論文の練習③ 第14講 小論文の練習④ 第15講 小論文の練習⑤ 定期試験 (作文) テキスト・教材(参考文献含む) ほぼ毎回の提出課題(60%) 定期試験(40%) 毎回プリントを配布します。 準備学習 担当教員から一言 日頃から、本や新聞の記事、社説、コラムなど、文章を読む機 文章力は一朝一夕には身に付きません。地道にコツコツと課題 会を多く持つようにしましょう。読む際には、論理展開の仕方 をこなすことを厭わない方のみ履修してください。 を意識するとよいでしょう。 − 40 − 教育学 小森久衛 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 今日の教育改革の諸問題学校教育行財政改革が今日的課題と して継続的に議論され、順次実施されているが、その社会的合 意を欠く拙速な進行が危惧されつつも、一方で、その必要性へ の国民的理解も漸次形成され、地域社会での多様な相互連携的 な取り組み・運動が主体的地域主権の実質を示し始めている。本 講義では、政府関係の具体的な改革案に即してその問題点と課 題を考察する。 到達目標 教育改革課題の実効的実施は、その担い手の現実的で実践的 な課題意識・自覚のあり方に依存する。この課題は、文化、伝統、 生産関係等の再生産に係わる諸施策への共同的=連帯的市民参 加の基礎としての民主主義形成への問題提起としての受け止め が求められる。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) テキスト:講義ごとにレジュメ・資料を配布する。 教 材:講義の中で適宜指示する。 参考文献:授業の中で適宜支持する。 定期試験で評価する。 合否の最終判定で出欠状況を考慮することがある。 準備学習 担当教員から一言 本講義は、今日の教育・学校改革に関する諸問題を 「批判的」に考 察する。常に現実的で継続的な観点から興味・関心を持つ学生諸 君とともに、今後の望ましい改革のありかたについて議論して みたい。 前回までの講義内容を踏まえて主体的に参加すること。 宗教学 三好俊徳 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 多くの日本人は宗教に無関心であると言われるが、実は宗教 は現代日本人の生活にも深く関わっている。それでは、日本の 宗教はどのようなものがあるのか、またそれらは日本人の生活 にいかに関わってきたのか。この講義では、世界の宗教と比較 するなかで仏教の特徴を明らかにし、さらに仏教を中心とする 日本の宗教の諸相について歴史的経緯を踏まえて解説し、具体 的事例を示しながら宗教と社会について考えることを目指す。 到達目標 講義計画 ① ガイダンス (講義のねらいと概要) ② 教育とは何か (教育の概念) ③ 精神発達と教育の相互関係 [教育・発達・学習心理学的視点か ら] (1) ④ 同上 (2) ⑤ 同上 (3) ⑥ 同上 (4) ⑦ 現代社会の教育改革的諸問題 (総論) ⑧ 教育の地方分権と規制緩和・民営化 ⑨ 教育行財政改革の諸問題 ⑩ 改正 「教育基本法」 ⑪ 教育課程と 「学習指導要領」 ⑫ 「教育振興基本計画」 ⑬ 教育委員会制度、教科書検定制度 ⑭ 道徳教育の教科化、等 ⑮ 講義のまとめ 定期試験 まず宗教についての基礎知識を習得することを目標とする。 そのうえで、仏教をはじめとする日本における宗教の様相を学 ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に 宗教について考えるための基礎知識および方法を習得すること を目指す。 講義計画 第1回 ガイダンス 第2回 世界の宗教 (1) ―ユダヤ教 第3回 世界の宗教 (2) ―キリスト教 第4回 世界の宗教 (3) ―イスラム教 第5回 世界の宗教 (4) ―儒教 第6回 世界の宗教 (5) ―仏教 第7回 世界の宗教 (6) ―大乗仏教 第8回 日本仏教の宗派 (1) 第9回 日本仏教の宗派 (2) 第10回 日本仏教の宗派 (3) 第11回 日本仏教の宗派 (4) 第12回 仏教と国家 第13回 仏教と神道 (1) 第14回 仏教と神道 (2) 第15回 まとめ 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 授業時に資料を配付する 筆記試験70%と平常点(授業への意欲や受講態度など)30%を 〈テキスト〉 合わせて評価する。 予習として、参考図書を読むなどして、各回のテーマに関心を 特にありません。 持って参加すること。復習として、毎回、授業中に指示したテ キストや配布資料を用いて知識の定着を図ること。 【参考文献】末木文美士 『日本宗教史』 、岩波新書、840円 − 41 − 心理学 田中伊知郎 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 自然科学的なものの見方をする認知心理学の視点から、私た ちが外界から得る情報の特徴を解説します。この人類に特徴的 な過程を明らかにすることと、もう一つ人類が普遍的に行って いる「相手に理解してもらえる情報伝達」とはどういうものかの 学習を講義のねらいとします。 到達目標 表現と伝達における人類の特性の理解と、それに基づくより 相手に伝えやすい情報伝達の実践を到達目標にします。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス・視覚情報:色彩 色の対処理 第2講 視覚情報:色彩 表現(映像・絵画)における補色の 利用 第3講 第1回小テスト 視覚情報・色彩 第4講 第1回小テスト返却・講評 第5講 視覚情報・形 両眼視 第6講 視覚情報・形 アフォーダンス 第7講 第2回小テスト 視覚情報・アフォーダンス 第8講 第2回小テスト返却・講評 第9講 実験心理学からみた学習 第10講 個体学習と社会学習の違い 第11講 社会学習における課題 第12講 心の理論:人類における「教えること」の成立(レポー ト課題の配布) 第13講 心の理論:理解できるコミュニケーションの基礎とな る同情 第14講 実験心理学の技法・統計:因子分析を例にして 第15講 レポート返却・講評 定期試験 小テスト・レポートの合計が60点に満たない者だけが 対象 テキスト・教材(参考文献含む) 佐々木正人著 岩波科学 第1回小テスト 30% 第2回小テスト 30% レポート 40% 「アフォーダンス・新しい認知の理論」 各課題の不合格者には追加課題を指示し、クリアしたら点数を ライブラリー 1260円 加算します。それでも、60点に満たない者だけ、定期試験(最高 60点)を行います。 準備学習 色彩では、補色を使った絵画を画像検索してください。アフォー ダンスでは、事前にテキストを読み、講義で指示された動画を 必ず見てください。また伝達では、必要に応じて子安増生著「心 の理論」 岩波科学ライブラリー 1260円を参考にしてください。 文化論a 谷崎智子 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では、民話・食具・結婚について考える。 日本の民話を中心にして、外国の同じような作品との類似点 や相違点を明らかにし、その国の生活や文化とどうかかわって きたのかを考えていきたい。 私たちが毎日使っている食具 (箸・スプーン・フォーク・ナイフ) が世界でどのように発達して使われてきたのかを明らかにした い。 結婚という人生最大のイベントについて、国によってどのよ うな違いがあるのかを明らかにしたい。 到達目標 教養としこの講義を理解し、知識を深めてほしい。国だけでは なく積極的に自分で考えるる力をつけてほしい。 成績評価方法 担当教員から一言 教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達 成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に 変えて、よりよい理解を目指します。そのため、小テストおよ びレポートには必ずコメントつけて返却いたします。 講義計画 第1講 ガイダンス・講義概要 第2講 民話の起こりと発達 第3講 「うぐいすの里」 第4講 「飯くわぬ女」 第5講 「鬼が笑う」 第6講 「浦島太郎」 第7講 「火男の話」 第8講 「鶴女房」 第9講 「手なし娘」 ① 第10講 「手なし娘」 ② 第11講 食具 箸 第12講 食具 スプーン 第13講 食具 フォークとナイフ 第14講 結婚 ① 第15講 結婚 ② 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 積極的に講義に参加・学習意欲について評価をする. 10% 定期試験 90% 講義時にプリントを配布します 参考文献 河合隼雄 『昔話の深層』 福音館書店 マックス・リューティ 野村滋訳 『昔話の本質と解釈』 福音館 書店 蹟敬語 『日本の昔話』 (Ⅰ〜3) 岩波文庫 準備学習 担当教員から一言 第2講にこの講義で取り上げる民話を配布します。第3講以下 講義は一方向からの発信ではなく受け手の学生の積極的な態度 では必ず次回の作品を読んで自分なりに理解して講義に参加し によって成り立ちます。自分で学んだ事柄をもとに自分でさら に考えてほしいと思います。 てすること。 − 42 − 文化論b 前川督雄 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義の主題は、人間そして文化です。 文化をもち言語を使う動物はたくさんいます。しかし、祝祭 や葬礼を行う生き物は人類だけです。音楽は祝祭と密接に結び つき、古来、祝祭のなかで大切な役割を果たしてきました。世 界各地の音楽には、民族の太古からの智慧がつまっています。 また音楽は娯楽やコミュニケーションの重要な鍵となります。 「文化論b」では、音楽と祭りを主な切り口にして文化人類学・ 民族藝術学の基礎を学びます。 到達目標 人類史の中で自分の立つ位置、現代の世界の中で自分の立つ位 置をつかむ。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) なし。 小レポート40%、期末試験60% 準備学習 担当教員から一言 人文系列の枠組みを超えた学際的・総合的な講義内容になります。 この講義では知識の獲得よりも、自分で感じ、考えることを特 に重視します。 毎回のテーマをよく考えること。 歴史学 岡 佑哉 講義計画 第1講 ガイダンス/人間と動物の違い 第2講 人類はいつどこで生まれたのか 第3講 人類はどのように世界にひろがったのか 第4講 民族と文化 アフリカ 第5講 文化をつくる脳機能1 第6講 文化をつくる脳機能2 第7講 民族と文化 ペルシャとインド 第8講 民族と文化 シルクロード 第9講 文化の衝突 第10講 文化相対主義 第11講 民族と文化 世界遺産 第12講 民族と文化 コーカサス 第13講 神と祭り ヨーロッパの一神教 第14講 神と祭り 東南アジアの多神教 第15講 まとめ 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 現代の国際秩序・国家体制・社会状況・価値観などは、すべて歴 史的な背景のもとに形成されているが、歴史というと人物・出来 事を覚える「暗記科目」という印象を持つ人も多いと思われる。 しかし、歴史学という学問は常識にとらわれず通説を疑い、歴 史上の人物・出来事・時代の捉え方を考察するものである。本講 義は、日本史(特に近現代史)を中心に教養としての知識のみな らず、歴史学という学問の意義を学習する。その際、教科書的 な通説とあわせ近年の研究を紹介し、歴史には多様な捉え方が 存在することを学ぶ。 到達目標 ①教養としての歴史(本講義は日本史中心)の知識を身につけ る。②知識を活用し論理立てて記述をする力を身につける。③ 物事を複眼的・客観的に捉える力を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス―歴史を学ぶ意味とは?― 第2講 日本文化のはじまり―縄文・弥生・古墳時代― 第3講 律令国家から王朝国家へ―飛鳥・奈良・平安時代― 第4講 武家政権の成立と展開―鎌倉・室町・戦国時代― 第5講 江戸幕府の支配体制―江戸時代― 第6講 討幕運動と明治新政府の成立―幕末・維新期― 第7講 国会開設運動と憲法制定―明治時代中期― 第8講 日清戦争と日露戦争―明治時代後期― 第9講 「大正デモクラシー」 ―大正時代― 第10講 満洲事変と 「国家改造」 運動―昭和戦前期― 第11講 日中戦争から日米開戦前夜へ―昭和戦時期 (1)― 第12講 アジア・太平洋戦争―昭和戦時期 (2) ― 第13講 戦後日本と象徴天皇制―昭和戦後期― 第14講 昭和末期〜平成日本の政治と社会―現代― 第15講 講義の総括 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期 (筆記)試験。受講態度について①私語厳禁、②スマホ・音楽 なし。毎回プリントを配付する。 プレーヤー・イヤホンなど私物はカバンにしまうこと、③トイレ などやむを得ない理由で一時退出する場合は必ず申し出ること。 以上が守れない学生については受講を認めない。 準備学習 本講義は日本史を中心に行うため、高校時代の教科書があれば 事前に基礎知識を確認するとよい。復習は、講義プリントや板 書を熟読すること。また、興味があるものは参考文献を読んで みるのも勉強になる。 担当教員から一言 本講義は、歴史に対する興味関心を持って、漫然と講義を聞く だけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められるが、高校レベ ルの知識も確認しながら進めるので、日本史を習っていないと いう学生もぜひ受講してほしい。 − 43 − 論理学 牛島 謙 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 論理学の知識は数学や情報工学だけでなく、社会科学を専攻 する学生にも必要になっています。 この論理学の授業のねらいは2つあります。1つ目は論理学 の概要を理解することです。2つ目は「論理的に考える」練習を 積むことです。 論理学の歴史に沿いながら論理学の概要を理解した上で、そ の知識を応用しながら論理的に分析し思考する習慣を身に付け ることをめざします。 到達目標 到達目標は、種々の主張の論理的な前提を自力で分析できる ようになることです。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 論理学の歴史 第3講 古典的な論理学1 第4講 古典的な論理学2 第5講 練習問題 第6講 記号論理 第7講 命題論理1 第8講 命題論理2 第9講 練習問題 第10講 述語論理の初歩 第11講 論理的に考える 第12講 帰納の問題 第13講 仮説と検証 第14講 決定実験 第15講 まとめ テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次の2点で評価します。 1 小テスト 30% 2 定期試験 70% テキストはありません。毎回プリントを配付します。 準備学習 担当教員から一言 毎回の講義内容はインターネットで公開しています。予習と復 昨年から担当者が変わりました。以前とは内容も大きく異なり ますので注意してください。 習に活用してください。 牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015 {http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/} 自然科学概論 小川 束 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本年度は池内了著『科学のこれまで,科学のこれから』を皆で 読み,科学とは何か,科学とはどうあるべきかを考えてみます. 本書は科学の現状を分析し,これからの科学のあり方について 著者の提言をまとめたもので,教科書ではありません.そこで, 本書を理解するために必要な背景の知識について説明を加えな がら読み進めます。 到達目標 2010年のはやぶさの小惑星からの帰還,2011年3月11日の原 発事故,2014年のSTAP細胞発見騒動,日本人の多くのノーベ ル賞受賞など,科学に関連した大きな話題を全体として捉える 目を養うこと。 成績評価方法 講義計画 1.ガイダンス 2.はじめに 3.要素還元主義の科学 4. 「新発見」 の過大な評価 5. 「役に立つ」 科学への傾斜 6.科学の国家への従属 7.最近の科学の不正・疑惑事件 8.科学の不正・疑惑事件の直接的な背景 9.科学の終焉 10.要素還元主義からの脱却 11.トランスサイエンス問題 12.科学者の評価の視点を変える 13.オープンサイエンス 14.おわりに 15.まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験で評価します。 池内了(いけうちさとる) 『科学のこれまで,科学のこれから』岩 波ブックレット902 (2014年) ,520円+税。 準備学習 担当教員から一言 本書に出てくる科学技術に関するキーワードを事前に調べてき 本年度初めての担当なので,受講生の理解度に応じて進度を変 えます。 てください。そうすると講義が一層よく理解できます。 − 44 − 現代の科学と技術 高田晴美 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 科学とか技術なんて専門家のもので自分には関係がない、と 他人事のように思ってはいませんか。しかし、そもそも科学や 技術とは、私たちが生きるこの世界を知るために、あるいは私 たちの生活を豊かにするために生まれ、発展してきたものです。 現代の私たちが賢く生きるために必要な知識とものの見方でも あります。この講義では、現代の科学や技術のトピックスを幅 広く取り上げて解説します。 到達目標 1 科学や自然界の仕組み、技術に対する興味、知的好奇心を 育てる。 2 現代話題になっている科学や技術に関する大まかな知識を 習得する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回、プリントを配布します。 レポート (40%) 定期試験 (60%、資料持込可) 準備学習 テレビや新聞で報道される科学や技術に関するニュースなどに 少しでも触れ、関心を持つように心がけましょう。時には、科 学雑誌などにも目を向けてみましょう。四日市大学の図書館に も、科学系の雑誌があります。 科学思想史 吉山青翔 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本講義は近代西欧科学思想史を中心として、古代から近代ま での通史の探究を通して、自然科学の誕生過程と発展の特徴、 科学的な宇宙観、及び社会や宗教などとの関係を探り、科学の 本当の姿に迫ります。 到達目標 自然科学の全体的な姿を歴史的に把握し、科学と技術が人間 社会との関係、そして、科学と技術が現代社会にもたらす諸問 題の思考に対する思想的な理論基礎を築くことができる。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 エネルギーの基本 第3講 発電システム① 第4講 発電システム② 第5講 原子力の利用 第6講 電磁波、光 第7講 放射線 第8講 星の一生 第9講 現代の天文学 第10講 宇宙開発 第11講 素粒子 第12講 素材開発 第13講 DNA 第14講 現代の生命科学 第15講 生物多様性 定期試験 ただし、科学技術に関する大ニュースが飛び込んできた場合に は、講義内容や順番を変更する可能性があります。 担当教員から一言 科学や技術は他人事ではなく私たちに関わる問題であり、賢く 生きるためには必要な知識でもあります。しかし、そうかしこ まらずに、興味本位で授業に参加してください。様々なネタを 提供することで皆さんの知的好奇心をくすぐりたいと思います。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 古代エジプトとバビロニアの科学 第3講 古代ギリシアの科学 第4講 アリストテレスの自然学 第5講 中世の科学と大学の誕生 第6講 近代科学の開始:コペルニクスの地動説の確立 第7講 地動説をめぐる科学と宗教の闘争:ガリレオ裁判 第8講 万有引力法則の発見と近代力学の成立 第9講 理髪師から近代解剖学へ 第10講 血液循環説の確立と近代医学の成立 第11講 酸素の発見と近代化学の成立 第12講 進化論の確立と近代生物学の成立 第13講 エネルギーの発見と産業革命、環境問題の発生 第14講 女性の自然科学領域への進出と環境科学の誕生 第15講 総括 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験により評価 テキスト 特になし。参考資料を随時配布する。 参考文献 木村陽二郎編 『科学史』 (有信堂) 準備学習 担当教員から一言 1) 授業中パワーポイントなど近代的な手段を使わず、 授業前、指定された資料を必ず読んでおき、授業後、配布され 本講義は、 板書の量がやや多いです。2)期末の定期試験が<持ち込み可> た資料とノートを必ず確認してください。 ですので、授業中、真剣にノートをとり、配布資料をよく管理 してください。 − 45 − 数学概論 小川 束 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 本年度は多角形数を題材にした数列の話題を講義をします。 多角形数というのは点をタマネギの皮のように多角形状に何層 にも並べたときの点の数で,人類は古代からその不思議な性質 に魅せられてきました。この講義では楽しみながら,数列につ いて学びます。 到達目標 多角形数の不思議を味わいながら,数列の計算に関してスキ ル・アップすること。 成績評価方法 講義計画 1.ガイダンス 2.三角形数,四角形数 3.数列,Σ記号 4.数列の和(1) 5.数列の和(2) 6.五角形数 7.多角形数(1) 8.多角形数(2) 9.多角形数の性質(1) 10.多角形数の性質(2) 11.ピラミッド数 12.方程式の解法 13.多角形数になる数(1) 14.多角形数になる数(2) 15.まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験で成績を評価します。 プリントを配布します。 準備学習 担当教員から一言 プリントを読むと予習と復習ができるように工夫していますの 昨年度は全体の半分を多角形数の話題にしましたが,数列に関 する知識が受講生に不足していることに気づいたので,本年度 で,プリントにしたがって学習してください。 は数列の基礎についても講義に含めます.また,受講生の理解 度に応じて差分,和分についても簡単に触れたいと思います。 線型代数 小川 束 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 線型代数(せんけいだいすう)とは何かということをわかりや すく説明することはなかなか難しいことです。しかし理系はも とより,最近では社会系,メディアの分野でも線型代数の計算 が使われることがあります。この講義では,全くの初心者を対 象に,連立方程式の解法を軸に,はきだし法,行列,行列式に ついてわかりやすく講義をします。 到達目標 中学校以来行き当たりばったりに解いていた連立方程式が体 系的に解けるようになり,解の構造についてもわかるようにな ること。 成績評価方法 講義計画 1.ガイダンス 2.簡単な例,連立方程式の表し方,はき出し法による連立方 程式の解法 3.はき出し法による連立方程式の解法(つづき) 4.連立方程式の解が無数にある場合 5.連立方程式の解がない場合 6.連立方程式の行列表示,行列の演算 7.行列の演算(つづき) 8.逆行列と連立方程式 9.はき出し法による逆行列の求め方 10.行列式の定義,クラーメルの公式(2 次の場合) 11.行列式の定義,クラーメルの公式(3 次の場合) 12.行列式の展開公式 13.行列式の計算法 14.行列式の計算法(つづき) ,4 次以上の行列式 15.まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 定期試験によって評価しますが,受講生の理解の進み方によっ プリントを配布します。 ては宿題を出し,提出された解答を少し評価に加えます。 準備学習 プリントの問題にしたがって復習,予習をしてください。 担当教員から一言 線型代数は高等学校にない単元ですが,予備知識は必要としま せん。講義に出席して一所懸命勉強すれば難しくはないと思い ます。 − 46 − 統計学 井岡幹博 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 環境関連の実験を行うと計測結果としてのデータが得られま す。フィールド調査やアンケート調査を行っても,様々なデー タが得られます。得られたデータを整理・分析し,データの中に 潜む対象物の本来の姿を引き出す技術が統計学と言えます。た とえば,限られた数のデータから全体の姿を推定すること,得 られたデータから役に立つ情報を引き出すことができるのみな らず,確率の問題まで,統計学は含みます。ここでは基本的な 事柄から応用までを具体的な例,グラフ等を使って,説明し, 実習していきます。 到達目標 確率変数の意味を理解する。2つの確率変数の相関係数が計算 できる。正規分布の意味を理解する。無作為に抽出された部分 集合から母集団の母数を推定する。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 平均の性質 第3講 分散と標準偏差 第4講 分散と標準偏差 第5講 相関係数 第6講 相関係数 第7講 順列と組み合わせ 第8講 標本空間と事象 第9講 確率 第10講 条件付き確率 第11講 ベイズの公式 第12講 確率変数 第13講 正規分布 第14講 推定 第15講 検定 テキスト・教材(参考文献含む) 課題提出50% 定期試験50% プリント配布 準備学習 担当教員から一言 毎回の課題を自宅で,自力で仕上げることが,準備学習となり 授業内容確認のための課題を出します。とくに予備知識は必要 としません。加減乗除が計算できれば, 課題は解けます。まずは, ます。 ちゃんとノートを準備することです。 物理学 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 郷 敬 三 後学期 選 択 第2講 居間の物理 第3講 台所の物理 講義のねらい 第4講 庭の物理 日常の中で見過ごすようなことでも、よく観察してみると不 第5講 建築の物理 思議と思う物理現象がたくさんあります。理解できれば楽しい 第6講 料理の物理 し、謎が残っても面白いものです。生活や自然の中に「何故だろ 第7講 熱の物理 第8講 音の物理 う」 と疑問を感じることが大切です。 第9講 光の物理 第10講 スポーツの物理 第11講 遊びの物理 第12講 乗り物の物理 第13講 道具の物理 第14講 地球の物理 到達目標 第15講 まとめ 定期試験 自然現象を理解する上で必要な物理学の基礎を修得する。 ・物理の法則を理解して、自然現象を判断できる力をつける。 ・物理量(=数値×単位)を理解して、自然のスケールを実感す る。 成績評価方法 受講態度(30%) 小テスト、課題プリント、考察レポート (30%) 定期試験(40%) 準備学習 ①講義テーマの考察と提出。 ②課題プリントの学習と提出。 ③小テストの実施。 テキスト・教材(参考文献含む) (テキスト) ①物理テーマに関する講義プリント ②基礎的な物理学習のための課題プリント、 を適宜配布。 (参考文献) 「日常の物理事典」 近角聡信 (東京堂出版) 担当教員から一言 好奇心が大事です。 − 47 − 化学1 田中伊知郎 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 私たちが生きていくとき、必ず呼吸をしたり(酸素を取りこん で二酸化炭素を吐き出す)、飲んだり食べたりします(栄養物を 体内に取りこむ・不要なものを出すこともある)。このように私 たちは、まわりの世界(環境)から物質を出し入れして生きてい ます。この物質は、お互いの間にどのように関係を持つのか、 また関係を持たないのか、そのパターンを明らかにするのが化 学です。微細な次元で起こる物質同士のかかわり合いを、私た ちに身近な現象を通じて理解を深めることを、この講義のねら いとします。 到達目標 自分の力で、自分の身の回り(環境における)現象を化学の言 葉でわかりやすい形にできるようにします。具体的には、化学 と言う便利な手段を使って日常に潜んでいる環境問題の解決法 を考えてもらいます。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス・プラスとマイナスの電気の関係 (静電気) 第2講 化学であつかう最小単位・原子 第3講 中性子の役割 第4講 電子:波動 第5講 電子軌道 第6講 p軌道 第7講 電子のスピン 第8講 元素 第9講 電子軌道の結合・分子 第10講 水分子・電気的にゆがんだ世界 第11講 水溶性・なぜ水に溶けるものと溶けないものがあるのか 第12講 イオン 第13講 炭素原子 第14講 正四面体構造 第15講 有機化学へ 定期試験 毎 回の小テストの合計が60点に満たない者だけが対 象 テキスト・教材(参考文献含む) 中田宗隆著 (東京化学同人・1428円) 毎回の講義ごとに、習熟テスト(出席しても内容が理解できてい 「化学:基本の考え方12章」 ない場合は0点とします)を行います。その合計を100%(100点 満点)にします。習熟テストの合計が、60点に満たない者だけ、 定期試験を行います。 準備学習 担当教員から一言 教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達 成されます。みなさんの対応によって、習熟テストの結果に応 じて、 授業の流れを機動的に変えて、 よりよい理解を目指します。 習熟テストの結果・内容を見て、毎回、個別に指示します。 生物学 武本行正 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 生命も物質の運動状態の一つである。生物はタンパク質や核 酸などが細胞という構造をつくったときに現われる。生命はた えず外界と反応し、物質交代やエネルギー交代を行い、全て同 一性を保つとともに、増殖していく複雑な系である。生命も生 成・発展・消滅を繰り返し、生物的そして無機的環境との働き合 いを通じてその種を発展させてきた。これを理解しよう。 到達目標 細胞や細胞内の生命現象を的確に把握する。生命現象に現れ る化学の基礎知識を学習する。発展展望:生命は外的環境との作 用・反作用を通じて有機的な共同社会を作っている。従ってこの 生態系の一部の破壊は全体の破壊をもたらす(公害や地球温暖化 など)。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、生命の単位 第2講 細胞の構成要素 第3講 分子からみた遺伝情報 第4講 DNAとは RNAとは 第5講 タンパク質合成レシピ 第6講 RNAの遺伝暗号 第7講 酵素反応とは 第8講 酵素の種類とその役割 第9講 糖 (単糖類、2糖類、多糖類) 第10講 脂質 (中性脂質、脂肪酸) 第11講 アミノ酸とタンパク質 第12講 ビタミン (人間にはビタミンCは必要) 第13講 ミネラル (鉄不足は貧血に) 第14講 ファイトケミカル (毎食、生野菜を食べよう) 第15講 人類史や現代生物のホットな話題 定期試験。また、英語表現にもできるかぎり触れる。 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回小レポートを出す。期末のテストがある。 レポート点50%、定期試験50%。 自作プリントを配布。 必ずノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。 参考文献: ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第2版) 、DNAすべてはここ から始まった、J.D. ワトソン・A. ベリー,マッキー生化学、T. マッ キー・J.R.マッキー 準備学習 担当教員から一言 次週に話す内容を最後に述べるので、そのトピックについて、 休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。 欠席が多いと試験には合格しません。 来週までに事前に調べておくこと。 毎週の小レポートもかならず提出しましょう。 − 48 − 生物と進化 田中伊知郎 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 自然科学のうち生物学が扱う分野の視点を、DNAと遺伝子の 違いなど、日常よく使われていながら誤解の多い言葉の意味に 注意して、はっきりさせて行きます。そのため、まず絶対的な 基礎知識(光合成・代謝)を身につけてもらい、生物同士が、お互 いに地球上でどのようなかかわり合いを持って生きているのか 明らかにしていきます(生態系) 。次に、百万年単位の長い時間 で見ると、生き物の生き方(姿かたちや行動パターン)は変わっ ていきます(進化)。特に、人類がどのように変化してきたのか 明らかにしていきます。 到達目標 環境問題を考える上で、土台となる知識(生物のエネルギー生 産・生態系・進化)を養うことをこの講義の到達目標とします。 講義計画 第1講 ガイダンス・地球上の生物のエネルギーの源と流れ(光 合成・代謝) 第2講 第1回小テスト(光合成・代謝)30分間・その後、生 態系:動物と植物の関係 第3講 生態系の講義の後第1回小テスト不合格者再テスト 基 礎知識を身につける。 第4講 生態系:肉食動物と食物連鎖(海中) 第5講 生態系:疎水性物質の生物濃縮 第6講 生態系:環境との相互作用・日本の植生の特徴 第7講 生態系:採集狩猟社会と環境変化 第8講 第2回小テスト(生態系) 持ち込み不可 第9講 第2回小テスト返却・講評 その後、進化の定義 第10講 進化:化石から見た人類進化・骨の意味するもの 第11講 進化:化石から見た人類進化・祖先の運動パターン(腕 渡り) 第12講 進化:直立二足歩行の起源 第13講 進化:分岐年代 第14講 第3回小テスト(進化) 持ち込み不可 第15講 第3回小テスト返却・講評 不合格者への追加講義と 再テスト 定期試験 小テストの合計点が60点に満たない者だけ対象 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 第1回小テスト 20% 第2回小テスト 40% 第3回小テス なし。 ト 40% 小テストの合計点(追加課題の点数も含みます)が60点に満たな い者だけ、定期試験を行い、課題をクリアしたら60点の成績を つけます。 講義の前後にインターネットの検索サイトで、シラバスの内容 生物同士や生物と外部環境のかかわり合いのパターンを知る便 を調べる予習や、講義の内容の復習を行ってください。特に、 利な手段が「生物学」です。便利な手段にとっつきにくくしてい 化石や遺跡の画像は必ず確認してください。 る専門用語(カッコの中のような言葉)を排除して、できるだけ 日常的な言葉で説明します。 健康科学 1年次 2単位 講義計画 下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問 高 島 愼 助 後学期 選 択 に応じ説明を加えて理解してもらう。 第1講 ガイダンス、運動と細胞 講義のねらい 第2講 運動と筋 健康な体を維持するためには、適度な栄養、運動、休養が必 第3講 運動と骨格 要なことは周知の事実である。この健康維持の三大要素におい 第4講 運動と神経系 第5講 運動と内分泌 て、現代人に一番不足しているのが運動である。 最初に一般生理学の基礎知識を講義する。続いて、運動生理 第6講 運動と血液 第7講 運動と循環 学への応用知識を講義する。 第8講 運動と呼吸 第9講 運動と体温調節 第10講 運動と消化、吸収 第11講 運動と肥満 第12講 運動の質と量 到達目標 第13講 運動の自然法則的基礎 (1) 第14講 運動の自然法則的基礎 (2) 健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。 第15講 まとめ・ディスカッション 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 『BASIC健康生理学』 四日市大学健康科学研究 講義への取り組み方(態度) 、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明 室 価する。 たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、 壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。 く事。 − 49 − 環境論 神長 唯 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本講義は、環境問題という喫緊の課題をより深く理解するの がねらいである。環境問題を社会学的観点からとらえ直すこと で、受講生一人ひとりが今後の環境問題のあり方について考え られるようにする。そのため、日本の環境問題史を振り返り、 「四 大公害」を中心とする高度経済成長期の公害問題等について学 び、現代社会が抱える地域/地球環境問題とを比較する。生活 環境の悪化が地域住民にどのような影響を及ぼしうるのか、「生 活者の視点」からも考える。 ※環境情報学部開講科目「環境と社会」 「環境社会学」などと関連 する。 到達目標 ①環境問題に対する認識を深める。 ② 「四大公害」をはじめとする環境問題に対する知識を深める。 ③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それを追究する力を 身につける。 講義計画 1.ガイダンス、講義の概要 2.われわれをとりまく「環境」 3.いろいろな「環境」について考える 4.公害・環境問題とは何か① 5.公害・環境問題とは何か② 6.前近代における人々と環境 7.近代における人々と環境 8.現代における人々と環境 9.四大公害①(水俣病・新潟水俣病) 10.四大公害②(イタイイタイ病) 11.四大公害③(四日市公害) 12.ライフスタイルの変容と「都市・生活型公害」の出現 13.ごみ問題① 14.ごみ問題② 15.まとめ:「現在進行形」の環境問題をいかに考えるか 定期試験 ※授業中に理解度チェックの小テストを随時実施するため、各 テーマにつき2、3回程度行う予定。なお、現段階では以上 の講義を想定しているが、 (1)ニュースなどで「現在進行形」 の環境問題や関連する大きな動きがあった場合、また(2)受 講生の理解度に沿って、講義内容や取り上げる順序を一部変 更することがありうる。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 受講態度、学習意欲等(小テストへの積極的な取り組みなどは テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。 30%の範囲で加点あり) と定期試験により総合的に評価する。 講義中に配付されたプリント類は、予復習を兼ねて必ず全て目 幅広い視野を養うべく、公害や環境問題の歴史を高校時代とは 異なる視点/観点から一度、おさらいしてみましょう。 を通すこと。 ※「環境と社会」を履修済みの場合、導入編にあたる本講義は内 容的に重なる部分が多いことに留意して履修するかどうか検 討してください。 科学的思考論 高田晴美 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい そもそも、科学とエセ科学はどこが違うのでしょう? 科学 的方法や科学的思考とはどのようなものなのか? 私たちは 日々、科学や技術の恩恵にあやかって生活をしており、あふれ る情報にさらされていますし、災害や事故が起こったり科学的 な政策や防災対策の意思決定に市民が関わる必要が増してきた 今、科学の専門的な知識はともかく、科学的な思考そのものを 忌避していては、市民としての判断も下せません。この講義は、 科学とはどういうもので、どういった思考に基づいて語られる ものなのかを解説します。 到達目標 1 まずは科学とはどういうものかを理解する。 2 科学や技術にかかわる事柄に対する判断が下せるようにな るために、科学的思考を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 科学的思考、科学的方法とは 第3講 科学の不確実性と進歩 第4講 科学的説明とは 第5講 科学における理論と仮説―推論の方法① 第6講 推論の方法② 第7講 仮説の検証 第8講 実験のやり方 第9講 実験結果の捉え方、定量的と定性的 第10講 統計学的な捉え方 第11講 桁 (ケタ) と単位の話 第12講 トランス・サイエンス 第13講 リスク論 第14講 科学技術社会論 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) レポート(30%) 定期試験(70%、資料持込可) 毎回プリントを配布します。 準備学習 担当教員から一言 「結局安全なの 参考文献として、森博嗣『科学的とはどういう意味か』 (幻冬社 物事を感情やイメージだけで捉えてしまったり、 新書、2011.6、760円) などを読んでみて、科学とはどういうもの か危険なのかはっきりさせて!」というような二分法的かつ人任 せな考え方をすることをやめて、科学的にみることを心がけて かを考えてみましょう。 みましょう。疑ったり数値に興味を持ったりするのもいい方法 です。 − 50 − キャリア基礎Ⅰ 1年次 2単位 後学期 必 修 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス/キャリアをどう考えるか 第2講 課題と演習 (社会人基礎力①) 第3講 課題と演習 (社会人基礎力②) 第4講 知っておきたい採用試験の基礎① 第5講 働き方はどうなっているか 第6講 知っておきたい採用試験の基礎② 第7講 地元企業の事例 第8講 課題と演習 第9講 知っておきたい採用試験の基礎③ 第10講 日本・東海地方の産業・経済はどうなっているか 第11講 働く者の権利 第12講 知っておきたい採用試験の基礎④ 第13講 大学生の雇用と求人の情勢 第14講 知っておきたい採用試験の基礎⑤ 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 岡 良浩ほか 講義のねらい この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授 業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立 つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。 「キャリア基礎Ⅰ」では、とりわけ就職をとりまく社会環境が どのようなものかを理解することを主なねらいとします。具体 的には、働き方や地域の産業・経済、労働者の権利や大学生の雇 用・求人の情勢などを理解します。あわせて採用試験に備えた基 礎学力の習得をめざします。 就職・進路選択に向けた知識と心構えについての基礎知識の獲 得を目標とします。 期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。 50% 準備学習 担当教員から一言 就職は何より学生自身の問題です。主体的に取り組んでいただ きたいと思います。 毎回の講義・演習はよく復習してください。 キャリア基礎Ⅱ 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス/自己分析のすすめ 岡 良 浩 ほ か 前学期 必 修 第2講 自己分析①適性をみる 第3講 知っておきたい採用試験の基礎⑥ 講義のねらい 第4講 自己分析②過去の自分をふりかえる この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授 第5講 自己分析③他者の意見を聞く 業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立 第6講 知っておきたい採用試験の基礎⑦ 第7講 自己分析④未来の自分を考える つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。 「キャリア基礎Ⅱ」では、自己分析・自己PRを中心に行います。 第8講 自己分析⑤自己PRを考える 自己分析とは「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分 第9講 知っておきたい採用試験の基礎⑧ に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を自覚することを 第10講 業界・企業研究のすすめ いいます。ここでは初めて自己分析・自己PRを行う学生に対し 第11講 企業研究 てその手法を学びながら自己分析・自己PRを作成します。あわ 第12講 知っておきたい採用試験の基礎⑨ 第13講 履歴書・エントリーシートを書く① せて採用試験に備えた基礎学力の習得をめざします。 第14講 履歴書・エントリーシートを書く② 到達目標 第15講 知っておきたい採用試験の基礎⑩ 就職・進路選択に向けた知識と心構えなど、さまざまな知見を 得ることをめざします。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。 50% 毎回の演習は必ず各自で再検討をしてください。自己分析は正 自分を見つめ直し、将来を考えるよい機会です。主体的に取り 解があるわけではありませんが、再検討によって、もっと良い 組んでいただきたいと思います。 表現がみつかったり、より深い自覚につながります。 − 51 − キャリア基礎Ⅲ 2年次 2単位 後学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス/グループディスカッション① 第2講 グループディスカッション② 第3講 グループディスカッション③ 第4講 模擬合同企業説明会 第5講 エントリーシートの作成① 第6講 エントリーシートの作成② 第7講 ビジネスマナー① (面接) 第8講 模擬面接① 第9講 模擬面接② 第10講 模擬面接③ 第11講 プレゼン面接① 第12講 プレゼン面接② 第13講 プレゼン面接③ 第14講 ビジネスマナー② (書類の送付、メール・電話応対) 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 岡 良浩ほか 講義のねらい キャリア基礎Ⅲでは、具体的な就職活動を想定し、エント リー・面接など、ひととおりの就職活動を模擬的に体験すること を主な内容とします。就職活動中は、学生ではなく、社会人と しての行動が要求されます。このようなビジネスマナーについ ても演習を行います。全体を通して、実際の就職活動に向けて 学生が自信を持てるように個別指導を行っていきます。また、 就職活動の方法は毎年変化していくため、新しい面接の手法な ども積極的に取り入れ、対応方法についても勉強していきます。 実際の就職活動では、人事担当者・面接官などに自分の良さを 伝える表現力が必要です。同時に、社会人としてのビジネスマ ナーをわきまえた言動が要求されます。キャリア基礎Ⅲでは、 このような表現力や社会人らしい言動の習得を目標とします。 期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。 50% それぞれの演習は、しっかり予習し準備してください。時間内 3年生では就職ガイダンスがはじまります。ここで勉強したこ とを生かして、失敗を恐れず行動することが何より重要です。 に終わらない場合は、各自で時間をとって準備してください。 果敢にチャレンジしてください。 インターンシップ 鬼頭浩文 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 夏休みの2週間合計10日間をフルタイムで就労体験する。正 職員と同じ責任と目線で就労体験を行う。この体験は、ハード な実習になるので、安易な受講は避けてほしい。 <重要事項> 1.履修登録前に担当教員の事前面接で受講許可を受けた者の み履修を認める 2.CSCが実施する事前研修全てへの無遅刻出席と高い参加意 欲が研修派遣の条件 3.派遣先を決定する前に最終面接を行い派遣が可能かどうか 判断する 4.給料・交通費は支給されない 5.派遣先企業とのマッチングが不調に終わり、研修が実施で きないことがある 講義計画 ①事前に基本的なマナーについての研修を行う。 ②就業体験するにあたり、事前に自分なりの目標を設定し、担 当教員と面談する。 ③前学期試験終了後2週間程度(1日8時間×10日程度)の間、 就業体験。 (8月中を予定しているが、受け入れ先の事情により、期間は 変更することがある) ④就業体験で得たことや事前に設定した目標の達成度合いをレ ポートにまとめて提出する。 ★重要★ 3月中に事前説明会を開催し (日程・場所などは掲示する)、個別 面接をした上で履修登録を認める。 到達目標 正職員と同じ目線で仕事を捉え、 業務の全般を把握できること。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 マナー実習・パソコンなどの事前研修の出席状況、就業体験時の 必要があれば、研修先が用意する予定。 勤務状況、就業体験後に提出するレポートにより評価する。 3月の説明会までに自分が希望する派遣先について研究してお とにかく厳しい現場での実習に耐えられる意志が大前提となる。 くこと。それについて自分の考えを発表できないものは、受講 安易な考えで受講することは、絶対にしないでほしい。なお、 実習は連続する平日昼の正社員と同じ勤務時間での就労体験と を認めない。 なる。アルバイトやクラブ活動で欠席することは認められない。 − 52 − ボランティア活動a 松井真理子 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 高齢者、障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救 援活動、環境保護活動など、地域ではさまざまな社会貢献活動 が行われています。社会体験の少ない学生にとって、これらの 活動に参加することは、大学での講義や書物で学ぶことがらの 基礎となる「現場の課題」を体感することができ、学びを深める 上できわめて有効です。このため、多くの学生の参加促進を目 的として、一定の時間ボランティア活動に参加した場合は、所 定の手続きを経て単位認定します。 到達目標 1 現場体験を通じて、社会のさまざまな課題を深く理解する こと。 2 主体的な行動力を身に着けること。 3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け ること。 講義計画 1 対象となる活動 大学の審査により認められたボランティア活動 2 単位認定に必要な活動時間 前日労働時間60時間以上 (複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません) 3 活動時期 授業や大学行事に支障がないと判断される時期 4 活動を行う場合の事前申請 単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、すで に参加した場合は終了後1か月以内に、 「ボランティア活動 内容書」 (教学課にあります) を教学課に提出してください。 5 単位認定申請 実労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ て単位認定を希望する場合は、教学課に以下の書類を提出 してください。 (卒業年次の1月末日が最終受付日) ①ボランティア活動 (a・b) 単位認定申請書 ②ボランティア活動団体発行の証明書 ③活動日誌・レポート (様式自由。1000字程度) 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 「ボランティア活動団体発行の証明書」 「活動日誌・レポート」の なし 内容により単位を認定します。 評価は「認(認定)」となります。 この単位は、履修制限単位数に含まれません。 参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく読んで内容を ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的 に参加していただくことを期待しています。 理解しておくこと。 ボランティア活動b 松井真理子 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 高齢者、障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救 援活動、環境保護活動など、地域ではさまざまな社会貢献活動 が行われています。社会体験の少ない学生にとって、これらの 活動に参加することは、大学での講義や書物で学ぶことがらの 基礎となる「現場の課題」を体感することができ、学びを深める 上できわめて有効です。このため、多くの学生の参加促進を目 的として、一定の時間ボランティア活動に参加した場合は所定 の手続きを経て単位認定します。 *ボランティア活動aと同内容ですが、aの単位を修得後、b を取得します。 到達目標 1 現場体験を通じて、社会のさまざまな課題を深く理解する こと。 2 主体的な行動力を身に着けること。 3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け ること。 講義計画 1 対象となる活動 大学の審査により認められたボランティア活動 2 単位認定に必要な活動時間 前日労働時間60時間以上 (複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません) 3 活動時期 授業や大学行事に支障がないと判断される時期 4 活動を行う場合の事前申請 単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、すで に参加した場合は終了後1か月以内に、 「ボランティア活動 内容書」 (教学課にあります) を教学課に提出してください。 5 単位認定申請 実労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ て単位認定を希望する場合は、教学課に以下の書類を提出 してください。 (卒業年次の1月末日が最終受付日) ①ボランティア活動 (a・b) 単位認定申請書 ②ボランティア活動団体発行の証明書 ③活動日誌・レポート (様式自由。1000字程度) 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 「ボランティア活動団体発行の証明書」 「活動日誌・レポート」の なし 内容により単位を認定します。 評価は「認(認定)」となります。 この単位は、履修制限単位数に含まれません。 参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく読んで内容を ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的 に参加していただくことを期待しています。 理解しておくこと。 − 53 − 青年海外協力研修 岩崎祐子 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 青年海外協力隊、NGO(非政府団体) 、国際ボランティア等の 海外における社会貢献活動など、国際協力について現地で体験 的に学ぶ場を提供します。NPO論が主として地域を中心とする 社会貢献活動を対象とするのに対し、この授業では海外におけ る社会貢献活動が対象となります。 海外で実際に行われている社会貢献活動の体験を通じ、国際 的な視野を広げることも目的としています。 到達目標 1 国際的な社会貢献活動について理解を深めます。 2 国際感覚を身に付けます。 成績評価方法 講義計画 ・四日市大学の海外研修 主として東南アジア地域において、青年海外協力隊、NGOとの 連携のもとに実施します。 春休み期間2月ごろ1週間程度の研修を実施し、帰国後レポー トを提出しますが、単位認定は翌年度の前期です。 事前研修も行いますので、必ず参加してください。 第1講 ガイダンス (集中講義期間) 第2講 事前研修 (集中講義期間) 第3講 事前研修 (集中講義期間) 第4講 海外現地研修 第5講 海外現地研修 第6講 海外現地研修 第7講 海外現地研修 第8講 海外現地研修 第9講 海外現地研修 第10講 海外現地研修 第11講 海外現地研修 第12講 海外現地研修 第13講 海外現地研修 第14講 海外現地研修 第15講 海外研修の振り返り ・大学外の海外研修・海外協力活動への参加 事前申請を行って下さい。 テキスト・教材(参考文献含む) 資料を配布します。 四日市大学の海外研修終了後、 ・活動日誌(様式自由) ・レポート (1200字以上) を提出 大学外の活動終了後、以下のものを提出 ・活動した団体の証明書(様式自由) ・活動日誌(様式自由) ・レ ポート(1200字以上) 準備学習 四日市大学のタイ研修報告書は情報センターにありますので、 必ず読んでおいてください。このほか、外務省 (日本) ホームペー ジ、タイ政府観光庁(日本語サイト)のホームページのタイ情報 を参照してください。 公務のための数的処理 高田晴美 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 文系学部の皆さんが苦手としがちな科目であり、しかし、出 題数も多く、公務員1次試験を突破するには絶対に得点源にし なければならない重要科目が「数的推理」です。数学というと難 しく感じるかもしれませんが、数的推理に必要な数学力は殆ど が中学レベルです。努力すれば手ごたえを得やすい科目でもあ りますから、諦めてはいけません。この講義では、数的推理の 殆どのテーマについて、基本から中級レベルまで、解法のイン プットから始めて問題を実際に解くというアウトプットまで行 います。 到達目標 数的推理の幅広いテーマについて、一通りの基礎的な学力を 身に付ける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、約数・倍数 第2講 方陣算、記数法 第3講 整数問題、数列 第4講 方程式 第5講 方程式の整数解 第6講 集合 第7講 割合・比 第8講 濃度 第9講 速さ 第10講 年齢算、仕事算 第11講 場合の数 第12講 順列・組合せ 第13講 確率 第14講 図形① 第15講 図形② 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 『公務員試験 新・初級スーパー過去問ゼミ 数的推理』 (実務教 育出版、2013.3、1,512円) ミニテスト(30%) 定期試験(70%、資料持込不可) 準備学習 担当教員から一言 四日市大学の研修参加希望者は学内で開催する説明会に必ず参 加してください。 2013〜15年度入学の1〜3年生は、全学部学生が参加でき、(翌 年度に) 単位が認定されます。 この講義では復習も必要です。問題集を何回も解き直してくだ さい。数学の初歩から自信がない方は、なるべく早いうちに、 例えば、『畑中敦子の算数・数学の超キホン!』 (LEC東京リーガ ルマインド)や中学生用問題集などで、基本を学習することを始 めましょう。 担当教員から一言 この授業とは別に、公務員試験対策勉強会を開きます。この授 業と同一のテキストで、授業ではやれなかった問題をやって授 業内容の補完をします。そちらにも参加して、さらなる学力向 上を目指しましょう。 − 54 − 公務のための判断推理 高田晴美 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 公務員試験の教養科目のうち、 「判断推理」は、高校までの学 習内容からは外れた、公務員試験独特の科目です。理数系では ありますが、パズルのような問題が大部分であるため、解法の 知識も必要ですが、それとともに、試行錯誤しながら論理的に 考えていく思考力と粘り強さが要求されます。また、時間をか けずに要領よく解答するためのコツも必要であり、様々なタイ プの問題に慣れておく必要もあります。講義では、各テーマに ついて基本的な解法を示した上で、実際に問題演習にあたり、 自力で解くための学力を養成します。 到達目標 ・ 「判断推理」の解法を一通り身につける。 ・論理的な思考能力と、解答のために試行錯誤をする力を養う。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、集合 第2講 命題 第3講 発言推理 第4講 暗号 第5講 対応関係 第6講 順序関係 第7講 位置関係 第8講 試合 第9講 数量関係 第10講 操作の手順 第11講 平面構成・軌跡 第12講 立体構成 第13講 展開図 第14講 投影図 第15講 立体の切断 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 『公務員試験 新・初級スーパー過去問ゼミ 判断推理』 (実務教 育出版、2013.3、1,512円) ミニテスト(30%) 定期試験(70%) 準備学習 担当教員から一言 予習はほとんど必要ありませんが、毎回の内容の復習は不可欠 この授業とは別に、公務員試験対策勉強会を開きます。この授 です。問題集を何回も解きなおすことで、確実に学力を身に付 業と同一のテキストを使用し、授業ではできなかった問題をやっ て、授業内容の補完を行います。学力のさらなる向上を目指し けてください。 ますので、参加するようにしてください。 公務のための現代文 高田晴美 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 公務員試験科目のうちの「現代文(日本文) 」と「資料解釈」の2 科目について、問題演習を行います。 「現代文」では出題パター ンの紹介とともに、どういうところに着目すべきかを解説しま す。 「資料解釈」は出題数は少ないですがタイプが限られるので、 対策を取れば確実に得点源にできます。得意科目にしていきま しょう。また、毎回実施する漢字や語彙に関するミニテストは、 自治体によっては警察官等の試験で課される漢字テストの対策 になるとともに、一般企業の就職活動にも役立つでしょう。 到達目標 1.公務員試験の「現代文」と「資料解釈」の出題パターンと解法 を一通りおさえる 2.漢字・語彙力の向上 成績評価方法 毎回実施する漢字テスト (30%) 定期試験 (70%、資料持込不可) 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス、要旨把握 第2講 内容把握① 第3講 内容把握② 第4講 空欄補充 第5講 文章整序① 第6講 文章整序② 第7講 数表―実数・割合① 第8講 数表―実数・割合② 第9講 数表―指数・構成比① 第10講 数表―指数・構成比② 第11講 数表―増減率① 第12講 数表―増減率② 第13講 グラフ―実数・割合 第14講 グラフ―指数・構成比 第15講 グラフ―増減率 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 『公務員 新・初級スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈』 (実 務教育出版、2013.3、1,512円) 担当教員から一言 問題を解答するコツは、実際に文章に触れ、問題を解く機会が 現代文の読解には、単なる国語力だけでなく、文章(評論やエッ 多いほど身につきます。講義ではやらなかった問題も解いてみ セイ)で論じられているネタに関する知識を有しているかどうか でも解きやすさが左右されます。日頃から新聞のコラム、社説 ましょう。「資料解釈」 は特に復習も必要です。 などを読んで、知識も仕入れておきましょう。 − 55 − 公務のための人文科学 鈴木孝典 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 各種公務員を目指す学生向けに、公務員試験人文科学科目で 高得点を得るためのポイントを伝え、学習をサポートします。 人文科学の範囲は広いため効率的な学習が必要になりますが、 要点を押さえるためには特に世界史を中心に試験科目の出題傾 向を把握し、的を射た対策を打たねばなりません。本講義では、 特に思試験で出やすい箇所をピックアップして練習します。 到達目標 公務員試験突破に必要な人文科学の知識を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 思想 (1) 第3講 思想 (2) 第4講 文芸 (1) 第5講 文芸 (2) 第6講 文芸・思想ミニテスト 第7講 西洋史 (1) 第8講 西洋史 (2) 第9講 西洋史 (3) 第10講 西洋史 (4) 第11講 西洋史 (5) 第12講 西洋史 (6) 第13講 東洋史 (1) 第14講 東洋史 (2) 第15講 世界史ミニテスト 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) テスト80%、ミニテスト10%、授業態度10% なし 準備学習 担当教員から一言 各回ともに、事後学習として配布プリントの復習をしてもらい 特にありません。 ます。 公務のための法学 2年次 2単位 後学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス 第2講 法の基礎理論 第3講 人権の発達の歴史 第4講 日本国憲法の特徴,国民主権 第5講 平和主義と憲法改正 第6講 人権の享有主体性 第7講 平等権 第8講 まとめ 第9講 精神の自由 第10講 経済の自由 第11講 生存権と社会保障 第12講 労働基本権 第13講 参政権と請求権 第14講 新しい人権と国民の義務 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 石田修二 講義のねらい 当講義では法の基礎理論、日本国憲法、現代社会の諸問題に 関わる法制度の基本的な知識を学ぶ。授業は公務員試験など実 際の試験問題解きながら、知識を確認していくスタイルで進め ていく。そうすることで、公務員試験 のみならず、資格試験や 他の法律系科目への理解を深めてもらう。 基礎的な知識をつけることもさることながら、実際に問題を 解いてみることで短く書かれた選択肢のみならず、長い選択肢 も出ても正誤の判断が付けられるようにする。 『 [大卒程度]警察官・消防官 新スーパー過 出席状況および演習における理解度(30%)期末試験・小テスト 資格試験研究会(編) (実務教育出版,2011年,1404円) (70%) (配布資料、テキスト等一切持ち込み不 可)なお、出席 去問ゼミ 社会科学』 回数が2/3以上に足りない場合は失格扱いで、試験、小テストの 受験資格を失う。 準備学習 長尾一紘「上・中級公務員試験 20日間で学ぶ憲法の基礎 [改訂 版]」(実務教育出版,2005年,1512円) 担当教員から一言 当講義はテキストを使用し、重要箇所をマークしてもらう。し たがって、必ず筆記用具を持ってくること。また、座っている だけでは、絶対に単位はつかないし、頭にも入らない。予習よ り復習、そして何より授業時間 に知識を得ることを重視するこ と。 − 56 − 公務のための政治学 小林慶太郎 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい わたしたちが、役所の人(公務員)に何かをして貰おうとする 時、それはどのような仕組みに基づいて、どのように進められ るのでしょう。そしてその背景には、どのような国の仕組みや 歴史があるのでしょうか。 この授業では、こうした地域で公務につく際に必要となって くる政治的な知識について、学生諸君が、過去の公務員採用試 験などの問題を解きながら身につけていくことを、ねらいとし ています。将来、公務員になろうと考えている学生にとっては、 特に役に立つ演習になるはずですから、必ず受講するよう強く お勧めします。 到達目標 市役所・警察・消防等の公務員採用試験の政治的分野の問題を、 確実に解ける程度の知識を身につけることが、この授業の到達 目標です。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 資格試験研究会編「[大卒程度]警察官・消防官 新スーパー過去問 ゼミ 社会科学」 実務教育出版 (2011年) 1300円+税 このほかにプリントも配布するので、失くさないようにしてく ださい。 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する小テストの提出状況:30% 定期試験(持込不可) :70% 準備学習 必ず予習・復習をしてください。なお、講義内容の理解のために も、出来るだけ、この講義の履修に先立って全学共通教育科目 の「政治学」を履修するようにしてください。また、日頃から、 テレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛けてくださ い。 公務のための経済学 講義計画 第1講 ガイダンス:この授業の進め方 第2講 三権分立と法の支配 第3講 議院内閣制 第4講 国会 第5講 内閣 第6講 官僚制と行政 第7講 裁判所 第8講 地方自治 第9講 直接請求権 第10講 選挙 第11講 政党政治 第12講 政治理論 第13講 各国の政治制度 第14講 国際政治 第15講 時事問題 定期試験 2年次 2単位 前学期 選 択 担当教員から一言 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 講義計画 到達目標 1.ガイダンス (基礎数学復習と一次関数の演習問題) 2.無差別曲線と消費者の行動①:T-2-1 3.無差別曲線と消費者の行動②課題①:T-2-1 4.企業の行動①:T-2-1 5.企業の行動②課題②:T-2-1 6.経済と格差社会:T-3-1 7.需要の価格弾力性①:T-2-1 8.需要の価格弾力性②課題③:T-2-1 9.市場メカニズム:T-2-1 10.比較優位の理論課題④:T-2-1;T-2-7 11.経済と雇用:T-3-2 12.財政政策・金融政策①:T-2-2;T-2-4;T-2-5 13.財政政策・金融政策②課題⑤:T-2-2;T-2-4;T-2-5 14.経済エネルギー事情 (国内) :T-2-6;T-3-5 15.経済エネルギー事情 (世界) :T-2-8;T-3-5 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 鬼頭浩文 講義のねらい この講義では、公務員や金融機関、大学院などを目指す学生 に対して、経済学の知識をわかりやすく伝授する。具体的には、 職業人として必要な経済を見る力を身につけることと、企業の 就職試験や公務員の教養試験における経済学分野の問題を解く ための勉強を行う。できる限り、受験テクニックだけでなく、 実際の社会の仕組みについても学ぶ。 経済学の基本的知識を理論的に理解し、試験問題の解答を導 き出す能力を身につけることが到達目標である。 復習のための課題(5回を予定)を提出することが、単位認定の最 『警察官・消防官 新スーパー過去問ゼミ 社会科学』実務教育出版 低条件。その上で、課題50%、期末試験50%の割合で総合的に (1300円+税) 講義計画のT○-△が、テキストの対応する箇所 (○章の△テーマ) 評価する。 を示している。 経済学の知識は必須である。 毎回、必ず予習・復習を行い、指示した練習問題にトライして、 公務員試験・社会科学系大学院では、 理解できない問題については次回の講義で質問できるように準 内容はとても難しいが、パワーポイントなどで分かりやすく解 説する。 「経済学」 単位取得後の受講が好ましい。 備をしておくことが望まれる。 − 57 − 公務のための自然科学 高田晴美 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 公務員試験の「自然科学」 の内容は、 「物理」 「化学」 「生物」 「地 学」 「数学」(主に高校数学)です。これらは文系の受験生にとっ ては学習困難なのですが、丸々捨てるわけにもいかない。とは 言え、最低限の知識だけでも集中的にインプットしてしまえば、 案外楽に解けるという問題もたくさんあります。この講義では、 自然科学の全分野を網羅することは効率が悪すぎるのではじめ から目指さず、地学、生物、物理を中心に、特に頻出テーマに 時間を割いて学習します。予備知識がなくても大丈夫です。 到達目標 公務員試験の自然科学の問題のうち、簡単なものなら解ける 程度の知識、学力を身に付ける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、物理① 第2講 物理② 第3講 物理③ 第4講 物理④ 第5講 地学① 第6講 地学② 第7講 地学③ 第8講 地学④ 第9講 生物① 第10講 生物② 第11講 生物③ 第12講 生物④ 第13講 化学① 第14講 化学② 第15講 化学③ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 『公務員試験 新・初級スーパー過去問ゼミ 自然科学』 (実務教 育出版、2013.3、1512円) 定期試験(100%、資料持込不可) 準備学習 担当教員から一言 自然科学の場合、公務員試験用テキストだけでは知識のインプッ この授業は、問題集を用いて問題演習をし、公務員試験のため トが不十分になります。高校で使用したテキストなどがあった の学力を養成することを目的としています。自然科学の教養を 身に付ける講義ではありませんので、真剣に公務員試験の受験 ら役立てると良いでしょう。 を考えている学生のみ、履修してください。 公務のための英文理解 ゴードン・リース 講義のねらい 3年次 2単位 後学期 選 択 現在、日本では、公務員試験のための決まった英語カリキュ ラムはありません。この講座では、 公務員試験によく出るテーマ、 自然科学、経済、社会についての英語の記事を毎回読んで,ディ ス カ シ ョ ン を 行 い ま す。 そ の た め、 こ の 講 座 にReading Adventures というテキストを採用しました。ナショナルジオグ ラフィックの記事、美しい写真、ビデオが入っていますので、 語学力を向上する上、学生たちの世界についての知識を高める ことができるでしょう。 到達目標 1.英語の読解力を向上させる。 2.英語の語彙を増やす。 成績評価方法 授業での態度 Vocabulary Book 学外授業の参加 Final Test 準備学習 25% 25% 25% 25% 講義計画 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Course Introduction Article related to natural science① Article related to natural science② Article related to economics① Article related to economics② Article related to society① Article related to society② Article related to natural science① Article related to natural science② Article related to economics① Article related to economics② 学外授業 Article related to society① Article related to society② Review Test テキスト・教材(参考文献含む) Reading Adventures - Level 1 Student Book Carmella Lieske Cengage Learning ¥2,280 担当教員から一言 皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを 1.基礎英語のテキストを復習することです。 2.プリントを配布しますので、 ファイル (A4) を用意すること。 守って下さい。 毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す るための 参考文献 ファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。 出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。 英和辞典を持参すること。 − 58 − 簿記入門 藤野 裕 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 企業の日常的な取引は、日々、記録され、その記録をもとに 財務諸表が作成されます。その日々の取引はどのように記録さ れるのか、すなわち「仕訳」 について講義をします。 簿記は常に仕訳がついてまわります。仕訳の原理を理解する ことが最も重要です。そこで、本講義では、具体的な取引から、 どのように仕訳するべきか、ということを、仕訳の原理に当て はめて解説していきたいと思います。 到達目標 本講義の到達目標は、基本的な簿記の仕訳を理解することと します。 成績評価方法 平常点(積極的な参加および小テスト等) 50% 第2講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で ある。 定期試験50% 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス 簿記の基礎 第2講 財務諸表概略 第3講 日常の手続き (仕訳概略) 第4講 日常の手続き (転記・締切・帳簿等) 第5講 商品売買 第6講 商品売買 (返品・値引・諸掛等) 第7講 現金 第8講 当座預金 第9講 小口現金 第10講 手形 (約束手形・振替手形) 第11講 手形 (裏書・割引) 第12講 貸付金・借入金 未収・未払、前払・前受 第13講 固定資産、有価証券、租税公課等 第14講 総勘定元帳・補助簿 第15講 伝票会計 定期試験 [注意事項] 必ず電卓を持参すること。 携帯電話等を代用することは認めない。 テキスト・教材(参考文献含む) [教科書] TAC簿記検定講座 「合格テキスト 日商簿記3級」 (TAC出版) [問題集] TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」 (TAC出 版) 担当教員から一言 出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで 講義の予習は必要ない。 講義中に指定する問題集の問題を、次の講義までに、必ず解い きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。 電卓は12桁の者が望ましい。 ておくこと。 ファイナンシャルプランナー論 2年次 2単位 講義計画 前期と後期を通じて、全科目を網羅します。 吉 川 友 則 後学期 選 択 1回目 ガイダンス 2回目 ライフプランニングと資金計画 講義のねらい 3回目 ライフプランニングと資金計画 国家資格であるFP技能士のカリキュラムを用い、ファイナン 4回目 リスク管理 5回目 リスク管理 シャルプランナーの知識を学びます。 6回目 金融資産運用 7回目 金融資産運用 8回目 タックスプランニング 9回目 タックスプランニング 10回目 不動産 11回目 不動産 12回目 相続・事業承継 13回目 相続・事業承継 到達目標 14回目 練習問題 15回目 まとめ 国家資格であるFP技能3級の合格を目指します。 FP技能士は社会人でも勉強している人が多く、合格すれば就 定期試験 職も有利になります。 金融・保険・住宅関係の企業に就職希望の場合、特に有利です。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 滝澤 ななみ著 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2014授業への積極的な参加と受講態度により評価します。 2015年 資格試験に合格しなくても単位は取れます。 合否の結果は問わず、資格試験を受験すれば成績評価にプラス します。 準備学習 FP技能士にはどのような知識が要求されているか、事前に全体 像を掴んでおいて下さい。 担当教員から一言 出題範囲が広く、勉強は大変かもしれません。 でも、社会人として生活していく上で、知っていると役に立つ 知識ばかりです。 是非、チャレンジして下さい。 − 59 − 秘書実務 川高 みどり 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 秘書の業務は、「上司の補佐業務」 、マナー・接遇などの「対人 業務」、文書作成や文書管理などの「総務業務」など多岐に渡りま す。秘書に関する知識やスキルは秘書的技能といい、秘書職に 限らずあらゆる職種においても求められる技能です。秘書的技 能を習得することで、社会人になったときに必要とされる基本 的知識や技能を身につけることをねらいとしています。 また、就職活動に有利とされる「秘書検定」の問題の解答のコ ツも紹介します。 講義は、 発言を求めたり演習を取り入れながら進めていきます。 到達目標 上司の補佐業務では「秘書としての役割を理解すること」、対 人業務では「お客様や上司に対する正しい言葉づかいを身につけ ること」、総務業務では「慶弔業務に関する基本的知識の習得、 簡単なビジネス文書が作成できること」 を目標とします。 講義計画 第1講 ガイダンス、秘書検定について 第2講 秘書の役割 第3講 仕事の進め方 第4講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい① (基本) 第5講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい② (応用) 第6講 電話応対 第7講 来客応対 第8講 慶弔業務① (慶事) 第9講 慶弔業務② (弔事・贈答) 第10講 文書作成① (社内文書) 第11講 文書作成② (社外文書) 第12講 文書作成③ (社交文書) 第13講 文書の取り扱い 第14講 郵便の知識 第15講 ファイリング 定期試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 指定テキストなし。講義時にプリントを配布します。 定期試験50%、受講態度30%、提出物20% 以上の割合で総合的に評価します。受講態度では、積極的に講 義に参加しているかや演習の取り組み態度を評価します。従っ て、 居眠り・私語・授業と関係ないことをするなどは減点対象です。 授業時間内に終わらなかった課題は宿題となりますので、その 講義は、ロールプレイングを行ったり発言を求めながら進めて いきます。積極的な講義への参加をお待ちしています。 日のうちに仕上げるようにしてください。 提出した課題プリントは添削して返却しますので、訂正箇所を 必ず確認し、復習しておいてください。 販売士講座 伊藤直信 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 「販売士」とは、経済産業省・中小企業庁の後援を得て実施され ている日本商工会議所の販売士検定試験に合格した人に与えら れる、流通業界唯一の公的資格です。講義の内容は、流通業界 における総合的な人材育成を目指す学習プログラムになってい ます。「販売士」は小売業や卸売業、サービス業のみならず、製 造業を含め販売に携わる人たちが注目する資格です。他者より 一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大いに役 立つものと考えています。 到達目標 流通業の仕組みを理解すると同時に、社会人としての基礎知 識を学習する中で、「3級販売士」の資格取得を目指します。7 月に実施される「販売士3級検定試験」の合格レベル到達を目標 とします。 成績評価方法 ①練習問題の提出状況:40% ②3級販売士養成講習会「予備試 験」の試験結果:40% ③販売士3級検定試験(本試験)合格に向 けた努力程度:20% 上記をもとに総合的に評価します。 準備学習 予習:テキスト(講義範囲) を読んで授業に臨んでください。 復習:練習問題は次回授業時に提出してください。 講義計画 第1講 ガイダンス (講義の進め方、約束事) 、小売業の類型① 第2講小売業の類型② 第3講小売業の類型③ 第4講小売業の類型④ 第5講小売業の類型⑤ 第6講マーチャンダイジング① 第7講マーチャンダイジング② 第8講マーチャンダイジング③ 第9講販売・経営管理① 第10講 マーケティング① 第11講 マーケティング② 第12講 マーケティング③ 第13講 ストアオペレーション① 第14講 ストアオペレーション② 第15講 ストアオペレーション③ 上記の15講に加え、販売士養成講習会認定のための補講 (2コマ) を実施します。 テキスト・教材(参考文献含む) 日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ キスト (2冊セット) 」 日本商工会議所 (2013年) 3086円 プリント (練習問題) を配布します。 参考文献: 「なし」 担当教員から一言 この講座は日本商工会議所の販売士養成講習会を兼ねます。一 定条件を満たすと、検定試験において一部科目 (販売・経営管理) が免除されます。なお、この講義を履修する学生は「販売士セミ ナーa」も併せて履修することが望ましい。さあ、一緒に勉強し ましょう! − 60 − 福祉住環境論 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス、講義の概要 東 川 薫 前学期 選 択 第2講 資格試験過去問の解説① 第3講 資格試験過去問の解説② 講義のねらい 第4講 資格試験過去問の解説③ 東京商工会議所が主催する、福祉住環境コーディネーター3級 第5講 資格試験過去問の解説④ 第6講 資格試験過去問の解説⑤ 資格試験を受験し、合格することをねらいとする。 第7講 今までの復習 第8講 資格試験過去問の解説⑥ 第9講 資格試験過去問の解説⑦ 第10講 資格試験過去問の解説⑧ 第11講 資格試験過去問の解説⑨ 第12講 資格試験過去問の解説⑩ 第13講 資格試験過去問の解説⑪ 第14講 模擬試験形式の実施① 到達目標 第15講 模擬試験形式の実施② 東京商工会議所が主催する、福祉住環境コーディネーター3級 定期試験 資格試験を受験し、合格すること。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 資格試験の受験票のコピー20%、定期試験80%。 資格試験の過去問を毎時間配布します。 準備学習 担当教員から一言 毎時間配布され、取り組んだ資格試験過去問を、自力で解答で 今までに資格試験合格者は複数名います。チャレンジしてみま しょう。 きるまで復習することが必要です。 プレゼンテーション技法 釜田真一 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 本講義ではでは、様々なプレゼンテーション用ツールを使い、 自分の考えや意見をわかりやすく相手に伝えることが出来るよ う、効果的なプレゼンの方法を勉強していきます。 主に、MS社のパワーポイントを使用しますが、スマフォ等が 普及している現在、そのツールは一つとは限りません。 特にビジネス面での活用を重視し、いかに効果的に伝えるこ とが出来るのかという方法を、様々な課題をもとに習得してい ただきます。 到達目標 基本的なプレゼンが実施できるのは当然ですが、自分で考え たテーマに基づき実際にプレゼンを実施したり等、より実戦に 即した内容を考えております。 プレゼンを習得する上で一番大事なことは、実際にプレゼン を行うことで得られる経験です。 講義計画 第1講 講義の概要・ガイダンス 第2講 パワーポイント1 第3講 パワーポイント2 第4講 パワーポイント3 第5講 パワーポイント4 第6講 パワーポイント課題 第7講 パワーポイント課題 第8講 パワーポイント課題 第9講 パワーポイント発表 第10講 パワーポイント発表 第11講 パワーポイントグループワーク 第12講 パワーポイントグループワーク 第13講 パワーポイントグループワーク 第14講 パワーポイントグループワーク発表 第15講 パワーポイントグループワーク発表 第1回目に授業の内容を詳しくご紹介いたします。 履修を考えている方は遅刻せずに参加するようにしてください この説明に参加できない学生は履修を中止していただきます 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 本講座では特定のテキストを使用いたしません。 試験は実施いたしません。 その分、授業への積極的な態度、提出課題での評価となります 随時講座内で資料を使い進めていきます。 ので、厳しくなります。 授業態度60%、課題40%、取り組み状況により評価いたします。 講義を無断で欠席する、授業に遅れてくる等の学生は、単位が 出ません プレゼンと言えば特殊に感じますが、物やサービスを紹介する 講義の中で紹介する 予習などは必要としないが、復習は必ず行うことをおすすめす だけでなく、自己表現やアピールという面でもプレゼンは大事 です。また、PCに限らずスマフォ等を活用しプレゼンをするこ る とは今後必須です。 自身の付加価値の追求に、一緒に勉強をしましょう − 61 − 総合政策論a 1年次 2単位 前学期 必 修 講義計画 各教員の講義を聴いて、 まずは、 専任教員の顔と名前をおぼえ、 大学での講義の受け方を学ぶとともに、1年次後学期以降、各 教員の担当科目を選択する際の参考にすることをこの授業の到 達目標とする。 第1講 4/8 岩崎 ガイダンス、講義詳細計画・ユニパでの 成績表示方法等の詳細説明 第2講 4/15 神長 四日市大生として四日市公害を知ろう 第3講 4/22 リース Super Size me! ファストフードと肥満 第4講 4/29 高田 文学を研究するということ 第5講 5/13 三田 人間関係の光と影 ① 第6講 5/20 三田 人間関係の光と影 ② 第7講 5/27 高田 田村俊子の文学 第8講 6/3 本部 道路はどのようにして作られるのか(道 路計画学のすすめ) 第9講 6/10 本部 地方鉄道の利用促進を図るには 第10講 6/17 小林 総合政策と地方自治 第11講 6/24 若山 スポーツにおけるリーダーシップスキル 第12講 7/1 中西 特別法が一般法に優先するとは 第13講 7/8 若山 スポーツにおけるコミュニケーションス キル 第14講 7/15 小林 ご当地グルメでまちおこし 第15講 7/22 中西 疑わしきは罰せずとは 第16講 7/29 岩崎 事前に提示した課題についての教場試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 岩崎恭典ほか 講義のねらい 総合政策とは、経済学や法学といった特定の学問領域のこと ではなく、まず、社会的な課題があり、それを色々な人がそれ ぞれに持てる力を合わせて解決する、その解決策を見出してい こうとすること(システム・ソリューション) である。 この講義では、前学期・後学期を通じて、総合政策学部の専任 教員全員が、自己紹介をかねて、自分の考える 「総合政策論」 を、 2〜3回、持ち回りで担当するので、皆さんも「総合政策とは何 か」 を考えてほしい。 到達目標 各教員は、担当講義部分について、 「講義の内容のノート」か「課 なし。各教員がレジュメを出す。 題についての小論文」 を出題する。 各教員が10点満点で、提出したレポートを評価する。なお、提 出された内容の評価によっては、欠席とみなされる場合がある ので注意が必要である。 準備学習 準備学習として必要なことは、新聞を毎日読む習慣をつけてお くことである。各教員が問題とする課題の背景や構造が見えや すくなるはずだからである。 なお、参考文献については、講義の度に、各教員が紹介する。 総合政策論b 岩崎恭典ほか 1年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 前学期に引き続いて、 「総合政策とは何か?」について、総合 政策学部の専任教員全員が持ち回りで1〜2回担当する。 前学期は自己紹介を含めて自分の考える「総合政策論」をお話 することに主眼があったが、後学期は、各教員が現在研究して いることについて、できるだけやさしく講義することとする。 システム・ソリューションとしての 「総合政策」 について、あな たなりのイメージを作り上げることがねらいである。 到達目標 各教員の取り組む研究テーマについてその概要を理解するこ と、そして、今後、指導を受けたいと思う教員を見つけることが、 本講義の到達目標である。 担当教員から一言 全体の総括は岩崎が行うが、各専任教員が自分の担当部分につ いては責任を持って講義し評価する。 1年次前学期であるにもかかわらず、毎年、10%前後の履修生 がこの単位を取得できていないことを念のため明記しておく。 講義計画 第1講 9/16 岩崎 ガイダンス、タイ国青年海外協力研修体 験レポート 第2講 9/23 友原 アジアのバックパッカー 第3講 9/30 リース The Coffee Crisis コーヒー危機 第4講 10/7 神長 環境社会学との出会い 第5講 10/14 三田 誕生日の持つ力 第6講 10/21 松井 いろいろな市民活動 第7講 10/28 高田 樋口一葉の文学 第8講 11/4 中西 環境基本法の捉え方 第9講 11/11 鬼頭 太陽系のかなたから四日市を知る 第10講 11/18 松井 NGO―国を越えてつながる 第11講 11/25 松井 社会貢献を仕事にする 第12講 12/2 小林 HIVと政策 第13講 12/9 鬼頭 YUMEでまちづくりのプロデュース 第14講 12/16 若山 スポーツにおける指導方法・人材育成 第15講 1/13 友原 “女子旅”の登場 第16講 1/20 岩崎 事前に提示した課題についての教場試験 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 各教員は、担当講義部分について、 「講義の内容のノート」か「課 なし。毎回、各教員がレジュメを出す。 題についての小論文」を出題する。提出された内容の評価によっ ては、欠席とされる場合がある。 毎回の評価は、ほぼ一週間後に、ユニパ上で掲示する。 前学期同様、何よりも日々新聞を読むことが準備学習に他なら 全体の総括・評価は岩崎が行うが、各専任教員が自分の担当部分 については責任を持って講義し評価する。 ない。 前学期に引き続いて、もう一度、各教員の個性溢れる講義を聴 参考文献は、各教員が講義の際に、紹介するであろう。 いて、専門基礎・専門演習等で指導を受ける先生を決める際の参 考にしてほしい。 − 62 − 総合政策特講a(地域防災) 鬼頭浩文 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では、授業に出席することにより防災士の資格試験 の受験資格を得ることができる。防災士とは、NPO法人日本防 災士機構が認証する「自助・共助・協働を原則として、社会の様々 な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識 と一定の知識・技能を修得」したことを示す資格である。講師に は、行政・社協・自主防災隊・消防団など、さまざまな防災に関わ る機関から招聘する。なお、この授業は三重県周辺の高校生・大 学生にも公開し、ともに受講し防災士の資格取得を目指す計画 になっている。 到達目標 この講義を通して、災害時には復旧活動をリードできる人材 になるのが目標である。 成績評価方法 講義計画 1 4/9:ガイダンス:序論・いのちを自分で守る① 2 4/16:いのちを自分で守る②(小レポート①) 3 4/23:地域で活動する① 4 4/30:地域で活動する②(小レポート②) 5 5/7:災害発生のしくみを学ぶ(小レポート③) 6 5/14:災害に関わる情報を知る① 7 5/21:災害に関わる情報を知る②(小レポート④) 8 5/28:新たな減災や危機管理(小レポート⑤) 9 7月11日(土)午前;近年の災害とその仕組み(講師:自 衛官ほか) 10 7月11日(土)午後;避難所運営(講師:東北より招聘) 11 7月12日(日)午前;地域防災(講師:四日市市危機管理 室職員) 12 7月12日(日)午後;災害ボランティア運営(講師:四日 市市社協職員) 13 7月18日(土)午前;地域を守る(講師:四日市市危機管 理室職員ほか) 14 7月18日(土)午後;普通救命講習(講師:四日市市消防 本部職員) 15 7月19日(日)午前;講義のまとめと試験対策 ★7月19日 (日) 午後に防災士試験を実施する。 テキスト・教材(参考文献含む) 講義で学んだことをまとめる小レポート5回、講義終了時に課 『防災士教本』 日本防災士機構 すレポート試験の結果から、総合的に成績をつける。 講義期間中の食事、資格試験の受験のための受験料、合格した 場合の登録料などが別途必要(テキスト代とあわせて12,000円) である。 準備学習 担当教員から一言 事前にテキストで自習しておくことが必要である。 総合政策特講b(スポーツ指導者研修) 若山裕晃 講義を履修するものは、防災士試験にチャレンジすることを条 件とする。 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本講義の内容は「スポーツ指導研修」である。将来スポーツ界 で指導的役割(監督・コーチ・キャプテン・運動指導者等) を果たす ことを強く希望する学生のみを対象として実習的な授業を展開 する。スポーツ指導者に必要な基礎知識を習得した上で、スポー ツ指導場面で実際に起こった出来事(自身の経験も含む)につい て、ディスカッションやレポート等による検討を加えながら、 実践的な指導力を養成する。 到達目標 スポーツ科学に関連する知識に加え、実践的な指導力を身に つける。可能であれば、指導場面の見学や自身の指導の分析に まで発展させたい。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 レポート作成 「スポーツ指導者についての私の考え」 第3講 前週作成のレポート発表及びディスカッション 第4講 前々週作成のレポート発表及びディスカッション 第5講 スポーツ・コーチングの原則 第6講 選手とのコミュニケーション 第7講 スキルの指導 第8講 レポート作成 「私の目指すスポーツ指導者像」 第9講 前週作成のレポート発表及びディスカッション 第10講 前々週作成のレポート発表及びディスカッション 第11講 近年の日本のスポーツ指導事情 第12講 前週のテーマについてのディスカッション 第13講 スポーツ指導事例検討① 第14講 スポーツ指導事例検討② 第15講 総括 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (70%) 、最終レポート (30%) 参考文献:レイナ―・マートン「スポーツコーチング学 指導理 念からフィジカルトレーニングまで」西村書店 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 本講義には定員がある。真剣に指導者を目指す者のみが履修希 望を出すこと。 − 63 − 総合政策特講c(トルコ研修) 1年次 2単位 友原嘉彦 後学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス 第2講 事前研修① 第3講 事前研修② 第4講 トルコでの研修① 第5講 トルコでの研修② 第6講 トルコでの研修③ 第7講 トルコでの研修④ 第8講 トルコでの研修⑤ 第9講 トルコでの研修⑥ 第12講 トルコでの研修⑦ 第11講 トルコでの研修⑧ 第12講 トルコでの研修⑨ 第13講 トルコでの研修⑩ 第14講 トルコでの研修⑪ 第15講 事後研修 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 講義のねらい トルコは世界史上で何度も登場し、現在も地域大国として周 辺国への影響力が強い。また、トルコではイスラムの考え方や 文化が国民の生活に根付いている。グローバル時代においてト ルコやイスラムの考え方や文化に触れておくのは有意義なこと である。この講義では実際にトルコへ行き、本学の協定校であ るチャナッカレ大学において研修を行なう。また、主要観光都 市の見学も予定している。 ・トルコやイスラムについての知識、理解を深める。 ・トルコの観光地の魅力や取り組みに触れ、観光学の知識を深 ※期末試験は行なわない める。 研修中毎日、A4用紙1枚程度つける日誌の内容60%、帰国後 レジュメを配布する。また活動日誌として使うため、ノートを に研修で学んだことをまとめたレポート(A4用紙7−10枚程 1冊を用意すること。 度) 40%。なお、成績の付与は翌前学期となる。 『地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地』 (ダイヤモン ぜひ、トルコへ行って人生を変えましょう!! ド社)をよく読んでおくこと。 社会調査論 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 三 田 泰 雅 前学期 選 択 第2講 社会調査の歴史 第3講 社会調査の発展 講義のねらい 第4講 日本における社会調査 調査の実例を紹介し、社会調査の方法、目的に合わせた方法 第5講 質的調査と量的調査 第6講 社会調査の種類と方法 の選択、調査結果の解釈について学ぶ。 第7講 サンプリングの発展 第8講 公的統計の意義と活用 第9講 二次分析の実例 第10講 量的な社会調査の実例 第11講 質的な社会調査の実例 第12講 実験的方法の実例 第13講 調査の倫理 第14講 社会調査をめぐる環境 到達目標 第15講 まとめ 社会調査の方法と特徴を理解し、基本的な知識を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 授業への参加度30%、レポート15%、期末試験55%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 大谷信介ほか編著,2013, 『新版:社会調査へのアプローチ』 ミネ 社会調査士資格の対象科目です。 学生諸君の積極的な参加を期待します。 ルヴァ書房.等に目を通しておくことがのぞましい。 − 64 − 社会調査方法論 三田泰雅 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 「社会のできごとについて調べる」という意味での、広義の社 会調査は、誰でも簡単に始められる。しかし、より確かで質の 良いデータを集めようとすると、専門的な知識が必要になる。 この授業では優れた調査の実例を紹介しながら、社会調査の方 法、目的に合わせた方法の選択、調査結果の分析を学ぶ。 特に調査票の作成とサンプリング方法は、グループワークを 通して実践的に習得をはかる。 到達目標 社会調査によるデータの収集・分析について、基礎的な知識を 身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 問いを立てる 第3講 仮説をつくる 第4講 方法の選択 第5講 調査票の作成1 第6講 調査票の作成2 第7講 標本抽出の考え方 第8講 標本抽出の手続き 第9講 実査とデータ作成 第10講 量的データ分析の基礎 第11講 質的調査の種類と方法 第12講 質的データの分析 第13講 調査の倫理 第14講 まとめ1 第15講 まとめ2 テキスト・教材(参考文献含む) 授業への参加度30%、中間試験15%、期末試験55%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 玉野和志,2008, 『実践社会調査入門』世界思想社.などに目を 社会調査士資格の対象科目です。 学生諸君の積極的な参加を期待します。 通しておくことがのぞましい データ分析論 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 三 田 泰 雅 前学期 選 択 第2講 データの種類 第3講 度数分布とヒストグラム 講義のねらい 第4講 さまざまなグラフ 第5講 代表値 1.統計的データの読み方と用い方を学ぶ 第6講 分散と標準偏差 2.統計的データを用いた資料の読み方を学ぶ 3.質的データを用いた資料の読み方、質的データの用い方 第7講 まとめ① 第8講 クロス表を読む について学ぶ。 第9講 相関係数 第10講 相関関係と因果関係 第11講 疑似相関 第12講 統計的二次資料の紹介 第13講 まとめ② 第14講 フィールドワーク論文の読み方 到達目標 第15講 まとめ③ 質的・量的データの読み方と使い方の基礎、記述統計の基礎的 知識を身につける。 成績評価方法 中間試験50%、期末試験50% 準備学習 日本統計学会編『データの分析』 東京図書,2012。 テキスト・教材(参考文献含む) 授業時に資料を配布する。 担当教員から一言 足す・引く・掛ける・割る、の四則計算がわかれば理解できる授業 です。 社会調査士資格の対象科目です。 − 65 − 社会調査のための統計学 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 三 田 泰 雅 後学期 選 択 第2講 データの種類 第3講 基本統計量と度数分布表 講義のねらい 第4講 分散と標準偏差 統計的な社会調査の実施や、社会調査データの分析に必要な 第5講 クロス表分析 第6講 相関係数 統計的方法を解説する。 全数調査や標本調査の考え方を身につけるとともに、統計的 第7講 疑似相関 第8講 確率論の基礎 データの分析に必要な基礎的知識を習得する。 第9講 母集団と標本 第10講 統計的推定の考え方 第11講 統計的検定の考え方 第12講 t検定 第13講 χ2検定 第14講 回帰分析 到達目標 第15講 まとめ 統計的調査データの収集、統計的データの分析に必要な基礎 を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 中間試験50%、期末試験50%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 日本統計学会編,2012,『データの分析』東京図書.等に目を通 社会調査士資格の対象科目です。 学生諸君の積極的な参加を期待します。 しておくことがのぞましい。 量的データ解析法 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 三 田 泰 雅 後学期 選 択 第2講 統計の基礎 第3講 重回帰分析1 講義のねらい 第4講 重回帰分析2 複雑な現代社会を読み解く方法のひとつに、数量データを用 第5講 データ分析実習1 いた多変量解析がある。本講義では多変量解析の基本的な考え 第6講 二項ロジスティック回帰分析 方や代表的な技法を理解し、活用法を身につけることを目的と 第7講 分散分析 第8講 三重クロス表 する。 第9講 データ分析実習2 第10講 因子分析1 第11講 因子分析2 第12講 主成分分析 第13講 クラスター分析 第14講 データ分析実習3 到達目標 第15講 まとめ 多変量解析の基本的な手法を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 授業への参加度30%、中間レポート30%、期末レポート40%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 社会調査士資格の対象科目です。 与謝野有紀ほか編,2006, 『社会の見方・測り方』 勁草書房. 日本統計学会編,2012,『統計学基礎』東京図書.などに目を通 学生諸君の積極的な参加を期待します。 しておくことがのぞましい。 − 66 − 質的調査法 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 三 田 泰 雅 前学期 選 択 第2講 質的調査の方法的特徴 第3講 問題と仮説 講義のねらい 第4講 対象の選択 優れた調査の実例にふれながら、質的なデータを収集・分析す 第5講 質的調査の方法 第6講 インタビュー る方法を紹介していく。 第7講 ドキュメント分析 第8講 参与観察 第9講 ラポール 第10講 フィールドノート 第11講 調査の実施 第12講 質的調査データの分析 第13講 調査の倫理 第14講 結果の公表 到達目標 第15講 まとめ 質的なデータの収集・分析について学ぶ。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 授業時に資料を配布する 授業への参加度50%、期末レポート50% 準備学習 担当教員から一言 社会調査士資格の対象科目です。 学生諸君の積極的な参加を期待します。 好井裕明,2006,『「あたりまえ」 を疑う社会学』 光文社。 まちづくり研究 三田泰雅 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 「若者とスポーツ」をテーマとした量的調査を実施し、成果物 を作成する技法の習得を目的とする。とくに、以下の4つの項 目を重点的に、実習を運営してゆく。 (1)テーマに沿って、問 いと仮説をたてる。(2)先行研究を調べる。 (3)調査票を作成 する。(4)データの分析を通してレポートを執筆する。本実習 を履修することにより、これまでに習得してきた社会調査の基 礎を、実践的に理解すること、調査分析スキルの基礎強化を図 ること、などが期待できる。 なお、本実習は「コース別研修」 との組み合わせ科目である。 到達目標 本実習の履修者には、自らの問いをもとにして、先行研究を 整理することが求められる。そして調査をつうじて得られたデー タを、適切な方法を用いて分析し、考察を加えて成果の形にま とめることで、社会調査の一連の過程を学ぶ。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 問題の整理 第3講 問いを立てる 第4講 先行研究をさがす 第5講 仮説の役割 第6講 調査票作成の基礎 第7講 質問例をさがす 第8講 調査票の作成1 第9講 調査票の作成2 第10講 調査票の完成 第11講 プリテスト 第12講 プリテストのまとめ 第13講 調査の実施 第14講 調査の回収 第15講 まとめ テキスト・教材(参考文献含む) 授業への参加度50%、期末レポート50%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 玉野和志,2008, 『実践社会調査入門』世界思想社.などに目を 社会調査士資格の対象科目です。 資格取得を希望する場合は、同一年度に「コース別研修」を履修 通しておくことがのぞましい。 する必要があります。 − 67 − コース別研修 三田泰雅 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 「若者とスポーツ」をテーマとした量的調査を実施し、成果物 を作成する技法の習得を目的とする。とくに、以下の4つの項 目を重点的に、実習を運営してゆく。 (1)テーマに沿って、問 いと仮説をたてる。(2)先行研究を調べる。 (3)調査票を作成 する。(4)データの分析を通してレポートを執筆する。本実習 を履修することにより、これまでに習得してきた社会調査の基 礎を、実践的に理解すること、調査分析スキルの基礎強化を図 ること、などが期待できる。 なお、本実習は「まちづくり研究」 との組み合わせ科目である。 到達目標 本実習の履修者には、自らの問いをもとにして、先行研究を 整理することが求められる。そして調査をつうじて得られたデー タを、適切な方法を用いて分析し、考察を加えて成果の形にま とめることで、社会調査の一連の過程を学ぶことができる。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 有効票の選別とナンバリング 第3講 コーディングとエディティング 第4講 コードブックの作成 第5講 データ入力 第6講 データ入力 第7講 データクリーニング 第8講 単純集計 第9講 二変量の集計 第10講 多変量解析 第11講 考察する 第12講 成果報告 第13講 レポートの構成 第14講 成果をまとめる 第15講 報告書の作成 テキスト・教材(参考文献含む) 授業への参加度50%、期末レポート (A4で5〜6枚程度) 50%。 授業時に資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 玉野和志,2008, 『実践社会調査入門』世界思想社.などに目を 社会調査士資格の対象科目です。 資格取得を希望する場合は、同一年度に「まちづくり研究」の履 通しておくことがのぞましい。 修も必要です。 起業論 2年次 2単位 後学期 選 択 講義計画 起業や経営幹部になるために大切な考え方や視点・日々なすべ き事を学ぶ実践型の講義です。様々なものの見方、考え方や文 章力、表現力を身につけさせます。また、 グループ討議等を通じ、 学生同士が共に影響し合いながら考える力を養成します。 第1講 「ガイダンス」 、 「未来を予測して仮説を立てる(1)」: 起業の意義、外部環境の把握(1) 第2講 「未来を予測して仮説を立てる(2) 」 :外部環境の把握 (2) 第3講 「未来を予測して仮説を立てる (3) 」 :仮説を立てる (1) 第4講 「未来を予測して仮説を立てる (4) 」 :仮説を立てる (2) 第5講 「お客様の求めているもの・お客様の満足を考える」: お客様満足の意義 第6講 「事例研究(1) 」 第7講 「事例研究(2) 」 第8講 「起業家、成功する人、その要因を考える」 第9講 「自分研究」 :自分の特長、やってみたいこと 第10講 「経営理念の立て方」 第11講 「マーケティングと経営戦略(1) 」 第12講 「マーケティングと経営戦略(2) 」 第13講 「決算書の見方」 第14講 「資金繰り」 第15講 「ビジネスプラン作成」 定期試験:ビジネスプラン作成 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 伊藤公昭 講義のねらい 三重銀総研の取締役で現役の主席コンサルタントと主任コン サルタントが、日々の企業コンサル業務や企業研修の講師業務 等を通じた経験をもとに、現状の企業の現場でおこっている様々 な事例を実体験に基づいてお話します。内容は、将来の企業経 営者や起業家を志す学生並びに経営幹部を目指す学生を対象と しています。 到達目標 無 レジュメを用意します 1.当日の理解度を確認するレポート ①レポートの提出(出さなければ0点)及び受講態度:最高2.5 点 ②レポートの内容評価:最高2.5点 2.ビジネスプラン作成 (期末テスト) :最高25点 ※1と2の合計100点にて成績評価を行います。 日ごろより新聞記事やニュースに関心を持ち、現在日本や世界 授業は参加型で楽しく進めるつもりです。不真面目な学生は真 でおこっている様々な事象について考察し講義に臨んで下さい。 面目な学生に迷惑がかかるので履修しないでください。 また、講義内容と新聞記事等の関連を復習して下さい。 − 68 − 地方議会論 松井真理子 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 自治体は、選挙で選ばれた、首長をトップにする行政と、議 員による議会で構成されていますが、一般に議会はあまり身近 ではありません。しかし、議会は多様な住民を代表して議論を 行い、意思決定を行う重要な役割があることから、近年三重県 議会、四日市市議会などでは、全国的にも先進的な議会改革に 取り組まれています。この講義では、現場の最前線の動きを紹 介しながら、議会や議員についての基礎的な知識を修得し、今 日における議会の意義を理解することを目指します。 到達目標 1 地方議会の仕組みと役割を理解する。 2 現代における地方議会の重要性を理解する。 3 地方議会の機能を発揮するための議会改革の必要性とその 内容を理解する。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス・地方議会の仕組み (1) 第2講 地方議会の仕組み (2) 第3講 身近な地方議会 (録画による議会中継視聴) 第4講 議会と私たちの生活 (1) 第5講 議会と私たちの生活 (2) 第6講 議会と私たちの生活 (3) 第7講 議員活動 (1) 第8講 議員活動 (2) 第9講 議員活動 (3) 第10講 議会改革総論 第11講 三重県の議会改革 (1) 第12講 三重県の議会改革 (2) 第13講 四日市市の議会改革 第14講 全国の地方議会改革の状況 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 毎講義時のミニレポート 40% 定期試験 60% 毎回講義時に、教員・講師が準備する資料を配布します。 準備学習 担当教員から一言 三重県議会・四日市市議会のホームページを見ること、同議会が 地方議会の現場と連携した授業です。議会や議員に興味を持っ 作成する「議会だより」や新聞等で地方議会に関する記事を読む てほしいと思います。 ことを、毎日平均10〜15分程度行うこと。また、講義中に配布 された資料を、翌週の講義までに全部読むこと。 鉄道とまちづくり 岩崎恭典 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 自動車が移動手段として普通となっている北勢地域であるた め、どの鉄道会社も、通勤・通学客の減少によって、苦境にある ことは事実である。では、このまま、鉄道は消え去る運命にあ るのだろうか。 この講義では、今後の超高齢社会のなかでは、必要性が高ま るに違いないはずの鉄道事業者たる三岐鉄道を素材として、そ の経営戦略を具体的に学ぶとともに、地域社会はどうあるべき か、公共交通体系はどうあるべきか、そのためには、企業とと もに我々住民はどうあるべきかを、具体的に学ぼうとするもの である。 到達目標 この講義を通じて、公共交通の重要性を知るとともに、その ためにど住民としてどう行動すべきかを知り、また、鉄道の利 用者増を目指したさまざまなイベントのノウハウを取得するこ とも到達目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 開講の狙い 三岐鉄道の経営戦略 講義 (担当者…岩崎) 第2講 鉄道とまちづくり 北勢地域の鉄道 講義(岩崎) 第3講 10月4日・日曜日を予定 現地見学 北勢線とボラン ティアによる施設(貨物鉄道博物館等)運営の見学 第4講 10月4日・日曜日を予定 現地見学 北勢線とボラン ティアによる施設(貨物鉄道博物館等)運営の見学 第5講 三岐鉄道の鉄道事業概要 講義(㈱三岐鉄道鉄道部長 及び担当者) 第6講 三岐鉄道のバス事業・関連事業 講義 (三岐鉄道担当者) 第7講 個別研究のテーマ出し 第8講 テーマ別の研究班編成 第9講 研究班ごとのグループワーク 第10講 研究班ごとのグループワーク 第11講 研究班ごとのグループワーク 第12講 サンタ電車運行準備 第13講 サンタ電車運行準備 第14講 12月19日・土曜日を予定 北勢線サンタ電車運行 第15講 反省会 1月末までにレポート提出のこと テキスト・教材(参考文献含む) 成績評価は、研究テーマへの取り組み意欲、成果報告のプレゼ ㈱三岐鉄道・四日市大学総合政策学部編「地域活性化に地方鉄道 が果たす役割-三岐鉄道の場合」 (2008年9月、交通新聞社)を ンテーション結果の評価を加味して行う。 初回講義の際に、 配布する。㈱三岐鉄道のCSR活動の一環として、 無償とする。 準備学習 地方鉄道の苦境、特に近鉄内部・八王子線の動向を伝える新聞記 事、ネット情報を収集しておくように。イベント企画や事例研 究の際に役立つであろう。 参考文献 佐藤信之著『鉄道会社の経営』(中公新書、2013年、 940円+税) 担当教員から一言 この講座は、三岐鉄道の全面的な協力により実施されるもので す。実際に、三岐鉄道の事業に触れて、鉄道の存続に賭ける社 員の情熱を感じてください。 講義、実習、ゼミ形式と様々な 形式で行われますから、特に日程に注意して下さい。 − 69 − 祭りとまちづくり 岩崎恭典 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 地域の文化は、そこに生活する人々によって育まれている。 しかし、高齢化や生活様式、価値観の多様化により、伝統文化 の継承は、危機に瀕している場合が多い。 この講義では、「大入道山車」 (三重県指定有形民俗文化財)と 鳥羽市賀多神社の遷宮を事例として、 伝統文化の保存・継承には、 どのような課題があるか、保存・継承の持つ意味を、実際に活動 に参加することにより、考えてもらおうとするものであり、社 会人の皆さんも参加する開放講座として実施するものである。 到達目標 講義と実習を通じて、祭りの持つ意味と、祭りの果たす地域 統合の役割について学び、自分自身がこれからの地域社会で何 ができるのかを明確にすることを到達目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 地域文化の意味(岩崎) 第3講 祭礼とイベン卜 第3〜7講担当者…前田憲司(芸能 評論家) 第4講 四日市祭の歴史 第5講 四日市祭の現在 第6講 四日市祭の課題 第7講 保存継承の問題点と今後の課題 第8講 岩戸山の復活 講義(岩戸山保存会会員) 第9講 大入道山車の保存継承上の課題 講義(大入道保存会 会員) 第10講 鳥羽市賀多神社の遷宮行事 講義 (鳥羽市賀多神社氏子) 第11講 鳥羽市賀多神社の遷宮行事 講義 (鳥羽市賀多神社氏子) 第12講 現地実習 7月19日 土曜日 終日(大入道の組み立 てへの参加) 第13講 現地実習① 8月2日 日曜日 終日 岩戸山、大入 道の演技への参加 あるいは、現地実習② 鳥羽市賀多神社の遷宮行事(日 程未定)に参加 第14講 現地実習 第15講 現地実習 テキスト・教材(参考文献含む) 祭りへの取り組み意欲、レポート(A4版3枚以上)の評価を加 なし。必要に応じてレジメを出す予定である。 味して行う。 準備学習 講義期間中については、専門家による講義もあるので、前回ま での講義内容の復習をしておくことが必要である。 二つの事例のうち、どちらかに参加してもらう。実習期間までに、 間があるので、講義内容は実習までに復習しておくこと。 食とまちづくり 小林慶太郎 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、食とまちづくりについて扱っていきます。近年、 ご当地グルメブームなどにより、まちづくりとの関係から注目 されるようになってきている食文化。この授業では、食文化を 通じたまちづくりの可能性について、四日市とんてきなどの食 を通じて実際にまちづくり活動に取り組んでいる方々を講師に 迎えて話を聞いたり、実際に食を通じたまちづくり活動の現場 に出かけて行ったりする予定です。学生諸君が、まちづくり活 動の実際を五感を通して学び感じ取ってくれることを、ねらい としています。 担当教員から一言 この講座は、四日市市と四日市市中納屋町大入道保存会のご協 力を得て過去7年にわたって開講しているものである。今年は鳥 羽市賀多神社の遷宮行事も体験してほしい。これらに主体的に 参加してみようとする学生諸君の参加を希望する。 講義計画 第1講 ガイダンス:四日市とんてきとまちおこし 第2講 四日市とんてきとB-1グランプリ 第3講 四日市の魅力の魅力発信に向けて 第4講〜第9講 実習:第10回B-1グランプリ(10/3-4、青 森県十和田市で開催予定)へのスタッフとしての参加 を授業6回分としてカウントする 第10講 県内の食によるまちおこしの取組み① 第11講 県内の食によるまちおこしの取組み② 第12講 B-1グランプリとまちおこし 第13講 県内の食によるまちおこしの取組み③ 第14講 近県の食によるまちおこしの取組み 第15講 食によるまちおこしの効果と課題 定期試験(レポート提出) 到達目標 ※ゲストスピーカーの都合などにより、順番や内容が変更にな る場合があります。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 この講義では、学生諸君が、まちづくりの現場を体験するこ とを経て、まちづくりについての自分なりの考え方を身につけ ることを、到達目標としています。 なし (必要に応じて資料を配布する場合があります) 成績は次のような配分により評価します。 取組姿勢および講義時に指示する簡単な課題の提出状況:75% 【参考文献】 俵慎一 「B級ご当地グルメでまちおこし」 学芸出版社 (2011年) 定期試験(レポート) :25% 日頃から、食やまちづくりに関するテレビや新聞のニュースに、 宿舎確保等の都合があるので、履修希望者は前学期中に開催す 目を通すことを心掛けてください。また、ご当地グルメを求め る事前説明会に必ず出席して下さい。 なお、秋の青森県十和田市での実習に参加できない学生は、出 て積極的に各地を旅することも歓迎します。 席要件を満たせないため単位を取得できません。履修者は必ず 参加するようにして下さい。 − 70 − 専門基礎演習 2年次 2単位 後学期 必 修 講義計画 地方自治に関する新聞記事を読むこと、メモを的確につくり、 質問の仕方を学ぶこと、自己の主張を補強する資料・データを正 しく引用すること、プレゼンテーションと質疑応答を適切に行 い、議事録をまとめること、これらを目標とする。 第1講 ガイダンス、講義内容の提示 第2講 今週の新聞の報告 第3講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義とそのノー トづくり 第4講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義とそのノー トづくり、質疑応答の仕方 第5講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義、各自の取 り組むテーマの報告と質疑 第6講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義、資料収集 と加工、引用の仕方について 第7講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義、プレゼン テーションの仕方、インターネット利用上の留意点 第8講 今週の新聞の報告、地方自治に関する講義、司会者、 書記の役割とは何か 第9講 プレゼンテーション実習、各自報告、討議、まとめ① 第10講 プレゼンテーション実習、各自報告、討議、まとめ② 第11講 プレゼンテーション実習、各自報告、討議、まとめ③ 第12講 プレゼンテーション実習、各自報告、討議、まとめ④ 第13講 レポート作成指導① 第14講 レポート作成指導② 第15講 レポート作成指導③ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 岩崎恭典 講義のねらい 地方自治の課題、すなわち、身のまわりの出来事について、 疑問を持ち、調べ、報告し、討議するという、専門演習の基礎 となる一連の作業方法を修得することを講義のねらいとする。 到達目標 報告、質疑、司会、書記の役割を果たすことが50%、最終レポー なし。講義に際してはレジメ・資料を配布する。 トの評価50%の割合で評価する。 準備学習 まずは、地方自治に関する幅広い新聞記事の検索をしておくこ と、テーマ設定以降は、特定のテーマにそって丹念に新聞を読 むことが何よりの準備学習である。 参考文献については、その都度指示する。 専門基礎演習 鬼頭浩文 2年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 自分を表現する能力を、具体的に自己PR大会などを通じて磨 き上げる。また、新聞を使ったレポート作成やテーマ・課題を設 定した小論文作成を行う。また、就職活動でよく質問される「大 学時代に打ち込んだこと」を肉付けするために、積極的に課外活 動を行う。具体的には、地域のイベントに実行委員として参加 したり、大学祭などで学生が自ら企画して実行したりする。こ の演習は、専門演習の準備段階と位置づけ、コミュニケーショ ン能力の向上とチームワーク作りにも力を入れていく。 到達目標 新聞・テレビなどの報道を理解し、自分の力で考え、文章とし て書きあげる。そして、インパクトのあるプレゼンで魅力的に 人に伝える能力を身に着けることが、この2年後期のわが鬼頭 ゼミ;専門基礎の到達目標である。 担当教員から一言 専門演習に進む準備としての基礎講座である。 新聞や本を読み、まとめ、自己主張をする訓練をしてもらうが、 専門演習だけではなく社会に出ても役に立つはずである。 希望者は引き続き専門演習aに参加してもらってもよい。 講義計画 1.ガイダンス;顔見せと自己紹介 2.自己紹介を手書きで作ろう (自己PR・大学時代・大学以外) 3.大学祭や地域イベントなど、課外活動の何かを選択して参 加表明 4.自己PR大会(各人4分で自己紹介) 5.大学祭準備:たこ焼き練習会 6.新聞を読もう①気になる記事の感想 (手書きレポート400字) 7.新聞を読もう②気になる記事のまとめ(手書きレポート600 字) 8.新聞を読もう③気になる記事の考察 (手書きレポート800字) 9.専門演習合同説明会 10.レポート作成①400字原稿用紙×2枚=800字以内(60分) 練習編 11.レポート作成②400字原稿用紙×3枚=1200字以内(80分) 応用編 12.レポート作成③400字原稿用紙×3枚=1200字以内(80分) 実践編 13.懇親会でコミュニケーション能力を身につけよう 14.映像:東日本大震災のことを考えよう 15.茶話会でコミュニケーション能力を身につけよう 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ジャージなど部活用の服装は禁止。自分らしさを表現するカジュ テキストは、とくに指定しない。必要に応じてプリントを配布 アル・ファッションでゼミに参加すること。成績は、ゼミでの提 する。 出物 (5割) と、 プレゼンテーション (5割) から総合的に判断する。 課題をやり遂げることも大切だが、ニュースや新聞などから社 鬼頭ゼミの誇りは、過去、就職を希望して活動した者が全てほ ぼ希望に近い就職を決めてきたことである。これは、ゼミ活動 会の動きを知り、就職を意識した準備学習をしてほしい。 の中で身につけた人間力を人前で表現できる能力が発揮できた からと考える。積極的にゼミ活動に参加してほしい。 − 71 − 専門基礎演習 小林慶太郎 2年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい この演習では、履修者全員で分担して、毎回、原則として1 章ずつテキストの内容を要約したうえで、その内容についての 理解を深めていきます。主に専門演習で地域政策系のことを学 ぼうとする学生を対象として、地域政策系の学修の基礎となる 知識を修得することと、学習を行っていくうえでの基礎となる 文章を読んで理解する力を身につけることを、ねらいとしてい ます。 到達目標 この演習を通じて、学生諸君が、地域政策や地方自治に関す る基本的な用語や知識を身につけることを、到達目標としてい ます。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 新藤宗幸「日曜日の自治体学」 東京堂出版、2013年、2200円+ 税 課題への取り組み状況:45% 授業中の発言・受講態度:55% 準備学習 日ごろから、社会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテ レビのニュースなどに、よく目を通しておいてください。 なお、毎回必ず事前に、テキストの該当の章に目を通してき てください。 専門基礎演習 ゴードン・リース 講義のねらい 2年次 2単位 後学期 必 修 Reading Skills In this course we will work on improving our English reading skills. We will primarily use a textbook,but we will also use graded readers which are novels or short stories that have been abbreviated for EFL learners. In addition we will also do some mini-skits and a short movie making project in the course. Nagoya Players という外国人劇団の英語劇をクラス全員で観 に行きます。交通費、 入場料、 食事代等は学生の負担になります。 到達目標 1.英語の読解力を向上させること。 2.英語のディスカッション力を高めること。 3.英語の語彙を増やすこと。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 身近な政府・自治体を学ぼう1 〜地方自治を学ぶ意 義〜 第3講 身近な政府・自治体を学ぼう2 〜その歴史的あゆみ 〜 第4講 身近な政府・自治体を学ぼう3 〜地方分権改革と新 たな枠組み〜 第5講 強い首長と弱い議会の虚実1 〜首長の役割〜 第6講 強い首長と弱い議会の虚実2 〜地方議会〜 第7講 税金と使われ方を考える 第8講 ローカル・ルールとしての条例 第9講 専門演習について 第10講 少子・高齢型社会のなかの福祉とまちづくり 第11講 地域で支える学校教育とは 第12講 環境をまもる 〜リサイクル、景観保全、再生可能エ ネルギー〜 第13講 市民・自治体外交で国際平和をつくる 第14講 自治体行政のプロフェッションとアマチュア 第15講 自治・分権型社会をつくろう 担当教員から一言 高校までの勉強とは異なり、大学での勉強は本来、自ら課題を 見つけて答えを探し出すという性格を持っています。したがっ て、与えられたことだけをやる「指示待ち」ではなく、一人ひと りが知的好奇心を持って、前向きに積極的に取り組んでいくこ とを望みます。 講義計画 1 Course Introduction 2 Star Man① 3 Star Man② 4 Star Man③ 5 Star Man④ 6 Super Eight① 7 Super Eight② 8 Movie Making Project① 9 Movie Making Project② 10 Movie Making Project③ 11 Movie Making Project④ 12 学外授業 13 Movie Making Project Continued① 14 Movie Making Project Continued② 15 Movie Festival テキスト・教材(参考文献含む) 1.授業での態度 25% 2.学外授業の参加 25% 3.Speaking tests/Quizzes 25% 4.Movie Making Project 25% Inspire Nancy Douglass Andy Boon Cengage Learning 2,230 yen 準備学習 担当教員から一言 皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを 守って下さい。 2.プリントを配布しますので、 ファイル (A4) を用意すること。 毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。 出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。 3.英和辞典は必携。 1.基礎英語のテキストを復習すること。 − 72 − 専門基礎演習 友原嘉彦 2年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい この演習(ゼミ)ではこれまでに学んだ文献調査、発表、レポー ト作成、議論の技術を一層高め、また、基礎演習で身につけた 観光学の研究力をさらに向上させる。基礎演習では任意の一都 市における観光の全体像について研究を行なったが、この演習 では観光都市における、やや絞ったテーマに基づき、研究する こととなる。なお、観光の現場に直に触れる目的でフィールド ワークに行く予定である ( 「専門演習b」 友原ゼミと合同) 。 到達目標 観光に関する何らかのテーマを見つけ、フィールドワークと 研究の進捗状況の発表を経て、 (小)論文(A4で7枚程度。図表 含む)を執筆できるようになることを目標とする。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 フィールドワークの計画、準備① 第3講 フィールドワークの計画、準備② 第4講 フィールドワークの計画、準備③ 第5講 フィールドワークの計画、準備④ 第6講 フィールドワークの計画、準備⑤ 第7講 研究の進捗状況の発表① (各講1−2人の発表。以下同) 第8講 研究の進捗状況の発表② 第9講 通常講義日外のフィールドワークの代休 第10講 研究の進捗状況の発表③ 第11講 研究の進捗状況の発表④ 第12講 研究の進捗状況の発表⑤ 第13講 研究の進捗状況の発表⑥ 第14講 研究の進捗状況の発表⑦ 第15講 研究の進捗状況の発表⑧、期末レポート提出。 ※第6講の後にフィールドワークを予定。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 フィールドワークの準備30%、発表と議論への参加40%、期末レ 図書館で必要な文献、資料を借りることになる。 ポート30%。 日頃より紀行文や旅行マンガなど観光に関係する書物を読んで 観光関連の大学院進学や就職を考えている学生はぜひ受講して ください。また、この演習からは情報収集力の一環として取材 おくとよい。 力も涵養します。ジャーナリストを目指す学生の受講もお待ち しております。 専門基礎演習 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 中 西 紀 夫 後学期 必 修 第2講 自己紹介(スピーチの練習) 第3講 資料の収集方法① 講義のねらい 第4講 資料の収集方法② 講義のねらいは、日常生活全般における法律に関連する諸問 第5講 新聞の読み方① 題を、ある程度、自分で思考し解決できる力を身につけること 第6講 新聞の読み方② 第7講 レジュメのまとめ方① です。 第8講 レジュメのまとめ方② 第9講 文章表現力の養成① 第10講 文章表現力の養成② 第11講 発表の方法① 第12講 発表の方法② 第13講 発表の方法③ 第14講 意見交換の方法 到達目標 第15講 レポート提出 到達目標は、図書・新聞・インターネット等で入手した資料を 基にレジュメを作成したうえで、発表や意見交換の方法を学ぶ ところまでを予定しています。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は、次のような評点配分です。 受講態度 80% レポート 20% 必要に応じて、資料を配付します。 準備学習 担当教員から一言 新聞やニュースで取り上げられた事件などの当該規定を、必要 休まずに意欲をもって受講する気持ちが大切です。また、積 に応じ六法で調べるのはもとより、ジュリストなどの判例集も 極的な質問を期待します。 できるだけ読む習慣を身につけてください。 − 73 − 専門基礎演習 松井真理子 2年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 新聞記事を使って、政治、経済、社会問題、国際情勢等につ いて理解を深めます。また、それに関連した文献を読むことで 理解の幅を広げるとともに、それらの資料読解を通じて質問力 の向上を図ります。さらにレポートにまとめることによって、 論理的な思考力と文章力を養成します。 到達目標 1 現代社会の動きに関心を持ち、基本的な内容を理解する。 2 的確な質問力を身に着ける。 3 論理的な思考力と文章力を身に着ける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第3講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第4講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第5講 特定テーマの討論会 第6講 討論に基づくレポート作成 第7講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第8講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第9講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第10講 特定テーマの討論会 第11講 討論に基づくレポート作成 第12講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第13講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第14講 今週のニュースの発表・1人1質問と回答探し 第15講 特定テーマの討論会・レポート作成 テキスト・教材(参考文献含む) 授業の取り組み姿勢 60% 作成したレポート 40% ニュースの記事を自分で用意します。また関連する資料を各自 で用意します。 準備学習 担当教員から一言 各自が担当するニュースを読んでよく理解しておくこと。あら 現代社会の動きを学びながら、多面的な力をつけていきます。 かじめ設定されたテーマについて、質問内容を考えておくこと。 楽しくやりましょう。 専門基礎演習 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 後学期 必 修 第2講 自己紹介を兼ねてスピーチ 第3講 自己紹介を兼ねてスピーチ 講義のねらい 第4講 資料収集法 本演習は、スポーツ・運動・健康をテーマとして、レポート及 第5講 プレゼンテーション法 第6講 第一次レポート作成 び論文作成のための基礎的な能力養成を目的とする。 第7講 第一次レポート作成 第8講 第一次レポート作成 第9講 第一次レポート発表・質疑応答・討論 第10講 第一次レポート発表・質疑応答・討論 第11講 第一次レポート発表・質疑応答・討論 第12講 第一次レポート発表・質疑応答・討論 第13講 第一次レポート発表・質疑応答・討論 第14講 レポート最終版完成へ向けての検討 到達目標 第15講 レポート最終版完成 各種資料(書籍・雑誌・新聞記事・映像資料等) を整理し、レポー トとしてまとめた上で発表する。その発表内容についてクラス 全員で質疑応答や討論を重ねることによって、その後の研究テー マ選定へとつなげていく。 成績評価方法 レポート(50%)、プレゼンテーション (50%) 準備学習 発表の担当者は、周到に資料の準備をして授業に臨むこと。 テキスト・教材(参考文献含む) なし 担当教員から一言 学生の自主的なテーマ選定・資料収集・レポート作成・討論参加を 期待する。 − 74 − 専門演習a 岩崎恭典 3年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 皆さんの全ての生活に、国や地方自治体が関わっているといっ ても過言ではない。空気を吸っても、食事をしても、ごみを出 しても、あるいは私立大学に学ぶことすら、そこには、国や地 方自治体の存在がある。 しかし、今、国や地方自治体のあり方には大きな変革が迫ら れている。政治・行政の仕組みを変えなければ、おそらく、21世 紀の日本は沈没である。 そうならないために我々は何をすればいいのか?この演習で は、2年間を通じて、我々がなすべきことを見つけることをね らいとする。 到達目標 2年間を通じて、なんでもいいから、身近なことで興味を持っ たことから、行政のあり方を考え、課題を発見し、既存の制度 に異議を申し立て、あるいは自分で課題を解決し、あわよくば 稼ぐ手段を見つけることを到達目標とする。 成績評価方法 講義計画 4年生とともに、3〜4限連続して、ゼミを行う。木曜日4限 目の授業は入れないように。 12月4日〜6日に行われる6大学のジョイントゼミにむけての 準備も行う。本年度のジョイントゼミの共通テーマは、 「村-○ ○○ (副題) 」 である。 第1講 オリエンテーション 次週以降の報告者・討論者・司 会・書記の決定 第2講 岩崎によるモデル報告、討議、まとめ 第3講 4年生報告、討議、まとめ 第4講 4年生報告、討議、まとめ 第5講 4年生報告、討議、まとめ 第6講 4年生報告、討議、まとめ 第7講 3年生報告、討議、まとめ 第8講 3年生報告、討議、まとめ 第9講 3年生報告、討議、まとめ 第10講 3年生報告、討議、まとめ 第11講 ジョイント・ゼミ メインテーマの検討、分科会テー マ出し 第12講 ジョイント・ゼミ メインテーマの検討、分科会テー マ出し 第13講 ジョイント・ゼミ 班編成、班別検討 第14講 フィールドワーク場所・課題、内容の準備 第15講 フィールドワーク場所・課題、内容の準備と決定 テキスト・教材(参考文献含む) 二週間に一回はある報告の内容、討論への参加状況、年度末に なし。輪読会の資料等は適宜配布する。 完成予定の約1万字の卒業論文仮レポートの進捗状況、これら なお、鳥羽市や志摩市でゼミ活動として継続的に取り組む地域 活性化事業も教材である。積極的に参加すること。 を総合的に評価する。 準備学習 各自のテーマの発見のためにも、また、テーマを深く理解する ためにも、自身の興味に関わる新聞記事を日ごろから読むこと。 また、個別のテーマに即して私が紹介する参考文献は、必ず報 告までには読みこなしておくこと。 専門演習a 鬼頭浩文 3年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい ゼミでは、就職も意識しながら、生きる力を身につけること が到達目標である。具体的には、自分を表現すること、就職に 向けた資格取得、イベント参加、懸賞論文作成を行う。また課 外活動として、ボランティアやイベント参加を通して「まちづく り」に参画しながら地域の問題点を考える。これは、書籍や資料 だけではとらえきれない現場の実際の姿を知ることがゼミ活動 の重要な要素となる。このゼミでは、テーマを設定し、自分で 考え、調べ、結果を残すことができる能力を、懸賞論文の作成 準備通じて身につける。 到達目標 自分の学生生活後半をどう送るか、しっかりと目標を設定し て少しでも近づくことが到達目標である。 担当教員から一言 専門演習は、小さな“自治”の仕組みである。徹底した話し合い、 積極的な発言と提案、 何でも面白がる好奇心を望む。夏休みには、 沖縄で自治を考える研修旅行を実施する。6大学ジョイント合 宿とあわせて、7万円程度はかかることを前提とされたい。 講義計画 1.ガイダンス;自己紹介でプレゼン練習(他学生の発表を記 録する) 2.自己PRプレゼンを手書き作成 3.就職のための自己表現①(大学履歴書用紙記入練習) 4.グループ・ディスカッション① 5.グループ・ディスカッション② 6.就職談義(お茶会) 7.大学時代に打ち込む個性発掘企画を作成 8.就職のための自己表現②(大学履歴書用紙完成) 9.自分の課題に挑戦(秋の懸賞論文を目指してテーマ設定) 10.懸賞論文作成の準備(基本的な情報収集) 11.夏休みに行う懸賞論文の調査計画の作成①(ヒアリング計 画;PC教室) 12.夏休みに行う懸賞論文の調査計画の作成②(実際に依頼要 請;PC教室) 13.夏休みに行う懸賞論文の調査計画の作成③(必要な手続き; PC教室) 14.懸賞論文構成(目次の作成・提出;PC教室) 15.懸賞論文書き出し(A4×2枚;PC教室) 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ジャージなど部活用の服装は禁止。自分らしさを表現するカジュ テキストは、とくに指定しない。必要に応じてプリントを配布 アル・ファッションでゼミに参加すること。成績は、ゼミでの提 する。 出物 (5割) と、 プレゼンテーション (5割) から総合的に判断する。 課題をやり遂げることも大切だが、ニュースや新聞などから社 鬼頭ゼミの誇りは、過去、就職を希望して活動した者が全てほ ぼ希望に近い就職を決めてきたことである。これは、ゼミ活動 会の動きを知り、就職に向けた準備学習を各自してほしい。 の中で身につけた人間力を人前で表現できる能力が発揮できた からと考える。積極的にゼミ活動に参加してほしい。 − 75 − 専門演習a 小林慶太郎 3年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい いじめ、外国人や同性愛者などへの差別、うつ病、エイズ、 過労死、失業…。政府が市民を守ってくれるはずなのに、なぜ、 このような問題が起きるのでしょう? このゼミ(専門演習) では、身近な地域での問題の解決策 (政策) や、その問題解決策を実行していく体制(行政や地域の様々な団 体など)、あるいは、そうした解決策を決定する仕組み(政治)等 について、その基礎的な知識を身につけていくとともに、それ らがどのようなあり方であることが望ましいのかについても、 みんなで考えていきたいと思います。 到達目標 身近な地域の問題を発見し、その解決策を考えていく力を身 につけることが、このゼミの到達目標です。 成績評価方法 講義計画 1 ガイダンス 2 地方自治の仕組み① 3 地方自治の仕組み② 4 地方自治の仕組み③ 5 地方自治の仕組み④ 6 地方自治の仕組み⑤ 7 村と地方制度 8 行政村と自然村 9 村をとりまく社会環境の変化 10 村の政策課題① 11 村の政策課題② 12 村の政策課題③ 13 村の政策課題④ 14 村の政策課題⑤ 15 前期のまとめ ※各回に扱う内容は、各人の興味関心などに応じて、上記とは 変更することがあります。90分という授業時間の枠にとらわ れることなく、3・4限目の連続で、3・4年生のゼミを合同 で行っていきます。また、岩崎ゼミと合同で授業を行うこと もあります。夏休みには、 沖縄へのゼミ旅行も予定しています。 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次のような配分により評価します。 課題への取り組み状況:60% 授業中の発言・受講態度:40% なし(必要な資料等は、演習の際に配布する予定です) 。参考文 献等については、演習を進めていく中で、適宜紹介していきま すが、さしあたって、新藤宗幸・阿部斉 『概説日本の地方自治[第 2版]』 (東京大学出版会) は、一読しておいてください。 準備学習 担当教員から一言 日ごろから、社会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテ 高校までの勉強とは異なり、大学での勉強は本来、自ら課題を 見つけて答えを探し出すという性格を持っています。したがっ レビのニュースなどに、よく目を通しておいてください。 て、与えられたことだけをやる「指示待ち」ではなく、一人ひと りが知的好奇心を持って、前向きに積極的に取り組んでいくこ とを望みます。 専門演習a 友原嘉彦 3年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 専門演習では大学における学びの集大成としての卒業論文作 成を大きな目標とし、そこに至るまでに必要と考えられるスキ ル(研究目的と研究方法、先行論文の講読、議論、調査、分析、 卒業論文の執筆の際の注意点など) を身につける。なお、 研究テー マは観光に関係することとする。 到達目標 前半は観光に関係する論文を1つ挙げ、読み、要旨を紹介し、 議論できることを目標とする。後半は後期のフィールドワーク の準備をする。各自がどのようなことを重点的に調査するのか について計画を発表することを目標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 指定論文の講読とレジュメの作成の仕方① 第3講 指定論文の講読とレジュメの作成の仕方② 第4講 発表①(各講2人発表。それぞれ、発表15分、質疑応 答15分、講評15分。以下同) 第5講 発表② 第6講 発表③ 第7講 発表④ 第8講 発表⑤ 第9講 フィールドワークの計画、準備① 第10講 フィールドワークの計画、準備② 第11講 発表⑥ 第12講 発表⑦ 第13講 発表⑧ 第14講 発表⑨ 第15講 発表⑩ ※発表者の無断欠席は認めない。 テキスト・教材(参考文献含む) 発表と議論への参加80%、フィールドワークの準備20%。 図書館で必要な文献、資料を借りることになる。 準備学習 担当教員から一言 日頃から観光に関して考え、また、関連するさまざまな情報に 一人一人の夢が実現するよう、全力でサポートします。観光研 究を通して、独創性、<調べたり、分析したり、まとめたりす 触れておいて欲しい。 る力>、誰とでもうまくやっていこうとする力、勇気、粘り強 さなどを涵養します。 − 76 − 専門演習a 3年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 中 西 紀 夫 前学期 必 修 第2講 研究テーマ及び報告の順番の決定等 第3講 法と裁判 講義のねらい 第4講 民事裁判 講義のねらいは、専門基礎演習で取得した知識を土台とし、 第5講 刑事裁判 残りの大学生活においての各自の研究につながるものにしたい 第6講 裁判員制度① と考えています。また、就職活動などでも困らないように最新 第7講 裁判員制度② 第8講 憲法改正問題 の社会問題についても議論する予定です。 第9講 国家機密と国民の知る権利 第10講 国内法と国際法 第11講 公害・環境対策と法 第12講 手形・小切手① 第13講 手形・小切手② 第14講 独占禁止法 到達目標 第15講 レポート提出 (研究報告したテーマで) 到達目標は、各自が入手した資料や新聞等の関係資料も照ら し合わせたうえで、レジュメを基にした報告を行い、みんなで 議論するところまでを考えています。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 必要に応じて、資料を配付します。 成績は、次のような評点配分です。 受講態度 60% 発表内容 20% レポート 20% 準備学習 担当教員から一言 法律学は、しばらくはとっつきにくいと思いますが、法律の仕 組みが分かるようになれば、それはあなたの人生にとって「究極 的な徳」 になるでしょう。 毎日、新聞を読むことです。 専門演習a 松井真理子 3年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 松井ゼミが「協創ラボ」を構成している四日市市川島地区と連 携し、地域の課題について理解を深めるとともに、その解決方 法について共同研究を行う。また、松井ゼミの卒業生が結成し ている「四日市大学共生社会づくり研究会」に加わり、今年度の 共生社会に関連するテーマを決定し、調査を行いながら理解を 深める。 (4年生と一部を合同で実施) 到達目標 1 地域レベルの課題の学習を通じて、今日の社会課題を実践 的に理解する。 2 地域の方々との共同研究を通じて、地域貢献を行う。 3 共生社会に関する調査を行うことにって、人権感覚を養い、 人間的な奥行を深める。 成績評価方法 授業の取り組み姿勢 60% 作成した資料等の内容 40% 準備学習 関連資料の収集および収集した資料の読み込み 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 川島地区との合同会議〜共同研究のテーマ設定 (A研究) 第3講 研究計画案作成 第4講 共生社会づくり研究会との会議〜今年度のテーマ設定 (B研究) 第5講 調査計画案作成・役割分担決定 第6講 川島地区との合同会議〜研究計画案の決定 第7講 A研究の文献研究(1) 第8講 A研究の文献研究(2) 第9講 川島地区の訪問調査 第10講 川島地区の訪問調査のまとめ 第11講 A研究の文献研究(3) 第12講 A研究の研究計画書作成 第13講 B研究の分担部分の進捗発表 第14講 A研究の前期のまとめ 第15講 川島地区との合同研究会 テキスト・教材(参考文献含む) A研究、 B研究に関する関連文献 (川島地区から提供されるもの、 教員が提供するもの、学生各自が収集するもの) 担当教員から一言 A研究、B研究とも初めての試みです。夏休みには、テーマに 関連した調査旅行をしたいと思います。 − 77 − 専門演習a 3年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 前学期 必 修 第2講 自己紹介を兼ねて、関心のあるスポーツの話題につい てスピーチ 講義のねらい 第3講 自己紹介を兼ねて、関心のあるスポーツの話題につい てスピーチ 本演習では、スポーツ科学に関連した文献講読及び討論を通 第4講 スポーツ科学とは して、論文作成のための知識を養成する。 第5講 文献講読・討論① 第6講 文献講読・討論② 第7講 文献講読・討論③ 第8講 文献講読・討論④ 第9講 文献講読・討論⑤ 第10講 文献講読・討論⑥ 第11講 文献講読・討論⑦ 第12講 文献講読・討論⑧ 到達目標 第13講 文献講読・討論⑨ 文献検索や資料作成等、研究を進めるための基礎的な手法を 第14講 文献講読・討論⑩ 第15講 総括及び夏期休暇課題の説明 習得する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) なし 課題文献の解説・要約(50%) 、レポート (50%) 準備学習 担当教員から一言 学生の積極的な討論参加を期待する。 毎回担当者を決めて、課題文献の解説をしてもらう。 専門演習b 岩崎恭典 3年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 専門演習aに引き続き、自治体の問題について、各自の興味・ 関心に基づいて、報告・討議してもらう。 同時に、12月4日〜6日のジョイント・セミナーのプレゼン テーションの準備が必要である。報告内容の作成、パワーポイ ントやレジメの準備で大変かも知れないが、3・4年生全員が、 共通テーマ「村」、個別テーマのいくつかに分かれ、一緒に参加 する小林慶太郎ゼミとともに、チームを組んで準備してもらう。 到達目標 報告や討議、プレゼンテーションが、100人をこえる学生の前 でできるようになること、また、1月には、一万字レポートの 提出もあるので、明確な問題意識のもとで、ヒアリングを進め るなど、社会調査の手法に習熟することも専門演習bの到達目 標である。 講義計画 4年生とともに、3〜4限連続して、ゼミを行う。木曜日・4限 目の授業は入れないように。 後学期は、12月に行われる6大学のジョイントゼミ合宿にむけ ての準備を行う。 第1講 ガイダンス 第2講 グループワーク レジメ作成に向けて課題の整理 第3講 グループワーク レジメ作成に向けて作業分担の確定 第4講 グループワーク レジメ作成に向けて各分担間の調整 第5講 各班第一次中間報告 第6講 グループワーク レジメ完成に向けて 第7講 グループワーク レジメ完成に向けて 第8講 グループワーク レジメ完成に向けて 第9講 各班第二次中間報告 レジメ完成 第10講 グループワーク パワーポイントの作成 第11講 グループワーク パワーポイントの作成 第12講 12月4日〜6日 ジョイントゼミ合宿への参加 第13講 1万字レポートの報告、討議、まとめ 第14講 1万字レポートの報告、討議、まとめ 第15講 1万字レポートの報告、討議、まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ゼミでの報告の内容、討論への参加状況、年度末の一万字の卒 なし。資料は適宜配布する。 なお、鳥羽市や志摩市でゼミ活動として継続的に取り組む地域 業論文仮レポートの内容を総合的に評価する。 3月スタートの就職戦線で、大学で何をやってきたかについて 活性化事業も教材である。積極的に参加すること。 答えられるものを早めに作成してほしい。 各自のテーマに関わる新聞記事を日ごろから読むこと。個別の 前学期と同様、専門演習は、自ら運営してほしい。 テーマに即して紹介する参考文献は、必ず報告までには読みこ なお、一万字レポートは、ジョイント・セミナーのテーマをまと めてもよし、自分の研究テーマを深化させたものでもよし、い なしておくこと。 ずれにしても、早めに取り掛かる必要がある。 − 78 − 専門演習b 鬼頭浩文 3年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい このゼミでは、自由にテーマを設定し、自分で考え、調べ、 結果を残すことができる能力を身につけ、就職活動につなげる ことが最大のテーマといえる。ゼミでは、就職も意識しながら、 社会人として最低限持っていてほしい常識について学習する。 具体的には、イベント参加などを通して「まちづくり」に参画し ながら地域の問題点を考え、懸賞論文提出を目標に研究を進め る。また、就職活動キックオフ(企業研究とインターンシップ参 加) を通して社会を観る力を身につけることを重視していく。 到達目標 社会との接点を持つこと、学生懸賞論文で受賞レベルに到達 することを通じ、就職活動のキックオフにつなげる。 講義計画 1.ガイダンス;夏休みを振り返り、今後のゼミ活動のビジョ ンをかためる 2.CSC(キャリアサポートセンター)登録用紙の自己PR文作 成と添削 3.全員の自己PRを交換して互いにコメントする 4.懸賞論文執筆作業①(情報収集と整理;PC教室) 5.懸賞論文執筆作業②(章立ての完成;PC教室) 6.懸賞論文執筆作業③(イントロとテーマ背景の作成;PC教 室) 7.懸賞論文執筆作業④(途中経過の報告会;PC教室) 8.懸賞論文執筆作業⑤(論文執筆と添削指導;PC教室) 9.懸賞論文執筆作業⑥(論文執筆と添削指導;PC教室)⇒提 出(A4×8ページ) 10.就職活動キックオフ懇談会 11.就職活動ネット裏ワザ指導①(インターネット活用;PC教 室) 12.就職活動ネット裏ワザ指導②(インターネット活用;PC教 室) 13.インターンシップにエントリー(社会を観る能力の養成; PC教室) 14.インターンシップに参加した感想を述べ合う 15.30社のエントリー予定リスト完成(PC教室) 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ジャージなど部活用の服装は禁止。自分らしさを表現するカジュ テキストは、とくに指定しない。必要に応じてプリントを配布 アル・ファッションでゼミに参加すること。成績は、ゼミでの提 する。 出物 (5割)と、プレゼンテーション (5割) から総合的に判断する。 課題をやり遂げることも大切だが、ニュースや新聞などから社 鬼頭ゼミの誇りは、過去、就職を希望して活動した者が全てほ ぼ希望に近い就職を決めてきたことである。これは、ゼミ活動 会の動きを知り、就職に向けた準備学習をしてほしい。 の中で身につけた人間力を人前で表現できる能力が発揮できた からと考える。積極的にゼミ活動に参加してほしい。 専門演習b 小林慶太郎 3年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい いじめ、外国人や同性愛者などへの差別、うつ病、エイズ、 過労死、失業…。政府が市民を守ってくれるはずなのに、なぜ、 このような問題が起きるのでしょう? このゼミ(専門演習) では、身近な地域での問題の解決策 (政策) や、その問題解決策を実行していく体制(行政や地域の様々な団 体など)、あるいは、そうした解決策を決定する仕組み(政治)等 について、その基礎的な知識を身につけていくとともに、それ らがどのようなあり方であることが望ましいのかについても、 みんなで考えていきたいと思います。 到達目標 身近な地域の問題を発見し、その解決策を考えていく力を身 につけることが、このゼミの到達目標です。 成績評価方法 講義計画 1 ガイダンス 2 ジョイントセミナーに向けて① 3 ジョイントセミナーに向けて② 4 ジョイントセミナーに向けて③ 5 ジョイントセミナーに向けて④ 6 ジョイントセミナーに向けて⑤ 7 ジョイントセミナーに向けて⑥ 8 ジョイントセミナーに向けて⑦ 9 ジョイントセミナーに向けて⑧ 10 ジョイントセミナーに向けて⑨ 11 大学で学んだことと自己分析① 12 大学で学んだことと自己分析② 13 志望動機とは① 14 志望動機とは② 15 春休みの計画 ※各回に扱う内容は、各人の興味関心などに応じて、上記とは 変更することがあります。90分という授業時間の枠にとらわ れることなく、3・4限目の連続で、3・4年生のゼミを合同 で行っていきます。また、岩崎ゼミと合同で授業を行うこと もあります。ジョイントセミナー(他大学との合同研究発表合 宿)のほか、大学祭での模擬店(とんてき屋)の出店を予定して います。 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次のような配分により評価します。 課題等への取り組み状況:60% 授業中の発言・受講態度:40% なし(必要な資料等は、演習の際に配布する予定です) 。参考文 献等については、 演習を進めていく中で、 適宜紹介していきます。 準備学習 担当教員から一言 日ごろから、社会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテレ ゼミ(専門演習)は、大学での勉強の中心です。ゼミの活動にど う取り組んだかで、大学生活をどう過ごしたかが、そしてその ビのニュースなどに、よく目を通しておいてください。 後の一生が左右されると言っても過言ではありません。したがっ て、一人ひとりが前向きに、積極的に取り組んでいくことを望 みます。 − 79 − 専門演習b 3年次 2単位 後学期 必 修 講義計画 この演習はフィールドワーク(「専門基礎演習」友原ゼミと合 同)の遂行と分析・まとめ、学会でのポスター発表、そこでの指 摘等を踏まえたレポートの作成の3つを目標とする。 第1講 ガイダンス 第2講 先行研究に関する発表① (各講2人程度発表。以下同) 第3講 先行研究に関する発表② 第4講 先行研究に関する発表③ 第5講 先行研究に関する発表④ 第6講 フィールドワークの最終準備 第7講 通常講義日外のフィールドワークの代休 第8講 ポスター発表の計画、準備① 第9講 学会ポスター発表の代休 第10講 ポスター発表の計画、準備② 第11講 ポスター発表の計画、準備③ 第12講 研究の進捗状況の発表① (各講2人程度発表。以下同) 第13講 研究の進捗状況の発表② 第14講 研究の進捗状況の発表③ 第15講 研究の進捗状況の発表④、期末レポート提出。 ※第6講の後にフィールドワークを予定。 ※第11講の後に学会でのポスター発表を予定。なお、発表者の 無断欠席は認めない。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 友原嘉彦 講義のねらい 専門演習では大学における学びの集大成としての卒業論文作 成を大きな目標とし、そこに至るまでに必要と考えられるスキ ル(研究目的と研究方法、先行論文の講読、議論、調査、分析、 卒業論文の執筆の際の注意点など) を身に付ける。なお、 研究テー マは観光に関係することとする。 到達目標 発表と議論への参加40%、フィールドワークとポスター発表の 図書館で必要な文献、資料を借りることになる。 準備30%、期末レポート30%。フィールドワークと学会ポスター 発表は必ず参加すること。 日頃から観光に関して考え、また、関連するさまざまな情報に 一人一人の夢が実現するよう、全力でサポートします。観光研 究を通して、独創性、<調べたり、分析したり、まとめたりす 触れておいて欲しい。 る力>、誰とでもうまくやっていこうとする力、勇気、粘り強 さなどを涵養します。 専門演習b 中西紀夫 3年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 講義のねらいは、ここまでで取得した知識を土台として、専 門演習Cはもとより、卒業研究までを視野に入れたものにした いと考えています。前学期の演習では社会環境問題を素材とし ましたが、ここでは自然環境問題を素材とします。学問の構築 だけでなく、就活でも困らないように最新の問題も議論し認識 を深めます。 到達目標 これまでの演習と同様、レジュメを基にした研究発表による 議論を行いますが、ここではレジュメの使用頻度を上げたいと 思います。 成績評価方法 成績は、次のような評点配分です。 受講態度 60% 発表内容 20% レポート 20% 準備学習 本学の情報センターを積極的に利用しましょう。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 研究テーマ及び報告の順番の決定 第3講 公害と法 第4講 環境法の捉え方 第5講 環境法の伝統的な法体系 第6講 公害・環境規制法① 第7講 公害・環境規制法② 第8講 環境対策と法規制の概要① 第9講 環境対策と法規制の概要② 第10講 エネルギー問題① 第11講 エネルギー問題② 第12講 環境アセスメント 第13講 廃棄物・リサイクル 第14講 私法的な救済方法 第15講 レポート提出 テキスト・教材(参考文献含む) 必要に応じて、資料を配付します。 担当教員から一言 充実した研究を行うには、この演習を全力で取り組むことが必 要不可欠です。 − 80 − 専門演習b 松井真理子 3年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 松井ゼミが「協創ラボ」を構成している四日市市川島地区と連 携し、地域の課題について、その解決方法について前期に続い て共同研究を行い、成果発表を行う。また、 「四日市大学共生社 会づくり研究会」の今年度の共生社会に関連するテーマについ て、前期に続いて調査を行い、最終的に公開討論会とまとめを 行う。 (4年生と一部を合同で実施) 到達目標 1 地域レベルの課題の学習を通じて、今日の社会課題を実践 的に理解する。 2 地域の方々との共同研究の成果を出すことによって、大学 生としての地域貢献を行う。 3 共生社会に関する調査を行うことにって、人権感覚を養い、 人間的な奥行を深める。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) A研究、 B研究に関する関連文献 (川島地区から提供されるもの、 教員が提供するもの、学生各自が収集するもの) 授業の取り組み姿勢 60% 作成した資料等の内容 40% 準備学習 担当教員から一言 A研究、B研究とも初めての試みです。よい成果が出ることを 楽しみにしています。 関連資料の収集および収集した資料の読み込み 専門演習b 講義計画 第1講 ガイダンス・B研究の後期の取り組み 第2講 川島地区との合同会議〜A研究の前期の成果の確認と 後期の取り組み 第3講 研究計画案作成 第4講 A研究の文献研究(1) 第5講 A研究の文献研究(2) 第6講 A研究の文献研究(3) 第7講 B研究の進捗状況報告 第8講 川島地区との合同会議〜進捗状況の確認 第9講 A研究のまとめ 第10講 A研究のまとめ 第11講 A研究のまとめ 第12講 A研究のまとめ 第13講 川島地区でのA研究の発表会 第14講 B研究のまとめ・公開討論会準備 第15講 B研究の公開討論会・卒業研究発表 3年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 後学期 必 修 第2講 レポートのテーマ検討① 第3講 レポートのテーマ検討② 講義のねらい 第4講 資料・情報収集① 本演習では、卒業研究のテーマ選定を意識しつつ、これまで 第5講 資料・情報収集② 習得したスポーツ科学に関する知識を基に、レポートを作成し 第6講 レポート作成① 第7講 レポート作成② 発表する。 第8講 レポート作成③ 第9講 レポート作成④ 第10講 プレゼンテーション・質疑応答・討論① 第11講 プレゼンテーション・質疑応答・討論② 第12講 プレゼンテーション・質疑応答・討論③ 第13講 プレゼンテーション・質疑応答・討論④ 第14講 プレゼンテーション・質疑応答・討論⑤ 到達目標 第15講 総括 テーマ選定、文献検索、レポート作成、プレゼンテーション を自分の意思で進める。 成績評価方法 レポート(50%)、プレゼンテーション (50%) 準備学習 授業以外の時間も使って、積極的な情報収集に努めること。 テキスト・教材(参考文献含む) なし 担当教員から一言 学生の積極的な討論参加を期待する。 − 81 − マイノリティ政策 小林慶太郎 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では主に、マイノリティ(少数者)に関する政策につ いて扱っていきます。一口にマイノリティといっても、少数民 族や外国人、性同一性障害者や同性愛者、 障害者や難病患者など、 その内訳は様々です。また、時と場合によっては誰しもがマイ ノリティになる可能性も持っています。しかしながら、これま でしばしばマイノリティは、その存在が無視されたり差別の対 象となってきたりしました。この講義は、こうしたマイノリティ の存在を知ることで社会の多様性に気づき、寛容な心を持つよ うになってくれることを、ねらいとしています。 到達目標 この講義では、学生諸君が、日本の社会においてマイノリティ が直面している様々な問題に関する基本的な知識を身につけ、 マイノリティの存在を念頭に置いた思考が出来るようになるこ とを、到達目標としています。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス:この講義の進め方 第2講 あなたの隣のマイノリティ 第3講 民族と国民国家 第4講 棲み分けか統合か 〜諸外国のケースから〜 第5講 日本における少数民族政策 第6講 もう一つの民族問題 在住外国人 第7講 日本における在住外国人政策 第8講 地域における在住外国人政策 第9講 セクシュアルマイノリティ 第10講 性同一性障害とトランスジェンダー 第11講 同性愛・両性愛と異性愛 第12講 障害者・難病患者とノーマライゼイション 第13講 HIV感染者をめぐる人権と政策 第14講 日本の歴史の中のマイノリティ 第15講 これからのマイノリティ政策 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) なし (必要に応じてプリントを配布する場合があります)。 【参考文献】 塩川伸明 「民族とネイション」 岩波新書 (2008年) 石川大我 「 「好き」 の?(ハテナ) がわかる本」 太郎次郎社 (2011年) 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する簡単な課題の提出状況:30% 定期試験(自筆ノートのみ持込可) :70% 準備学習 担当教員から一言 日頃からテレビや新聞の社会ニュースに目を通すことを心掛 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 けるとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 参考文献等で調べておくようにして下さい。 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 環境政策 鬼頭浩文 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 環境を守ることはとても大切なことだが、部分的にしか環境 問題を見ることができない場合、その部分の環境改善の努力が 他の環境破壊を生んだり、資源の無駄づかいが発生したりする。 環境を保全するメリットと、対策のデメリットを総合的に冷静 に判断することが求められる。この講義では、大気中心に環境 政策について考えていく。また、2015年3月に開館した四日市 公害と環境未来館を訪問する学外授業も実施する。 到達目標 四日市公害や地球温暖化問題などを理解することを通して環 境問題を総合的に考える力を身につけることが到達目標である。 講義計画 1. 4/7:ガイダンス;福島第一原子力発電所の事故と環境(映 像) 2. 4/14:地球温暖化に関する映像を観て自分の考えをまとめる 3. 4/21:四日市公害に関する映像を観て自分の考えをまとめる 4. 4/28:中国の環境問題に関する映像を観て自分の考えをまと める 5. 5/12:小テスト①:4つの映像をもとに環境問題を文章にま とめるテスト 6. 5/19:里山の自然 (大学内の自然観察) 7. 5/26:四日市公害の歴史 8. 6/2:日本の経験を中国で生かす研究 9.★6月6日 (土) 四日市公害と環境未来館①語り部 10.★6月6日 (土) 四日市公害と環境未来館②産業発展 11.★6月6日 (土) 四日市公害と環境未来館③公害発生と対策 12.★6月6日 (土) 四日市公害と環境未来館④今日の環境問題 13.6/9:小テスト②:四日市公害と環境未来館に関するテスト 14.6/16:環境に関する今日的問題① 15.6/23:環境に関する今日的問題② ★第9〜12講は、四日市公害と環境未来館での学外講義となる。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 2回の小テスト(50%) 、学期末試験(50%)により、総合的に評 講義でプリントを配布する 価する。 シラバスをもとにインターネットなどで事前に情報収集してお 仕事の上でも、生活でも、とても大切な環境問題を楽しく学ぶ のがこの講義の目的である。講義では、環境問題を冷静に多面 くことが望ましい。 的に考える方法を身につけていく。出席して、参加して、理解 すること、これらの全てが重要である。 − 82 − 都市政策 2年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 この講義の到達目標は次のとおりである。 1.日本の大都市制度と都市問題の概要について理解し、 2.都市の成長管理のために自分自身のできることを知る。 内容が多岐にわたるので、開講時に、諸君の希望を聴き、改め て講義計画を練ることとするが、概略は次のとおりである。 第1講 ガイダンス 講義内容について意見交換、レポート作 成概要の提示 第2講 日本における都市とは何か 詳細な講義プランの提示 第3講 日本の都市の歴史 第4講 都市制度 1 市、特例市、中核市 第5講 都市制度 2 政令指定都市制度 第6講 都市制度 3 都制、道州制 第7講 都市制度 4 都市制度改革の展望 第8講 都市政策各論 1 環境問題、廃棄物問題 第9講 都市政策各論 2 都市計画 第10講 都市政策各論 3 住宅問題 第11講 都市政策各論 4 危機管理・震災対策 第12講 都市をつくる主体 1 市民、市民団体の役割 第13講 都市をつくる主体 2 企業市民の役割 第14講 都市経営主体としての都市自治体の役割 第15講 まとめ 都市自治体の公務員、議会の役割 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 岩崎恭典 講義のねらい 人が集まって住む仕組みたる「都市」は、数多くの問題を抱え ながらも、生成・発展を繰り返している。特に、20世紀は「都市 の時代」といわれ、人口の都市集中が際立った世紀であった。で は、今世紀に「都市」はどうなっていくのであろうか。 この講義では、諸君が好むと好まざるとに関わらず関係を持 たざるを得ない「都市」とは一体何なのか、その歴史は、そこで 起こっている問題はどう解決すべきなのか等について、学ぼう とするものである。 到達目標 講義に出席することを基本として、定期試験 55%、課題図書 なし、できれば毎回レジメと資料を配布したい。 のレポート 45%の割合で評価する。 準備学習 都市に生きるものとして、都市問題に関する新聞記事に関心を 持って読むこと。特に、大阪市の動向に関心を持ってフォロー しておくように。 都市問題に関わる参考文献等は、講義中に適宜指示する。 経済政策 鬼頭浩文 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、経済政策の効果について考えていく。この経 済政策の効果は、 「競争」 についての知識がないと理解できない。 ここではゲームや映像なども使って直感的・感覚的に 「競争」 を感 じながら学んでいく。また、できるかぎり事例を映像などで紹 介しながら説明する。また、 テーマごとにレポート試験を実施し、 自分で考えたことを整理して文章などに示すことを通じて、よ り深く経済政策を理解する。また、講義の後半では、課題に取 り組んでもらい、成果を提出してもらう。 到達目標 経済政策について深く理解し、自分の考えをレポートにまと める力を身につけることが目標である。 成績評価方法 担当教員から一言 授業はできるだけ具体例を挙げて進めていきたいと考えている。 映像も使いたい。 レポートについては、都市政策・都市問題に関する本を一冊以上 読んでもらう予定である。 講義計画 1.ガイダンス;経済政策に関するディスカッション 2.中国の競争の現状に関する映像を観て考える:レポート① 3.ガソリン価格設定のシミュレーションゲーム 事前解説と ゲーム 4.パワーポイントで説明:レポート② 5.ガソリン価格の決定に関する映像を観て考える:レポート ③ 6.競争の実態に関する映像を観て考える (震災後の復興政策) : レポート④ 7.談合に関する映像鑑賞と解説 8.談合に関する映像を通して競争の現実を知る:レポート⑤ 9.時事問題の理解(鬼頭論文より)① 10.時事問題の理解(鬼頭論文より)②:レポート⑥ 11.経済・財政白書で平成の経済政策を振り返るⅠ 12.経済・財政白書で平成の経済政策を振り返るⅡ:課題提出 ① 13.内閣総理大臣記者会見より今年1年を読み込もうⅠ 14.内閣総理大臣記者会見より今年1年を読み込もうⅡ:課題 提出② 15.経済政策1年を振り返る映像:レポート⑦ テキスト・教材(参考文献含む) テーマごとに実施するレポート試験(35%;7回を予定) 、2つの テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。 課題 (30%)、学期末試験 (35%) により、総合的に評価する。 準備学習 レポートや課題に取り組む準備学習の時間を確保してほしい。 担当教員から一言 参加して、理解すること、これらの全てが重要である。提出さ れたレポートや課題によって参加意欲と理解度を厳しく判定す る。楽しくて、かつ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を 目指す。 − 83 − 港湾論 2年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 到達目標 1,港湾論を学ぶにあたって 2,港湾の語源、歴史 3,港湾の意義、役割 4,港湾の機能 5,港湾の種類と施設 6,港湾行政と法 7,港湾政策と整備 8,港湾の管理運営 9,港湾の管理者 10,ポート・オーソリティ 11,港湾の財政 12,港湾の経済性、社会性 13,港湾の管理運営に経営的思考を 14、港湾のあり方について 15,まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 大濱慶和 講義のねらい わが国の港(港湾)は、経済・社会の発展にとってきわめて重要 な意義や役割を果たしてきた。港湾のあり方をはじめ都市や地 域社会との関連において、ターミナル機能一辺倒から、経済性 をはじめ、人間性や自然をも重視した地域住民の生活や福祉、 レクリェーション等を含めた内容に変革している。本講義では、 港湾の経済的社会的な意義・役割と港湾の今後のあり方について 理解することにある。 港湾が日本の経済社会にどれだけ貢献し役割を果たしたのか、 また今後の港湾のあり方について発表ができることを目指す。 テキスト・・・・なし(必要な際にプリント配布) 学習過程評価 授業への積極的な参加、受講態度 15% 受講ノート 25% 参考書・・・・・港湾管理論「市来清也著 成山堂」 国際化と港「日比野光伸 成山堂」 課題 10% 学習成果評価 定期試験 50% 準備学習 担当教員から一言 今日、港がレクリェーションや観光の空間になっていますが、 このようになった日本の経済的歴史的背景を考える事が港を理 解することにつながります。 授業に集中することと復習をすること 行政法 2年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス 行政法の基礎理論 第2講 行政主体 第3講 法治主義 第4講 情報公開、個人情報保護 第5講 行政処分 (1) 第6講 行政処分 (2) 第7講 行政指導 第8講 行政手続 第9講 行政立法、行政計画、行政契約 第10講 行政活動を実現する手段 第11講 行政不服申立て 第12講 行政事件訴訟 第13講 国家賠償 第14講 損失補償 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 松村 享 講義のねらい 行政法というと非常に難しく近寄りがたいイメージを持つの ではないでしょうか?しかし、 本来は日常生活の中で、 運転免許、 課税、営業許可などさまざまな形でかかわっている最も身近な 法律です。将来、公務員となる場合はもちろん、民間企業に就 職する場合も、仕事上あるいは私生活でも避けて通ることので きない法律なのです。 講義においては、まず皆さんに身近なテーマを取り上げて、 さまざまな形態で行われている行政活動を法的視点から意味づ け、そうした行政活動について法律がいかなる役割りを果して いるのかを学習します。 行政活動の基本となる行政処分、行政救済手続など行政法の 基礎知識の理解を目的とします。 『地方公務委員のための法律入門』松村享 著(ナカニシヤ出版) 次のような配分により総合評価します。 70% 授業に積極的に参加している。私語、居眠りなど受講態 テキストを持参しない場合は受講を認めません。 度がよくない場合は単位を認めません。 30% 講義中のレポート 登録は、まじめに行政法を学ぼうとする学生に限ります。公 憲法の履修するなど、憲法についての一定の理解が望ましい。 ただし、法律の知識がまったくない受講者にも分かりやすい講 務員志望の学生は大歓迎です。私語、居眠り等をした学生は教 室からの退室を求めます。四日市市職員が講師を務め、実際の 義を心がけています。 行政運営の視点から身近なテーマを交えて講義を行います。 − 84 − 行政学 小林慶太郎 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、行政の組織や制度、活動について扱います。 日ごろ暮らしの中で、あるいはテレビのニュースなどで目に する、いわゆる「役所」 。公立学校、ゴミの収集・処理、上下水道、 消防・救急・・・、日ごろ、私たちは様々な場面で行政の活動に遭 遇します。そして政府は、どのような役割を担っているのでしょ うか。 この講義では、私たちの日常生活を支えている行政活動に、 学生諸君が目を向けるようになることを、ねらいとしています。 到達目標 この講義を通じて、学生諸君が、行政の仕組みや組織、そし てそこで働いている人たちの行動原理についての基本的な知識 を修得することを、到達目標としています。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス:この講義の進め方 第2講 官僚の登場 第3講 三権分立と行政 第4講 中央行政と地方行政 第5講 日本の議院内閣制 第6講 日本の省庁制の特徴 第7講 官僚制論 第8講 公務員制度と人事管理 第9講 市場の失敗と行政国家化 第10講 法の支配と委任立法 第11講 行政活動の性格 第12講 規制行政 第13講 公共事業 第14講 情報公開と行政手続 第15講 行政救済 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) なし (必要に応じてプリントを配布する場合があります) 【参考文献】 西尾勝 「行政の活動」 有斐閣 (2000年) 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する簡単な課題の提出状況:30% 定期試験(自筆ノートのみ持込可) :70% 準備学習 担当教員から一言 日頃からテレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛け 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 るとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは参 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 考文献等で調べておくようにして下さい。 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 地域開発論 岡 良浩 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、都市を中心に空間利用のあり方を考えます。 そのねらいは大きくわけて以下の4つです。第1は、人類の長 い歴史のなかで、都市がなぜ、どのように形成されていったの か(都市の原理)を理解することです。第2は、産業革命後の都 市問題の発生と解決方法(近代都市計画)の形成過程を知ること です。第3は、現在の都市がどのような制度によって計画され ているか(都市計画制度)を理解することです。第4は、これか らの都市のあり方がどのように考えられているかということを 理解することです。 到達目標 到達目標としては、上記の4つを理解し、地域開発を考える 基礎を身につけることが最低条件です。経済学部の学生は、経 済学の原理を空間概念で見直すことを期待します。総合政策学 部の学生は、地方自治づくりの場として空間づくりを考えるこ とを期待します。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス/地域開発と都市 第2講 都市の時代(世界人口・都市人口) 第3講 世界の都市形成史 第4講 日本の都市形成と都市構造の特質 第5講 都市と人間(都市の原理) 第6講 近代都市計画の潮流(その1)産業革命と都市問題/ ロバート・オーエンの理想郷 第7講 近代都市計画の潮流(その2)E.ハワードの田園都市 論/C.A. ペリーの近隣住区論 第8講 日本の都市計画制度(その1)都市計画の内容/法体 系 第9講 日本の都市計画制度 (その2) 都市計画マスタープラン、 土地利用計画 第10講 日本の都市計画制度(その3)市街地開発事業 第11講 日本の都市計画制度(その4)都市施設の整備(交通) 第12講 サスティナブル・シティ(Sustainable City)/コンパ クトシティ(Compact City) 第13講 都市再生・中心市街地活性化(その1)概要 第14講 都市再生・中心市街地活性化?(その2)事例 第15講 国土計画(国土利用計画法、国土形成計画法) 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 学期末の定期試験により成績を評価します。 テキストは特に使用せず、 講義のなかで必要な資料を配布します。 また予習・復習で用いることのできる参考文献は多数あります。 講義中に参考文献リストを配布します。 準備学習 担当教員から一言 予習は必ずしも必要ではありませんが、理解を深めるために参 都市は、日常生活にかかわる身近な場です。自分のふるさとや 考文献などで予習することが望ましいです。講義中に予習方法 魅力あるまちを頭に思い浮かべながら、皆さんが都市づくりに についてお話します。復習は、理解度を確認する小テスト (作文) 関心を持つことを期待します。 を講義中に課します。提出は任意ですが、定期試験の準備にも なります。 − 85 − 地方自治論 岩崎恭典 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 諸君は、地方自治体と付き合っていかざるを得ない。学校教 育やゴミ処理、様々な福祉施策など、地方自治体から受け取る サービスは数多い。しかし、人口減少・高齢化が進む今後、これ までとは全く違う地方自治体のあり方が求められていることは 確かである。 この講義では、地方自治の理念や仕組み・課題について、基本 的な原理・原則とこれまでの歴史、今後の展望を学んでもらい、 当面、総合政策学部での様々な学習に役立ててもらうとともに、 今後の諸君の地域での生活の仕方に役立ててもらうことをねら いとする。 到達目標 この講義を通じて、諸君が、地方自治の仕組みや課題に関す る基本的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の地方自治関 連のニュースをある程度理解できるようになることを、到達目 標とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 詳細な講義計画の説明、レポートの概要 説明等 第2講 人口減少と高齢化、時代の峠とは何か 第3講 地方自治の本旨 〜憲法と地方自治〜 第4講 二元代表原理 首長と議会 第5講 地方自治の国際比較 分権・集権、分離・融合 第6講 日本の地方自治の歴史 1 明治〜第二次世界大戦まで 第7講 地方自治の歴史 2 第二次世界大戦後から現在 第8講 自治体の種類 都道府県、市町村、首長 第9講 地方議会 第10講 国と地方自治体との関係 行財政制度 第11講 小さな自治への注目 第12講 住民の権利 第13講 コミュニティビジネス 第14講 地方自治制度改革の展望 第15講 まとめ テキスト・教材(参考文献含む) 持込み不可の試験55%、課題図書あるいは地方自治体の現場を レジメを配布する。 体験してのレポート45%で評価する。 準備学習 消費税増税と安倍内閣における地方創生の掛け声によって、多 くのユニークな地方自治体の施策が展開されることが予想され る。そうした様々な取り組みや課題を取り上げている新聞を読 んでおくこと。 政策過程論 2年次 2単位 後学期 選 択 担当教員から一言 地方自治の仕組みを知り、知っただけではなくて、投票や参加 により自治体を動かす、身近な地域で自治を創ることに取り組 む、そのきっかけになってくれればと考える。 自らの問題として、考える時間としてほしい。 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス 参加とは何か、レポートの概要提示 第2講 日本の政策形成過程の特質 第3講 日本の政策形成過程と 「鉄のトライアングル」 第4講 国・地方関係と 「鉄のトライアングル」 第5講 政治参加の制度的メニュー 第6講 政治参加の非制度的メニュー 第7講 地方自治体の政策形成過程への制度的参加メニュー 第8講 計画策定過程への参加 第9講 実施過程への参加 第10講 協働とは何か、コミュニティ・ビジネスの現在 第11講 協働の担い手論 第12講 自治基本条例の現在 第13講 自治基本条例の課題 第14講 自治基本条例の今後 第15講 まとめ 政策過程と参加 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 岩崎恭典 講義のねらい 本講義は、政策形成過程を、市民参加という観点から、講じ ようとするものである。 政治や行政は、 「国民のため」 「住民のため」 にあるはずである。 確かに、政権交代によって、政・官・業の 「鉄のトライアングル」 は崩壊しつつあるが、それだけに、市民参加による政策形成過 程をどう組み立てるか、その理念が必要とされている。 本講義は、政策形成過程への市民参加がどう可能なのか、 特に、 身近な地方政府における具体的な参加の手法を検討することに よって、市民としての必須知識を身に付けることをねらいとす るものである。 我々の生活に密着し今後も付き合わざるを得ない地方自治体 の市民参加の仕組みについて理解するとともに、実際に参加し てみることが講義の到達目標である。 定期試験55%、指定するテーマによる小論文あるいは実際に政 なし、レジメ、資料を配布する。 策形成過程・市民参加の現場を体験しての感想文45%の割合で評 価する。 準備学習 レポートは、出身地あるいは居住地のまちづくり基本条例や自 治基本条例の特色を探るというものをテーマにする予定である。 各自治体の取り組みに関心を持ち、講義内容について、インター ネットや新聞により、事前・事後に情報収集しておくことが必要 である。 担当教員から一言 知らなかった、知らないうちに決まっていたでは済まされない ことが多くなっている。 自治体や国に対する異議申し立ての手段について知っておくこ とは、今後の社会人生活にとって重要なことであり、本講義は その基礎知識を得ることが目的である。 − 86 − 政策評価論 小林慶太郎 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では、 政策の評価ということに焦点を当てて扱います。 地域政策、国際政策、スポーツ政策、環境政策、経済政策、 都市政策・・・。私たちの周りでは、様々な政策が検討され、そし て実施されています。しかしその政策は、実施されてそれで終 わりではないはずです。その政策は本当に妥当なのか?どのよ うな結果になったのか?などの評価がなされなくてはなりませ ん。 この講義では、学生諸君が主権者として、そうした政策評価 の意義や手法に目を向けるようになることを、ねらいとしてい ます。 到達目標 この講義を通じて、学生諸君が、政策評価の意義や手法につ いての基本的な知識を修得することを、到達目標としています。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス:この講義の進め方 第2講 政策とは何か 第3講 政策の体系 第4講 政策評価の諸局面 第5講 政策評価の主体 第6講 民主主義と政策評価 第7講 政策評価の目的 第8講 NPMと政策評価 第9講 アセスメント 第10講 政策評価の指標① 基準 第11講 政策評価の指標② 尺度 第12講 業務棚卸し 第13講 事業仕分け 第14講 サンセットと政策終了 第15講 政策評価の今後 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する簡単な課題の提出状況:30% 定期試験(自筆ノートのみ持込可) :70% なし (必要に応じてプリントを配布する場合があります) 準備学習 担当教員から一言 日頃からテレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛け 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 るとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは参 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 考文献等で調べておくようにして下さい。 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 コミュニティ論 岩崎恭典・小林慶太郎 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、主として包括的な地縁組織として深く住民の 生活に関わっている町内会を取り上げる。 市町村合併終了後、狭域の自治を育む仕組みとして、町内会 は再評価されている。しかし、その一方で、自治体行政の下請 機関化した町内会を、そのまま、新しい自治の単位とすること については、多くの危惧がある。 そこで、町内会の歴史を辿り、問題点や課題を整理し、自治 の単位としての「近隣政府」 の可能性を追及していく。 到達目標 1.地縁組織としての町内会の歴史的な役割を理解し、コミュ ニティとの違いを理解する、 2.さらに、今後の地域社会のなかでの団体の果たすべき役割 と個人としての関わり方を、 3.実際の町内会の運営を理解することにより知る。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 現地調査プランの提起とレポートの詳細 提示(岩崎) 第2講 地域団体とは何か、町内会の現状と課題(岩崎) 第3講 町内会の歴史 1 (岩崎) 第4講 町内会の歴史 2 (岩崎) 第5講 町内会の歴史 3 (岩崎) 第6講 町内会の展望 なぜ、今、近隣政府か(岩崎) 第7講 事例研究に向けて 中心市街地・鳥羽市内町内会の現 状について(鳥羽市の町内会役員) 第8講 事例研究に向けて 中心市街地・鳥羽市内町内会の現 状について(鳥羽市の町内会役員) 第9講 事例研究 鳥羽市での町内会の取り組み支援実習 日 和山公園を活かしたまちづくり(岩崎、小林) 11月14日〜15日の一泊二日を予定 第10講 事例研究 第11講 事例研究 第12講 事例研究 第13講 まとめ 1 事例研究 報告会(岩崎、小林) 第14講 まとめ 2 事例研究 報告会(岩崎、小林) 第15講 まとめ 3 近隣政府をつくるための住民団体の役割 とは何か(岩崎) テキスト・教材(参考文献含む) 講義への出席は前提である。定期試験45%、県内の実地調査に なし、レジメと資料を配布する。 よる地域自治組織のレポートあるいは課題図書のレポート55% の割合で評価する。 準備学習 諸君が居住する地域で町内会・自治会がどのような状況にある か、日常的に関心を持ってみておくように。 また、フィールドワークを実施する際には、十分な事前準備が 必要となる。 担当教員から一言 町内会・自治会は、風土の賜物といわれるぐらい、地域によって そのあり方が違います。そこで、三重県地域連携部南部地域活 性化局のご協力を得て、鳥羽市でフィールドワークをしてもら います。その日程は、 土日が中心になりますが、 参加は必須です。 − 87 − NPO論 松井真理子 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 社会を構成している3つのセクター (政府、 企業、 市民) のうち、 市民セクターは非営利かつ非政府であるなど、他のセクターと は異なる特徴と重要性があります。市民セクターの代表的な存 在であるNPOを中心に、市民による自発的な社会課題への取組 について、それはどのような意味があるのか、現場の実践家も 招いて紹介し、市民が市民を支える社会づくりを学びます。 到達目標 1 市民セクターのさまざまな団体の基本概念を理解する。 2 なぜ市民活動が重要なのかを理解する。 3 今日のNPOが抱える課題や新しい方向性について理解する。 4 市民活動への関心を高め、自ら社会貢献活動に参加する意 欲を高める。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス・NPOとは何か (1) 第2講 NPOとは何か (2) 第3講 いろいろな市民活動 第4講 社会課題とNPO 第5講 NPOの実際 (1)〜子どもの活動 第6講 NPOの実際 (2)〜障害がある人のための活動 第7講 NPOの実際 (3)〜環境を守る活動 第8講 NPOの実際 (4)〜高齢者のための活動 第9講 NPOの実際 (5)〜国際的な活動 第10講 NPOの実際 (6)〜社会的企業 第11講 NPOの実際 (7)〜中間支援 第12講 NPOの資金と寄付 第13講 企業の社会貢献活動 第14講 新しい公共 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回講義時に、教員が作成した資料を配布します。 【参考文献】 原田・藤井・松井 「NPO再構築への道」 勁草書房 毎講義時のミニレポート 40% 定期試験 60% 準備学習 担当教員から一言 新聞、テレビ等のニュースをチェックし、NPO、NGO、ボランティ 近隣のさまざまなNPOや企業などの実例を学ぶことで、この地 ア、自治会活動など、市民活動に関することがらや、今起こっ 域の市民活動の状況や現実的な課題がよく理解できると思いま す。 ている国内外の諸問題について学ぶこと (毎日30分程度) スポーツ指導論 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 スポーツ指導者とは 第3講 指導者の心構え・視点 講義のねらい 第4講 競技者育成プログラムの理念 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 スポーツと健康 リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 スポーツ活動中に多いケガや病気 構え、スポーツ指導者に必要な医学的知識、対象者に合わせた 第7講 救急処置 第8講 指導計画の立て方 スポーツ指導法等を学ぶ。 第9講 スポーツ活動と安全管理 第10講 中高年者とスポーツ 第11講 女性とスポーツ 第12講 障害者とスポーツ 第13講 プレイヤーと指導者の望ましい関係 第14講 ミーティングの方法 到達目標 第15講 総括 スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。 − 88 − アスリート育成論 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 競技者育成プログラムの理念に基づく展開 第3講 競技者育成と評価競技 講義のねらい 第4講 競技者育成システムにおける指導計画 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 競技力向上のためのチームマネジメント リキュラムに対応するものである。競技スポーツ指導者として 第6講 スポーツとIT 第7講 アスリートの健康管理 の心構えや競技スポーツ指導者に必要な諸知識について学ぶ。 第8講 アスリートの内科的障害と対策 第9講 アスリートの外傷・障害と対策 第10講 アスレティックリハビリテーションとトレーニング計 画 第11講 コンディショニングの手法 第12講 スポーツによる精神障害と対策 第13講 特殊環境下での対応 到達目標 第14講 アンチドーピング 第15講 総括 アスリート育成のための高度な知識と指導法を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 、 「公認アシスタントマネジャー 養成テキスト」 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、受講の意思が認められない場合は欠席扱いとする。 スポーツ心理学 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス・スポーツ心理学とは 若 山 裕 晃 後学期 選 択 第2講 スポーツと心 第3講 スポーツにおける動機づけ 講義のねらい 第4講 技能の練習と指導 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 プレイヤーの個人指導と心理的問題 リキュラムに対応するものである。授業では、意欲・学習・発達・ 第6講 チームの指導と心理的問題 性格特性・集団・環境など多岐にわたる要因を広く取り上げ、ス 第7講 コーチングの評価 第8講 メンタルマネジメントとは ポーツと心理の関係についての理解を深める。 第9講 リラクセーション 第10講 イメージトレーニング・集中力トレーニング 第11講 心理的コンディショニング 第12講 プレッシャー・あがり・スランプの克服 第13講 指導者のメンタルマネジメント 第14講 スポーツ環境における精神障害と対策 到達目標 第15講 総括 スポーツ場面における心理的諸問題について考察を加え、ス ポーツ活動及びコーチング行動にいかせる基礎的かつ実践的な 知識を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 、Robert S. Weinberg, Daniel Gould「Foundations of sport and exercise psychology」Human Kinetics 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。 − 89 − スポーツトレーニング論 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 体力とは① 第3講 体力とは② 講義のねらい 第4講 トレーニングの進め方① 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 トレーニングの進め方② リキュラムに対応するものである。体力トレーニングに関連す 第6講 トレーニングの種類① 第7講 トレーニングの種類② る知識や発育発達期の特徴について学ぶ。 第8講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴① 第9講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴② 第10講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴③ 第11講 発育発達期に多いケガや病気① 第12講 発育発達期に多いケガや病気② 第13講 発育発達期のプログラム① 第14講 発育発達期のプログラム② 到達目標 第15講 総括 トレーニングについての基礎的知識とジュニアに対する指導 法を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。 地域スポーツ論 若山裕晃 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ リキュラムに対応するものである。講義を通じて、スポーツク ラブをマネジメントするための知識・技術の習得を目指す。また、 「組織のあり方」、「コミュニケーション能力」を意識しながら、 スポーツクラブだけではなく、様々な集団活動の場に適応でき る力を養うことを目的とする。 到達目標 スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、 クラブ育成に関する知識を身につける。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 地域スポーツについて 第3講 クラブマネジャーの役割 第4講 クラブマネジャーの位置づけと求められる能力 第5講 コミュニケーションスキル 第6講 総合型地域スポーツクラブとマーケティング 第7講 経営戦略 第8講 人・組織のマネジメント能力 第9講 総合型地域スポーツクラブの運営能力 第10講 財務・会計能力 第11講 総合型地域スポーツクラブ運営に必要なスタッフと役 割分担 第12講 クラブハウスなど総合型地域スポーツクラブの活動拠 点の確保について 第13講 総合型地域スポーツクラブ参加費の設定について 第14講 総合型地域スポーツクラブの自主運営に必要な条件 第15講 総括 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 、 「公認アシスタントマネジャー 養成テキスト」 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。 − 90 − スポーツ政策論 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 後学期 選 択 第2講 地域スポーツクラブとは 第3講 地域スポーツを取り巻く環境の変化 講義のねらい 第4講 スポーツ振興基本計画と健康日本21 本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 日本体育協会が目指すスポーツクラブ リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 総合型地域スポーツクラブを取り巻く環境 第7講 総合型地域スポーツクラブの立ち上げ方式の分類 構えやアシスタントマネジャーに必要な法的知識等を学ぶ。 第8講 公認マネジメント指導者の養成目的と役割 第9講 総合型地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み 第10講 総合型地域スポーツクラブに必要な人材 第11講 クラブの設立準備 第12講 スポーツとNPO法 第13講 クラブの具体的事業と自主運営に必要な条件 第14講 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任 到達目標 第15講 総括 スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、 クラブ育成に関する知識を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出する講義レポートの内容 (60%) 、定期試験 (40%) 参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養 成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 、 「公認アシスタントマネジャー 養成テキスト」 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。 準備学習 担当教員から一言 配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室 等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。 スポーツ社会学 渡辺英児 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 現代スポーツが社会に及ぼす影響力が大きいことは周知の事 実である。われわれの生活とスポーツ活動が密接に関わってお り、社会制度や地域社会においてスポーツが果たす役割が増大 している。最近では、スポーツの商業化が加速化したことによ りスポーツ産業の発展が著しい。スポーツの商業主義を優先す ることによる勝利至上主義などの社会病理現象を抱えているの でも事実である。この講義では、関連する最新のデータを用い てスポーツ社会構造について学習する。 到達目標 近代から現代のスポーツ文化を社会学の観点から検討し、ス ポーツの社会構造とその社会影響について考察することを目的 とする。 成績評価方法 中間テスト 40% 期末テスト 40% 受講態度 20% 準備学習 各授業の終わりに課題を指示する。 講義計画 1 ガイダンス 2 スポーツの歴史と概念 3 スポーツ行政のしくみ 4 スポーツ振興策 5 スポーツ事業の効果的運営 6 スポーツ指導者論1 7 スポーツ指導者論2 8 スポーツ指導者論3 9 スポーツ施設管理論 10 スポーツ系理論 11 中間テスト 12 スキルとは何か 13 地域スポーツ経営論 14 スポーツとメディア 15 スポーツにおける逸脱行動 テキスト・教材(参考文献含む) テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。 担当教員から一言 特になし − 91 − 健康スポーツ論 2年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス、講義の概要 東 川 薫 後学期 選 択 第2講 スポーツ組織の運営 第3講 スポーツ組織の運営 講義のねらい 第4講 スポーツ組織の運営 第5講 スポーツ組織の事業 公認スポーツ指導者養成カリキュラムの一部です。 第6講 スポーツ組織の事業 第7講 スポーツ組織の事業 第8講 スポーツ組織の運営と事業のまとめ 第9講 中高年者へのスポーツ指導 第10講 中高年者へのスポーツ指導 第11講 中高年者へのスポーツ指導 第12講 中高年者へのスポーツ指導のまとめ 第13講 女性へのスポーツ指導 第14講 障がい者へのスポーツ指導 到達目標 第15講 女性・障がい者へのスポーツ指導のまとめ スポーツ組織の運営と事業について理解する。中高年者、 女性、 定期試験 障がい者へのスポーツ指導のポイントを理解する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 特になし。 定期試験80%、小テスト20%。 準備学習 担当教員から一言 特にむずかしい内容ではないので、がんばりましょう。 特に講義の復習を必ずしてください。 スポーツ栄養学 石橋智奈美 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 本講義は「公益財団法人 日本体育協会」が公認するスポーツ 指導者制度に基づき資格認定している構成科目(スポーツと栄 養、アスリートの栄養 食事 身体の仕組みとはたらき)に対応 するものである。前半は栄養学と食品学を基に、後半は生化学 と生理学も交えて身体の仕組みとはたらきを学習する。具体的 には、模擬コンビニ形式で食事を選ぶコツを紹介したり、トレー ニングによる身体能力の向上と年齢や性別、競技種目などを考 慮した食事を実践法や栄養管理について学ぶ。 到達目標 講義を通して、自分自身の好ましい食事の摂り方ができるよ うな実力をつける。アスリートの栄養の摂取方法と食事の在り 方について考え、実践できる力をつける。時間栄養学を基に栄 養補給のタイミングを身につける力を養う。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、生命の源「栄養」 食べることに興味を持 つ 第2講 三大栄養素の生体内での役割1 第3講 三大栄養素の生体内での役割2 第4講 ミネラルの重要性 不足しがちなCaとFe 第5講 ビタミンの重要性 ビタミンの生理作用を知る 第6講 水の代謝について知る 水分補給法 第7講 消化吸収の仕組みと食欲の調節について 第8講 運動器の仕組みと働き 呼吸循環器へのエネルギー供 給 第9講 1日3000から3500kcalの献立をたてる 第10講 模擬コンビニで一日の食事を選ぶ力をつける 第11講 外食、中食の選び方 組み合わせ方 第12講 間食の摂り方 サプリメントについて 第13講 時間栄養学を知る 第14講 メタボリックシンドロームを防ぐ 第15講 まとめ 質問の回答 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回提出の理解度確認票 60% 定期試験 40% テキスト (公財)日本体育協会スポーツ医科学専門委員会監修 「アスリートのための栄養 食事ガイド」 第一出版 毎回配布資料があります。 準備学習 担当教員から一言 前回の授業の復習(90分)講義計画に沿って教科書の予習(60分) 生きるための源「食べること」について学ぶことは大切です。そ 新聞、メディアなどで報道されている食・アスリート等に関する の重要性を理解し、食べ物に興味を持ち、スポーツを行いなが ら「何を」 「どのくらい」 「いつ」食べればよいか、体系的な栄養 情報を収集する(30分) サポートが自分自身でできる力を身につけることが最終目標で す。 − 92 − スポーツ生理学 高島愼助 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい アスリートが常に自己の競技能力を向上させるためには、ま ず身体の仕組みを知ることが必要である。本講では、競技者と して医学的知識の収得により、自己管理能力を高めることを目 的とする。これらの知識により、スポーツによって生じる多く の障害を予防できることを学ぶ。さらに安全で効果的なトレー ニングを可能にするためのコンディショニングなどについても 提示する。 到達目標 健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。 講義計画 下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問 に応じ説明を加えて理解してもらう。 第1講 ガイダンス、運動と細胞 第2講 運動と筋 第3講 運動と骨格 第4講 運動と神経系 第5講 運動と内分泌 第6講 運動と血液 第7講 運動と循環 第8講 運動と呼吸 第9講 運動と体温調節 第10講 運動と消化、吸収 第11講 運動と肥満 第12講 運動の質と量 第13講 運動の自然法則的基礎 (1) 第14講 運動の自然法則的基礎 (2) 第15講 まとめ・ディスカッション 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 『BASIC健康生理学』 四日市大学健康科学研究 講義への取り組み方(態度) 、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明 室 価する。 たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、 壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。 く事。 スポーツメディカル論 高島愼助 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい アスリートは競技力向上を目的に、しばしば過度な運動スト レスに遭遇する機会が多い。その結果、自分の身体能力を越え た場面で生じるのがスポーツ傷害である。本講では、スポーツ によって生じた傷害をいかにしてケアし、早期に競技復帰する かアスレティック・リハビリテーションの方法などについてを学 ぶ。 到達目標 健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。 講義計画 下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問 に応じ説明を加えて理解してもらう。 第1講 ガイダンス、健康の概念 第2講 体力と加齢 第3講 スポーツ選手の健康管理 第4講 メンタルトレーニング 第5講 スポーツ選手に多い病気 第6講 スポーツ中に生じる傷害 第7講 上肢のスポーツ傷害 第8講 下肢のスポーツ傷害 第9講 特殊環境下でのスポーツ傷害 第10講 スポーツ傷害後のトレーニング 第11講 コンディショニング 第12講 ドーピング 第13講 スポーツ外傷の救急処置 第14講 運動の自然法則的基礎 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 『BASIC健康生理学』 四日市大学健康科学研究 講義への取り組み方(態度) 、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明 室 価する。 たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、 壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。 く事。 − 93 − スポーツ応用科学 2年次 2単位 講義計画 1 ガイダンス 渡 辺 英 児 前学期 選 択 2 健康に関する体力要素 3 エネルギー供給システムの違い 講義のねらい 4 筋力トレーニング、スピードトレーニング 本科目は、「(公財)日本体育協会」が公認するスポーツ指導者 5 持久力トレーニング 制度に基づき資格認定している養成カリキュラム構成科目(ト 6 トレーニングの目標設定 7 トレーニング・プログラムの設計 レーニング論Ⅱ)に対応するものである。 8 トレーニング計画と疲労およびその回復 9 測定評価 (身体組成、筋力、筋パワー) 10 有酸素性能力の測定と評価 11 中間テスト 12 スキルとは何か 13 スキルとレーニンングの原理 14 スキルの獲得過程の特性と注意1 到達目標 15 スキルの獲得過程の特性と注意2 最新の科学的研究成果に基づくトレーニング理論を理解する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。 中間テスト 40% 期末テスト 40% 受講態度 20% 準備学習 担当教員から一言 特になし 各授業の終わりに課題を指示する。 スポーツ実技a 若山裕晃 1年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この授業では、適度な運動量が得られレクリエーションにも 利用しやすい各種スポーツを実施する。種目については、人数 や学生の希望等を考慮しながら、状況に応じて選定する。また、 序盤と終盤に体力テストを実施し、自分自身のデータを基に「ス ポーツ習慣による心身への効果」というテーマのレポートを作成 する。 到達目標 ルールを覚え、楽しく安全にスポーツを体験することによっ て、生涯スポーツによる健康維持増進を自ら実践できる能力及 び習慣を身につける。 成績評価方法 授業への参加姿勢及び服装 (50%) 、レポート (50%) 準備学習 授業以外の日にも、積極的に身体活動を実施しておくこと。 講義計画 第1講:ガイダンス 第2講:体力テスト① 第3講:体力テスト② 第4講:実技① 第5講:実技② 第6講:実技③ 第7講:実技④ 第8講:実技⑤ 第9講:実技⑥ 第10講:実技⑦ 第11講:実技⑧ 第12講:体力テスト③ 第13講:体力テスト④ 第14講:実技⑨ 第15講:まとめ・レポート提出 テキスト・教材(参考文献含む) なし 担当教員から一言 学生の積極性に期待する。安全性を考慮し、スポーツ活動に適 した服装 (シューズも含む) で参加すること。 − 94 − スポーツ実技b 若山裕晃 1年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この授業では、適度な運動量が得られレクリエーションにも 利用しやすい各種スポーツを実施する。種目については、人数 や学生の希望等を考慮しながら、状況に応じて選定する。また、 序盤と終盤に体力テストを実施し、自分自身のデータを基に「ス ポーツ習慣による心身への効果」というテーマのレポートを作成 する。 到達目標 ルールを覚え、楽しく安全にスポーツを体験することによっ て、生涯スポーツによる健康維持増進を自ら実践できる能力及 び習慣を身につける。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) なし 授業への参加姿勢及び服装 (50%) 、レポート (50%) 準備学習 担当教員から一言 学生の積極性に期待する。安全性を考慮し、スポーツ活動に適 した服装 (シューズも含む) で参加すること。 授業以外の日にも、積極的に身体活動を実施しておくこと。 スポーツ実技c 2年次 講義計画 第1講:ガイダンス 第2講:体力テスト① 第3講:体力テスト② 第4講:実技① 第5講:実技② 第6講:実技③ 第7講:実技④ 第8講:実技⑤ 第9講:実技⑥ 第10講:実技⑦ 第11講:実技⑧ 第12講:体力テスト③ 第13講:体力テスト④ 第14講:実技⑨ 第15講:まとめ・レポート提出 2単位 講義計画 1 ガイダンス 渡 辺 英 児 前学期 選 択 2 バレーボールのルール 3 オーバーハンドパスの方法 講義のねらい 4 オーバーハンドパスの練習方法 健康の維持・増進のためにはスポーツや運動の実践が不可欠で 5 アンダーハンドパスの方法 あることが認められている。本講義では適切で実践可能なスポー 6 アンダーハンドパスの練習方法 7 サーブの打ち方、サーブの種類 ツの方法を学ぶことを目的とする。 8 サーブレシーブゲーム 9 スパイクの方法 10 試合の運営方法 11 ブロックの方法とレシーブ 12 審判の方法 13 試合1 14 試合2 到達目標 15 試合3 運動やスポーツには多くの種目があるがここでは「バレーボー 16 復習・確認・総まとめ ル」を取り上げ生涯スポーツとして実践できるようにすることを 目標とする。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 受講態度 100% 特に指定しない 準備学習 担当教員から一言 授業以外の日にも積極的にスポーツや身体活動を実施しておく 特になし こと − 95 − 英語でメモ・e-mail 1年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス About myself① ダ ニ エ ル ・ カ ー ク 後学期 選 択 第2講 About myself② 第3講 About myself③ 講義のねらい 第4講 About myself④ 私たちは英語を書きながら、英語の理解力と発言力を高くし 第5講 About myself⑤ ます。結果よりもプロセスを大事にして、実用的な物を書きま 第6講 My hometown① 第7講 My hometown② しょう。 第8講 My hometown③ 第9講 My hometown④ 第10講 My hometown⑤ 第11講 Food① 第12講 Food② 第13講 Food③ 第14講 Food④ 到達目標 第15講 Food⑤ 幅広く英語で書ける:日常的なことを書いて、先生とコミュニ ケーションをとります。 集中して長い文を書きます:4週間100言葉で自分に身近なこ とを紹介します。5週目に前の文を纏めて出します。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 課題、宿題、English Log 2.0 100% なし 準備学習 担当教員から一言 毎週5回、English Log 2.0と言う日記みたいな物を書きます。 授業中に出来るだけ課題を終わるようにします。遅れた課題、 宿題は見ません。 それで英語でコミュニケーションをとります。 英会話a 2年次 2単位 講義計画 1) Guidance and Orientation. Intro: Meeting people デ イ ビ ッ ド ・ ダ イ ク ス 前学期 選 択 2)Asking about people's work 3) Complaining and apologizing 講義のねらい 4) Planning for a meeting Arranging a trip In this course, we'll practice conversation and practical 5) Explaining a task reading/writing skills such as memos and e-mails, with a slight 6) Job troubles bias toward business situations( 「ややビジネス向き」の会話). 7) Talking on the phone Especially the vocabulary we use will include items like 8) Meeting preparations "trouble," small talk," "situation," etc. that are used a lot in 9) 10) Showing someone around workplaces 11) Presenting at a meeting 12) Staying in a hotel 13) Enjoying some free time 14) Small talk 到達目標 15) Personal plans (Finishing off with an end-of-term exam) Classes will focus on interaction practice. For more detailed learning goals(vocabulary, language points), an online selftesting site will be used. Regular short tests will serve as short-term attainment targets. 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) T. Kadoyama and S. Capper, "Let's Read Aloud & Learn English!". Seibido, 2012. ¥2200. Also: bring an English dictionary to class(electronic OK). 30% for the online quizzes and class participation. 30% for short tests in class 40% for end-of-term exam 準備学習 Register on the online site for the textbook. Before class: Do the Warm-up activities for the book unit. After class: Answer the five online language and vocabulary quizzes, and then report the results. 担当教員から一言 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、 授業参加は もとより、オンライン準備学習への取組みも大変になる。 − 96 − 英語でコンピュータ デイビッド・ダイクス 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい The aim of this class is to help you operate a computer in English and use it to perform easy tasks, such as searching for information, listing and printing it, reading and answering an e-mail message, writing a memo, setting up a page of text, paragraphing it, spell-checking, automatic translating, and writing simple texts. 到達目標 Your target will be to produce printed out examples of the tasks listed above. For every original piece that you hand in you will score task work points. 成績評価方法 講義計画 (This is a rough plan. If the practice tasks are difficult, we can cut some of them out and go more slowly.) 1) Guidance and Orientation. Intro: Alphabetical thinking. 2) Searching for online info in English 3) Listing and printing out info 4) Reading and answering e-mails(1) 5) Reading and answering e-mails(2) 6) Writing memos 7) Taking notes and writing them up 8) Setting up a page for a report 9) Paragraphing 10) Spell-checking, grammar checking, using the Internet as a dictionary 11) Good and bad ways to use automatic translation 12) Making a simple text: a greeting card 13) Making a simple text: a blog entry 14) Making a simple text: a mini report 15) Portfolio preparation (Finishing off with a portfolio-style report exam) テキスト・教材(参考文献含む) 20% for class preparation and participation 40% for regular hand-in task work 40% for end-of-term portfolio report No textbook. Worksheets will be provided each time. But you should bring an English dictionary(electronic OK). 準備学習 担当教員から一言 Before class: Think about the next task and about how you 英語の文章をパソコンで作って次の週に提出する授業で、この ような練習に関心を持つ受講生を歓迎。 would try to perform it. After class: Finish off the task you began in class. Print it for handing in next time. 資格のための英語 ゴードン・リース 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい This course is for students who would like to improve their English reading and listening ability in order to prepar e to take any of the English qualification tests that are currently offered in Japan, such as TOEIC, TOEIC Bridge, TOEFL and Eiken. However, this is not specifically a TOEIC preparation course. 到達目標 1.Improve English reading ability 2.Increase English vocabulary 3.Improve English listening skills 4.Become familiar with the different kinds of problems that are on the TOEIC test 成績評価方法 講義計画 1.Guidance/Course Introduction//Pre-test 2.S hopping/買 い 物-Read and discuss article related to shopping 3.Daily Life/日常生活-Read and discuss article related to daily Life 4.Transportation/交通-Read and discuss article related to transportation 5.Test #1 6.Jobs/ 職業-Read and discuss article related to jobs 7.Meals/ 食事-Read and discuss article related to meals 8.C ommunication/コミュニケーション- Read and discuss article related to communication 9.Fun/楽しみ-Read and discuss article related to entertainment 10.O ffice Work/オフィスワーク- Read and discuss article related to office work. 11.Meeting/会議-Read and discuss article related to meetings 12.Test #2 13.Travel/旅行-Read and discuss article related to travel 14.Finance/お金-Read and discuss article related to money 15.Business/ビジネス/-Read and discuss article related to business 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 授業態度 30% 小テスト(2) 30% Vocabulary Book 10% 定期試験 30% Reading Adventures 1, Student book, Carmelia Lieske and Scott Menking Cengage Learning ¥2,280. Vital Skills for the TOEIC Test-Reading, TOEICテスト リーディング・スキル集中学習コース Mark. D. Stafford, Pearson Longman ¥1,200. 準備学習 担当教員から一言 Students should spend at least one hour in between classes この講座はテキスト2冊が必要です。毎回2冊とも使います。 注:テキストを持参しない場合は欠席扱いになります。 reviewing the material covered during the previous class. 2回遅刻すると1つの欠席になります。時間通りに授業に 来ましょう! − 97 − 英語でドラマ ゴートン・リース 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 演劇と短編映画作成 この講座で演劇を通じて、学生の英語コミュニケーション能 力の向上を図ります。講座の前半、ユーモア溢れるスキットを 読んだり、VTRで見たりします。学生にスキットの役を与えて、 セリフを覚えてもらいます。練習を行い、授業中に演技しても らい、ビデオカメラで撮影します。 講座の後半では短編映画作成の基本を学んでもらいます。学 生はオリジナルストーリーを考え、自分のストーリーを実際に 演 技 し て、 ス マ ー ト フ ォ ン で 撮 影 し ま す。 撮 っ た 映 像 を Windows Movie Makerで編集して、映画を完成させます。 到達目標 1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。 2.人の前で英語で話す自信を身につけることです。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 講義時に資料を配布します。 授業での態度 50% スキットや映画作成への参加 25% 学外授業への参加 25% 準備学習 担当教員から一言 積極的に授業に参加する学生を歓迎します。 授業にテキストとプリントを整理するためのファイル(A4)を 持ってこない学生は欠席扱いになります。 英和辞典は必携。 ビジネス英語 デイビッド・ダイクス 3年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい In this class, we'll practice office-type workplace language in three situations: "a day at the office", "talking with a customer" and "guiding a visitor". The main practice will be listening and speaking, but we'll also pay attention to practical writing (form-filling, e-mails, memos)and to business and workplace vocabulary. 到達目標 Pre- and post-class tasks will be set for practicing vocabulary and language patterns. In class time, active listening & talking is expected. Regular short tests will be used as short-term attainment targets. 成績評価方法 講義計画 1 Course Introduction/ Ice Breaker 2 The Dentist① 3 The Dentist② 4 The Dentist③ 5 Performance #1 6 Introduction to Movie Making/ Storyboards 7 Scripting① 8 Scripting② 9 Props and Rehearsal① 10 Props and Rehearsal② 11 Filming/ Introduction to Windows Movie Maker① 12 Filming/ Introduction to Windows Movie Maker② 13 Editing and Subtitling① 14 Editing and Subtitling② 15 映画祭 and Awards Ceremony 16 学外授業 講義計画 Situation one: A day at the office 1) Welcome to the office. 2) What time do you close? 3) I'd like to change an order. 4) May I take a message? 5) Review of situation one Situation two: Talking with a customer 6) Shall I ring that up for you? 7) This way, please. 8) I'd like to make a complaint. 9) Could you fill out this form? 10) Review of situation two Situation three: Guiding a visitor 11) Welcome to Japan. 12) What's your background? 13) Here's your schedule. 14) I'll see you tomorrow. 15) Review of situation three (Finishing off with an end-of-term exam) テキスト・教材(参考文献含む) 20% for before/after work & class participation 30% for short tests 50% for end-of-term exam M. Critchley, "Business Encounters". Nan'undo, 2013. ¥2100. Also: bring an English dictionary to class(electronic OK). 準備学習 担当教員から一言 Before class: Pre-read the topic conversation. Do the phrase 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、 「予習・復習」 の成績の分は取れない。 and vocabulary practices. After class: Complete the language focus exercises. Complete a similar conversation. − 98 − 比較文化論 富田 与 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では社会科学の基本的な調査方法の一つである フィールドワークについて考えます。 この講義では、おもに「聞き取り」の方法を中心に見ていくこ とにします。聞き取りと言っても、ただ漫然とヒトの話を聞く のではなく、ある目的を持って質問していくことがフィールド ワークでは求められます。何を、どのように質問したら、聞き たいこと(調査の目的)が聞けるのでしょうか。講義では、テキ ストを使って、具体的なフィールワークの報告を読みながら、 調査ではどのような質問がされていたのかを考えていきます。 到達目標 到達目標は「聞き取り調査で適切な質問が作れるようになる」 です。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、 フィールドワークとは 第2講 序章 現代文化のフィールドワークとは何か 第3講 第1章 出産 第4講 第2章 地域政策 第5講 第3章 共生文化 第6講 第4章 介助者 第7講 第5章 祭り 第8講 第6章 民藝 第9講 第7章 頼母子講 第10講 第8章 引揚者 第11講 第9章 信心 第12講 第10章 エスノメソッド 第13講 第11章 住民のためらい 第14講 「実験」 への準備 第15講 「実験」 テキスト・教材(参考文献含む) 『現代文化のフィールドワーク入門』 山泰幸・足立重和編 ミネル バ書房 3000円 講義への参加度(発言等) :30% 各回のレポート:30% 最終レポート:40% 準備学習 担当教員から一言 予習の意味も含めて、次のテーマに関する簡単なレポートを書 言葉によってコミュニケーションをとるとは、どのようなこと なのでしょうか。特に、ある目的を持ってヒトに質問をするに いていただきます。 はどうしたらいいのでしょうか。なかなか明確な答えは得られ ないと思います。講義を通じて、一緒に考えてみましょう。 日米比較論 3年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 文化とミーム① ダ ニ エ ル ・ カ ー ク 後学期 選 択 第2講 文化とミーム② 第3講 文化とミーム③ 講義のねらい 第4講 文化とミーム④ 私たちはワークショップ形式で日本と米国の文化を比較する 第5講 文化とミーム⑤ 前に、文化と言うものは何かということを話してから、 進みます。 第6講 文化と自分① このグローバル世界に他の文化を考えて、私たちの役割は何か 第7講 文化と自分② 第8講 文化と自分③ と考えましょう。 第9講 文化と自分④ 第10講 文化と自分⑤ 第11講 文化と自分⑥ 第12講 将来の文化へ① 第13講 将来の文化へ② 第14講 将来の文化へ③ 到達目標 第15講 将来の文化へ④ レポートの書き方、参考文献、引用の使い方 発表のやり方 成績評価方法 宿題、課題、レポートと発表 100% 準備学習 新聞を読んで、現代の現状を知ることが大事です。 テキスト・教材(参考文献含む) なし 担当教員から一言 学生に対して責任を取って、参加するとより面白い授業が出来 ます。 − 99 − 米国史 ゴートン・リース 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい This is an introductory course on modern American History from 1950-1980. Students will be responsible for writing two reports and giving two short presentations throughout the semester. 米国史を学びながら、学生の英語能力を高めることが 講義の一つの狙いです。この講座は英語と日本語を使って、行 いますが、内容が少々難しいので、理解するためには私が教え ている講座の中で最も英語力が必要な講座です。遣り甲斐があ る反面、 英語が苦手な学生には難しく感じられるかもしれません。 到達目標 1.1950年〜1980年のアメリカの歴史について知識を高めるこ とです。 2.英語の読解力を高めることです。 3.英語のリスニング力を高めることです。 4.英語の語彙を増やすことです。 成績評価方法 講義計画 1.Guidance/ Course Introduction Racial Discrimination/ The KKK 2.R ock and Roll/ Elvis Presley Vocabulary Book #1/ Vocabulary Quiz #1 3.John F. Kennedy/ The New Frontier Vocabulary Book #2/ Vooabulary Quiz #2 4.The Civil Rights Movement/ Folk Songs Vocabulary Book #3/ Vocabulary Quiz #3 5.Power Point Presentations- The 1950's(report #1)The Viet Nam War- Part 1 6.Power Point Presentations- The 1950's(report #1)The Viet Nam War- Part 2 7.T he Protest Movement- Hippies Vocabulary Book #4 -Vocabulary Quiz #4 8.John Lennon and The Peace Movement 9.Watergate Vocabulary Book #5- Vocabulary Quiz #5 10.Apple Computer 11.B i c e n t e n n i a l C e l e b r a t i o n s V o c a b u l a r y B o o k #6/ Vocabulary Quiz #6 12.AIDS 13.Power Point Presentations- The 1960's (report #2) 14.Power Point Presentations- The 1960's (report #2) 15.Review テキスト・教材(参考文献含む) 授業態度 30% レポート(2) 20% 発表 (2) 30% Vocabulary Book and Quizzes (6) 20% American History in Focus (Macmillan Cinema English) Hiromi Akimoto and Mayumi Hamada Macmillan Language House (2005) ¥2,100+税 準備学習 担当教員から一言 Students should spend at least one hour in between classes 毎回テキストを使います。プリントも配布します。失くさない ようにして下さい。 reviewing the material covered in the previous class. 注:テキストやファイルを持参しない場合は欠席扱いになりま す。2回遅刻すると1つの欠席になります。時間通りに授 業に来ましょう! 東洋文化論 鈴木孝典 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 豊かな歴史と伝統を持ち、近年では次世代の経済大国として 国際社会での存在感を増しつつあるインドについて、その文化 の概要を掴んでもらうことを目指します。まずは学習が単なる 既存のイメージの補完に終わらないよう、異文化理解と異文化 消費の違いについて理解してもらった上で、主に思想・宗教につ いて、ヨーロッパ人の視点も参考にしつつ多角的に同国を見る 視点を養ってもらいます。 到達目標 インド理解を通して文化の多様性を知るとともに、日本文化 を反省的に見直す姿勢を身につける。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 異文化理解と異文化消費 第3講 ヨーロッパ人たちの憧憬-オリエンタリズムとヒッピー 第4講 インドの歴史①(古代〜中世) 第5講 インドの歴史②(中世〜現代) 第6講 日本との歴史的関わり 第7講 ヒンドゥー教の思想① 第8講 ヒンドゥー教の思想② 第9講 仏教の思想 第10講 仏教の日本への伝播と変容 第11講 ヨーロッパとの邂逅とネオ・ヒンドゥイズム 第12講 インドの地域的差異 第13講 インド音楽とインド舞踊 第14講 数学の国と宗教の国 第15講 インドを通して日本を問い直す 定期試験 紋切り型の偏ったインド理解に陥らないため、幅広い分野を取 り上げ、媒体も新聞記事やホームページなど種々のものを用い ます。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 定期試験70%。受講態度20%、提出物10%。他の出席者に迷惑 授業時に配布します。 がかかる行為は大きな減点となるので注意して下さい。 事後学習として、各回に配るプリントの復習をしてもらいます。 特にありません。 参考文献:竺沙雅章『アジアの歴史と文化 (10) 南アジア史』 、同朋 社 − 100 − 西洋文化論 友原嘉彦 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 西洋は世界全体にさまざまな影響を与えており、西洋を理解 することは世界を理解する上での大きな第一歩である。この講 義では西洋の中でも強い影響力を持つドイツ語圏を取り上げ、 考え方や発想に関する文化的な土壌、底流を理解し、ドイツ語 圏の人々、ドイツ語圏の社会との関わり方について考察する。 到達目標 ドイツ語圏の考え方や発想に関する文化的な土壌、底流を理 解し、ドイツ語圏の人々、ドイツ語圏の社会との関わり方につ いて考察することで、同時に日本(母国)についても考え、時と して異なる考え方を取り入れる、変革することのできる力を涵 養する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) [参考文献] ①浜本 隆志(2004) 『魔女とカルトのドイツ史』 、講談社現代新 書 ②中島 義道 (2012) 『ヒトラーのウィーン』 、新潮社 ③中島 義道 (1999) 『ウィーン愛憎』 、角川文庫 ④中島 義道 (2004) 『続・ウィーン愛憎』 、中公新書 小レポート50%、期末試験50%。 準備学習 担当教員から一言 机上でドイツ語圏について知り、考えた上で、ぜひいつか実際 に現地に行ってみてください。 参考文献をしっかりと読んでおくことが望ましい。 景観芸術学 吉村壽夫 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 20世紀の後半、都市整備、都市開発と共に都市環境デザイン への社会的関心が高まってきた。21世紀に入りまちづくりも見 直し、変革の時代に入っている。景観や環境の配慮のない公共 事業は市民に支持されないような状況である。いわゆる物質文 明と精神文明の心地よい融合が求められている今日である。 人間にとって良好なまちづくり空間とは何にかを講義・実技を通 じて、総合理解を目的とする。 到達目標 歴史的街並空間、現代的街並空間、また身近な街並空間を、 DVD、実技、また現地視察レポート等研究検証により、都市空 間における彫刻モニュメント、造形オブジェなどの美的空間を 多角的に研究、ならびに総合的理解を目的とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 子ども十字軍と異端狩り 第3講 ペストの流行とユダヤ人への迫害 第4講 魔女狩り 第5講 ヒトラーのドイツ 第6講 ドイツにおける基層文化 第7講 ヒトラーとオーストリア① 第8講 ヒトラーとオーストリア② 第9講 ヒトラーとオーストリア③ 第10講 ウィーンの人々と社会① 第11講 ウィーンの人々と社会② 第12講 ウィーンの人々と社会③ 第13講 ウィーンの人々と社会④ 第14講 ウィーンの人々と社会⑤ 第15講 ウィーンの人々と社会⑥ 講義計画 第1講 ガイダンス、講義概要と進行説明 第2講 芸術・美術概念 第3講 歴史的都市空間と現代都市空間 第4講 日本など世界各都市の彫刻オブジェ空間 第5講 日本など世界各都市の彫刻オブジェ空間 第6講 ヘンリー・ムーア、イサム・ノグチの彫刻世界 第7講 パース・ペクティブ理論、実技 第8講 パース・ペクティブ理論、実技 第9講 内外野外彫刻シンポジュウム 第10講 紙によるオブジェ制作 第11講 制作作品公評会 第12講 ランドスケープと公園モニュメント 第13講 美的空間と実用美的空間 第14講 全体講義のまとめと説明 第15講 レポート試験内容説明 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) 小レポート、実技、および講義への参加状況 (50%) 定期試験(50%) 適宜プリント配付、講義内容の内30%が実技講義、実技費自費。 準備学習 担当教員から一言 「日本の都市環境デザイン」1996学芸出版社、 「ヨーロッパ50都市 基礎的なパース・ペクティブの技法を習得し、簡単に制作を試み の環境彫刻」樋口正一郎、 「アメリカ50都市の環境彫刻」樋口正一 る。また紙によるオブジェ制作にもチャレンジし、能動的講義 を展開させる。 郎 − 101 − 現代美術 吉村壽夫 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい 現代美術(コンテンポラリー・アート) の特質は、二度の世界大 戦による激しい変革と対立抗争が、造形芸術の上にも深刻な影 響を与えた。また今世紀の科学技術の発展は、人間の生活自体 に大きな変革を与え、従来の人間観・自然観を一変させた。現代 美術の特色の一つは、あくまでも人間的な個人の自由の尊重で あり個性の強調である。この自由の精神にこそ試練多き現代人 のもち得た最大の財産であ。そうした現代美術の原動力、時代 背景を理解させる。 到達目標 講義では、美術の三大要素の基礎的な実技作業を実施し、現 代美術の理解と共に高次元の未来文明のあり方を模索すること を目的とする。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス、現代美術(コンテンポラリー・アート) の概要 第2講 コラージュ、フロッタージュ、デカルコマニー 第3講 ポスター分析実技 第4講 ポスター分析実技 第5講 ポスター分析実技講評会 第6講 現代美術作家紹介 第7講 アンフォメル、アクション・ペインティング現代美術 史 第8講 紙によるファクツーラ 第9講 偶然の形(マーブリング)実技 第10講 機械的な形、透視図法実技 第11講 講評会 第12講 現代美術用語説明 第13講 コラージュ概要説明 第14講 コラージュ作業実技 第15講 コラージュ作品講評会 「定期試験」 テキスト・教材(参考文献含む) 「西洋美術史」 高階秀爾、美術出版、 実技講義、実技費自費。 小レポート、実技作品、および講義への参加状況 (50%) 定期試験(50%) 準備学習 担当教員から一言 「美術のみかた」、井出則雄、酒井書店、 「現代美術編」 、中村英樹、 多様化している現代、造形表現もドーナツ化現象的に表現が豊 かにまた多元化している。実技作品制作を通じて現代美術の理 DVD教材 解と美の発見、創造の喜びを感じ、高次元の未来文明はどう有 るべきかを模索していただく。 国際政治学 小林慶太郎 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この授業では主に、国際秩序や外交、安全保障など、国際政 治を考える枠組みについて扱っていきます。 国と国との間に何か問題が起きた時それはどう解決されてい るのでしょうか。国際関係は理念や主義主張だけで動いている わけではありません。国と国との力関係やバランス、駆け引き などが絡み合って、一定の安定が形作られています。そうした 仕組みを、国際ニュースなども取り上げながら解説していきた いと思います。 学生諸君に、国際政治の仕組みや外交などに対する関心を高 めてもらうことを、この講義のねらいとしています。 到達目標 この講義では、学生諸君が、国際政治や外交などに関する基 本的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の国際ニュースを ある程度理解できるようになることを、到達目標としています。 成績評価方法 成績は次のような配分により評価します。 講義時に指示する簡単な課題の提出状況:30% 定期試験(自筆ノートおよびシラバスで指定の参考文献のみ持 込可):70% 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス:この講義の進め方 第2講 政治と国際政治 第3講 国際政治と世界政治 第4講 ウェストファリア体制と主権国家 第5講 帝国と民族 〜ウィーン体制からビスマルク体制へ〜 第6講 ベルサイユ体制と国際秩序 第7講 冷戦とパワーポリティクス 第8講 リベラリズムの平和論 第9講 支配と従属 第10講 外交 第11講 歴史の終わりか文明の衝突か 第12講 グローバリゼーション 第13講 脱国家的主体 第14講 移民と地域 第15講 これからの国際政治 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) なし (必要に応じてプリントを配布する場合があります) 【参考文献】 村田晃嗣ほか 「国際政治学をつかむ」 有斐閣 (2011年) 中西寛ほか 「国際政治学」 有斐閣 (2013年) 担当教員から一言 日頃からテレビや新聞の国際ニュースに目を通すことを心掛 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、 けるとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下 参考文献等で調べておくようにして下さい。 さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように して下さい。 − 102 − 国際観光論 友原嘉彦 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 観光(旅行)は条件次第では人生を変える程の力を持っている。 では、人は観光にどのようなことを期待し、どのような観光地 に惹かれるのであろうか。この講義ではさまざまな国の観光都 市やリゾートを取り上げ、その観光地としてのあり方について 学ぶ。観光者のニーズはどのようなことにあるのか、各観光地 ではどのようなことを売り(観光資源)にしているのかについて 探っていく。 到達目標 世界のさまざまな観光地について知り、どのような観光地が どのようなニーズを満たしているのかについて把握する。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 観光とは何か 第3講 観光者と観光地 第4講 メクレンブルク・フォアポンメルン 第5講 ベルリンとウィーン 第6講 ヘルマン・ヘッセの足跡を訪ねて 第7講 クラクフとアウシュヴィッツ 第8講 北欧とバルト三国 第9講 東欧とウクライナ、モルドヴァ 第10講 ジブラルタル海峡の両岸 第11講 イスタンブールと小アジア 第12講 北インドとネパール 第13講 東南アジア 第14講 中国 (雲南省と東北地方) 第15講 台湾と韓国 テキスト・教材(参考文献含む) 小レポート50%、期末試験50%。 レジュメを用いる。 準備学習 担当教員から一言 日頃より、紀行や旅行マンガ、観光ガイドブックなど観光に関 観光関連の大学院進学や就職を考えている学生はぜひ受講して ください。 係する書物を読んでいることが望ましい。 国際関係論 富田 与 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい そのときどきの国際関係を過去のある時期に例えることがし ばしばある。そうしたとき、何に着目してどんな類似性を導く かが問題となる。今年も、ナイの『国際紛争』をテキストに、国 家関係に着目した現実主義的な国際関係の歴史と分析の枠組み について考えていく。 『国際紛争』は、カーター政権(国務次官代 理)とクリントン政権(国防次官補)で政権実務を経験し、ハー バードでながらく教鞭をとってきたナイが大学1年生向けに書 いたテキストで、各章の終わりには「学習上の論点」が整理され ている。 到達目標 到達目標は「最近の国際ニュースが説明できるようになる」で す。 講義計画 第1講 ガイダンス、国際関係の現在 第2講 第1章 国際政治における紛争には一貫した論理があ るか 第3講 第2章 20世紀における大紛争の期限 第4講 第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦 第5講 第3章 つづき 第6講 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦 第7講 第4章 つづき 第8講 第5章 冷戦 第9講 第5章 つづき 第10講 第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争 第11講 第7章 グローバリゼーションと相互依存 第12講 第8章 情報革命、脱国家主体とパワーの分散 第13講 第8章 つづき 第14講 第9章 新しい世界秩序 第15講 まとめ 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ジョセフ・ナイ著 有斐閣 2600円 講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ 『国際紛争』 きます。 最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。 予習として、各章の章末に付けられた 「学習上の論点」 からレポー できるだけ時事問題を取り上げていきたいと思います。 関心のある話題があったら富田まで伝えてください。 ト課題を出します。 − 103 − 国際情勢 ゴードン・リース 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい グローバル・イシューズ 毎日、新聞やインターネット、テレビーニューズでは様々な 国際問題や紛争についての話題が放送されている。島国にる私 達は遠い海外に起きている問題にあまり身近く感じないかもし れない。この講座を通じて、国際問題について、学生の関心を 高めると共に日本に居ながら、我々は何ができるかを学生と一 緒に考えたい。 講義中は国連が作成したビデオシリーズ 「What's Going On?」 を利用して、いくつかの国際問題を紹介する。 児童労働、Fair Trade,子供兵士、貧困等を授業に取り上げ たい。 到達目標 1.この講座は英語力を高める目的も重ねている。 2.取り上げられた国際問題に関連している英語の単語を覚え ること。 3.Develop a deeper understanding of the international problems and issues presented in class. 成績評価方法 講義計画 1 Guidance and The United Nations① 2 The United Nations② 3 The United Nations③ 4 The United Nations④ 5 Child Labor① 6 Child Labor② 7 Child Labor③ 8 Child Soldiers① 9 Child Soldiers② 10 Child Soldiers③ 11 Poverty① 12 Poverty② 13 Fair Trade① 14 Fair Trade② 15 Fair Trade③ 16 Test テキスト・教材(参考文献含む) 授業態度 25% Vocabulary Book and Quizzes 25% プレゼンテーション (1) 25% レポート 25% World in Focus Video Course Book Rebecca Klevberg Moller Cengage Learning ¥2,500 準備学習 担当教員から一言 基礎英語aと総合英語a and b をすでに受講した学生にこの講 国際問題に関心のある学生やいろいろな国際問題について自分 の知識を高めたい学生にこの講座を勧める。 座を勧める。 まだ受講していない学生や受講中の学生にとって、この講座は 難しいかもしれない。 国際協力論 2年次 2単位 後学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講:ガイダンス、政策としてのODA 第2講:なぜ、ODAは必要なのか (1) :開発経済からの知見1 第3講:なぜ、ODAは必要なのか (2) :開発経済からの知見2 第4講:なぜ、ODAは必要なのか (3) :開発経済からの知見3 第5講:なぜ、ODAは必要なのか (4) :国際関係からの知見 第6講:なぜ、ODAは必要なのか (5) :日本の政治経済から 第7講:ODA予算の推移 第8講:ODAを巡る政策決定過程1 第9講:ODAを巡る政策決定過程2 第10講:ODAと日本外交史 (1) :1950年代 第11講:ODAと日本外交史 (2) :1960年代 第12講:ODAと日本外交史 (3) :1970-80年代 第13講:ODAと日本外交史 (4) :1990年代 第14講:ODAと日本外交史 (5) :2000年代 第15講:人間の安全保障 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 富田 与 講義のねらい この講義では「ODA(政府開発援助)はなぜ必要なのか」という 問いを考えていきます。 世界の資金の流れは、「先進国」とされてきた国々で資金が必 要とされ、 「途上国」から 「新興経済国」 に成長した国々が 「先進国」 の必要に応えようとしています。そうした中で、ODAはなぜ必 要なのでしょうか。先進国のODA政策には、途上国への経済支 援、人道支援といった側面の他、戦略的な外交政策という側面 もあります。 この講義では、ODA政策を開発経済の観点と外交政策の両面 から考えていくことにします。 到達目標は「なぜ、ODAが必要なのかを説明できる」 です。 講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ テキストと参考文献は特に指定しません。 きます。 最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。 講義のなかでレポート課題を出すので予習のつもりで取り組ん 講義の中では、できるだけ関連した時事問題を取り上げること にしたいと思います。 でください。 − 104 − 国際経済学 鶴田利恵 2年次 2単位 後学期 選 択 講義のねらい この講義では、グローバル化が進む国際経済の動きを理解す るために、国際貿易、国際収支の構造、為替レートの決定に関 する理論を中心に講義していきます。 「なぜ貿易を行うのか?」 という基本的な疑問から始まり、 「貿易を行うとどのようなメ リットがあるのか?」 、 「各国はどのような貿易政策を行ってお り、また、そのような貿易政策は我々にどのような影響がある のか?」 、「国際収支の構造はどのようになっているのか?」 「為 替レートはどのように決定され、それは自国の貿易にどのよう な影響を与えるのか?」 を学んでいきます。 到達目標 貿易、国際収支構造、為替レートの決定に関する基本的な経 済理論を理解する。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) プリントを配布します。 参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著 『国際経済学をつかむ』有斐 閣、2009年、P.R. クルーグマン・M. アブズフェルド著 『国際経済 理論と政策I.国際貿易』 第3版、新世社 筆記試験により評価します。 準備学習 担当教員から一言 難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用 いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ て下さい。 講義の後、必ず復習をして下さい。 国際経済事情 鶴田利恵 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では、国際経済に関する理論に加え、現状を把握す るとともに、どのような問題点があるのかを理解して行きます。 具体的には、国際貿易、発展途上国経済、地域協定、多国籍企 業による直接投資、貿易と環境問題、 国による国際収支調整政策、 プラザ合意以降の国際経済、リーマン・ショック後の世界同時不 況を概観して行います。 到達目標 広い視野を持って、現実に起きている国際経済の動きを理解 する力の習得 成績評価方法 筆記試験により評価します。 準備学習 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 比較優位の理論その1 第3講 比較優位の理論その2 第4講 要素賦存比率理論 (ヘクシャー・オリーンの定理) 第5講 プロダクト・サイクル論、雁行形態論 第6講 部分均衡分析 (貿易の利益) その1 第7講 部分均衡分析 (貿易の利益) その2 第8講 貿易政策その1 第9講 貿易政策その2 第10講 産業内貿易その1 第11講 産業内貿易その2 第12講 国際収支の構造 第13講 為替レートの決定理論 第14講 為替レートの決定理論 第15講 まとめ 定期試験 講義の後、必ず復習をして下さい。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 国際貿易のルールと貿易交渉その1 第3講 国際貿易のルールと貿易交渉その2 第4講 サービス貿易とIT 第5講 発展途上国の経済問題 第6講 地域貿易協定その1 第7講 地域貿易協定その2 第8講 多国籍企業と直接投資 第9講 労働の国際移動と外国人の受け入れ問題 第10講 貿易と環境 第11講 国民所得と国際収支その1 第12講 国民所得と国際収支その2 第13講 プラザ合意以降の国際経済 第14講 リーマン・ショックと世界同時不況 第15講 まとめ 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) プリントを配布します。 参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著 『国際経済学をつかむ』有斐 閣、2009年、P.R. クルーグマン・M. アブズフェルド著 『国際経済 理論と政策I.国際貿易』 第3版、新世社 担当教員から一言 難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用 いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ て下さい。 − 105 − ソフトウェア論 2年次 2単位 講義計画 1.ガイダンスとコンピュータの歴史 池 田 幹 男 前学期 選 択 2.コンピュータの構成 3.ソフトウェアができることは何か 講義のねらい 4.基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェア コンピュータがどのうように動作しているかについて学びま 5.OSとは何か す。ソフトウェアが中心となります。コンピュータのソフトウェ 6.OSによる仮想記憶 アの種類と構成について学びます。また、コンピュータの中で 7.ファイルシステム 8.各種のアプリケーションソフトウェア データが同様に処理されているかを学びます。 9.文字の処理 10.アナログとデジタル 11.オーディオ処理 12.コンピュータの色の表現 13.画像処理 14.情報源符号化とファイルフォーマット 到達目標 15.ネットワーク コンピュータの基本的なソフトウェアの構成とマルチメディ ア処理の基礎を理解することを目標とします。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 授業態度30% 定期テスト70%で評価します。 特にありません。授業中に適宜取り上げます。 教育支援システム (Moodle) に教材を提示します。 準備学習 担当教員から一言 教育支援システム(Moodle)の教材や小テスト、過去の定期テス コンピュータの授業ですが、板書が中心となります。ノートを 細かく取るようにしてください。 トの問題を参考にしてください。 プログラミング 城之内忠正 2年次 4単位 後学期 選 択 講義のねらい コンピュータを動かすにはソフトウェアが必要ですが、ソフ トウェアを作るにはコンピュータに仕事の段取りを事細かく指 示しなければなりません。この段取りをコンピュータが理解で きる命令で記述する作業をプログラミングといいます。 この授業ではホームページで使われているやさしいプログラ ミング言語であるJavaScriptを学びます。この授業を受講する ことで、コンピュータ言語を理解し、コンピュータの仕組みを 理解するための基礎がわかるようになります。演習を中心に、 まず、やってみて考えるという感じで進めます。 到達目標 制御構造を使ったプログラミングができること 講義計画 授業で使うWeb学習システムではプログラムを使ったお絵描き も出来るので、描画関数を使って関数の使い方を学びます。十 分に習熟したら、制御構造以外にも、配列の使い方や関数定義 を理解します。 第1講 ガイダンスとWeb学習サイトの使い方 第2講 変数と入出力 第3講 数値演算と変数のトレース 第4講 描画関数を使って絵を描く 第5講 if文:条件分岐 第6講 繰り返しwhile文とbreak文 第7講 繰り返しfor文 第8講 復習と応用 第9講 JavaScriptの中間テスト 第10講 デバッグ 第11講 配列を定義する 第12講 関数を定義する 第13講 関数の応用 (アニメーション) 第14講 自由作品の制作 第15講 作品の発表会 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 授業中に演習問題を解いて提出してもらいますが、その提出物 なし (60%)の他に中間テスト(20%)と自由作品(20%)によって評価 します。 この授業を履修するには、コンピュータ・リテラシーの単位を取 この講義は情報専攻の必修科目ですが,それ以外の学生でも情 報処理の基礎を学びたい人は是非受講してください。実習が中 得していることが望ましい。 この実習システムは家でも利用できるので、次回までに各講義 心なので楽しみながらプログラミングが学べます。 の演習を最後まで完成させておくこと。 − 106 − 海外語学研修b 2年次 2単位 講義計画 海外語学研修参加の流れ (開催時期によって異なります) ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 後学期 選 択 ①説明会への参加(3月下旬意向調査、4月下旬説明会) ②参加の正式申し込み (航空券等の手配) 講義のねらい ③面談 (研修参加の目的などの確認) (語学、外国でのマナーなどの学習) 夏期あるいは春期休業期間中に、英語あるいは中国語を学ぶ ④事前研修 ⑤現地学校での語学研修 (現地での観光を含む場合あり) こととその地域社会や文化に直接触れることが目的です。 ホームステイあるいは学生寮などに宿泊し、約2〜4週間(研修 ⑥帰国後、レポート等の提出 先により異なります)の月〜金曜日の半日あるいは1日、語学の ⑦単位認定 授業を受けます。コースによっては、語学研修終了後に、地域 を観光する場合もあります。 英語研修はアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど を検討しています。中国語研修は中国です。 なお、状況にりプランが変更されたり、場合によっては中止 されることもありますので、ご了解ください。 到達目標 1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。 2.外国の文化に直接触れる。 3.異文化への理解を深める。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメン 研修先でのテキストなどは別途指示します。 ト、 引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により評価します。 なお、認定科目なので評価は 「認定」 となります。 準備学習 研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。 資格取得a 鬼頭浩文 1年次 2単位 前学期 選 択 担当教員から一言 本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研 修とも、全学部合同で実施します。疑問があれば、教学課ある いは専任語学教員に尋ねてください。 講義計画 対象となる資格や手続きなどの詳細は履修要綱に掲載されてい る。 講義のねらい 資格を取得することにより 「資格取得a」 の単位が認定される。 積極的に資格取得することで、社会人としてのスキルを身につ けることと、それを履歴書などで客観的に証明することが可能 になる。履歴書の資格欄に自動車免許だけでは、この厳しい就 職状況を勝ち抜くことは困難である。アルバイトで責任ある仕 事をしていた、クラブ活動で一生懸命頑張った、というだけで は自己PRとしては弱い。資格がプラスされれば、「社会人とし てのスキルを身につけようと、しっかり準備しているな」という 感想を持つだろう。 到達目標 社会に出て役立ち、就職でアピールできる基本的な資格の取 得を目標とする。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 まずは、 「資格取得a・b単位申請書」 (教学課で入手) 、資格取 各資格取得に必要なテキストなど 得を証明できる合格書等(取得日が確認できるもの。コピー可) を教学課に提出すること。書類は随時受け付けている。 資格取得は簡単なものではない。十分な準備学習があって到達 単位が認定された場合は「認定」となる。この単位は履修制限単 位数に含まれない。資格を取って単位にもなる、 「一粒で二度お できるものである。 いしい」 科目である。キャリアアップにぜひ利用してほしい。 − 107 − 資格取得b 鬼頭浩文 1年次 2単位 前学期 選 択 講義計画 対象となる資格や手続きなどの詳細は履修要綱に掲載されてい る。 講義のねらい 講義要綱で示す2つ目の資格を取得することにより「資格取得 b」の単位が認定される。学生はより高度な資格取得に挑戦し、 自身のスキルアップを図ることが期待される。学内での勉強だ けでなく、高度なレベルでスポーツクラブに打ち込んだり、ボ ランティアや地域イベントなどの社会活動に取り組んだりする ことを通じて、発信力のある実績を積むことが学生生活の本当 の楽しさである。さらに資格を取得していれば、就職活動も最 高に楽しいものになるだろう。 到達目標 社会に出て即戦力として働くことを証明することができる資 格の取得を目標とする。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 まずは、 「資格取得a・b単位申請書」 (教学課で入手) 、資格取 各資格取得に必要なテキストなど 得を証明できる合格書等(取得日が確認できるもの。コピー可) を教学課に提出すること。書類は随時受け付けている。 資格取得は簡単なものではない。十分な準備学習があって到達 単位が認定された場合は「認定」となる。この単位は履修制限単 位数に含まれない。資格を取って単位にもなる、 「一粒で二度お できるものである。 いしい」 科目である。キャリアアップにぜひ利用してほしい。 専門演習c 岩崎恭典 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 最終学年として、卒業論文のとりまとめにむけての研究指導 を行う。 テーマは各自、自由だが、専門演習b終了時に作成した一万 字レポートを豊富化する方向が望ましい。 毎回、一人がレポート、他のものが突っ込む形で議論が進ん でいくことが理想である。 なお、4年生として、後輩の面倒を見ることも重要な役割で ある。3年生ゼミへの参加、ジョイント・ゼミへの指導等、ゼミ の伝統を築いてほしい。 到達目標 各自が、3年生時にまとめた一万字レポートをもとに、より 具体的な解決策を見出すことが到達目標であり、3年生に対し て、適切な指導・助言をすることも到達目標の一つである。 成績評価方法 講義計画 3年生とともに、3〜4限連続して、ゼミを行う。木曜日3限目 の授業は入れないように。 12月4日〜6日に行われる6大学のジョイントゼミにむけての 準備も行う。本年度のジョイントゼミの共通テーマは、 「村-○ ○○ (副題) 」 である。 第1講 ガイダンス 次週以降の報告者・討論者・司会・書記 の決定 第2講 岩崎によるモデル報告、討議、まとめ 第3講 4年生報告、討議、まとめ① 第4講 4年生報告、討議、まとめ② 第5講 4年生報告、討議、まとめ③ 第6講 4年生報告、討議、まとめ④ 第7講 3年生報告、討議、まとめ① 第8講 3年生報告、討議、まとめ② 第9講 3年生報告、討議、まとめ③ 第10講 3年生報告、討議、まとめ④ 第11講 ジョイント・ゼミ メインテーマの検討、分科会テー マ出し① 第12講 ジョイント・ゼミ メインテーマの検討、分科会テー マ出し② 第13講 ジョイント・ゼミ 班編成、班別検討 第14講 フィールドワーク場所・課題、内容の準備 第15講 フィールドワーク場所・課題、内容の準備と決定 テキスト・教材(参考文献含む) 参加することは当然。無断欠席は許されない。 レポートの内容、議論への参加状況により絶対評価を行う。 なし。資料は適宜配布する。 なお、鳥羽市や志摩市でゼミ活動として継続的に取り組む地域 活性化事業も教材である。積極的に参加すること。 準備学習 担当教員から一言 できるだけ前の週に、翌週のレジメを出してもらうので、それ 4年生なのだから、ゼミの仕切りをお願いしたい。 を事前に読み、議論に備えること。また、一万字レポート、ジョ 就職活動も最盛期かと思うが、ゼミは情報交換の場としても重 イント・ゼミでのテーマ設定に備えて、新聞をテーマ設定の上、 要であり、週一回のゼミ出席は必須であると心得てほしい。 系統的に読んでおくこと。 − 108 − 専門演習c 4年次 2単位 前学期 必 修 講義計画 到達目標 1.ガイダンス;就職活動の中間報告会 2.エントリーシートに磨きをかける 3.企業研究とディスカッション 4.自己PRの最終形完成 5.模擬グループ・ディスカッション 6.パソコンスキル向上 7.コミュニケーションスキル向上 8.卒業研究に向けた準備 9.自分を見つめなおす 10.思い出づくり 11.内定率100%を目指せ 12.圧迫面接を克服するパワー 13.最終面接に落ちる貴重な経験 14.何度でも、何度でも、何度でも立ち上がる 15.悲惨な活動状況に悲観している余裕はない 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 鬼頭浩文 講義のねらい ゼミでは、就職指導もしながら、生きる力を身につけるさま ざまな演習を行う。しかし、これをプラスに捉え、就職活動を 通して社会を知り、自分について見つめなおし、内定を得た企 業や日本社会のために自分がなすべきことを考える機会と考え る。就職試験を通して企業の持つカルチャーを感じ、社会を自 由自在に泳ぐ感性を身につけよう。社会のために役立つ仕事を 見つけ、自己実現と生活の両立ができるよう、生きる力を強化 しよう。 ゼミは就職活動のための研究で始まり、就職先が決定したも のは社会に出る準備を整えることが到達目標となる。 ゼミの無断欠席は厳禁。ジャージなど部活用の服装は禁止。自 テキストは、とくに指定しない。必要に応じてプリントを配布 分らしさを表現するカジュアル・ファッションでゼミに参加する する。 こと。成績は、ゼミでの提出物(5割)と、プレゼンテーション(5 割) から総合的に判断する。 課題をやり遂げることも大切だが、ニュースや新聞などから社 できるだけ早く内定をとり、社会に出るための準備として、じっ くり大学生活を送ってほしい。 会の動きを知り、就職にも役立つ準備学習をしてほしい。 専門演習c 小林慶太郎 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい いじめ、外国人や同性愛者などへの差別、うつ病、エイズ、 過労死、失業…。政府が市民を守ってくれるはずなのに、なぜ、 このような問題が起きるのでしょう? このゼミ(専門演習) では、身近な地域での問題の解決策 (政策) や、その問題解決策を実行していく体制(行政や地域の様々な団 体など)、あるいは、そうした解決策を決定する仕組み(政治)等 について、その基礎的な知識を身につけていくとともに、それ らがどのようなあり方であることが望ましいのかについても、 みんなで考えていきたいと思います。 到達目標 身近な地域の問題を発見し、その解決策を考えていく力を身 につけることが、このゼミの到達目標です。 成績評価方法 講義計画 1 ガイダンス 2 卒論とは何か 3 研究テーマの検討① 4 研究テーマの検討② 5 仮説と研究手法の検討 6 先行研究の整理 7 章立てを考える 8 動機を書いてみる 9 テーマに関する現状分析 10 村の政策課題① 11 村の政策課題② 12 村の政策課題③ 13 村の政策課題④ 14 村の政策課題⑤ 15 前期のまとめ ※各回に扱う内容は、各人の興味関心などに応じて、上記とは 変更することがあります。90分という授業時間の枠にとらわ れることなく、3・4限目の連続で、3・4年生のゼミを合同 で行っていきます。また、岩崎ゼミと合同で授業を行うこと もあります。夏休みには、 沖縄へのゼミ旅行も予定しています。 テキスト・教材(参考文献含む) 毎回出席することが基本です。無断欠席者には原則として単位 を与えません。成績は次のような配分により評価します。 課題等への取り組み状況:60% 授業中の発言・受講態度:40% なし(必要な資料等は、演習の際に配布する予定です) 。参考文 献等については、研究の進捗状況に応じて、演習中に適宜紹介 していきますが、さしあたって、新藤宗幸・阿部斉『概説日本の 地方自治[第2版]』 (東京大学出版会)は、一読しておいてくださ い。 準備学習 担当教員から一言 日ごろから、社会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテレ ゼミ(専門演習)は、大学での勉強の中心です。ゼミの活動にど う取り組んだかで、大学生活をどう過ごしたかが、そしてその ビのニュースなどに、よく目を通しておいてください。 後の一生が左右されると言っても過言ではありません。したがっ て、一人ひとりが前向きに、積極的に取り組んでいくことを望 みます。 − 109 − 専門演習c ゴードン・リース 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい This is a prepatory course for students who would like to write a graduation thesis in English, or for those students who would like to improve their English writing skills. Writing is an important part of communicating. The purpose of this course is to help students become better writers and better communicators in English. In order to communicate successfully with readers it is important for writers to make their writing easy to understand. 到達目標 1.To improve writing skills in Enlish. 2.To improve English grammar ability. 3.To learn the basic rules of academic writing. 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) Inspire Nancy Douglass Andrew Boon Cengage Learning ¥2,300 次のような配分により総合的に評価します。 40% 授業の態度 50% エッセイ(3) 10% In class essay 準備学習 担当教員から一言 学生のニーズに対応してコンパ・エクスカーション・合宿等を 行っていきたいと考えています。外国人劇団の英語劇を見に行 きたいと思います。 英和、和英事典は必携。 専門演習c 友原嘉彦 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 専門演習では大学における学びの集大成としての卒業論文作 成を大きな目標とし、そこに至るまでに必要と考えられるスキ ル(研究目的と研究方法、先行論文の講読、議論、調査、分析、 卒業論文の執筆の際の注意点など) を身につける。なお、 研究テー マは観光に関係することとする。 到達目標 ①研究の構想を立てる。②先行研究を読み込む。③研究の序 盤を確立する。④夏季休暇中の研究の準備をする。 成績評価方法 講義計画 1− Introduction 2− Role models① 3− Role models② 4− Role models essay- First draft due① 5− Role models Essay- Final draft due② 6− Summarize Drunk Driving Laws① 7− Summarize Drunk Driving Laws② 8− Drunk Driving- First draft 9− Drunk Driving Essay- Final Draft 10− Generational Differences① 11− Generational Differences② 12− Generational Differences- First Draft① 13− Generational Differences- Final Draft② 14− Review 15− In class essay 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 卒業論文 (あるいは最終レポート) の構想を練る 第3講 卒業論文 (あるいは最終レポート) の構想発表 第4講 卒業論文 (あるいは最終レポート) の構想の吟味 第5講 先行研究リストの作成① 第6講 先行研究リストの作成② 第7講 先行研究の発表① 第8講 先行研究の発表② 第9講 「序論」 の作成① 第10講 「序論」 の作成② 第11講 「序論」 の発表① 第12講 「序論」 の発表② 第13講 「序論」 の吟味 第14講 夏季休暇中の調査の概要を発表① 第15講 夏季休暇中の調査の概要を発表② ※発表者の無断欠席は認めない。 テキスト・教材(参考文献含む) 4度の発表の内容(それぞれ25%) 。 図書館で必要な文献、資料を借りることになる。 準備学習 担当教員から一言 日頃から観光に関して考え、また、関連するさまざまな情報に 一人一人の夢が実現するよう、全力でサポートします。観光研 究を通して、独創性、<調べたり、分析したり、まとめたりす 触れておいて欲しい。 る力>、誰とでもうまくやっていこうとする力、勇気、粘り強 さなどを涵養します。 − 110 − 専門演習c 中西紀夫 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 専門演習bまでで取得した知識を土台とし、残りの大学生活 においての各自の研究につながるものにしたいと考えています。 また社会人になってからでも必要不可欠となる学問の構築だけ でなく、就職活動などでも困らないように、最新の社会問題も 議論することにも重点を置きたいと思います。 到達目標 到達目標は、全員が卒業研究に向けた進捗状況の報告を行い、 経過報告としてレポートにまとめるところまでを考えています。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) ガイダンスで指示します。 成績は、次のような評点配分です。 受講態度 80% レポート 20% 準備学習 担当教員から一言 ここで学び研究したことは、必ず人生の糧になるはずです。 毎日、新聞を読みましょう。 専門演習c 松井真理子 4年次 2単位 前学期 必 修 講義のねらい 松井ゼミが「協創ラボ」を構成している四日市市川島地区と連 携し、地域の課題について理解を深めるとともに、その解決方 法について共同研究を行う。また、松井ゼミの卒業生が結成し ている「四日市大学共生社会づくり研究会」に加わり、今年度の 共生社会に関連するテーマを決定し、調査を行いながら理解を 深める。 (3年生と一部を合同で実施) 到達目標 1 地域レベルの課題の学習を通じて、今日の社会課題を実践 的に理解する。 2 地域の方々との共同研究を通じて、地域貢献を行う。 3 共生社会に関する調査を行うことにって、人権感覚を養い、 人間的な奥行を深める。 成績評価方法 授業の取り組み姿勢 60% 作成した資料等の内容 40% 準備学習 関連資料の収集および収集した資料の読み込み 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 条例による規制とその問題点① 第3講 条例による規制とその問題点② 第4講 ISO14001と環境法① 第5講 ISO14001と環境法② 第6講 循環型社会構築のために① 第7講 循環型社会構築のために② 第8講 卒業研究の進捗状況の報告① 第9講 卒業研究の進捗状況の報告② 第10講 卒業研究の進捗状況の報告③ 第11講 卒業研究の進捗状況の報告④ 第12講 卒業研究の進捗状況の報告⑤ 第13講 卒業研究の進捗状況の報告⑥ 第14講 卒業研究の進捗状況の報告⑦ 第15講 レポート提出 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 川島地区との合同会議〜共同研究のテーマ設定 (A研究) 第3講 研究計画案作成 第4講 共生社会づくり研究会との会議〜今年度のテーマ設定 (B研究) 第5講 調査計画案作成・役割分担決定 第6講 川島地区との合同会議〜研究計画案の決定 第7講 A研究の文献研究(1) 第8講 A研究の文献研究(2) 第9講 川島地区の訪問調査 第10講 川島地区の訪問調査のまとめ 第11講 A研究の文献研究(3) 第12講 A研究の研究計画書作成 第13講 B研究の分担部分の進捗発表 第14講 A研究の前期のまとめ 第15講 川島地区との合同研究会 テキスト・教材(参考文献含む) A研究、 B研究に関する関連文献 (川島地区から提供されるもの、 教員が提供するもの、学生各自が収集するもの) 担当教員から一言 A研究、B研究とも初めての試みです。夏休みには、テーマに 関連した調査旅行をしたいと思います。 − 111 − 専門演習c 4年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 若 山 裕 晃 前学期 必 修 第2講 自己紹介を兼ねて、研究について簡単なスピーチ① 第3講 自己紹介を兼ねて、研究について簡単なスピーチ② 講義のねらい 第4講 これまでの研究概要発表・意見交換① 本演習では、これまでの研究概要について、教員や他のメン 第5講 これまでの研究概要発表・意見交換② 第6講 これまでの研究概要発表・意見交換③ バーと意見を交換して、卒業研究のテーマを熟考していく。 第7講 これまでの研究概要発表・意見交換④ 第8講 これまでの研究概要発表・意見交換⑤ 第9講 これまでの研究概要発表・意見交換⑥ 第10講 卒業研究テーマ決定・意見交換① 第11講 卒業研究テーマ決定・意見交換② 第12講 卒業研究テーマ決定・意見交換③ 第13講 卒業研究テーマ決定・意見交換④ 第14講 卒業研究テーマ決定・意見交換⑤ 到達目標 第15講 総括及び夏期休暇課題の説明 卒業研究のテーマを決定し、卒業論文作成のためのスケジュー ルを立てる。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 研究の内容・プレゼンテーション (50%) 、討論への積極性 (50%) なし 毎回担当者を決めて、卒業研究のテーマについて説明を展開し 学生の積極的な討論参加を期待する。 てもらう。 卒業研究 4年次 2単位 講義計画 3年生とともに、3〜4限連続して、ゼミを行う。木曜日・3限 岩 崎 恭 典 後学期 必 修 目の授業は入れないように。 後学期は、12月に行われる6大学のジョイントゼミ合宿にむけ 講義のねらい ての準備を行う。 身近なテーマを取り上げて、これまで2年間かけて検討して 第1講 ガイダンス 第2講 グループワーク レジメ作成に向けて課題の整理 きた成果を論文として、まとめることを目標とする。 第3講 グループワーク レジメ作成に向けて作業分担の確定 第4講 グループワーク レジメ作成に向けて各分担間の調整 第5講 各班第一次中間報告 第6講 グループワーク レジメ完成に向けて 第7講 グループワーク レジメ完成に向けて 第8講 グループワーク レジメ完成に向けて 第9講 各班第二次中間報告 レジメ完成 第10講 グループワーク パワーポイントの作成 到達目標 第11講 グループワーク パワーポイントの作成 大学で4年間学んだ証となる成果のとりまとめをすることが 第12講 12月4日〜6日 ジョイントゼミ合宿への参加 到達目標である。卒業論文は、最低1万2,000字以上、提出締め 第13講 ブラッシュアップレポートの報告、討議、まとめ 切りは、2016年1月21日木曜日を予定。提出後、教員2人以上 第14講 ブラッシュアップレポートの報告、討議、まとめ 第15講 ブラッシュアップレポートの報告、討議、まとめ による口頭試問を行う。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 授業態度とジョイント・ゼミへの取り組み状況及びブラッシュ なし。個別に指示する。 アップレポート(卒業論文) への取り組み状況により、評価する。 なお、鳥羽市や志摩市でゼミ活動として継続的に取り組む地域 活性化事業も教材である。積極的に参加すること。 ブラッシュアップレポートを卒業論文とする際には、個別に指 今年度は、本学がジョイントゼミナールの幹事校である。3年 示するので、その指示に対して、次回までに修正を行ってくる 生をサポートして、100人規模の合宿を回す体験も貴重なものと なるであろう。 ことが何よりも、準備学習である。 ジョイント・ゼミについては、班別に次週までの準備を確実に行 うこと。 − 112 − 卒業研究 4年次 2単位 後学期 必 修 講義計画 到達目標 1.ガイダンス;卒業研究のテーマ設定 2.調査計画・章立て決定 3.卒業研究① 4.卒業研究② 5.卒業研究③ 6.卒業研究④ 7.卒業研究途中報告会 8.卒業研究⑤ 9.卒業研究⑥ 10.卒業研究⑦ 11.卒業研究第1原稿提出と懇談会 12.卒業研究添削指導 13.卒業研究添削指導 14.卒業研究完成 15.打ち上げ懇親会 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 鬼頭浩文 講義のねらい 学生が自分の将来や興味からテーマを設定し、論文執筆や研 究を進めていく。テーマは自由。ただし、自分で調べ、自分の 言葉で自分の考えを書き、自分らしい独創的な研究をすること を目指す。2万字の論文(あるいは、それに相当する研究)が到 達目標というと、とても大変に感じるかもしれないが、完成し たときに自分の研究を振り返る、そのとき感じる達成感。がん ばろう! 自分らしい自由なテーマ・計画設定に基づき、ゴールに向かっ て毎日努力し、最終目標に到達することを目指したい。 ゼミの無断欠席は厳禁。ジャージなど部活用の服装は禁止。自 テキストは、とくに指定しない。必要に応じてプリントを配布 分らしさを表現するカジュアル・ファッションでゼミに参加する する。 こと。成績は、ゼミでの提出物 (5割) と、プレゼンテーション (5 割) から総合的に判断する。 課題をやり遂げることも大切だが、ニュースや新聞などから社 興味があれば、深く、詳しく追求できるはず。将来の仕事に関 連していれば、やりがいもあるだろう。このゼミで、ぜひ自分 会の動きを知り、就職を意識した準備学習を毎日してほしい。 らしい研究を完成させよう! 卒業研究 小林慶太郎 4年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい いじめ、外国人や同性愛者などへの差別、うつ病、エイズ、 過労死、失業…。政府が市民を守ってくれるはずなのに、なぜ、 このような問題が起きるのでしょう? このゼミ(専門演習) では、身近な地域での問題の解決策 (政策) や、その問題解決策を実行していく体制(行政や地域の様々な団 体など)、あるいは、そうした解決策を決定する仕組み(政治)等 について、その基礎的な知識を身につけていくとともに、それ らがどのようなあり方であることが望ましいのかについても、 みんなで考えていきたいと思います。 到達目標 身近な地域の問題を発見し、その解決策を考えていく力を身 につけることが、このゼミの到達目標です。 講義計画 1 ガイダンス 2 ジョイントセミナーに向けて① 3 ジョイントセミナーに向けて② 4 ジョイントセミナーに向けて③ 5 ジョイントセミナーに向けて④ 6 ジョイントセミナーに向けて⑤ 7 ジョイントセミナーに向けて⑥ 8 ジョイントセミナーに向けて⑦ 9 ジョイントセミナーに向けて⑧ 10 ジョイントセミナーに向けて⑨ 11 卒業研究テーマの確認 12 取材と事例研究 13 卒業研究中間報告① 14 卒業研究中間報告② 15 卒業研究提出 ※各回に扱う内容は、各人の興味関心などに応じて、上記とは 変更することがあります。90分という授業時間の枠にとらわ れることなく、3・4限目の連続で、3・4年生のゼミを合同 で行っていきます。また、岩崎ゼミと合同で授業を行うこと もあります。ジョイントセミナー(他大学との合同研究発表合 宿)のほか、大学祭での模擬店(とんてき屋)の出店を予定して います。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 。参考文 毎回出席することが基本です。無断欠席者には原則として単位 なし(必要な資料等は、演習の際に配布する予定です) 献等については、ジョイントセミナーや卒業研究に向けた準備 を与えません。成績は次のような配分により評価します。 状況に応じて、演習中に適宜指示します。 課題等への取り組み状況:60% 授業中の発言・受講態度:40% 日ごろから、社会のさまざまな問題に関心を持ち、新聞やテレ ゼミは、大学での勉強の中心です。ゼミの活動にどう取り組ん だかで、大学生活をどう過ごしたかが、そしてその後の一生が ビのニュースなどに、よく目を通しておいてください。 左右されると言っても過言ではありません。したがって、一人 ひとりが前向きに、積極的に取り組んでいくことを望みます。 − 113 − 卒業研究 ゴードン・リース 4年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい This course is for students who would like to further their prior studies in "Senmon Enshu" and write their graduation thesis on a topic related to American History, Culture or Society, or research some issue comparing America and Japan in some way. 到達目標 To write a well organized thesis following the rules of academic writing. 成績評価方法 講義計画 1− ガイダンス・研究論文を読む 2− 研究論文を読む 3− 卒業論文のテーマと研究計画 4− 研究報告会 1 5− 研究報告会 1 6− 研究報告会 2 7− 研究報告会 2 8− 研究報告会 3 9− 個別指導 10− 個別指導 11− 個別指導 12− プレゼン・ガイダンス 13− プレゼン・ガイダンス 14− プレゼン・ガイダンス 15− プレゼンテーション実施 テキスト・教材(参考文献含む) 講義時に資料配布する。 次のような配分により総合的に評価します。 50% 授業の態度 25% Mini-report(3) 25% プレゼンテーション 準備学習 担当教員から一言 学生のニーズに対応してコンパ・エクスカーション・合宿等を 行っていきたいと考えています。外国人劇団の英語劇を見に行 きたいと思います。 和英・英和辞典は必携。 卒業研究 友原嘉彦 4年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 卒業研究では大学における学びの集大成としての卒業論文(あ るいは演習の最終レポート)作成を大きな目標とし、そこに至る までに必要と考えられるスキル(研究目的と研究方法、先行論文 の講読、議論、調査、分析、卒業論文の執筆の際の注意点など) を身につける。 到達目標 卒業論文、あるいは演習の最終レポートを執筆する。 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 夏季休暇中の調査の成果を発表① 第3講 夏季休暇中の調査の成果を発表② 第4講 夏季休暇中の調査の成果を吟味 第5講 研究内容の執筆① 第6講 研究内容の執筆② 第7講 研究内容の執筆③ 第8講 研究内容の執筆④ 第9講 研究内容の発表① 第10講 研究内容の発表② 第11講 執筆した研究内容の吟味 第12講 「結論」 の執筆 第13講 「結論」 の発表 第14講 論文の体裁の確認① 第15講 論文の体裁の確認② ※卒業論文を執筆しない者は最終レポート(A4で8枚以上)を執 筆すること。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 ①卒業論文を執筆する者: (1) 夏季休暇中の調査の成果と 「結論」 図書館で必要な文献、資料を借りることになる。 の発表(それぞれ25%) 、 (2)研究内容の発表50%。②卒業論文を 執筆しない者:(1)それぞれ15%、 (2)30%、 (3)最終レポート 40%。※卒業論文または最終レポートを未提出の場合は不可と なる。 日頃から観光に関して考え、また、関連するさまざまな情報に 一人一人の夢が実現するよう、全力でサポートします。観光研 究を通して、独創性、<調べたり、分析したり、まとめたりす 触れておいて欲しい。 る力>、誰とでもうまくやっていこうとする力、勇気、粘り強 さなどを涵養します。 − 114 − 卒業研究 4年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 中 西 紀 夫 後学期 必 修 第2講 研究内容の確認及び指導 第3講 研究の進捗状況報告及び指導① 講義のねらい 第4講 研究の進捗状況報告及び指導② この卒業研究で、社会人になってからでも必要不可欠となる 第5講 研究の進捗状況報告及び指導③ 学問の構築はもとより、継続中の就職活動などでも困らないよ 第6講 研究の進捗状況報告及び指導④ 第7講 研究の進捗状況報告及び指導⑤ うに最新の社会問題も議論できればと考えています。 第8講 研究の進捗状況報告及び指導⑥ 第9講 研究の進捗状況報告及び指導⑦ 第10講 研究発表会に向けた指導 第11講 卒業研究の発表会① 第12講 卒業研究の発表会② 第13講 卒業研究の発表会③ 第14講 卒業研究の発表会④ 到達目標 第15講 まとめ この卒業研究によって、自信をもって社会人になっていただ くための必要不可欠な法律知識を身につけ、その特徴を生かし、 あらゆる場面で頼りにされる人材になるための土台をつくるこ とができればと考えています。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 成績は次のような評点配分です。 受講態度 50% 研究成果 50% 適宜指示します。 準備学習 担当教員から一言 発表者には、発表の一週間前の授業時間中までに、テーマと内 有意義な卒業研究になるように、精一杯がんばりましょう。 容を簡単に報告してもらう。 卒業研究 松井真理子 4年次 2単位 後学期 必 修 講義のねらい 4年間の学生生活の総まとめとして、あるいは今後の進路に 関わることについて、研究テーマを設定し、6000字程度の小論 文を作成します。卒業論文に取り組む人は、それと合わせて取 り組んで頂くことになります。完成したら3年生も参加する合 同発表会を行い、成果を共有します。4年間の集大成にふさわ しい、独創性のある、自分らしい研究へのチャレンジを支援し ます。 到達目標 1 自分らしいテーマをみつけ、独創性のある調査研究を行う。 2 論文形式にまとめることで、論理的な思考を身に着ける。 成績評価方法 授業の取り組み姿勢 30% 卒業研究の内容 70% 準備学習 自分の研究に関連する文献を修習し、読むこと。 A研究、B研究に関する関連文献を読むこと。 講義計画 第1講 ガイダンス・卒業研究のテーマの設定について 第2講 川島地区との合同会議〜A研究の前期の成果の確認と 後期の取り組み 第3講 A・B研究の研究計画案作成 第4講 テーマについての発表会 第5講 研究の実施(1) 第6講 研究の実施(2) 第7講 B研究の進捗状況報告 第8講 川島地区との合同会議〜進捗状況の確認 第9講 研究の実施(3) 第10講 卒業研究中間報告会 第11講 研究の実施(4) 第12講 A研究のまとめ 第13講 川島地区でのA研究の発表会 第14講 卒業研究のまとめ・公開討論会準備 第15講 B研究の公開討論会・卒業研究発表 テキスト・教材(参考文献含む) 自分の研究テーマに関連する資料を各自で用意します。 A研究、 B研究に関する関連文献 (川島地区から提供されるもの、 教員が提供するもの、学生各自が収集するもの) 担当教員から一言 やることが多いですが、がんばっていい成果を上げましょう。 − 115 − 卒業研究 4年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス、卒業研究進捗状況報告・意見交換 若 山 裕 晃 後学期 必 修 第2講 卒業研究進捗状況報告・意見交換① 第3講 卒業研究進捗状況報告・意見交換② 講義のねらい 第4講 卒業研究進捗状況報告・意見交換③ 本演習では、これまでに習得した知識や情報を活かして、計 第5講 卒業研究進捗状況報告・意見交換④ 第6講 卒業研究進捗状況報告・意見交換⑤ 画的に卒業研究を展開していく。 第7講 卒業研究進捗状況報告・意見交換⑥ 第8講 卒業研究進捗状況報告・意見交換⑦ 第9講 卒業研究進捗状況報告・意見交換⑧ 第10講 卒業研究についてプレゼンテーション① 第11講 卒業研究についてプレゼンテーション② 第12講 卒業研究についてプレゼンテーション③ 第13講 卒業研究についてプレゼンテーション④ 第14講 卒業研究についてプレゼンテーション⑤ 到達目標 第15講 総括 卒業研究を展開し、卒業論文を完成させる。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) なし 研究内容(50%)、プレゼンテーション (50%) 準備学習 担当教員から一言 学生の積極的な討論参加を期待する。 毎回担当者を決めて、卒業研究について発表してもらう。 卒業論文 4年次 6単位 岩崎恭典・鬼頭浩文・小林慶太郎・ゴードン・リース・友原嘉彦・中西紀夫・松井真理子・若山裕晃 後学期 選 択 講義計画 卒業研究の流れにそって論文執筆指導をするが、適宜講義時間 外に個別指導を行う。 講義のねらい 学生が自分の将来や興味からテーマを設定し、卒業論文執筆 や卒業制作を進めていく。履修要綱に示したように、1万2000字 以上の卒業論文の完成を目指す。卒業論文のテーマは自由。ゼ ミの指導教員と相談して決めてほしい。また、地域イベントへ の参画、各種コンテスト応募、クラブ活動、大学祭実行委員会 活動、作品制作などを通して社会を研究し、その成果を記録す る 「卒業制作」も卒業論文として認める。 到達目標 テーマを深く追求し、その根本にあるものを学び取り、それ を他者に論文や作品として伝えることが到達目標である。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 2〜3人の教員による口頭試問を行い、成果を確認する。その 必要に応じて各自購入する。 上で論文・作品としての完成度をもって評価する。 論文・作品を仕上げることも大切だが、ニュースや新聞などから 興味があれば、深く、詳しく追求できるはず。どんなテーマを 社会の動きを知り、いつでも卒業論文・卒業制作に反映できるよ 設定しても、必ず将来の仕事・生活に役立つはず。大変ではある が、ぜひ、自分らしい論文・作品を完成させよう! う、準備学習を毎日してほしい。 − 116 − 組織経営論c(会計学) 藤野 裕 2年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい 簿記では、企業の行う様々な取引についての会計処理方法を 学習します。これに対し財務諸表論では、簿記で学習した会計 処理方法が、どのような考え方に基づいて行われるのかについ て学習します。たとえば、簿記においては建物や機械の減価償 却費の計算方法について学習しますが、財務諸表論においては、 なぜ、減価償却が必要なのかについて学習します。 到達目標 本講義の到達目標は、講義をおこなった「企業会計原則」の内 容と、それにかかわる基本的な理論を理解することです。 成績評価方法 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 企業会計の機能と制度 第3講 財務会計の基礎概念 第4講 一般原則 第5講 損益会計 第6講 資産会計総論 第7講 棚卸資産 第8講 固定資産 第9講 リース会計 第10講 固定資産の減損会計 第11講 棚卸資産の評価に関する会計基準 第12講 繰延資産 第13講 研究開発費等 第14講 負債会計 第15講 退職給付会計 第16講 定期試験 テキスト・教材(参考文献含む) 平常点(出席および小テスト等) 50% 定期試験50% 講義資料は毎回プリントを配布する。 <参考文献> 斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集 「企業会計の基礎概念」 (中央経済社) 広瀬義州著 「財務会計」 (中央経済社) 準備学習 担当教員から一言 簿記の基本的な内容について、勉強をしておくことが望ましい。 第3講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で ある。 海外事情g(トルコ研修) 3年次 2単位 後学期 選 択 講義計画 到達目標 第1講 ガイダンス 第2講 事前研修① 第3講 事前研修② 第4講 トルコでの研修① 第5講 トルコでの研修② 第6講 トルコでの研修③ 第7講 トルコでの研修④ 第8講 トルコでの研修⑤ 第9講 トルコでの研修⑥ 第10講 トルコでの研修⑦ 第11講 トルコでの研修⑧ 第12講 トルコでの研修⑨ 第13講 トルコでの研修⑩ 第14講 トルコでの研修⑪ 第15講 事後研修 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 友原嘉彦 講義のねらい トルコは世界史上で何度も登場し、現在も地域大国として周 辺国への影響力が強い。また、トルコではイスラムの考え方や 文化が国民の生活に根付いている。グローバル時代においてト ルコやイスラムの考え方や文化に触れておくのは有意義なこと である。この講義では実際にトルコへ行き、本学の協定校であ るチャナッカレ大学において研修を行なう。また、主要観光都 市の見学も予定している。 ・トルコやイスラムについての知識、理解を深める。 ・トルコの観光地の魅力や取り組みに触れ、観光学の知識を深 ※期末試験は行なわない める。 研修中毎日、A4用紙1枚程度つける日誌の内容60%、帰国後 レジュメを配布する。また活動日誌として使うため、ノートを に研修で学んだことをまとめたレポート(A4用紙7−10枚程 1冊を用意すること。 度) 40%。なお、成績の付与は翌前学期となる。 『地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地』 (ダイヤモン ぜひ、トルコへ行って人生を変えましょう!! ド社)をよく読んでおくこと。 − 117 − ヨーロッパ経済論 鶴田利恵 3年次 2単位 前学期 選 択 講義のねらい この講義では、EU(欧州連合) について学びます。EUは、 ヨーロッ パの28の国が加盟する経済統合体です。ヒト、モノ、カネの移 動を自由化する市場統合を完成させ、現在では共通通貨ユーロ の導入によって通貨統合を押し進めています。これはは世界で も他に例がなく、その統合の歴史、仕組みを知ることは、今後 の国際的な経済連携の動向を見る上でも非常に重要となります。 講義では、EUの成長の軌跡と成果だけでなく、問題点も考えて 行きます。 到達目標 EUに関する歴史、機構、主な政策についての理解、地域統合理 論の理解、EUが直面している問題点の抽出と分析 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) プリントを配布します。 参考書:藤井良広 『EUの知識』 新版 (日経文庫) 日本経済新聞社 筆記試験により評価します。 準備学習 担当教員から一言 授業中の質問、ディスカッションは大歓迎です。積極的に授業 に参加して下さい。但し、私語は厳禁です。 授業中に適宜紹介します。 中国社会経済論 講義計画 第1講 ガイダンス 第2講 EUの誕生と発展第2次大戦前まで 第3講 EUの誕生と発展第2次大戦後〜EC発足まで 第4講 EUの誕生と発展現在まで 第5講 EUの制度 第6講 EUの組織 第7講 EUの意志決定メカニズム 第8講 資本・金融市場の自由化 第9講 産業統合 第10講 通貨統合1 第11講 通貨統合2 第12講 EUと諸外国 第13講 EUと日本 第14講 ギリシャ・ショックと欧州経済危機 第15講 まとめ 定期試験 3年次 2単位 講義計画 第1講 ガイダンス 岩 崎 祐 子 後学期 選 択 第2講 世界経済のなかのアジア 第3講 アジア経済発展における日本の役割 講義のねらい 第4講 毛沢東政権下の中国経済 世界経済の中で重要度を増しているアジア地域の経済発展の背 第5講 開放・改革と中国経済 景を探るとともに、これまで日本が果たしてきた役割を多角的 第6講 中国の経済発展における外資の役割 第7講 NIEsの経済発展 (1) 台湾と香港 に考察します。 第8講 NIEsの経済発展 (2) 韓国とシンガポール 第9講 ASEANの経済発展 (1) 第10講 ASEANの経済発展 (2) 第11講 ASEANの経済発展 (3) 第12回 トピックス (1) 第13回 トピックス (2) 第14回 アジアの経済金融協力 到達目標 第15回 まとめ 経済発展を遂げてきたアジア諸国の経済の歴史と現状に関する 定期試験 理解を深めることを目標とします。 成績評価方法 テキスト・教材(参考文献含む) 準備学習 担当教員から一言 定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により評 使用しない。授業時にプリントを配布する。 価する。 日頃から、アジア経済に関するニュースに関心をもつようにし 日頃から、アジア経済のニュースに関心をもっておいてくださ い て下さい。 授業時に配布した資料は、次回の授業までに読んでおいてくだ さい。 − 118 −
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